Search this site:



Match case Regex search

Search Results from aki's STOCKTAKING

PORTER / COPPI SACOCHE

amazon サコッシュなる首からぶら下げる小さなバッグ、KEEN なるスポーツグッズ屋さんのものを一年前にゲットしたのだが、ちょっと危惧していた通り小さかった。 これから、薄着になってTシャツ一枚で歩き回るなんてことになると、ポケット不足で……、何かバッグが入用だなぁ……というわけで、同じサコッシュと称しているが、ちょっと大きめのものが目に付いた。 吉田かばんの PORTER ブランドの製品 PORTER / COPPI SACOCHE だ。 ちょうど、A4 の大きさ……、だからと言ってA4のファイルが入るわけではない。 ただの長手の上部が開いている袋の、開口部にスナップ3個で止めているだけ、内壁に3個のスリット状の区分け、外側にチャック収納が一ヶ所……最低限のものは付いている。 まっこれで、必携の手帳も楽に入るし……である。それに、ちゃんとしたストラップも付き、ショルダーバッグと言えるもんだな。 めでたし。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 19, 2024 11:47 AM

LEGO 75375 / MILENNIUM FALCON

amazon 今年はレゴにとって、STAR WARS 25周年とのいこと……、そこで登場したのが、これ。 言わずと知れた、MILENNIUM FALCON ミレニアムファルコン号だ。 今まで知っているのは巨大過ぎて、ちょっと手が出せない代物だったが、こいつは手頃……、全長250mm……なのだ。 サイトの写真なんぞでは、ちょっとダルイ感じだったんだが、意外にシャープな出来……大いに満足なのだ。 組立は結構微妙に難しい。しっかりと固着出来ていない印象……、しかし、そんな欠点、どうでもよいかも……。 組立工程は11ステージあり、部品袋も11、組立説明書に沿って工程毎に完成させていくので、分かり易く間違い難い。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 1, 2024 12:25 PM

Analogue Kitchen Timer

amazon...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 19, 2024 04:26 PM

PLUS / ハシレ! エンピツケズリ!

amazon 新車登場……、と言っても CANDYCAR じゃないのよ。 大きさは手の平サイズ……結構大きい。 レーシングカーに仕立てたのは私め。数字5のナンバリングを施した。しかし、なかなかの造形……、好き者が手がけたに決まっている。ホィールの丸三つは秀逸であーる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 29, 2024 09:01 PM

DURALEX / Le Picardie 220cl

amazon いつから使っているんだか定かではないが、デュラレックスのコップ……。 割れないもんだから延々と使ってきたが、さすが縁が欠けたり全体がくすんだりで新調することにした。 今までのと同じ、220cc のもの……、1合 180cc 用にちょうどいいのかな。 amazon からピカルディ 1150 220cc 6個セット到来である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 7, 2024 11:06 AM

LEGO 42028

amazon 最近、互換レゴの大型ブルドーザーなんぞを手に入れたばかりだが、この純正レゴのブルドーザーが作りかけのまま放置してあるのを棚の奥に発見したのである。 その LEGO 42028 完成した。 2014年の製品だから10年越しということになるが、放りっぱなしの棚ざらしが無事竣工…めでたし。 今でも amazon で手に入るが、プレミアム価格……だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 4, 2024 12:09 PM

RED WING 2597 / POSTMAN CHUKKA

まさか、eBay で靴を購入するとは思っていなかったがやってしまったのである。 米国のサイトに発見した Red Wing 2597 Postman のチャッカ……、そのサイズ 8.5D が決定的、即購入の儀と相成ったのである。 通常の 9196 POSTMAN CHUKKA に比してヘビーデューティなる仕様、スティールトウ、分厚い底は vibram ビヴラムなのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ 件の Red Wing の靴紐を整えた。 まぁ、正規ルートの製品ではないから着いていた靴紐はテキトーというわけで、amazon で探して選んだ。蝋引きの丸紐、黒、長さは36吋90cmを選択した。 ●Fifty Storms] フィフティストーム 靴紐 まぁ、高価な純正品を使うこともあるまい……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 26, 2023 10:59 AM

2024年の手帳

・ 12月25日月曜日から新しい手帳に切り替えた。 いつもは冬至で切替えで、ダブる頁も余裕あるのだが、暦の都合か……、ぎりぎり25日月曜日の切替えとなり、今年最後の一頁となった。 いつもは年毎に異なるステッカーなのだが、GPS を継承し2となった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 25, 2023 08:33 AM

LEGO 42122 / Jeep

・ レゴ互換キットを FB の広告から手を出すと、その後は常時レゴ互換品広告が続く。 それをまた見てしまうもんだから、ますます勢いを増して……なのだ。レゴ互換品の方が勢いがあって過激なのだ。 まっ、そこは頭冷やして……、純正レゴの適当なレベルの TECHNIC をゲットしてみた。 LEGO 42122 Jeep...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 29, 2023 10:02 PM

RUBIS

amazon 各種ドライバーがスイスの雄 PB ならば、ピンセットは RUBIS ルビスである。 やはり、スイス伝統の時計製造で培われたお道具は健在なのだ。 この3本はオレンジグリップピンセットシリーズ、一番のお勧めは先端が円く平な 2A grip だ。刺抜き用途以外、何かを挟む作業……に最適だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 20, 2023 11:45 AM

LEGO 40573

Amazon ちょっと早いかな……、と思ったが、9月末に、レゴのクリスマスツリーを用意したのだ。 高さ30cm程の、かわいらしいものなのだが、なかなかの枝振りであるのだ。 まっ、完成しているのだが、その収納容器も一緒に…、なのである。 まぁ、本来ならセットが入ってきた箱に収納できればいいのだが、諸種の事情と言うか……そうは出来ていない。 ……というわけで、今回、その箱を強引に収納箱、縦長の完成したクリスマスツリーを入るように工作したのである。 唯々、箱の断面を長方形187mm×85mmから正方形136mm角に変えただけだが、……工作したのである。 大体、クリスマスツリーなるもの季節のもの、仕舞っておく時間の方が永い……、これで解決であーる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 19, 2023 02:01 PM

街並み作り100年計画の町 金山町へ

・ 12,13日の一泊二日、協同組合もくよう連主催「街並みづくり100年計画の町 山形県金山町へ」は無事終了した。 その計画に関わられた建築家・片山和俊氏、同じく建築家・益子義弘氏のご案内という豪華版だ。 作られてきた町の諸施設から、金山杉の山、現場までご案内いただいたのだ。 もくよう連のメンバー派当然だが、旧OMソーラー関係者、設計道場生諸君、藝大建築関係者、それ以外にも、建築家の皆さん、横河建氏、黒木実氏、吉松眞津美氏他も参加とにぎやか、参加者48名……と盛大なものであった。 13日朝、懇親会、宿泊とお世話になったホテルシェーネスハイム金山の前で、全員集合の記念撮影。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 16, 2023 04:17 PM

スマカメ2 / CS-QV40B

amazon スマカメなるネット接続カメラをネコ監視用に使いだしてずいぶんとなるが、新型スマカメ、スマカメ2を導入……というか、どんなもんかいなぁ……という好奇心と、車が無くなったガレージスペースの監視用にゲットしてみた。 Planex 防犯カメラ スマカメ2 バッテリー内蔵 どこでもスマカメ CS-QV40B このスマカメ2、バッテリー内蔵で、WiFi環境下にありさえすれば、どこでもスマカメというわけで、どこにいても映像を確認できるという優れものだ。 いかにもゴロンタしているが、バッテリー内蔵の所為であろう。後部にマグネット内蔵でスティール面があれば、そのまま設置可能だ。 アマゾンでの価格が妙に廉価、6千円台……、なんでだろ。・ ・ ・ ・ ・この手のものの、ネット接続云々はいつも憂鬱なものだが、なんとなく悩むことなく繋がりました。 出張勝ちの私め、どこにいても家の状況が確認できるのは安心である。 これの使い方って、固定するのは向いてないなぁ……と思えてきた。Wi-Fi環境さえあれば、どこにでも放っておけばよいのだから……、わざわざ固定することもない。自由にしておけば良い……なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 17, 2023 12:41 AM

関東大震災100周年

amazon 関東大震災から100年とのことだ。 もう自分の歳ともなると100年なんてヘノカッパ……だが、ここにきて、いろいろと新しい知見、出版物ありなのだ。 特に、そこでいわれなく殺されていった人達、朝鮮人、中国人、日本人……。そして、殺した人達。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 28, 2023 06:09 PM

DANNER / Postman Boots

amazon 私め、気分が高揚すると、新しい靴が欲しくなるという性癖があるのである。 FIFA2023 のなでしこ快進撃は、まさしく私の買物中枢を撃破、新しい靴をゲットすることと相成ったのである。 Danner の POSTMAN BOOTS、まぁ、いわゆる実用靴である POSTMAN の CHUKKA チャッカというちょっと踵が高いものだ。 RED WING ではなくて、なぜ、Danner なのかと言えば、大阪の木村さんが愛用されているのを知って真似してみようと思っていたからなのだ。 まっ、高揚時に注文したものが、なでしこ敗北の翌日、12日到来、気分が落ち込んだ時の靴も又、格別である。この DANNER なるメーカーの靴、初めてなのだが、米国メーカーでありながら、MADE IN JAPAN 国産である。 又、見るからにピカピカな感じ……ガラスレザーなる皮革を使用しているというのも、いろいろ異なる諸々、そんな疑問に答えてくれる、こんなサイトがあった。  ● 【ダナーポストマンの徹底レビュー】最高の靴に出会った...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 14, 2023 09:31 PM

雨のみち/野沢正道・追悼

link 野沢正光が亡くなって程なくして、真壁氏より連絡あり、氏が編集の任にあるウェブマガジン「雨のみち」に追悼文を寄せよとのことであった。 さて、……彼と一番の付き合いはOMソーラーの草創期、1987年からの10年ほどだろうか……、彼が生涯をかけて希求したのは「健康なエンジアリング」ではなかったか……、アレックスモールトン自転車を巡って書いてみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 17, 2023 10:22 PM

iPhone SE

ささやかに iPhone を更新、7 から SE に……、4年ぶりってことかな。 何だか最近のカメラの絵というか写真が作りすぎていて…、というのもあるけど、基本、経済の問題である。・ ・ ・ ・ ・アップルから届いた本体、造作なく 7 の中身が SE に移行した。SIM も挿入……問題なく使えるようになったのだが、ちょっと余計な事をしてしまった。 7 で使っていたSIMが FREETEL なる今はなき会社……、楽天モバイルに吸収されておったのだが、そんなことなら、本家楽天モバイルのSIMでどうかと、MNP(エムエヌピー、Mobile Number Portabilityの略)して移籍してみた。 ところが、とんでもない接続環境……、再びMNPの儀と相成った。 6月28日、BICカメラの実店舗で IIJ のSIMに……、めでたしめでたしなのだが、何だかBICカメラのポイント、15,461ポイントが付いてしまって……、真にめでたい結果となったのでありました。 まぁ、おどろおどろしく、複数のカメラレンズを誇ることもなく……、おとなしいもんだが、中身は新型……、その性能は遜色ないようだ。 じみーに、カメラも進化……、よいですぞ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 1, 2023 09:26 PM

BLACK+DECKER / 18Vコードレス丸ノコ

amazon BLACK+DECKER ブラックアンドデッカー愛が止まらない。 18Vコードレス丸ノコの登場である。 前々から、コードレスの丸ノコが欲しいと思っていた。いつもいつも丸ノコとなれば、日立の100Vコード有りを出してこなくてはならない、一瞬で終る作業でもね……。コードレスで簡単に使えるやつが欲しかったのだ。 電動マルチツールキット EVO183C1 MULTIEVO の丸ノコで解決……? ……と思っていたが、ノコが85mm径ではちょこっとした板程度の切断が関の山……、もう少しましな物、せめて2X4材が切断出来るものはないかと物色していたのだ。 そして、ありました BDCCS18B なる物。MULTIEVO の18Vバッテリーを共用することができ、140mm径のノコ、それに8,318-円也の価格……、即、ゲットの儀と相成った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 25, 2023 11:30 AM

LEGO Technic / 42148

amazon LEGO Technic 42148 / Snow Groomer だ。 パッケージの箱絵で想像していたよりも、ずっと良いものであった。 キャビンの造形もなかなか……、ギミックは前後のドーザーブレードのレバー(部品・青)による上げ下げ、ノブによる前ブレードの角度調整と十二分に、連結式キャタピラの出来も良く、小さいながらすばらしい出来である。 これも、あのダンプカーと同じく廉価、amazon で1,039-円(税込)であーる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 4, 2023 11:41 AM

LEGO Technic / 42147

amazon LEGO TECHNIC の2023年新商品、42147 Dump Truck をゲットした。 こんなに小さい……全長145mmしかないが、ギミックは二つ、当然だがダンプだから荷台の上下、そして、ステアリングが動くのだ。 両方の機能とも、上と側面のノブを回すのだ。すばらしい。 amazon で1,136-円(税込)という低価格だが、なかなかのものであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2023 11:36 AM

太陽の帝国 / 新訳

Amazon 1987年に単行本として出版されたJ・G・バラードの「太陽の帝国」を再読したくなって新訳・山田和子訳を Kindle 版でゲットした。 これは待望の新訳……、バラードについて書く毎に「太陽の帝国」の新訳を切望していたが、やっとかなったのだ。 今回、紙の文庫版にしなかったのは、477頁もあるがさばる文庫本より Kindle の方が読みやすいし、運びやすいと思ったからだ。 1987年出版の単行本は翻訳にいろいろ文句あったりしたんだけれど、この「太陽の帝国」という本自体は大好きなんだな。 その後、大分経った2008年にブログ記事として書いた。 これは丸谷才一が戦争小説について三編の小説を選ぶならとして、その一編に「太陽の帝国」をあげているのを知ったからなんだな。  ● aki's STOCKTAKING : 太陽の帝国...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 9, 2023 10:45 AM

ベルリン 1928-1933

amazon 17日発売ということで本屋へ、JR八王子駅前のクマザワ書店にも、駅ビルの有隣堂にも影も形も無し。 ままよ…、そのまま立川に移動、ところが、どでかいジュンク堂にも無し、やっとこさ、隣のビルの’オリオン書房に一冊…、やっとゲットしたのだ。 amazon であれば、明日午前中に到来ということであったのだが、本屋で購入にこだわってみたのだ。 厚さ42mm、587頁という大部なグラフィックノベルだ。 読むのには、Kindle版の方がいいのは分かっているが、その大部さをこわい物見たさでゲットなのだが、まぁ、ボチボチ読むつもりだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 18, 2023 11:14 AM

絵典 世界の建築に学ぶ 知恵と工夫

amazon ずいぶんと前にゲットした建築本、絶版なのか……、古本でしか手に入らないのは残念だが、なかなか好みなのである。 原題は「Commonsense Architecture : A Cross-Cultural Survey of Practical Design Principles」なる学術的な内容だが、基本「絵典」とあるようにグラフィカルなインデックス本というような体裁のものである。 大事も小事も同じ大きさというか小ささで、スケッチと短文……、ここから調べたり……、なんたりかんたりが始るのだ...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 15, 2023 07:00 AM

BIC ボールペン クリスタル Re'New

Amazon BIC ボールペン、アルミ軸バージョンをゲットした。 アルミ製の六角軸というだけで、グレード感が倍増……という感じだ。 そのパッケージは紙製、替芯二本は茶封筒状のパッケージに入っている。 いかにも「律義」と感じるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 20, 2023 12:13 PM

図解 世界遺産 ル・コルビジェの小屋ができるまで

amazon 図解とあらば、これは手にせねば……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 10, 2023 05:29 AM

秋山設計道場2023・2月@姫路

・ 秋山設計道場2023第2回通算149回は、@姫路、兵庫の雄ヤマヒロにホスト工務店をお願いしての道場開催だ。 課題の敷地は、ヤマヒロの兵庫県たつの市拠点、たつの店の隣地だ。 今回の課題の為に購入したという宏大な敷地、ここに宿泊体験が可能なモデルハウスと各種イベントが開催可能な施設を作る……というのが課題だ。 ・ ・ ・ ・ ・ 敷地奥に宿泊体験可能なモデルハウスを配す。 いつものパタン、母屋・下屋・小屋で構成し、それらをデッキでつなぐ。三渡氏直伝の露天風呂で宿泊体験を〆る。 イベントは小屋と芝生広場で……、最大の骨子はヤマヒロのテーマである「はりまの杜」を作り出すことにある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 24, 2023 05:27 PM

Screw-tap

ネジを切るという工作、いろいろ探索していくと……、私の使っている工具類、タップ等々はいかにも旧いという気がしてきた。まっ、父が使っていた物まであるので……。 というわけで、更新というよりも刷新……することにした。 まっ、そんなに意気込んでも……、たいしたことない。新型のタップ、M3 と M4 の二本、それにラチェット式ホルダーをゲットしただけだ。 まずは、旧来の角軸から、今様の6.35mm六角軸のタップ……、どうも世の中、電動工具の使用が前提となっているようだが、当方、そんな使い方をするつもりなし……、あくまでもマニュアルでなのだ。 六角軸でとなると、ホルダーは PB のラチェットが使えるなぁと思ったが、ラチェット式のカッコいいホルダーのがあったので、そいつを採用することにした。 まっ、新型タップは先端が尖ってはおらず、下穴径の円筒状……、これで垂直を保つことができる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 19, 2023 04:37 PM

海辺の王国

amazon どなたかが Twitter 上で、本書をあげて「俺だって昔は児童だったんだ」と言っていた。 ロバート・ウェストール Robert Westall は児童文学の大家だが、私にとって1990年、福武版「ブラッカムの爆撃機」以来とても親しいものだ。 もちろん「俺だって……」だが、第二次世界大戦下の英国の少年達の世界に興味津津なのだ。 というわけで、未読であった本書を手に取ってみた。 ドイツ軍の空襲で独りぼっちになったハリー少年の運命やいかに……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 2, 2023 10:25 AM

PB 8453.R-30 V01

link 工具の類には二種類ある。 一つは必要にかられて……、もう一つは、あるとうれしい……である。 もちろん、これは後者の工具である。持って触って……満足なのである。 PB SWISS TOOLS の Stubby スタービー 8453R-30V01 差替・ラチェットドライバーである。 PB の Stubby スタービードライバーの最終進化形がこいつなのだ。唯のずんぐりむっくり系の短小ドライバーが差換式になり、先端ビットが6発、グリップ部にリボルバーよろしく……、そして、ラチェット機能が付加されたという最終形なのだ。 触れば分かるが、その操作感、そのしっとりとした感じは比類なきもの……、こりゃ持ってなきゃな物なのだ。 そのデザインにも注目だ、完璧なスタービーの形に、ラチェットという新機能を付け加えるにあたって、まったく新しい機械をプラスするという判断をしたのだ。それはダンゴがくっついたような形……、それも比類ないもの……、PB SWISS TOOLS の 真骨頂なのだ。 ● PB SWISS TOOLS 8453R-30V01 スタービー差替ラチェットドライバー 六角セット ...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 18, 2023 01:57 PM

Tonka 52680 VW Beetle

トンカの Beetle 熱が再燃だ。 井端明男氏が Burago の1/16スケールの Beetle をゲットしたことで始まったのだが、トンカの Beetle より大きいという……という。 ということは、トンカのスケール(子供用のブリキ玩具にスケールを要求するのは酷というもんだが)を計測するつもりになったのだ。 実車のホィールベースが2400mmとのことで、1/18にすると133.33…mm、トンカを計ってみたら、ばっちりその寸法だ。 どうも、トンカは実車と同じ鉄板製ということだけでなく、この Beetle はスケールも正確なもんであるようだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 13, 2023 05:45 PM

2023年の手帳

今日は冬至、2022年の手帳から2023年の手帳に切替える日だ。 いつもの maruman マルマンの縦型ダイアリー (No.582) 、49冊目から50冊目の手帳となる。 表紙のステッカーが示す通りGPS……、備えているのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ まっ、……50年間、半世紀同じ手帳を使い続けている。 このダイアリーの縦長の判型と一週間見開き、予定とログを左右に記入という形が気に入って、こんなに長い期間使い続けている。 まっ、これもマルマンが同じデザインで出し続けてくれていることで成り立っているのだ。 毎年同じ手帳でも、表紙にいつも異なるラベル、シールを貼ることで、識別できるようにしている。 今回は「GPS TRACKING GPS追跡 ステッカー シール」だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 22, 2022 05:20 AM

秋山設計道場2023

早くも、来年度の「秋山設計道場2023」のスケジュールが発表された。 来年度は十四年目となり、記念すべき通算150回目の道場は、3月に鹿児島シンケンで行われることとなった。 設計道場は全国各地の工務店にホストをお願いして開催されるが、久しぶりの名古屋・コスモホーム、兵庫・ヤマヒロ、鹿児島・シンケン、高知・矢野工務店、東京・創健舎、千葉・佐野工務店、そして、初めての奈良・タケソー住空間、静岡・アクトホーム、大分・シーナリーハウス、新潟・フラワーホーム、いずれおとらぬ強力工務店だ。 大いなる学びの一年となることは間違いない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 7, 2022 09:48 AM

VISE-GRIP / ロングノーズ

VISE-GRIP バイスグリップは愛用している工具、見るからに米国産というような武骨なものだが、新調した。 この手の物、ロッキングプライヤーというのだが、梃子の原理で、先端部を強く絞めてロックすることができ「万力-締め」というくらい強力なのだ。 世の中では、この元祖 VISE-GRIP より亜流が主流だが、オリジナル……この小型版が好きで、工具箱に2挺揃えているくらいなのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ 今回登場したのはロングノーズと称するもの、今までの小型版と全長は同じだがノーズ部分が長い分小型……、手の平サイズと言ってもよい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 4, 2022 01:19 PM

Reinigungstrupp

・ 件の Track Cleaning Car 線路清掃車、Märklin 5485 の改造車両をしつこくいじっている。 いつまで経っても、Gepäckwagen 手荷物運搬車と表示されていても困るので、変更された用途を表示……、Reinigungstrupp 清掃部隊というステッカーを作ってみた。 Mac の Pages で、黄色地の上にグレイの文字、フォントは DIN Condensed で鉄道らしくしてみた。出力したのは A-ONE 29297 の「のびるラベル」、その特性を活かしてティンプレートのプレス型に合わせて、黄色い塗装の上に文字という意匠にしてみた。 既存の Württemberg はヴュルテンベルク州なる、州の表示とのことだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 30, 2022 06:35 PM

1984

←Amazon 亡くなった小田嶋隆の本を探しに本屋に出向いたのに、出たばかりのこんなのを見つけてしまった。 これはなかなか……、選挙中のこの閉塞感にぴったりなもの、……どうです。 いわゆるバンド・デシネだが、絵も色彩も抑制された感じもいい。何よりも「……を漫画で読む」としたところがうれしい。 ・ ・ ・ ・ ・ 同時に、同じ訳者による角川版「1984」もゲットした。 本書の文庫巻末解説を内田樹が書いており、今を反映したものとなっている。 ● ディストピア小説の金字塔! ジョージ・オーウェルが幻視した悪夢のような未来世界『1984』...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 29, 2022 06:55 AM

セカイモン / Märklin 54201 x2

件の Märklin MAXI 54201 二両はアムステルダムのセカイモン流通センターを出立、一路日本の私の元に向かったようだ。 楽しみである。 ヤマトの配達情報は随時更新する。 荷受 22/06/13 アムステルダム支店 出荷 22/06/15 アムステルダム支店 到着 22/06/18 羽田クロノゲート支店 輸入通関 22/06/18 羽田クロノゲート支店 ・ ・ ・ ・ ・ 6月19日午後、無事到着。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 14, 2022 09:27 AM

DEATAH STAR TRENCH RUN

長男 Ken から、父の日(6月19日)プレゼントの LEGO レゴ到来した。 STAR WARS シリーズの最新作、DEATAH STAR TRENCH RUN なるジオラマ……、Xウイングとタイファイター三機の死闘の情景だ。 大昔(1978年)、映画館で我々を大いに興奮させてくれたものだ。 https://www.lego.com/.../death-star-trench-run-diorama-75329...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 13, 2022 09:50 AM

ワイン知らず、マンガ知らず

←amazon クラウドファンディングに参加、出版前にやってきたバンド・デシネ和訳本を読んでいる。 題名の「ワイン知らず、マンガ知らず」とは、ワインに疎いバンド・デシネ作者と、漫画というかバンド・デシネに疎いワイン醸造家のことだ。 その異質な二人の交流と発見を描いたノンフィクション漫画だ。 色々知らないことばかり、ワインも、バンド・デシネも……、興味深く読んでいる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 6, 2022 11:59 AM

DAIKITOOL.com

Amazon で工具を見ていたら、こんな工具類が次々と引っ掛かってきた……。 というわけで、みなゲットした。 それが、DAIKITOOL.com なる工具屋さんの出品であった。そのサイトから購入するより、Amazon からなら送料無料……なのだ。 ところで、工具類は’みな5.5mmナット用、二種のナットドライバーにコンビネーションレンチ……、もちろん、Märklin MAXI 車両工作用である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 4, 2022 09:08 PM

E-Clips

←amazon 世の中大部分の人にとって持っていなくても、大体、知らなくてもいい物なのだが、Amazon からやってきた。 先日の鉄道車両の工作……、この「E型スナップリング」3mmを4個外したり着けたりしたのだが、こいつを無くすと代りがないなぁ……っということで、早々にゲットしたのだが、こんな大仰なセットしかないのだ。 1.5mm から 15mm までの大きさ14種類で390個……、まぁ、一生使うことも見ることもないであろう機械の為の物なのである。 まっ、小さなスナップリング一つを飛ばして往生するよりも、このセット990-円也で救われる……、保険のようなものである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 14, 2022 04:24 PM

新版・雪に生きる

←amazon 本書、猪谷六合雄(いがやくにお)の「雪に生きる」に出会ったのは2006年、その頃進めていた Be-h@us で自宅をセルフビルドするM氏にお貸しいただいた1971年版の定本「雪に生きる」であった。 その「雪に生きる」が新版となって登場、早速ゲットの儀と相成ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 11, 2022 09:24 PM

BLACK+DECKER / EVO183C1 MULTIEVO

コストコ行きが2年ぶりに復活したわけだが、その2回目のコストコ行き(2月17日)でゲット、久しぶりの BLACK & DECKER の電動工具である。 コードレスの電動マルチツールキットなるもの、ドリル・ドライバーは当然の機能だが、その先端部分を交換することによって丸ノコ、ノコギリに変換することができるのだ。 このセット以外にもジグソーやら、サンダー、インパクトドライバー、振動ドリル等々、それに単品でも販売されている。 コストコ価格は16,980-円(税込)、まっ、これが最低価格と思える。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 15, 2022 08:11 PM

ジブリの立体 建造物展/図録

展覧会に行き損ね図録買いそびれ…、本日、書店に平積みの本書発見、ゲットの儀、滞りなくあい済ませましたです。 ジブリの立体建造物展 図録 大型本 – 2021/11/18 ジブリの世界というか、宮崎駿の作り出す世界って、その物語と同じく、その背景となる物、その風景に魅せられるんだな。 そのディテールを見るにはこの図録が必須というわけだ。……F森教授もおるよ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 7, 2022 08:10 PM

RED WING 101 / POSTMAN

https://www.redwingshoes.com/heritage/mens/Postman-Oxford-00101.html
Posted in aki's STOCKTAKING on February 13, 2022 01:17 PM

UNI 0.7mm 青替芯

コクヨのシャープペンシル、鉛筆シャープなる新デザインの展開に注目の私だが、0.7mmをゲットしてみた。 それに、最近若い衆が使っている消しゴムで消せる UNI の青替芯を入れてみた。これが、なかなかの描き心地……、ちょっと使ってみる。 まっ、赤もついでにね。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 7, 2022 09:42 AM

KOKUYO / 0.9mm 2B

秋山設計道場ではエスキスのお道具として 0.9mmのシャープペンシル、PRESSMAN 0.9 を推奨している。 鉛筆芯は2B……、ブランドは決めていないのだが…、パッケージに好感を持ったのでこれを使ってみる。 ● コクヨ シャープペン シャープ替芯 0.9mm 2B...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 31, 2022 07:21 PM

WAOS BATTERY CASE for iPhone 7/8

そろそろ 13 かなと思っている3年半経過した iPhone 7 なのだ。 ボロボロ(まぁ、2年程度しか持たないようににできている)になった Apple Smart Battery Case を外し、廉価なバッテリーケース WAOS BATTERY CASE for iPhone 7/8 を amazon から手に入れて着けてみた。 なかなかいい感じ……。 ふむふむ、これなら 15 まで持たせてみるかな。 ・ ・ ・ ・ ・ まぁ。新しい iPhone のカメラはいつも魅力なんだが、特に動画を撮ることもないので……、あとは腕でカバーさ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 29, 2022 05:51 PM

PowerPor Ⅲ Nano 20W

古いiPhoneに付属していたUSB Standard AのコネクタのLightningケーブルは、急速充電に対応せず、充電には2~3倍程度の時間がかかります。  そのため、外出先でモバイルバッテリーから充電する時など、少しでも高速に充電したい場合はUSB Type-C仕様のLightningケーブルを使い、一方で手持ちのUSB Standard A仕様のLightningケーブルも活かしたい場合は、就寝時の枕元での利用など急がなくてよい時だけにとどめるなど、適材適所で使い分けたほうがよいでしょう
Posted in aki's STOCKTAKING on January 10, 2022 11:31 PM

2022年の手帳

・ 今日12月22日は冬至、当方、特に行事があるわけではないが、手帳を来年度のものに切り替えるのを常としている。 既に。来年1月あたりのスケジュールを書き込んでいたりするのだが、今日から本格的に使い始める。 いつもの maruman マルマンの縦型ダイアリー (No.582) 、これで49冊目の手帳となる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 22, 2021 12:04 PM

HELMER ヘルメル

link IKEA 最近手に入れた……というか、手に入ったメルクリンHOを収納する入れ物はこれだと考え、2個購入してきたのであった。  HELMER ヘルメル テーブルの下に収まる高さ690mm(キャスター無し660mm) で、幅23cm奥行き40cm高さ9cmの小振りな引出しが6個収まる。 これ、混じりっけなしの金属製、キャスターの車輪のプラスチックをのぞいて、鉄板と金属製把手、ネジ類だけで出来ている。 ・ ・ ・ ・ ・ キャスター付きといっても自由自在ではない。前後に動くのみ……、この程度のものなら、テフロン製のカグスベールを四隅に着けた方がいいかな……、その方が高さも660mm程度に落ちて、テーブルの下に収まる。 ・ ・ ・ ・ ・ HELMER 2個組立完了,まずはマニュアル通りに組立てた。 キャスターを取り付けるセルフタッピングスクリューが粗悪で、取付け部の厚手の鉄板に歯が立たず……、ネジ自体をなめてしまう可能性あり。手持ちの物でネジを立ててから所定の物で止めた。 この辺り、イケア製品にありがちな欠点だな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 18, 2021 10:44 AM

ハンドレベル

・ 先日、敷地の高低差を測る必要ありとのことで、引出しの奥からハンドレベルを出してきた。 上の物だが、角度も測れる優れもの、1976年に手に入れた今は無き銀座玉屋製だ。 結局は使われなかったのだが、「備えあれば憂い無し」なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 21, 2021 09:43 AM

フタがガラスのご飯釜

amazon 土釜でご飯を炊くというのは、「かまどさん」なるものを導入して以来だから9年以上になる。 最近、フタを壊してしまって、有り合わせの鍋蓋なんぞで誤魔化して使っていたのだ。 しかし、つや姫新米なんぞが到来……、ついに、新しい釜を用意しようという気になったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 19, 2021 12:36 PM

Märklin 59230 / 6X r760.8mm-30°

11月12日浜松から戻ったら米国からの荷物、eBay で直接ゲットした Märklin 59230 6台入りの箱が到着していた。 eBay の Global Shipping Program なる仕掛けで米国から送られてきたのだが、最後の日本国内の運送業者は佐川急便であった。 まぁ、セカイモン経由できた同じ6台入りで二箱、これで計12台が揃ったことになる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 13, 2021 12:31 PM

AirTag

AirTag をゲットした。 4個セットを購入し、最近忘れ物がちのI氏と半分こ…で2個、写真は裏表だ。 今まで、MAMORIO、Tile を使っていたが、幸いにも役に立ったことなく電池切れ……、そのまま更新せずだったのだが……、I氏の忘れ物好きに感心……、こいつを試したくなったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 20, 2021 11:52 PM

STAEDTLER / Mars 661, 660

ステッドラーのA3製図板をゲット、まだ一回使ったという程度だが、A4……ええよん。 最低の大きさと思っていたA2だって、見るだけでうんざり……、大部分の表現は手描きのエスキスなんだから、ちゃんと寸法あたって描くのはA3で十分というわけだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 11, 2021 12:19 PM

brother / MFC-J6983CDW

link ここにきて、プリンターを更新した。 A4プリンター brother / DCP-J557N から、同じブラザーの brother / MFC-J6983CDW へと更新したのだ。 同じブラザーのインクジェットプリンターだが、A4からA3へのバージョンアップなのだ。 私にとって、A3での入出力は必要なのだが、大部分の作業はA4で事足れりという訳で、更新を躊躇していたのだ。 まぁ、A3対応機の大きさも……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 16, 2021 08:46 AM

TWEMCO RC-12A

パタパタ時計 TWEMCO を買い替えた。 下北沢の事務所の壁に掛けて25年余……、今は自宅にあるのだが、動作不安定で標準時計とはいえなくなった。 2011年3月の東北地方太平洋沖地震では福一原発の事故で電波塔の停波なんてのも経験した。 長い間、よく働いたものだと思う。 そんな TWEMCO をリスペクトして同じ物を買い求めた。 掛け時計としては高価なものなのだが、ここは自分の日常の一部、標準時計として必須なのだ。iPhone が無かった頃は、こいつで腕時計の時刻を合わせていた。 まっ、こんなに白かったんだっけ……、25年間の埃と脂でベージュ色だに変色していたが、旧の色はクリーム色、新は本当の白であった。 TWEMCO manual...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 18, 2021 04:10 PM

PROXXON 27210 / マイクロフライステーブル

プロクソン ( PROXXON ) ブランドで小型工作機械や道具類を製作している大阪の株式会社キソパワーツールの超小型フライス盤だ。 マイクロ・フライステーブル MF70 No.27120 なるお道具なのだが、ARR の車両の工作の為に急遽購入の儀と相成ったのだ。 実は、昔から旋盤の次はフライス盤という構想はあったのだが、このプロクソンなる機械は端からばかにしていて……なのだが、私のやることできることは、こいつが適当ではないかという判断にいたったのだ。 まっ、軽金属を工作する機械としては廉価にして適当……くらいにしか考えていなかったのだが、手元に来て触って……台座は鋳鉄製のずしりとした重さ (重量7kg) に信頼感に変わったのだ。 まずは、2mm径のダイキャスト製棒に1mm径の孔を開けるというボール盤としての作業をこなす。 こういう機械って、何かやるにはオプションの付属品が必要というわけで、既にマイクロチャック、ミニバイスなる付属品が装着されているのだ。 ● プロクソン(PROXXON) マイクロ・フライステーブル MF70 No.27120...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2021 08:16 AM

家族って

家族って著者: しまお まほISBN: 978-4309029504出版: 河出書房新社価格: 1,892-円(税込) コロナ、コロナする前、2019年の11月に三軒茶屋キャロットタワーで、本書の題名と同じ「家族って」と題するしまおまほの展覧会が開かれた。 しまおまほは、祖父母が島尾敏雄・ミホであり、父母が写真家の島尾伸三・潮田登久子であることが前提であるように語られる。 しかし、今、彼女に息子がおり、二人で住み、保育園に彼を自転車(非電動の……)で迎えにいっている。 そんな変化を、彼女はそれを報告したくて、展覧会という形で今までの家族の形の全てを総括したかったんだろうな。もう、祖父母からも父母からも離れて自分が、自分たちがいることを……。 彼女の周りの人々と生活、あいかわらずの鋭い観察と表現、母になった彼女だが、何も変わらずにいるのだ。 ……彼女はロス在の二男Yohと嫁Iの友人なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2021 10:08 AM

LEGO 42121

amazon 超久しぶりにレゴ LEGO technic をゲットだ。 私め、この手のキャタピラーを履いた機械に目がないのである。今まで、この手……手に入れなかったことはなかったが、8年ぶり……なのだ。 LEGO technic / 42121 ちょっと小振りだが、どのような進化を見せてくれるのか楽しみである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 23, 2021 11:44 AM

Sewing Bee

BBC NHKのEテレ番組でBBC「ソーイング・ビー2」なるものがあるのを知る。 英国BBCの人気番組だそうで、裁縫自慢の素人をオーでションで集め、その技を競わせる勝抜き裁縫コンテストというべきものだ。10人ほどの競技者が裁縫の技量を競って、勝抜き、最後の決勝戦は三人で争われ、優勝者が決められるという仕掛けだ。 ● ソーイング・ビー その番組名称 The Great British Sewing Bee は、第二次世界大戦中に、裁縫の心得のある女性が集められ、戦地向けの衣料を制作したとのことだ。……Bee とは騒ぎとか集まりを示すらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 18, 2021 10:47 AM

科学絵本の世界100

amazon 「別冊太陽」……、久しぶりに購入した。 Twitter 上で中谷礼仁氏がつぶやいておられて本書を知ったのだ。 科学絵本とうたっているが、科学という世界が広大……、多種多様な題材の絵本が網羅されている。絵本の絵自体も多種多様で、実に興味深いもんぼなのだ。 何冊かの絵本は持っていたりする。 昔、福音館書店の「たくさんのふしぎ」を定期購読していたことがあるから、当方の科学絵本はそんなところが中心になっている。 何冊か、手に入れたい絵本あり……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 9, 2021 11:05 PM

BYGGLEK / 4

個体識別フェチと言うような性癖を持つ私は、同じモノが複数ある状況に対して、記号あるいは番号を付さねばならぬという衝動にかられるのである。 BYGGLEK ビッグレクの箱、4種類8個についても実行したのである。 ・ ・ ・ ・ ・ まぁ、簡単に使える既成品のラベルを使った。 本来であれば箱の種類を勘案してA1というようにすべきところだが、廉価とは言えぬ、独国製HERMA のラベルを使うため、無駄の出ないように通し番号にし、1番から8番まで、各箱の四面に数字を付したのである。 これによって各箱は迷子になることなく、その各々の任務を果たすことが可能になるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 7, 2021 02:54 PM

HOZAN W-76

link ホーザン HOZAN製の板スパナセットだ。 5.5×7mm、8×10mm、12×14mmの3本組である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 9, 2021 07:42 AM

日本塗料工業会・塗料用標準色ポケット版

先日話題になったエッフェル塔の色問題、塗装色 Brun Tour Eiffel で決着した。 そのマンセル値 7.5YR5/3 を色見本で確かめてみた。 色見本帳はに日本塗料工業会(日塗工)のものだ。 Brun Tour Eiffel なる名称、茶色といっても色々、焦げ茶色……、範囲は広い……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 7, 2021 09:15 AM

マイルスくんが行く(マイルス社長のパラドックスな日々)

link 1月19日、島根県柿木村、リンケンの田村浩一 (ひろかず) さんが逝ってしまった。 田村さんは柿木村の小さな工務店の経営者であり、設計者であるのと同時に、多くの事象に興味あるブロガーでもあった。 そのブログは15日の更新で終わっており、もう、更新されることはない。 ちょっと寂しいぞ。  ● マイルスくんが行く(マイルス社長のパラドックスな日々)...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 22, 2021 12:17 PM

玉ねぎの皮をむきながら

amazon 昨年一年は、初めて経験する変な年……だった。 徐々にコロナコロナと……、日常が縮まっていった。永い梅雨、暑い夏……、年が改まっての2021年もコロナコロナは持続中、ますます……かな。 2020年は、第2次世界大戦が終了して75年周年という記念すべき年であった。 4年にわたってロシアの地で繰り広げられた独ソ戦も5月にドイツの降服で終了、9月には二発の原爆によって日本降服で全てが終了した。 ・ ・ ・ ・ ・そんなこんな、コロナコロナの家こもりは、読書、映画、工作の日々……なのだが、このギュンター・グラスの自伝というべき「玉ねぎの皮をむきながら」は、一番感じ知ることの多いものであった。 図書館から借りて読んだのだが、その後、古本をゲット……、今、手元にある。初めてのギュンター・グラスだが、文学とか文芸への興味ではない。 帯にある文言「私はナチスの親衛隊員だった」という、本書で初めて公表され、世界的に物議を醸した事実への興味だったのだ。 彼が1944年の戦争末期、17歳の時に WAFFEN-SS 武装親衛隊に志願して入隊したという事実なのだ。 1945年2月にドイツ国境に迫るソ連軍を迎撃する第10SS装甲師団に配属され、またたくまに撃破されてしまい、かろうじて生き残って敗残兵として戦場をさまよう羽目に陥る。 その後、異なる戦闘で戦傷し病院へ、米軍の捕虜となる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 19, 2021 10:43 AM

WIRED 2020 vol.39

amazon 最近の本は大部分がネットで....、それに電子版購入が多いのだが....、昨日、書店の雑誌売場で購入した。 やはり、ネットでは中味を想像して手に入れざるをえないが、実店舗で内容、イラストの隅々まで見て買えるのがいい....。 やはり、紙の本はいいな…と思った。 THE WORLD IN 2021、全10ジャンル、技術、科学、健康、環境、交通、政治、仕事、文化、安全、装置、そこにあるキーワードを記述、小洒落たビジュアルな本だ。 ふと、Whole Earth Catalog を思い出した。 まぁ、WIRED の起源も Whole Earth Catalog によるところ大なんだけど……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 29, 2020 12:20 AM

CEMEDINE シューズドクターN

最近、工作している時間が多いのだが、このような物も工作したのである。 ネットで出会った、この「クツ底の肉盛り補修材」なるもの.....。肉盛りといっても食用ではない....、これがなかなか有用であったのだ。’ FB に投降したところ、意外にも多くの友人たちが使っているのを知ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 28, 2020 12:32 PM

新手帳切替え

12月21日冬至……、2020年版の手帳から、2021年版の手帳に切替える。 いつもの事なのだが、この時期の手帳は一年間の酷使でよれよれなのだが、2020年の手帳は真新しくて、まだ一年使えそうな雰囲気である。 まぁ、このコロナ禍で、いかに外に出かけていないかを表している。 ・ ・ ・ ・ ・ いつも識別表示に適当なステッカーなんぞを貼っている。 2020年は aki's Märklin & MECCANO で荷物を大阪に送るかもと思って用意した、荷物用のステッカーを貼っていたが、2021年はまだ未定……、まずは赤丸を貼っている。 下のダイモで LAND AKIYAMA と印字したテープを貼るのもいつもの習慣だ。 今回、いつもと違ってちょっと小振りなフォントの DYMO M-1600 で印字してみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 21, 2020 12:37 PM

分離派建築会100年展

link 12月11日金曜日、目黒に所用あり……ひさしぶりに都心に出かけることになった。 昼時に用事は済んだので、特に計画していたわけではないが、都営三田線の乗って御成門に移動し、洋食すいすでメンチカツで昼食をとる。 前の道を北上すれば、タミヤに、その後、新橋駅近くの「PCR検査センター」なるものを横目で見て、汐留にやってきた。 こうなれば、パナソニック汐留美術館の展覧会「分離派建築会100年展」なのだ。 15日が最終日、狭い会場に結構な人がいて、読ませる展示が多く、前の人が長々読んでいると渋滞してしまう。まぁ、そこそこ急いで展示を見る。 立派な図録2,500-円也をゲットして、早々に退散することにする。 分離派建築会100年展は、そその後、関西へ。京都国立近代美術館で、2021年1月6日から3月7日まで開催される。 コロナ次第だが、ここなら、ゆっくり見られるかな……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 14, 2020 09:53 AM

漫画・サピエンス全史

amazon ユヴァル・ノア・ハラリの高校生への特別講義「サピエンスとパンデミック」、ETV特集の録画を視て、これは読まなくちゃと思って、まずは、初めての Kindle 版の漫画をゲットした。 漫画……というと抵抗のある向きもおられると思うが、欧風のバンド・デシネだ。 まあ、このようなノンフィクションは絵解きとか図解というのがいいじゃないかな。 それに、紙の本でなく Kindle 版で読む方がいいように思える。 翻訳本の吹き出しの中の小さな漢字仮名交じり文は漢字部分が真っ黒くなって読みにくいが iPad 拡大して読める……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 6, 2020 12:50 PM

Caboose / 点滅尾灯改良

Kadee 820 の取付方法を刷新したばかりだが、Caboose 2両の点滅尾灯を改良した。 0号は ATSF 06 の物だが、ACL 02 と UP 08 用に1号2号を新規製作した。 今まで、100均で購入した自転車用尾灯のLEDと点滅回路を使っていた装置を取外し、0号と同じく単4電池2本で赤色点滅LEDの物に換えたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 2, 2020 09:56 AM

2021年の手帳

来年、2021年の手帳を用意した。 もちろん、いつもの maruman マルマンの縦型ダイアリー (No.582) だ。 これで48冊目の手帳だ。 週毎の見開き等々……何も変わっていないが、表紙の年号の位置と字体が変わったようだ。 1974年からこの手帳を使っているが、何もデザインを変えることなく存在させているマルマン、厭きもせず使い続ける私、……両方とも偉い……と思うぞ。 ・ ・ ・ ・ ・ 既に来年の予定をぼちぼち描き込んでいる。 今年も冬至の日 (12月21日) に、2021年の手帳に切替えるつもりだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 22, 2020 09:31 PM

UP Flat-car with 2 Jeeps

+ ARR 本線に新車両登場だ。 54945 UNION PACIFIC の Flat car、日本では長物車と云われている。積載物は二台の赤い JEEP だ。 まぁ、BAKER'S CHOCOLATE のタンク車以来だから一年ぶりとなる。 FORD のピックアップトラックを積んだ、Sanfa Fe こと ATSFの Flatcar があるが、それと同じもの塗装違いのものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 18, 2020 12:38 PM

kreuzberg 36 chair 2 / 完成

kreuberg 36 chair の2脚目、一応完成した。 脚についての改良は既にエントリーしたが、座板、背板を取付けて完成というわけだ。 背板の成型に失敗……、曲がりが思い通りにいっていないのはがっかりだが、まぁ、3脚目に期待しよう。 ・ ・ ・ ・ ・ この椅子について、今までの経過を整理しておこう。 ● Hartz IV Moebel.com: Build More Buy Less! ● kreuzberg 36 chair ● kreuzberg 36 chair / 完成 ● kreuzberg 36 chair 2 ● kreuzberg 36 chair 2 / 完成...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 13, 2020 11:32 AM

TOOLs for kreuzberg 36 chair

kreuzberg 36 chair を製作する道具類である。 1.8mm木工用ドリル 3mmドリル 2,ドリルストッパー8mm   調整用内径8mmパイプ 3.ダボマーカー   何はなくともダボ仕事には必須 4.ダボジグ by MECCANO   既製品のダボジグを自作した 5.Big Gator Tools MTG500NP V-Tap Guide   ドリルを垂直にしての穴開けには必須...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 15, 2020 08:27 AM

kreuzberg 36 chair 2

kreuzberg 36 chair の第2弾だ。 実は椿建築所の佐藤君は、この椅子の部材二脚分を送ってきてくれていたのだ。 最初のものは一応マニュアル通りに工作してみたが、今回は改良版を作るつもりだ。 まずは、脚部を組み立てたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 12, 2020 07:36 AM

イモタニ・冷凍パック

FB 上で小川真樹氏がプラスチック容器について、何か語っているのに気が付いた。 その内容はともかく、その冷凍パックが気に入った。 ・ ・ ・ ・ ・ 当方、炊飯したご飯を冷凍して保存し電子レンジでチンして食するのを常としている。 米3合 450g 炊飯すると1kg 程度のご飯となる。それを、小分けし一食 165g 程度のご飯が6食できる。 とにかく amazon から6個セットが二つ、計12個が用意されたのである。 ぺらぺらの薄いものだが、四角くて重ねられ……コンパクトに冷凍庫に納まり、そのまま電子レンジでチン……、なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 10, 2020 04:08 AM

kreuzberg 36 chair / 完成

kreuzberg 36 chair、まだまだ粗いのだが、仕上げていくのは切りがないので、このあたりで完成としておこう。 オリジナルのままで、剛性も問題なく……、十分使える。 フレームはダボ接合部は8ヶ所、各2本のダボと木ネジ一本を併用している。 一番問題なのは後脚の接合部で、見込みが125mmと大きいので、木ネジ孔を開けるのにボール盤を使ったが、そんなに長いドリルが無くて往生したのだ。 その辺り、改良の余地ありだ。 背板はダボと木ネジ、座板はダボのみ……、20mm径円柱のスペーサーは前20mm高、後10mm高として、やや前上りとした。 座面が幅47cm奥行42cmとたっぷりと大きく、腰幅の大きな人もゆっくり座れる。 基本、オリジナルのままだが、背板に手掛けの穴を明けた。持ち運びの際には自然に手がのびる。 重量3.1kg……、大きさの割に軽いと感じる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 27, 2020 05:01 AM

Big Gator Tools MTG500NP V-Tap Guide

3mmのドリルも垂直に保持できないとなると、やはりこんなお道具が必要か……。 米国にはこんなものを作っているメーカーがある。 高さ22mmのスティールブロックに3mm, 4mm, 5mm, 6mm, 8mm, 10mm, 12mm. 14mm, 15mmの9個の孔を開けただけのものだ。 この孔にドリルを入れてやればいい……、下部はV型溝になっており丸棒や円筒にも対応しておる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 7, 2020 11:45 AM

IZIPIZI / #F GREY +2.00

まぁ、下北沢には床屋に行くぐらいしか用はない……。 7月31日、二ヶ月ぶりに床屋、そして、いつも覗くエキウエの SOCO thinking GORILLA で見つけたのだ。 おっと、これは欲しいぞ。価格も半値以下、1/3に近い……というわけでゲットしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 17, 2020 12:46 PM

Designing Graphic Props for Filmmaking

amazon 映画やら芝居に使う小道具のことを PROP プロップというのを初めて知った。ラグビーのポジションとと同じだ。 「Designing Graphic Props ……」とあるのがミソだな。 まぁ、グラフィックデザインということではなく、映画制作における「グラフィックな小道具」のデザイン……ということだな。 こいつは原書だが、こいつの存在は邦訳本「映画プロップ・グラフィックス スクリーンの中の小道具たち」を知ったからなのだ。 結構高価だから……、それにグラフィックの本だから読むところも少ない……とたかをくくって、amazon.com から手に入れたのだ。 しかし、失敗、失敗……、テキストも沢山、読みたい部分も多々あって、高価であっても邦訳本を購入すべきであったのだ。 まっ、本書の副題にあるような、映画に必要な、偽ラブレター、偽造電報、脱獄用マップなんぞの制作の話しなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 28, 2020 08:11 AM

Tile Mate

PORTER のサイフ 703-07887 である。 先日の父の日のプレゼントに、三男 Soh から頂いたものである。 私が求める仕様、頑丈でリングが着いていること……の条件を満たした物なのだ。 その上、大きくて厚い……から、置き忘れたり無くしたりする危険が少ない……のはずだ。 それに万全を期すため、右のタイル状のガジェット tile の登場である。 角丸35mm角、厚さ6mmの大きさなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 26, 2020 04:05 PM

アーテック LED豆電球 69804

懐中電灯に使われる豆電球である。 規格は E10、口金部分が口径10mmのねじ込み式のもの、下が今までのフィラメントの物、上が今回手に入れた LED の物である。 今では LED 型懐中電灯になってしまって、もう、豆電球を必要としている人は皆無かもしれない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 21, 2020 09:03 PM

Marvel Tank 2

昨年の春、何時頃だったか……。 クラウドファンディングの KICKSTARTER にて、The most beautiful construction set in the world by Time 4 Machine なるキャッチコピーが気になるものがあったのだ。 まぁ、Time 4 Machine なるウクライナのグループが提案する、今、最先端のレーザーカッターで金属板を切り抜き、その部材で玩具を作るという組立キットなのだ。 大いに興味を持ち、その中で一番気に入った Marvel Tank なるキットに応募することにした。まぁ、$49+$14を投資したのだ。 本当は、昨年の8月発送ということだったのだが、先日、7月9日、ウクライナから到着した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 18, 2020 10:17 AM

小澤建築工房 / 一心庵

今年2020年も半分経過……、コロナ、コロナとひたすら家篭りの日々、道場やらセミナーは on line、ZOOM のモニター画面の内だ。 そんなこんな、二月以来だから5ヶ月ぶりに列車に乗った。まぁ、列車といってもJR中央線の特急かいじで甲府、ほんの一時間ちょい……なのだ。 今月の秋山設計道場2020は、4ヶ月ぶりのリアル道場、予定通り@山梨、7月29, 30日と開催される。 昨日7月10日、その下打ち合わせに甲府に出かけた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 14, 2020 03:28 PM

鳶職のうた

コロナ渦で家篭り……、その間、Facebook 上で流行った【 ブックカバーチャレンジ 】、ネズミ講的に本の紹介を拡げていくというイベントが面白かった。 自分でもやろうかなと思わなかかった訳ではないが、急に読書家が増えた感じ……、人のを読むのに徹した。 その中で、芸大建築後輩の建築家・小川真樹氏の最後、七冊目のの本が気になった。尾股惣司著「鳶職(とび)のうた」という本なのだ。 「今日が最終回。この本は十年くらい前に奈良の古本屋でみつけたものです。積まれた山の下の方から私を呼んでいました。引き出してみたらこの表紙。迷わず買って読んだら、とにかく最高でした。泣けました。この本についてはもう何も言うことはありません!」 ……と彼は書いている。 amazon を見てみれば、古本にして3万円超え……、すぐに市の図書館の蔵書を検索してみれば、各分館毎にある……というくらい沢山ある。それも不思議……と思ったのだが、本が手元に届いて氷解、この話し、八王子の追分町の町鳶のお話しだったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 9, 2020 09:06 AM

new Melitta / コーヒーメーカー

使用中の Melitta コーヒーメーカー……、つい最近も改良したばかりだが、それが通電せず……、なのだ。 ちょっと分解したりして、回復させようと試みたがあきらめた。 まぁ、13年も使ってきたから…、いいでしょ。 ・ ・ ・ ・ ・ 早速、Amazon で同じ物を購入、先ほど「置き配」なるもんで着いていた。 今、コーヒーを淹れたところだが、何も変わっていない…。 進歩もせずにそのまま……、グッドデザインとは言いかねる代物だが…、ちょっと偉い……と思う。 ● Melitta (メリタ) ブラック SKT541B ...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 4, 2020 02:13 PM

居心地のよさを追い求めて

amazon 永田昌民 (ながたまさひと) 氏が亡くなってから早6年、時間が経つのは早い。 そして、今、こんな本が出版された……、まっ、人徳というか人気なんであろう。 彼とは、1962(昭和37)年藝大建築入学の同期であった。同期といっても12人しかいない……、同級生というのが相応しい。 1973年には、私にとっては予想だにしなかった事態、彼の妹・永田博美と結婚……ということになって、親戚になってしまった。 その後、50年にわたって公私とも近しい関係があったのだ。 1987年のOMソーラー立上げに際しては、オーエム研究所メンバー最初の5人として、奥村門下として同じ環境下で過すことになる。 彼はOM住宅のエバンジェリストのように沢山の「居心地のよい住宅」を作り、私はフォルクスハウスのような住宅の作り方を作るへと変わっていった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 19, 2020 10:42 AM

TANGRAM

amazon TANGRAM タングラムである。 中国発祥なのだが、詳しくは分かっていないようだ。 正方形を分割した7つの小片に分割した板を使う。 大きな三角形、小さな三角形2枚ずつの4枚、中くらいの三角形が1枚、正方形が1枚、平行四辺形が1枚、その7枚の板で平面的な図形を作る。 ……皆さん昔からお馴染のパズルなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 15, 2020 05:29 AM

Smart Keyboard

昨年末に amazon にて格安にゲットした iPad にキーボードを用意した。 ここにきて急に……、というのは、このコロナ渦のもと、On line、ZOOM による行事が目白押しというわけで、iPad も参戦となると、ラップトップのように画面・カメラを固定する必要があるからなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 29, 2020 08:29 AM

金山町−中心地区−街並みづくり100年計画

amazon 「まちづくり解剖図鑑」で、山形県金山町の「まちづくり」の詳細を語った藝大建築出身の建築家、林寛治氏、片山和俊氏が、再び金山町の建築本を出された。 今度の本は、解剖図鑑とは打って変って、この50何年にわたって作り続けてきた建築群……、幼稚園から始まり、小学校、町役場、中学校、病院、葬祭場……、町の住民の生活を支え、その生活を豊かにする施設の数々、それらの作品集というべき建築本だ。 半世紀以上にわたる、金山町のまちづくりを彩る建築群、その世界に息をのむ。 お二人は藝大建築吉村スクールの正統派というべき建築家、そこには「簡素にして品格あり」を感じるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 21, 2020 01:34 PM

卓上ボール盤

私の卓上ボール盤 REXON / RDM-30AM である。 2002年にネット通販で、8千円台で購入したという、あまり自慢できる代物ではない。 まぁ、道具を選ぶ時、最善の物をといういつもの意欲がないまま手に入れた’ものだから、少々愛が足りないのはいたしかたない。 手に入れてすぐ動かしてみて分かったのは、ドリルチャックがあかん……、芯もなにもブレブレ……、すぐに、名門……ユキワ精工/ドリルチャック 13mmMG/6JT を手配したのだ。 従って、全体に不釣り合いな立派なチャックが着いている。 このチャック、今は5, 6千円で購入できるが、この時は8千円台であったと思う。 今回、ARR 車両の連結器の固定方法を Magnetic fixing Coupler、磁石式に改変するのあたって、7mm厚のアルミ板に6mm径の孔を2個空けるという作業に適当な能力を持っているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 16, 2020 11:23 AM

Silky mini mini-2

アルミの棒を切断するのに、道具がないわけではない。 細かい仕事には金工用の糸鋸もあるし、小さな金鋸 SANDVIK 228 もある。 既製品のアルミバー、15mmX5mmと15mmX2mmの二枚重ねで、厚さ7mm15mmX19mmのブロックを作るのは結構大変である。 SANDVIK でゴシゴシやるのだが、もう少し快適な新式のお道具があるのではいかと思い、近くのホームセンターに出かけたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 8, 2020 09:34 AM

藤原辰史:パンデミックを生きる指針——歴史研究のアプローチ

link 宿谷昌則さんから送られてきたもの……ということで、小池一三さんから送られてきた藤原辰史氏の論考だ。 史家として「スペイン風邪」の歴史的経過から、現在の新型コロナウイルスの将来、これから起きるであろう事態と我々が処すべき指針を著述したものだ。 私は大いに元気付けられた。 ※この文章は岩波新書 HP「B 面の岩波新書」に掲載されたものです。著者の許諾を得て、PDF 版をアップしました。 この PDF 版は自由に印刷・複製して頂いて構いません。ぜひ多くの方に読んでいただけるようご協力ください。 藤原辰史:パンデミックを生きる指針 ——歴史研究のアプローチ  1 起こりうる事態を冷徹に考える  2 国に希望を託せるか  3 家庭に希望を託せるか  4 スペイン風邪と新型コロナウイルス 5 スペイン風邪の教訓  6 クリオの審判...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 8, 2020 09:37 AM

アルベール・カミュ『ペスト』

amazon 五十嵐進氏のFB上の投稿で知った。 明日にも緊急事態宣言とか……、コロナ、コロナという時節柄、NHKEテレで再放送されるそうだ。 アルベール・カミュ『ペスト』 2018年6月 (100分 de 名著) 2020年4月11日(土) NHKEテレ午後3:00~午後4:38(98分) なんだか、皆読んでる……らしいが、カミュ自体も読んでいないという私め、Kindle 版を iPad で読むことにする。 ● ペスト (新潮文庫)...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 6, 2020 02:28 PM

モノレールねこ

amazon Twitter 上で「耳で聞く短編小説 という言葉で始まる ラジオ文芸館 は、ラジオ深夜便 の中で放送しています。30日午前1時台(日曜深夜)は 加納朋子 さん作、「モノレールねこ」をお送りします。朗読は、出田奈々 アナです。どうぞお楽しみに。(2018年11月19日放送のアンコール)」なる記事が目にとまった。 ……結局は聴けなかった(後刻、YouTube で聴くことができた)のだが、即、amazon で古本1円也をゲットした。 加納朋子なる作者もなにも初めて……なのだが、表題作「モノレールねこ」面白く読んだ。 小学生のマサルが、モノレールねこなる野良猫を介してタカキなる同年の小学生と知り合いとなる。 ネコを介しての文通が始るが、それは突然のネコの事故死で終わる……。 その十数年後……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 3, 2020 10:47 AM

Coupler / 板ナット

欧州型軽便鉄道の ARR GANI branch の車両は Progress Products 製の Hornby 0-gauge 用の連結器 のレプリカを備えている。 その本体への取付けは3mmのボルトナットで固定だ。 いろいろと試行錯誤していたが、やっと決定的と言えるやり方が見つかった。 それは、板ナットを使うというすこぶる簡単なものであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 20, 2020 03:46 PM

Melitta / コーヒーメーカー / 改

コーヒーは NESPRESSO ネスプレッソである……だったのだが、昔のコーヒーメーカー Melita メリタが復活しているのである。 純正カプセルではなく、CAFÉ ROYAL なる互換カプセルを愛用していたのだが、一年前、なんだか価格が高騰……。 それ以来、粉とペーパーフィルターで淹れるコーヒーメーカーMelitta メリタが復活したのである。 ちょっと、コーヒーメーカー本体に工作……、改造したのだ。 上に飛び出した突起は What is this? なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 16, 2020 10:12 AM

東孝光/塔の家

YouTube に、東孝光の「塔の家」のビデオ発見……、東利恵さんが解説されている。 私は、1968年にここの地下室のアトリエに、スタッフとしていた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 9, 2020 07:50 AM

SHAMROCK tank car / 修理

L1061591.jpg
Posted in aki's STOCKTAKING on March 5, 2020 10:04 AM

BEAHAUS

link ふと思い立って、棚にあった MINIONS / MEGABLOKS の表示を LANDSHIP から BEAHAUS に変えてみた。 この LEGO レゴ互換の MEGABLOKS のセットは、アニメ映画 MINIONS ミニオンズのキャラクター物なのだ。 そのミニオンの一人 Stuart が屋外広告ビルボードを組立てるという想定なのだ。 もちろん、BEAHAUS は、イビケン・コンポーネンツが進めるシステム住宅のブランド、Be-h@us の進化形として、私も大きく関係しているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 3, 2020 10:53 PM

Apple iPad & Pencil

iPad を手にするなんて、最初の iPad 以来だから、10年ぶりってところだ。 まぁ、iPhone が高機能、大型化するにつれ……、iPad の優位性が薄れて影が薄い存在になって(私にとって)しまったんじゃないかなぁ。 昨年の12月初め、amazon で iPad が廉価なりという情報があり、早速覗いてみたのだ。 Apple iPad (10.2インチ, Wi-Fi, 32GB) - スペースグレイ (9月発売最新モデル) が¥32,790-(税込)であった。 定価¥38,270-(税込)であるから、5,000-円以上廉価……、Apple のデジタルデバイス製品としては最安値、iPhone 以下の価格だ。 早速、ゲットの儀と相成ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 13, 2020 01:38 PM

死都日本

amazon 先日、久しぶりに玉井さんに合う。それに、彼の友人の若井氏も来られ、何となくその時持っていた本の話になって、若井氏の本「火山大国日本」なる本、そんなところから、玉井さんの「死都日本」……。 「死都日本」は希望の書 | MyPlace2 玉井さんがこの本を一押ししていたのは存じ上げていたが、なんとなく手を出さぬままになっていたのだ。 時に出かける鹿児島空港で、その至近の霧島山、加久藤盆地として知られる加久藤カルデラ……、本書は、そこが破局的噴火 (破局噴火) を起し、沖縄と北海道を除く日本全土が壊滅的な被害に沈むという近未来小説なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 12, 2020 05:32 PM

CHUMS / Bottle Clip

前々から、こんな物があればいいな……と思っていたのだ。 スポーツ用品店 Victoria にあったのでゲットした。 ……440-円だったかな。 長さ70mmほどの鉄板を曲げたもの……、この手の物、すぐ見えなくなってしまうので、紐を付けた。 まぁ、そんな意図で穴が開いているのであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 3, 2020 04:29 PM

秋山設計道場2020第1回@名古屋

秋山設計道場2020の第一回、名古屋である。今回で通算117回目の道場となる。 最近はアウェイ……、地方巡業がメインになって、名古屋コスモホームでの開催は数少なくなって、久しぶりに名古屋なのだ。 いつもの常連のメンバーに加えて、新人、久しぶりのメンバーも加えて和気あいあい……、コスモホーム作品見学、課題敷地視察、懇親会二次会……、そして二日目の即日設計、午後発表、講評と順調に推移したのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ 写真は課題敷地にて……、久しぶりの木曽の村上工務店の村上氏、砺波のフラグシップの橘氏夫妻である。 ちょっと課題敷地の異常ぶりが垣間見える……かな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 1, 2020 12:32 PM

MOBY-DICK IN PICTURES

amazon 28日午後、久しぶりの本屋、JR八王子駅に名古屋行きの切符購入のついでに、駅ビルCELEO内の有隣堂によってみた。 そこに、こんな分厚い……、45mmもある本が平積みだ。 中身はちょっと奇妙な絵というかイラストが一杯……、これは面白そうだ……、即ゲットしたのだ。 MOBY-DICK IN PICTURES ……、メルヴィルの「白鯨」は知っているし、大昔読んだ記憶もある。 しかし、Matt Kish マット・キッシュなる人物は初めてだ。 でも、柴田元幸訳……、これは何かあると感じたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 28, 2020 08:29 PM

田丸橋

1月22, 23, 24日と二泊三日の四国の旅だった。 北海道伊達の小松建設の小松さんの手配で、香川県、金刀比羅宮の門前町、ことひら温泉で行われる「町の工務店ネット・全国総会 in 四国」に出かけた。 22日の昼、高松空港からレンタカーで小松さんと二人で単独行動、堀部安嗣氏設計の菅組・新モデルハウス見学後、ことひら温泉での全国総会に臨んだ。 23日の小池一三さんの基調講演を聴いて、午前10時、失礼して小松さんと二人で別行動……、愛媛県松山に向うことにした。 そして、2時間のドライブ、昼に着いたのがここ……、有名な屋根付き橋の田丸橋だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 26, 2020 12:09 PM

都バスで巡る/地形テキストラリーGPS

link 東京の都バス、こんな期間限定のイベントを始めた。 期間は来月一杯なんだが、もっと都バスに親しんでもらおう、乗ってもらおうという目的なんだろう。 ちょっと、一時大いに流行った Pokémon GO みたいに、スマホのGPS機能を使って特定の地点で何物かをゲットさせよう、それを貯めて賞品を出そうということなのだ。 まぁ、東京の複雑な地形、谷あり山あり坂あり、それ由来の地名、バス停留所名で「地形文字」なる江戸文字をゲットしてもらおうということなのだ。 川/谷/台地/島/海/坂/低地の7種類だが、28個の文字がある。 「川」にまつわる文字・川108/河13/洲20/池17/水19/沢6/泉6 「谷」にまつわる文字・谷50/江63/芝7 「台地」にまつわる文字・山38/台28/崎13/丘4/岡7/平31 「島」にまつわる文字・島58 「海」にまつわる文字・海29/潮14/浜18 「坂」にまつわる文字・坂26/岸9 「低地」にまつわる文字・野27/沼4/原22/砂32/草20/瀬4  (数字は地形文字を含む停留所の数) きっと誰かが、効率良く「地形文字」を集められるバス路線なんかを探し出すんだろうなぁ。  ● おすすめの路線図...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 19, 2020 10:31 AM

OPINEL No.7

フランス産ナイフの定番オピネル、OPINEL No.07 である。 ナイフに興味がない訳ではないが、いかにもナイフナイフしている外観が……ちょっと怖い(臆病なので……)という訳で、持っていなかったのだ。 下北沢のエキウエの SOCO thinking GORILLA で見つけて、ちょっと欲しくなってゲットしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2020 03:04 AM

ТАНКИ

文字を見れば分かる通りロシア映画である。 キリル文字のТАНКИは TANK タンクの意味である。 モスクワの赤の広場と思しき場所、三人の男女……、真中に図面らしき丸めた紙を持つ男、ピストルを構える軍人らしき男、そして、大きなスパナを担ぐ女がいる。 その両側に停まっているのは二両の戦車、T-34 なのである。 この T-34 なる第2次世界大戦のソ連戦車は、最近の映画「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」でとみに有名になったと思うが……、私のひとりよがりかな。 この映画の邦題は「T-34 ナチスが恐れた最強戦車」なるお題で、まぁ、T-34 の映画であることは分かるが、派手なドンパチの戦車戦の映画ではない。 まっ、第2次世界大戦独ソ戦の始る直前……開発時のお話しというものなのだ。 協賛 ロシア文化省・ロシア軍事史協会……と仰仰しいが、まっ、映画の冒頭に「本映画は事実を元にしているが、ちょっとフィクションの部分もある」とあるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 4, 2020 03:38 PM

エスキスって何?

amazon 先日、建築家・小川真樹氏の最新作「宝珠院」を見学したばかりだが、同じく最新のご著作「エスキスって何?」が amazon からやってきた。 エスキス、エスキースとか、私にとっても建築科に入学した時覚えた言葉だが、いわゆるスケッチ……建築界ではよってきたる所以か、気取ってフランス語を使う。 そのエスキスとは何か、どういうことなのか……、何も知らない初学者に、エスキスという思考方法を教えるというのが本書なのだ。 お三方の共著、7年がかりだそうだが、チームワークよろしく、うまくまとめられている。 初学者向けといいながら、なるほど、そのように伝えるのか……、私にとっても、本書に展開されるエスキスの基本は大いに参考になるものなのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ 私めも、この10年余り秋山設計道場、秋山建築学校なる仕掛けで、住宅を設計施工する工務店の設計者に、住宅の設計術を教えるという立場……、まさに即日設計というエスキスそのものを教えている。 まぁ、対象が建築学生ではないから、非常に実践的なものだが、本書はもっと大きな領域への知識と解法の教科書となるように思える 秋山設計道場生諸君、秋山建築学校生徒諸君、本書を購入して大いに勉強するように……、よろしくです。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 29, 2019 03:08 PM

TRUSCO / TR-C50B GY

プラスチック製の収納箱である。 正式名称は「薄型オリコン50Lグレー」だが、プロユースのお道具として存在しているのだ。 いわゆる「通い箱」……、定期的に必要な中身を運んで、入れ物たる箱は元に戻す……、そこで折畳みができる箱、オリ(たたみ)コン(テナー)の登場となるのだ。 外形寸法は長さ530mm幅366mm高さ336mm、有効内寸は493mm×335mm×311mm、内容量は51.3L、最大積載荷重8kgなる仕様だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 9, 2019 07:52 PM

まちづくり解剖図鑑

amazon 藝大建築同期の片山和俊氏からご著作が送られてきた。  まちづくり解剖図鑑 半世紀近くにわたって携わってこられた山形県金山町の「まちづくり」の本、片山和俊氏、林寛治氏、住吉洋二氏の三氏によるものである。 [ローカルなまちの魅力を引き出す仕事こそグローバルな「知の引きだし」が必要だ]と帯にあるように、金山町のまちづくりの全て、彼の町の全体から部分まで、都市計画から建築・土木設計まで、ソフトからハードまで……、実践されてきた全てがここにある。 それも図解としてある。 一冊のまちづくりの教科書……、私にとっては、まちづくりの Whole Earth Catalog のように思えるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 18, 2019 11:11 AM

2020年の手帳

そろそろ、来年の手帳を用意する時期になってきた。 もちろん、いつもの maruman マルマンの縦型ダイアリー、その2020年版 (582-20) を yodobashi.com よりゲットしたのだ。 まぁ、1974年から使っているから、これが47冊目のものとなる。 従って、46年前のことでも、手帳に書いてあれば……、今でも分かる……のだ。 左のが2019年、右が2020年用、いつものことだが一年近く使うとやれてきて……ちょっと疲れた感じではある。 カスタマイズはこれから、ダイモで [ LAND AKIYAMA } と刻印して……、何かシールを探して……、いつものことなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 1, 2019 07:55 AM

南方熊楠

FB 上で、石原信・朋子・陸の石原家では南方熊楠が話題になっていることを知る。 早速、話題になっている子供向け伝記本「南方熊楠: 森羅万象の探究者 (伝記を読もう)」を図書館から借りてきた。 これがなかなか、読みやすいし、分かりやすいし……、すぐ読めてしまう。 それに文字が大きくて老眼にも優しい……、昔、祖母が子供向けの本を愛好しているのを思い出した。これからは、これだな……。 知らなかった事いっぱい……、なかなかの面白さであった。 そういえば、本自体がかわいいので手にした熊楠本があったなぁ、積読状態だけど……、それがこれ。 「南方熊楠 人魚の話 (STANDARD BOOKS)」...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 20, 2019 10:46 AM

PLUG IN TAP

先日の湘南での設計道場の会場、西川リビングのショップで発見してゲットした。 4口タップ(裏面に1口あり)でプラグ付、ダイレクトにコンセントに差込むというタイプだ。 04、PLUG IN TAPと大書きされているが、正しい英語表現かどうか……定かではない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 14, 2019 11:42 AM

SMART FIT / ACTACT - Compact pen cas

LIHIT LAB リヒトラブなる文房具屋(昔のリヒト)の商品は結構愛好している。 まぁ、SMART FIT なる入れ物系のお道具を使っているのだが、そのシリーズで最初に購入したペンケースはいまだに現役で常用しているのだ。 その SMART FIT に新シリーズ ACTACT が登場しているのを知り、この新型ペンケース、コンパクトペンケース A-7687に注目したのだ。 その価格の安さもあって、……即ゲットしたのだ。まぁ、ペンケースという本来の用途に使うつもりはないんだけど……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 8, 2019 01:34 PM

GALAPAGOS

GALAPAGOS ガラパゴスという言葉は、ガラパゴス携帯、ガラパゴス化……という用語(日本由来の……)として親しいものだが、本来は東太平洋上の赤道下にある Galápagos Islands ガラパゴス諸島である。 先日の小佐木島、島の船、NAVEL 所有の船の名が BOOBY ブービーなる名前が付いているのに気が付いて鈴木敏司氏に聞いた。 まぁ、BOOBY ブービーなる呼称、「まぬけ」な……とか、愛嬌のある名前だ。  私:誰が付けたの……。 敏司:僕。 敏司:BOOBY ブービーって鳥の名前だってこと、皆知らないから……。    絵も付けたの。    ブービーって鳥がいるのを、ガラパゴスに旅行して知ったんだ。  私:へーっ。 敏司:ゴルフには、バーディとか、 アルバトロス、イーグルなんて、    鳥の名前の用語があるでしょ。    ブービーもそうなんよ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 6, 2019 08:16 AM

独ソ戦

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 岩波新書 1785著者: 大木 毅ISBN: 978-4004317852出版: 岩波書店価格: 929-円(税込)ロシア……、ロシア連邦は1991年の「ソビエト連邦」崩壊後の国名だが、今もって強国、軍事大国であることに変わりない。 そのロシアでは、5月9日、全土で戦勝記念日が祝われている。それは、連合国(米英ソ仏国、他)がドイツに勝利した日(Victory in Europe Day, またはV-E Day)、ドイツが降伏文書に調印した日……時差の関係でソ連では1945年5月9日なのだ。 この独ソ戦・戦勝記念日は、ロシアにとって最重要な祝日だ。各地で軍事パレードが行われ、今もって独ソ戦の記憶を甦らせる。 西欧諸国にとって独ソ戦は第2次世界大戦ヨーロッパ戦線における東部戦線の戦いという扱いだが、ロシアにとっては「大祖国戦争」、第2次世界大戦最大の戦いは独ソ戦だったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 28, 2019 11:13 AM

BACK SCRATCHER

頂き物の「まごの手」である。まぁ、クマの手……というのが近しいというものだ。英語では BACK SCRATCHER というらしい。そのまま、背中掻き……というところだ。 伸縮できるのが大いなる特長……、20cmから69cmまで、まぁ、そんなに広い背中じゃないんだけど……。 スマホ自撮り棒が生産過剰で、その伸縮棒だけ流用して、こんなものを作ったんじゃないかな……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 12, 2019 10:15 AM

戦場の素顔

amazon 私は軍国主義者ではもうとうないが、軍事知識には大いに興味を持っている者なのである。 本書は623頁、厚さも4cm超えという大部なもの、訳者あとがきでさえ50頁もある。それを、大いにお面白く読んでいる。 目次を見ていただけば、その面白さが少しは分かっていただけるであろう……かな。 本書は「戦場の素顔」……、原題は THE FACE OF BATTLE だが、邦題はやや牧歌的……、「戦場の実相」なんてのが相応しいかな。 著者は John KEEGAN ジョン・キーガン、1934年生れ、オックスフォード大学卒業後、英国王立陸軍士官学校で歴史を教えていた軍事史家だそうだ。 原書は1976年刊行、翻訳本は2018年……40年以上も経っての翻訳本なのだ。 このジョン・キーガンは、なんだか難しい言い回しだが「現代英語圏で最多の読者数を誇る軍事史家」と訳者あとがきに書かれている。 本書は英国人には極く親しい三つの戦争、それも勝ち戦……、弓矢と刀槍の時代のアジャンクール会戦、単発のマスケット銃が主役のワーテルロー会戦、そして、機関銃と塹壕の第1次世界大戦ソンムの戦いが、非常に分析的に描かれているのだ。 三つの異なる時代の戦場での事実……、一人一人の兵士に起こったことが語られているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 26, 2019 09:32 AM

RIMOWA / SALSA / 2

例の借物の RIMOWA SALSA だが、保険金が満額……、購入した金額を支払っていただいて終わったわけではない。 RIMOWA 社から「修理不能」と言われた本体と、未使用の RIMOWA SALSA のロック部品が残されたのだ。 これは我が手にて修理しなければならない……と思ったのだ。 さて……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 24, 2019 09:37 PM

WESTMARK / Kernex

amazon WESTMARK はドイツの台所用品メーカー、そこの Cherry stoner、サクランボの種抜き器だ。 ちょっと前に、殻々工房がこのお道具を話題にしていたのを見て、欲しくなってしまい即ゲットしてしまったのだ。  ● さくらんぼの種抜き WESTMARK KERNEX チェリーストーナー (KARAKARA-FACTORY)...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 17, 2019 12:14 PM

Hartz IV Moebel.com: Build More Buy Less!

amazon 6月13日、コスモネット・設計道場のスイス・フランス旅行の4日目、Mulhouse ミュールーズのホテルからロンシャンへ、その後、戻るようなコースで Basel バーゼルへ移動した。 まっすぐ、Vitra ヴィトラ社に向った。ちょうど昼時、社員食堂へというのもユニークな体験であった。 もちろん、Vitra Design Museum の見学ツアー、その最後はショップへ……、そこで、目に付いて購入したのが本書だ。 ・ ・ ・ ・ ・ 表紙の粗っぽい椅子のスケッチ、そして、BUILD MORE BUY LESS! 「作るの多々、買うの少々」とあるように、家具のセルフビルドDIYを勧める本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 16, 2019 11:27 AM

Apple Smart Battery Case

永いこと、iPhone の背中には予備バッテリーを背負っているというのが習慣だった。 新しい iPhone 7 も、そのように設えた。 ネットで探してみたら、amazon に、Apple純正の 7 用バッテリーケースがあるのを発見……。 AMEX のポイントを amazon ギフト券に換えたのに余裕があったので購入することにした。 四角いバッテリーが、ケースにランドセルのように取付いたデザインはちょっと不思議だが……、普通、バッテリーケースを付けるとデブになるのだが、これはセムシ、……というべきかな。 まぁ、持った時、手掛かりがあっていい……、かも。 バッテリーの状態が、iPhone 本体で確認できるのは、やはり、純正品である利点だな。 まぁ、永く使うのでよろしくです。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 27, 2019 12:59 PM

Kern / C4124B

6月11日昼、Stein am Rhein シュタイン・アム・ラインで昼食後、Suhr ズーアなる小さな町へ、そこにある住宅展示場 HOME EXPO を見学した。 スイスの温熱環境を維持する超高気密高断熱仕様のモデルハウス群はなかなか興味深いものであった。 ほんの短い時間であったが、その向い側にあった JUMBO なるホームセンターで買物できた。 そして、この Kern をゲットした。……価格19.95スイスフラン。 写真は、私の大事にしている Kern のセットのケースの上で撮影……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 25, 2019 09:05 AM

ARCHISPECS

link サヴォア邸の売店にあったコルビュジェ眼鏡……、7ユーロ。 まぁ、この建築家メガネ、コルに限らず、フィリップ・ジョンソン、スカルパ、IMペイ、アンドレア・ブランチ、ピーター・クック……、そして、あなたも……という有り難いメガネなのだ。 今回の建築旅行「第3回 コスモネット スイス・フランス建築・住宅視察ツアー」のメイン見学先、ロンシャン、サヴォア邸、そのル・コルビジェをリスペクトしての記念品としてゲットしたものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 19, 2019 01:43 PM

TALES FROM THE INNER CITY

amazon Shaun Tan ショーン・タンの最新の短編集 TALES FROM THE INNER CITY だ。 前作「遠い町から来た話」 TALES FROM OUTER SUBURBIA と対をなすような題名がついている。 25の動物を主題にした長短織り交ぜた短編集なのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ まだ翻訳本がなくて、原書しかなく、amazon.com からやってきた。 国内の amazon でも買えたのだが、みょうに時間がかかるのにイラッとして、米国 amazon にしたのだが、価格は$16.50と安いが、一番安い送料で$7.98……、結局、価格はちょっと安いくらいで、かかった時間は同じ……てなこと。 しかし、この本はうれしいぞ。まぁ、翻訳本が出たらまた買うことになるけど……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 5, 2019 09:30 AM

CUT IN HALF

amazon 文字通り、半分に切っちゃう……。 その姿を見せてくれるのが、本書 CUT IN HALF : The Hidden World Inside Everyday Objects だ。それも、いつも使っている、その辺にある物の半身を見せてくれるのだ。 まぁ、凝った作りのハードカバーなのだが、その表紙のコードレス電動ドリルから始って、アイロン、ヘアドライヤー、電話等の日用品、ゴルフボール、ヘルメットやらのスポーツ用具、もちろん、デジカメ、ラップトップ、双眼鏡等のお道具、その他、オイルフィルターからスパークプラグ……、60点もの諸々、半分にしてくれちゃったのだ。 著者である Mike Warren 氏はYouTuberで、彼の CUT IN HALF はなかなかの人気らしい。 その成果である半身の数々を、写真家の Jonothan Woodward 氏が撮影して本書を作ったということらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 31, 2019 07:40 AM

鼻毛カッター / PANASONIC ER-GN10-W

amazon に注文した、パナソニックの鼻毛刈り器、白が即やってきた。 ……そこで気がついたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 25, 2019 02:26 PM

鼻毛カッター / PANASONIC ER-GN10-K

パナソニックの鼻毛カッターである。 「エチケットカッター」なる呼称のようだが、鼻毛を刈るお道具であることにかわりはない。 これが、なかなか優秀なお道具なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 23, 2019 09:47 AM

MAXI & ETS

・ ARR の最初の20号機関車、MAXI 54406 と ETS の一番小さい蒸気機関車 129 を同スケールの写真とネットの画像とを比較してみた。 同じ 0-4-0 の機関車だが、1番ゲージのスケール1/32と、Oゲージのスケール1/45では大いに違う。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 22, 2019 09:51 AM

ロスト・シング / The Lost thing

ロスト・シング / The Lost thing著者: ショーン・タン Shaun Tan訳者: 岸本佐知子ISBN: 978-4309273303出版: 河出書房新社価格: 1,728-円(税込)例の展覧会「ショーン・タンの世界展」以来、ショーン・タンについていろいろ探索している。 「アライバル」で彼を知った時、欲しいと思っていた絵本を数冊……、今頃になって手に入れることになった。 その一冊がこれ、絵本というよりもバンド・デシネ (bande dessinée) の方が適当かな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 18, 2019 07:58 AM

ショーン・タンの世界

ちひろ美術館・東京での「ショーン・タンの世界展」には、図録もあった。……というわけで。ちひろ美術館のミュージアムショップでゲットしたのだ。 ショーン・タンの世界  どこでもないどこかへ 著者: ショーン・タン Shaun Tan ISBN: 978-4763019080 出版: 求龍堂 定価: 2,700-円 (税込)...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 16, 2019 11:26 PM

Märklin 54202 / E 69 02

+ Aki RAILROAD こと ARR の支線 GANI branch に新しい機関車が導入された。 それも小さな、いかにも軽便っぽい電気機関車 E 69 02 だ。 いわゆる「凸電」と云われるものだが、実際にバイエルン地方のローカル鉄道で活躍していたものだ。 MAXi には塗色の違いで3種類あり、これは2004年に販売された最後のもの、一番レアじゃないかな……。 グレーがかったオリーブドラブ色という感じで、何か軍用色……、それにドイツ国章までついているという危ない感じだが……、なかなかの存在感なのだ。・ ・ ・ ・ ・実は、電気機関車に手を出すのをためらっていた。 それは機関車にパンタグラフが着いている限り、架線集電を実現しないと意味無い……、と考えているからなのだ。ARR は米国型ディーゼル機関車F7、GANI branch は蒸気機関車のみだったが……、1番ゲージの電気機関車ともなれば言い訳は許されまい。 やっと、レイアウトに電柱を立て架線を張り巡らし……、架線集電をやってみようと決意したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 10, 2019 09:05 PM

「木の住まい」をデザインする/三澤泰彦の仕事

この連休中にお会いした真鍋弘編集長 (……元) より、出来たばかりの書籍をいただいた。 一昨年の5月5日に急逝された三澤泰彦氏の仕事を集成した『「木の住まい」をデザインする/三澤泰彦の仕事』だ。実に簡明にしてコンパクトに氏の仕事、氏の意思を伝えるものとなっている。 氏とは直接のお付合いはなかったが、OMソーラーを通じて知りあい、フォルクスC等々、木造住宅システムの構築で大いに注目していた。 その彼が、志半ばにして急逝されるとは……、残念なことであった。 彼の同志ともいうべき夫人・三澤文子氏が編集長に依頼して本書の刊行となったとのこと、多くの方々に手にとっていただきたい一冊である。 ● 「木の住まい」をデザインする/三澤康彦の仕事...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 7, 2019 01:07 PM

Scotch / 速く接着する工作のり

速く接着する……って、どんなこと……と思ってゲットしてみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 28, 2019 12:01 PM

NIC TOOL / ESKILSTUNA SWEDEN

浜松の坂田晃一氏から「……Amazonで面白い工具がディスカウントされていました。メガネレンチ型のモンキー的なものです。私もゲットしました。使い心地は良好です。……」なるメールあり。 まぁ、1,200-円(税込)の送料なしなら……というわけで、ゲットしたのだ。 メガネレンチとモンキーレンチのハイブリッドというようなものだが、それが、なかなか、工具箱に一挺あってもいいかな……ってな、ものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 27, 2019 08:34 AM

I-House Quarterly No.21

link 英国、ロンドン在の河野英一さんからメールをいただく。 3月28日に来日し、4月16日帰国予定、10日以降会えるかというお話し、……もちろんなのだ。 河野英一さんはメイリオ、New JONSTON、CCArtSans 等のフォントをデザインされた方なのだ。 藝大先輩のプロダクトデザイナー・故矢島洋三氏にご紹介いただいて、2005年10月の催しでお会いして以来、親しくしてくださっているのだ。 このブログ aki's STOCKTAKING のカテゴリー [ Font } は河野さんにお教えいただいた知識のまとめというようなものなのだ。 河野さんは今年になってから、ボンベイでのIIT (インド工科大学) 主催のタイポグラフィー集会、そして、このインタビュー記事「Font 文化をつなぐ「書体」のチカラ」とご活躍だ。 その河野さんに久しぶりにお会いする……6年振りに、私だけでは勿体ないというわけで、何か6年前の講演会のような企画をと考えたが、余りにも時間がない。 ……というわけで、河野さんに渡すものがあると言っていた河さん、六本木在で藝大建築後輩の小川さんの3人でお会いしたのだ。 12日夕、河野さん常宿の国際文化会館に集合、小川さんにご案内いただいた六本木AXISの一階、ブラッセリー・ヴァトゥにて、河野さんを囲んで大いに盛り上がったのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 16, 2019 10:07 AM

幸福茶房

・ 古くからの友人……井上進さん、Blog を介しての友人だから15年ほどになる。 その彼がご自身の絵画展を開催……ということで、閉幕間際になってしまった28日、展覧会場である豊島区南長崎の「幸福茶房」に出かけた。 ……茶房というのに、書房……とある。そこが問題なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 1, 2019 12:45 PM

Red Caboose / Santa Fe / 1

ARR (Aki RAILROAD) には3両のカブースがある。 その内の Santa Fe だけが赤色点滅尾灯が着いていなかったのだが、やっとこさ、装備完了なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 14, 2019 01:09 AM

宅配BOX

留守がちな拙宅……、そこで、便利しているものがある。 自作の宅配BOXだ。 道路からちょっと奥まった玄関ドァ脇に、ゴロンとあるプラスチックの箱がそれだ。 横浜で住宅の設計施工を成すあすなろ建築工房、それを率いる関尾英隆氏が、ご自宅に自作宅配BOXを作られて、それがうまく機能しているというのを聞いて、私めも真似してみたのだ。 そう考えたのが一昨年夏だから、なんたかんたともたもたしながら、昨年の秋から運用している。 郵便局、宅急便各社の配達員、現業の皆さんに大いに喜んでいただいているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 1, 2019 10:08 AM

50年めの大きな玉ねぎ

link ひょんなことから、こんなサイトに出合ってしまった。 副題には「日本武道館・京都タワーを設計した建築家の祖父『山田守』をめぐる コミック・エッセイです」とある。 ……なにか BD こと、バンド・デシネ(bande dessinée)を思わせる、読むところがいっぱいの漫画だ。 建築家・山田守の人生を描くマンガ「50年めの大きな玉ねぎ」なるブログ・サイトなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 20, 2019 12:24 AM

CARAN d'ACHE 888 Infinite

文具通の島崎爽助氏より知らせあり、「カランダッシュの新型ボールペン、いいよ」とのこと。 早速、amazon でゲットの儀と相成った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 10, 2019 11:12 AM

秋山設計道場2019

新年の挨拶がすめば、すぐに秋山設計道場が始る。 1月28, 29日と第一回目、通算107回目の道場が名古屋で開催だ。 昨年末に決定していたスケジュール通り、全10回の開催地は既に決っている。 久しぶりのシンケン、イトコー以外は全て初めての開催地、アウェイ感あふれる道場となった。 スペシャルな場所は広島県三原市の小佐木島、ここでは住宅とは異なる課題、開発者であるAKUの鈴木敏司から学ぶ。 そして三回目となる6月の海外視察はヨーロッパ……。 ズントー,コルビュジェ……、サヴォア邸、ロッシュ邸、そしてロンシャン。 建築だけでなく、TGVに乗ってモンサンビッシェル、パリ観光……。 これまでの二回の旅行と同じく、極度に濃縮した充実した時間なのは間違いない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2019 12:08 AM

TAn & TOn / 181207

干支に猫はいないが、当家のネコ達は元気にしているのである。 寒くなれば、私のフトンの中にいるのである。 ちょうど、一ヶ月前の写真だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2019 09:04 AM

1972年夏 箱根

+ 何の記憶もないが、こんな写真が残されていた。箱根プリンスホテル、村野藤吾設計のティルームだったかな……。 写っているのは私と永田博美(まだ結婚していない、結婚前年の1972年)、そして永田昌民夫妻と永田母・操の5人だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 21, 2018 09:39 PM

SHANTZ / シャンツー

link 足立区北千住は最近とみに注目される街になっている。 まずは、そこに乗り入れている路線の多さ、JR常磐線,東京メトロ千代田線・日比谷線、つくばエクスプレス、東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の4社5路線の乗換え駅だ。 そして、千住宿という、江戸時代から日光街道の宿場町は健在、大いに賑わっている繁華街なのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ その旧日光街道に面して小さな喫茶店 Shanty シャンティ がある。 もう開店してから半世紀とか……、自家焙煎の美味しいコーヒーと自家製のケーキの店なのだ。 その裏に姉妹店というべき、これまた小さな喫茶店がオープンした。SHANTZ シャンツーという。 ● https://shantzcoffee.tumblr.com/...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 2, 2018 04:03 PM

日立コードレスドライバドリル FDS 10DAL

電動ドライバドリルを新調した。 今まで永いこと使っていた BLACK & DECKER が壊れたとか、使えなくなったということじゃなくて、もう一台あれば便利だな……思っただけなんだ。 まぁ、aki's STOCKTAKING / off line / AGAIN のレイアウトという大仕事の為にも必要……というわけなのだけど……。 いろいろ検討したが、日立の FDS 10DAL を amazon からゲットした。 写真で寝そべっているのが BLACK & DECKER、コストコで購入したものだが、何も思い入れのないお道具だったから……、でも、非常に役立っている、……今もって。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 20, 2018 05:30 AM

Märklin 5904 & 5916

aki's RAILROAD はお座敷レイアウトである。 既製品の線路ユニットを繋げてレイアウトを構成するのだが、きちんとした合板製の工作物上にレイアウトされる。 レイアウトの調整は 5904, 5916 の短い線路で行わなければならない。 しかし、微妙な調整には、そいつらの数が……、5904は16本、5916は3本……、まぁ、大丈夫とは思うが……。 というわけで、ネットを探索していたら……あった。 カナダ・バンクーバー近くの鉄道模型屋 EURO RAIL HOBBIES に10本セットのデッドストックものが、価格も定価のまま(……と思える) であった。 「5916 は10本あるが、5904 は8本しかないが……20%引きで……どうよ。」とのお店のお話し。 というわけで注文、一ヶ月近くかかったが、無事到来である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 10, 2018 01:06 PM

藤野電力

ネット上で藤野電力が話題になっているのに気が付いた……、東京電力なる名称と同じく、地名+電力で主張している藤野電力があったのだ。 その地名が、遠くの知らない地名だったら気にも留めなかったかも……だが、藤野となれば私の住む八王子市のお隣……、俄然興味がわいてきたのだ。 ● do it ourselves, Electricity | 藤野電力 「ミニ太陽光発電システム」組立てワークショップ……、自分自身で電気を作るシステムを学べる……。 善は急げ……。 早速、直近のワークショップ、10月20日土曜日分に申し込んだ。それも大きい方、100Wに申し込んだのだ。材料一式、講師料込みで54,800-円ということなのだ。 ・ ・ ・ ・ ・写真はワークショップの最終段階、ソーラーパネルからバッテリーに充電されているコントローラーの状態だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 8, 2018 10:20 PM

LEICA SUMMARON-M 35mm f/3.5

我が LEICA M-E に新レンズ登場だ。 それも旧レンズ……、SUMMARON-M 35mm f/3.5 だ。 ● Summaron 35mm/f3.5 | Kasyapa for Leica...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 6, 2018 08:47 PM

Vibram #2070 TRENTO

2年前に始った、私のパラブーツ靴三足体制(冠婚葬祭用1足、日常用2足ローテーション)はうまく機能し、何の問題もない。 しかし、日常用 No.2の CASTLE が底の減りが目立ち初め、少々くたびれた印象ありで、底を全取換えした。 もちろん、パラブーツ純正のソールも選択肢だが、あえてビブラムを選んでみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 2, 2018 08:21 PM

DURALEX PICARDIE / 160cc

いつの間にか、普段使いのワイングラスが無くなってしまったのに気が付いた。 一度は、これはいい……と使い出したボデガもない。 まぁ、みんなガラスだから、なんたかんたと割れてしまうのは致し方ない……。 仕方がないので、家に適当なグラスを探したら……、これがあったので、これに決めた。 ・ ・ ・ ・ ・ DURALEX デュラレックスだ。落とそうが何しようが壊れないコップがこれだ。 それも、牛乳飲んだりしてる普段使いの220ccではなく、ちょっと小振り、直径75mm高さ78mmの160ccがいい。 これで、割れて無くなってしまうことは金輪際ない……と思える。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 27, 2018 05:46 PM

@酒田

秋山設計道場2108の第9回は@酒田、ナチュラル工房伊藤住宅をホストとして行われた。 今回の酒田入りは飛行機で、午前4:25発という羽田行きのバスで、6:55発のANA便に乗れば8時前には庄内空港、酒田市内行きのバスに乗って……、山居倉庫前のバス停で降りれば午前8:30であった。 私にとって初めての酒田……、山居(さんきょ)倉庫、米どころ酒田の実力を今もって誇っている現役の米蔵なのだ。 ブラタモリの酒田編で、初めて知ったものだが、まずは見てみたかった場所だったのだ。 写真は、吉永小百合のCMで一躍有名になった山居倉庫西側の欅並木だ。 ナチュラル工房社長の伊藤博一氏に撮ってもらったものだ。 私にとって初めての酒田、幸先の良いスタートであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 26, 2018 08:47 AM

電工ペンチ / FUJIYA FA106

20日に出かけた藤野電力のワークショップ、そこで活躍したのが電工ペンチだ。 太陽光パネル、コントローラー、インバーター、それらを繋ぐケーブルを作る。 その端部に端子を付けるのがワークショップの主なる作業だったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 22, 2018 04:55 AM

Aoonux 本立て

・ 本立て、Bookend だ。 1mm厚の鉄板製……、このようなスティール製の物に、私め、目がないのだ。 大きさは奥行150mm高さ190mm、幅100mmから概ね500mm……、そのジャバラ形の巾調整機構がすばらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 14, 2018 10:39 AM

Tactical Belt

・ パンツにベルトは必須である。なければ、落ちてしまうではないか……。 日常的に一本の革のベルトを常用しているのだが、パンツを替える毎に付替えるのに面倒を感じて、新調することにした。 まぁ、今回は布製のベルトにしようと、amazon を探ってみると、こんな物にであって、そのままゲットしたのだ。 まぁ、廉価だし……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 10, 2018 12:07 PM

BAKER'S CHOCOLATE tank car

ずっと欲しかった BAKER'S CHOCOLATE のタンク車がやってきた。 Märklin MAXI には二種類のタンク車しかなくて、一つは SHAMROCK のグリーンのやつ、そして、この白いチョコレート屋さんのものしかないのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 3, 2018 06:02 AM

木曽五木・箸置き

木曽五木と言えば、JR中央本線奈良井駅の横に実物が植えてあるのだが……、知っている人は知っている。 これは、その五木を箸置きに仕立てたものなのだ。 直径20mm、長さ52mm、もちろん5個……ポケット五木なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 24, 2018 07:41 PM

JTBの鉄道旅地図

←amazon なんだか……鉄道の話題ばかりだなぁ。 ・ ・ ・ ・ ・正縮尺の鉄道地図となれば、新潮社の「日本鉄道旅行地図帳」がある。 判型は小さいのだが、日本全国で12分冊もあるから、全部を持ち歩くわけにはいかない。でも、旅行先で他の地域の鉄道も知りたくなるのが常……なのだ。 というわけで、全国一冊の鉄道地図が欲しいと思っていたのだ。 判型はA4、65頁、価格1,058-円(税込)、2018年8月……出たばかりというのも、結構である。 まぁ、鉄道車両の諸々、観光スポット、車窓のあれこれ……これ一冊で、情報満載なのだ。 ・ ・ ・ ・ ・amazon にはKindle版がある。これも便利そうだな。 追記 180923 この地図の最大の特長は「正縮尺」ということだが、全駅「よみがな付き」というのが役に立つ。一昨日通ったばかりだが、中央本線、塩尻の次ぎの駅「洗馬」駅を「せば」と読むのを知ったばかりだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 18, 2018 09:48 PM

Classic Steam Locomotives of New Zealand

藝大同期の青木シンさんから荷物が届いた。 開けてみれば、これ……、鉄道本、蒸気機関車のイラスト本なのだ。 絵葉書が一枚添えられており、そこには小さな字で、よく行く自由が丘の古書店で手に入れられたとのこと、これは君が所持している方が相応しかろう……とのこでお送りいただいたようなのだ。 ありがとうございます。 年代を追ってのクラシックな蒸気機関車の立面図、シンさん曰く「女性的な……」、Eric Heath 氏による美しいイラストレーション……、実に優雅な姿形なのだ。 蒸気機関車の本は数多あるのだが、書名の最後の一句 of New Zealand が俄然面白いのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 17, 2018 09:52 PM

CAFÉ ROYAL / LUNGO

コーヒーは NESPRESSO ネスプレッソである。 まぁ、これもプリンターのインク・ビジネスと同じで、本体自体は低価格で販売して消耗品で儲ける……、という仕掛けだ。 そうなると、互換性のある消耗品の登場……、互換カプセルを探してみた。・ ・ ・ ・ ・このカフェロイアルはスイス製とか……、amazon で購入すれば、カプセル33発入りの箱が3箱……99発で3,980-円、一発40-円、正規品の半分というところなのだ。 コーヒーの味にうるさくない、余りに種類が多くて困惑し、あの細長いパッケージが気にくわなかった人には……、これでいいのだ。 ● [ lungo(ルンゴ)33カプセル入×3 ] Cafe Royal(カフェロイヤル)ネスプレッソ互換カプセル 追記 190405 いつのまにか、amazon 価格、9,999-円なり、なんでこんなに高騰するの……、というわけで、パス……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 14, 2018 09:06 AM

御殿場線ものがたり

旧国鉄の蒸気機関車C53をこんな真正面から、運転士が体を乗り出している姿まで……、これはとても鉄道を愛している人じゃなければ描けない情景だ。 この絵本を見つけたのは、黒岩保美(くろいわやすよし)なる人物……、今、新橋の旧新橋停車場・鉄道歴史展示室でやっている展覧会「没後20年 工業デザイナー黒岩保美」で知って、検索してでてきたのだ。 しかし、既視感あり……、昔取っていた子供達用の福音館「たくさんのふしぎ」の一冊として手に取ったことがあったのだ。……1986年だそうだ。 その時、ずいぶんと高級な内容と思ったものだった。 その絵本がこんな立派な大判のハードカバーになって再び手にすることができた。 1934年丹那トンネル開通以前、東海道本線が御殿場を通っていた頃の姿、特急「つばめ号」の最後尾をC53が補機として推していた時代の話だ。 本書の出版社は復刊ドットコム、今の時代に紙の本として手に取れることを喜びたい。 ●  御殿場線ものがたり 大型本 – 2015/12/12 ...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 9, 2018 04:08 AM

後楽園・岡山城

・ 29日午後、設計道場@岡山終了し岡山駅にて解散。しかし、まだ未知なる場所、岡山、倉敷……、というわけで、岡山駅前に泊まって翌30日探索に出かけることにした。 朝7時過ぎ、駅前から路面電車に乗って城下 (しろした) 、後楽園に向った。 写真は後楽園正門に向う鶴見橋上より、岡山城を見る。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 2, 2018 10:39 AM

LEICA M10-P

M型ライカに新型登場だそうだ。  ● LEICA M10-P 赤いライカバッチが無くなって、軍艦部にロゴ有り……、全体に真黒……、Pが付いているようにプロフェッショナル仕様とか……、カッコいい。 しかし、LEICA M は何も変わらない、真鍮製軍艦部の下に収まったレンジファインダーこそMの真髄、ファインダーを駆使して撮影するのは……写真の基本だ。 デジタル部分がどんなに進化しても、アナログ部分の完成度、その操作感の喜びはゆるぐことない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 25, 2018 02:08 AM

Solomon R. Guggenheim Museum / 2

「父の日」に長男 Ken から頂いた、ライトのグッゲンハイム美術館のレゴを組立てた。  ● aki's STOCKTAKING: Solomon R. Guggenheim Museum 6月の米国ツアーで見たばかりだから、興味深く……作りましたぞ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 18, 2018 10:50 AM

Isle of Dogs / 犬ヶ島

映画館で観たかったのだが……、いつのまにか終わっていた。しかし、amazon でレンタルして観ましたぞ。 グランド・ブダペスト・ホテルの Wes Anderson ウェス・アンダーソン監督の Isle of Dogs「犬ヶ島」だ。 アンダーソンにとって「ファンタスティック Mr.FOX」に続く、二作目のストップモーション・アニメだ。 20年後の日本が舞台……、メガ崎なる架空の都市、そこで発生した犬の伝染病、その為、全ての犬をゴミの島に隔離することになる。 最初に隔離された愛犬スポッツ、それを探して主人公小林アタリが登場する。 いやぁ、日本趣味、黒澤明へのオマージュ全開……、それが、ウェス・アンダーソン独特の映画世界に展開していく……、面白いぞ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 10, 2018 12:45 PM

北欧モダンチャーチ&チャペル

北欧モダンチャーチ&チャペル 聖なる光と祈りの空間 (World Architecture) 小泉 隆 (著・写真)ISBN: 978-4902930344出版:バナナブックス定価: 3,888-円 (税込)沢山の名建築の小型写真本を刊行してきたバナナブックスが満を持して……、ちょっと大型の本書を刊行した。 アスプルンド、アアルト、ウッツオン……、近現代建築家による、北欧5カ国の教会・礼拝堂建築を53ヶ所を網羅、その集大成というべきものだ。 高緯度の地である北欧、その環境、その光の建築を十二分に活かした、祈りの空間は大いに魅力的である。本書はそれらを優れた写真と的確な図面を収めたものだ。 昨年、何度目かの北欧訪問、フィンランド、デンマークで何ヶ所かの教会、礼拝堂を観たばかりで、大いに興味深い。 フィンランド・ヘルシンキで、観光地化した岩の教会、そして静寂の礼拝堂。デンマークでは、ウッツオンの工場のようなバウスヴェア教会、そして、近くのちょっとおどろおどろしいグルントヴィ教会。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 5, 2018 10:02 PM

Argus C3 / Canon

映画 CAROL の中で、初めてテレーズがキャロルの写真を撮る場面、カメラが見かけないものだったので調べてみた。・ ・ ・ ・ ・Argus アーガスC3なる35mmフィルムカメラ,1950年頃、米国では極々一般的なカメラだったようだ。1939年発売され1966年まで作られていたという。 ● マップカメラ | 初めてのクラシックカメラその4★オールド・アメリカARGUS C3 | フィルムカメラ...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 3, 2018 09:00 AM

CAROL

link 2016年公開された映画「キャロル」……、amazon prime で見た。 これがなかなか……すばらしい映画であった。 1952年、クリスマス直前のニューヨークが舞台だ。 米国が世界で一番豊かだった時代、翌年1月にはアイゼンハワーが大統領に就任する……。 まぁ、女性同士の恋愛物語なのであるが、お金持ちの子持ちの人妻 Carol と、デパートの店員をしている Therese なる少女が、デパートの玩具売場で出会うところから始る。 ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの二人、その二人が見つめ合う……、私はぼう然とするのである。 同性愛の許されない時代、そんな環境の中で魅かれ合った二人……、CAROL のリードで道行き……という事態になっていくのである。 ・ ・ ・ ・ ・その後の親権をめぐる弁護士事務所での CAROL の主張……、感銘を禁じえない。 現今話題の……水脈なる議員の LGBT についてのご発言、くそくらえ……なのである。 https://ja.wikipedia.org/wiki/キャロル_(映画)...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 2, 2018 03:55 PM

秋山建築学校第6回二日目/大阪・京都

7月27日、秋山建築学校第6回二日目は築出、田中の両君がどこかに連れてってくれるらしい……。 大阪の下町……、OSAKA METRO 千日前線の「小路(しょうじ)」なる駅が集合場所、そこから程なくのところに目的地はあった。 木村工務店なる所……であった。 社長の木村貴一氏をご紹介いただいて、まずは「まちのえんがわ」なるユニークな試み、その奥の作業場でありイベント会場、そこにあるバーカウンター……、美しく整えられた本社機能の社屋、それだけでも驚きであったが、それだけで終わらない。 道路の向い側、社長のご自宅にご案内いただいたのだ。 まずは裏側の旧ご自宅から……、そこで長屋の並ぶ一画、ワンブロックが社長宅であることを知る。現在、ご子息一家がお住いという一画はブリコラージュ感あふれる面白さ、吉村順三をリスペクトした開口部の仕掛け等々……。 そこに、緑溢れる中庭があるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 30, 2018 12:52 PM

秋山設計道場2018@砺波

秋山設計道場2018第6回は富山県砺波(となみ)市で、7月24, 25日と開催だった。 ここ砺波市を拠点とするフラグシップをホスト工務店として開催された。 7月24日午後1時半、北陸新幹線新高岡駅に道場生諸公参集したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 26, 2018 09:25 AM

ユニボール シグノ RT1

今年初め、10年ぶりに改訂された「広辞苑・第七版」は大きな話題になった。 新加項目は約一万……とか、言語の問題が中心なのは当然なのだが、こんな話題が目についた。 デイリーポータルZの記事 「新語だけじゃない『広辞苑』は挿し絵も進化している」 その挿絵の話の諸々……とても面白いのだが、実際に描かれたイラストレーターへのインタビューに注目だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 21, 2018 10:52 PM

Solomon R. Guggenheim Museum

今日は「父の日」、子供たちからいろいろ頂き物……、長男Kenからはこれを頂く。 ニューヨークのグッゲンハイム美術館のレゴモデルだ。 明日18日からは「第2回コスモネット米国建築・住宅視察ツアー」で渡米……、22日はニューヨークでここを訪問する。……グッタイミングだなぁ。 ・ ・ ・ ・ ・実は90年代末に行ったことがあるのだが……、今回再訪……だ。 LEGO レゴのグッゲンハイム美術館は、小さいスケールのものがあり、これ又、2010年、父の日プレゼントで二男Yohから頂いていた。 ● LEGO Guggenheim Museum /到来 ● LEGO Guggenheim Museum 今回のものは、大きなスケールで低いエントランス廻りが再現されている。 25日帰国後、組立てるのが楽しみである。 ・ ・ ・ ・ ・6月22日、米国ツアー五日目、セントラルパークからグッゲンハイム側にやってくる。美しく保たれ……好ましい小さな美術館だ。ジャコメティの展示であった。 帰国後は国内巡りで忙しく、このレゴの組立は8月……盆休みへとずれこんだのだ。  ● aki's STOCKTAKING: Solomon R. Guggenheim Museum / 2...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 17, 2018 08:26 AM

MONO / 修正テープ YS5

おっと、修正インクも修正テープもない……、というわけで、近所のコンビニで手に入れたのがこれ、302-円(税込)だ。 Tombow の MONO ブランドの修正テープだ。 手の平サイズ、5mm幅のテープが10mで使いきりタイプだ。 なかなか美しく……、好ましいデザインだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 7, 2018 01:01 AM

tedeneru vol.2

tedeneruは、長野の住宅を設計施工する若い工務店の3社三人のグループが作ったフリーペーパーだ。 その第2号が発刊された。 創刊号から半年……、順調に推移しているようだ……、めでたい。 3社三人とは……、 HUCOS協同建設の斉藤洋一氏、 椿建築所の佐藤慶一氏、 勝山建設の小笹勇氏のお三方だ。 ・ ・ ・ ・ ・ 今回の特集は「椅子の工房を訪ねて」ということだ。 松本のカラマツで家具を作る皆木工作舎、椅子張り専門の原家具を三人が訪ねてレポートしている。 家具に対するスタンスも三者三様……、その違いが楽しい。 このように、地元に物を作る世界を共有していこうという姿勢……、これからのお三方の活躍、大いに期待したい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2018 10:21 AM

シェイプ・オブ・ウォーター

← amazon おくればせながら、映画シェイプ・オブ・ウォーターを完全に観る。 上映館に出かけなきゃ……と思いながら、iTunes で観ることに……、でも三回くらいディテールまで観れたからよかったかな。 バンクーバーからの帰りの機内でちょい観してからだから、二ヶ月も掛かってしまった。 まぁ、デル・トロのオタクっぷりがすごい、米国5, 60年代の諸々、車から設えに至るまで……楽しめるなぁ。 ・ ・ ・ ・ ・ 今は手元に文庫本、小説版「シェイプ・オブ・ウォーター」がある。これ又、大部な……600頁もある。 ● シェイプ・オブ・ウォーター:amazon...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 21, 2018 11:41 AM

伸縮式アルミ梯子

先日の100V幹線切断事件、その時、使っていた梯子である。 この手のものって telescopic って言って、望遠鏡式とでもいうのかな……、ずいぶんと昔から、これが発明された頃から知っていたのだが、米国の実用新案品として登場した時の価格に恐れ入って、手を出さなかったのだ。 最近では、ホームセンターでも見かけるようになり、特許も無くなったのか似た物がいろいろなメーカーから登場している。一年程前にネットで購入した。 アルミパイプに入れ子になっているというアイディアは面白いのだが、なかなか重い……11kgもある。 上部の横桟をベルトで纏めた部分を小脇に抱えて持ち歩くのだが、なかなか大きな小脇がいる……小柄な人では無理なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 15, 2018 11:44 AM

LEICA M / Battery Charger / 2

LEICA M の Battery Charger のケーブル問題はコンセント形状変換プラグ (メガネタイプコンセントを一般タイプ形状に変更) の登場によって解決したのではあった。 しかし、又々、新兵器を発見してしまった。……即、ゲットしたのだ。 右側の大きいのがそれ……、メガネタイプ直角変換コンセントと同じ直角変換なのだが、ちと違うのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 10, 2018 12:05 PM

剪定鋏 JP-GS180

先日4月7日土曜日、拙宅外周に繁茂する蔦を整理すべく作業中、謝って露出していた100V引込幹線を切断してしまった。 ズボッという音とともに、剪定鋏の刃が蒸発してしまった。 幸いにもプラスチックでコーティングされていた柄を握っていた為、感電することは免れたが、梯子上であったし……、恐ろしいことであった。 剪定鋏は万能鋏 JP-MA190 の上位機種 JP-GS180 だが、柄のコーティングで命拾い……である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 8, 2018 10:46 PM

マーブル紙

このような模様を見せられても、新種の迷彩パターンとしか思えないが、実は極々親しいもの’だったのだ……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 1, 2018 03:20 PM

Transcend SDHC / 32GB

相変らず、LEICA M-E を愛(用)している。 手にした時から必須のメモリのSDカードだが、手持ちの16GBを入れて使っていた。それでも、撮影枚数344枚なので、何の問題もなかった。 しかし、amazon で高性能の Transcend の32GBが1,881-円(税込)……、というわけでゲットした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 18, 2018 11:07 PM

バカロレア幸福論

バカロレア幸福論 フランスの高校生に学ぶ哲学的思考のレッスン著者: 坂本尚志ISBN: 978-4065112328出版: 星海社価格: 994-円(税込)「幸福論」に興味を持ったわけではない……、バカロレアなるフランスの大学入学資格試験(まぁ、フランスではこの資格でどこの大学にも入学できるそうだが……)その試験の哲学の試験なるもの、哲学小論文( Dissertation ディセルタシオン)に大いに興味ひかれたのだ。 本書は、バカロレアが何たるか……に始まり、そのディセルタシオンの学習参考書に書かれている解法……、その汎用性を解説し、その術をもって幸福論で練習するという構成なのだ。 その肝の部分は、Chapitre2、第2章の「思考の型」を身に付けて「自分で考える」ようになるというところにある。 そう、「思考の型」こそ全ての世界に繋がる知恵なのだ。  1 自由に書くのではなく「型」を守って書く!  2 持ち時間の半分は考える時間である!  3 問題の中心的なテーマをまず理解する!  4 動詞や副詞のちょっとした違いに敏感になろう!  5 質問のバリエーションを知っておけば考える時間が節約できる!  6 ひとつの問題を複数の問いの集まりに翻訳すれば、考える道筋が見えてくる!  7 書く前にスタートからゴールまでの道筋を決めてしまおう!  8 部分の「役割」を意識すると、思考の流れは驚くほどスッキリする!  9 「権威」を引用して、使いこなせ! 10 自分の意見と反対の意見をまず検証しよう! 何か、見えてきますね。……私には建築設計手法が……。 まぁ、本書の「幸福論」は、その思考の型のレッスンなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 17, 2018 02:37 PM

SANWA CP-7D / 2

常用のアナログテスター SANWA CP-7D が何だか不安定……針が0から動いてしまって安定しない。 まぁ、1982年に東急ハンズで購入したもの、もう36年も使っているのだ。 たいした電気工作をやるわけではないのだが、いつもないと困るお道具なのだ。 というわけで、新調……、同じ CP-7D を amazon ゲットした。 ……今もって、同じ製品が販売されているというのが、こいつのスゴイところなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 11, 2018 11:06 AM

愛媛・高知・宮崎……

先週は、愛媛・高知・宮崎・鹿児島と3泊4日の旅……、まだまだ日本は広く、遠かった。・ ・ ・ ・ ・4月25日日曜日早朝4:25、京王八王子駅前発のバスで羽田空港着5:45、……松山空港行きJAL431便07:25発に乗る。 今日25日は八幡浜市立日土小学校の年三回しかない貴重な見学日なのだ。 松山空港着は08:55だが、もくよう連の関西組は既に到着している予定だ。 今回、私にとっては、このもくよう連の四国ツアーと設計道場@鹿児島志布志が連続……、旅の始まりなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 29, 2018 11:06 PM

日土小学校見学会・予習

・ 2月27, 28日と秋山設計道場2018の第2回目、@埼玉県狭山市・ゆたか建設を終えて、そのまま関西に移動し、3月1日には神戸芸術工科大学キャンパスにいた。 3月25日に予定している愛媛県の八幡浜市立日土小学校見学会に備えて……、主催者もくよう連の有志の方々と、花田佳明教授を訪ねたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 3, 2018 09:03 AM

peak design / EVERYDAY SLING 10L

・ バッグを新調した。 6年使って……、少々くたびれたきた赤い TUMI 5114 の替わりを探していたのだが、この peak design のカメラバッグ EVERYDAY SLING 10L を選んだ。 masa さんが、こいつの小さい 5L をゲット、……真似してみたのだ。 フォトグラファーでもないのにカメラバッグ……というのは、ちょっと気恥ずかしいものがあるが、LEICA M-E をいつも持っていたいという気持ちもあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 26, 2018 09:56 PM

日土小学校

ずっと気になっていた、愛媛県の八幡浜市立日土小学校(ひづちしょうがっこう)に見学に行くことになった。 なかなか遠く……、懸案だったのだ。 見学できる時は、生徒が休みの夏休み・冬休み・春休みの年三回の一日、それも決められた日曜日の9時から16時の間しかない。 今回春休みの見学日、3月25日に「もくよう連」の皆様とご一緒する。楽しみである。 又、今回の見学の予習として、3月1日、この日土小学校の研究保存の立役者である神戸芸術工科大学の花田佳明教授に特別講義をしていただくことになっている。 当方、目下予習中なのである。 ● 老建築稼の歩んだ道 松村正恒著作集 ● 建築家・松村正恒ともうひとつのモダニズム ● 日土小学校の保存と再生...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 24, 2018 12:33 PM

秋岡芳夫全集5KAKの仕事

+ 昨日、16日金曜日は一つの展覧会と、一つの展示会に……、いつもの友人達 iGaMatsu と出かける。 まずは、目頃区美術館「秋岡芳夫全集5KAKの仕事」だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 17, 2018 09:03 AM

お年玉切手2018

お年玉付き年賀葉書の三等賞の当せん番号は27と86だが、賞品はこの「お年玉切手シート」だ。 いかにもいかにもの絵柄は凡庸そのものだが、切手のミシン目(目打ちというらしい)に工夫がある。 戌年にちなんだ工夫だが、犬の好物と目されている「骨」形の目打ちがある。 下の方に JOH. ENSCHEDÈ STAMPS なる表示……、オランダの印刷会社によるものらしい。 ・ ・ ・ ・ ・ シート右上には鶏の絵、昨年のお年玉切手の絵柄がある。この切手も同じく JOH. ENSCHEDÈ の仕事らしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 15, 2018 10:15 PM

LEICA SUMMARIT-M 35mm f/2.4 ASPH

新しい交換レンズ SUMMARIT-M 35mm f/2.4 ASPH がやってきた。 SUMMARON-M 28mm はカッコいいレンズなのだが、日常的に気楽に使うのにはちょっと辛い……、そこで、こいつの登場となったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 10, 2018 11:05 PM

小さな活版印刷機

昨年末、発刊された学研の大人の科学マガジン「小さな活版印刷機」を注目していたのだが、書店の店頭で発見、遅ればせながらゲットした。 このシリーズ、マガジンと銘打っているが、もちろん「ふろく」がメインだ。 これが、なかなか……すごいのだ。 まぁ、活版印刷というのは活字を使って印刷……、それが自前で出来ちゃうMy印刷機の登場なのだ。 写真は組立て完了の印刷機だ。 合板の台の上に据えてみたが、台の大きさが20cm角だから大きさが分かるであろう。 名刺大の大きさが印刷出来るかわいらしい印刷機なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 5, 2018 09:24 AM

びお「aki’s STOCKTAKING を stocktaking する。」/ 3

link 住まいマガジン びおで連載中の「aki’s STOCKTAKINGをstocktakingする。」の4回目、「藝大建築科って小さな建築学校なんだ」が公開された。 私め、半世紀以上前の1962年、東京藝術大学美術学部建築科入学し学部に6年在籍し、1968年にどうにか卒業した。 藝大建築は藝大の中の一学科に過ぎないのだが、生徒50人に先生10人という建築設計プロパーな小さな学校、それは大学……というよりも、パブリックスクール(いったことはないけれど……)のような雰囲気と人間関係なんだな。 今の建築設計教育はいろいろと変質……、往時のものとは大いに異なっていると思うけど……、今でも懐かしく思う。 12人の同級生中、2名死亡、2名行方不明、残り8名……、まぁ、ここも「……秘境」ではあるのね。 ● 東京芸術大学 建築科教室 / 昭和40年度 設計製図計画表...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 27, 2018 11:17 AM

キッチン・ストーリー

link この禿げた老人と、禿げかかった中年男が主人公だ。 食卓らしきテーブルに座る老人と、プールの監視員よろしく高い椅子の上から監視してノートをとる男……。 そこがこの映画のシチュエーションなのだ。 ノルウエー出身 Bent Hamer ベント・ハーメル監督による、2003年のノルウエー・スウェーデン合作映画 Kitchen Stories「キッチン・ストーリー」だ。 ノルウェーの田舎で一人暮らしをしている老人イザックの元へ、奇妙なトレーラーを引っ張った小型自動車に乗ってフォルケなる男がやって来た。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 26, 2018 11:06 AM

raaco / COMPACT

このデンマーク製の工具箱 raaco COMPACT は最上の工具箱だと思っている。 ちょっと考えがあって、同じものを手に入れた。まぁ、送料のかからない amazon からゲットした。 上のが新しいので、下のグレイのは、今もって、356 をいじっていた頃の工具が入ったままなのだ。 色だけ違って raaco blue とか……、紫がかった青だ。 しかし、他に何も変わっていないのに驚いた。全体も細部も……。 最初のを手に入れたのが1984年、34年経っても何も変わっていないものがある。 原設計そのまま、……すばらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 18, 2018 12:12 AM

東京芸術大学 建築科教室 / 昭和40年度 設計製図計画表

現在、住まいマガジン びおで連載中の「aki’s STOCKTAKINGをstocktakingする。」だが、4回目の藝大建築科の諸々を書く為にこんな書類を探してきた。 昭和40年、1965年には、パソコンもワープロもないから手書き、コピーするってジアゾ式の青図か白図……、そんな時代の物なのだ。 + 私が東京藝術大学美術学部建築科の4年生になった時、1965年の建築科教室全体の設計製図の計画表……カリキュラムだ。 1964に出来た大学院も、院1年・院2年と揃い建築科教室全体の形式的体制が整った時だ。 院2年には後に藝大教授になられる益子義弘氏、金沢工業大学教授になられる水野一郎氏、大分で活躍された故・山口隆史氏の三人がおられた。院1年に日建設計の社長になった中村光男氏や、東北工業大学教授になられた材野博司氏が入ってきた年であった。 教授陣も吉村順三を頂点に、天野太郎、山本学治、茂木計一郎、奥村昭雄、前野まさる、藤木忠善と揃い、吉村スクール全盛の時代だ。 私は4年生、これから実測……で藝大音楽学部にあった奏楽堂の実測……、手抜きでパイプオルガン部分の展開図を描いた、美濃紙に墨入れという作業であった。 その後の「ハウズィング」は横浜本牧を敷地としたものであった。そして卒業制作という段取りとなる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 12, 2018 06:32 AM

秋山設計道場2018

「秋山設計道場2018」が始る。 今月末の名古屋を皮切りに全10回、番外編の海外視察(今年は米国東海岸とのこと)も含めると11回にわたって開催される。 1泊2日にわたっての即日設計、厳しい発表講評の時間……、それが全国各地で開催される。 埼玉、鹿児島、京都、富山、岡山、福岡、山形……、いつもの通りアウェイの地だ。 それらは道場生の根拠地だが、その全てが初めての場所というのがすごい。……道場の拡がりを物語っている。 そして、5月、益子義弘先生とホテリ・アアルトに宿泊して、その設計の話を、……その場で聞くという特別な企画である。 大いに楽しみである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 10, 2018 01:47 AM

THS-70160 / 回転盤

2018年年頭の工作の課題はいろいろあるのだ。 1.aki's RAILROAD の複線化レイアウトの製作。 2.その為の MECCANO による複線トラス橋の製作。 3.EMD F7 の unitA, Bの貫通幌の製作。 4.宅配ボックスの製作 (全ての材料は揃っているのだが……)。 もう一つあるのだが……。 その為にこいつを amazon でゲットした。 回転盤 なる機械部品なのだ。 上下二枚の鉄板の間にボールベアリングを封入しかしめたものだ。 なかなかのヘビーデューティー……、取付穴が8mm径、こんな太いボルトは使ったことないなぁ。 毀れた椅子、その座の部分を使って回転椅子に改造する予定なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 5, 2018 09:53 AM

CHAMPAGNE SAVER

・ お正月の準備万端……、今回用意したのはこれである。 シャンパンとはいかずとも、スパークリングワインの諸々……は勿論なのだが、飲みかけ用の栓なのである。 一人で飲むのに一本は多すぎるから、途中で栓なのである。 この栓、瓶の顎に金物を引掛けるだけでなく、栓の部分がポンプになっていて、瓶内に空気を送り込んで気が抜けるのを防ぐのである。 なかなかの優れ物、どうです……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 28, 2017 08:53 AM

WASH TAB

台所用の洗い桶を新調した。 まぁ、昔はこの手の物に興味はなかったのだが、諸般の事情により関心をもたざるをえない。 今までのプラスチック製の物を捨てて、この「18-8 小判型 洗い桶 (足付) 」に換えたのだ。 単純にステンレス板をプレスしたものだが、なかなかの気配り……、永く使えそうだ。・ ・ ・ ・ ・余計な話だが、旧海軍では洗い桶のことを「オスタップ」と呼んでいた……、これは、英語の WASH TAB からとのことだ。 英海軍水兵のコックニー訛り、聞いたのがそのまま正式名称になってしまったそうだ。 経済学者の森嶋通夫の本で知った。彼は学徒動員で海軍にいたことがあるのだ。●  18-8 小判型 洗い桶 (足付)  ...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 25, 2017 09:19 AM

THE CIRCUIT FOR KICHIJOJI

ブラタモリ「#94 東京・吉祥寺」を視た。私にとって昔から親しき場所……、それ以上になるほどだったのである。 番組の最後に出てきたお寺さん、そこがディベロッパーになったような計画を半世紀前に計画していたのである。 この小汚い図面……、1968年に、私が藝大建築科を卒業した時の卒業制作「THE CIRCUIT FOR KICHIJOJI」である。これで、やっとこ藝大から逃れることができた……のである。 あの頃の卒業設計のトレンドはアーバンデザイン、都市的なスケールで建築を考えるのが普通だったのである。まだ、高架にもなっていなかった中央線を高架化し、井の頭公園のレベルを引き込んでサンクンした広場を作り、その四周に都市施設を高層化しようとした。 高架になった中央線の下にはバスターミナルを組込み、そのレベルで全体的に車の駐車、荷卸し等の処理を行った。 車が建物下を一周できるという形から CIRCUIT と呼んでみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 24, 2017 12:10 AM

びお「aki’s STOCKTAKING を stocktaking する。」/ 2

・ 二ヶ月も開いてしまったが、住まいマガジン びおで連載中の「aki’s STOCKTAKINGをstocktakingする。」の3回目、「共に学んだ人たちのこと」が公開された。 1962年4月、私は一年浪人して藝大建築科(正確には東京藝術大学美術学部建築科)に入学した。 その頃、藝大建築科は官学では唯一の工学部系ではない美術学部系の建築科(……学はつかない)であり、建築設計者を教育する、仏国のエコール・デ・ボザールの流れを汲む学校だった。 同級生は12人……、1年から4年まで合わせても生徒50人、先生10人というような小さな建築設計プロパーの学校なのだ。 その特別な環境の中で建築設計を学んでいくことになる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 18, 2017 02:44 PM

おだんご・たいやき切手

今年は年賀状どうするかな……なんて考えていたら、急に18円切手、いわゆる海外用年賀切手 (差額用)を思い出した。 毎年11月1日発売……なのだが、師走もせまってこないと思い出さないのだ。 今年はお団子に鯛焼き、お茶もついている。 海外用だから……、こんな小さな切手でも日本への興味をかきたててくれるにちがいない。そんな趣旨の日本食シリーズは健在なのだ。 郵便局で切手10枚のシートを5枚、900-円……、明日は郵便局にいかなくっちゃ。  ● 2017/ おだんご・たいやき切手  ● 2016/ そば・親子丼切手  ● 2015/ ラーメン・すきやき切手  ● 2014/ すし・てんぷら切手...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 17, 2017 01:13 PM

LIECA CL

ライカって、人の物欲を刺激するのに……長けておりますですね、実に。 X1 の延長上というかのようなバルナック型ライカ風の外観……、2400万画素のAPS-CサイズのCMOSセンサー、EVFを内蔵……、それに、レンズはライカ エルマリート TL f2.8/18mm ASPHを新発売……、これが短小でカッコいい。  ● ライカCL // Leica APS-C System // フォトグラフィー - Leica Camera AG LEICA TL はちょっとね……という人の弱みにつけ込んできた……ぞ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 25, 2017 12:45 PM

TV wall mount / EI400

私の TV は IKEA の BESTA /ベストー TV収納ユニットに設置されているのだが、TV 固定金物を取換えた。 今回、Apple TV と amazon Fire TV の接続するのに、IKEA の設置金物(本体とは別途で、2, 3000円したと思う)にいらいらさせられたのだ。 壁のアルミ引抜材のレールに差込まれた穴あきプレートに TV 裏の金物を引掛けるという方式なのだが、外すのは容易でも、着けるのは見えない裏側でゴソゴソと……TV 本体重量12.2kgを取付るのは苦労するのだ。 というわけで、もっと簡単に取り外しできるものに替えたい……と思い、ネットで探してみた。 こんなものを見つけた。  ● 必見! 失敗から学ぶ、「テレビ壁掛け」 / 壁掛けテレビの金具専門店 全メーカー対応《テレビ壁掛けショップ本店》...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 22, 2017 07:46 AM

な み に の る

な み に の る 絵と文: 久保田 潤ISBN: 978-4907354299出版: Bueno!Books価格: 2,808-円(税込)私は、久保田潤が画家になるまえから知っている。事務所が下北沢にあった頃、夜な夜な W&E なるバーでぐだぐだしておった頃からの友人なのだ。 先日、氏が表紙を手がけた本「ガラスの封筒と海と」を紹介「海と瓶とを描かせたら……この人しかいない」と書いたが、ついに、氏の描く海……、氏のこよなく愛する「波乗り」の絵本を作ったのだ。 墨絵のような……青の濃淡だけの水彩……、ほぼ一頁に一枚一語で作られている。 朝早く、海岸で波を待つ彼……、そして、おだやかに始っていく海との交感……、実にさわやか……。 海もサーフィンも、何も知らない私でも、そのさわやかさに感動する。 本書の発刊を記念して、千駄ケ谷の画廊で原画展が開かれている。……今月いっぱい。  ● SLOPE GALLERY - EXHIBITIONS / 久保田 潤 - なみにのる...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 18, 2017 01:44 AM

amazon Fire TV

Apple TV 4K を導入したばかりだが、続いてこいつも入れてみた。 Apple の 4K、HDR 対応に、amazon も即座に対抗、Fire TV の登場と相成ったのだ。その上、Siri に対抗してリモコンは音声認識……なのだ。 私にとって両方のガジェットともネットで映画を視聴するという目的には変わりはない。 会員になっている Hulu で映画を見るのは Apple も amazon もできるのだが、amazon プライム会員であれば、プライム・ビデオ見放題……という利点がある。 今まで Mac の画面で見ていたのが、TV の大画面で見られるのだ。 ・ ・ ・ ・ ・Apple 4K に比べてずいぶんと小型の本体、電源の違いも大きいが、本体を直接TVのHDMI入力端子に接続するという形の違いが大きい。 それに、ケーブルを別途用意しなくてもいいのだ。 そうなると、本体のコストパフォーマンスからして……amazon が優位だなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 12, 2017 07:19 PM

秋山建築学校 in北海道

11月8, 9日は team.次世代による「秋山建築学校第4回 in北海道」であった。 北海道と言っても、ちょっとスペシャルな企画、北海道の建築事務所の雄 atelier AKU の井端明男氏、氏の設計による住宅をご本人の案内によって見学するという……もの。その上、次の日には事前に公表された課題をやってくる……、発表、講評といういつもの即日設計と同じ趣向という贅沢なものだ。 8日11時前に新千歳空港に全員集合したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 10, 2017 11:20 PM

オクトーバー:物語ロシア革命

オクトーバー:物語ロシア革命著者: チャイナ・ミエヴィル China Miéville訳者: 松本 剛史ISBN: 978-4480858108出版: 筑摩書房価格: 2,916-円(税込)今年2017年は、ロシア革命から100年……、それを記念して色々と出版物が出ているようだ。 本書も今年出版、題名「オクトーバー」は、もちろん10月……、10月25日のロシアの首都ペトログラードの武装蜂起で始る「十月革命」の物語なのだ。 著者のチャイナ・ミエヴィルは英国の小説家、SF作家的……翻訳本も結構ある。しかし、私は本書で初めて読むのだが、もう一つ、彼はれっきとした社会主義者でもあるのだ。 彼は「イントロダクション」の中でで本書のことを次のように書く。 「……あの驚異の物語に関心をもち、自ら進んで革命の律動に身を任せようとする人たちのための短い序奏である。これこそまさに、私が語ろうとしている物語なのだ。一九一七年とはひとつの叙事詩であり、冒険と希望と裏切りの、ありそうにない偶然の一致の、戦争と策謀の連続する一年だった。勇敢さと臆病さの、愚行と笑劇の、豪気と悲劇の一年だった。新時代の野心と変化の、ぎらつく光と鋼と影の、線路と列車の一年だった。」 おう、これを読まないでおられようか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 31, 2017 08:40 AM

tedeneru

[ tedeneru ] とは「手で練る」とのこと……。 長野の若い工務店、住宅を設計施工する地域に根ざした工務店の3社三人が作ったフリーペーパーだ。 長野だからって、蕎麦を練っているだけではない……。 設計は「手で練る」ただひたすら手で練る……、そこから生まれてくるものだという……信念がこの自己紹介の冊子を作り出した。 3社三人とは……。 01 斉藤洋一 / HUCOS協同建設 02 佐藤慶一 / 椿建築所 03 小笹 勇 / 勝山建設...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 27, 2017 11:53 AM

Mechanical Timer / 2

例の Mechanical Timer ……ゼンマイ式タイマースイッチに使えるツマミをネットで探していたら、ジャンク品ではない、本格的な物を発見してしまった。  ● SHC-1|ゼンマイタイマー|スナオ電気株式会社 まぁ、良く分からないまま、ゲットだ。 ほぼ40mm角のゴロンとした物、回転軸は径6mmで横棒の位置も最初のジャンク品と同じ仕様だ。 従って、ツマミは共用できるというわけだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 24, 2017 03:05 AM

静 思 堂

10月19日、私にとって初めての場所である兵庫県北部、但馬(たじま)の出石町にいた。 アイランドプロファイル石原信氏のお招きで、豊岡市で活躍の「里やま工房」訪問と、出石町の宮脇檀の街造りの実際を見学する機会に恵まれたのだ。 まずは、宮脇檀が出石町に関係する切掛けとなった静思堂 (せいしどう) :斎藤隆夫記念館にでかけた。 斎藤隆夫は出石町出身の政治家、その高潔な意思によって尊敬されていた。有志の寄付によって記念館が建てられた。 ・ ・ ・ ・ ・ ● 地域性のこと 宮脇さん設計の静思堂 : 国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign  設計blog...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 23, 2017 10:01 AM

トラクターの世界史

トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち中公新書 2451著者: 藤原 辰史ISBN: 978-4121024510出版: 中央公論新社価格: 929-円(税込)このような本を待望していた。 私は乗物としての……、メカニズムとしてのトラクター、農業用に限らずトラクターは大いに好みの機械なのである。 従って、玩具としてのトラクターは何台か持っているし、絵本もあるのである。 しかし、それは鉄道模型の世界で言えば……、カッコいい機関車への興味しかないのと同じように思えた。その機械の周辺、その歴史の情報が欠けていたのだ。 農業史であったり、社会科学の視点等々あるのだが、私にとってトラクターという機械が、地に這う機械としての存在を感じさせてくれる考察なのだ。 これで初めて、宏大な米国の農地、ソ連、ウクライナの農地……、そんな世界でのトラクターの有様が想像できるというものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 11, 2017 12:32 AM

1stモール……

先日の TROIKA / CONSTRUCTION なる多機能ボールペンの記事をエントリーした時、amazon でも売っているのかな……と調べてみた。 もちろん、あったのだが……、同じようなボールペンが二本で780-円(税込)なるものがあるではないか。 価格1/10……、それがどんなものなのか、買ってみたのだ。 というわけで、多機能ボールペン2本がやってきた。青とシルバー……、何色があるのか分からないし、何色がくるのかも分からない。選択肢なしであてがいぶちの2本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 9, 2017 12:16 PM

TROIKA / CONSTRUCTION

今年4月頃にゲットだったのだが、最近、Facebook でプロダクトデザイナーのY氏が話題にしていたので、エントリーすることにした。 多機能ボールペンということなのだが、まずは、六角軸の4面がスケールになっている。 10cm長のメーターと吋の目盛、それに、1/20, 1/50 の縮尺目盛あり。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 24, 2017 11:21 AM

ガラスの封筒と海と

ガラスの封筒と海と 著者: アレックス・シアラー Alex Shearer訳者: 金原瑞人/西本かおるISBN: 978-4763017055出版: 求龍堂価格: 1,728-円(税込)あとで知ったのだが、アレックス・シアラーなる英国の作家ってとても有名で、邦訳本もごろごろある人だったのね。 表紙の絵を描いた久保田潤さんを昔から知っていたのだが、この本と潤さんの絵の展覧会が開かれた恵比寿の画廊に出かけ、そこで、この本を知ったというわけなのだ。 まぁ、海と瓶とを描かせたら……この人しかいない、久保田潤さんしかいないのだ。 この表紙って、とても凝っていて、穏やかな海の絵の上に、瓶の絵が印刷された透明なカバーが掛かるというものなのだ。 その展覧会に行ったのは7月初めだった。そこで、久保田さんに会えたのは当然なのだが、思いもしない人物と再会……、幼なかった、知っていた少女が……立派な女性となっておられた……、それも、出版社の担当者としてこの展覧会を差配されていたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 21, 2017 07:16 AM

cuboro lab

cuboro キュボロ (クボロ) の研究の環境を整備したのである。 先般の cuboro standard のキューブ54個だけで作る……といっても、結構がさばるし、四方八方から手をいれなくてはならないから、座ってやっているわけにいかない……、それなら、組立て中の cuboro が廻ってくれればいいな……と思った。 それに、キューブの機能を試すのにも実験台というべきものが必要と考えたのだ。 というわけで、作ったのが四角い台……、それを廻して作業できるようになったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 18, 2017 04:14 PM

WxBeacon2

やぁ、……こんなに小さいとは思わなんだ。 簡易気象観測器 WxBeacon2 (ウェザービーコンツー) なるもののブログ記事を読んで、何も調べもせずにポチッとしてしまったのだ。 それに手に入るまで二三ヶ月かかるとあったので、すっかり忘れていた。 8月23日にポチッとしたのが、昨日、二週間ちょいでやって来た。 この形って何……、ハンドバッグを模したの……と思っていたら、そうだ、カウベル……、リュックとかバッグにぶら下げるのを想定したデザインだったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 9, 2017 12:50 PM

秋山設計道場2017@島根

8月29, 30日と秋山設計道場@島根、柿の木村のリンケン、古くからの友人である田村浩一氏を訪ねての道場であった。 広島集合、そして広島解散……、行き帰りとも新幹線で行く……、それならば、前日28日に広島の手前の福山で途中下車、まだ知らぬ福山周辺を旅して、翌日余裕を持って広島に向う……はどうだ。 それは面白そうだ……という道場生の佐野氏、村上氏と示し合わせて、28日昼前に福山入りした。 福山といえば鞆の浦(とものうら)、駅前からバスで30分ほどで到着、小さな漁港……、戻って、調べておいた居酒屋というか大衆食堂・稲田屋で飲み始める。何軒かハシゴして飲んで食べて……、駅前のシティホテルでバタンキューという次第……であったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 31, 2017 11:37 PM

おかしなかき氷 井村屋 あずきバー

おかしな玩具を購入してしまった。 TAKARA TOMY 自体が「おかしな……」と言っている「おかしなかき氷 井村屋 あずきバー」というものなのだ。 まぁ、誰でも知っている……というか、食したことのある井村屋「あずきバー」をかき氷にしてしまう機械なのだ。 あの、歯の折れるんじゃないか……という硬さのあずきバーを……なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 17, 2017 01:55 AM

cuboro standard

cuboro キュボロ (クボロ) がやってきた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 14, 2017 07:21 AM

墓参り / 2017

8月11日、世の中は盆休みの始まり……、三男・荘介達が行くということで、八柱霊園の秋山家墓 (第7区1種33側4番) に出かけるということになった。 当家は宗教色は皆無なのだが、故秋山博美の新盆ということで、私と子供達4人が集うこととなった。 私は八王子の自宅を8時半過ぎに車で出発……、中央高速下り方向の渋滞を尻目に、空き空きの高速を都心へ……、首都高から京葉、市川ICから一般道を北上、10時にはお墓に到着した。 八柱霊園の最寄り駅である八柱駅・新八柱駅で、電車で来た子供達4人をピックアップしてお墓に……。 皆の働きで、お参りを無事済ませたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 11, 2017 10:50 PM

CAMERA made by Wire

針金で出来たカメラ、小さな瓶がせっとされていて一輪挿しという役割もある。 wire × plants の奥田由味子氏の作品の一つだ。 BoSTYLE で企画展が行われていた。 ・ ・ ・ ・ ・ 同じワイヤーアートでも、あの飛行機、クルマの作者・関昌生氏とは異なる作風……が面白い。 このカメラ、ワイヤーアート好きのコスモホームの森井栄年氏が送ってくださった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 8, 2017 12:42 AM

LEICA M-E / 2

My LEICA M-E は未だ馴らし運転中である。 ストラップを付けて、首からぶら下げるようになったのはいいのだが……、何かスースーする。 ……というわけで、パンツを履かせることにした。 amazon で見つけた廉価なボディケースを購入してみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 5, 2017 11:43 AM

Kitchen Paper Holder

キッチンの必需品……、キッチンペーパーホルダーを新調した。 冷蔵庫側壁に取り付けるのだが、今までは吸盤であったが、マグネット式の物を探してきた。 高さ128mm×奥行135mm×幅258mmの大きさだ。 このマグネットが超強力……びくともしないのだ。 この付け方がご推奨のようなのだが……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 25, 2017 12:06 AM

LEICA M-E

ボディにレンズ……だけでは、カメラは使えない。まずは、首にぶらさげておかないと……。 そこで、ULYSSES なるブランドのネックストラップ、クラシコ・ドリットを選んだ。サイズはM、色はブラウンだ。 LEICA の純正品より手作り感があって上等だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 22, 2017 01:08 AM

ANTHRACITE

Anthracite grey アンスラサイトグレーというのがこの色だ。 ちょっと青みがかったダークグレー……、「無煙炭」の意とのことだが、光の具合で、青みがかったり、緑がかったりと表情を変える。 ライカ M シリーズで、唯一この塗色を標準とする LEICA M-E (Typ220) を、あのズマロン SUMMARON-M 28mm f/5.6 を付けるボディとして選択した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 20, 2017 03:25 PM

LEICA SUMMARON-M 28mm f/5.6

今年2月のエントリー「LEICA M10」で「こいつに、復刻された SUMMARON-M 28mm f/5.6 なんての付けて、撮り歩きたいもんだと思っている。」と叫んだ。 実は M10 よりも、SUMMARON ズマロンで写真を撮りたい……、というのが本音だったのだ。 それを実現……。 まずは、SUMMARON-M 28mm f/5.6 をゲットすべく動いたのだ。 そして、やってきた……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 19, 2017 07:34 AM

Pumice

← amazon 手の平サイズ……長さ11cmほどの軽石だが、こいつのことを Pumice パミスというのを初めて知った。 Amazon に売っているということも初めて知ったんだけど……。天然軽石と銘打っていたが、人工……もあるらしい。 まぁ、100円ショップにもあるらしいけど……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 9, 2017 01:16 PM

二重リング

これって何だっけ……、何て言うんだっけ……。 例の折畳み傘 Knirps に MAMORIO のタグを付けるのに、このワッカが必要なのだが……、さて。 その辺を探せば、ころがっているだろうと思ったが、見当たらない。 100円ショップにあるという物……だが、まずは、名称の確認だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 1, 2017 12:03 PM

Knirps / T.010

「父の日」プレゼント第2弾、長男 Ken から折畳み傘が贈られてきた。 知らなかったのだが、独製の Knirps なる折畳み傘……、なかなかのブランドなんだそうである。 盲目的に独製に反応してしまうという私をよく分かってのセレクトである。まぁ、世の中何でも中国製……なのではあるが。 しかし、なかなかのメカニズム、精密な作り……大いに満足なのである。  ● Knirps T.010 | AssistOn...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 24, 2017 01:44 AM

なくすを、なくす / MAMORIO

「あれ、どこ……」「どこ、どこ……」と言って、いつも何かを探していた私を心配して、「父の日」プレゼントとか……で、三男 Soh から贈られてきた。 「なくすを、なくす」とあるが、まぁ、そうならばいいのだが……。 真黒な35mm×19mm暑さ3.5mmのプラスチック製のタグが、自分の iPhone に「僕ここ」と知らせてくれるのだそうだ。  MAMORIO 早速、常用のキィホルダー、KEY-BAK に付けてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 22, 2017 12:19 AM

SAMBUICHI / 水 / CISTERNERNE

6月10日土曜日、デンマーク、朝から北上、ヤコブセンの作品群、フィン・ユール邸、ルイジアナ美術館と巡ってコペンハーゲンのホテルに戻ってきた。 時間は午後4時……、こちらではまだまだ日は高い。 リンケンの田村浩一氏の「ちょっとご一緒しませんか……」のお誘いにのって、私他三人はバスでちょこっと下町方向へ出かけた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 21, 2017 12:10 PM

Cタイプ変換プラグ

←amazon 今回、ほぼ20年ぶりのヨーロッパ……、旅行に携帯するお道具の違いが大きい。 まずは、iPhone、そしてデジカメ……、どちらも20年前には存在しなかったものなのだ。 今はそれなしでは生きられない……というようなものなのだ。 その二つともリチウムイオン電池で駆動すること、従って、充電は必須のルーチンなのだ。 というわけで、現地のコンセント形状に合わせた変換プラグを用意せねばならないのだ。 事前情報によれば、出向く三都市のホテルのプラグ形状はCタイプとのこと、こいつを用意したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 17, 2017 10:01 PM

BICYCLE @ Design Museum Denmark

←amazon 6月11日、日曜日、コペンハーゲン二日目の最終見学地は市内のデザインミュージアム、 Design Museum Denmark だった。 建物は王立病院だったという古い建物だが、中身は最新のデンマークデザインが誇らしげに勢ぞろい……であった。 LEARNING FROM JAPAN なる企画展が開催中であったが、駆け足でミュージアムショップへ……。 書籍のある一画は書店のようで、いつもネットにあっても中身が見られないという欲求不満を解消なのだ。 まぁ、この自転車本は結構有名な書籍で和訳本まであるというものであったが、ゲットしてしまった。299クローネと高価……ではあったが、まぁ、自転車王国デンマーク訪問記念として……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 16, 2017 12:04 AM

Winged messenger on a roof

昨日6月13日午前、「第1回 コスモネット 北欧+ドイツ 建築、住宅、デザイン視察ツアー」から戻った。 ヘルシンキ、ベルリン、コペンハーゲンと一週間のヨーロッパ……、ぎっちりと詰まったスケジュールで見た諸々……、まだ整理のつかぬまま……、ボーッとしている。 少しずつ……、まとめていきたいと考えている。 ・ ・ ・ ・ ・ 写真は最終日12日月曜日、コペンハーゲンの旧郵便局にある家具展示場の窓から見えたドーム上の銅像だ。 裸の男が羽根のついた帽子と靴を着け、両手で何かを運んでいる……。 私にとってヨーロッパ最後の不思議な風景だった。 ・ ・ ・ ・ ・ 何かギリシャ神話の何か……かと考えたが、何かモダンな印象があり……、ネットで画像検索してみたら見つかった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 14, 2017 08:09 AM

秋山設計道場2017@宝塚

5月30, 31日、「道場2017」第5回は宝塚、最近大いに伸びているという評判の「シーエッチ建築工房」を訪ねての道場であった。 既に夏の日差しの30日午後、JR宝塚駅に集合した道場生は、CHの仕事を三軒見学することになった。 その三軒とも優れたものであったが、そのデザイン違い……、多様性がCHデザインの奥深さを感じさせるものであった。 それらの設計を担う道場生OB、浪江朋宏氏の設計力の伸長に大いに感銘することになったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2017 12:25 PM

LEICA X1 / eyelet

カメラのストラップを付ける穴の空いた金物を eyelet アイレットと呼ぶらしい。 私の LEICA X1 のアイレットが本体から外れてしまった。 まぁ、何の予兆もなく……外れているのに気がついた。以前から結構緩んでいたのであろう。 あの高松行きのバス……、カバンの中で10時間にわたる振動がこのような結果をもたらしたものと想像しているのだが。 カメラ本体を床に落とすというようなことにならなかったのは、不幸中の幸いではあった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 24, 2017 05:22 AM

star wars

二男Yoh からの頂き物だ。 タカラトミーのメタコレ(メタルフィギュアコレクション)の一つ、star wars のロゴだ。 ノンスケールだが、手のひらサイズでズッシリと重い、……が売りのダイキャスト製なのだ。 横にいるのは LEGO のミニフィグのストームトルーパーだが、身長42.5mm体重4gだ。 ロゴは幅55mm重さ171g……、ずしりと思いのだ。 こんなロゴまで作ってしまうとは……、なかなかのセンスと見ましたぞ。 ● メタコレ スター・ウォーズ ロゴコレクション イエロー ...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 21, 2017 06:56 PM

シンプル82円切手

link 「82円切手」なのであるが、絵面がその料額を「82」……であるという切手なのだ。 それが故に「シンプル」というのはこれいかになのだ。 料金改定の折、「2円切手」の時に、「うさぎ切手」じゃなくて、こんな趣向の「2」を絵面の切手を作ったらよかったのに……、おそかりし。 まぁ、使うからいいけど……、50枚1シート4,100円也だ。 それに、いつもは買わないシール式の切手……、便利なのだが、貼る時に後を舐めちゃうという楽しみがない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 18, 2017 04:42 PM

秋山設計道場2017in讃岐

・ 4月25, 26日の秋山設計道場in讃岐は無事終了した。 ホスト工務店を務めていただいた菅組の皆さんには大いに感謝である。 ここ香川県、讃岐の地には、2011年2月の「秋山設計道場第5クール第2回 in 讃岐」で伺って以来6年ぶりだ。 ここの菅組設計部には、道場初期にコンセプチュアルな作風で異彩を放った道場生、小野学氏が活躍しておられる。又、建築家・伊礼氏の主宰する住宅デザイン学校に学んだ願化潤氏もおられる。 それに、あの原理主義者、山地隆之氏もおられ……、まっこと、多士済済なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 13, 2017 10:31 AM

浜松・佐鳴湖畔の桜

地元八王子の桜を愛でることなく、あちゃこちゃ出掛ける日々だ。 秋山建築学校の第二回が開催された浜松、その佐鳴湖畔の一本の桜……、見事なり。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 14, 2017 01:59 AM

New Turnout / 5976, 5977

railroad turnout とか、switch とか、日本語では分岐器なる名称だが、いわゆるポイントである。 軌間45mm、直線部分は450mm (調整用5916を含む)、曲線部分は半径1020mmの角度22.5˚ (5935に同じ) なのだ。 ひさしぶりに、aki's RAILROAD に4台のポイント、5976 (L分岐器) 5977 (R分岐器) が2台ずつが補充された。 今まで、左右3台づつ6台だったものが、一躍10台に拡充されたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 15, 2017 12:02 AM

赤城写真機診療所

赤城写真機診療所 〜そんなカメラは捨てなさい〜  (玄光社MOOK) 著者: 赤城耕一ISBN: 978-4768308240出版: 玄光社価格: 1,944-円(税込)ひさしぶりに、LEICA M10 の登場に、……不覚にも萌えてしまった私ではある。 これは写真屋の家系による遺伝性の病気ではないかと思い……、診療所で診断してもらうことにしたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 7, 2017 02:32 PM

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案 著者: 土井善晴ISBN: 978-4766129540出版: グラフィック社価格: 1,620-円(税込)帯の「食事はすべてのはじまり」という文言からして、何か原理主義的な内容を予感させるものだが、一章目の「今、なぜ一汁一菜か」の「食は日常」の最後の文には驚かされる。 「一汁一菜とは、ただの「和食献立のすすめ」ではありません。一汁一菜という「システム」であり、「思想」であり、「美学」であり、日本人としての「生き方」だと思います。」 おおう、この原理主義的な言辞……、マニフェストではないか。大いに好みだ。 この土井善晴なる料理家、テレビなんぞでお馴染だが、昔の料理番組の土井勝のご子息とは存じ上げている。 柔らかい物腰、関西弁でありながら、何か明晰な考えをお持ちのように……感じていたが、やっぱり……だったのだ。 本書を家内在の折りには、手に取ることもなかったのだが、自立せねばならない現今……、手に取ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 22, 2017 12:02 AM

饒舌抄

饒舌抄 中公文庫著者: 吉田五十八 ISBN: 978-4122063198出版: 中央公論新社価格: 1,188-円(税込)吉田五十八の「饒舌抄」が文庫本になったということで手に取ってみた。 建築から芸事の話から、高級な話しから下世話な話しまで、よく語っておられる。それが、……実に面白く読めるのだ。 たしかに本書の書名の通り、饒舌に語っておられるなぁ。寡黙な吉村順三とは好対照というべきか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 17, 2017 12:45 AM

カリカリマシーン

タン・トンの2匹のネコのお食事処である。 出張がちの私に代わって、定期的に食事できるように新しいお道具を導入した。 カリカリマシーンという「タイマー式自動給餌器」である。 タイマーによって一日4回(……以内)、10g単位で決った量のカリカリが供給できるという仕掛けである。 その定時には、私が録音した「ゴハンデスヨ」なる音声が10g毎に再生される。誰もいない時の音声は、ちょっと不気味ではある。 左側はオーエフティー アクア S ホワイトなる自動給水器、この二つで、私の留守中でも餌、水が供給できるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 15, 2017 11:21 AM

ANEX 395-D

又々、ANEX のボールグリップ型のドライバーを手に入れてしまった。 上のは紹介済みの ANEX 1720 だが、下の ANEX 395-D が新参者だ。 1720 は上品な色使い……を評価してのゲットだったんだが、この 395 は旧態依然……、その機能性に免じてゲットの儀と相成った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 8, 2017 09:17 PM

LEICA M10

Black LEICA M10 ライカM10 登場、何か、写真屋の家系の血が騒ぐ……。 こいつに、復刻された SUMMARON-M 28mm f/5.6 なんての付けて、撮り歩きたいもんだと思っている。 デジタルになっても、カメラって一つの機械としてあるんだということを再確認……している。 ・ ・ ・ ・ ・  ● インタビュー:「ライカM10」プロダクトマネージャーに聞く・デジカメ Watch  ● ライカ、1950年代の広角レンズ「ズマロン28mm F5.6」を復刻・デジカメ Watch  ● 歴代M型ライカ&R型ライカをずらっと見てみる。 - NAVER まとめ...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 7, 2017 10:15 AM

I Love You

ラブソング……というだけで、オジ (オジー) さんは照れてしまうが……、Hiromi さんのCDだ。 もちろん、彼女の iPhone にも入っていた。 20曲のポピュラーなラブソングが入っているのだが、Elton John エルトン・ジョンの「Your Song」が入っている。 私の iPhone で、彼女からの電話の着信音はこの曲なのだ。 まぁ、大昔1971年10月……、というか結婚する前、義兄になる故永田昌民夫妻と彼女と私の4人で、新宿の東京厚生年金会館でのエルトン・ジョンの初来日コンサートに出かけたことがあった。 それ以来のエルトン・ジョンなのだ。1 Bad Day / Daniel Powter 2 You're Beautiful / James Blunt 3 How Deep Is Your Love / Bee Gees 4 She / Elvis...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 5, 2017 10:17 AM

定本 パースの教科書

定本 パースの教科書  ゼロからはじめる遠近法著者: ジョン・モンタギュー John Montague監修: 小林 篤史ISBN: 978-4756246158出版: パイインターナショナル PIE International価格: 2,376-円(税込)本書は Basic Perspective Drawing: A Visual Approach の翻訳本だ。 定本……と云うのは勝手だけれど、まさしく「パースの教科書」、実に的確に図解してくれているビジュアルな内容なのだ。 パースについて特に不自由しているわけではないが、教科書、図解本好きにとって、これは座右にという本なのだ。 又、建築に特化することなく、帯に「絵を描くすべてのひとへ」とあるように、遠近法は絵画にとって基本の基なのだ。 まえがきにあるように、「……文章の読み書きと同じで、絵画の遠近法は学んで覚えられるスキルです。どんなスキルでも同じですが、マスターして自由に操るようになるためには、訓練と忍耐が不可欠で、知っていることから知らないこと、単純なことから複雑なことへとステップアップしていかなければなりません。」……なるほどである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 1, 2017 10:03 AM

カタチから考える住宅発想法

カタチから考える住宅発想法 「空間づくり」をはじめるための思考のレッスン:著者: 大塚 篤ISBN: 978-4395320745出版: 彰国社価格: 2,376-円(税込)帯に「思考の糸口をカタチから探り手を動かす勇気を与える本!」とある。 頭デッカチで、理屈から始めようとする若い衆に向けたすばらしい本だ。又、手練れには反省と内省の機会を与えてくれる本だ。 今まで、このように直截に「カタチから考える……」と言い出した本は今まで皆無ではないかな……。 著者、大塚篤氏は現在、工学院大学建築学部建築系学科実習指導教員とのことだ。 実習指導教員なる存在を初めて知ったのだが、そこでの学生生徒へどのように設計課題に取組ませるか、どのように切掛けを作らせせられるかの……ご苦労が、このような本を作らせることになったのであろう。 「学生諸君、まずはカタチだ。リクツは後からついてくる。」...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 27, 2017 09:53 AM

RED WING / Irish Setter

RED WING の Irish Setter ブランドの 6吋 (接地面からの高さ) のブーツである。 下駄箱の整理をしていたら、なんと、RED WING が二足も出てきた。二足とも6吋のブーツ、もう大昔に、Hiromiさんが捨ててしまったと思っていたのに、思いがけずの登場だ。 底が磨減ってどうしようもないのから直そうと思い、大津にある Re:broth なる RED WING 修理専門店に送って、底の張替えとその他……の修理してもらった。 送った後はメールでのやりとり……、完成したら着払いで送ってくる。面倒くさくなくてよい。 お正月を挟んで、15日送られてきた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 16, 2017 10:45 AM

SHAMROCK tank car

aki's RAILROAD への新車両導入は、eBay に売物が登場するのを待つしかない。 もちろん、もう製造されていないんだから……新型が出てくるわけがない。みな旧型なのだが、今もってデッドストックが出てくるのだ。 それに、こちらの鉄道は米国近代型というジャンルだから、品物は限られているのだ。 ちょっと特別なものはなかなか出てこない……、このタンク車もそんなスペシャルな物の一つなのだ。 Märklin MAXI のタンク車は、この SHAMROCK と BAKER'S CHOCOLATE の二つしかないのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 14, 2017 09:58 AM

秋山設計道場2017

「秋山設計道場2017」が始る。 今月末の名古屋を皮切りに全10回、番外編の海外視察(道場10周年とか……)も含めると11回にわたって開催される。 1泊2日にわたっての即日設計、厳しい発表講評の時間……、それが全国各地で開催される。 西高東低だが、福岡、宮崎、香川、島根、栃木、千葉……、そして。関西と中京圏だ。 楽しみである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 12, 2017 10:41 AM

ANEX 1720

この手のドライバーはボールグリップと呼ぶようだが、電工ドライバーとしておなじみのデザインだ。 しかし、こいつらは新型、ちょっと小振りで軸が細い(5mm)が、先端は通常の#2なのだ。 短いのが75mm、長いのが100mmのものだ。 いろいろブランドもののドライバーなんぞも持っているが、いつも使うのはこいつらだ。 とても扱いやすいのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2017 03:05 PM

OMRON MC-680

毎朝起床後、検温する習慣だ。 いつも使ってきた電子体温計 MC-670 が何か不安定で、スムーズに測れない……。 まぁ、どうしてなのか考える前に、近所のドラッグストアで OMRON MC-680 をゲットだ。 選択肢は MC-670 の後継機 MC-671 もあったのだが、あえてこれを選んでみた。 MC-670 を手に入れたのは2009年だから、もう7年経過、一度、電池取換えしたが、まぁ、寿命でもいたしかたないかな。 写真を見ると、MC-670 も白かった外観がずいぶんと黄色くなってるなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 28, 2016 07:27 AM

PORTER / BRIDGE 193-04061

サンタさんは私のところにもやってきた。 PORTER の小さなショルダーバッグを持ってきてくれたのだ。 きっと、君には、この鮮やかな青がお似合いよ……と考えたのであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 25, 2016 06:28 AM

RED WING FOOTBEDS

PARABOOT パラブーツの中敷を RED WING FOOTBEDS に決めた。 仏国産の靴に、米国製の中敷というハイブリッドなのだ。 三種類あるうちの一番薄いものだ。 全体が薄くて、踵と土踏まず部分とだけがちょっと厚くなっている程度だが、靴自体の立体的足形と相まって心地よく包み込むという感じだ。 この RED WING FOOTBEDS 96317 の M サイズが、私のパラブーツ 8 サイズにぴったり収まって気持ちよい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 20, 2016 09:40 AM

PARABOOT

P A R A B O O T 男の革靴は最低三足いる。他所行き一足、冠婚葬祭用だ。そして日常用二足……、履けるのは一足だが、日々のローテーション故の二足なのだ。 この主張を PARABOOT で実践する。 0.  他所行き一足 1,  日常用二足の1 2.  日常用二足の2...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 17, 2016 12:55 AM

PARABOOT / CHAMBORD

革靴を新調した。 仏国製の PARABOOT パラブーツ、その代表的な CHAMBORD シャンボードの黒(710709)だ。 結構、高価な靴なのだが、これなら10年履けるかな……と思って購入したのだ。 とにかく、甲高、幅広の足が入るかどうか心配だったが、大丈夫……、相当に甲高な靴なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 15, 2016 09:12 AM

BOSE / Solo TV Speaker

長さ550mmの棒状の BOSE スピーカーだ。 その形態から Sound Bar サウンドバーと呼ぶのも納得だ。 このバーをテレビに音声ケーブル一本で接続すれば、Videostage、TrueSpace なる技術によって、スピーカー5台を使用するホームシアターシステムに近いサウンドを、これ一台(それが Solo なる名称の由来なのね)で実現するとのことなのだ。 テレビの前に置くだけ……、これは、やらにゃあ……なのだ。 それに、Bluetooth 対応……、あの JAMBOX と同じく iPhone からの音楽も再生できちゃうというのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 11, 2016 11:54 AM

おもちゃの歴史

おもちゃの歴史 【文庫クセジュ】808著者: フランソワ・テメル 訳者: 松村 恵理ISBN: 978-4560058084出版: 白水社価格: 1,027-円(税込)本書の原題は Les Jouets 「おもちゃ」とのこと、もちろん、クセジュの一冊だから仏語……ヨーロッパの玩具の歴史の概括という内容なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 10, 2016 01:50 AM

MINIONS / MEGABLOKS

この季節、クリスマス近くになるとコストコは活況を呈す……、玩具が面白くなるのだ。 必ず、いつもは見かけない組立玩具が登場する。 今回はこれ、MEGA BLOKS なる物、アニメ映画 MINIONS ミニオンズのキャラクター物なのだが、LEGO レゴそっくりのブロックなのだが……さて。 「DESPICABLE NAME BUILDER」と「SUPERVILLAIN JET」の二つのセットがあった。両方とも人を食った名称だ。NAME BUILDER が1,498-円(税込)、JET が1,398-円(税込)なるコストコ価格だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 3, 2016 01:51 PM

LED LIGHTBOX A3

最近、お絵描き仕事が多くて……、このトレース台が重宝したのである。 商品名は LED LIGHTBOX とあるが、こんな薄く( 8mm )、A3の大きさとなると、もうすでにトレース台だ。 発端は友人の建築家・遠藤泰人氏、FB 上に「最近買って嬉しかったもの」として紹介されたものだ。特に使う宛てもなかったのだが、amazon で購入しておいた。 しかし、ちょこっとプリントした紙上の画像をなぞって当りをつけたり……、あってよかったものなのだ。 ON/OFF と3段階の輝度切替えの接触型スイッチがあるだけという単純なお道具……、特に不満はないが、A3の大きさにしては平面の剛性不足で、裏側に二個の足を追加した。 電源は USB、ちょっと頼りない電源差込み部……慎重に使っている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 1, 2016 05:42 AM

野生の思考

NHKのEテレの「100分 de 名著」なる番組で、レヴイ=ストロースの「野生の思考」を中沢新一でやるとのこと……、早速、テキストを購入してきた。 NHKのテキストを購入なんて久しぶりだ。 ● 名著60 「野生の思考」:100分 de 名著 この番組、毎週月曜日の夜の25分間、全4回で「100分 de……」ということなのだ。 毎週月曜日/午後10時25分~10時50分 再放送は、水曜日/午前5時30分~5時55分/午後0時00分~0時25分       第1回 「構造主義」の誕生 第2回 野生の知財と「ブリコラージュ」 第3回 神話の論理へ 第4回 「野生の思考」は日本に生きている まずは、12月5日月曜日の午後10時25分……、ブリコルールを任ずる私としては……、楽しみ、楽しみ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 29, 2016 04:07 AM

[ざん]ZAN

当家のネコ二匹のの爪を切るという仕事が増えたので、ペット用爪切り……ネコ用爪切りを新調した。 私は、仕事は「まずは道具から」という信条の持ち主なのである。 選んだお道具……、これがなかなかの逸品……なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 27, 2016 05:37 AM

RADIO FLYER / My 1st Wagon

久しぶりのコストコ多摩境、店内はクリスマスモード全開という感じだ。 そこで目に付いたのがこれ、RADIO FLYER のワゴンだ。 コストコには RADIO FLYER 物は、何かいつもあって定番的なものなのだが、これは初見だ。 昔ながらの RADIO FLYER の定番ワゴンの小型版、「My 1st Wagon」と銘打ってあるように、少年というよりも小さな幼児を対象にしたもののようだが、決して飾り物ではなく遊べるものなのだ。 フルサイズのワゴン CLASSIC RED WAGON のほぼ半分の大きさだ。 赤いボディの長さは420mm、幅は230mmなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 24, 2016 02:25 PM

LEICA SOFORT / 2

注文してあった LEICA SOFORT がやってきた。 本家本元のチェキを触ったこともないから、比べて云々することはできないが、……さすが LEICA なんじゃなかろうか。 プラスチックのボディがカジュアルなデザインであってもチープな感じはまったくない。 色はホワイト、オレンジ、ミントの3色あるのだが、ホワイトを選んだ……。これが白っぽいグレーで、梨子地の表面と相まって、なかなか落着いた感じなのだ。 写真は付属していたストラップを付けた状態でゴチャゴチャしているが、きりっとした姿なのだ。 3段にせり出してくるレンズ HEXTOR、その上のお決りの赤丸ロゴ、その向って右はファインダーだが、左は自撮り用の凸面鏡……、なかなか今様なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 19, 2016 07:07 PM

秋山建築学校in長野

* 11月9, 10日と長野市、上田市、御代田町と走り回って、「秋山建築学校」の第一回「in 長野」が開催された。 主催者は「team次世代」……、関西の住宅設計施工の雄たるツキデ工務店の築出亮氏、田中工務店の田中康介氏を中心とした、住宅を設計施工するアーキテクトビルダーの一翼を担う若い人達のグループなのだ。 見学先は、長野市内の佐藤慶一氏の椿建築所のカラマツハウス等々の設計施工物件、それに、奥村昭雄先生設計、美登利屋工務店施工の住宅までと盛り沢山……。 ・ ・ ・ ・ ・ もちろん、現実の敷地と与条件がある即日設計課題が用意されている。 今回は長野市の中心近くの220坪の敷地、住宅と民泊施設、題して「民泊できる家」なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 16, 2016 07:03 AM

「シン・ゴジラ」、私はこう読む

link 興味シンシン、シン・ゴジラ本が出てきたぞ。それも電子書籍だけという徹底ぶりだ。 この本を読めば氷解する『シン・ゴジラ』10の疑問 ……だそうだ。 1. ゴジラが襲来したら、自衛隊は本当に防衛出動できるのか? 2. ゴジラが破壊した可能性のある「ラーメン二郎」は何店? 3. 「無人在来線爆弾」を字幕でどう翻訳するべきか? 4. ゴジラが東京湾を歩いた折に水柱が100メートル間隔くらいで上がったのはなぜ? 5. 立川の予備施設、矢口と赤坂が会話する屋上にはどうやって上がる? 6. 3.11の官房長官・枝野氏も舌を巻いた「ゴジラ」対応のリアルな点とは? 7. 冒頭でプレジャーボートに置かれていた詩集『春と修羅』の意味は? 8. 「宇宙大戦争」マーチがやたらと耳に残るのはなぜ? 9. 「あのシーン」以降、映画の雰囲気が激変した、と感じたんだけど? 10. なぜ今回は「ドキュメンタリータッチ」で制作し抜くことができたのか?...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 28, 2016 09:14 PM

Scotch / COLORED PLASTIC TAPE

・ 何の変哲もない粘着テープなのだが、非常に優れた性能を持ったプラスチック・テープなのだ。 【特長】・一度伸ばせば元に戻りにくく(デットストレッチ性)、凸凹面に貼れ、 曲面も描けるプラスチックテープ。 ・糊のはみ出しが少なく、糊残りが少なく剥がせます。 ・耐候性/耐摩耗性にも優れ、普通のペイントの数倍長持ちします。  また、 フィルムに着色して有るのでかなり過酷な摩擦にあっても色彩に変化なく、 なじみが良くしっかり接着します。 ・耐水性/耐熱性(約115~120度)にも優れています。 いわゆるビニールテープの類いなのだが、最大の特長は、ベタベタしない……サラッとしているのだ。……これは、使った人でないと分からない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 3, 2016 06:32 AM

最後の秘境 東京藝大

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常著者: 二宮 敦人ISBN: 978-4103502913出版: 新潮社価格: 1,512-円(税込)本書の著者、二宮敦人(にのみや あつと)氏は1985年東京生れ、一橋経済学部を卒業したラノベ(ライトノベル)作家……とのことだ。 氏の妻は現役の藝大生(美術学部彫刻科)……、一緒に暮らしていく中での、彼には理解不能な生活に興味を持ち、妻を案内役として最後の秘境……、東京藝大へと足をを踏み入れたのだ。 まぁ、いわゆる芸術教育……、美術教育、音楽教育がどのように成されるのかは……、一般的な高等教育、一橋経済学部の教育とは大いに異なる……、氏が「秘境」というのもむべなるかな……なのだ。 上野の杜、道路挟んで美校と音校の有様は今もって変わらない。その教育の有様、学生の有様も又、変わっていないようだ。 いろいろ上がる都市伝説の類いも……そのままだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 30, 2016 12:25 AM

Ammo Can

軍用品として拒否反応あるかもしれないが、Ammo (ammunition) Can って、スティール製の弾薬箱のことである。 現用品の使用前の新品……、まぁ、中国製だからレプリカってことだな。 コストコでは METAL STORAGE BOX として売られていた。 しかし、こんなものが新品として買えるなんて思ってもみなかったなぁ。 サープラスショップで手に入れる中古品ということに決っていたし、欲しがる人間も限られていると思っていたら、コストコにあるとは……。  大 M2A1   長さ301mm・幅155mm・高さ190mm・重さ2.6kg  小 M19A1 長さ276mm・幅95mm ・高さ178mm ・重さ1.7kg 大小二個セットでコストコ価格2,280-円(税込)也と廉価である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 22, 2016 10:42 PM

LEICA SOFORT

link 「ライカ ゾフォート」という名前だ。 Sofort ゾフォートって独語で「すぐに」の意味らしい。 今は無きポラロイド……、いわゆるインスタントカメラが、再び流行っているらしい。そこで、ライカも登場というわけだ。 まさかのライカ版のチェキ……、フジフイルムから発売されているチェキ用の instax mini フィルムを使用することができるから、ランニングコストを心配することもない。 本体価格34,560-円也、これは一番廉価な LEICA でありましょう。 本体の赤丸 LEICA ロゴ、各所の LEICA font……、それだけでも持っていたくなる代物でありますです。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 20, 2016 11:32 PM

MICHELIN S+ 195/65R15

メルセデスのC230ステーションワゴンに乗り始めたのは1997年からだから、来年で20年……、走行距離は17万kmというところだ。 まだ乗るか……、どうするか、考えどころだが、まだちょっと乗ろうと決めた。 そこで、ちょっと磨減ったタイヤを交換することにした。・ ・ ・ ・ ・今のタイヤは MICHELIN XM1 195/65R15 だが、2009年に14万km時点に取換えたものだが、それから7年で3万km……、最近、あまり走っていないなぁ。昔は、年間1万2千kmは走っていたものだが、今では4,5千kmというところなのだ。 今回も同じく MICHELIN ミシュラン、同じく COSTCO コストコ多摩境のタイヤセンターで行った。 MICHELIN S+ 195/65R15 が14,800-円/本、4本で59,200-円、工賃やら諸々はストアクーポンによって値引きされ、オンされるのは廃タイヤ処理費のみ、4本で1,040-円で合計60,240-円となる。 しかし、5,400-円のストアクーポンなるプリペイドカードがもらえるので、実質54,840-円(税込)の出費であった。高い安いは分からないが店内で買物している間にやってくれるのは面倒くさくなくっていい。・ ・ ・ ・ ・車ってこんなにスムースに走れたんだっけ……というくらい、快適になりましたです。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 17, 2016 11:23 PM

Omegavispen

私は日々の食事。その料理なるものは人任せなのだが、まったくやらない……というわけではないのだ。 チャーハンなるものについてはなかなかうるさく、自分で成すこともあるのである。 これは、私専用、チャーハン専用のお道具として購入したものである。 スウェーデンの Unplugged なる会社の製品、Omegavispen オメガビスペンというお道具である。 オメガという名称は、もちろん先端部のΩ型の形状による。vispen ビスペンはスウェーデン語で「泡立て器」を意味するらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 16, 2016 12:32 PM

二人の父の作品 ふるさとの途へ

+ 芸大美術学部四年上の先輩、漆芸科卒の宮村泰明氏からお送りいただいた書籍だ。 会津の人、宮村泰明氏と幼なじみの友人である高橋誠氏と共同で出版された。 両氏のご父君、蒔絵師・宮沢源治と洋画家・高橋亮、二人の作品を郷里の喜多方市美術館に寄贈した記念として発刊されたものだ。 「二人の父の作品 ふるさとの途へ」という書名に、お二人の成したことへの誇らしげな様子がにじみ出ている。 本書の隅々に感じられるのは、郷土・会津への誇り……郷土愛なのだ。 表紙にもあるが、宮村氏の手になるものと思われる磐梯山の絵、そして「空高く 仰ぎみる むらさきの 磐梯山」とある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 14, 2016 01:38 AM

秋山設計道場2016/@木曽

← 村上工務店新モデルハウス 「秋山設計道場2016」の第7回は長野県は木曽、8月30, 31日にわたって開催された。 見学先は奈良井の木曽アルテック社、そしてホスト工務店は村上工務店だ。 8月30日午後1時、……台風10号の到来でやきもきしたが、JR木曽福島駅に道場生が各地から集合した。 北は栃木、南は鹿児島……、総勢十数名……、2台のマイクロバスに分乗、まずは奈良井へ、久しぶりの奈良井だが、意外に近いのに驚いた。 木曽アルテック社を訪問、斉藤さんもお元気で意気軒高、奈良井の街並みを車上見学して平沢、斉藤さんデザインの建物に皆大いに感銘を受ける。 その後、木曽町に戻り、課題敷地視察、そして村上工務店の新モデルハウスを見学したのだ。まだ未完ではあったが、606の標準に大胆に振られた下屋、村上氏の優れた計画力は皆を驚かせたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 1, 2016 04:11 PM

飛行士たちの話

あの「チョコレート工場の秘密」の作者・ロアルド・ダールの初期短編集「飛行士たちの話」だ。 彼は第二次世界大戦中、英国空軍の戦闘機パイロットとして従軍しており、その時の諸々が、この短編集の基となっているのだ。 原題は「Over to You: Ten Stories of Flyers and Flying」だ。 ズズぼけているのは永井淳訳の1981年版、そして、出たばかりの田口俊樹の「新訳版」だ。 先日、玉井さんご自身のブログ MyPlace2 に「卵をめぐる祖父の戦争」の作者・デイヴィッド・ベニオフについて書かれていたが、その翻訳者・田口俊樹についても言及されていたのに興味を持って、田口俊樹を検索してみたら、なーんだ、ロアルド・ダールの翻訳者でもあるのだ……。 そして、出たばかりの本書「飛行士たちの話・新訳版」を手にしたというわけだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 20, 2016 03:21 PM

Step-up トランス / 120V

amazon 小さなトランス、高さ70mmのダルマ形、でもズシリと重い。 上部にコンセント、その下縁に使用時点灯するLED、そして、裏側に折畳みできるプラグがある。 Step-up とは昇圧……、定格入力100Vを定格出力120Vに上げるトランスだ。米国仕様の電気器具を日本で使用する為のものだ。 定格容量60VA……、まぁ、能力はその大きさなりである。 今まで使っている 117V トランスを使っていたのだが、このコンパクトな物に換えてみようと思ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 18, 2016 07:19 PM

TRUSCO / 取手付きボックス M-8

深さ95mm、縦横360mm×260mmの鉄板プレス製のトレイ、容量は6.9L、重さ1.4kgだ。 トレイ部分は0.7mm厚の鉄板、把手部分は1.7mm厚……、ヘビーデューティーな仕様の入れ物なのだ。 工場の現場等で工具入れ、部品入れに使われるものだが、その機能に感心だ。 短辺に付く分厚い鉄板プレス製の把手に工夫があるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 12, 2016 04:30 AM

《そよ風》が好き。

環境創機の友さんからお贈りいただいた「そよ風」の本だ。 「そよ風」は空気集熱式ソーラーシステムの一つ、奥村昭雄の考案したシステムの発展形だ。 始まって8年目に入った秋山設計道場も様変わり、新しい人たちばかりになった。関わってきたソーラーシステムについても、そんな事知らなかった……という方々までおられるのだ。 来年は、奥村の開発したソーラーシステム、OMソーラーの30周年とのこと……、いろいろとばらけた関係も……修復すべきこと多々あると思っている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 7, 2016 05:07 PM

Santa Fe - the Chief Way

Bern Hill なるアーチストによるポスターだ。 西部劇の舞台であるモニュメント・バレーらしき地形を走る Atchison, Topeka & Santa Fe の旅客列車だ。モダンにして大胆な構図が魅力的だ。 1950年代、このポスターの主役は先頭の EMD F7 ディーゼル電気機関車なのだ。 下部には " USING GENERAL MOTORS DIESEL LOCOMOTIVE " と宣伝コピーがある。 このポスターのスポンサーは GENERAL MOTORS ゼネラルモーターズの Electro-Motive Division、EMD なのである。 この都度、aki's RAILROAD に導入された F7 と同じ機関車が ABBA(ちょっと絵が変だけど……)の重連で旅客列車を索引するという構図なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 6, 2016 09:03 AM

ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話 展

link 早稲田大学の會津八一記念博物館で「ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話 展 -ル・コルビュジエの現場での息吹・吉阪隆正が学んだもの- 」が始った。……8月7日まで。 二つのシンポジウムが開かれる。 その一つ、シンポジウムⅡ「ロンシャンの丘との対話」の基調講演されるジャン-フランソワ・マテ氏(ノートル・ダム・デュ・オーの慈善事業協会 副プレジデント}は、翻訳家・村松潔氏の夫人、Muramatsu Marie-Emmanuelle 氏のご親戚の方とか。 ご親戚の方々が、このロンシャンの建設計画自体に深く関わったとお聞きしていた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 1, 2016 02:57 AM

Akiko Nagamatsu

● Akiko Ngamatsu 先日20日、仲町台の YUI GARDEN にて展覧会「永松あき子 『わたしが生まれる』」にでかけた。 永松あき子氏は藝大建築科の後輩、建築家・宮脇檀の事務所スタッフだったのだが、建築設計から打って変わって、今はこのような作品を生み出す画家なのだ。 画面の中に見る人型に、何かスケールを配しているような建築設計者の性癖を感じるのが面白い……。SF作家とコラボしたバンド・デシネ(bande dessinée)的な何物かを期待するのは私だけではなさそうだ。 幻想的な……、私にとってはSF的な画風、そして、その精緻な技巧に大いに感銘したのだ。 この展覧会、元宮脇事務所の大番頭・吉松眞津美氏と同道した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 29, 2016 08:45 AM

TANGOES

モノリスのように黒い直方体、横84mm、縦170mm、厚さ17mmのプラスチック製の箱である。 名前は TANGOES と言う。TANGRAM からきた造語と思うが……、TANGRAM タングラムがこの中に収まっている。 先日、IKEA イケアで手に入れたばかりだが、思い出して引っ張り出してきたものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 21, 2016 10:48 AM

Panasonic / 衣類スチーマー

link 諸般の事情により、このようなお道具を用意した。 自立せぬまま大人になり、ジジーになってしまった為……、いまさらながら、このようなお道具を習熟する必要があるのだ。 とにかく、こいつの「シワトレビャーン」能力に期待したいと思っているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 12, 2016 05:05 AM

Tangram

久しぶりの IKEA イケア、LATTJO ラッチョなるお遊び系のコレクションの中に、Tangram タングラムがあった。 いくつも持っているのだが……。 木製、20cm角の大きさ、799-円也……早速ゲット。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2016 10:30 PM

BOSCH / GLM 7000

BOSCH のレーザー距離計 GLM 7000 である。 室内を実測する必要があるかも……というわけで、こいつをゲットしたのだ。 幅53mm高さ114mm奥行31mmという、ちょっと太い携帯電話という大きさだ。 BOSCH だけでも色んな種類ありで、大いに迷う……、先日実物を見た佐賀井君の事務所の小さな物( PLR15 とのことだが、ZAMO なる物が出ている)で十分なのだが……。 大体、計測距離の長短によって価格差があるようであるが、屋内で10mもあれば十分な気がするから最低の15mでも大丈夫だ。そして、測定精度は±3mm、±2mm、±1.5mm、±1.0mmとある。 しかし、コストパフォーマンスというものがある。最大測定距離70m、測定精度±1.5mm、三脚穴付き……、価格は8千円以下という価格、グレード高めの GLM 7000 でどうだ……なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 31, 2016 12:40 AM

LIFE and iPhone

LIFE and iPhoneiPhoneでセンスがいいねといわれる写真を撮る方法著・写真: 彦根 明 / 彦根 藍矢ISBN: 978-4767821450出版: エクスナレッジ価格: 1,728-円(税込)ブログ aki's STOCKTAKING を始めたのは2003年だった。 絵日記みたいなものだから、写真はとても大切なのだが……、iPhone はまだない。 5年後の2008年、iPhone 3G を手にした。カメラは200万画素、まだ、同じ画素数でもデジカメに劣る面もあり……、Photo by iPhone なる言い訳をしなくてはならない事もあった。 しかし、iPhone のカメラの進化は徐々にデジカメを駆逐し始めたのであった。 いつのまにか、写真はポケットにある iPhone の仕事になってきてしまったのだ。 そして、このような本の登場だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 29, 2016 12:26 PM

USB-C VGA Multiportアダプタ

MacBook 12" にはUSB-Cなる端子が一個しかついていないのはよく知られている事実なのだ。 それが電源ポートであることもよく知られている……、ということで、このようなアダプターが必須であるのだ。 こいつは結構なお値段……9,500-円(税抜)であるので、まぁ、そのうち……プレゼンしなければならない時に手にいればよい……と思っていたのだ。 しかし、急に思い立って……、ヨドバシにて、手元にあった商品券と貯まったポイントで購入したのだ。VGA と HDMI の二種類あるのだが、こちらを選んでみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 22, 2016 12:48 PM

cLass vesso/クラスベッソ西軽井沢

VOLKS nR という名前で進めていた、御代田の「cLass vesso/クラスベッソ西軽井沢」が竣工し、モデルハウスとしてオープンした。 ……と言っても、そのままだったんだが、OMソーラーの薮下氏から7日土曜日に現場に行くので、来られませんかとのお誘い……、出かけることにしたのだ。 新幹線がここ御代田の地も身近なものとした。 私は大宮からだが、40分で軽井沢到着(眠るわけにいかない時間)そして、しなの鉄道に乗換えて、ほんの15分……御代田着、ここ「クラスベッソ西軽井沢」は駅から歩いて5分という近さなのだ。 そして、浅間山……これまた身近な風景なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 8, 2016 10:52 PM

私家版戦車入門1

私家版戦車入門1無限軌道の発明と英国タンク著・イラスト: モリナガ・ヨウISBN: 978-4499231749出版: 大日本絵画価格: 2,700-円(税込)好きな物を調べて、好きな物を描く……、楽しいだろうな……と思う。 宮崎駿も同じことをやっているのだが、彼はちょっと説教くさいところがあるが、モリナガはこちらの知りたいことを一所懸命に調べて(もちろん好きだから……)教えてくれてる感があって……好きだな。 世界最初の内燃機関によって走行する近代戦車の登場、いわゆる TANK タンクだが、それが何で「菱形」だったのか……、その前史をひもといて解説してくれている。 これが1巻目……、2巻、3巻目は……、と大いに期待している。 きっと「ソ連戦車の台頭」なんてのが出てくる……、早く見たいものだと期待しているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 29, 2016 10:27 AM

アラジン・グラファイトトースター

拙宅の朝はいつもパンを食するのを常としておる。 しかし、そのパンについてどこそこのブランド……に拘ることがあっても、そのパンを焼くお道具について無関心であった。 唯のオーブンレンジなるお道具に全てを委ねていたのだ。 どうも今日日、新型トースターで焼いたトーストが旨いらしい……。 ちょっと前に、BALMUDA The Toaster に大いに心引かれてゲットすべく動いたのだが、品薄でゲットまで至らなかったのだ。 しかし、こいつの遠赤グラファイトヒーターにぐぐっときてしまった。 アラジン グラファイトトースターなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 22, 2016 08:14 AM

LaCut ラカット

いわゆるセロテープ……の類だが、小と中、大がある。軸の筒の径で25mmと40mm、73mm……。 まぁ、戦後米国渡来の物だから、1吋と1.5吋、3吋という規格なのだろう。 大きなサイズにはテープカッターが付き物だが、小さいサイズは特になく、パッケージそのものが簡単なテープカッターだったりしたのだが、こんな物が登場した。 大きいテープカッターはその重量で固定……していたのだが、これは底部にマグネットが着いてホワイトボード、冷蔵庫、スティール家具やらに固定できるというこのなのだ。 長さ140mm高さ60mmという小振りな物なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 4, 2016 09:30 AM

1/16 JS-2 Metal Tracks / DKLM

+ 某日、香港からやってきた。 タミヤの 1/16 JS-2 用の金属製キャタピラだ。 DKLM RC 製の物だが、亜鉛合金ダイカスト、幅40mmの大きさ、精密な出来である。 純正のプラスチック製にあきたらず、この金属製をゲット……、すぐに SOLD OUT となった。 片側86リンクで左右で172リンク、ガイドが付き (#56034) とガイド無し (#56035) の2種類ある。2種類……、これは T-34 と同じだなぁ。 予備は8個あるが、車体前部に予備が6個使うことになる。 まぁ、高価な物ではあるが金属製であることは、模型としての質……大幅に向上、満足のいくものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 27, 2016 10:27 PM

@鹿児島 / 160311

+ 3月11日の昼前、鹿児島空港に降立った。東京は薄ら寒い曇空だったのに晴天……、迫さんとスタッフ永瀬氏の出迎えを受け、早速に高速を南下し薩摩吉田ICに向う。 ここには、先月の16日にも来ているのだが、再び訪問なのだ。 薩摩吉田ICは鹿児島市内と空港との中間点、そこに15年越しで計画されている迫さんのプロジェクトの場所があるのだ。そこはシラス台地の上……、そのプロジェクトにはまだ名はないが、その地は吉田山と云われている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 17, 2016 12:55 PM

DOJO16-2@Yamaguchi/課題

・ COSMO NET の秋山設計道場2016も今までの設計道場と同じ……、道場のメインである設計課題の敷地を視察するのは第一日目の重要な行事だ。 2月23日午後1時に新幹線・新山口駅に集合した道場生ご一行は、今回のホスト工務店である原工務店スタッフの案内で、まずは設計課題敷地にやってきたのだ。 新山口駅、昔の「小郡駅」から程なく、青龍山浄福寺近くの田園風景の中にそれはあった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 2, 2016 09:29 AM

SMART FIT / CARRYING POUCH A4

link この LIHIT LAB なるブランドの SMART FIT シリーズはなかなか好みなのである。 いろいろ機能的な入れ物がそろっているが、最初に購入したのが SMART FIT ペンケース(A-7585)だった。 まずは、この素材である CORDURA コーデュラなる布……、さらっとした感触が気持ちいい。それに、色……渋い色揃えも好ましいのだ。 先日、いつもの京王アートマンの文具売場にこのポーチを発見……、ふとひらめいて買い求めた。 色は渋い青……ネイビーを選んだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 7, 2016 12:22 PM

最近購入の絵本

読む本は図書館……、見る本は購入している……なんて Facebook に書いたが、これらは最近の見る本、大人用の絵本だ。 Wes Anderson ウェス・アンダーソンの映画本が二冊、一冊は翻訳本だ。そして、もう一冊は STAR WARS 本……、THE FORCE AWAKENS 登場の乗物の図解……楽しい。 ● ウェス・アンダーソンの世界 ファンタスティック Mr.FOX ● Wes Anderson Collection: The Grand Budapest Hotel ● Star Wars: The Force Awakens Incredible Cross-Sections...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 26, 2016 06:53 AM

日本木造遺産

日本木造遺産千年の建築を旅する撮影: 藤森 照信写真: 藤塚 光政ISBN: 978-4418142415出版: 世界文化社価格: 2,484-円(税込)先日、川崎市立の「日本民家園」で船頭小屋を見たばかりだが、あんな小さくて見つけにくい物、まぁ、民家と言っても名主の屋敷級が立ち並ぶ民家園の中でも鼻クソ級の物なのに……、ネットを探ってみると……、良く知られているのに驚いた。 それは本書の影響が大きいのに違いないのだ。 本書は日本の木造建築23件を木造遺産として写真家・藤塚光政氏が撮影した写真に、あの藤森照信・名誉教授が理屈をこねるという体裁、最後に木質構造物の腰原幹雄・教授が各々を解説するという構成だ。 その23件は、日本有数の高名なる木造建築物、平等院・鳳凰堂、錦帯橋、松本城、三十三間堂、嚴島神社等々、そんな大物の数々……、その中に唯一の一坪の小屋、褌姿の船頭が屯していた小屋があるのだ。 それが、「わずか一坪に凝縮された日本建築史 」と大絶賛されているものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 22, 2016 12:01 AM

Apple Keyboard

← link 不調だった iMac はスマホドック24八王子店で修復された。 ハードディスクも取換えて新装開店だったのだが再び不調……、起動してもキーボードの入力を受け入れないという元の木阿弥状態になってしまった。 もう一度、お店に持ち込んで修復の儀と相成ったのだが、自宅に持ち帰ると同じ状態……、再びお店にもっていくと、あら不思議、何の不調の兆しもないのだ。 そうなると本体の問題ではない。周辺機器の劣化が原因ではないか……という橋山店長のご意見である。家に戻って使っていなかった Apple Wireless Keyboard で繋げてみれば……全てオーライなのである。 しかし、やっぱりテンキー付きのキーボードじゃなきちゃというわけで、新調した。まぁ、7年前と何も変わらないキーボードを再び手に入れたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 10, 2016 06:02 PM

Lighthouse ライトハウス

Lighthouse ライトハウスすくっと明治の灯台64基 1870-1912撮影: 野口毅解説: 藤岡洋保ISBN: 978-4150105686出版: バナナブックス価格: 2,484-円(税込)こんな本が出てくるとは思わなかったなぁ。 灯台の写真集……、建築をコンパクトな体裁の書籍として紹介してきたバナナブックスから出てきたのだ。 日本中の灯台……、明治期から存在している灯台64基が美しい写真として網羅されているのだ。 日本灯台名鑑というべき写真集なのだ。 その立地の特殊性からいって、写真を撮るということ自体が至難な事であろう。又、外観のみならず、貴重な内観……レトロな螺線階段のディテール等々、すばらしい写真集……、学術的にも貴重な資料なのだ。 編集者の石原秀一氏によれば、内観写真が全て出るのは本邦初……、今後撮影はできないだろうとのことだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2016 12:17 AM

秋山設計道場2016

今月末にはいつもの設計道場が始る。 今年2016年の秋山設計道場は大きく様変わりする。 昨年まで7年間、14クール……全76回開催された道場は、コスモホーム鈴木岳紀氏主宰の COSMO net の一環としての開催となる。 又、一年間を一区切りとして全10回、全国各地での開催となる。 やることは同じ、見学と即日設計……だ。一段とアウェイ感の強いきびしいものとなるであろう。 左は、私のいつもの即日設計のエスキースのタイトルだが、今年は dojo16 となる。昨年末が第14クールで、dojo14……、15を飛ばしてしまった体だが、2016 の 16 である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 4, 2016 11:02 AM

2016 年賀

2016 明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします 昨年は12月になって義兄が亡くなったりで、喪中……、いつもの家内の手作りの年賀状がない。 というところで、彼女が熊本から取り寄せた「木の葉猿」なる素焼の猿にしてみました。 この猿は「めしくい猿」なるもので、おにぎりを大事に抱いて食べている姿とのこと、この猿を大事にすると、一生食べ物に困らないとか……だそうです。 昨年はいろいろなプロジェクトに参加、皆さんに大いにお世話になった一年でありました。 VOLKS N の展開、VOLKS Nn や、VOLKS nR が始まりました。又、Be303 と SUPER POD 3.8 をも展開した結果が作り出せたと考えています。 7年間14クールまで数えた秋山設計道場も今年は新展開、秋山設計道場2016として始ります。 それらが十分な成果を生み出す年とすべく、努力していきたいと考えています。 2016年……大いに楽しみです。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 1, 2016 12:16 AM

ラーメン・すきやき切手

年末もいいところだが、急に18円切手、いわゆる海外用年賀切手 (差額用)を思い出したのだ。 昨年は「すし・てんぷら切手」だったが、今年は「ラーメン・すきやき切手」とのこと……、近くの郵便局では売切れ……、本局まで行って、残っていた3シートを手に入れてきたのだ。 耳の部分にも、RAMEN、SUKIYAKI とあり、ペッパー缶と卵が付いているという凝り方は昨年と一緒だ。 海外グリーティング (差額用)とあるが、年賀葉書52-円に貼って+18-円、合計70-円にして世界中どこでも……ということになる。 まぁ、面白い切手、18円切手として人気ありで、コレクション目的や、本来の用途以外に使われることが多いのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 26, 2015 01:14 AM

LEGO Rockefeller Center

クリスマスだが……、皆様いろいろな時間をお過ごしのことと思う。 クリスマスシーズンとなると、ニューヨークのロックフェラー・センターのクリスマスツリーが必ず話題になる。 LEGO Architecture シリーズに、そのロックフェラーセンターのモデルがある。 ずいぶんと昔に手に入れたままであったが、クリスマスイブに組み立ててみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 25, 2015 01:50 AM

3D Shot Cam x2

・ 例の立体カメラ 3D Shot Cam だが、白以外に濃いピンク色の物がある。 価格も玩具だし……、というわけで、amazon から購入した。なかなか、可愛らしい。 何でも複数あるのが好きだ……、は変わらない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 23, 2015 12:07 AM

TOSHIBA / SD 8GB x2

←amazon 最近は、SDカードの最低容量は8GBなんだろうか……、そして、amazon での価格、このTOSHIBAのSDカードが520-円とは驚いた。 早速、2枚購入、あの2台になった 3D Shot Cam 専用にするのだ。 ● TOSHIBA SDHCカード class10 UHS-1 8GB ...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 20, 2015 06:47 PM

カフェ杏奴|再訪

・ 下落合のカフェ杏奴にさよならしたのは2013年の2月だったな。 12日土曜日、本庄の小林建設の[Be303 / 方丈庵]の現場を後にして、佐賀井君を足利市小俣の実家に送り届ける途中、カフェ杏奴・足利に寄ることにした。 杏奴MaMaが生れ故郷の足利に戻られ……ほどなく、カフェ杏奴を再開されたことは知っていたのだが、……ずいぶんと時間が経ってしまった。 佐賀井君の案内で通りから裏の駐車場に車を入れ、裏口から店内に入る。 MaMaは何も変わらず、元気……、この場所……何か図書館のような空間も、MaMaの存在がカフェ杏奴にさせてしまっているのだ。 後数日でカフェ杏奴・足利も2周年とのこと……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 16, 2015 01:13 PM

De-Solv-it / 2

link 粘着テープやら接着剤を剥がす用途に無敵……、常用の De-Solv-it ディゾルビットだ。 小さな容器のものでも大丈夫……、20年は持つなんて言っていたが、あえあなく2年で補充の必要ありということになった。 今回はネットを探して、コストパフォーマンスのよいものを探し出してみたのだ。 ● ディゾルビット スプレータイプ De-Solv-it 375ml :文具BUY それがこれ、中身は同じでも375mlの容量、30mlとは大違いなのだ。 この大きさで、1,150-円……、送料600-円で計1,750-円也だ。近所のホームセンターで購入した小さいものが458-円だったから、15-円/ml、大きくなって5-円/ml……ということになる。 こりゃ、とてもお得なのだ。 まぁ、スプレィして盛大に使うということはしないから、小さな容器に小分けなのだが、容器の先の切替えには、SPRAY, STREAM とあるから心配ない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 13, 2015 10:01 AM

3D Shot Cam / TAKARA TOMY

←amazon 見ての通り、玩具カメラである。TAKARA TOMY の 3D Shot Cam、これがなかなか面白い……、名前の通り「立体カメラ」なのだ。 早稲田の本橋仁氏が faceook 上で話題にしているの読んで、何か既視感……、即、ゲットしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 9, 2015 10:51 AM

みなでつくる方法

5日土曜日午後、打合せに上京したN君と一緒に湯島の国立近現代建築資料館に、「みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築」を観に行った。 土曜日ということで、旧岩崎邸庭園からアプローチするのだが、その庭園の宏大さにもびっくりだ。 充実した吉阪隆正とU研究室の世界……、同時代を生きてきた自分としては、まだ整理のつきかねる世界だが、じっと考えている。 手で紙の上に鉛筆で描かれた図面の数々、油土で作られた巨大な模型……その油土の匂い……。 それらは、我々の「今」を圧倒し、凌駕しているかに見えた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 6, 2015 08:40 AM

ねこはい

ねこはい著者: 南 伸坊ISBN: 978-4883793877出版: 青林工藝舎価格: 1,080-円(税込)家内が、探しているのに本屋にないから amazon に頼んで……というので、注文していた本書がやっとこさやってきた。……時間が掛かったのだ。 奥付を見れば、2013年7月25日初版第一刷発行、2015年11月25日初版第四刷発行とあった。なにかテレビで紹介されてブレークとのことだ。 とにかく、南伸坊の絵本……つまらないわけがない。 表紙からして人を食っている……。わがはいは ビールのすきな ねこである 世界初のネコが作った俳句絵本なんだそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 21, 2015 04:04 PM

Lightning short cable / 10cm

iPhone, iPad に必須の Lightning ケーブルも多種多様……、ちゃんとライセンスを得たケーブルもそれほど高価ではなくなった。 これは短いケーブル……10cmという長さだが、短いというだけなら今までもあるし、それほど欲しいとは思わないが、こいつは違った。 端子が両方ともL字型に曲がっているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 18, 2015 06:06 PM

LEICA X1 |修理

いつもの LEICA X1 だが、レンズキャップ ALC のお飾りを L から赤玉に変えた。 他意はないのだが、ちょっとうれしくなって気分を変えてみたくなったのだ。 実は、銀座のライカジャパンのカスタマーケア部に X1 を修理の為あずけていたのが修理終わって戻ってきたのだ。 事の発端は、撮った画面に黒点があることに気がついたのだ。早速、ライカ銀座店に向かった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 5, 2015 03:37 AM

ANA × RHODIA「JOURNEY」

・ 先日の「Team 次世代」の北海道旅行で伊達の小松建設モデルハウス VOLKS Nn に伺った際、小松幸雄社長からいただいたものだ。 ANA の機内販売でゲットのこと……、ANA と仏国のメモパッドでとみに有名な RHODIA とのコラボ企画「JOURNEY」の文具セットの片割れ……大事な部分をいただいてしまったのだ。 ステッカー2種類とキャプ付き鉛筆のセット……、このような物を偏愛する僻がある私にと……くださったのだ。 この2枚のステッカー、直径8cmのコンパス型、8cm×4cmのトランク型をいつものお道具に貼って「JOURNEY」にあやかってみようと考えている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 1, 2015 08:59 AM

MEON農苑|再訪

23日の昼、北海道千歳の「MEON農苑」を再訪……、昨年2014年の今ごろ、ここにいた。 今回は「team.次世代 Vol.11 in 北海道」ということで、昨日メンバー5人と北海道にやってきていたのであった。アトリエ・アクの井端氏の案内で二つの作品を見学、そして、再び氏の案内でここにやってきた。 昨日の昼食をとった「ほくほく庵」、彼の週末住居の二つの平屋の延長上にこのMEON農苑があることを知った。私的には建築家・井端明男氏がブリコルールの系譜の内にあることを確認することでもあったのだ。 各々の生きる場所で、住宅の設計施工を担うアーキテクトビルダーを目指す……、設計者の二代目、「Team.次世代」のメンバーにとって、大いに勉強となった時間であったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 25, 2015 10:36 AM

Light L16

link なんだか、Light L16 なるすごいカメラが登場した。 A Multi-Aperture Computational Camera なる名前で、ちょっと大きくて分厚いスマホ状の筐体に、16基のカメラモジュールを内蔵して、コンピュータ処理……、最大5,200万画素の高解像度を得たり、被写界深度の異なる画像を撮影後に作りだしたりできるらしい。  ● 16のカメラモジュールを搭載する「Light L16 Camera」 - デジカメ Watch  ● 16基のカメラモジュール搭載の高性能コンパクトカメラ「Light L16 Camera」 - ITmedia ニュース  ● 16個の虫喰い穴、画期的な5200万画素コンデジ「Light L16」 : ギズモード・ジャパン スマホ用の小型で高性能なカメラモジュールを沢山集めて、デジタル一眼以上の高性能を作り出すってことかな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 9, 2015 02:28 PM

LEGO Star Wars / 75083 AT-DP

新映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の12月18日一般公開にむけて大いに盛り上がっているスターウォーズ界であるが、こいつはテレビアニメ版「スター・ウォーズ 反乱者たち」に登場するお道具のようだ。 AT-DP とは All Terrain Defense Pod の略称のようだが、2足歩行の二人乗り装甲戦闘マシンだ。 これはもちろんレゴなのだが、なかなかの出来大いに気に入ったのである。 ・ ・ ・ ・ ・ 実は、こいつが欲しくて手に入れたのではなく、これに付いている4体のミニフィグ mini figures が欲しかったのである。 新悪役、帝国保安局の Agent Kallus と 帝国軍の機動歩兵 Stormtrooper 1体 と AT-DP の乗員2体が付いているのだ。 それを、あの White LAVYRINTH にミニフィグを置いてみたかったのだ。 手元にあるのは面白いものがなく……、スターウォーズの一情景としてみたらどうなのかと思ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 7, 2015 12:58 PM

White LABYRINTH

+ 例の LEGO コンペに応募していたのだが、昨日夕、一次審査を通ったというメールがきた。 写真審査と言うことでA4一枚……、Pages で作った左の写真で応募していたのだ。 White LABYRINTH と名付けたのだが……、ギャラリーエークワッドで展示される60点に選ばれたということで、来週8日(木曜日)までにギャラリーに送らなければならない。 その後、二次審査……となるのだが、まずは……である。 このコンペはアイディアコンペ……、小学生以上参加可、全体の大きさ制限だけで、特に厳密な規定や解決すべき目的があるわけではない。結果はコンペ主催者の「デザイン」で決まってくる。 あくまでも、参加することに意義あり……なのだ。 ・ ・ ・ ・ ・White LABYRINTH 手元のレゴ Architecture Studio で課題の「空間」を作ってみようと思った。 ピラネージの錯綜した煉獄、エッシャーの不思議な階段、そのようなものを作りたいと思った。 何段階かのステージを作り、それを階段で繋げていった。 ちゃんと設計図があるというよりもブリコルールのように出たとこ勝負だ。アドリブというような、作りながら壊し、壊しながら作ってみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 1, 2015 08:16 AM

LED センサーライト

100円ショップ「ダイソー」の電気器具売り場で目に付いた。……早速購入、108-円だけれど。 センサーはセンサーでも、これはマグネットセンサー、本体からケーブルでつながったセンサーにマグネットがくっついている状態で消灯、離れると点灯である。 本体は高さ60mm幅30mm厚さ20mmという大きさ、戸棚とか引き出しを開けると点灯というのが正統的な使い方だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 27, 2015 07:24 AM

この人から受け継ぐもの

この人から受け継ぐもの著者: 井上 ひさしISBN: 978-4000229074出版: 岩波書店価格: 1,512-円(税込)最近、本についてのエントリーがないのだが、それなりに読んでいるのである。 本書は氏の死後、2010年刊行、三つの講演記録と、劇作についての小論をまとめたものだ。 二つの講演……、現今の政治情勢について、この先達はちゃんと予見していたのだ。 立憲主義について、戦争責任について……、それは、今必要な知見ではないのか……。 amazon のカスタマーレビューでの本書の評価で分かるのだが、氏は劇作家としての評価はあっても、政治評論についいぇ何の評価もされていない……、あの頃はまだまだ牧歌的な時代だったのかな……。 今の時代に生きていてくれれば、大きな声でしゃべってくれたびではないか……と考える。本書は、今こそ読まれるべきものではないかと考える。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 16, 2015 06:16 AM

PLUS|ノリノハイパー

「テープのり」なるお道具である。 まぁ、こんなお道具を使わなくても糊さえあれば貼れる……なのだが、ちょっと「超強力」「3倍強い」なるコピーにほだされて手にしてしまったのである。 これが、なかなか……、気に入ったのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 2, 2015 05:21 PM

The Art of MAD MAX FURY ROAD

←amazon 先日、立川の【極上爆音上映】が売りの映画館シネマシティで「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観た。 まぁ、家の長男、二男の二人が「エガッタァ」と言っているし、こいつは映画館で観ていないと後悔するかもと思って、出かけていって観たのだ。……面白かった。 なんと言っても、バンド・デシネ (bande dessinée) の本の絵が動き出したような映像に圧倒されたのだ。 それは何なのか……を知るべく本書を手に入れたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 28, 2015 08:39 PM

TUMI / 26141

2008年から使いはじめた TUMI の 5112 も大分やれてしまった。 設計道場やら、その他出張で平均すると月2回はどこかに出かけて、酷使しているから無理もないのだ。 というわけで、次期出張用バッグを検討……、同じ TUMI の 26141 に決定したのであった。 5112 はメッセンジャーバッグだったが、これはちゃんと持ち手が付いている。容量も大きく、二、三泊の出張にも十分な大きさだ。 こいつは、いわゆるビジネスバッグの定番中の定番……、私め「ビジネス」はまったくお似合いではないのだが……定評あるその頑丈さと各種工夫の数々に魅かれたのだ。 色も定番の黒……、これ又、目立たなくて、いかにもなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 27, 2015 01:06 AM

Panasonic / EE8113K

link 人感センサー付きの新型LED電球によって点滅自動化を果たしたトイレだが、人感センサーにプラスして明るさセンサーも付いておるという賢さなのであった。 まぁ、そんなに賢くなくても……いい、というのが正直なところだが。 ところで、もっと自動化せねばならない照明があったのだ。玄関ドア脇の外灯である。 ずっと手動、夕方暗くなったら点けて、朝明るくなったら消して……、これはないでしょう。 というわけで、やっと、パナソニック……旧松下電工製の照明点滅装置 EE8113K をゲットしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 17, 2015 04:21 PM

Her iPhone 5s and 5c

家内の新しい iPhone 5s と iPhone 5c である。 同じ 5 同士……、同じく 32GB であるが、中身は大いに異なる。新しい 5s はSIMフリーなのだ。 2013年12月から使い始めたソフトバンクの 5c は1年7ヶ月で退役ということになった。 何も問題なく使えているのだが、ソフトバンクの料金体系からの離脱のため、SIMフリー iPhone へ移行するということになったのだ。 この7月(7月1日〜31日)は二年に一度の特別な一ヶ月、自動更新させられていたソフトバンクとの契約を、違約金なしで解約できるという時期なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 13, 2015 01:54 AM

Steel STAMP / masus 12mm

CLIPFIX の横木の木口に A, B と刻印したのだが、その masus 12mm の数字のセットだ。 1から0の9本、6と9は共用は常識だ。 字高12mm、本体の長さは80mm弱だが、一本115gもあるから、このセットで1kgという……ずしりという重さなのだ。 日本語では刻印だが、英語では Metal STAMP とか Steel ……とかいうらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 10, 2015 12:05 PM

TOn & TAn in Box

部屋の隅に置いてあった amazon の箱だ。 TOn が寛いでいたのに、TAn が強引に入り込んできた。 ネコの箱好きは治らないのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 4, 2015 02:05 PM

BIC カミソリ|2

・ 常用の BIC の2枚刃のカミソリを補充した。 いつもの通り、amazon から50本入のパックをゲットだ。 1,941-円だから、一本あたり38.8-円也、使い捨てのくせに驚異的な寿命だからなかなか無くならない。 久しぶりの注文なのだ。まぁ、私の髭が濃くない……ということもあるが。 ちょっと出張が続いたから、出先のホテルで供される使い捨てカミソリを持ち帰っていたので、それらと比較したところ、なるほど……と気がついた。 刃と把手の繋ぎの部分、ネック……というのかな、そこが BIC2 はリジッド……完全に一体化しているのだ。他はふにゃふにゃ……、BIC2 の偉いところは刃だけでなく、そんなところにもあったのだ、...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 16, 2015 09:04 AM

OSX Yosemite / 10.10.3

常用の Mac、MacBook Air と iMac の OSX Yosemite 化を完了した。 Mountain Lion から Yosemite だから、三段跳びとはいわないが二段跳びの進化なのだ。 Yosemite がデフォルトな新型を導入が筋……と思い、 iMac 20" (Early 2008) 6GB の代替機として Mac mini を導入しようと考えたのが昨年の11月であった。 しかし、SIMフリー iPhone 6 にエネルギーを傾注したりして、すっかりサボってしまったのだ。まぁ、iMac も MacBook Air (Mid 2011) 4GB も、どうにか使えていたという事が大きいのだ……。・ ・ ・ ・ ・最近、ちょっと MacBook Air をいじってみたのだ。 2011年入手時、最強のスペックの...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 15, 2015 12:24 AM

CLIPFIX|2

1980年頃だが、銀座伊東屋にあって沢山買い込んだ CLIPFIX だが、いろいろな所でテーブル脚として使ったもんだ。 このブログでそのものの解説、金物としての解説はしたが、実際に使っている姿は見せていなかった。 この写真のように……、この金物の利点は脚が簡単に外してバラせるところなのだ。 Be-frame つながりで、こんなものがあったという……、使った状態を紹介したいと思い作ってみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 8, 2015 12:13 AM

Be-frame|2

・ 先日の金沢から長野行き、椿建築所の佐藤慶一氏の新築された自宅兼事務所カラマツハウスの訪問が目的であった。 そこにあったのは Be-frame …… 食卓であった。 佐藤氏は長野の雄、美登利屋工務店に長く勤め、松本の「飛曇荘」の担当者、そして道場生でもある。 ずいぶんと昔、私のブログ BeV Standard のエントリー「テーブル脚/スティール・フレーム」を読み解いて製作とのことだ。 少々寄り目気味だが……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 4, 2015 12:39 PM

延長コード 10m ×2

TAn が、電動工具用に常備していた100V用の延長コードを知らぬまにかじってしまい……、どこかで用意しなくちゃと思っていたところ、コストコにあった。 いつもはあまり考えずに……近所のホームセンターでゲットなのだが、今回はコストコなのだ。 三口・1500W/125V・15A の 10m というよくある普通のものなのだが、いつものコストコ商法、二つでなんぼ……、グリーンとイエローの二本セットで1,998-円 (税込) だ。 まぁ、一本税込み 1,000-円でおつりなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 3, 2015 02:44 PM

T-34 / T-34-85

T-34作画: グルツェゴルツ・ヤコウスキ、マリウス・フィリピュク、セルゲイ・アニシモフ解説: プシェミスワフ・スクルスキISBN: 978-4775313107出版: 新紀元社価格: 2,484-円(税込)乗物好きの児童用絵本の定番に「はたらくくるま」なるものがある。 これは、オジサンの為の「はたらくくるま」である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 23, 2015 12:24 PM

分解してみました

分解してみました 現代人のためのテクノロジー解体新書THINGS COME APART著者: トッド・マクレラン Todd MclellanISBN: 978-4756246707出版: パイインターナショナル価格: 3,024-円(税込)本書の著者、Todd Mclellan トッド・マクレランはカナダ在の写真家だそうだ。 撮影対象として……身の回りの道具を分解して、それを撮影したものだ。 小さな物から大きな物まで、目次でのカテゴリー分けはS、M、L、XL……、シャープペンシルから軽飛行機まで……、古いタイプライターからラップトップ……、その数は50余なのだ。 序章にあたる「目移りするのはなぜだろう…」で、彼は「……ぼくにとってこの本は、ものの見方を発見する訓練だった……」と云っている。 美しい写真の間に挟まれて、ユニークな識者による論考……、これ又、興味深いものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 21, 2015 12:13 AM

STABILO|EASYergo 1.4

なんだか……、筆記具ばかり話題にしているようで、恐縮である。 文房具売場でこんな物が目に付いてしまい……ゲットするはめになってしまった。 独の STABILO の EASYergo 1.4 なる、太芯1.4mmのシャープペンシルである。 STABILO って文房具としては二流のという印象なのだが、最近はとみに派手な色使いで目立っているのだ。 売場で試し書きしてみるとなかなかの書き心地……、HB ということなのだが……これはいいかもとなってしまったのだ。 まぁ、それ以上にそおの原理主義的な主張に感銘したのだ。 握り部分の三角形断面が完璧にデザインされているのだ。それは初めて鉛筆を握る子供用の設計なのだが、R右利き用とL左利き用が用意されているという物なのだ。 これは、すごい……、左利きを積極的に援護するお道具なのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ 私は右利きなのだが……、早速、いつもの5mm方眼の道場ペーパーでエスキス中なのだ。 いつもの9mmとは違った書き心地は、なかなか心地よいのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 12, 2015 01:51 AM

USB Smart Charger

link 今更……なのだが、USB 電源アダプターを新調した。 全部で7ポート、2Aが2ポートと1Aが5ポートという充実した仕様なのだ。 ずいぶんと前に、4ポートの物を手に入れ……モバイル用として使ってきたが、デスクトップ用というか固定用に複数ポートを持つ電源アダプターは初めてなのだ。 7ポート……、何故と問われれば、USB電源を必要とする物が増えてしまったのだ。 手元の自分用でも iPhone6 以外に、iPhone5, iPhone4S が生き返っているし、サーモカメラの FLIR ONE 入れたら4台だ。 その上、IPad, kindle, JAMBOX となれば7ポート全開なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 3, 2015 06:08 PM

ARMATA T-14

link BBCは、5月9日モスクワ赤の広場で行われる対独戦勝70周年記念パレードで、ロシアが秘密裏に開発してきた新型タンク Armata T-14 が公開されると報道している。 写真は予行練習中の Armata T-14 だが、シートで覆われた砲塔部がどのような物なのか注目されている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 29, 2015 11:15 PM

秘密基地の作り方

秘密基地の作り方著者: 尾方孝弘(日本キチ学会)イラスト: のりたけISBN: 978-4864101684出版: 飛鳥新社価格: 1,404-円(税込)Facebook でコスモホームの設計部長・森井栄年氏が本書を取り上げているのを見て、即、amazon よりゲットしたのだ。 Facebook 上のグループ【押入れ改造計画】を作る切掛けは、氏のプチリフォーム「お父さんの秘密基地計画2013」なる計画が最初だ。それは、既存の押入(幅一間、奥行半間)をお父さんの自由スペースに改造しようというものなのだ。 どうも、森井さんはそのような秘密……な仕掛けが好きらしい……。 まぁ、昭和という気分……の「のりたけ」なる人物の挿し絵も、いかにも、秘密っぽい……のだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 27, 2015 03:41 AM

Photo Cheat Card

link f値・シャッタースピード・ISO感度の関係を図解したチャートがいい。これで、ちょっとましな写真になるかな……。  ● Fotoblog Hamburg...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 25, 2015 12:15 PM

iPhone 4S + SMART KING

link いまさら 4S はないだろう……というのが大方の方のご意見と思われる。 しかし、唯のコレクションと化していた iPhone 4S、家内の物だが、彼女が 5C に替えるまで2013年暮れまでの二年にわたって使っていたもの……、が甦った。 スマートキング・ソフトバンクiPhone4S専用 SIMロック解除アダプタ、 1,700-円也を購入してみたのだ。 それが見事に IIJmio のSIMによってDOCOMOの電波を捉えているのだ。「ダメ元」のつもりだったのだが、見事に裏切られたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 23, 2015 06:37 PM

Be-frame

昔、1975年あたりのことだが、独立したばかりの自分にとって製図板をのせるテーブル、製図台は何はなくとも一番大事な設いであったのだ。 合板で作った箱の上に厚めの合板をのせるのが一般的だったのだが、その為の脚をいろいろ考えていたのだ。 大工が現場で使う Sawhorse があればいいのだが、その頃、その為の金物はどこにもなかったなぁ。 その頃、両親の家で使っていたイタリア・モビリア製のテーブルの脚がカッコいいのでそれと同じような物を作ってみたのだ。 それが左の写真のやつだ。このような脚のいいところは、二脚あれば、上にのせる板さえあれば製図台でも食卓でも事務机、番強机にでもなることなのだ。 それに、床に接する部分が点ではなく線なので床を傷めることがない。 ブログ BeV Standard に「テーブル脚/スティール・フレーム」というエントリーに、仕様等は詳しく書いてあるが、あまり人目に付かず……、作ってみた人は少ないようだ。 昨年、こいつを流行らせようと考え、同時進行の三つの仕事の食卓に、この脚を制作するよう提案……、三者三様にでき上がったのだ。 さて……、この際、この脚に名前を付けてみよう。一応、Be-frame ってのはどうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 21, 2015 12:03 AM

One Mile Train

FB 上で岩崎美佐子さんがシェアされていた映像が News Tube なるサイトにあったので、ski's STOCKTAKING に記録しておこう。 唯々、長い貨物列車の編成を撮った映像なのだが、通過するのに2分間掛かるのだ。 米国の One mile Train ワンマイルトレインだ。4重連のディーゼル電気機関車が貨車100両以上(私が勘定してみたところ133両……)を牽引……、全長1マイル、およそ1,600mだから時速50kmで2分掛かることになる。 その長さにも驚くが、コンテナー2段重ねの貨物車もすごいなー。 鉄道会社 BNSF...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 18, 2015 11:07 PM

ハナミズキ / 150417

・ なんたかんた……、ばたばたしている間に桜も終わり……、拙宅のハナミズキが咲いていた。 大きくなっちゃって’、二階の窓から見ても上の方に咲いている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 17, 2015 04:33 PM

Sukura プレオープン

4月11日午後3時から、浜松・入政建築のモデルハウス Sukura がプレオープンということで、パーティが開かれた。 これから、新しい入政建築の顔としてのモデルハウス、このオープンによって多くの方々が入政の仕事を知ることになり、多くの仕事につながることが期待される。  ● 誕生!いりまさモデルSukura まぁ、9日の「《そよ風》セミナーin 浜松」の見学先として、仲間の工務店の皆さんに公開されているのだが……。 いよいよ、今週末の土日から正式オープン……、一般公開が始るのだ。正式なオープンを前にして、内輪の皆さんへのプレオープンの儀と相成ったのだ。 私もご招待にあずかり、帰宅した翌々日の浜松ということになったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2015 03:52 PM

AUTO LENS CAP for X1

link 昔といっても2008年だが、RICOH GX200 なるデジカメがあった。 なかなかの高性能で愛好していた方も多いと思う。 そのオプションのアクセサリーに自動開閉式レンズキャップ LC-1なるものがあった。 あの頃のコンパクトデジカメはレンズにシャッターが付いている物が大部分だったから、レンズキャップは珍しかったのだ。これは、本体からレンズが伸出してくる時に押上げられる形で自動的に開閉するシャッターだったのだ。 そんな事すっかり忘れていたのだが、今もって存在し、LEICA X1 用の物 ALC-X1 があるとのこと……。  ● JJC製 ライカ Leica X1 X2 専用 自動開閉式 オートレンズキャップ ALC-X2 黒 - 十秋商映 早速ゲットしてみたのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ 最近では iPhone の写真が良くなってしまい、めっきり持ち歩くこともなくなってしまった LEICA X1 だが、健在なのである。……使い始めて、もう5年になる。 家で物撮りなんぞの地味な業務に使われているだが、LEICA ELMARIT の写りは相変わらずなかなかのものなのである。 まぁ、持ち歩かなくなった原因の一つは、レンズキャップが結構面倒……ということもるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 3, 2015 12:12 AM

暗号解読

暗号解読 ―ロゼッタストーンから量子暗号まで著者: サイモン シン Simon Singh訳者: 青木 薫ISBN: 978-4105393021出版: 新潮社価格: 2,808-円(税込)この本、2001年出版された直後に買い求めたのだがそのまま、……永い積読状態であったのだ。 とにかく分厚い500頁の暗号の話……、そのままにしてあった。 先日、映画「イミテーションゲーム」を観てから、ぐぐっと読む気になってきたのだ。 まずは、暗号機誕生の第Ⅲ章、そして、エニグマの解読の第Ⅳ章だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 20, 2015 11:15 PM

EMD F7 / accident

Los Angeles, Ca, Jan 25, 1948, A Diesel locomotive hangs over Aliso Street after running off the end of rails 私の好きな Santa Fe の EMD F7 は離陸に失敗したらしい。 ・ ・ ・ ・ ・1948年のロサンゼルスの写真だそうだ。 私が飛行機と見間違えるくらいの……流線型の EMD F7 に対して、道路上の車がクラシック過ぎる……、いかに F7 の形態が突出していたのか分かる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 16, 2015 02:10 PM

宝塚市の60年

私にとって縁もゆかりもない兵庫県宝塚市……、行ったこともない場所なのだが、今年、宝塚市が誕生して60年なんだそうだ。 市ではそれを記念して「子どもと大人が共感できる宝塚のまちの移り変わり」をテーマとした絵本を刊行した。 その中身を紹介した1頁を見て、これは面白い……、見てみたい、手に入れたいと思ってしまったのだ。 しかし、amazon にあるわけでもなく、販売しているのは宝塚市内の書店、あるいは市役所……なのだ。 そこで、思い出した宝塚市の工務店、シーエッチ建築工房……、そこのチーフの浪江朋弘さんに お願いしてみたのだ。快く聞いてくださり「これから、市役所に行く用事がありますから買ってきます」とのこと、数日後到来したのが大判のこの絵本だ。 予想通りの絵本だったのだ。うれしい……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 12, 2015 10:40 AM

今夜、珈琲を淹れて漫画を読む

今夜、珈琲を淹れて漫画を読む著者: いしかわじゅんISBN: 978-4778035143出版: 小学館価格: 2,052-円(税込)いしかわじゅんさんは高名な漫画家である。 それと同じく、高名な漫画評論家というか批評家である。本書は氏の漫画批評の最新作なのだ。 新聞や雑誌で連載中の書評や、漫画家についての考察、その100本を超る論考をを厳選……1冊にまとめたものだ。 残念ながら、当方は漫画読みにあらず……、しかし、漫画を考えるのは好きなのだ。前々作というべきなのかな、2008年刊行の「漫画ノート」の帯にある、大瀧詠一の言葉「漫画を読まなくても漫画がわかる。」の言葉通り……、本書は漫画を知らなくても読める、……明快な漫画批評なのであーる。 一時、批評や小説ばかりを書かれていた時、「もっと漫画を描きたいんですよ」と言っておられたが、つい最近、毎日新聞朝刊の4コマ漫画「桜田です」の連載を始められた。 「もっと漫画を……」は、ついに毎日描く……ということになったのだ。めでたしめでたし。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 8, 2015 12:51 AM

KONOST

link カメラに魅力を感じる……久しぶりのことだな。 彼女が構えるカメラ……、何の変哲もないカメラに見えるが、これが渋い、我が琴線を刺激しているのだ。 2000万画素フルサイズセンサー、ライカMマウント、そして、完全にデジタル化されたレンジファインダーを備えているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 28, 2015 03:47 AM

VH-0335 Muramatsu.h /2

今日明日、25, 26日は秋山設計道場第13クール第2回@東京だ。 見学先は、ランドスケープデザイナーにして建築家、内藤恒方氏の自邸「松原の家」と、私が設計した1996年竣工のフォルクスハウス、VH-0335 の「村松 haus」だ。 このフォルクスには、その後のデザイン手法がいろいろと盛り込んであるのだ。それを説明する図解 MEMO を作ってみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 25, 2015 12:52 AM

WHO BUILT THAT? Modern Houses

ロサンゼルスの出張から戻ったYoh君のお土産……、MOCA ロサンゼルス現代美術館のミュージアムショップで購入とのことだ。 子供向けの建築絵本だが、素朴な絵柄が好ましい。 十の現代住宅で、十人の建築家を語っている。 リートフェルトのシュレーダー邸から始まって、コルビジェのサヴォア邸、ライトの落水荘、ミースのファンズワース邸はもちろんだが、イームズ、プルーベまであるのが偉い。 そして、フランクゲーリーの自邸、坂茂の紙管の家、コールハースのボルドーの家、SARAH WIGGLESWORTH & JEREMY TILL……となると、もう知らない。 この絵本の偉いのは、その住宅、建築家の表面を描いているだけではなく、その作り方、その発想に近づけるべく画解きしているところにある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 23, 2015 02:41 AM

黄金カメラ

link 黄金比が覗いて確認できる Golden Section Finder なる簡単なお道具を紹介したのが2年前だった。 こんな簡単な物、FabCafe で作ってしまおうかな……と考えたりしていたが、そのままになってしまった。 まぁ、こんな物って、iPhone のカメラにマスクとして黄金比のテンプレートが表示されれば……、それで済むんじゃないかと考えていたのだが、もう既に無料の iPhone カメラアプリとして存在する事を知ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 21, 2015 08:24 PM

VH-0335 Muramatsu.h

秋山設計道場第13クール第2回@東京は来週である。 今回の見学先のメインは、ランドスケープデザイナーで建築家の内藤恒方先生のご自宅「松原の家」だが、その前に私の設計したフォルクスハウスを見学することになっている。 それは特別なフォルクスハウスなのだ。「木造打ち放し」とか「すっぴん」とか言われたフォルクス……、それの仕上げのスタンダードを確立、その後のフォルクスハウスの見本となった物なのだ。 VH ナンバー(OMではフォルクスハウスに一連の番号を付けていた)0335 の仙川「村松 HAUS」である。 1996年竣工だったから、今年で19年……、村松さんの一家に愛され住み続けられている。 新しいシステム VOLKS N が動き出そうとしている今、エポックメーキングなこのフォルクスを見ることは重要な事と考えている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 20, 2015 01:28 AM

THE IMITATION GAME

link コンピュータの祖、Alan Turing アラン・チューリングの伝記映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」が登場、すでに今年度アカデミー賞の有力候補としてノミネートされている。 それに来月13日にはロードショー公開……、楽しみである。 主演は「SHERLOCK シャーロック」のシャーロック・ホームズ役の Benedict Cumberbatch ベネディクト・カンバーバッチ……、今を時めくスター、……これも大いに楽しみである。 物語の主役は第2次世界大戦時、独軍が世界に誇った暗号機 Enigma エニグマによる暗号の解読に成功し連合国に勝機をもたらした英国の天才数学者アラン・チューリングだ。 しかし、その大いなる功績にもかかわらず、戦後1954年、非業の死を遂げる。 今年の第87回アカデミー賞、「グランド・ブタペスト・ホテル」もノミネートされており、2月22日の発表も楽しみである。 ・ ・ ・ ・ ・ 3月16日夕、TOHOシネマ渋谷にて、いつもの4人で映画鑑賞……、楽しい時間でありました。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 17, 2015 04:25 PM

Towbarless Tractor

先週の土曜日、8時15分の新千歳空港行きのLCC便、Jet★ ジェットスターのエアバス A320 のタラップに向かっている時、初めて見る作業車に気がついた。 航空機の索引車なのだが、この低い姿勢がかっこいい。 このように特殊な車両を使って航空機を移動する作業を pushback プッシュバックというとのこと、その名の通り、後方へ押して移動させるのだ。 もちろん、航空機自身でも移動できないことはないのだが、駐機場内では他への悪影響を避ける為にこのような特殊車両が使われる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 6, 2015 12:33 PM

I am not Abe.

何をかいわんや……。 I am not Abe...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 24, 2015 06:19 AM

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」著者: 渡邉 格(わたなべ いたる)ISBN: 978-4062183895出版: 講談社価格: 1,728-円(税込)腐る経済……とは何、田舎のパン屋……って何、という当然の疑問から本書を手に取った。 本書の「はじめに」は次のような文言から始まる。  「革命は辺境で起きる」  と言ったのはレーニンだった。もちろんレーニン氏は、マルクスの思想を現実の世界で実現しようとした人だ。  そして今、マルクスの思想のもとに、日本の辺境で革命が起きようとしている。  「勝山」という岡山の山のなか、ほとんど知られていないまさに「辺境」。  そこで静かに起こりつつある革命に、僕は「腐る経済」と名付けた。  中国山地の中腹にあるその町で、僕はパン屋をやっている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本書は、著者・渡邉格 (わたなべ いたる) 氏が、菌に目覚め、マルクスに目覚め、パン屋となり「腐る経済」の実践者となる過程を綴ったものだ。 氏はちょっと回り道して30歳で大学の農学部を卒業し就職……、そこでの仕事の大いなる矛盾に悩む……、のだ。 そして、ちょっとオカルトじみているのだが……、ある晩、夢枕に立った祖父の「イタル、おまえはパンをやりなさい」なる言葉に動かされたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 18, 2015 04:11 PM

US PERISCOPE M6

←back+ ペリスコープ Periscope である。日本語では潜望鏡だが、別に潜水艦だけというわけでなく、これはタンク用……、映画「FURY」で活躍のM4シャーマン等々の米国製戦車で使われたものなのだ。 装甲された車体から乗員が安全に外部を覗く……、装甲軍用車両では必須の装備品なのだ。 映画を見ていて気がついたのだ。まぁ、各所に乗員一人に1個は付いているんじゃないかな。 もちろん、操縦員はこれを覗いて操縦……なのだ。 これは PERISCOPE M6 なる標準的な装備品、立派な光学器具なのだが、過酷な環境下では消耗品……、取換え可能な部品なのだ。 車両に付いた取付け枠に差込み、アルミ製のノブで固定して使用する。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 17, 2015 01:30 AM

brother LC111-4PK

インクジェットプリンタ DCP-J557N が落着いたところで、インクカートリッジを買い求めた。 まずは純正の全4色セット、M (magenta)C (cyaan)Y (yellow)BK (black) 入りの LC111-4PK だ。 amazon が安かったが、ポイントもあるし……でヨドバシで購入した。 たかがインクだが、ブラザーも高いのである。 本体に付属していたスターターインクカートリッジと同じような大きさなので、重さを計ってみたら同じ。なーんだ、ちょっとガッカリ……ではある。 ヨドバシ店頭には互換インクも多種あり……、ちょっと考えてしまうなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 15, 2015 01:40 PM

brother / DCP-J557N

link 今年2015年の年賀状を見るに、お年玉付き年賀はがきの「インクジェット紙」の質の向上が著しい事を発見した。表面のコーティングの進化か……、実に美しく印刷されていたのだ。 というわけで、もう欠礼して久しいのだが……、家内の年賀状から持ってきた意匠を、そのインクジェット紙に印刷だけでもしてみようと考えたのだ。 手元にあるのは、4年前、2011年の1月に購入した HP Photosmart Plus B210a だ。まだ動きそうなのだが、ここで高価なインクを買わなくてはならないのは……避けたい。 思い切って新調することにしたのだ。 選択したのはブラザー工業の DCP-J557N[A4インクジェット複合機 PRIVIO(プリビオ) BASICシリーズ プリント/コピー/スキャン/無線LAN対応]だ。 前々から、いろいろ調べた結果……、今度買い替えるならブラザー brother にしようと考えていたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2015 08:02 PM

B R U N O

年末、正月の会食の為のお道具が登場した。 BRUNO ブルーノなるしゃれたホットプレートなのだ。 Facebook 友達の広島の中川裕二氏のテーブルに登場したのを目敏く発見……、手に入れてみた。 鉄板プレス製でロゴも大きくプレスされ、琺瑯を思わせる塗装でクラシックな趣が好ましい。 コンパクトと称されているように、小型……、横375mm、奥行235mm、高さ140mmの大きさ、ちょうどA4をテーブルに置いたという感じ、2, 3人向きというところだ。 色は赤と白、それにグレージュなるスペシャルバージョンもあるようだが、白を選択……、実物はオフホワイトというところで、なかなか大人だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 4, 2015 12:11 AM

BLOCK RHODIA No.12

お正月のなんだかんだを買う……とのことで、ひさしぶりのコストコである。 文房具売り場に仏国製のメモ帳 RHODIA (ロディア) の No.12 の10冊セット1,398-円(税込)を発見、買い求めた。 普通の黄色い表紙のが7冊、黒いのが3冊のセット、80枚綴り、すべて5mm方眼だった。 No.12 は8.5cm×12.0cmの大きさ、ちょうど手の平サイズ……メモとして使いやすいサイズだ。それにこの手のメモは、人に手渡す機会も多い……切り取りもミシン目も快適である。 一冊の定価は250-円とのことだが、このコストコ価格では140-円ってところ、大分安い。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 30, 2014 12:07 AM

J.HERBIN | PERLE NOIRE

J.HERBIN エルバンなる仏国産のインク、万年筆、ボールペンに心魅かれて……、いろいろ使っているのである。 いつものダイアリーへの記入も、すっかり、このボールペンの仕事となったのだ。 いつもの0.9mm/2Bのシャープペンでのエスキスの上に、J.HERBIN エルバンのボールペンで描いて強調しようとしたのだが……、これではダメなのが分かったのだ。 まぁ、当然……なんだけど。 今あるインクは、VIOLETTE PENSÉE ヴィオレパンセと BLEU NUIT ブルーナイトの二つ……、紫と青……これではコピーした時に消えてしまうのだ。 というわけで、PERLE NOIRE パールノワレ、黒をゲットしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 24, 2014 12:59 AM

間取りの方程式

間取りの方程式著者: 飯塚 豊ISBN: 978-4767818603出版: エクスナレッジ価格: 1,944-円(税込)私は「秋山設計道場」なる設計術を学ぶ道場の道場主である。 それは日本全国の地域地域に根ざして、優れた住宅を供給しようとする地域工務店の設計者を対象とした道場なのだ。 すでに六年にわたって開催され、半年ワンクールで来年には第13クールになんなんとして、数多の有為なる人材を輩出しているのである。 そこでは、即日設計なる過酷な方法で道場生をしごいておるのだが、本書のような本を道場生諸君が読んで「先生、この本にはこう書いてあります」なんぞと言われて、それに適当に対処せねば……困るのである。 私の沽券にかかわるのである。……というわけで、手にしたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 22, 2014 02:34 AM

IIJmio 請求明細・11月分

・ SIMフリー iPhone 6 に、IIJmio のSIM(BIC SIM)を入れて使い始めたのが11月1日だった。 その最初の一ヶ月の請求額はなんぼのもんかいな……、気になっていたが、翌月20日に分かるということで楽しみにしていたのだ。 20日の0時過ぎから、何度かログインして覗いたが……、やっと何分か後、見ることができた。 請求金額は、当然といえば当然、基本料のみ……、電話はしてないし、するとすれば「楽天でんわ」からかけているし……、家にいるときは AGEphone だし、iPhone 相手には Facetime だし…… 。 もうちょっと、何かあるんじゃないかと思っていたのに……、ちょっと拍子抜けなのだ。 この金額が来月10日、指定した AMEX の法人カードから引落される。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 20, 2014 01:08 AM

「でん八」50周年

link to Amazon 先月……11月30日、西新宿の京王プラザホテル・錦の間にて「でん八」50周年の記念パーティが賑々しく開かれた。 もちろん、いつもの吉松眞津美翁、五十嵐進氏、佐賀井尚・大川良平の諸氏と一緒だが、藝大建築同期の片山和俊氏、小畑俊成氏、落合庸人氏も現れ……、なんとも「でん八」同窓会の趣なのだ。 しかし、そんなお仲間の話だけではなかったのだ。 それは、引き出物として頂いたこの書籍「新宿でん八物語」にあったのだ。 新宿の「でん八」、「あにき」である故松尾昭次郎氏、「あきちゃん」の松尾明弘氏の二人の兄弟が作り出してきた。 その「でん八」がとてつもなく大きくて深いネットワークだったことを思い知らされたのだ。 本書の裏表紙に書かれた文言でそれは充分であろう。 「いまは亡き、あの梨元勝レポーターや、いかりや長さん、安岡力也、井上大ちゃんなど……みんな「でん八」仲間だった。いま明かされる「でん八」五十年の歴史とエピソード!」 やぁ、「日本戦後サブカルチャー史」と重なり合うような新宿酒場文化の50年に驚くのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 4, 2014 03:14 AM

パズラート

link あのパズラートの発明者の横田至明氏は健在である。 日々、このブログ「パズラート」を更新中である。 そうそう、Twitter でも…… パズラート研究会/横田至明|Twitter...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 2, 2014 09:20 AM

DrivePro 200

・ 前々から車載カメラ、ドライブレコーダーを車に装備したいと思っていた。 まぁ、万が一の時の記録……なんていう事よりも、運転している状況を自動的にカメラが記録という事への興味が第一なのだ。 何度かゲットしようとしたのだが、大部分の車載カメラが Windows 対応と称しており Mac は仲間外れというところであったのだ。面倒くさいのはご免というわけで手をださなかったのだ。 いろいろ進化しているような……だが、この Transcend の DrivePro 200 は OSX 対応……、フルHD録画、その上、Wi-Fi 対応で iPhone で見られちゃう……というわけでゲットしてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 29, 2014 12:21 PM

マイ・リトル・世田谷

マイ・リトル・世田谷著者: しまお まほISBN: 978-4907435431出版: スペースシャワーネットワーク価格: 1,728-円(税込)しまお まほ(島尾真帆)は、家の二男 Yoh の友人……、一度お会いしたことがある。彼女にというよりもご一家にというのが適当だが……、3.11 の前、ご自宅のハードウェアの問題でお会いしたのだ。 このエッセイ集は、「ガールフレンド」から3年振り……とのことだが、ひさしぶりの46篇である。 いつもの通り、ご自身の周りの出来事をたんたんと……、しかし、実に鋭く書かれていて、又、いつものように感心してしまうのだ。 書名の「マイ・リトル・世田谷」……、世田谷で括られているがすてきだ。そこにあるのは「世田谷」というよりほかない、空気、気分、世界が語られているのだ。 小田急線が新宿から渋谷区の街、富ケ谷、上原を過ぎると、下北沢、豪徳寺、経堂、成城の世田谷の街、そして、多摩川に抜けていく。この沿線に住んでいる空気が、彼女の「マイ・リトル・世田谷」なのだ。 話しの中の、家えの訪問者を最寄り駅である豪徳寺駅に送るくだり……、何か、きちんとした習慣……、育ちというか……、好きだな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 24, 2014 01:03 AM

NHK ニッポン戦後サブカルチャー史

NHK ニッポン戦後サブカルチャー史編著者: 宮沢 章夫/NHK「ニッポン戦後サブカルチャー史」制作班ISBN: 978-4140816509出版: NHK出版定価: 1,944-円(税込)「サブカルチャー」とは何ぞやと問われれば……、「 [subculture] 正統的・支配的な文化ではなく、その社会内で価値基準を異にする一部の集団を担い手とする文化。下位文化。」 ……と広辞苑にある。 NHKの教育テレビ……Eテレで放映された、宮沢章夫の「NHK|ニッポン戦後サブカルチャー史」は観ていないのだが、なかなかの評判だったようだ。 本書はその書籍化されたものだが、放映された「講義一覧」を活字にしたものではなく、NHKの制作班の全体コンセプトのたたき台に宮沢が答える……というテキストを書籍化したというもののようだ。 全部で253頁もあるが、その半分強は年表「サブカルチャーの履歴書 1945-2014」という構成なのだ。 テレビで観た内容……に期待すると、ちょっと異なる印象なのかも知れない。再放送を期待したい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 15, 2014 11:05 PM

2015年の手帳

今年もこいつを用意する時期がやってきた。 来年使用のマルマンの縦型ダイアリー2015年版だ。 今回は、いつものヨドバシではなくて、amazon から購入した。 こいつだけはどこで購入しようが、その仕様が変わっては困る……、2015年版で41冊目の手帳なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 12, 2014 01:08 AM

ハンナ・アーレント

ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者中公新書著者: 矢野 久美子ISBN: 978-4121022578出版: 中央公論新社定価: 886-円(税込) 映画「ハンナ・アーレント」を、遅ればせながら……DVDにて観た。 最初に上映した岩波ホールを連日満員にしたという……、多くの人々に支持された映画のようだ。 この映画について、そしてハンナ・アーレントという人物について、私が知っていることといえば、映画館で売られているパンフレット以上のことは知らない。 映画を観る前に、本書に目を通しておくのは必須……、読んでから思った。まぁ、……観てからでも遅くない。 ・ ・ ・ ・ ・ 映画では煙草ばかりすっているオバサン……という印象なのだが、ユダヤ人で米国に亡命した政治哲学者なのだ。 1960年代初め、第2次世界大戦下に数百万人ものユダヤ人を収容所へ移送したナチス親衛隊将校のアドルフ・アイヒマンの裁判を傍聴し、雑誌に連載され書籍として刊行されたレポート「イスラエルのアイヒマン ー悪の陳腐さについての報告」で論争となるのだ。 ハンナ・アーレントの結論は、多くの人々が望んでいたアイヒマンをナチの殺人鬼として断罪することではなく、極あたりまえの小役人が為した行為……それは誰でも為せる行為を「悪の陳腐さ」として暴き出したのであった。 それは「我が内なるアイヒマン……」について警鐘を鳴らすものなのだ。 3.11 以降、あの「ポポポポ〜ン」から始まった世界……、悪は、極々普通の顔をして、我々の前を歩き始めているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 11, 2014 01:46 AM

Li-ion 10.8V

もう、長年の酷使で息も絶え絶えのダイソン……、dyson root 6 なのだが、後継機の dyson DC…… なんぞをと考えていたのだ。 まぁ、ちょっと日和って……、これでもいいのではないかと選んだのが、マキタの充電式クリーナー CL100DWであった。 dyson みたいにカッコ良くないのだが、まぁ、ちゃんと掃除できるし軽いし……廉価だし、というのが理由なのだ。 あまり研究もせずに購入の儀に至ってしまったのだが、このような電池で駆動……、電池は本体から外して充電するという形式で、充電器が付いていたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 9, 2014 10:24 AM

自由な iPhone / iPhone 6 + IIJmio sim

今日11月1日、iPhone 6 が正式(Wi-Fi でじゃなくて……)に稼働した。 SIMフリーの iPhone 6 に、MNP した IIJmio の音声通話機能付きSIMを挿入し……使えるようになったのだ。 6 が稼働したのがうれしい……、というよりも、初めての携帯電話キャリア抜きの iPhone が使えるようになったのがうれしい。 11月1日は、私にとって「自由な iPhone 」記念日なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 1, 2014 11:09 PM

日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか

日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか著者: 矢部 宏治ISBN: 978-4797672893出版: 集英社インターナショナル定価: 1,296-円(税込)今、「原発」の問題、持続する東京電力福島第一原子力発電所事故、再稼働の是非を問われる九州電力川内原子力発電所の問題、そして、「基地」の問題、反対運動が激化する沖縄・米軍普天間基地の辺野古移設問題等々、この二つの問題がメディアに取り上げられない日はない。 この「基地」と「原発」の問題には、何か通底する構造的な問題、日本という国の隠された問題があるのではないか……、と多くの人々が気が付き始めた。 それを解き明かそうというのが本書「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」だ。 帯にあるコピー「戦後70年の謎を解く!」の通り、1945年、第二次世界大戦に敗北した日本が、敗戦を終戦といいくるめ、占領軍を進駐軍といいくるめて作り出したまやかしの国家、日本国がある。それの陰の部分を解き明かそうとしているのだ。 ● 『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』ウェブ立ち読み公開中です!...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 24, 2014 12:17 PM

Sikorsky S-38

飛行艇(ひこうてい / flying boat)とは、水面発着出来る機体のうち、胴体部分が水面に接するように設計された飛行機である……。 「水上にあるとき、主に艇体によってその重量を支持する水上機」と定義され、「フロートによってその重量を支持する」フロート水上機と区別される……のだそうだ。 1930年代、旅客機は、このように水上を離発着する飛行艇が一般的だった時代があった。 この飛行艇は Sikorsky S-38 だ。1917年のロシア革命をうけて、ロシア(ウクライナ)から亡命した飛行機設計者 Igor Sikorsky イーゴリ・シコールスキイの設計、製造したものだ。 シコールスキイはヘリコプターの開発、その創始者として高名だが、飛行艇においても大いに気を吐いているのである。 この S-38 は双発、高翼の小型飛行艇、乗員2名旅客10名、航続距離1,300km……。Air Yacht ととも呼ばれた美しい機体を持つ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 18, 2014 10:36 AM

iPhone 5 バッテリー交換プログラム/2

この「iPhone5 バッテリー交換プログラム」はシリアル番号が合致していても、無条件に交換……というわけではないそうだ。 交換するという行動に移す前に、自分自身で、ネット上で iPhone バッテリーを診断することができる事を知った。  ● iPhone5 バッテリー交換プログラムに出す前に確認しておきたいiPhoneバッテリー診断のやり方 | 経験知 結構面倒な作業ではあるが、手順を踏んでいけば結論をえられる。 左が最終結果……、「バッテリーに修理が必要である」という結論を得た。時折、急激にバッテリー容量が激減なる事があったが……それが、裏付けられた結果だ。 まぁ、焦ることはない。iPhone 6 が稼働してから、「配送修理」を依頼するつもりだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 14, 2014 08:19 AM

J.HERBIN | hb-pen06 / hb-pen03

J.HERBIN エルバンのインクを試す為にカートリッジインク用万年筆をゲットしたわけだが、硬いペン先はなかなか新鮮な書き心地であった。 この万年筆以前にボールペンがあるのを知った。 同じインクカートリッジを使うボールペンがあるとは面白い……、どのような物か試してみようと思ったのだ。早速、ゲットしてみたのだ。 上が万年筆、下がボールペンだが、まったく同じ大きさ、長さ120mm、使用時140mmだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 9, 2014 07:10 AM

Seek Thermal Camera

link iPhone を thermography サーモグラフィー・カメラにする FLIR ONE を知ったのは今年3月だったが、米国では手に入るようになり既にお持ちの方もおられるようだ。 そして、そのライバル出現……だ。Seek Thermal Camera だ。同じ iPhone の周辺機器としての登場だが、FLIR ONE が iPhone 5, 5s 専用のケース型なのに対して、これは Lightning 端子対応……、登場したばかりの iPhone 6, 6 Plus にも使える。 それに Android 用も同時に出現なのだ。 そして、価格も$199.00と廉価だ。今は iPhone 6 の諸々が終ったら……ぜひ、手に入れたいと考えている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 7, 2014 08:02 PM

わたしは生きていける

わたしは生きていける 著者: メグ ローゾフ Meg Rosoff訳者: 小原 亜美 ISBN: 978-4652077597出版社: 理論社 価格: -----円(税込)世の中ではYA……、Young Adult 向けの本というのだが、和製英語なのかな……。 児童書というと大いに違い……、高校生以上が対象という物なのだが、面白そうだと思って手にとると、この手の本によくぶつかるのだ。 今、上映中の同名の映画「わたしは生きていける」の原作本なのだが、映画を見る前に原作を読んでしまったのだ。 しかし、本書は既に絶版……、とはこれいかに……なのだが、非常に面白かった。一気呵成に読了した。  ニューヨークから単身イギリスにやってきたデイジー(シアーシャ・ローナン)。生まれたときに母親を亡くした彼女は、見知らぬ3人の従兄弟とひと夏を過ごすため、この異国の地を訪れた。複雑な家庭環境で育ったせいで、極端に自意識が強く反抗的なデイジーだったが、人なつこく純真な従兄弟たちと過ごす生活は、そんな彼女の頑なな心を少しずつ溶かしていく。そして、彼女は長兄エディ(ジョージ・マッケイ)との間で初めての恋に落ちた…。  そんなある日、ロンドンでテロリストによる核爆発が発生。第三次世界大戦勃発に伴う戒厳令がしかれるなか、デイジーたちは突如現れた軍に拘束され、離ればなれにされてしまう。軍の管理下に連れて来られたデイジーは、エディとの再会の約束を胸に秘め施設を脱出。いくつもの極限の試練が待ち受ける荒廃した世界に身を投じていくのだった。 映画の主演女優シアーシャ・ローナンって、「グランド・ブダペスト・ホテル」のアガサ役だったんだ……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 24, 2014 04:54 AM

ハートマウンテン日系人強制収容所

コダクロームフィルムで見る ハートマウンテン日系人強制収容所 写真: ビル・マンボ Bill Manbo編者: エリック・L. ミューラー Eric L. Muller訳者: 岡村 ひとみISBN: 978-4314011198出版社: 紀伊國屋書店価格: 3,132-円(税込)第二次世界大戦、太平洋戦争の開始とともに始まった米国の日系人の強制収容、そのご苦労を知らないわけではない。もちろん、1988年、米国大統領によって、それは人種差別に基づくものであり、強制収容の事実の謝罪と補償がおこなわれたことも……。 今回、本書によって強制収容された日系人、彼らの収容所での生活を知ることができたのは幸いであった。そこには苦難にめげない人々がおり、美しい色があったからだ。 本書の題名「……ハートマウンテン日系人強制収容所」はいかにも即物的だが、原書は COLORS OF CONFINEMENT という書名だ。 直訳すれば「監禁状態の中の色彩」とでもいうんだろう。まぁ、……「幽閉された色」という詩的な響きがあるのだ。 ここで、「コダクロームフィルムで見る……」という副題が意味を持ってくる。 本書は収容された一日系二世ビル・マンボ氏によって、収容所内で撮られた写真、写真集なのだ。それも、その当時珍しかった Kodachrome コダクローム、リバーサルフィルムによる写真なのだ。 そのカラー写真が、収容所内の写真であること、その写真が最近まで人目に晒されることなく埋もれていたこと……、その二つの事実を CONFINEMENT の言葉に象徴させているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 15, 2014 03:41 PM

雑草苑

中村橋の千川通りに面した、とある小さな空地、そこにこのような看板があった。 こんなことする人って……、皆さん知っていますよね。 よい子の皆さんはまねしてはいけません。ごきげんよう。  ● 東京新名所「雑草苑」...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 6, 2014 01:24 PM

小さな建築展 第47回「高樹町の家」

目白にある「吉村順三記念ギャラリー」は、昔の吉村順三設計事務所の一階にある。 吉村順三の建築思想と創作の姿勢を学ぶ場として「小さな建築展」を開催しているのを知っていたが、もう45回にもなる……というのは知らなかった。 今回の展覧会は「高樹町の家」だそうだ。「吉村順三が嬉しくなった和風のわざ」なるコピーがある。 今はもうない「高樹町の家」(町名もない)……、吉村事務所設計、担当は奥村まこと、施行は数寄屋建築の中村外二、1970年の仕事だ。 展覧会を観るのが楽しみである。 ・ ・ ・ ・ ・ ギャラリーは土日のみ開館、9月の8日間、入場料は毎週いっても一回払えばよい……ワンコイン (500-円也) だ。   開館日 9月6日 (土) /9月7日 (日)       9月13日 (土) /9月14日 (日)       9月20日 (土) /9月21日 (日)       9月27日 (土) /9月28日 (日)  開館時間 13時から17時 会場で、……奥村まことさんに会えるかもしれない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 5, 2014 09:13 AM

土木学会創立100周年

+ 土木学会は今年11月24日で100周年を迎えるそうだ。 それを記念して「土木学会創立100周年記念切手」が発行された。82円切手が10枚で1シート、820円だ。 切手シート全体の風景の中に30種類以上の土木の仕事が描かれているんだそうだ。ウォーリーじゃないぞ……土木工事をさがせ!...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 2, 2014 05:08 PM

住宅全書

←amazon 「住宅全書」主婦の友社刊、昭和33 (1958) 年刊行、手元にあるのは昭和38 (1963) 年の45版、定価1,200円というものだ。 半世紀も前の本だが、出版社からして分かるように専門書ではない、一般の人向けの本なのだ。A5版の987頁(厚さ45mm)という大部な本でなのある。 その昔、1963年、私が藝大建築科2年生で、課題「住宅」が始まったた時、教授の吉村順三が「君たちはこんな本は見ているのかい」と言っていた……、その時、手に入れたのだった。 編集委員は蔵田周忠、高田秀三、はじめ総勢6名、そうそうたるメンバーと思える(私も知らない建築家達なのである)。 執筆者となれば60余人、建築界の賢人累々という、吉田五十八、堀口捨巳、西山卯三、今和次郎、剣持勇……等々、同じ執筆者に名を連ねていても清家清や菊竹清訓なんてペイペイもいいところなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 1, 2014 09:41 AM

日本劣化論

日本劣化論ちくま新書著者: 笠井 潔/白井 聡ISBN: 978-4480067876出版: 筑摩書房定価: 907-円(税込) 広島での挨拶をコピペですませた日本国の総理大臣は、長崎でも同じくコピペですませた。このように確信的に同じ事を繰り返して、それを正当化するというフロイド的概念があると聞いたが、氏が正当化したい太平洋戦争……、それも繰り返すのではないか……、恐ろしい限りだ。 今、日本国で起きている事象の全てに通底するものは何か……、そんな問題意識を持って本書を手にとった。 このお二人の対談……、私にとって初めて読む方々だが、その親子程の年齢の差を超えて、深く鋭く解明していくのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 25, 2014 12:18 AM

戦後日本住宅伝説—挑発する家・内省する家

link もう一ヶ月も前か……、夏の始まりのような暑い日、7月12日、別所沼公園のヒアシンスハウスから、埼玉県立近代美術館に「企画展 /戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家」を観る為に出かけたのであった。  ● ヒアシンスハウス&埼玉県立近代美術館 その際、ミュージアムショップで購入したのがこの図録である。 展覧会自体は今月、8月31日まで開催、その後、広島市現代美術館、松本市美術館、八王子市夢美術館と巡回する予定だそうだ。 図録は新建築社が刊行、これはミュージアムショップで購入したものだが、amazon から購入できる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 19, 2014 10:27 AM

WORKMAN STENCIL

WORKMAN STENCIL ワークマンステンシルだ。 あらためて言うならば、ステンシルとは謄写印刷や捺染(なつせん)印刷などで用いる一種の型紙……、私もアルファベットのステンシルはよく使うし、最近も使ったばかりだ。 これはワークマン……、働く人……のステンシル、身体がバラバラになっていて、それで絵を描いちゃうというステンシルなのだ。 このステンシルの大きさは165mm角、身長140mmほどのワークマンの登場なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 12, 2014 12:55 PM

RAPID COMMUTER UNDERGROUND

RAPID COMMUTER UNDERGROUNDラピッド・コミューター・アンダーグラウンド著者: 座 二郎ISBN: 978-4091864529出版: 小学館定価: 880-円(税込)昨年12月に開催された座二郎原画展……、その座二郎氏の初の出版物、本がでた。 氏は通勤時の電車内で漫画制作にいそしむという元祖「通勤漫画家」なのだ。 小学館コミック-ビッグスリーネット-[ビッグコミックスペリオール:電車漫画]で、コンピュータで読める漫画であったのだが、初めて紙の本として読めることになったのだ。 大いに期待していたのだ。 しかし、日本の漫画の典型的な小型の判型、質の悪い紙の上のカラー印刷……、実にインク臭い暗い絵面の本となって登場……、とてもがっかりなのだ。 座二郎氏の漫画、ストーリーというよりも氏の想像力に賜物たる画像・映像、それを見せてくれるのは、BD こと、バンド・デシネ(bande dessinée)の形でしかない。 大判にしてレベル高い印刷物として見せてもらいたいと思うのだ。 あの原画展で原画を見せていただいたからには……、そのような出版物を期待したいものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 7, 2014 05:26 AM

はじめよう、ロジカル・ライティング

はじめよう、ロジカル・ライティング著者: 名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校国語科執筆協力: 戸田山 和久ISBN: 978-4906519149出版: ひつじ書房定価: 1,728-円(税込)やっと、こんな本……、教科書ができたのか……と思った。 今、文章を書く事に不自由することはないが、かって20代の頃、文章を書く事を不得手とし、原稿を書く事は苦行ともいうべきものであった。 中学校、高等学校の6年間で論理的な思考、論理的な文章記述の教育を受けたことはなかった。それが為に苦労した……というつもりはないが、一人一人が自主的に学ぶという過程よりも、学校教育の一環にあるべきではないか……と思う。 中学校は高校受験の為であったし、旧制中学の伝統残る高校での国語教育は高等遊民の為の国語教育……、決して、実用的な教育が成されることはなかったし、かえって実用自体を軽視する風潮があったように思える。 本書の執筆協力者である戸田山和久氏は本書の読者である中学生に向って、序文の中で、なぜ、論理的に物事を考え、表現しなければならないのか次のように記述している。 ……思いきって単純に言えば、将来の「社会の担い手」になってもらうためです。自分たちの言いたいことをきちんと人に伝え、他人の考えをきちんと理解し、議論を通じて両者をすりあわせて、社会全体にとってよりよい答えを見いだしていく人たち。これが社会の担い手、市民です。そのためには、自分の意見をきちんと筋道立てて述べることはもちろん、弱い立場の人々の考えを代弁すること、そして、これまでの先人が考えてくれたことを利用して、さらにわれわれの考えを発展させていくことが必要です。…… まぁ、安倍君の学力では無理と思われるが……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 31, 2014 05:41 PM

TSUTAYA DISCAS / 3

7月いっぱいで無料レンタル期間はお終い……、来月から費用発生なのだ。 このままいくと「定額レンタル8」ということになる……、そこでお手軽プラン「定額レンタル4」に変更した。 「定額レンタル8」は税込2,014円/月で、DVD/ブルーレイが8枚借りられ旧作は借り放題……なのだが、「定額レンタル4」は税込1,008円/月、最大4枚の借りられるという違いなのだ。 レンタルビデオ店でうまく欲しいものを探すことのできない私にとって、ネット上で登録しておいたDVD/ブルーレイが郵送されてきて、返却期限はなく……見終わったもの返却は郵便ポストに投函するだけ……は大いに気に入った。 又、月に4枚見ればお腹いっぱい……、もし、見なければ2枚については翌月繰り越しされるとのことだ。 それに休会、退会のシステムあり……、まずは使ってみよう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 30, 2014 10:11 PM

ヒアシンスハウス&埼玉県立近代美術館

昨日7月12日土曜日午後2時、埼玉県さいたま市南区の別所沼公園にあるヒアシンスハウスに怪しげな人達が集合した。 2012年、宇都宮美術館で開催されたフィンランド展に託つけて、宇都宮で餃子を食し、那須の殻々工房にまで出かけて飲み食いした面々が集まったのだ。 mask夫妻、matsu翁、iGa、kawa、その他、今回初めて参加の地元 yonmassu、その友人 ichijo の各氏であったのだ。 集合前に沼の畔の鰻屋で、うな重なんぞを食した輩も若干……であった。 しかし、本日は真面目に建築ツアー、立原道造のヒアシンスハウスを見学後、暑い中、埼玉県立近代美術館に向って行軍したのであった。 もちろん、埼玉県立近代美術館では「企画展 /戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家」である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 13, 2014 08:33 PM

Jointmaker Pro

+ 試作機械のような手作り感……、そして、精密感溢れる仕上がり具合だ。 どうみても3次元プリンターには見えない……、木工機械なのだ。 そのどこにもモーターのような動力が見あたらない……、手動のテーブルソーなのだ。 最近、Saw Guide mini なるお道具を手に入れた。材料に対してノコを正確に動かすというお道具なのだが……、これはノコを固定し、材料を動かすというお道具なのだ。 まったく、逆な発想にびっくりなのだ。 架台下の機構はノコの刃の角度、高さを調整する役割だ。 ● JMPv2 Jointmaker Pro - Bridge City Tool Works どんなに精密な加工ができるのかは、YouTube の映像で納得である。何に使うのか宛てはないけれど……、欲しい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 11, 2014 08:58 AM

STANLEY / 33-203

・ Facebook 上で、武山の Rin chang が STANLEY のコンベックスを話題にしていた。 まぁ、テープ裏面をコーティングしていたデュポン社の MYLAR が剥れてきたという話しなのだが……、そう言えば、私も STANLEY も持っていたなぁ……というわけで、工具箱から出してきた。 彼の物より古い物で、洒落たコーティングはしてないのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 10, 2014 09:38 AM

TSUTAYA DISCAS

Back 私はレンタルビデオ店が苦手である。大体、欲したビデオを発見できた例がない。 しかし、視たいビデオはある。 というわけで、「ネットでレンタル、ツタヤディスカス」の TSUTAYA DISCAS の会員になることにした。 この DISCAS(ディスカス)の意味は「ディスクを貸す」とのこと……、まぁ、他愛ない。 私は、借りたいビデオを借りる……、もちろん有料で借りる。……それで十分なのだが、「借り放題0円」からしかサイトに入れない……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 2, 2014 10:58 PM

The Wes Anderson Collection

映画「グランド・ブダペスト・ホテル」を観てからの、にわか Wes Anderson ウェス・アンダーソン監督ファンである。 その後、知らなかったウェス・アンダーソン体験をうめるべく……、iTunes で「ダージリン急行」「ファンタスティック Mr.FOX」を観たり……とがんばっているのだ。 こんな本の存在を知って、即ゲットしたのだ。 縦31.3cm横26cmという大判、その上厚さ2.8cm、300頁を超える豪華版……、もちろん中味は書名通りの Collection なのだ。 「グランド・ブダペスト・ホテル」以前の7本の映画の Making の全てが、グラフィカルにあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 30, 2014 12:09 AM

SFを実現する

SFを実現する 3Dプリンターの想像力講談社現代新書著者: 田中 浩也ISBN: 978-4062882651出版: 講談社定価: 907-円(税込) 日本における FabLab 運動 の中心人物、田中浩也氏の新著だ。 氏自身が云っておられることだが、FabLife から二年、さらなる思考の深化として本書がある。 今、「モノづくり」の世界は急速に進化しつつある。3Dプリンタに代表されるデジタル工作機械とインターネットによって、SF、空想科学小説の話題でしかなかった「物質遠隔転送」や「機械としての自らを生み出す機械」等々が、ある意味……、現実化しているのだ。まさしく、表題のままなのだ。 しかし、氏は表題のSFは二重の意味を持たせている。 Social Fablication という意味を重ねてくるのだ。ファブリケーションをあえて「こしらえる」という大和言葉をあてる。Social Fablication は「みなでこしらえる」という世界なのだ。 今、ネットでつながった我々が、こしらえること……、その全体像を解き明かしていくのが本書なのだ。「3Dプリンタはまだ序章でしかない!」...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 15, 2014 06:14 AM

「もの」はどのようにつくられているのか?

「もの」はどのようにつくられているのか? ―プロダクトデザインのプロセス事典 (Make: Japan Books) 著者: Chris Lefteri監訳: 田中 浩也訳者: 水原 文ISBN: 978-4873116778出版: オライリージャパン定価: 3,240-円(税込) 原題は Making It だ。……こんな本って今までなかった。 工場で物がどのように作られているのかを他人事のように書いてある本はあったけれど、物を作ることを、自分というか個人 personal の視点で書いてある本ってなかったように思う。 本書の監修は Fablab 運動の中心、田中浩也氏だ。 彼は「文字の読み書き」の意味を敷延して「ものの読み書き」を導き出すのだ。物の作り方を理解し、物を作り出す……、それは今、全ての人に求められている能力なのだ。かって、全ての人に求められた文字を「読み」そして「書く」という能力と同じように……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 6, 2014 08:54 AM

Da Rocha House

沢山とは云えないが、複数の家を作ってきたし、結果として沢山の家を作ってしまう住宅システムを作ってきた。 それらに不満や、不足を感じているわけではないが、自分が住むならばこの家……という家がある。 ブラジルの巨匠、建築家・パウロ・メンデス・ダ・ロシャ(1928年生れだから奥村昭雄と同年、未だ健在であらせられるようだ)の自邸(1964年)だ。 それは家というよりも空間、というよりも場というのが相応しいかも知れない。 塢のような構築物に囲まれたピロテイの一階。パブリックとプライベートと言うのが相応しくない感じだが……二つの細長い空間、太い居間・食堂・書斎、細い廊下を兼ねたファミリールーム、その二つの空間にサンドイッチされた個室群……、それら全てがワンフロアに拡がっている。 私は新しい時代のサヴォア邸を感じているのだが……、そんな場を作りたいと思っている。 この住宅を知ったのは、1972年、二川幸夫の A.D.A. EDITA Tokyo から刊行された「GI #2 ラテンアメリカの住宅」であった。解説は鈴木恂さんだった。 それ以来、この住宅を忘れたことはない。最近、益子さんと住宅の平面計画の話をしていて、再見してみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 2, 2014 01:59 AM

Saw Guide mini

木材を手ノコで切断するという時、ノコだけで事に臨むといことは過去のことだ。 Saw Guide ソーガイドなるお道具とセットで切断という決りなのだ。これで、必ず直角に正確に美しく切断できるというものなのだ。 これは素人の工作には必須のお道具と心得よ……というべきものなのだ。 ソーガイドでも一番廉価で簡単な物を使っているのだが、同じ岡田金属工業所のライナップには Saw Guide mini ソーガイドミニなる物もあり……、ちょいと手に入れてみたのだ。 左側のオレンジ色が mini だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 25, 2014 12:16 PM

カート・ヴォネガット (現代作家ガイド)

カート・ヴォネガット  現代作家ガイド6監修: 巽 孝之編集: 伊藤 優子 (YOUCHAN)ISBN: 978-4779117916出版: 彩流社定価: 2,700-円(税込)Kurt Vonnegut, Jr. カート・ヴォネガットが亡くなったのは2007年だったが……。 本書も出たばかりに気が付いて……、おっと、買わねば……と思っていたのだが、今頃になってゲットだ。 京王八王子の駐車場に入ってしまい、2,000-円以上買わないと駐車場が無料にならない……なんて時にゲットとはだらしないが……、そんな時、買いそびれていた本があって幸いなり。 存じ上げなかった伊藤優子氏なる大のヴォネガット好きの方の編集……、楽しみである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 12, 2014 06:43 AM

Eitech C05

+ 独製の金属組立玩具 Eitech アイテックと云う。 見ての通り、MECCANO メカノである。しかし、ちょっと違っていたのである。 前々からその存在は知っていたのだが、結構な高価格で手を出さなかったのだが、お馴染のコンピュータ関連のジャンクショップ「上海問屋」に在庫一掃セールらしき価格で販売しているのを知り、ポチッとしてみたのだ。 各種セットがあるのだが、システムの意識が希薄で、各々独立した製品……という感じなのだ。 その中の一つ C05 のクレーンのセットを選んでみたのだ。まぁ、それが唯一メカニズムがあるというものだったからなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 5, 2014 05:09 PM

本気で5アンペア

本気で5アンペア   電気の自産自消へ著者: 斎藤 健一郎ISBN: 978-4861871122出版: コモンズ定価: 1,512-円(税込)書名だけでは何が何だか分からない……、家庭における電気会社との契約容量……、二人住まいの拙宅では30アンペアなのだが……、その最低の契約容量が5アンペアなのだ。 著者の斎藤健一郎氏は朝日新聞記者、3.11 の時、福島県郡山支局勤務で被災、福島第一原発事故を経験する。 その後、東京に転勤となるが、世の中原発再稼働なる方向に傾いていく中で、電気ゼロの生活を夢想するようになる。 そんなこんな、同僚たちとの雑談の中で電気契約の中に「5アンペア」なるものがあることを教えられる。ゼロでは説得力が乏しいが、電気使用を最低限まで落せるならば……可能かもしれないと考えるようになるのだ。 東京電力との契約……、隠されたかのように存在していた「従量電灯A」なる契約に行き着くのだ。そして、かれは実行する。 5アンペア……基本料金はゼロとなり、使わなければ電気代はゼロになるのだ。 それがどのような生活なのか、「普通の暮らしはできなくなりますよ」と言われた生活とは……どのようなものなのか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 4, 2014 12:14 AM

設計道場@播州

兵庫県はたつの市のとある路上で発見したマンホール……。 播磨の小京都と呼ばれた龍野市は、龍野藩5万石の城下町だが、2005年に近隣する揖保郡の町々と合併し「たつの市」となった。 龍野……は童謡「赤とんぼ」の作詞者・三木露風の出身地であるからして、マンホールの蓋は「トンボ」の意匠が施されているのである。 それはともかく……。 秋山設計道場第11クール第4回は、播州を本拠地とするヤマヒロをホスト工務店として行われた。 道場アウェイの地は姫路、姫路城は工事中。軍師勘兵衛人気で賑わっていたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 1, 2014 12:01 AM

LEICA T

+ きましたね…… ● The Leica T-Story - Leica Camera AG ● http://leica.ne.tv/T/ MacBook と同じアルミニュームの塊からの削り出し…… 大きさは134mm x 69mm x 33mm X1 と同じくらい…… 美しい……...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 30, 2014 01:23 AM

天理の浅井君訪問

・ 先々週の17日から始まった怒濤の地方出張……、八ケ岳の後、北海道に飛び札幌、伊達を訪問、そして、秋山設計道場の姫路と走り回ってきたが、その最後、26日午後、奈良県天理市にやってきた。 芸大ラグビー部の浅井一宏氏が病気療養中とのことを聞き、同期の四人の内都合のついた三人で訪問したのだ。 同期は工芸の青木伸、浅井一宏、大橋伸一(既に故人)、彫刻の黒田能勝、建築の秋山東一、大行征の6人であった。今回、都合のつかなかった大行征氏以外の三人での訪問となったのだ。 写真は右から青木伸氏と黒田能勝氏だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 27, 2014 05:22 PM

SMART FIT / PEN CASE

PEN CASE ペンケース……、まぁ、筆入れなのだが、このオレンジ色の派手なヤツを新調した。 私としたことが、今までは100円ショップのろくでもないのを使っていたのだが、このきれいな色に一目ぼれ……新調したのだ。……1,200-円+消費税8%だけれど……。 LIHIT LAB.なるメーカー(昔のリヒト……がこんなしゃれたメーカーになっていたのだ)の製品だ。 SMART FIT ペンケース(A-7585)だ。 大きさは高さ19cm幅11cm……、CORDURA コーデュラなるポリエステル繊維製、さらっとした感触が気持ちいい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 13, 2014 01:50 AM

A5 Clear Folder

クリアフォルダー Folder というのが正しいんじゃないかと思うのだが……クリアホルダー Holder とある。 この A5 判形のクリアフォルダーはなかなか便利で、定番 A4 では大きすぎる、葉書、預金通帳、振込書類等の保管や携帯に便利なのだ。 大きさは縦220mm横158mmだ。 これまで、沢山ストックしている A4 を改造して作っていた。 昨日、ちょこっと覗いた Seria セリアなる100円ショップで、10枚セットが販売されているのを発見……、わざわざ、A4 を切り刻む必要がなくなった。 一枚10-円……何の問題もなく使える。よく見れば MADE IN VIETNAM とあるが、このような機械だけで出来てしまうような製品もベトナム製なのでありました。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2014 06:26 AM

舟を編む

舟を編む 著者: 三浦しをんISBN: 978-4334927769出版: 光文社定価: 1,620-円(税込)「舟を編む」……、多くの方々が本を読み、映画を観たに違いない。遅ればせながら私めも完了……である。 この辞書を編集するという世界、辞書編集部に生きる人達の物語、面白く読んだ。 玉井さんの観たよ、読んだよ……というブログエントリーを読んで、私も「舟を編む」をまずは観て、それから……読んだのだ。 まず、iTunes からレンタルして映画を観る。邦画を観るなんて、久しぶりなのだが、なかなか面白かったのだ。 そして、本……、家内の友人が貸してくれたのを読む。玉井さんが、女性誌に連載された為か、本の方が恋愛物語の要素が強い……と書かれていたが、確かに二つ以上……の恋愛物語がある。 映画ではベテラン辞書編集者である荒木公平が定年退職し、その後釜を探すというところから始るが、本では、その荒木公平の幼い頃の言葉への興味についての話しから始る。おっと、そういう人物であったか……と納得なのである。 中学一年生の頃、初めて自分の辞書を持った同級生の女の子が、「辞書ってやーね、いやらしいことばかり載っているんだもの」って云っていたのを懐かしく思いだした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 11, 2014 01:03 PM

東京人 / no.339 2014 / 5月号

← amazon 東京人5月号の特集は「フィールドワーカーになる」だ。 発見、観察、採集、何でもかんでも遊んでみよう!……というわけで、東京スリバチ学会から、東京ピクニッククラブ、ガード下学会、モバイルハウス、ワードハンティング、東京スケール、箱庭、TOKYO STYLE、定点観測、筆写、昆虫との共生、闇、そして、今和次郎の「考現学」に至るまで……。 フィールドワークで括られる活動領域の全てが扱われる。 しかし、何と云っても、藤森照信、中谷礼仁、石川初の三氏による座談会「野良仕事のすすめ、無用の用が面白い」が面白い。 どなたの仕業か知らないが、Fieldwork フィールドワークを野良仕事と云ってのけるのが、このお三方ならでのことなのだ。 そう言えば、当方の野良仕事、JEDI も Barrack Finder も、最近ごぶさただなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 7, 2014 12:06 AM

penco TAPE WRITER

←amazon 又々、ダイモを買ってしまった。 まぁ、たくさんあるのに……、文具屋の店先で見かけると欲しくなるのだ。 penco なるブランドの小さな物だが、二つの文字盤、アルファベット大文字と小文字が付いているのだ。 小文字の文字盤があると、メールアドレスを打ち出せるかな……と考えてしまうが、@はあっても、. ドットや、- ハイフン、数字は大文字の方しかない。 又、_ アンダースコアは無いから……、中途半端な物ですね。 まぁ、どちらにしてもダマシダマシやるしかない。 まぁ、大文字の文字盤に Ä Ö Ü Ă Ø Æ があるのが面白いけど……、MÄRKLIN と打つぐらいしか思い浮かばない。 ● EMBOSSING LABEL MAKER...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 30, 2014 01:55 AM

トリマー・テーブル

「工作1」のエントリーで BOSCH ボッシュの電動トリマー PMR 500 での工作がなかなか難しい……、本来はルーター・テーブルでの仕事か……、とレポートした。 そのコメント欄に榛名の Selfbuilder、yum さんより、「……ルーターテーブルって、結構かんたんにできますが・・・・・・」とのご意見をいただいた。 リンクしてくださったサイトを見れば、あなカンタン……。 まずは、作ってみたのである。 BOSCH PMR 500 はトリマーと呼ばれているから、トリマー・テーブルだな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 23, 2014 05:39 PM

郵便局・風景印

278 旅するはがき|飛 曇 荘 飛曇荘の宗亭さんの絵葉書も No.280(2014年3月20日現在)となった。 ブログ「飛曇荘」が始ったのが、2008年4月初め……、No. 182 からだったから。6年間に100枚も増えたことになる。 ちょっと前の No. 278 では、郵便局の風景印について宗亭氏自身が語っておられる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 20, 2014 04:06 PM

本の顔

本の顔 本をつくるときに装丁家が考えること著者: 坂川栄治 + 坂川事務所ISBN: 978-4875863786出版: 芸術新聞社定価: 1,890-円(税込)装丁家の仕事ってこんなに範囲が広いのかと……びっくりした。 何か表紙の絵面程度の事かと思っていたのだが、本の全てをデザインしていたのだ。 著者である坂川栄治氏を存じ上げなかったが、……装丁家の職能事態を知らなかったのだ。手がけられたのが数千冊……、本当の専門家というべき方なのであろう。 その内、約180冊を厳選して、一冊の本が出来るまでを図解……とのことだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 15, 2014 04:56 AM

かどまる pro

かどまる3を手に入れてから2年以上経つのだが……、その後、それの進化した物が出た……というのを知っていた。 しかし、あえて、手を出す……ということはなかった。 ところが、ジョイフル本田・瑞穂店の店頭にたくさん並んでいるのを見て……、思わず……手にとってしまった。 SML……、半径 3mm, 5mm, 8mm の3種類の角丸が出来る。なかなかの優れ物……なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 7, 2014 05:09 AM

エコハウスのウソ

エコハウスのウソ 著者: 前 真之ISBN: 978-4822274535出版: 日経BP社定価: 2,100-円(税込)先日、これから始るプロジェクトの打合せで、東京大学建築学科・前真之准教授にお会いした。その時、頂いたのが本書だ。 前々から。OMソーラーの本拠地、浜名湖畔の「地球の卵」にある VOLKS S-Pro のモデルハウスでの環境調査を実測されている前研究室ということで存じ上げていたのだ。 建築環境の実践的な計測を通じて、建築環境の研究として最新の知見をお持ちの方なのだ。 本書、なかなかの刺激的な書名……だが、エコハウスは自称、他称いろいろあるが、ここは正式なエコハウスを対象としたものなのだ。そこにウソがある……、ここは聞き捨てならない……、ありがたく頂戴したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 3, 2014 01:09 AM

BOSCH / PMR 500 / 2

・ この BOSCH の電動トリマー PMR 500 を手に入れた目的が、MECCANO の入れ物、チェストの引出しを製作するのが目的である。 その4番目の引出しには長い部材を収納する為の対角線に平行な4枚の仕切り板を収めなくてはならないのだが、オリジナルの通りにやるには四方の材に斜めに溝を着けなければならない。 というわけで、BOSCH PMR500用角度ベースを手に入れた。写真は角度ベースに本体を取付けた状態、左にあるのがデフォルトの垂直固定ベースだ。 前にちょこっと置いてあるのは一緒に手に入れた部品、やはり BOSCH PMR500用、1/4吋コレットナットだ。デフォルトは6mmだが、吋仕様のビットを使うとなれば6.35mmの1/4吋コレットの用意が必要なのだ。 まぁ、それはともかく……、これらの価格、結構高いのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 2, 2014 12:22 AM

IKEA 立川

+ 予てより話題の IKEA イケアの都内初店舗、IKEA立川は4月初めにオープンするようだ。 IKEA FAMILY の会員には「お近くのストアを立川に変更しよう!」なるメールがやってきた。  ● IKEA FAMILY メンバーページ ログイン|ログイン 何かいいことあるのかな……。 ・ ・ ・ ・ ・ まぁ、私の住む八王子からは至近……、車で20分……、JRで3駅の近さなのだ。今までのIKEA港北よりぐんと近く、お隣という場所なのだ。 追記 140227 4月10日……オープンとのこと。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 22, 2014 10:07 AM

世界史を変えた50の機械

図説 世界史を変えた50の機械 著者: エリック・シャリーン Eric Chaline訳者: 柴田 譲治 ISBN: 978-4562049233出版社: 原書房 価格: 2,940-円(税込)Fifty Machines that changed the course of History の邦訳本だ。 図説とあるように絵入り……なかなか楽しめる。 世界の歴史を変えた象徴的な機械……、本書はその発明物語……というよりも、歴史的な影響を重視した構成なのだ。 著者は、かっては熟練工の領分だった機織りを機械によって自動化させることに成功した1801年のジャカード織機から始める。第1次産業革命……第2次……、そして、現代……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 21, 2014 02:07 AM

HHhH

HHhH プラハ、1942年著者: ローラン・ビネ Laurent Binet訳者: 高橋 啓ISBN: 978-4488016555出版社: 東京創元社 価格: 2,730-円(税込)やぁ、久しぶりに読みごたえあるというか……、フィクションともノンフィクションとも言える……、すごい小説なのだ。 最後の最後の……歴史上の事実、ナチスへの抵抗者の自決へと向って時間は収斂していくのだ。 久しぶりの濃密な読書体験に、何か遠くを見る……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 14, 2014 12:15 AM

Spectator〈29号〉 ホール・アース・カタログ〈前篇〉

スペクテイター29号/特集 ホール・アース・カタログ〈前篇〉 編集: エディトリアル・デパートメント ISBN: 978-4344951884出版社: 幻冬舎価格: 1,000-円(税込)Spectator スペクテイターなる雑誌風単行本を初めて手にした。 「Whole Earth Catalog ホール・アース・カタログ」の特集なのだ。それも〈前篇〉……〈後篇〉とあるようなのだ。 折りにふれて、Whole Earth Catalog ホール・アース・カタログについてエントリーしてきたが、この aki's STOCKTAKING は、自分なりのホール・アース・カタログを作ってみたいと思ってきたものなのだ。  ● aki's STOCKTAKING: Whole Earth Catalog  ● aki's STOCKTAKING: WHOLE EARTH CATALOG  ● aki's STOCKTAKING: Stay hungry. Stay foolish.  ● aki's STOCKTAKING: 14. ホールアースカタログが・・・...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 10, 2014 10:36 AM

コンピュータって

コンピュータって コンピュータって: 機械式計算機からスマホまで著者: ポール・E. セルージ Paul E. Ceruzzi訳者: 山形 浩生ISBN: 978-4488016555出版社: 東洋経済新聞社 価格: 2,310-円(税込)本書の「コンピュータって」なんて書名……、類書続々……というところではないだろうか。 しかし、その言動に異彩を放つ山形浩生氏が訳者というからには……何かある……と睨んで本書を手にとった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 8, 2014 08:32 AM

まちモジ

まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?著者: 小林 章ISBN: 978-4766125443出版: グラフィック社定価: 2,100-円(税込)フォントデザイナー・小林章氏の「フォントのふしぎ」は実に面白かった。副題の「ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?」も実に納得……。フォント好き必携の本であるのだ。 これは第2弾、こんどは「日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?」でやってきたのである。書名のように街にある文字の数々、フォントの数々を見せてくれるのだ。 内容は系統的でもなんでもない、アトランダム……、実にそれが楽しい。街中を散歩しながら、フォントの授業を受けているような……実に楽しいのだ。 これも、フォント好きなればのことかも……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 29, 2014 07:28 AM

セイナッツァロ役場と夏の家

セイナッツァロ役場と夏の家 Säyätsalo Town Hall & Summer Houseアルヴァ・アアルトAlvar Aalto/ヘルシンキ/1952, 1953World Architecture写真: 宮本 和義/解説: 齊藤 哲也ISBN: 978-4902930306出版: バナナブックス価格: 1,785-円(税込)バナナブックスの World Architecture シリーズ、レーモンドの「チャーチ&チャペル」に続いては、アルヴァ・アアルトだ。 代表作の一つといえるセイナッツァロ役場と夏の家の二作だ。 アアルトにとって1950年代初期の作品、そして二つとも同じセイナッツァロ島での仕事だ。 一方は役場という公共建築物、もう一方はアアルトの私的な夏の住いだが、中庭を中心としたコートハウスの形、そしてレンガという材料、そんな共通する要素がある二つの仕事なのだ。 実物を見に行ったことはないのだが……、いつもながらの宮本さんの細部にわたる詳細な写真でアアルトを楽しんでみよう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 23, 2014 12:14 AM

*batteries not included

amazon この映画の題名「*batteries not included」は最初の*アステリスク(asterisk)を含めての題名……、玩具やガジェット類のパッケージでお馴染の「*バッテリーは含まれていません」とか「*電池別売」というような表示をそのまま題名にしたものだ。 まぁ、邦題の「ニューヨーク東8番街の奇跡」は、まぁ、映画の要旨というようなもので、いただけないが、バッテリー……では誰も何も分からないか……。 映画自体は1987年公開のスピルバーグがプロデュースしたものだが、地上げ屋におののく古ビルの住民たちと玩具のロボットのような UFO とのお話……、他愛もないファンタジーだが、その UFO が生殖行為をなして子供 UFO を作り繁殖するというのが新機軸なのだ。 なかなか目出度く、正月向きであったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 10, 2014 03:46 AM

座二郎原画展・追加公開中

昨年暮れ、大いに話題だった座二郎原画展が今週追加公開中だ。 見損なった方は渋谷に急げ……、必見です。 開催期間:2014.1.6 (月)~1.11 (土) 開催時間:12:00〜19:30 開催場所:shibuya355 「現在、ビッグコミックススペリオールで連載しているWEB漫画「RAPID COMMUTER UNDERGROUND」を始め、絵本「ぼくのへや」、写真シリーズ「多重旅行」、近年の年賀状など、近年の座二郎の作品原画を一挙に展示します。ぜひご覧ください。」 この座二郎氏、建築設計関係の怪しい人物と思っていたが、やっぱり……早稲田の建築、非常勤講師とのことであるのだ。 私は昨年見たが、これが実にすばらしい……。いしかわじゅん氏も二回も足を運んでいるのだ。  ● 「住宅都市整理公団」別棟:内容と描き方と表現が完全に一致している!【座二郎原画展がすてき!】...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2014 03:08 AM

しあわせの書

しあわせの書 ―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 新調文庫著者: 泡坂 妻夫(あわさか つまお)ISBN: 978-4101445038出版社: 新潮社価格: 452-円(税込) Facebook で廣政定之氏が本書について「……内容と言うよりこの本に仕掛けてあるトリックがすごい。本好きな方に、ある意味お勧めです。……」と書いておられたのを読んで、「ある意味……」の意味が知りたくなってしまった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 6, 2014 10:31 PM

秋山設計道場第11クール案内

+ 第10クールが終わったら、すぐに第11クールの準備となる。 2014年の1, 2, 3, 4, 5月の5回……。恒例の away は山梨、兵庫の二ヶ所に出かける。 もちろん、山梨は、OM時代から設計といえば西の横綱・シンケンと並び立つ東の横綱・小沢建築工房である。兵庫は最近の躍進目覚しいヤマヒロなのだ。 道場の away の面白さは、環境の異なる地域での仕事を、その場所で即日設計として手を動かして学べることにある。 1回  1/28-29  @名古屋 2回  2/25-26  @山梨 3回  3/25-26  @名古屋 4回  4/24-25  @兵庫 5回  5/27-28  @名古屋 たくさんの方々の参加を期待している。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 3, 2014 11:59 PM

座二郎原画展

・ 開催期間:2013.12.7(土)〜2013.12.21(土)      日曜日お休み  開催時間:12:00〜19:30(入場無料) 開催場所:shibuya355 「現在、ビッグコミックススペリオールで連載しているWEB漫画「RAPID COMMUTER UNDERGROUND」を始め、絵本「ぼくのへや」、写真シリーズ「多重旅行」、近年の年賀状など、近年の座二郎の作品原画を一挙に展示します。ぜひご覧ください。」 この座二郎氏、建築設計関係の怪しい人物と思っていたが、やっぱり……早稲田の建築、非常勤講師とのことであるのだ。……見に行かなくちゃ。 追記 131221 昨日午後、雹の降る中行ってきた。大変、面白いものであった。ぜひ、紙の本として出版して欲しいと思った。 このサイト、座二郎ファン必見……。  ● 「住宅都市整理公団」別棟:内容と描き方と表現が完全に一致している!【座二郎原画展がすてき!】 来年というか、来月早々の再度展示が決ったようだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 12, 2013 12:03 PM

チルチンびと/2014年1月号別冊 OMソーラー特集

チルチンびと/2014年1月号別冊は「健康な暮らし OMの家づくり」と題したOMソーラー特集号だ。 「工務店事例15題」を中心に据えてのOMソーラー情報満載号なのだ。 その巻頭は40頁にわたって、故奥村昭雄・まこと夫妻の記事だ。 特に今まであまり語られてこなかった奥村まことの実像が大いに語られている。 生涯ものづくり 現代のダ・ヴィンチーOMソーラーと奥村昭雄 奥村昭雄の住宅設計 熱・空気・そして居心地をデザインする 奥村昭雄&まことのバックボーンを探る 歌ったりつくったり考えたり ー奥村まことさんの自邸と暮らし 「まことの徒然草」に続いて、まこと全開……、知らなかったまことのお話、面白いのだ。 ●  チルチンびと増刊 健康な暮らしOMの家づくり 2014年 01月号 [雑誌] ...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 8, 2013 11:54 AM

第二次世界大戦 影の主役

第二次世界大戦 影の主役―勝利を実現した革新者たち著者: ポール・ケネディ Paul Kennedy訳者: 伏見 威蕃 ISBN: 978-4532168865出版社: 日本経済新聞出版社価格: 3,675-円(税込)私の読書の大きな部分を占めるのがドキュメンタリー、特に技術史に大いに興味を持っている。 その範疇には兵器等、戦車、戦闘機等の技術開発の歴史も、もちろん含まれているのだ。だからといって、戦争を賛美したり軍国主義的な主張を持つものではない。まぁ、宮崎駿的な矛盾を抱えてはいるのだ。 本書はベストセラー「大国の興亡」の著者 Paul Kennedy ポール・ケネディの2013年の著作 Engineers of Victory: The Problem Solvers Who Turned The Tide in the Second World War の邦訳……500頁近い大著だ。 邦題「第二次世界大戦 影の主役」に副題「勝利を実現した革新者たち」とあるが、原書の副題は The Problem Solvers who Turned the Tide...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 6, 2013 01:48 AM

LEGO® Builder Case

どう見ても、LEGO レゴである。 しかし、青くて厚い台座部分を見れば分かるように、iPhone 5, 5s のケースなのである。 それも、LEGO® で分かるようにレゴ社公式のケースなのである。 ボッチの上には誇らしげに LEGO のロゴがあるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 1, 2013 10:12 AM

チベット旅行記

青木シンさんが Facebook 上で、河口慧海の「チベット旅行記」を紹介されていた。 この話しは知っていても、ちゃんと読んでいない……、というわけで図書館で借りてみた。 白水社版の上下二巻本の上を借りて読んだのだが、さて、それでは下を……、と思ったのだが、青空文庫に既にあるのを発見したのだ。 もちろん、青空文庫は iPhone の「i文庫」で読めるというわけで、ゲットしてみたのだ。 その上、amazon をよくよく見れば、 kindle版が0円であるではないか……、とにかく、それもゲット……ということになったのだ。 やぁ、kindle があるのは大歓迎、どこでもいつでも読めるのだ。 私の Kindle Paperwhite は出たばかりの初期型だが……、やっと、役に立つ……と言えるようになったと思う。追記 131129 iGa さんによれば、Apple 公式アプリ IBooks にもあるとのことである。まぁ、kindle 版の強みはオリジナルの挿絵があることかな……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 29, 2013 07:24 AM

iMac / メモリ増設 6GB

・ 私の iMac 20" は Early 2008 と称されるものだ。一度、2GBから4GBにメモリ増設しており、それ以上できないと思っていた。 しかし、誰かが Twitter で、非公式だが6GBまで可能である旨、Tweet しているのを見たのだ。 「iMac/Early2008/6GB」で検索してみれば……、あるある、沢山のユーザーが実行しているのである。 とにかく、メモリが大きいのにこした事はないし、現行の OSX 10.8 Mountain Lion でも、4GBではきついに決っているのだ。……やってみる価値あり……と思った。 あれこれ詮索せずに、最初の記事にあったメモリを選んで amazon で購入、次の日には手に入れたのだ。PATRIOT DDR2-800正式対応DRAMチップ搭載(4GB) なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 17, 2013 08:42 PM

LION / A4 No.800

私にとって40年にわたる定番手帳、マルマンのダイアリー2014年版(582-4)をエントリーしたばかりだが、他にも仕事に欠かせないステーショナリーがある。 このライオン事務機の「カラーファイル A4 No.800」だ。 これを使うようになったのは手帳よりも古く、私がスタッフだった東孝光建築研究所時代からのものだから……半世紀も前から……かな。 ストックが切れたので補充することにした。 以前は出入りの事務機屋さんに依頼して取寄せていたのだが、ネットでゲットすべく探してみたのだ。 amazon にもあったし、ヨドバシにもあったのだが、より廉価で送料無料のサイトをみつけたのだ。  ● ライオン カラーファイルA4 橙 NO.800 128-39 このココデカウなる通販サイトは、コクヨグループ「フォーレスト株式会社」が運営している個人向けサイトだが、価格は廉価にして即日発送、1回の注文に対して290円の送料、税込1,500円以上で無料……とリーズナブルなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 11, 2013 12:49 PM

バンド・デシネ徹底ガイド

はじめての人のための  バンド・デシネ徹底ガイド 玄光社MOOK著者: 原正人ISBN: 978-4768304440出版社: 玄光社 価格: 1,890-円(税込)最近、いわゆる BD 本のエントリーが続いているが、2冊の邦訳本を手にしたからなのだ。エロい……ガリバリアーナ、マニアックな……ラ・ドゥースを紀伊国屋の店頭でゲットしたからなのだ。 もちろん、両方とも大好き……なものではあるのだ。 この BD とは、バンド・デシネ(bande dessinée)のことだ。ベルギー・フランスを中心としたヨーロッパ系の漫画のことだ。日本の漫画とも、米国原産のアメリカン・コミックスとも異なる。古くは「タンタン」……、そして、メビウスに代表されるが、各種各様の作品、作風があるのだ。 翻訳本がなかった頃も、気に入った絵のものを買い込んでいたが、いかんせん……仏語では……だったんだが、最近の翻訳本の洪水(……と言えるくらいだなぁ)はうれしい限りなのだ。 しかし、高価なのと判型がオリジナルのものより小さい(概ねオリジナルはA4、翻訳本はB5)のが多いのは残念だが……。 そんなバンド・デシネの入門書が出ていた。本書には多くの作家の美しい絵、精密な絵、うまい絵が満載……実に楽しい。未知の作家の本……みな欲しくなるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 7, 2013 03:07 AM

BIC 2 / 50本入

私の常用しているカミソリは、あいかわらずの BIC 2 だ。あのボールペンの BIC 製なのだ。 その50本入りが amazon からやってきた。 1,960-円也だから、一本あたり39.2-円だ。パッケージには「平均6〜7回使用可能です」とあるから、一週間に一本……50週……ざっと一年分ということになる。 ・ ・ ・ ・ ・ それでは実際は……と調べてみたが、それが驚愕……なのである。 先月10月いっぱいでストックが切れて amazon に注文とあいなったのだが、洗面台の引出しにストックしていたのは、2012年3月25日に amazon から到着した20本入りだったのである。 そうなると、19ヶ月で……20本、ざっと一ヶ月に一本ということになるのだ。えっと思ったが、amazon 以外で買ったりしないから……そういうことなのであろう。 ストックされた50本……4年分ということになるのか……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 6, 2013 05:14 PM

ラ・ドゥース

ラ・ドゥース LA・DOUCE著者: フランソワ・スクイテン  François Schuiten訳者: 古永真一 ISBN: 978-4796871532出版社: 小学館集英社プロダクション価格: 3,360-円(税込)本書は「ガリバリアーナ」と同じく、バンド・デシネ(bande dessinée)の最近出版された翻訳物である。 作者のフランソワ・スクイテンは「闇の国々」の作画で高名だが、私にとってはちょっと苦手な感じで本棚に入れっぱなしである。こいつはちょっと違ったのだ。 本書の主役は、SNCB ベルギー国鉄の蒸気機関車、12型 ……1939年製の流線形の蒸気機関車だ。その 004号車なのだ。 書名の LA DOUCE ラ・ドゥースは、仏語の douce「緩やか ; 温厚; 穏やか; 心地よい; 可愛い; 新鮮」という意味と、12型の12の douze を掛けたこの機関車の愛称のようだ。 4-4-2 という車軸配置に大きなスポーク型の動輪、そして、楯のような前頭部、縦型のスリットと連結器上という低い位置のヘッドライト、緑色の流線型の巨体……、 蒸気機関車、流線型となれば……、黙ってはいられない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 3, 2013 12:47 AM

爪とぎ器 / made by NAKAMURA

←Back 横浜の中村ご夫妻とは、TAn, TOn を通じて知り合ったのだが、ネコ趣味以外にも米国型鉄道趣味等々と親しくさせていただいているのだ、 その中村ご夫妻からプレゼント到来なのだ。いろいろ頂き物……なのだが、これは中村氏お手製のネコ型爪とぎ器なのだ。 あまり上等過ぎて、彼らには勿体ないのだ、...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 26, 2013 02:29 AM

GEORGIA / BMW

・ 缶コーヒー GEORGIA のおまけが BMW と……、なんとなく聞いて、コンビニに行ってみた。 最初に入ったセブンイレブンにはなく、二軒目のローソンでやっと X5 M をゲット、その後のファミリーマートにはなかった。コンビニ3軒で一台しかゲットできない……、ちょっと出遅れたのかな……と思ったのだ。 しかし、次のセブンイレブンで4台をゲット、……あと一台なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 20, 2013 03:21 PM

ガリバリアーナ

ガリバリアーナ GULLIVERIANA著者: ミロ・マナラ  Milo Manara訳者: 鵜野孝紀 ISBN: 978-4756244147出版社: パイインターナショナル価格: 2,310-円(税込)最近は、バンド・デシネ(bande dessinée)の翻訳物がいろいろ手に入るようになってうれしい。 というわけで、紀伊国屋の店頭で見つけたこれも買い求めた。 まぁ、誰でも知っている物語、スウィフトのガリバー旅行記……、その主人公を若くてきれいなオネーチャンにしたらどうなるか……、なんて考えたこともなかったが……。 それがこれ、イタリアコミック界の巨匠 Milo Manara ミロ・マナラの1995年の作品である。 やぁ、これがエロいのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 19, 2013 02:22 AM

チャーチ&チャペル

チャーチ&チャペル Church & Chapelアントニン・レーモンド Antonin Raymond/日本/1935-1970 World Architecture写真: 宮本 和義解説: 内藤恒方, 土屋重文ISBN: 978-4902930283出版: バナナブックス価格: 1,785-円 (税込)バナナブックスの World Architecture シリーズの12冊目の舞台は日本、アントニン・レーモンドの Church & Chapel チャーチ&チャペルだ。 レーモンドは1888年チェコ生れ、今年は生誕125周年ということになる。太平洋戦争前と後と、日本で大いに活躍、日本近代建築の祖というべき巨匠だ。多くの作品を残しているが、沢山ののキリスト教の宗教建築を設計している。 本書の最後に、Antonin Raymond Church & Chapel として年譜が掲載されているが、戦前6ヶ所、戦後13ヶ所(フィリピンの聖ジョセフ教会を含む)を数える。レーモンド32歳から79歳……実に精力的だ。 今回、作品写真として取り上げらているのは、軽井沢聖ポール教会(1935年)、聖アンセルモカトリック目黒教会(1954年)、神言神学院(1964年)の3ヶ所と、クリスチャン・アカデミー音楽堂(1970年)だ。そして、1枚だけの写真だが。聖十字教会(1961年)が取り上げられている。 解説の任にあたられたのは、元レーモンド事務所スタッフの内藤恒方氏、土屋重文氏のお二人だ。1934年生れの内藤氏、47年生れの土屋氏……世代は異なるが、同じレーモンドに学んだ経験が熱く語られている。 本書はアントニン・レーモンドの作品紹介だけということでなく、レーモンドの極近くにいた元スタッフの証言として、建築家・アントニン・レーモンドの評伝としても優れたものになっている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 11, 2013 01:40 AM

海の授業

海の授業著者: 後藤 忠徳ISBN: 978-4344024274出版社: 幻冬舎価格: 1,365-円(税込)海……授業……、なんて本を読むなんて思ってもいなかったが、Facebook 上で佐塚昌則君が、booklog ブクログなるサイトで本書のレビュー記事を書いているのを知ったからなのだ。 レビューが特に面白かったというわけではないが、本書を書店で立ち読み……、目次、20, 21, 22 の津波についての話しに大いに興味を持ち、手にすることにしたのだ。 本書の題名「海の授業」や、目次の章立ての語り口が子供におもねっているような印象だが、本書は決して子供向けの……というわけではない、大人にとって易しく読める啓蒙書なのだ。それも、研究の最前線で活躍する著者、京都大学准教授の後藤忠徳氏の最新の知見に基づくホットなもの……なのだ。 amazon のカスタマーレビューには「お子様の夏の読書に...」とか「自由研究のテーマ探しにどうでしょう?」なるレビューがあるのだが、そんな親には、子供に読ませるより「自分で読め」といいたい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 4, 2013 12:59 PM

PB / 206S-3

「 ERECTOR Special Edition / crane 改2」を組立ている時、付属の工具、唯の六角棒レンチに不満をかんじたのだ。 今風の MECCANO(モダーン MECCANO と呼んでみよう)では、5/32BSW のネジ規格はそのまま、今までのマイナス溝のボルトから3mmの六角穴ボルトに変わっている。まぁ、これもご時世というものでありましょう。 従って六角レンチが工具なのだが、先端がボールポイントの物の方が使いやすいと思ったのだ。 六角レンチとなれば SWISS MADE の PB ブランドしか考えられない……。それも、MECCANO 専用となれば柄付きが好ましい……。早速、ネットで検索、「PB/ボールポイント六角棒ドライバー/206S-3」なる品物を1本だけ注文、ついさっき到着したのだ。 amazonではなく、楽天の一番安い工具店を探して、メール便でお送りいただけるところからの購入なのだ。価格1,130-円送料160-円合計1,290-円也……、なかなか賢い買物ではないかと思っているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 28, 2013 08:03 PM

ERECTOR Special Edition / crane 改2

ばらしかけのまま放置してあった ERECTOR のクレーンを箱から出してみた。 ERECTOR Special Edition なるものだが、2002年に「メカノ誕生100周年記念」として登場、2006年にコストコでゲットしたものだ。組立てて改造して……楽しんだものなのだ。 完全にばらしてしまおうかどうか……と迷ったのだが、もう一度組立ててみるか……という気になった。 となると、又、変えてみようかという気になるのだ。たまたま、もう一度主要なメカニズム部分を組立てる必要があったから、「ERECTOR Special Edition / crane 改」から、改2としてレベルアップ、モーター取付部を進化させることができた。 同じ部品でも使い方を変えるだけで、当然最初からそうなっているもんだという顔をしている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 23, 2013 09:59 PM

小商いのすすめ

小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ著者: 平川 克美ISBN: 978-4903908328出版: ミシマ社価格: 1,680-円(税込)2020年東京オリンピック開催……、そんなことよりやることあるだろ……、というのが大方の考えだったような気がするが……、いつのまにか、2020東京オリンピックが決ってしまった。 まぁ、これもそれで儲かる……というような既得権益がしっかりとあるのだろう。しかし、それらが原発推進派と重なりあっているのが不気味だ。 3.11 以降の世界をどう生きていくのか……、その解答として『「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ』なる標題に大いに興味を持って手にしたのだ。あれ以降、原発再稼働、……オリンピック招致も経済成長の為にあるのだ。 私は1964(昭和39)年の東京オリンピックを知っているものだが、本書はオリンピック以前、昭和30年代の東京、それも著者の生まれ育った大田区の町工場の話しから、その街に存在した「小商い」を説いていく。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 10, 2013 11:04 PM

吉祥寺キャットウォーク 3

吉祥寺キャットウォーク 3ビームコミックス著者: いしかわじゅんISBN: 978-4047291027出版社: エンターブレイン価格: 861-円(税込)「吉祥寺キャットウォーク 1」「吉祥寺キャットウォーク 2」に続いて、ついに三巻目の 3 の登場だ。 月刊コミックスビームなる漫画雑誌に連載中のものだが、漫画雑誌を読む習慣がない私にとって、本書は唯一の連載漫画を読む……見る機会なのだ。 三巻ともなると、各々個性的な登場人物も皆馴染んですこぶる快調に話しは進む。皆々元気、小夏もカオルも相変わらずなのだ。 新登場はケーキ屋のジーさん、その数奇な運命やいかに……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 8, 2013 03:24 PM

SAR / Class 15F

先日、NHKで地球ドラマチック「蒸気機関車の“お引っ越し”!?」なるドキュメンタリーを見た。なかなか面白かった。 SAR とは South Africa Railway の略だ。 その南アフリカ鉄道の蒸気機関車 15F が、活躍した南アフリカの地を離れ、英国はグラスゴーの地へと帰る(この機関車は1945年英国グラスゴーの MBL 製なのだ)……。 その道程、その苦労を記録したものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 6, 2013 02:12 AM

宮崎駿の雑想ノート

宮崎駿の雑想ノート著者: 宮崎 駿ISBN: 978-4499226776出版: 大日本絵画価格: 2,940-円(税込)(この表紙は初版のものである、今の増補版の表紙より好みである)宮崎駿が、公開中の映画「風立ちぬ」を最後に引退するとのことだ。 まだ、映画は見ていないけど……。 この前、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で仕事ぶりを見たばかりだが、「大事なことは、めんどくさい……」といいながら、絵コンテを作り、アニメーターの作画した絵の細部まで手直し……、あーっ、この人って職人的に全てを自分で作りたい人なんだ……と納得した次第なのだ。 正直なところ……、彼の下で絵を描く部下の方々に同情を禁じえない……と思ったのだ。 やぁ、もう引退すべきです。 これからは気楽に雑想、妄想、自由自在……、好きな飛行機、戦車の絵を描きまくっていただきたいと思うのだ。もちろん、アニメもお好きなように「大事なことは、楽しい……」とばかりにやって欲しいものなのだ。 今回の映画「風立ちぬ」だって、模型雑誌の月刊モデルグラフィックス紙上に連載された「風立ちぬ 妄想カムバック」が原作となっているってことを忘れてはいけない。 この雑想ノートの「甲鉄の意気地」「多砲塔の出番」「農夫の眼」「竜の甲鉄」「特設空母安松丸物語」「ロンドン上空1918年」「最貧前線」「豚の虎」「ハンスの帰還」等々をアニメとしても見せて欲しいと思っているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 3, 2013 01:49 AM

半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義

半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義 文春ジブリ文庫著者: 半藤 一利/宮崎 駿ISBN: 978-4168122019出版社: 文藝春秋価格: 599-円(税込) 映画「風立ちぬ」はまだ見ていない。 見たい……と思っているのだが、もう、世の中、たくさんの情報に充満ちているから、もう、映画を見てしまっている気分でいるのだ。 NHK で、半藤一利と宮崎駿の対談……というか、二人の放談を見た。そして、玉井さんが本書をブログ MyPlace2 に書かれているのをみて、私も読んでみようと思ったのだ。 二日間、7時間にわたるお二方の対談だそうだが、相手にとって不足なし……、半藤一利と宮崎駿が何を語るのか……大いに興味あることなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 22, 2013 10:02 PM

命を救った道具たち

命を救った道具たちTOOLS that can save a life著者: 髙橋大輔ISBN: 978-4757222076出版: アスペクト価格: 1,680-円(税込)iGa さんこと五十嵐進氏のブログ MADCONNECTION のエントリーで本書を知った。 たくさんのお道具を「命を救った道具たち」で括って作った編集本かと誤解してしまい、読むのが遅くなってしまった。 一人の探検家・髙橋大輔氏の実際に使っているお道具(実用以外の物も……)45点についての話しなのだ。 それに、まさしく在庫品調査(stocktaking……)というべき本の作り方、大いに気に入った。この道具についてのお話……、これは読まねば……と手にしたのであった。知らなかったお道具(着る類いの物……}も沢山、大いに面白く読んだのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 18, 2013 05:23 PM

Create your own architecture

・ Create your own architecture は LEGO Architecture Studio に付属している書籍の題名である。 この冊子、いつもの LEGO に付いている組立説明書ではない。このセット LEGO Architecture Studio は、自由にお好きな物を……、それも建築をどうぞ……、と、建築に特化した白と透明のレゴ部品だけのセットなのだ。 横20cm縦18cmの判型で272頁、厚さ2.5cm……というガイドブックなのだ。 内容はレゴの組立方が詳述……なことはまったくない、今をときめく建築家、コンセプチュアルな仕事を担う建築家・設計事務所が登場、このレゴをどう使いこなすのかを題材にしたドキュメントというべきものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 16, 2013 08:48 AM

LEGO Architecture Studio / 到来

・ 米国内の LEGO Shop も amazon.com も日本国への送付不可……というわけで、 amazon.com から米国内某所を経由した LEGO Architecture Studio が、先ほど到来した。 米国からの送料もままならないが……、気がはやるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 14, 2013 12:19 PM

鉄条網の歴史

鉄条網の歴史ー自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明著者: 石 弘之/石 紀美子ISBN: 978-4800300973出版: 洋泉社価格: 2,520-円(税込)「鉄条網」となると物々しいが……、有刺鉄線……、英語では barbwire とか barbed wire とのことだ。 それが、柱に取り付き固定されると barbed-wire fence となり鉄条網となる。 本書は米国の片田舎、カンザス州ラクロスなる人口1300人なる町……、そこにある Kassas Barbed Wire Museum「有刺鉄線博物館」の訪問から話しが始る。 この有刺鉄線は米国の西部開拓時代、1860年代に実用化されたものなのだ。それも、農地に家畜が入り込まない為の設備だったのだが、それは大いに発展していくのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 12, 2013 05:23 AM

Hand Reamer M4.0

前々から興味のあった Hand Reamer ハンドリーマーを手に入れてみた。 テーパーの付いたリーマーは何種類か持っているのだが、ストレートのリーマーは初めて……径4mmの物を手に入れた。 全長80mmの小さな物だが……試してみよう。例の MonotaRO からだが、カタログにでていると手に入れてみようという気が起きるものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 9, 2013 10:29 AM

ゴリアテ

ゴリアテ ロリスと電磁兵器ハヤカワ・ポケット・ミステリ 5007著者: スコット・ウエスターフェルド Scott Westerfeld訳者: 小林美幸ISBN: 978-4153350076出版社: 早川書房価格: 1,785-円(税込)LEVIATHAN リヴァイアサンから始まり、Behemoth ベヒモスと続き、この Goliath ゴリアテで終る。 それも、全3冊が昨年、2012年中に刊行されていたのが、このゴリアテ……今頃購入となってしまったのだ。 まぁ、Behemoth ベヒモスの中間あたりで、ちょっと中休み……したものが、長引いてしまったものなのだ。 英国海軍巨大飛行獣リヴァイアサンはシベリア経由、東京、そして、太平洋を渡ってニューヨークへ……、公子アレックスと男装の士官候補生デリンの運命やいかに……、大戦の行方は……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 7, 2013 11:05 AM

LEGO Architecture Studio

LEGO Architecture シリーズの新作が発売された。 今回のセットはパーツセット……、Architecture Studio なる名称で何かを作る事を限定していない、汎用パーツセット……、でも建築モデルを作るのに相応しい透明と白だけのパーツセットなのだ。 すでに、米国の LEGO Shop で $149.99 で発売されている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 6, 2013 11:40 AM

iPhone 5 & LEICA X1

・ 赤ポッチばかりでどうした……といわれそうだが、そうなってしまったのである。 LEICA の赤ポッチは常識だが、例のイタリアの三脚屋 Manfrotto マンフロットの klyp に収まった iPhone 5 が、新調した同じ Manfrotto の卓上三脚 PIXI に乗っているのだ。Manfrotto のロゴも赤ポッチなのである。 このエントリー……、赤ポッチ云々が問題ではなく、My Digital CAMERAS で明らかになったように、今、私にとってのカメラとはこの二つなのである。 LEICA X1 がカメラであることは疑いない。又、このようにケースに入り、三脚に固定された iPhone 5 は既に phone の領域を超えて camera カメラなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 1, 2013 12:04 PM

TAn & TOn /130721

TAn と TOn は相変わらず仲良しです。 箱の上でまどろんでいた TAn のところに、TOn が押しかけてきました。 ・ ・ ・ ・ ・ TAn and TOn are good friends as ever. At the TAn who was dozing on the box, TOn came flocked....
Posted in aki's STOCKTAKING on July 25, 2013 10:34 AM

登頂 竹内洋岳

登頂 竹内洋岳著者: 塩野 米松ISBN: 978-4480818355出版: 筑摩書房価格: 1,680-円(税込)2012年5月26日、竹内洋岳はダウラギリの登頂に成功、8000m峰14座登頂の29人目の登山家となった。 「初代 竹内洋岳に聞く」の最終章は「12座目、ローツェ登頂」で終っていたが、本書でチョー・オユー、ダウラギリとその後の登頂記録が続く。 チョー・オユーには一回目失敗、再度の挑戦で成功……、なのだ。 本書を読みたいと思ったのは、玉井さんが送ってくださった録画DVD、NHKで放映された「ヒマラヤ8000m峰全山登頂に挑む」で、竹内のダウラギリ登頂のドキュメンタリーを見たからなのだ。 その登頂に際して、不調の同行者を下がらせ単独で登頂し、その下山時に時間がなくなりビバーグせざるをえなかった竹内がその時、どのような状態であったかを知りたくなったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 19, 2013 06:41 AM

地球を生きる 【下巻】

一語一絵 地球を生きる 【下巻】―私たちは「空間」をどうとらえ、どう作るか! 著者: 岩崎 駿介ISBN: 978-4750338422出版: 明石書店価格: 2,100-円(税込)岩崎駿介氏のご著作「地球を生きる」の上巻を紹介したが、続いて下巻である。 この下巻では上巻「地球上の富めるものと貧しきものとの対立」の社会学的なテーマとは打って変って、「私たちは「空間」をどうとらえ、どう作るか!」の副題通り、建築的、都市計画的なテーマ「空間論」が主題だ。 上巻の紹介の中で、氏を藝大建築科出身者として異例な……と記述したが、ある意味で間違い……、氏は実に正統的な都市計画家であり建築家、デザイナーであるのだが、それにもまして実践者なのだ。 本書の第1章「落日荘のいま」で、2001年から始め、今もって自力建設中の「落日荘」の全てが語られる。ある意味、それは作品としての落日荘であるのだが、その構想過程、そして松籟計画まで「環境建築」としての形が語れていく。 第2、3章は、氏のデザインの底流を流れる思想、設計理論が語られていく。 第2章は氏の横浜市での都市計画を下敷きに「空間をどうとらえ、どう作るか?」、そして、未来を見据える為の思考、第3章「空間意識を探る」とつながる。 やぁ、岩崎駿介氏は疲れをしらない……のだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 16, 2013 11:02 AM

地球を生きる 【上巻】

一語一絵 地球を生きる 【上巻】―地球上の富めるものと貧しきものとの対立著者: 岩崎 駿介ISBN: 978-4750338415出版: 明石書店価格: 2,100-円(税込)著者・岩崎駿介氏は藝大建築の先輩である。私が入学した時、4年生に在籍されておられ、一年生の私は氏の卒業制作のお手伝いの任にあたるという名誉にあずかることになったのだ。 4月の秋山設計道場第9クールの3回@つくばの際、駿介氏と美佐子夫人、お二方による自立建築である落日荘を見学することができた。多くの道場生にとって、それは大いなる衝撃であった。 その時、氏は意気軒高……、本書がまもなく上梓されることを話されていた。 藝大建築科はボザール的な建築の学校であるが、卒業後、建築を離れた世界に身を投じる人が結構いる。岩崎駿介氏もその一人である。 氏はアフリカ、ガーナ共和国で建築を教え、ハーバードで都市計画を学び、横浜市で都市計画家として活動された。その後、筑波大学で教鞭をとりながら、開発途上国援助のNGO、NPOの指導者として活躍されたのだ。 2001年から、茨城県石岡市の八郷の地に住みながら、ご自身の自給自足の基地を構築、住いとしての落日荘を建設中である。 本書は氏の思考の集大成として「地球を生きる」上下二巻で刊行された。この【上巻】は、「地球上の富めるものと貧しきものとの対立」と題された、氏の「世界の理解、そして世界へのアプローチ」というべき一冊なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 15, 2013 09:48 AM

C型クランプ

ちょっと必要があって……このようなC型クランプを手に入れた。開口1吋、奥行き3吋というものだ。 挟む間隔が狭くて奥行きが大きいという物なのだ。 あまり一般的というものではないらしくて選択肢はこれだけ……、米国製の「 1" Deep Reach C-Clamp(25mmディープリーチC型クランプ)」というものだ。 手の平サイズの小さいものだが、ダクタイル鋳鉄製、ハンマートーン塗装の本格的な物なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 13, 2013 10:40 AM

ProCamera

・ 荻窪圭氏の「iPhoneカメラ講座:第19回 本格派カメラアプリを使ってみよう」で挙げられていた四つのカメラアプリの一つ、ProCamera プロカメラを入れてみた。 450-円也の有料であるが、これで iPhone のカメラが高機能カメラに大変身してしまう。 ここで紹介された本格派カメラアプリとは、撮られた写真を操作することではない。 撮影機能を備え、オリジナルのカメラに代わって撮影出来るアプリなのだ、...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 12, 2013 12:09 AM

QuickTake 150

・ My Digital CAMERAS で、1995年に手にした最初のデジタルカメラ、Apple Conputer の QuickTake が出てきた。 100 と記憶していたのは間違いで、QuickTake 150 であった。 本体裏に [LAND 950922] とダイモしてあったのだ。 今の Apple にはない色合いのグレーのボディ、長さ150mm幅130mm高さ50mmのプラスチック製だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 9, 2013 07:40 AM

ミッキーの書式

ミッキーの書式 戦後まんがの戦時下起源角川叢書 53著者: 大塚 英志ISBN: 978-4047021532出版: 角川学芸出版価格: 3,675-円(税込)東京新聞の書評欄で本書の存在を知る。 評者の阿部嘉昭・北大准教授の「『鳥獣戯画』などの鳥羽絵の伝統とポストモダンが化合して、世界に冠たるクールジャパン・コンテンツが成立したという日本中心主義的な通説に、表現史からの正論をぶつけてみせた大塚の面目躍如たる一冊だ。……」なる記述に興味を持って手にしたものだ。 著者・大塚英志……って何もしらなかったが、そういえば「ジブリの教科書1/風の谷のナウシカ」で『風の谷のナウシカ』解題なる文章を書いていたなぁ……と思い出した。 「日本以外の人々に向けて日本のまんがやアニメーションについてお話すること自体、ぼくには大きなとまどい以外のものではありません。……」と始る序は、外国の人々に向けた日本まんがアニメ史……とあるように、2012年、カナダ・モントリオールでの講演の草稿であるとのことだ。 これが分かり易い語り口で、彼の持論「戦後まんがの戦時下起源」を「ディズニーとアヴァンギャルドの野合」として語っているのだ。 自ら「おたく」を発明した本人が、その「おたく文化」を海外に売込もうなぞと、歴史まで捏造……し始めた官民の野望に鉄槌……、そんな思いのこもった42頁の「序」なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 3, 2013 10:08 AM

LAMY Blue/Black

・ 例の手元の万年筆、LAMY Safari をまともに使ってみようと考えた。 二本ともインクカートリッジ使用なのだが、ちゃんと瓶に入ったインクを使おうと考えたのだ。 まずは、インクコンバーターとインク、純正インク Blue/Black ブルーブラック 50ml を用意した。 LAMY のインク瓶は独特の形態……、真ん中が深くて無駄なくインクを本体に吸入できる形をしている。 そして下部には本体に付いた余計なインクを拭きとる吸取紙のロールテープが付いているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 1, 2013 12:27 AM

Manfrotto / POCKET三脚S

・ Manfrotto マンフロットの KLYP ケースに入った iPhone 5 は大いに気に入った。 しかし、常時携帯できる三脚がなければ「宝の持ち腐れ」……というわけで、ModoPocket の後継機であるポケット三脚S/MP1-C01 を早速ゲットしたのだ。 これは近くのヨドバシ……貯っていたポイントで購入だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 25, 2013 03:07 AM

文体練習

文体練習著者: レーモン クノー Raymond Queneau訳者: 朝比奈 弘治 ISBN: 978-4255960296出版: 朝日出版社定価: 3,568-円(税込)「コミック 文体練習」の元本……、レーモン・クノー Raymond Queneau の「Exercices De Style」の邦訳本である。 邦訳本といっても、本書の場合、仏語が日本語となってある……という意味ではなく、そこに日本語の本としてあるのだ。 コミック版を先に見ちゃったから、後先……ということになるが、本書が先なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 20, 2013 07:34 AM

荻窪圭のiPhoneカメラ講座

link 先日の「My Digital CAMERAS」で「日常的な写真については iPhone 5 で十分満足して使っている」と言ったばかりだが、その通りなのである。 デジタルカメラについて、その発言が気になる荻窪圭氏が、このような連載記事を書いておられる。 コンデジといわれる一般的なデジタルカメラについての講座ではない、iPhone のカメラ講座なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 17, 2013 11:11 AM

ふたりのイームズ

link 渋谷の UPLINK で映画「ふたりのイームズ」を観た。 デザイナー・建築家、そして映像作家であるイームズならではの沢山の画像・映像を駆使して制作されている。 生存している肉親、元スタッフ、関係者、友人知己の証言によって二人のイームズ、Charles Eames チャールズ・イームズと Ray Eames レイ・イームズの辿った軌跡が語られる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 15, 2013 09:21 AM

LAMY Safari

・ あの蛇腹便箋を手に入れてから、縦書きの手紙なんぞたしなめるように……時に、練習しているのである。 ここは、やはり万年筆……でなくちゃ、なのであるが、手元にあったのはこの二本の LAMY Safari のみ。 まずは、これにて修業なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 13, 2013 06:14 AM

My Digital CAMERAS

・ 自分が使ったデジタルカメラを時系列に沿って並べてみたら、何か分かることがあるかもしれない……と考えた。 というわけで、作った年表がこれだ。 1995年の最初に手にしたデジタルカメラのような物から、今、2013年、ざっと20年の歴史だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 11, 2013 12:36 AM

蛇腹便箋

+ Facebook 上で、藝大建築の後輩・武山倫氏が話題にしていた日本橋・榛原の蛇腹便箋だ。 高さ190mm幅75mmの短冊型の便箋が蛇腹状に連なっている。 便箋の各折り目にミシン目手が入っており、書き終わったところで切ることができる。 短い言葉の一筆箋にも、長文の手紙にもなり、好きな長さの手紙が書ける……というわけだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 4, 2013 02:50 AM

キーボード配列 QWERTY の謎

キーボード配列 QWERTY の謎Mythof QWERTY Keyboard著者: 安岡 孝一/安岡 素子ISBN: 978-4757141766出版: NTT出版定価: 2,940-円(税込)コンピュータのキィボードを見ない日も、コンピュータのキィボードを見ない時間もないのだが、まぁ、このエントリー自体、コンピュータのキィを叩いて作っているのだ。 私の使う Mac は全て仮名なしのUSキィボードと呼ばれるものだ。日本語入力はローマ字入力なのに、仮名の付いたJISキィボードは要らないという理由……主に美的な理由で、キィボード付きで販売される Mac は全てUSキィボードが選択できる AppleStore から購入しているのだ。 ところで、どちらのキィボードでも QWERTY なる英文配列であることはよく知られている。クワーティと呼ぶようだが……、どうしてそのような配列なのか……それの話が本書なのだ。 私もずっと信じていた「QWERTY なるキィボードの配列は、タイプライターの印字部分のアームが絡んでしまうのを防ぐ為に考案された」なる説は間違っており、ガセネタである。 本書の著者、情報学者と教育学者である安岡夫妻は、それを「アンチQWERTY 説」と呼んで糾弾しようとしているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 3, 2013 09:25 AM

黒川哲郎氏逝去

黒川哲郎/著[建築のミッション ースケルトンドミノとスケルトンログは林業と建築を結ぶ] 黒川哲郎……、正式には東京藝術大学美術学部建築科名誉教授……、私にとっては藝大建築科1962(昭37)年入学同期、永田昌民、片山和俊、大行征等々……12人の仲間の親しき友人である。 その黒川哲郎が5月29日に亡くなられた。私より一つ下……享年69歳、たしか6月5日が誕生日であったから、70歳寸前の逝去であらせられたのだ。 先日の「奥村昭雄さんを思い出す会」には夫人が出席された。「黒川本人が来たかったのですが……、残念です」と語っておられた。前々から、氏の闘病生活は存知上げていたが、実に残念なことである。 黒川氏とは藝大生徒の時代、私が八王子、彼が吉祥寺ということがあって大いに親しくしていた。1970年、初めての訪欧も氏と吉松眞津美氏(宮脇事務所スタッフ)の三人で一ヶ月間の旅行を成したのであった。 その後、仕事上で交錯することはなかったが、いつも気になる存在ではあったのだ。 心から、ご冥福を祈りたい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 31, 2013 08:55 PM

MÄRKLIN / 工具箱

コストコ産のフランス・ワイン3本詰めの木箱を改造中である。 幅330mm奥行250mm高さ90mmの立派な木箱なのである。 これを鉄道模型用……、といっても、Märklin MAXI の aki's RAILROAD 用の工具箱に改造したのである。 蓋の表面を市販の神東塗料のカラースプレー No.12 グレーで塗装、その上に MÄRKLIN のロゴをステンシルしてみた。 箱の一面だけを塗装……、今風ガジェットのピン角な感じを際出せたいと思ったからだ。 いつも見慣れた Märklin は小文字がないので出来ず、大文字で MÄRKLIN とする……、そう表記してあったのを実際に見かけた時からやってみたかったことなのだ。 ステンシルは手持ちの MECANORMA の50mmのものを使ったが、Ä のウムラウトは自作した。スプレーはタミヤの AS-20 INSIGNIA WHITE だ。 ちょっとクラシックな真鍮風の金物の木箱の表面だけの変化……好みの外観なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 25, 2013 02:33 AM

シロアリはホウ酸でやっつけなさい!

シロアリはホウ酸でやっつけなさい!著者 : 荒川 民雄ISBN: 978-4906783021出版: 住まいの学校価格: 1,680-円(税込)日本の木造住宅にとって、シロアリや腐朽菌の害から防護することは必須な事であることは常識であり、法的にも新築工事において防蟻処理が行われるのは当然視されているのだ。 しかし、私としては……、なんとなくアンタッチャブル……、その筋の専門家まかせで、一生懸命考えるということはなかったのだ。 それは、シロアリ駆除という事自体が、シロアリを思わせるような……なんとなく既得権益を匂わせる事なのだ。お役所が定める仕様を満たすかどうか……、そのような視点で住宅を考える……例えば長期優良なんたらこんたら……とか、このシロアリの問題もその中で語られてきたと思うのだ。そして、事後のシロアリ問題はビジネス……ご商売として語られるのが常なのだ。 本書はシロアリ防除の新材料ホウ酸塩の解説書だ。海外では半世紀以上前に実用化されているというホウ素系木材保存剤なのだ。 今までの農薬系シロアリ防除剤に替わって、安全、安心……、躯体の高性能化に伴って大いに期待されるシロアリ防除剤なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 23, 2013 12:09 AM

Lightning cable

又々、iPhone 5 で使う Lightning cable の話題だ。 その後もいろいろ検索してみると、amazon でも廉価なケーブルが販売されているのを知る。そのケーブルを20本も購入してテストした結果の記事まであって、まったく問題なし……というのだ。 価格169-円也、Apple 純正品は1,880-円也……、1/11という低価格なのだ。 関東への配送料無料……、何だか1本だけでは申し訳ないと感じて、3本を507-円也で購入してみたのだ。 早速やってきた……、HanyeTech 品番 LI501 なる物だが、同期・充電……何の問題もなく使える。● iPhone5/第4世代iPad/iPad mini/新型iPod対応 Lightning ライトニング USBケーブル 1m 【充電・データ転送に】 ...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 20, 2013 08:03 AM

坂本一成住宅めぐり

+ 昨日は JEDI の八王子探訪……であった。 まぁ、八王子市夢美術館で始った「坂本一成住宅めぐり」のギャラリートークに参加するというのが目的であった。 今回の展覧会、坂本一成氏が八王子出身という縁での展覧会だ。氏は立川高校の一年後輩で、同窓会の会報誌[紫芳]の「私もOBです!」という立高OB同士の対談企画でご一緒したことがある。 展覧会は氏のデビュー作である八王子市内の「散田の家」「水無瀬の町屋」から最新の計画案まで網羅した充実したものであった。 午後3時半から、その会場内を坂本氏ご本人が案内してくださるというギャラリートーク、大勢の参加者で、一時間以上にわたる充実した時間であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 19, 2013 10:35 AM

コミック 文体練習

コミック 文体練習99 Ways to Tell a Story : Exercises in Style著者: マット マドン  Matt Madden訳者: 大久保 譲ISBN: 978-4336048004出版社: 国書刊行会価格: 1,995-円(税込)先日、本書を次男の若い友人にいただいた。 2006年刊行の本書を今手にしている、そして、本書の元となる1996年に刊行された「文体練習」なるテキスト本の存在を知ることができた……、その幸運を大いに感謝しているのだ。 建築設計のレトリック……を標榜し、それをチン・トン・シャンと表現している自分としては大いなる迂闊であったのだ。 「文体練習」はレーモン・クノー Raymond Queneau の「Exercices De Style」の邦訳本である。 日常の些細な出来事、その記述を99通りの書き方で書き分ける。ただ、それだけの本だ。 「ある日、バスのなかでソフト帽をかぶった26歳くらいの男が隣の乗客が押してくるので腹をたてるものの、その口調はたいした剣幕ではなくて、別の席があくとそそくさと座る。その2時間後、サン・ラザール駅前のローマ広場でその男をまた見かけた。連れの男がいて「君のコートにはもうひとつボタンがいるね」と言っているのが聞こえた。」 この同じ内容に関する別々の文体が次々に列挙されるだけなのだ。   ● r138夜『文体練習』レイモン・クノー|松岡正剛の千夜千冊   ● rクノー『文体練習』:アイデア勝負の文体模写。 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」 その「文体練習」をコミックでやってみたのが本書「コミック 文体練習」なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 15, 2013 12:37 AM

ある明治人の記録

ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書中公新書編集: 石光 真人ISBN: 978-4121002525出版: 中央公論新社価格: 693-円 (税込)内田樹のブログ「内田樹の研究室」に「東北論」なるエントリーが出てきた。 灘校生のインタビューに答えたという形のものだが、震災から始り、原発、グローバル経済、戊辰戦争……と縦横無尽に東北が語られる。大いになるほどなのだ。 そこに、こんなくだりがある。 …… ―原発の話にもどるんですが、原発って、東京で消費する電力を、福島で作ってたわけですよね。東京の犠牲になっていたわけですよね。なんでそういうシステムが生まれてしまうのでしょう。 戊辰戦争ですよ!決まってるじゃないですか。戊辰戦争で、奥羽越列藩同盟が賊軍になって、それからあと150年間、中央政府によって有形無形の差別を受けてきたからですよ。東北の出身者は中央に上がっていけなかったんですよ。政界でも官界でも財界でも・・・。 …… ―それは今の官僚であるとか政治家とかも、意識して政治を行ってるのですか。 いや、意識はしてないでしょう。むしろ無意識だからこそ、こんなひどいことができる。150年間、ずっと無意識なまま東北は抑圧されてきた。君たちも東北人の証言には耳を傾けるべきだと思う。ぜひ読んでおいて欲しい本がある。『ある明治人の記録』。旧会津藩士ではじめて陸軍大将に昇進した柴五郎の伝記。会津が明治政府にどんな目に遭わされたか、わかるよ。 …… ぜひ読んでおいて欲しい……、と言われれば、即、読みたくなって図書館を探してみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 7, 2013 02:05 AM

木を変える

木を変える著者: 石井 幸男/ (聞き書き) 塩野 米松ISBN: 978-4904659007出版: アートオフィスプリズム価格: 1,995-円(税込)「初代 竹内洋岳に聞く」の著者・塩野米松の聞き書きに魅了されてしまった。 目の前に聞き書きの相手がいて、あたかも本人がしゃべっているかのような読書を大いに面白いと思ったのだ。 そこで、氏の他の聞き書きを読んでみたくなった。 沢山の本が出ていて大いに迷ったが、竹内の本と同じ出版社アートオフィスプリズムから出ていた本書を読んでみることにしてみた。 この「木を変える」の主題であるEDS、聞き書き相手である、その開発者である石井幸男なる人物を知らぬままに本書を手にとってみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 1, 2013 08:06 PM

The Cat Can't Help It

箱があれば必ず……、猫はそれを我慢できない……のです。 amazon の箱の TAn です。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 19, 2013 12:38 PM

ジブリの教科書1/風の谷のナウシカ

ジブリの教科書1/風の谷のナウシカ 文春ジブリ文庫編集: スタジオジブリ/ 文春文庫ISBN: 978-4168120008出版社: 文藝春秋価格: 670-円(税込) アニメーション映画「風の谷のナウシカ」は1984年3月11日に劇場公開された……、例の手帳を見てみると、4月21日土曜日に渋谷の東急文化で私は見ている。 もう29年も前か……、その年の1月24日は Apple が Machintosh を発表、私は6月4日に現物を手に入れたのであった。まぁ、ナウシカと Mac が関係あるわけではないが、……そんな大昔であったのだ。 今、なぜ……「風の谷のナウシカ」なのだが、文藝春秋社の創立90周年記念して、新たに「文春ジブリ文庫」のシリーズ刊行なのだ。 とにかく、本書、ひさしぶりのナウシカ……面白く読んだのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 18, 2013 01:05 PM

イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき Harvard business school press著者: クレイトン・クリステンセン Clayton M. Christensen監修: 玉田 俊平太訳者: 伊豆原 弓ISBN: 978-4798100234出版社: 翔泳社価格: 2,100-円(税込)本書は読もうという気がないのに……、自分の手元にあるという物で、早く忘れてしまいたいとまで思っていたものなのだ。どうしてかと言えば、このような本の体裁をしていない状態……、kindle 版を持っているのだ。 kinddle をいじっていて、amazon が奨めてきたこいつを……私の誤った操作で購入してしまったという苦い体験があり、読む気もなかったのだ。 ところが、「面白い本」に取り上げられているのを発見……、急に読む気がでてきたのである。私も人の推奨に大いに弱いのである。 とにかく、書名そのまま「イノベーションのジレンマ」を最初に提唱したビジネス書で、あえて読もうとしない本ではあるのだが、その実例として取り上げる世界が面白く読めるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 15, 2013 09:02 AM

I-O DATA / HD-2TB

I-O DATA 唯の変哲もないハードディスクだが……、I-O データの HDC-AE2.0K が amazon からやってきた。 このような物を手に入れるのは久しぶりだが、2TB……容量2テラバイト、そしてその価格は8.98K円……8,980-円也には驚いた。 まぁ、世の中そんな時代なのだ。 もうハードディスクってコンピュータの周辺機器というよりもテレビの録画用……、完全に家電製品なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 13, 2013 03:52 PM

初代 竹内洋岳に聞く

初代 竹内洋岳 (ひろたか) に聞く著者 (聞き書き) : 塩野 米松ISBN: 978-4904659014出版: アートオフィスプリズム価格: 1,995-円(税込)玉井さんが MyPlace2 に紹介されていた本書を早速にゲットしたのだ。 厚さ40mm弱の540頁……。とにかく大部な一冊だが、すんなりと読めた。 これが塩野米松(よねまつ)なる方の「聞き書き」の力なのか。本人、登山家・竹内洋岳が目の前で語っているかのようにすんなりと聞ける……、じゃなくて読めるのだ。 竹内洋岳が成した「8000m峰14座登頂 」なる世界は、昔、読んだエベレストで起きた大量遭難事件をあつかったノンフィクション INTO THIN AIR「空へ ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」を読んで以来、関心をもっているのだ。 私は登山というもの、岩だろうが冬だろうが、それがどのようなものであれ、やりたいと思っこともないし、できるわけはないのだが、それがどのように成されたのかは大変興味のあることなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 11, 2013 05:26 PM

California Design, 1930--1965: Living in a Modern Way

カリフォルニア・デザイン 1930ー1965 ―モダン・リヴィングの起源California Design, 1930--1965: Living in a Modern Way編集: ウェンディ・カプラン Wendy KAPLANISBN: 978-4786902451出版: 新建築社価格: 3,500-円(税込)最近の展覧会の図録はみんな立派……だが、この「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-」展の図録も立派だ。 LACMA ロサンゼルス・カウンティ美術館発行の「California Design, 1930--1965: Living in a Modern Way」の日本語版とのこと……、大判 (30.4 x 24.2 x 2.4 cm) オールカラーで382頁の豪華版だ。 こ図録が初めにあって、その中味を展覧会でちょこっと見せる……てな感じがしたほどだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 6, 2013 04:50 PM

カリフォルニア・デザイン 1930-1965|展

link 国立新美術館に「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-」に行ってきた。 初めての国立新美術館だが、地下鉄千代田線乃木坂駅からダイレクトにアクセス……便利なのに驚いた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 5, 2013 12:23 PM

面白い本

面白い本岩波新書著者: 成毛 眞 ISBN: 978-4004314097出版: 岩波書店価格: 735-円 (税込)浜松の佐塚昌則氏は Booklog ブクログなる書評サイトでご活躍だが、そこで書評された本書を Facebook で知ったのであった。 彼が本書について「……どうにも手放しがたい「ワンダフルライフ」が、一番最初に紹介されていました。それできっとこの本はよい本だろう、と思い込む。」と言っているのに反応……したのだ。 私めも大昔に読んだ「ワンダフル・ライフ」は面白かったなぁ……。そいつを推奨しているならば……間違いあるまいと手にしたのであった。 帯には「この100冊を 読め!」なる文字が……、横には中年のオッサンの顔が……、この方はノンフィクション本の書評サイトHONZの代表にしてマイクロソフト社長を務められた成毛 眞 (なるけ まこと) 氏なのだ。 私も、読書といえばノンフィクション……なのだ。……読め!という100冊がいかなるものか……開いてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 3, 2013 01:56 AM

秋山設計道場第9クール第2回@町田

+ 今日、26日午後1時東京・町田、小田急線鶴川駅に集合……、秋山設計道場第9クール第2回が始る。 今回のホスト工務店は、OMソーラー東京多摩地区の雄、鈴木工務店だ。 鈴木工務店の仕事、現場を見学し、ご用意くださった敷地・条件での即日設計をすることになっている。 まずは、その前に、私 LANDship の仕事、1999年竣工、鶴川近郊のフォルクスハウス、VH-1727 小山Hausを見学することになっているのだ。 夕刻には町田名物の創業124年の柿島屋での懇親会、町田泊り……。 明日27日は鶴川、鈴木工務店の可喜庵での本番、即日設計、発表講評と夕方まで充実の時間が続くのだ。楽しみである。 この絵は「confort コンフォルト 1999.8 No.37 特集/木の力 明快な木構造の家」の掲載されたものである。 又、VH-1727 の標記は河野英一氏設計の CCAArtSans である。何かカジュアルでスマートで……いい感じである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 26, 2013 01:56 AM

A LIFETIME IN ENGINEERING

A LIFETIME IN ENGINEERING An Interview With Alex Moulton and John Pinkerton著者: Alex MoultonISBN: 978-3825807559出版: Lit Verlag価格: -------円(税込)これも河野さんからいただいたアレックス・モールトン博士の小さな本(9cm×15cm)だ。 全部で95頁という本だが、モールトン博士の肉声が直に読めるという本なのだ。 自転車歴史学者の John Pinkerton ジョン・ピンカートン氏が、1998年の秋にモールトン博士にインタビューした記事を一冊の本にしたものだ。 彼の有名な Hall と称される館で、祖母に育てられた幼年時代から、ミニのサスペンションからモールトン自転車、そして1998年の今……、モールトン博士は語っておられるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 21, 2013 09:17 AM

LEGO technic / 42006

先日エントリーした LEGO レゴ・テクニック 42004 バックホウと同時に発売された 42006 を遅ればせながら手に入れた。 いわゆる、Excavator パワーショベルなのだが、先端部分がちと違う……、掘削用バスケットではなく、四枚の爪が開閉するという仕掛けなのだ。 そこの部分だけ作ってみたが……、このセットは面白い……。それなりのコストではあるがコストパフォーマンスが高い……、なかなかの存在感と緻密なメカニズム……楽しみである。 それにこれはモーターライズドが適当だ。それにはモーターセット 8293 が入用である。●  レゴ テクニック パワーショベル 42006 ...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 18, 2013 12:10 AM

日本の民家一九五五年

二川幸夫・建築写真の原点「日本の民家一九五五年」展にパナソニック汐留ミュージアムに出かけた。 3月5日に、その二川氏が80歳で亡くなられたと報道されたばかりだが、多くの来観者でいっぱいであった。 私めも GA には大いにお世話になったが、不勉強ゆえに、建築写真家・二川幸夫氏の原点が、この民家撮影であったことを知らなかった。 72点のモノクロームの大きな写真が、薄暗い中空に浮かび上がった会場はなかなかユニークな展示であった。やや、来館者の数が多くて回遊に渋滞……なところありではあった。 1955年の民家……、その群れた姿は美しく……、又、各個の凛としたディテールの姿には背筋が伸びる感……、大いに感銘を受けた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 13, 2013 09:26 AM

吉祥寺キャットウォーク 2

吉祥寺キャットウォーク 2ビームコミックス著者: いしかわじゅんISBN: 978-4047286979出版社: エンターブレイン価格: 798-円(税込)帯に漫画家・西原理恵子の言葉「いしかわさんは吉祥寺の役に立っていないのに態度はデカイ」とあるように、最近物騒な事件がおきた吉祥寺……、そこを舞台にしたいしかわじゅんの漫画だ。 第一巻に引き続いて、本書、第二巻が登場だ。 これが、ますます充実……、登場人物の面々がご活躍なのだ。女子高生の小夏、ヤクザのカオルを軸として、「キャットウォーク」なるお店、そこに集う面々のお話なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 5, 2013 09:26 AM

小山haus……再訪

1日金曜日の町田市鶴川の可喜庵での「河野英一さんを囲んで」のフォントを巡るレクチュアは成功裏に終了した。 その後のパーティの為、乗って行った車を置いて帰ったが、翌2日昼前に可喜庵にそれを取りに出かけたのだ。 可喜庵の庵主にして鈴木工務店社長の鈴木亨氏に挨拶した後、帰途についたのだが、ちょっと寄り道して帰ることにしたのだ。 同じ町田市だが、鶴川の近く金井なる場所にあるフォルクスハウス、小山hausに伺ってみようと考えた。 今月末、同じ鈴木工務店、可喜庵を会場として開催される秋山設計道場第9クール第2回の際に見学させていただきたい……とお願いと考えたのだ。 小山hausは1999年4月竣工、設計ナンバーはVH-1727だ。フォルクスハウス全盛期(私的に……)の住宅だ。 山の上に造成された宅地分譲地に建てられた。それもボックスカルバート製のガレージと階段が一体となった高さ5mほどの擁壁上という特別な敷地形態を成しているのだ。 その辺りと思しき住宅地に上がってみたが、……なんとも、15年という年月は周辺の状況を一変させ、どこがどこだか分からない。 しかし、「人間カーナビ」とも言われる私の勘は鋭い……、その特異な敷地形状から推理し、小山hausの前に車を乗りつけたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 3, 2013 01:25 PM

LAST CAMERA

昨年のクリスマスにいただいた LAST CAMERA が完成した。 LAST……、究極のトイ・カメラという意味なのかな。もちろん、銀塩フィルムカメラなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 25, 2013 12:10 AM

iBUFFALO /5200mAh

COSTCO コストコ多摩境店に久しぶりに出かけた。 あまり面白い物はないし、家内曰く、なんだか価格が上がっている……だそうだ。 でも、いつもの通りなんたかんた……であった。最後のところで、こいつが目に入った。 iBUFFALO を名乗る、iPhone 用というか携帯やらの予備バッテリーなのだ。 長さ100mm、重さ134gの棒状、二個のUSBポートを備え 5200mAh という大容量が自慢の品だ。 以前の iPhone 4 はバッテリー一体型のケースを使用していたため、予備バッテリーを携帯することはなかったが、5 になってから、まだ手に入れずのまま……、本体自体を裸のまま使用している。 特に欲しいと思ったわけではないのだが、その価格……1,980-円という価格に強く反応してしまい……カートに収めてしまったのだ。白黒二種あったが白を選択……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 23, 2013 10:24 AM

故モールトン博士の思い出

link 今日20日水曜日の夜11時から、BS朝日・CAR GRAPHIC TV で、「革新的小型自転車の生みの親/故モールトン博士の思い出」が放映される。 昨年12月、モールトン博士が亡くなって以来の aki's STOCKTAKING の博士関係の記事。 ● Alex Moulton 博士・逝去 ● Dr. Moulton & Toby, Mini. ● モールトン博士を偲ぶ会 ● MINI [GMR135D]...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 20, 2013 06:38 AM

イームズ入門

イームズ入門―チャールズ&レイ・イームズのデザイン原風景著者: イームズ・デミトリオス   Eames Demetrios 訳者: 助川 晃自/泉川 真紀ISBN: 978-4783010005出版社: 日本文教出版価格: 3,675-円(税込)先日の OZONE での展覧会 essential EAMES を観た時、コンランショップで買い求めた。 この展覧会場で始めて見たものだから、新刊……と思ったら、2004年出版のずいぶんと前からあった本だった。知らなかったなぁ。 そのまま積読状態のものだったのだが、帯の裏側に Charles Eames 1907.6.17ー1978.8.21 とあるのを気が付いた。チャールズ・イームズって亡くなったのは71歳だったんだ……。 やぁ、あれだけの仕事を70歳で成した……、その偉大さに脱帽(当然だけど……)、本書を開いたのだ。 ・ ・ ・ ・ ・本書の原題は An Eames Primer とある、The とないところが……なのかな。 著者の Eames Demetrios イームズ・デミトリオスはイームズ夫妻の孫ということだ。氏は Eames Office イームズオフィスの代表で、自身もフィルム作品も発表しているクリエーターとのことだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 18, 2013 02:01 AM

LONDON UNDERGROUND BY DESIGN

ロンドンの地下鉄のフォントである New Johnston をデザインされた英国在住のフォントデザイナー・河野英一氏からお贈りいただいた。 開業150周年を記念して1月に刊行されたばかりの本、ロンドンの地下鉄、その建設から現代にいたるデザイン史の集大成というべき本だ。 正方形に近い判型、沢山のカラー図版は見ているだけでも楽しい。 それに、本書に使われているフォントは全て New Johnston ……、まさしく、ロンドンの地下鉄の本なのだ。 ロンドンの地下鉄に興味を持ったのは、1970年、初めてのヨーロッパ旅行の時のことだ。統一され洗練されたCIに感銘を受けた。それが一朝一夕のことでなく、それを形成してきた歴史を解き明かしているのが本書なのだ。 本書の表紙の絵柄はその表象というべきものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 12, 2013 09:25 AM

LEGO technic / 42004

・LEGO レゴ・テクニックの新製品はいつも1月末あたりに発売になる。 amazon では前年末あたりから予約ができて、その発売を楽しみに待つのがいつものことだ。 その新製品の中に、必ずミニ建機、建設機械の小型版が含まれるのが恒例だ。 今年はこれ、ミニバックホーローダーだ。 先日、これを組立てる時のお道具を公開……した時のものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 10, 2013 07:50 AM

SANDVIK 228

例の 5LED REAR LIGHT の試作で5mmのボルトを切断するという作業があった。 この金鋸、スウェーデン鋼のブランド品サンドビック、SANDVIK 228 を使おうとしたのだが、刃が鈍らで使えず……他の金鋸を使わざるをえなかった。 ちょうど刃の長さ150mmで使いやすい大きさ、木製の柄も好みなのに……ちょいとくやしかったのだ。 まぁ、いつ手に入れたのかも忘れた金鋸、どんなブランドでも刃も替えたこともないのだから仕方ないな。 というわけで、替刃がどこかにないのかネットで探してみた。あった……。amazon にあったのだ。「サンドビック 金工鋸替刃 228‐32‐5P」5枚セットで価格は682-円也……でも送料525-円……、東急ハンズが販売、発送、なーんだ、ハンズに行けばあるんだ。 先日、渋谷ハンズで購入……、よく切れるのであーる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 6, 2013 07:13 PM

5LED REAR LIGHT /改

+ 例の100円ショップの自転車用品売場で手に入れた 5LED REAR LIGHT を改造するというミッションが完了した。 久しぶりに、壁に掛けていた我がモールトン AM-5 を下ろして取付けてみた。そして、ちょっと走ってもみたのだ。 後部の小さなキャリアの後端のブラケットに装着……、105-円 (消費税込) とは見えない、風格さえ感じる物となっているのだ。 たった一個しかない物や高価な物を改造したりするのは、なかなか勇気のいるものなのだ。MAXI に Kadee を換装するなんて事を始める時を思い出しても……なかなかなものでしたぞ。その仕様が決まってルーチンワーク化すれば、何の苦労も感じない。 まぁ、このような廉価な物の場合、失敗は避けたいが、大胆に事を進める事が可能だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 2, 2013 06:25 AM

MINI [GMR135D]

フォントデザイナー・河野英一さんのモールトン博士の写真は、まだまだ続く。 モールトン博士の MINI、GMR135D だ。後部座席の人物はブリジストン自転車の林英次氏だ。 この MINI はサスペンションを改造したものらしいが、博士は MINI について「旧型のミニを買うというなら1997年以前のやつはガラクタで駄目」とか言っておられたらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 31, 2013 09:26 AM

秋山設計道場第9クール案内

早いもので、秋山設計道場が始まってから四年……経過した。 ずっとワンクール半年で6回だったが、昨年から準備等の都合ありで5回になったので、全部で46回の道場が開催されたことになる。 すっかり、一泊二日の道場に過酷な即日設計、厳しい発表・講評もすっかり定着した。その教育の成果はいかがなものか……。 何人の道場生がいたのか定かではないが、大勢の道場生を生みだし大いに満足である。 さて、今年の前半は秋山設計道場第9クールの始まりである。まずは、道場生の募集である。 今回の趣向は、その詳細はまだ決まっていないが、二人の建築家を特別講師として迎えるべく、その打合せを進めている。 藝大名誉教授の建築家・益子義弘氏、そして、その作風、大いに人気の建築家・伊礼智氏のお二人である。 大いに楽しみな秋山設計道場第9クールの始まりである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 30, 2013 09:43 AM

モールトン博士を偲ぶ会

+ 昨年12月9日にお亡くなりになった Alex Moulton アレックス・モールトン博士の2007年の写真、他の写真と同じく、生前、博士と親しく交遊されていたフォントデザイナー・河野英一氏の写真だ。 その博士を偲ぶ会が、本日1月27日 (日) に東京・代官山で開催された。 場所:東京都渋谷区猿楽町29-10 代官山ヒルサイドテラス内 ヒルサイドプラザ(地下ホール)  日時:1月27日 (日)  開場:12:00 偲ぶ会:13:00 から 16:00 まで 私のお仲間では、吉松眞津美氏、島崎爽助氏が参加した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 27, 2013 10:10 AM

Golden Section Finder

Golden Section とは黄金比のことだ……、1 : 1.618 として知られる比のことだ。 この覘いて視る……、小さなお道具 Golden Section Finder は「黄金比メガネ」というべきものなのだ。  ● ODLCO: Golden Section Finder Twitter 上で友人が「……これ欲しかったな」と tweet しているのを見て、サイトを見てみればこれ……。SOLDOUT となっていたが、青、オレンジ、茶、クリアと順にチェックしていくとクリアだけが買えるのを発見……、というわけで、CART に入れてゲットの儀と相成ったのだ。 本体価格が$10.00で、送料が$15.00と高いものについたが、どんな物なのか……好奇心には勝てない。 というわけで、Chicago からやってきた。 Thanks for supporting small batch manufacturing. なる文言……、少量生産支援感謝……がなかせる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 25, 2013 01:55 PM

Dr. Moulton & Toby, Mini.

+ 先日、英国でご活躍中の Font Designer の河野英一さんから、Twitter 上でご連絡いただいた。 「……Dr Alex Moulton とは楽しかった想い出が沢山あります。 館に居候した Toby と仕事中の写真です。河野英一」と、この写真が添付されていた。 モールトン博士がネコと一緒なんて知らなかったなぁ。家の GON みたいにお邪魔しているなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 24, 2013 11:02 AM

JAMBOX

link 1月18日は家内の誕生日……というわけで、20日日曜日は荻窪の潮州なる中華料理屋で家族一同+1の六人で会食、楽しい時間でありました。 その時、二男 YOh からの母へのプレゼントがこれ……、さすが、デジタル、ガジェット・ボーイなのだ。 しかし、家内がいただいた物だが、その運用は私……なのだ。 さてさて、お楽しみはこれからだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 22, 2013 09:29 AM

海底二万里

海底二万里 上/下 新潮文庫著者: ジュール ヴェルヌ Jules Verne訳者: 村松 潔出版社: 新潮社  上 ISBN: 978-4102044025   価格: 662-円(税込)  下 ISBN: 978-4102044032   価格: 746-円(税込)「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を読了した事を Facebook 上にリンクを書いたら、村松アメリさんから「明けましておめでとうございます! 次は海底二万里の新訳ですね!」なるコメントが入った。 ふむ、最近、本屋も覘いていなかったから、新訳本の「海底二万里」があるとは知らなかったのだ。それに、アメリさんは翻訳家・村松潔氏のお嬢さんだから……、村松潔訳の本が出ていたのだ。昨年の夏前、電話で新訳本の校正に手間取っている……とお聞きしたが、本書の事だったのかと合点がいったのだ。 早速、書店に出かけ、上下二冊の新潮社版・村松潔新訳「海底二万里」を手に入れたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 17, 2013 02:20 AM

the foggy towers of Battersea Power Station

ジョン・ル・カレの「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」読了……。 しかし、ちょつと変だな……と思った個所がある。 私は文中に登場する実在物に大いに興味があるが、建築を業とする者として、それが建築物であるとなると過剰に反応なのだ。 450頁、33章の冒頭にバターシー発電所が登場するのだ。 「……全員が長いボンネットの先の対岸に目をやって、バターシー発電所の霧にかすむ鉄塔を眺めていた。……」の「鉄塔」はおかしいと思った、バターシー発電所を前にして、鉄塔なんぞがあったとしても、それに目が行くわけはない……と思ったのだ。 というわけで、これは原書を見たい……。それも、すぐ見たい……というわけで、amazon から TINKER, TAILOR, SOLDIER, SPY の Kindle 版を928-円也で購入してみたのだ。 上のテキストは iPhone 5 横でのものだが、やっぱり、towers とある、こりゃなんたって巨大な4本の煙突のことなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2013 03:31 AM

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ

明日7日、月曜日から、世の中、仕事は始動……、正月休み中の課題を昨日終了した。それは、本書を読了することだったのだ。 ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ 〔新訳版〕  TINKER, TAILOR, SOLDIER, SPY著者: ジョン・ル・カレ  John le Carré訳者: 村上 博基ISBN: 978-4150412531出版社: 早川書房価格: 1,155-円(税込)昨年末から、手に入れても読まぬまま積読状態の書物を処理すべく……、努力せねばと考えていたのだ。 どうも「読書力」の低下というよりも、Facebook, Twitter を開いている横の Mac を閉じれば、たちまちに読書力の復活……となることを発見したのだ。 というわけで、年末から読み始めた本書を読了したのだ。通常の文庫の倍……500頁を越え、沢山の登場人物の名前……押し分け掻き分けの読書だが、お腹一杯の読書であったのだ。 昨年、玉井さんの事務所の階下のギンレイホールで上映するのを見ようとしていた映画「裏切りのサーカス」を見損なって以来、本書を読了することは私にとって大いなる課題であったのだ。 ジョン・ル・カレのスパイ小説は、昔、「寒い国から帰ってきたスパイ」なんて読んだ記憶があるが、すっかり忘れている。いやぁ、実に大変で……面白い読書であったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 6, 2013 10:04 AM

DVD, Blu-ray / 三昧

正月休み中は、読書と DVD, Blu-ray 三昧で過ごした。沢山の見逃した映画を視聴……、まぁ、時間を費やすことばかりだが、テレビを見るよりまし……である。  ● タンタンの冒険  ● ヒューゴの不思議な発明  ● レバノン  ● ダークナイト ライジング  ● 裏切りのサーカス  ● 戦火のナージャ そして、これから見る。あの「宇宙人ポール」の前作だ。  ● ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!- まだまだ、観た。  ● プロメテウス...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 5, 2013 12:49 PM

カールじいさんの空飛ぶ家

当家にもブルーレイディスクプレーヤーが導入されたというわけで、Blu-ray ディスクの視聴である。 Blu-ray の実写版映画は見てみたのだが、Blu-ray 本来の実力はアニメにありなので、早速、レンタルビデオ店にて Pixar 制作の「カールじいさんの空飛ぶ家」を借りてきたのである。もう、旧作扱いなのか一週間100-円也であった。 これが大変な優れ物……、やぁ、もっと早く、劇場でも観ておくべきであったな……という面白さであったのだ。Blu-ray で観られたことも……、大いに満足なのであった。 もう、これは購入して所有……、iTunes でダウンロードじゃなくて、Blu-ray 版をと思っているのだ。 ただのじいさんの風船旅行のお話と思ったら大間違い……、夫婦愛の物語であり、ギアナ高地への冒険旅行の物語であり、……、それに、1930年代のレトロな飛行船を舞台にした冒険活劇物語でもあるのだ。 やぁ、超お勧めであります。 追記 121220 このカールじいさんの小さな家が、都市開発によって地上げされた土地から、沢山の風船によって飛び立っていく(原題は Up ……)のは、これは Virginia Lee Burton の「The Little House ちいさなおうち」へのオマージュですね。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 20, 2012 05:32 AM

虱潰し……

本ブログ、aki's STOCKTAKING は何だかよく分からぬ服飾品の通販に誘導しようとするスパムコメントに、執拗に攻撃されている。 大変に不愉快ではあるが……、いたしかたない。当該コメントを削除しコメント欄自体を閉鎖、及びトラックバックを禁止する処置を講じている。 被害にあったエントリーを順次……、しらみつぶしに……潰している。どのくらい閉鎖したか分からないが……、エントリー数が3,500個あるので。まだ当分、潰し続けねばならないと思う。 最近は Facebook 上でコメント……というのが普通になって、ブログにコメントを頂く事は少なくなったが……、まぁ、飽きずにやっていこう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 12, 2012 09:54 AM

TIPP-KICK

・ この大きくて赤いレトロなブリキ缶 (幅500mm奥行170mm高さ50mm) を見たとたんに、これは、私が欲する物であることを確信した。 というわけで、何も考えずに CONRAN SHOP のレジに向かったのであった。これは、中味なんぞ見なくても分かる……、私の欲しいものである筈の物なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 10, 2012 01:26 AM

Fab

Fab パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへMake: Japan Books著者: ニール・ガーシェンフェルド Neil Gershenfeld監修: 田中 浩也訳者: 糸川 洋ISBN: 978-4873115887出版社: オライリージャパン価格: 2,415-円(税込)本ブログ、aki's STOCKTAKING でも2年前に紹介した「ものづくり革命── パーソナル・ファブリケーションの夜明け」が、FabLife の田中浩也氏の監修の元に、書名および翻訳文の一部変更を行い、12月1日に再刊されるそうだ。 前書の紹介で「……本書の書名「ものづくり革命」は間違っていないが、本書の内容を伝えるのに成功しているとはいいがたい。その副題「パーソナル・ファブリケーションの夜明け」によって、ますます分からなくなるのが関の山だ。 原書名は、唯の Fab、Fabrication の略、まさしく「ものづくり」だが、副題に「革命」の意味が配されている。 The Coming Revolution on Your Desktop--from Personal Computers to Personal Fabrication、「来るべき机上の革命、パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへ」なるものなのだ……。」と書いたが、本書によって改正されたのがうれしい。 田中さんの監修によって、何か生硬な印象があった本が読みやすくなっているといいんだが……。 とにかく、今注目の MAKERS の前提たる本書が、再び多くの方々が読めることになるのは非常に喜ばしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 27, 2012 02:32 PM

MonotaRO

+ ちょこっと、ランプ印の家具金物が必要だったのでネットで探して、この MonotaRO なるサイトで購入した。 ● 工具通販 MonotaRO(モノタロウ) 現場を支えるネットストア ネットでは金物を調べただけだったが、その後、このカタログが送られてきてびっくりしたのだ。 「80,000点が明日届く!!」と豪語する900頁のカタログなのだ。 豊富な工具類……通常のホームセンターでは見ることのできない、工具専門店でなければ見られないような工具がびっしりあるのだ。 昔、旋盤をいじっていた頃、工具専門店に注文したりした事があるのだが、品物を届けてくれたりする仕掛けは、当方を町工場と思っていたのであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 23, 2012 01:32 AM

kindle

+ amazon が Kindle の予約販売開始した10月24日に注文した Kindle Paperwhite が、昨日11月19日やってきた。 待っている間に 8,980-円の価格が 7,980-円に値下げされちゃったりといううれしい話しもあったりだが……、今、注文すると来年の1月12日配送……結構な人気のようだ。 この時期、初代 iPad の後継機として、新 iPad や iPad mini という選択肢をあったのだが、あえて、この電子ブックリーダーである kindle の一番廉価、しかし、一番歴史のある機種を選んでみたのだ。 というのは、昔から、E Ink なるものに大いに興味を持っていたからなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 20, 2012 03:52 AM

MECCANO Construction / 923698

+ クリスマス前のコストコには玩具の面白いものが出てくる。今までも MECCANO のスペシャルなセットが登場したものなのだが、こんなプラスチックケースに入った MECCANO メカノがあった。 オールプラスチック製……ボルト・ナットもプラスチック製のメカノ……幼年向き(5才〜8才)のメカノなのだ。 LEGO レゴでいえば DUPLO デュプロってところかな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 17, 2012 07:16 PM

MAKERS

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる著者: クリス・アンダーソン Chris Anderson訳者: 関 美和ISBN: 978-4140815762出版社: NHK出版価格: 1,995-円(税込)先日、中谷礼仁氏に会った時、その時一緒にいた若い方々に「この人は革命ばかり……」と紹介されてしまったが、本書 MAKERS メイカーズは革命の本だ。 それも、今、起きている革命……の話しなのだ。 我々の手にパーソナルコンピュータという道具をもたらした革命……、コンピュータとインターネット、それらは我々にとって切り離せない世界なのだ。そして、その次は、ビットからアトムへ……、デジタル情報のビットから、アトムを……、現実の物を作ることを、自分の手のうちに取り戻そうという革命なのだ。 MIT教授のニール・ガーシェンフェルドの「ものづくり革命―パーソナル・ファブリケーションの夜明け」、最近の田中浩也氏の「FabLife―デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」」と同じテーマの本で、その方向を追い続けている私なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 7, 2012 02:15 AM

三ノ輪

+ もう11月か……、2日、iPad mini が iGa ちゃん家に着いた日の午後出かけた。いつもの神田での用事があるのだが、事前に新宿伊勢丹に寄って Stool 60 の展示を見たのだ。 伊勢丹に入るのなんて何十年ぶり……というところだが、一階に入った途端の空間、客よりもたくさんいる黒服の女性の数にびっくり……、それに白粉臭さ……にむせてしまった。 それはともかく、その後、神田の用事を済ませて向かったのは三ノ輪だった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 5, 2012 06:15 AM

Volvic / RENAULT Car collection

+ フランス産のミネラル飲料水の Volvic ボルヴィックがキャンペーン中だ。500ml のペットボトル一本に、やはりフランスの RENAULT ルノーのミニカーが付いてくるのだ。  KANGOO カングー  RENAULT 4 ルノー カトル  ALPINE A110 アルピーヌ A110  MEGANE TROPHY メガーヌ トロフィー  ’CLIO (LUTECIA) クリオ(ルーテシア)  RENAULT 1000KG(グリーン)  RENAULT 1000KG(ブルー)  RENAULT 1000KG(ホワイト) の8種類だ。Facebook 上で Takamasa Imai さんに教えていただいた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 27, 2012 03:05 PM

They Live

+ KEITH DAVID と大きなロゴが……、別に黒人映画俳優の Keith David を喧伝しているわけではない。 映画「They Live」の冒頭のタイトル画面をキャプチャした結果なのだ。右横に落書き風の They Live が見えるのだ。 Facebook で日建の建築家・山梨知彦氏のエントリーでこの They Live……ゼイリブなる1980年代のB級SF映画を知ったのであった。早速、二男 Yoh 氏に知っとるかと聞いてみれば、今頃知ったのとバカにされたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 26, 2012 08:02 PM

崖巡り

+ 10月20日 (土) 午後2時、秋らしい好天、京成電鉄金町線「柴又」の駅前に JEDI メンバー16人が結集し、「江戸の崖 東京の崖」重版記念「崖巡り」が行われたのであった。 今回の企画は、芳賀啓 (ひらく) 氏の新著「江戸の崖 東京の崖」の出版……重版を記念して、芳賀啓氏自身が企画、我々 JEDI に崖を案内してやろうじゃないか……という事なのだ。 型通り、柴又の帝釈天、山本亭、寅さん記念館を通過し、江戸川スーパー堤防から矢切渡で対岸に、そして崖を上り国府台の台地上に出る。写真は、野菊苑展望台から柴又方向を見る。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 21, 2012 10:12 PM

江戸の崖 東京の崖

デジタル鳥瞰 江戸の崖 東京の崖著者: 芳賀 ひらくISBN: 978-4062692892出版社: 講談社価格: 1,890-円(税込)地図系出版の雄「之潮(コレジオ)」の芳賀さんが、最近、崖づいていると聞いていたが、その芳賀さんの新著である。 「江戸の崖 東京の崖」なるものなのだが、最初の「デジタル鳥瞰」に驚き、中を開いて、カラフルな図番の多さに驚くのだ。芳賀さんって、デジタル、カラフルからはほど遠い人物であるというのが定評なのだ。 崖といえば、反原発デモで首相官邸前に向かう時、地下鉄・溜池山王駅からデモ地点に向かう時、首相官邸の裏側は急峻な崖であることを発見して以来、私には妙に親しいものとなっていたのだ。 本書は「崖」という地形の一形態、それを江戸、東京という時空間に縦横無尽に論じ、昨今の軽薄な凸凹地形ブームに一石投ず……という意図の基に書かれた。そして「3.11」の衝撃を、氏として総括しようというものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 17, 2012 03:29 AM

三谷龍二の10センチ

三谷龍二の10センチ小さな町のギャラリーからはじまる暮らしの愉しみ著者: 三谷龍二ISBN: 978-4569802091出版社: PHP研究所価格: 1,890-円(税込)本書の著者・三谷龍二氏について何も知らず……あきれられそうだが……、ちょっと工芸的、生活的な事象について疎い……のは、私めの弱点であるのだ。 島根は柿の木村のマイルス氏のブログはいつもチェックしているのだが、本書の紹介を読んで、まずは「ほぼ日」の[10センチ日記]を覘いてみたのだ。 これが面白かったのだ……。というわけで本書をゲットしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 15, 2012 04:57 AM

LEGO tool / 2

・ LEGO レゴの Villa Savoye に初めて見るお道具、品番4654448が入っていた。 長さ70mm程のものだが、組立てたレゴを分解するのに便利なお道具なのだ。 旧型 LEGO tool を話題にしたことがあったが、新型はシャフトを抜く機能と柄の部分がバール状で抉じる機能が付加されている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 14, 2012 09:19 AM

LEGO Villa Savoye

+ いろいろタイミングがわるくて……、LEGO レゴ アーキテクチャーの Villa Savoye サヴォア邸は amazon.com からやってきた。 月曜日だが連休というわけで、組み立ててみたのだ。 これがそんなに悪くない……、どの LEGO Architecture でも同じことだが、レゴというものの性格、限界は変えるべくもないのだが……、これはこれで、なるほど……というものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 9, 2012 05:05 AM

石川初 | ランドスケール・ブック ― 地上へのまなざし

石川初 | ランドスケール・ブック ― 地上へのまなざし現代建築家コンセプト・シリーズ著:石川 初編集:メディア・デザイン研究所ISBN: 978-4864800013出版社: LIXIL出版価格: 1,890-円(税込)著者・石川初氏には、お会いしたことはないがニアミス状態がかってあった……。 氏に対して妙に親しさを感じるのは、私たち仲間の JEDI の活動と並行してあったスリバチ学会や、氏のブログ「身辺メモ」をよく読んでいたことにある。 氏はランドスケープデザイナー、ランドスケープアーキテクト……であるが、それもデジタルなお道具を駆使する造園家……というべき人なのである。 「今和次郎「日本の民家」再訪」は、まだ読んでいないが、本書を……、初めて手にした氏のご著作……、大変面白く見ているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 5, 2012 11:48 AM

スター・ウォーズ ザ・ブループリント

←amazon 9月25日は、私めの70歳の誕生日であった。皆様から大いにお祝いしていただいたのだが、特に Facebook なる仕掛けでは隠れようもなく……、沢山のお祝いのお言葉をいただいたのであった。 私めの二男、私と同一のDNAであると噂されるYoh氏より、非常に重量のある贈り物をいただいたのである。 重量10kgの本書である。 Star Wars: Blueprints: Inside the Production Archives [Special Edition] の邦訳本なのである。 STAR WARS、あの映画スター・ウォーズシリーズの映画制作の為のブループリント……制作図面を写真版にして出版したものなのだ。 オールカラーの336頁、250点以上のブループリントと500点以上の未公開写真やデザイン画を収録……初回生産1500部だが、こいつのシリアルナンバーは1351番なのだ。 書籍本体サイズが、縦47cm×横39cmで厚さ5cmという超大型、そして重量は……なんと10Kgもあるのだ。立派なケースに入っているのだが、ケース込では14Kgもあるのだ。 というわけで、この写真を撮るだけで一苦労……、テーブルを片付け、やっとこさ拡げて……、椅子に上って撮影したものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 30, 2012 04:55 PM

ダイヤル式ノギス 150mm

+ 常用していたプラスチックのノギス100mmが壊れてしまった。 何で常用……ということになると、ダイヤル式だったに尽きるのだ。 他にプラスチック製のダイヤル式100mmもあるのだが、amazon で探してみたら、ホームセンターでおなじみのシンワの物があった、廉価なので迷わず購入の儀と相成ったのだ。 グラスファイバー製で150mmの物なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 27, 2012 06:08 PM

iPhone 5 / photo

+ iPhone 5 のカメラの試し撮りしてみた。JR八王子駅横浜線ホームの東端から見た駅構内の風景だ。 家内の 4S のカメラに嫉妬していたが、これで800万画素は同等……、それ以上が期待されるのであーる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 25, 2012 11:48 AM

Villa Savoye

噂の LEGO Archhitecture シリーズのコルビジェのサボイ邸が米国 amazon に出ておりましたです。 箱絵を見る限り、ややプロポーションが……という向きもあるかもですが、どうレゴ化してあるかを見るのも、これ又楽しみです。 日本でも程なく発売……と思われますが、すぐにの方は米国ルート(日本への発送は不可とのこと)を工夫してゲットです。  ● 世界のサヴォア邸 - NAVER まとめ...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 16, 2012 01:37 AM

iPhone 5

link きました、面長の iPhone 5 がやってきました。 全てに順当な進化……というべきものなのでありましょう。もれ伝われてきた噂は全て現実のものとなりました。iPhone 4 を二年以上使ってきましたから、即、機種変更といきたいと考えています。 ・ ・ ・ 今回のイベントを観て、この iPhone の順当な進化、より速く、薄く、軽く……、のみならず、nano, touch の刷新、それはイヤフォンのデザインにまで及ぶ……、ずっと使い続けてきた30ピンコネクタからLightningコネクタへ……そんな大進化を全ての製品に及ぼす。 そして、そのようなハードの進化のみならず、iTunes のデザインまで進化させてしまった。 実に Apple という組織の底力を感じさせるものであった。又、ある意味で Apple の律義さまで感じさせるのだ。 これは、SAMSUNG あたりの成り上がり企業のなせる技ではないだろう。 訴訟の勝負け……という瑣末なことよりも大事なことだ。これはイノベーションを担う企業の責任というべきことなのだから……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 13, 2012 04:26 AM

KAMALA

KAMALA さん……というスリランカのお手伝いさんということにしておこう。 コケシのような形の木製、身長23cm、ウエッジ型の体形に特長がある方なのだ。 先日、TAn, TOn のネコつながり、鉄道模型つながりで友人となったNご夫妻の横浜のお宅に招かれてでかけた。 そこで奥様から、つい最近出かけてこられたスリランカ、そのお土産をいただいた。この KAMALA さんなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 11, 2012 12:13 AM

ジョン万次郎

ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂 著者: マーギー・プロイス Margi Preus訳者: 金原 瑞人ISBN: 978-4087734775出版: 集英社価格: 1,890-円(税込)ジョン万次郎の伝記だが、青少年向けの本、それも原題 HEART of a SAMURAI の翻訳本……、これは面白そうだと手にとった。 昔、MyPlace の玉井さんの武蔵の同級生、塚原範之氏が人名辞典を編纂している頃、人名辞典のカテゴリーに「漂流者」なる項目があり、結構な数の人がいるのだ……と聞き、へーっと思ったことがあったのだ。 そんな「漂流者」への興味は、ずっと持続していたのだ。 その漂流者のジョン万次郎の話、漂流から米国の捕鯨船に救助され米国へ、船長の養子として育てられ教育される。そして帰還……、本書はジョン万次郎の正確な伝記というわけではない。ジョン万次郎の漂流から帰還、その彼の辿った軌跡を元に、実在の人物、実際の事件をもとに書かれたものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 10, 2012 02:08 AM

火山のふもとで

新潮 2012年 07月号ASIN: B0083IFS3K出版社: 新潮社価格: -----円(税込)いつもは、このような文芸雑誌を手に取ることはないが、そこに掲載された小説が読みたくなってしまったのだ。 デビュー作・一挙650枚……と喧伝されている、松家仁之 (まついえ・まさし) 「火山のふもとで」という長編小説なのだ。 先生は、小さな声で呟くように、建築史に残る建物を生み出す。生を豊かにする空間とは?浅間山のふもとの山荘で、設計コンペの戦いとロマンスの時が静かに深々と刻まれるーー。超大型新人デビュー! これが、建築設計業界でに大いに話題……、そこに登場する二人の建築家のモデルは、吉村順三と丹下健三……なのだそうだ。 情報通のの吉松翁がこの話しを教えてくれたのだが、それは読んでみなくちゃ……なのだ。それに、松家仁之氏は芸術新潮の編集長……、それによく存じ上げている建築家・松家克氏の親戚筋というではないか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 3, 2012 11:54 AM

震災のとき あったらいいもの 手帖

震災のとき あったらいいもの 手帖編著者: チーム住まいと暮らしISBN: 978-4906783007出版: 住まいの学校価格: 777-円(税込)今日は「防災の日」とか……1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災にちなんだものなのだ。 そんな日に相応しい小さな本が、バナナブックスの石原秀一氏の編集によって「一般財団法人住まいの学校」から出版された。「体験したから伝えられる知恵103」なる副題を持った本書だ。 阪神淡路大震災を体験した主婦達が、暮らしのなかで気付いた知恵、物と考えに、東日本大震災後の最新情報を加えたもの、ツイッターで発信した内容を再編集し、そこに同学校の「チーム住まいと暮らし」が独自に取材した情報やチェックリストを加えているものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 1, 2012 11:16 AM

空へ

空へ ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか文春文庫著者: ジョン・クラカワー  Jon Krakauer 訳者: 海津 正彦ISBN: 978-4167651015出版社: 文藝春秋価格: .....-円(税込)ずいぶんと昔……2005年に本書を紹介しようとしていたのに、書きかけのままであったのだ。ふと、本棚の隅を見たら文庫判の本書があった……という訳でエントリーすることにする。 しかし、amazon を覘いてみたら、絶版……、こんな面白い本が絶版とは驚いた。中古品の価格も軒並み1,500-円以上とは驚きだ。単行本であれば400-円台から……、まぁ、図書館を探すのが得策か。・・・・・ 原題は INTO THIN AIR だ。vanish (disappear) into thin air なるフレイズで「雲散霧消する;雲散する」なる意味があるようだから、8,848mという高所での実際の Thin Air の二つの意味を持たせているのであろう。邦題は「空(から)へ」というようなものかしら……。 8,848mの世界最高峰エヴェレスト(最近はチョモランマ……なのかな)、1996年5月、その登頂を果たしたした登山隊の遭難事故、12人の死者(最近の Wiki では8人とあるが……)を出す遭難事故のドキュメンタリーなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 28, 2012 12:02 AM

Snap-on LED Headlamp

+ 工具メーカーの Snap-on、そこが作っているわけではないが、その Snap-on ブランドの LED ヘッドランプである。 高輝度白色LED、焦点調整可、輝度調整4段階……と高機能、必要十分な実用性を持っているのだ。 後部の電池ボックスに単4電池3本、前部のライト部はアルミ製で赤色アルマイト仕上げ、点滅スイッチ、輝度調整ボタンが付く。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 27, 2012 10:12 AM

超BOSS / Audi

+ 缶コーヒーのおまけミニカーの世界から目を放せない。 今度は Audi アウディときたもんだ。 先日のプルバックの Benz ベンツ・シリーズに変わって Audi アウディ・シリーズが出てきたのだ。 超BOSS のおまけなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 23, 2012 08:23 PM

アランの戦争

アランの戦争―アラン・イングラム・コープの回想録 BDコレクション著者: エマニュエル ギベール EMMANUEL GUIBERT訳者: 野田 謙介ISBN: 978-4336052940出版: 国書刊行会定価: 2,625-円(税込)国書刊行会の「BDコレクション」の一冊だ。 この BD とは、バンド・デシネ(bande dessinée)のことだ。ベルギー・フランスを中心とした地域の漫画のことである。日本の漫画とも、米国原産のアメリカン・コミックスとも異なる。古くは「タンタン」……、そして、メビウスに代表されるが、各種各様の作品があるのだ。 日本の今風漫画とはちょっと印象が違う……、ハードカバーで判型が大判の所為か絵が丁寧な感じで、あまり動きを強調することなく静かな……表現なのだ。時折、洋書コーナーで見て、フランス語読めないけど……絵本として手にしていた。 最近、それらの邦訳本が各種でており、気になっているのだ。しかし、これって実物がどこの本屋に置いてあるというわけではないから……、見てから手に入れるというわけにもいかないところが、ちと辛い……。本書は、エイヤ……と amazon から購入したのだ。 これがなかなか、いい本だったのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 21, 2012 04:40 AM

ミミ正

ミミ正 ─吉祥寺で暮らすミミと正太郎の物語─著者: いしかわじゅんISBN: 978-4834231908出版社: ホーム社価格: 880-円(税込)いしかわじゅんさんの家には二匹のネコがいる。正ちゃんとミミ、二匹とも家のパイパーと同じ白黒柄のネコなのだ。 その二匹の家での日々を漫画にしたものなのだ。本書の出版社のホームページに月一連載で公開されていたのだが、今回一冊の単行本として出版されたものだ。 「吉祥寺キャットウォーク」と並んだ「ミミ正」の二冊は、いしかわじゅんさんの久しぶり(12年振りとか……)の漫画本、ネコ系……、吉祥寺系……の漫画本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 7, 2012 12:05 AM

西尾忠久 アド コレクション展

私にとってフォルクスハウスを発想する契機となった一冊の本「フォルクスワーゲンの広告キャンペーン」の著者である西尾忠久氏は先月28日にお亡くなりになった。 西尾忠久氏が生前企画されていた展覧会が、本日6日から開かれる。 西尾忠久 アド コレクション展 2012年8月6日(月)ー12日(日) 11:00 ~18:00 初日は14:00から・最終日は17:00 まで 銀座幸伸ギャラリー 東京都中央区銀座7丁目7番1号 銀座幸伸ビル2階・3階 1963年出版の「フォルクスワーゲンの広告キャンペーン」は大昔に絶版であるが、2008年に西尾忠久氏は、同じ内容でよりポピュラーに新書判で「クルマの広告」を出版された。  ● aki's STOCKTAKING: クルマの広告...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 6, 2012 01:16 AM

再稼働NO田

・ 浜松の Fu Manchu こと古山恵一郎氏より、お中元(あるいは、……残暑見舞い)と称してお送りいただいたTシャツだ。 もちろん、見ての通りのスローガン……だ。氏とは官邸前のデモに二度ほどご一緒したのだが、いつもの直会の途中、遠く浜松に新幹線終電にて帰還する氏をお送りすることになる。 氏は建築家、iGa 氏と同じく古くからの Mac 友であるのだ。ネット上での発言はブログ「出放題」がメインだ。Facebook, Twitter もやっておられるが……、その辺り、当方の状況と同じなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 4, 2012 01:39 PM

the Three Little Pigs

the Three Little Pigs著者: Steven GuarnacciaISBN: 978-0810989412出版: Harry N. Abrams価格: 1,548-円(税込)三匹の子豚……、日本じゃブーフーウーかな。 この「三匹の子豚」のお話ってとても有名、誰でも知っているお話だ。親元を離れた三匹の子豚が各々家を建てる。ワラの家、木の家、レンガの家……そして悪い狼が……というお話なのだ。 家を作る……ということなら、三匹を Architects 建築家に置き換えてみてもいいかな……、というのがこの絵本、「三匹の子豚」の Architects 建築家バージョンなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 3, 2012 01:53 AM

網戸の張替え

・ 家のこととなると何もやらない……と、家内に言われて久しい。 しかし、重い腰を上げ「網戸の張替え」をやってみようと言うことになったのだ。 まぁ、最大の理由はネコ達が飛び出してしまう可能性のある窓の網戸の網の張替えなのだ。 先日、テレビで最近の網戸の網の進化についてレポートしているのを見て驚いていたのだが、早速に800mmX1200mm なる網戸の張替え一枚にチャレンジしてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 2, 2012 01:14 AM

BOLT Laser Cat Toy

+ テーブルの上で寝てしまった TOn と TAn だが、その横にある白いコケシ風の奇妙な物が問題である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 1, 2012 10:40 AM

吉祥寺キャットウォーク 1

吉祥寺キャットウォーク 1ビームコミックス著者: いしかわじゅんISBN: 978-4047281998出版社: エンターブレイン価格: 777-円(税込)いしかわじゅんさんの最新作、……というか久しぶりの漫画本だ。「ミミ正 ─吉祥寺で暮らすミミと正太郎の物語─」なるご自宅のネコ二匹の漫画と同時発刊……、ネコが関係する題名の二冊……、吉祥寺二部作といっていいかな。 吉祥寺のとある喫茶店というかスナック「キャットウォーク」、そこに集う諸々のお話なのだ。 いしかわじゅんさんにお会いしたのは1998年、吉祥寺にご自宅を建てる事でお会いし、それ以来ののお付合いだ。今お住まいのOMソーラー、フォルクスハウスの家なのだ。じゅんさんの吉祥寺生活はそれ以前からだから……、漫画家生活と同じく長いのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 31, 2012 06:00 AM

ラチェット・バークランプ 100mm

・ 丸ノコなんぞで定規・治具を使い出すと、それを固定するお道具が必要になる。 簡単に固定できて、簡単に外せるというのが必要条件だが、まずは……と思って、100mm幅という小さな物も手に入れてみた。ラチェット式でいかにも締めやすく外しやすそうだし、非常に廉価ということもあったのだ。 もう一つ、気に入った点があったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 30, 2012 12:53 AM

戦後史の正体

戦後史の正体「戦後再発見」双書著者: 孫崎 享 (うける)ISBN: 978-4422300511出版社: 創元社価格: 1,575-円(税込)Twitter でフォローしている孫崎享 (うける) 氏の待望の新著がでた。フォロアーの数だけでも4万人弱……、氏への期待がなみなみならぬものがあることが分かる。 氏は元外交官、1943年生まれ、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学校教授……という錚々たるキャリアなのだ。私は、氏が岩上安身氏の勧めによってツィートを始めた時からの読者なのだ。 連投(連続投稿)という形で投稿される、その長文のツイートは、月並みに言えば「目からウロコ」、現代の政治状況の仕掛けが語られていくのだ。 本書の前書「はじめに」は次のような文言から始まる。 「……いま、あなたが手にとってくださったこの本は、かなり変わった本かもしれません。というのは本書は、これまでほとんど語られることのなかった〈米国からの圧力〉を軸に、日本の戦後史を読み解いたものだからです。こういう視点から書かれた本は、いままでありませんでしたし、おそらくこれからもないでしょう。「米国の意向」について論じることは、日本の言論界ではタブーだからです」...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 26, 2012 03:07 AM

Tank Cat

+ TAn, TOn ともますます大きくなって、TANK の運転もできるようになりました。これは、運転中の TOn の写真です。 Instagram に投稿されたOさんの写真です。 顔が迷彩してますんで……、あまり目立ちません。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 20, 2012 01:23 AM

1000 chairs

+ ふと、話題になっていた椅子の事を調べようと書棚にあったのを取り出してきた。 1000 chairs という椅子のリファレンスブックなのだが、193mmX142mmという小型の判型なのだが、53mmという厚さが半端じゃない。 電話帳……まぁ、使ってないか、とにかく、768頁もあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 18, 2012 02:49 AM

たむらしげるの世界展 Ⅱ/空想旅行

+ 一週間前の7月1日日曜日、浜松からわざわざ来られた小池一三氏と八王子市夢美術館にこの展覧会を観た。 八王子在住でありながら、この八王子市夢美術館に出掛けるのは初めてだ。寂れてしまった八日町の甲州街道沿いの高層共同住宅・UR都市機構の「ビュータワー八王子」の二階にある。 巨大な共同住宅の二階、エントランスホールの吹抜け側にもう少し自己主張しても良さそうだが……小さなミュージアムとして好ましく思った。 そうそう、たむらしげる展……これはなかなかの展覧会、250点にも及ぶ作品で彼の手法を余すところ無く公開……、良かった。 会期は今月16日まで……、展覧会って、いつでも行けると思っていると、いつのまにかお終いなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 11, 2012 02:04 AM

アアルト邸とアトリエ

アアルト邸とアトリエ Villa Aalto and Atelierアルヴァ・アアルトAlvar Aalto/ヘルシンキ/1935-1956 World Architecture写真: 宮本 和義解説: 齊藤 哲也ISBN: 978-4902930269出版: バナナブックス定価: 1,785-円(税込)バナナブックスの World Architecture シリーズの11冊目は、アアルト、1936年のアアルトの自邸と1955年のアトリエだ。 私は、アアルトについて通り一遍の事しか知らず……、住宅といえばメゾン・カレかなという程度なのだが、このアアルト自邸が渋い。 時は1930年代……、コルビジェのサボア邸と同時代、しかし、そこにあるのはアアルト、フィンランドの建築だ。そして、20年後のアトリエ、アアルト自身の進化を見せてくれる。アアルト入門というべき一冊なのだ。 いつもの宮本和義氏のなめるように撮られた写真で、その細部まで見ることができるのはすばらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 10, 2012 07:51 AM

GEORGIA / Mercedes Benz

+ 缶コーヒーのジョージアでキャンペーン、ペットボトルのコーヒーにメルセデス・ベンツのプルバックカーが付いてくる。 どこのコンビニでもあるから簡単にゲットだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 3, 2012 02:14 PM

Saw Guide

+ 電動丸ノコに習熟(一応……)したのだが、ちょっとした事で、仰々しく丸ノコをセッティングするわけにはいかないのだ。やはり、手によるノコの出番なのだ。 しかし、真っすぐ切るのにはそれなりの習練がいる……は当然のことなのだ。そこで治具というか……、お道具を……、こんな物があるのを amazon で知り、ゲットしてみたのだ。 Saw Guide ソーガイドという。有名なゼットソーのメーカー・岡田金属工業所の製品なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 27, 2012 12:39 AM

ベヒモス

ベヒモス クラーケンと潜水艦ハヤカワ・ポケット・ミステリ 5004著者: スコット・ウエスターフェルド Scott Westerfeld訳者: 小林美幸ISBN: 978-4153350045出版社: 早川書房価格: 1,680-円(税込)日曜日、父の日……本屋に行ったら本書を発見した。6月15日発行のほかほかの本、もちろん即ゲット……自らの父の日プレゼントなのである。 もちろん、あの LEVIATHAN リヴァイアサンの続編だ。 怪物名を表題にしたローカス賞受賞の冒険スチームパンク三部作、LEVIATHAN リヴァイアサンの続き、2010年出版の Behemoth ベヒモスが予定通り邦訳が手に入ることとなったのだ。 そして、今年の暮れには、最終巻の Goliath ゴリアテと続くのだ。 日本語で全部読めるのは年内、……楽しみである。 まずは、Behemoth ベヒモスだ。第一次世界大戦勃発、英国海軍巨大飛行獣リヴァイアサンは、オスマン帝国の首都コンスタンティノーブルに向かって飛行中である。男装の士官候補生デリン、オーストリア大公の息子、公子アレックの運命やいかに……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 18, 2012 09:22 AM

FabLife

FabLife―デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」Make: Japan Books著者: 田中 浩也ISBN: 978-4873115559出版: オライリー・ジャパン価格: 2,310-円(税込)本書の著者、田中浩也氏とは二年ちょっと前になるが、藝大の芸術情報センターで行われた課外講義「レーザーカッターの切りだす未来」でお会いしたことがある。 彼のレクチャアの始まりに、インクジェットプリンターの有無を参加者に尋ねて、大部分が所有しているのを見てから、「……近々、3Dプリンターを、皆さんが所有することになるでしょう」と言ったのが印象深かった。名刺交換の際、Be-h@us をご存知だったのがちょっとうれしかった。 パーソナルファブリケーションは唯の技術の問題ではない。パーソナルコンピュータがそうであるように……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 14, 2012 10:19 AM

29pcs.ビット&ソケットセット

open 今さら、ビット・ソケットセットが入用になった……というわけではない。 みな持っている物なのだが、常用の B&D 14.4V 充電式ドライバー専用に一式、ワンセットがあってもいいかと思ったのだ。 幅150mm、奥行130mm、高さ55mmのプラスチック製のケースに納まっている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 10, 2012 12:11 AM

ほっこりと 懐かしいよな 木のすまい

ほっこりと 懐かしいよな 木のすまい著者: 及川 雅文+塩尻 益生ISBN: 978-4776507833出版: 日本文学館価格: 1,050-円(税込)高田純次ならずとも「もっこり」と間違えてしまいたくなる書名だが、ほっこりと……である。 昨年、Be-h@us「千里の家」の施工でお世話になった大阪の工務店、羽根建築工房の設計担当の塩尻益生氏の本なのだ。 写真家・及川雅文氏とのコラボ……、2005年に出版されていたのを存じ上げず、先日、設計道場第7クール最終回第5回 in Osaka でお会いした際にいただいたものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 5, 2012 10:15 AM

インクジェット時代がきた!

インクジェット時代がきた! 液晶テレビも骨も作れる驚異の技術 光文社新書 581著者: 山口 修一/山路 達也ISBN: 978-4334036843出版: 光文社定価: 777-円(税込)最近の新書って、週刊誌並みに出版されておるが……、そのような一冊を手にしてみたのだ。 本書の著者の一人、山路達也氏に見覚えありだが、本ブログにも取り上げた「マグネシウム文明論」の著者でもあった。ライターということだが、本書もインクジェット技術の専門家である山口修一氏との共著であるのだ。 現在、どこの家にでもあるインクジェットプリンター……家電量販店で、たかだか数千円で売られ、インクカートリッジの方が高価というものだ。それが、紙の上のプリントにとどまらず3次元までプリントしてしまうという時代……。 3次元インクジェットプリンターも既に数万円のレベルとなっているから、どこの家にもある……のは時間の問題なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 31, 2012 11:08 AM

かまどさん

節電、節電……とにぎやかなことだが、当家でも節電モニター「はやわかり」なんぞ設置し日々努めているのである。 しかし、何と言っても「非電化」こそ節電の最上の道である。 以前、電気炊飯器が壊れた際のエントリーのコメント欄でお教えいただいた炊飯用の土鍋の登場と相成ったのである。 某月某日……、大きくて重い、こんなゴロンタとした物が到来したのだ。伊賀焼、長谷園の「かまどさん 三合炊き」である。 ・ ・ ・ ・ ・ 今のナショナル製電気炊飯器 SR-YDG10C はもう9年間も使っている……、まぁ、その長寿命にはちょっと感心だが、この訳の分からないデザインとの決別……非電化への決意は固いのだ。 「かまどさん」の、ちょっとややこしいマニュアルを読み炊いてみる。炊いている時間は十数分、勢いよく出る水蒸気も心地よく、火を止めて20分蒸らす……のだ。そして食す……、うまいのだ。すっかり電気炊飯器で忘れていたご飯の味なのだ。 多孔質で肉厚の本体、中蓋と外蓋の設計によって「はじめチョロチョロ、中パッパ……」を何の操作をしないでも成立たせたのがこの土鍋のデザインなのだ。「かまどさん」なるネーミングにも納得なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 30, 2012 09:00 AM

自転車部品の美学

自転車部品の美学バイシクルパーツ・ピクトリアル著者: 白鳥 和也ISBN: 978-4582835632出版: 平凡社価格: 2,100-円(税込)自転車の部品について、そのものを語る……、「……パーツは字義通り部分ではあるが、むしろそこには、自転車以上に、ある種の全体性が示されている。そしてその全体性は、巨大なシステムや立派な思想よりも、小さな愛すべき円環に通じている。」とまで語らせている自転車の部品とは……。 副題にバイシクルパーツ・ピクトリアルとあるように、部品の写真とその蘊蓄を語る一冊なのだ。部品の数々……、その数は120にものぼる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 22, 2012 07:19 AM

金環日食観測グラス

各方、金環日食観測の準備はいかがであろうか。 5月21日 (月曜日) の朝……、日本列島太平洋岸で広く長時間にわたって観測されるのである。 当方、2009年7月22日の部分日食観測のため用意した観測用メガネを複数所持……、準備万端なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 18, 2012 03:24 AM

シンワ 直尺 150mm ストッパー付

+ ホームセンターで測定器といえば、このシンワなるブランドだ。まぁ、大概の物はあるのだが、こんな目立たない物が片隅にあるのだ。 何の変哲もないステンレスの直尺150mmだが、ストッパーと称する物に価値ある機能があるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 16, 2012 10:20 AM

IRON PONY

link 新橋のビルの一室にこのようなマニアックなお店がある。IRON PONY……アイアン・ポニーなるお店だ。 鉄道模型のお店なのだが、そこにあるのはいずれもマニアック……なものなのだ。銀座・天賞堂に長年お勤めであった Shikama 氏のお店なのだ。 マニアックなHOスケールの数々……、充実の45mmゲージなのだ。米国型ナローゲージ、そして、私の好みである米国型のフルサイズの車両群、USA Trains なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 15, 2012 02:00 PM

絵のある自伝

絵のある自伝著者: 安野光雅ISBN: 978-4163747002出版社: 文藝春秋価格: 1,628-円(税込)「身のうえ話を書きました。絵もいっぱい描きました。」と帯にある。「過ぎたことはみんな、神話のような世界ー」ともある。 1926(大正15)年生まれ、86歳の安野光雄の身の上話しを面白く読んだ。 86歳にもなれば「……神話のような世界……」なんて言えるのかと思うと、年取るのも悪くないのかも知れない。 彼の最初の絵本「ふしぎなえ」からの読者だが、なんだ……エッシャーの真似じゃないか……と思ったものだが、その後の「ABCの本」で……感心してしまったのだ。 その後、どんどん巨匠に……、その彼の自伝なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 13, 2012 03:18 PM

LEICA X2

link LEICA が新製品を発表したそうだ。LEICA X1 の後継機は X2 だ。 固定焦点のレンズ、LEICA ELMARIT f2.8/24mm は変わらないが、センサーが16MPに変更され、EVF 電子ビューファインダーが取り付け可能になっているのが最大の変更点のようだ。  ● ライカカメラAG - フォトグラフィー - X2  ● [PY] LEICA X2 実写レビュー | photo.yodobashi.com |...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 11, 2012 05:12 PM

TAnTAn & TOnTOn

昨日の「子供の日」横浜の動物病院から二匹の子猫がやってきました。 生後一ヶ月半、茶白がタンタ、キジトラはトントと家内が名付けました。 GON が逝ってしまってから半年、再びネコのいる家になりました。 両方とも男の子、トントは755g、タンタは845gでちょっと左眼をケガしていますが、すこぶる元気です。 この子ネコ達は、ここでご紹介いただいたものです。  ● 浜っ子地域猫倶楽部 正式な名前は、TAnTAn, TOnTOn、タンタンとトントンになりました。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 6, 2012 11:42 AM

天災人災格言集

天災人災格言集―災害はあなたにもやってくる!著者: 平井 敬也ISBN: 978-4904139646出版: 興山舎価格: 1,575-円(税込)本書の著者、平井敬也氏は安全工学、人間工学の専門家なのだ。 2001年、災害用長期備蓄食の輸入卸元の株式会社セイエンタプライズの取締役に就任、ネットショップ「Seiさんのお店」を開設し企画運営を行う。 阪神淡路大震災で家族が神戸で被災し、日常的な防災意識や危機管理の啓蒙普及の為に「週間防災格言」を2007年よりスタートした。最初の顧客向けのメール・マガジンからいつのまにか2万人の読者を数えるまでになった。 2007年から2011年末まで210編を発行……、そこから112編を選んで出版したのが本書なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 16, 2012 07:45 AM

考えの整頓

考えの整頓著者: 佐藤雅彦ISBN: 978-47660017166出版社: 暮しの手帖社価格: 1,680-円(税込)最近、「暮しの手帳」を見ることもなかったし、「ピタゴラスイッチ」が佐藤雅彦なる人物の手になるものとも知らなかった。 ……が、書名「考えの整頓」の「整頓」に大いに興味がわいてきたのだ。整頓の頓の字には「とん」と仮名まで振ってある……。私は「整頓」をひどく不得手のものとしているが、大いに興味あるものではあるのだ。 本書の帯には、  渾沌とした  日々の中できらめく、  気付きと思索。  現代の考える人  佐藤雅彦による  面白くて鋭い考察集。 とあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2012 01:27 AM

日立丸のこ / FC 6MA2

+ 新しい電動丸ノコ、日立の FC 6MA2 である。 ちょっと必要性を感じて新調することにしたのだ。このような時、何をゲットするのか……判断に迷うが、これは賢人にお伺いを立てるのが筋である。 Be-selfbuilders である榛名の yum さんにお聞きしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 7, 2012 09:50 AM

LEGO technic / 8110-2

+ LEGO technic 8110 UNIMOG ウニモグは徐々に形を成してきた。 後部に装備されるエア駆動のクレーン、前部に装備のウインチはまだだが、ボディ、運転席、荷台部分は組み上がったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 4, 2012 12:20 AM

BIC 2

・ ちょこっと、「BIC 3」なる3枚刃カミソリを使ってみたが、それほどの効果はなく……高価だけが取柄……、ストックが切れたのを期に、元の2枚刃カミソリ「BIC 2」に戻した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 26, 2012 11:31 PM

ユゴーの不思議な発明

・ いかにも本らしい本……、厚さは45mmもあるのだ。今、本屋で一番立派な本って言えるんじゃないかな。 先日、書店で発見して即ゲットしてしまった。 これが現在上映中の映画「ヒューゴの不思議な発明」の原作の邦訳本なのだ。 訳者は金原瑞人氏、4年も前の2008年に出版……知らなかったなぁ。映画化されてやっと日の目を見る……、やっと本屋で平積みってことかな。 しかし、「ユゴー」が「ヒューゴ」になっちゃったのは何故……、フランス語でHは発音しないというのは常識なのだが……、そうか、映画では皆英語しゃべってるんだ。従って「ヒューゴ」……なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 23, 2012 01:03 AM

IKEA /ピックアップサービス

+ IKEA イケアでは通常、客自らが、希望する商品を在庫する棚から取り出し、カートに積んでレジを通過し支払いを済ませ、自分の車に……、あるいは宅配サービスのカウンターまで運ばねばならない。 それを省略する「ピックアップサービス」なる有料 (2,990-円) サービスがある。このサービスは「宅配サービス」を使うのが前提である。 今回、杉並の Be-h@us の為、20日、イケアに出掛けてそのサービスを使ってみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 22, 2012 12:35 AM

「青木シンのFACES」展

← one more face ひさしぶりの、芸大ラグビー部の青木シンの FACES の展覧会だ。会場は、この前と同じ横浜の山手……、おしゃれな場所なのだ。 「青木シンのFACES」展 2012年3月16日(金)ー26日(月) 11:00 ~19:00 21日(水)は休館・最終日26日は17:00 まで Art Gallery 山手 横浜市中区山手100番 サンセット山手1F tel. fax. 045-628-0267昨20日、でかけたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 21, 2012 01:07 AM

LEGO technic / 8110

・ LEGO technic レゴ・テクニック最大の大きさを誇るのがこれ、8110 の UNIMOG U400 なのだ。 全長560mmという大きさだが、門型アクスル、四輪駆動、空気圧で作動するクレーン等々、興味深いメカニズム満載なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 20, 2012 09:21 AM

原発にしがみつく人びとの群れ

原発にしがみつく人びとの群れ ―原発利益共同体の秘密に迫る著者: 小松 公生ISBN: 978-4406055598出版: 新日本出版社定価: 780-円(税込)日本共産党なる党の存在、その政治的スタンスについては大いに疑問を感じているのではあるが、「反原発」という彼らのブレない主張については評価しているのである。 本書は日本共産党政策委員会の委員による百数十頁の小冊子だが、あからさまな書名「原発にしがみつく人びとの群れ」に引かれてゲットし、軽く読んでみたものなのだ。 もう、ネットの世界では常識の「原子力村」と言われる世界、それを糾弾する主張が明快に頭に入るものであったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 19, 2012 12:20 AM

AIR COUNTER_S

・ 近くのホームセンター、ケーヨーD2のチラシが入っていた。 3/15からの売り出しの案内「春色、スタート。新生活」なる文字が踊る。 防災用品の中に家庭用放射線測定器 AIR COUNTER_S があった。 Be-selfbuilders で yum さんが、「ホームセンターで線量計が・・・・・・ (Be-selfbuilders)」とエントリーされていたが、ご近所にも登場なのだ。 amazon やらのネットで手に入れる方がずっと安価だが、多くの人々には目の前にある方が……楽ではある。 あれ以来、誰でも何時でも……、どこでも放射能だが、多くの公式発表が信用ならぬ今、自分自身を守るには必須のお道具となってしまった。 しかし、ホームセンターで線量計を販売……、こんな世の中を正常とは言わないだろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 18, 2012 07:34 AM

パズラートの世界

パズラートの世界 ―パズルかアートか幾何学か著者: 横田 至明ISBN: 978-4870781269出版: 一世出版価格: 2,625-円(税込)昨日15日はTAMA市民塾の講座「【NO.3】立体を無限造形素子で組む:パズラート入門」の第2回であった。これで「60°型素子造形」が終わり、次回は「72°型素子造形」となる。 徐々に、その造形手法に慣れ、面白く感じ始めたところなのだ。 ・ ・ ・ パズラートとは、 puzzle & art パズルとアートを組み合わせた造語である。立川高校同期の横田至明氏が発明考案したパズルであり、アートであるのだ。 そのユニークな造形手法は、ある一定の寸法を持った紙片を折って、パズラーゲンなる素子を作り、その組み合わせで造形していく、無限の可能性を持つものなのだ。 そのバイブル……であり、マニュアルというべきものが本書なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 16, 2012 09:33 AM

LEGO technic / 9391

+ 2月に出たばかり、最新の LEGO レゴ・テクニックのミニ建機・クローラー・クレーン、clawler とは無限軌道のこと……すなわちキャタピラのことなのだ。 これがなかなか優れものなのだ。 いつものミニ・クレーンの定番というべき2段伸縮式のブームを使ったものだが、キャタピラを履いて登場なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 5, 2012 12:07 AM

パズラート

+ PUZZLART パズラートとは puzzel パズルと art アートを組み合わせた造語である。 立川高校同期の横田至明氏が発明したパズルであり、アートであるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 4, 2012 07:05 AM

Backjoy

← back 幅33cm、奥行き37cm程のプラスチックの成型板にウレタン、それを布で覆ったようなお皿状の物……、新型の座布団なのである。Backjoy バックジョイという。  ● Backjoy Facebook で建築家・坪沼孝始氏が、この Backjoy を手に入れたという話をしていたのを見て、興味津々……、うん万円というのではちょっと試す……というわけにはいかないが、4,980-円ならば、まぁ試してみようか……と思ったのだ。 大きさが大小の二種、大を選ぶも新宿の東急ハンズには在庫なし……、近くのOSHMAN'S 新宿店で手に入れたのであった。 まぁ、その効能は……、これで、腰痛が治ったり、姿勢が良くなったりというわけではなさそうだが、それを喚起する役割はありそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 2, 2012 04:05 PM

リヴァイアサン

リヴァイアサン クジラと蒸気機関ハヤカワ・ポケット・ミステリ 5001著者: スコット・ウエスターフェルド Scott Westerfeld訳者: 小林美幸ISBN: 978-4153350014出版社: 早川書房価格: 1,680-円(税込)頁を開いた途端、夢中になってしまったなんて久しぶりだな。 「LEVIATHAN リヴァイアサン」にくっついた副題「クジラと蒸気機関」は原書にはついていないものだが……さて。題名 LEVIATHAN リヴァイアサンとは何か……。 本書にリヴァイアサンが現れた時の記述を読んでみよう。 ……巨大な Air Beast 飛行獣が、背後の灰色の雲から姿を現そうとしていた。銀色の上甲板が太陽の光を反射して、きらめいている。 とてつもなく巨大な物体だった。ーーセント・ポール大聖堂よりも大きく、デリン(主人公の一人)が前の週にテムズ川で見たドレッドノート級外洋戦艦オリオンよりも長かった。つややかな円筒形の艦体はツェッペリン型飛行船に似ていたが、その側面は繊毛の動きに合わせて振動し、周囲では共生関係にあるこうもりや鳥たちが飛び交っていた。 …… 飛行獣はさらに接近を続け、今や、腹部から吊られたゴンドラが見える距離にまで来ていた。艦橋の窓の下に記された縦1フィートほどの文字が徐々にはっきりと読み取れるようになった。……リヴァイアサン。 …… リヴァイアサンは、ドイツ皇帝のツェッペリンに対抗するべく造られた、巨大水素呼吸獣の第一号だった。…… リヴァイアサンの艦体は鯨の遺伝子から造られていた。だが、そのほかにさまざまな種族が構造内で複雑に絡まり、数えきれないほどの生物がストップウオッチの歯車のように組みあわされていた。艦の周囲ではさまざまな人造鳥がそれぞれ群れをなして飛んでいた。ーー偵察鳥、戦闘鳥、食料を集める捕食鳥、伝言トカゲなどの人造獣が被膜の上を駆け回っているのが、デリンからもよく見えた。 ……この巨大水素呼吸獣は、ダーウインが例の有名な発見をした、南米の小さな島をモデルに造られたんだ。リヴァイアサンは単体の人造獣じゃない、絶え間なく変化しながら均衡を保つ、巨大な生態系なんだ。 やぁ、なんとも凄まじい物なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 27, 2012 02:52 PM

無印 WASTE BIN

・ 一見、AMMO BOX のようなカッコ良さだが、無印産のゴミ箱なのだ。 ポリプロピレン製でふた付き、その大きさに大いに注目なのだ。 幅11cm奥行き21.5cm高さ20.5cm……小さいのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 25, 2012 12:01 AM

HOME DELIVERY

+ そう言えば、同じような判型の本があったわい……、ジャン・プルーヴェの FEREMBAL HOUSE を見ながら思い出したのだ。 それが本書 HOME DELIVERY なのだ。 「HOME DELIVERY」とは「宅配」……、家に配達されることだが……、これはちょっとひねって、家を配達する……というような意味なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 20, 2012 07:43 AM

HOZAN Z-64

+ 我が Märklin MAXI の世界に、車両メンテ用の新しいお道具が導入された。 ホーザンの精密オイル差し Z-64 である。 結構、高価で……躊躇していたのだが、ここはと思って amazon より購入したのだ。 手に入れてみて、これはなかなか精密な出来であるわい……と感心しているのである。 全長133mm、容量は9mlである。価格の大部分は真鍮製とステンレス製のニードルバルブ部分だ。ニードル基部を回してバルブを開閉、その先端は極細ノズルで内径0.3mmφしかないのだ。 これで、車両の軸受け部分に「精密」に給油できるというものである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 19, 2012 02:33 AM

コストコ多摩境店・再開

+ 3.11で東京都で唯一、建築物の一部が崩落して死者を出したコストコ多摩境店が再開することになったそうだ。 オープンは2月24日金曜日の午前8時から……、あの日から。かろうじて1年……を経ずしての再開となる。 あの事故の後の「コストコより多摩境店の会員の皆様へのお知らせ」なる葉書で、会員有効期限の12ヶ月の延長を知らせてくれたが、今回の再開を知らせる葉書で、さらに12ヶ月……24ヶ月が自動延長されたとのことだが……、まぁ、ずいぶんと時間が掛かったものだ。 これで、遠い入間まで足を延ばすことはなくなったのだ。まずは……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 13, 2012 05:47 PM

新白河原人

新白河原人 遊んで暮らす究極DIY生活著者: 森村 大(もりむらしん)ISBN: 978-4063648737出版: 講談社定価: 1,575-円(税込)漫画雑誌をみるという習慣がないものだから、この「新白河原人」なるものお話、その存在さえ知らなかったのだ。 漫画とは関係ない、物作り系の Make: のエントリーで本書の存在を知り、即、ゲットの儀と相成ったのだ。  ● モーニング公式サイト - 『新白河原人』作品情報 「冷暖房費・0円。年間食費・約20万円。年間コピー機リース代……約50万円。東京ドーム一個分の雑木林を切り拓き自給自足を目指して暮らす漫画家の、スローでもロハスでもない奮闘雑記。」とあるように、一人の漫画家が一念発起……東北新幹線・新白河駅から車で10分程の場所、1万2000坪の荒れた山林を購入し、一人でで開墾し、ログハウスを作り、自給自足で生きていくという、現在進行形のドキュメンタリーなのだ。 この森村大なる漫画家について、どんな漫画家なのか……まったく知ることはないのだが、大変面白かったのだ。 絵としてのリアリティと記述の具体性が相まって、マニュアル本としても有効なものになっているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 9, 2012 11:34 AM

電卓のデザイン

電卓のデザイン 著者: 大崎眞一郎ISBN: 978-4778312947出版: 太田出版価格: 1,680-円(税込)今年2012年は電卓登場から60周年とのことだ。世界最初の電卓は1962年発売された英国のメーカーによる ANITA Mk8 なるものだそうだが、何か金銭登録機のような大きさ形……なものである。 1970年、勤めていた東事務所に登場した電卓は8桁の四則演算しか出来ないものだったが、もう、筆算で面積計算しなくてすむだけで幸福な気分でありましたです。 そして、私が初めて電卓を購入したのは、個人事務所として独立した時……1972年だった。まだ、設計事務所に必要なお道具はT定規と製図板、図面を焼くためのコピー機械……というわけで、コンピュータも携帯もない時代、事務所の中で唯一の高額なお道具であったのだ。 その後、何台かの電卓を使ってきたのだが、今回、本書の中で再会できるのかと思っていたら、まぁ、懐かしく思い出したのが何台か……であった。 そういえば、最近は iPhone の電卓機能を使っていて、電卓自体を使うこともなく、いつも間近に転がっていた電卓も見えなくなってしまった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 6, 2012 10:00 AM

住宅・インテリアの解剖図鑑

住宅・インテリアの解剖図鑑 著者: 松下希和 (まつしたきわ)ISBN: 978-4767812380出版: エクスナレッジ定価: 1,890-円(税込)書店にて、エクスナレッジからの「……解剖図鑑」で反応……、「住まいの解剖図鑑」の著者・ 増田奏氏の新著か……と思って手に取ったら、若い女性建築家のご著作であった。 本書の帯にある「上質な住まいをつくる新しいアイデアが満載」なる言葉で、凡百のインテリア指南書と同じく……と勘違いしてはいけない。その上の「名作……が教えてくれるデザインの基本」にこそ、本書の真骨頂があるのだ。 本書は「……先輩デザイナーによる名作インテリアからお知恵を拝借……」と前書きにある。その名作とは「20世紀前半から中頃」に生まれた、現代に連なるモダンデザイン、そして、それらを作り出した女性デザイナーに脚光をあてているのである。 11人の女性デザイナー達、モダン・キッチンの祖、マーガレット・リホツキー Margarete Schütte Lihotzky、アールトの妻、アイノ・アールト、ライトのスタッフだったマリオン・グリフィン、リートフェルトの施主だったトゥルース・シュレーダー、ミッド・センチュリー家具のフローレンス・ノール、チャールズ・イームズと一緒のレイ・イームズ、ミースの共同者、リリー・ライヒ、バウハウスのマリアンネ・ブラント、アルマ・プッシャー、そして、シャルロット・ペリアン、アイリーン・グレイなのだ。 彼女達の作品を取り上げて、インテリアデザインの諸相を語りながら、随所にあるコラムで理解を深めるという構成なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 1, 2012 02:32 AM

iCloud PERFECT GUIDE

iCloud PERFECT GUIDE 著者: 小林 誠/村元 正剛/ 山路 達也ISBN: 978-4797367447出版: ソフトバンククリエイティブ価格: 1,500-円(税込)現在、カバンの中の本は本書だ。 現在使っているコンピュータ類、iMac, MacBook Air、そして、iPhone, iPad のOSは最新、OSX Lion と iOS 5 だ。そして、皆 iCloud の設定が……、なのだが、よく分からない事だらけ……なのだ。 というわけで、本書を amazon より緊急購入……、勉強中なのである。 まだ、2012年1月30日初版という本書の内容もフレッシュ……、というわけで、早いとこすっきりしようという魂胆なのだ。 ところで、あなたの iCloud は大丈夫……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 28, 2012 10:07 AM

コンピュータ・パースペクティブ

コンピュータ・パースペクティブ 計算機創造の軌跡ちくま学芸文庫著者: チャールズ & レイ・ イームズ Charles & Ray Eames訳者: 山本 敦子/和田 英一(監訳)ISBN: 978-4480093844出版: 筑摩書房価格: 1,470-円(税込) iGa さんが、MADCONNECTION に本書をエントリーした。何か、その書名「コンピュータ・パースペクティブ」にデジャブ感あり……なのだ。 そうだ、そいつの原書を持っていたわい……と本棚を見た……、いつもはそうはいかないのだが、すぐ見つかった。 Charles & Ray Eame の「A COMPUTER PERSPECTIVE/BACKGROUND TO THE COMPUTER AGE」なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 27, 2012 02:03 AM

Slice ボックスカッター

link コウモリ傘の柄のような奇妙な格好をしているが、ボックスカッターである。 ボックスカッターとか、パッケージオープナー、ダンボールカッターなんていうお道具は、荷受けし開梱が仕事の流通現場でのプロのお道具と思っていた。 しかし、最近では一般家庭でも、amazon はじめ、なんたかんた段ボール箱での到来物が多く、この手のお道具が必需品になりつつある。 そんな要望に応えるのが、こんな安全でスタイリッシュなボックスカッターなのだ。 米国は西海岸のしゃれたお道具屋、Slice の製品、デザインは karim rashid なるデザイナー、すごく有名なのかもだが、私は初見である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 24, 2012 12:01 AM

FLOTSAM

FLOTSAM著者: David WiesnerISBN: 978-0618194575出版: Clarion Books価格: 1,226-円(税込)那須の KARAKARA-FACTORY に紹介されていて、即見たくなって amazon でポチッ……とした。 そこに書かれている通り、いい絵本だった。文字はなく、唯々、絵で語りかけるお話なのだ。 海岸に漂着した古いボックス型のカメラを少年が拾う。その中のフィルムを現像してみると、そこには驚くべき世界が拡がっていた。少年は新しいフィルムを入れたカメラを再び海に戻すのだ……。 FLOTSAM って何か造語みたいだな……って思っていたのだが、立派な単語 flotsam で「漂流物」ってことだったんだ。もちろん、この絵本の主役は漂流物、一台のカメラ Melville underwater camera なのだ。 架空の水中カメラなのだが、この名称 Melville……は、きっと作者 David Wiesner デイヴィッド・ウィーズナーの「白鯨」の作者メルヴィルへのオマージュなんだろうな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 22, 2012 12:02 PM

GarageBand for e-books........

link Apple は、本19日、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で教育に関する特別イベントを開催する。 同社が iPad 向けに教科書を最適化し、ユーザーによるコンテンツとのインタラクションを可能にするための新技術を発表するのではないかと業界関係者らは予測している。 又、Ars Technica の情報筋らは、Apple が、インタラクティブな電子書籍の作成を支援する新しいツールを発表し、それらの書籍を配信するために現行の同社プラットフォームを拡張する予定だと述べている。 このプロジェクトは、2011年10月に iPhone 4S とともに発表される予定だったが、Steve Jobs が亡くなったことから延期されたらしいとも報じられている。 もう19日、ニューヨークとの時差は10時間だが……、楽しみである。昔の HyperCard みたいな物が……、期待しているのだ。 追記 120119 玉井さんから連絡あり、「日本時間23:45頃から、USTREAM で education announcement in the Big Apple(=教育関連発表イベント)を日本語同時通訳つきで放送するそうです」とのことだ。 ● Education Announcement in Japanese...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 19, 2012 10:31 AM

かどまる3

←direction for use もうこの物の商品名「かどまる……」を知っているから、この物が何物か分かっている。しかし、最初、このような状態でこれを目にした時、What is this? だったのだ。 四角い角を丸くするパンチなのだ。 こんなお道具が必要ではあっても、あるとは思っていなかったのだ。 きっと、ジョブズはこのお道具を見たら、「角丸…… Round Rects」の存在理由について大いに語ったんだろうと思うのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 18, 2012 12:31 AM

ガイガーカウンター最新ガイド

ガイガーカウンター最新ガイド著者: 日本放射線監視隊ISBN: 978-4797367621出版: ソフトバンククリエイティブ価格: 1,000-円(税込)皆さん、ガイガーカウンターをお持ちだろうか。 放射線量を測定するなんて、なんだかお遊び……みたいに考えていたが、自分自身を守る為、自分で測定しなければならない時代がくるとは思ってもいなかった。 時折、拙宅で放射線量を計測している線量計はポケガと呼ばれている pocket Geiger だ。これについては iPhone の通信機能と位置情報機能を使って、各所の線量測定結果を共有ができるという、線量測定という単一の機能以上のものがあると考えているのだ。 その pocket Geiger が本書に登場しているというので書店にあったのを手にしてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 15, 2012 11:22 AM

第九軍団のワシ

第九軍団のワシ岩波少年文庫 579著者: ローズマリ・サトクリフ Rosemary Sutcliff挿絵: C.ウォルター ホッジス C Walter Hodges訳者: 猪熊 葉子ISBN: 978-4001145793出版: 岩波書店価格: 882-円(税込)岩波少年文庫を久しぶりに手にした。 大昔、本当の子供の頃、親に与えられて何冊かの岩波少年文庫を読んだ時以来かも……、岩波って何だか親が好きなブランドという感じであまり好きになれなかったのだ。 宮崎駿の岩波新書「本へのとびら――岩波少年文庫を語る」を手にして、彼の選んだ50冊の一冊に本書があったからというのも理由の一つだが、The Eagle という題名で映画化(日本では今春公開されるようだが……)されているのを知ったからなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 13, 2012 12:21 AM

ユニテ・ダビタシオン

ユニテ・ダビタシオン Unité d'Habitationル・コルビュジエ Le Corbusier/マルセイユ/1945-1952 World Architecture写真: 宮本 和義解説: 渡辺 真理ISBN: 978-4902930252出版: バナナブックス定価: 1,785-円(税込)ちょっとお休みしていたバナナブックスの World Architecture シリーズの10冊目が刊行された。 ル・コルビュジェのユニテ・ダビタシオンだ。 ル・コルビュジエの都市計画案を集合住宅として実現したものだ。ピロティ、屋上庭園、ブリーズ・ソレイユ、モデュロール、彼の考える近代建築のコンセプト、そして、工業化・規格化が実現したものだ。 このシリーズを担う写真家・宮本和義氏の詳細な写真、そして詳細な図面によって、小さな本でありながらユニテ・ダビタシオンの魅力をあますことなく伝えている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 9, 2012 11:28 AM

少年民藝館

この「少年民藝館」を手に入れたのは2008年3月21日であった。 19日に浜松で小池さんにお会いした際、テーブルの上で発見したのだ。すぐ欲しくなってしまうのはいつもの事だが、浜松から帰った翌日、わざわざ、東京・駒場の日本民藝館に出かけて、ミュージアムショップで手に入れたのであった。 最近、神棚のお社を見たくなって本棚から出して……、このエントリーなんぞを見ていたら、あの時、やっとこさ手に入れられた本書が、筑摩書房刊となって amazon から新刊書として手に入るようになっていたのだ。というわけで、再録である。 少年民藝館著者: 外村 吉之介 (とのむらきちのすけ)ISBN: 978-4480857965出版: 筑摩書房価格: 4,200-円(税込)浜松の小池さんの事務所のテーブルにあった。「山田さんが......いい本だ.......って言うんですよ」と言っておられた。山田さんとは「住む。」の編集長の山田きみえさんのことだ。 とてもきれいな本だ。...... ある意味で、民藝っぽい装幀かな。 民藝...民藝館...少年民藝館、その少年の二文字に大きな意味がある。「民藝」という世界の魅力を少年向けに書いたものなのだ。「まえがき」はこう始る。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2012 12:00 PM

一陽来復御守

+ ……今年の神頼み……。 ……年に三回しかないという頃合い、そして、正24時、真北より西15度、この厳密さが受けるのでありましょう。 ・ ・ ・ ・ ・ この御守をお祭りする日時は、冬至、大晦日。節分の正24時の三回のみ、そのお祭りする場所、方角は、恵方に向けて反対側の壁又は柱、なるべく高い所……ということだ。 恵方について調べてみると、2012年は亥子(真北より西15度)2013年は巳午(真南より東15度)2014年は寅卯(真東より北15度)2015年は申酉(真西より南15度)……単純に順繰りというわけではないが、4方向しかないことが分かった。 従って、この御守をずっと続けていこうと考えるならば、4方向に備えておけばいいのだ。まぁ、家の真ん中で4方向に向けて……というわけにいかないから、4ヶ所のお祭り場所を考えねばばらばいのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 6, 2012 12:38 PM

Bicycle of the mind

Mac University Consortium "Computers are like a bicycle for our minds."、「コンピュータって僕らの頭のための自転車なのだ」と云っているのは、今は亡き Steve Jobs スティーブ・ジョブズだ。 Steve Jobs, "Computers are like a bicycle for our minds." - YouTube このビデオは、いつも Apple 系の情報を提供してくれる maclalala2 さんが教えてくれた。そして、このビデオのジョブズの話を翻訳してくれているサイトも……。  ● Long Tail World: ジョブズ「コンピュータは自転車」 このコンピュータを自転車とのアナロジーで、ジョブズが語るのは、1980年、AppleII の時代からだ。  ● aki's...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 4, 2012 12:11 PM

WEAPONS

WEAPONSThe New Weapons of the World Encyclopedia An International Encyclopedia from 5000 B.C. to the 21st Century著者: Diagram GroupISBN: 978-0312368326出版: Griffin価格: 1,899-円(税込)先日エントリーした「武器」なる書籍の原書「WEAPONS」の最新版を手に入れてみた。 邦訳された「武器」の原書の出版年は1980年、今から30年以上前となると、現代とはほど遠く……最近の戦争の様変わりからいって「更新」する必要があるのではないか……と考えて、「An International Encyclopedia from 5000 B.C. to the 21st Century」と銘打ってある本書を手に入れてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 29, 2011 11:55 AM

FEREMBAL HOUSE

+ Santa は、よいこにしていた私にもプレゼントを持って来てくれたのである。 24日の昼間、佐川サンタが届けてくれたのである。 まぁ、設計道場第6クール最終回@名古屋で、主催者のコスモホームの鈴木岳紀氏が手に入れたのを見せてくれたものだが、……即、目の前の MacBook Air で amazon に発注……、クリスマスプレゼントに間に合ったというわけだ。 レコードジャケット大で厚さ30mm超えの布装……立派なハードカバーなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 26, 2011 12:03 AM

日本海海戦

日本海海戦 ―皇国の興廃、この一戦に在り第二次世界大戦ブックス〈別巻 3〉著者: ノエル・F・ブッシュ Noel Fairchild Busch訳者: 川口 正吉ASIN: B000J9GWE0出版: サンケイ新聞社出版局 (1972)価格: --------NHKの「坂の上の雲」の日本海海戦のシーンを見ていたら、昔、読んでいた日本海海戦の本を思い出して引き出してきた。 大部分の方々には、艦橋で指揮する東郷が何を為したのか分からないであろう。その辺り、本書は写真や海図も豊富でよく分かるのである。本書は The Emperor's Sword の訳書、1972年出版だから、もう既に古書の扱いだが、日本海海戦を理解するに十分なのである。 来週日曜日25日、NHK「坂の上の雲」は最終回「日本海海戦」である。本書は必携である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 19, 2011 10:57 AM

CR2016

コイン形リチウム電池 CR2016 である。 例のコストコ産の LED 照明付きのルーペに二個使われているものだ。 直径が1円玉と同じ20mmである……というわけで、「コイン型」と呼ばれている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 18, 2011 06:19 PM

秋山設計道場第7クール生徒募集

・ 秋山設計道場第6クールも、来週20, 21日の名古屋での最終回で終了だ。これで全36回、三年間にわたって秋山設計道場が開催されたことになる。 今期の全六回の内、三回が遠足……、北海道の小松建設、京都の突出工務店、そして甲府の小澤建築工房とお世話になったのだ。 さて、来年は第7クール、新しい秋山設計道場が始まる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 15, 2011 12:40 AM

武器

武器―歴史・形・用法・威力 WEAPONS著者: ダイヤグラム・グループ Diagram Group訳者: 田島 優 / 北村 孝一ISBN: 978-4837307068出版: マール社価格: 3,150-円(税込)先日の Battery Spacers なる物の目的として、MAG-LITE の軽量化が大いに話題であったが、私は MAG-LITE の用途はライトでは既になく、棍棒としての用途が大きいと持論を展開したのであった。 さて、「棍棒」とは……となると、そんな事を調べるのは本書をもって他になし……というのがこいつだ。 原書の出版が1980年、邦訳された本書が1982年だが、今もって現役……実に息の長い本なのだ。私のが1993年の19刷……、発売当初から価格は3,000-円……、30年経っても同じ値段とは驚いた。こりゃ買わねば……なのだ。 ダイヤグラム・グループ Diagram Group の本は数多あるが、本書は代表作……じゃないかな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 13, 2011 06:39 PM

木の家に住みたくなったら

木の家に住みたくなったら 著者: 木の家に住みたくなったら制作委員会 ISBN: 978-4767812298出版: エクスナレッジ価格: 1,680-円(税込)本書の著者にあたる個人名はなく「木の家に住みたくなったら制作委員会」なる組織による著作とのことだ。そこに名を連ねる古川泰司氏のご手配によってお送りいただいた。 「木の家に住みたくなったら」という書名にあるように「木造戸建て住宅」に、これから住んでみようという人たちを対象にした木造住宅入門書、それも絵本のように絵を中心に構成したものなのだ。 アパート暮らしの主婦のミシマさんが、気になっていた近所の古い平屋を訪ね、そこの住人、謎の外人、ルドルフ氏にお教えいただくというのが始まりだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 11, 2011 11:23 PM

LEGO Farnsworth House

+ コストコ入間の隣の「三井アウトレットパーク入間」にあるレゴ専門店「clickblick」で手に入れた、LEGO Architecture シリーズの一つ、ミースの Fansworth House ファンズワース邸だ。 そのまま放置していたのを組み立ててみた。 LEGO レゴの特性……、「組積造」でファンズワース邸を作るという違和感があるが、それはそれとして、なかなか楽しめた。 モデルの設計者の苦労がよく分かるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 10, 2011 09:21 AM

人生の奇跡 J・G・バラード自伝

人生の奇跡 J・G・バラード自伝著者: J・G・バラード J.G. Ballard 訳者: 柳下 毅一郎ISBN: 978-4488015282出版: 東京創元社価格: 2,310-円(税込)私の大好きな小説「太陽の帝国」の著者、 J・G・バラードの自伝だ。彼は本書を最後に、2009年4月、前立腺癌によって死去している。 「太陽の帝国」自体、自伝的……と言われている通り、彼は1930年上海生まれ……、幼少期から少年時代、第二次世界大戦の上海、日本軍によって占領された収容所生活を経て解放されるまでの話だ。 この自伝においても、その半分が、上海時代の記述に費やされているのだ。その少年期こそ、バラードをSF小説に革命を起こし「内宇宙」なる概念によってニューウエーブを起こす原点が上海にあったことを明らかにしている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 9, 2011 04:34 AM

LED Red lIght

+ 「100円ショップ」の自転車用品にこんなライトがあった。 大型のリアライト、幅80mm高さ55mm厚さ30mm、自転車用というよりもバイクに……というような大きさなのだ。 早速、私の AM-5 に付けてみたのだ。まぁ。それまでのリアライトも大きなものだったから、それほど違和感を感じない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 8, 2011 09:13 AM

SUPRACOLOR

+ 色鉛筆の話ばかりで恐縮だが……、こんな物も所蔵しているのである。 Caran d'Ache カランダッシュの水溶性色鉛筆 SUPRACOLOR、木箱入りの80色である。 木箱に入っているのが欲しかったわけではないのだが、ずいぶんと昔、AMEX カードのポイントが貯まったので、こいつをゲットしたというわけだ。まぁ、欲しいと思う賞品がなくて、やむを得ず……、というわけで、死蔵したままなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 24, 2011 09:56 AM

タンタンの冒険その夢と現実

タンタンの冒険その夢と現実著者: マイクル・ファー Michael Farr訳者: 小野 耕世 ISBN: 978-4990109707出版: サンライズライセンシングカンパニー定価: 4,725-円(税込)12月1日にスピルバーグとピーター・ジャクソン両監督による「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」が公開される。タンタン関係の意気が大いに上がっているようだ。 一般的にヨーロッパの漫画と言われるもの(bande dessinée バンド・デシネと呼ばれるらしい)は、日本の漫画と比べると実にスタティックな印象だが、日本での人気を博しているとすれば絵本としてなのかなぁ。それが、最新のCGとなるとなれば、これが大いにうけるのは間違いない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 17, 2011 07:52 AM

技術屋の心眼

技術屋の心眼平凡社ライブラリー著者: E.S. ファーガソン Eugene S. Ferguson訳者: 藤原 良樹/砂田 久吉ISBN: 978-4582766677出版: 平凡社価格: 1,575-円(税込)以前から本書に興味を持っていたのだが、書店で購入してから「技術屋……」なる書名に気がついた。「技術者……」と思っていたのに……、ちょっと、いやな気分だ。本文の中に「……屋」なる記述はないから、この不愉快な書名は出版社の「こうすれば売れる」というような姑息な知恵に基づくものなのであろう。 そんな書名にかかわらず、本書は、こういう本を待っていた……というべき内容なのであった。文庫版になる以前、単行本として1995年に翻訳出版されていたのだ。 原題は Engineering and the Mind's Eye、まさしく「エンジニアリングと心眼」なのだが、「心眼」なる単語……日本語では「武術」なんぞで使い古された印象ありだが、本書の意味合いとは異なっていると思う。 「心眼」とは、簡単に云えば「視覚的な思考」、通常の思考を言語的とするならば「非言語的な思考」というべきものなのだ。著者は序文にこう書いている。 「……技術に携わる人々が構想している物体の特徴や特質の多くは、言葉では明確に表現することができない。それゆえ、心の中で、視覚的で非言語的なプロセスによって処理されることになる。心眼は極めて進化した器官であり、視覚による記憶の内容をよみあがらせるだけでなく、心の中での思考に必要な新しいイメージや修正されたイメージをも形成してくれる。ある機械について考えるとき、一つの動的プロセスをなす各段階を順次たどりながら推論を進めていけば、心の中でその機械を始動させることができる。いくつかの要素を組み合わせて新しい構成を生み出す工学分野の設計者は、まだ存在していない装置を、自分の心の中で組み立てたり操作したりすることができるのである。……」 これは、まさしく建築設計にも適用される考え方であり、建築設計者も同じ思考法の中にあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 14, 2011 08:09 AM

Steve Jobs

←compare もうジョブズの本については食傷気味……という向きも多いと思うが、注文してあった Steve Jobs の原書が amazon.com からやってきた。 書籍本体は $17.88、それに一番安い送料で $5.48……、その所為か12日程かかった。 全一冊……、邦訳版よりも一回り大きい。 まぁ、電車の中で開いたら目立ちすぎ……だな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 8, 2011 12:44 PM

スティーブ・ジョブズ II

スティーブ・ジョブズ II著者: ウォルター・アイザクソン Walter Isaacson 訳者: 井口 耕二ISBN: 978-4062171274出版: 講談社価格: 1,985-円(税込) 読了……、実に刺激的な読書……であった。 全一冊の原書ではどのように収まっているのか分からないが、I の「ジョブズの世界」とある公式写真っぽい写真集と違って、II の写真集は「ジョブズ家のファミリーアルバムから」と銘打って、どこの家庭にもあるようなジョブズ一家の写真でいっぱいだ。 本文にそれらの写真を選択した時の話が書かれている。著者ウォルター・アイザクソンは8月に入っての土曜日、ジョブズに呼ばれて自宅を訪問、もうベッドの上から動けないジョブズと写真を選んだのだ。 そこで、養父であるポール・ジョブズとジョブズの二人の写真について語られている。 一枚はジョブズが、まだ若い養父に抱っこされている写真(これは I の扉頁に使われている)、そして、もう一枚はジョブズとパウエルの結婚式での写真だ。がっしりとした背中に苦労人の印象がある養父と若きジョブズの写真だ。 その時、ジョブズは著者の質問に「おやじは僕のことを誇りに”思っていた”よ」と語った……と書かれている。 実に複雑な……難しい天才、しかし、自身の家族を語る実に人間的なジョブズに、ほっとした瞬間であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 7, 2011 08:51 AM

Digital Tester / DT-830B

テスターである。それもデジタル……なのである。 幅70mm高さ125mm厚さ23mmと小型だが、一人前の顔付きなのである。 電気工作、電子工作……なんて大層な事を成しているわけではないが、日常的に通電テストや、電圧の確認、電池の残量確認……そんな些細な事に使っているわけだが、テスターがなければ始まらない。 いつもはアナログ……SANWA CP-7D の出番なのだが、こんなデジタルをゲットしてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 6, 2011 09:41 AM

スティーブ・ジョブズ II

スティーブ・ジョブズ II著者: ウォルター・アイザクソン Walter Isaacson 訳者: 井口 耕二ISBN: 978-4062171274出版: 講談社価格: 1,985-円(税込)amazon に予約していた「スティーブ・ジョブズ II」が、予定通り2日昼にはやってきた。 これで、I と合わせて全体が読めるようになった。 II は、Apple に復帰するジョブズ……、そして、今へ……。これは、各章を拾い読みしながら全貌を……つかむなんてやっている場合じゃなさそうだ。最初から一気に読む……構図なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 3, 2011 05:32 AM

福島の原発事故をめぐってーいくつか学び考えたこと

福島の原発事故をめぐってーいくつか学び考えたこと 著者: 山本 義隆ISBN: 978-4622076445出版: みすず書房定価: 1,050-円(税込)「はじめに」……からして、氏の科学者としての立ち位置が揺らぐことはない。「東京電力福島第一原発一〜四号機が地震によって損傷し、津波により非常用電源が喪失し冷却機能が失われ、核燃料のメルとダウン(溶融)と水素爆発をつぎつぎひき起こし、多量の放射性物質が放出され、広範囲に飛散するという大事故が発生した。…………」と、この事故の原因は地震によるものと、元原発技術者であった田中三彦氏の言を基に、氏ははっきりと書く。 未だ、未曾有の天災の所為ということにして、今回の事故の原因を特定できない、しない多くの科学者、学会の立場とは異なるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 2, 2011 07:12 AM

入院中……5

入院中である。もう二週間……、まだ退院の沙汰はない。 状況は好転して、外出・外泊を許可された。 25, 26日は秋山設計道場第6クール第四回であったが、26日二日目の課題制作発表・講評に出かけていった。 病院での朝食後、御茶ノ水から東京、のぞみで名古屋、10時30分には名古屋鳴海のコスモに到着、帰りは午後8時に、消灯時間9時前には病院に帰着した。 翌27日午前は渋谷に打合せ、午後は神楽坂へと歩いてリハビリにこれ努めているのだ。 本日、28日午後はついに現場へ、荻窪から歩いて妙正寺公園近くの現場に赴いた。仕事に復活したのだ。 さて、明日は外泊……、家に帰って寝るだけだが、久しぶりに GON に会える。楽しみである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 28, 2011 06:22 PM

スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ I著者: ウォルター・アイザクソン Walter Isaacson 訳者: 井口 耕二ISBN: 978-4062171267出版: 講談社価格: 1,995-円(税込)待望の公式伝記というべき、ウォルター・アイザクソン著の「 Steve Jobs スティーブ・ジョブズ」が24日出版された。原書は全1冊だが、日本では Ⅰ,Ⅱ の2巻仕立て、Ⅱ は11月1日発売のようだ。それに、電子書籍版も発売される。 翻訳者は「 iCon Steve Jobs スティーブ・ジョブズー偶像復活」の井口耕二氏、ジョブズの急死で早まった出版日程、不可能を可能としてがんばられたのであろう。 amazon でずいぶんと前に予約を入れてあったのだが、24日発売なのだが27日着とのことで、即、キャンセルして、書店で手に入れて持ってきてもらったのだ。昨日から、読んでいるのである...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 25, 2011 09:22 AM

スティーブ・ジョブズ I

・ スティーブ・ジョブズの突然の死……、それ以来、大注目の本書「スティーブ・ジョブズ I」が本日出版された。ⅠⅡの二巻……まずは、Ⅰが出版されたのだ。 さきほど、家内が書店で購入……、病室に届けてくれたのだ。 いろいろと細部が漏れ聞こえてくるが、さて、どんなストーリーが読めるのか。スティーブ・ジョブズの唯一の正伝……それが本書なのだ。  ● 「ジョブズ伝」電子書籍でも登場 紙とほぼ同じ価格で  :日本経済新聞...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 24, 2011 10:37 AM

Blog / Twitter / facebook

off なんたかんた、このブログ aki's STOCKTAKING も8年間……、それを記念してという訳ではないが、可喜庵の協力のもと……、「aki's STOCKTAKING / off line|なるオフ会を開催するということになった。 今まで、書いてきた諸々、 apple から meccano、märklin の実物を見、手に取っていただく絶好の機会ということになると考えている。 「楽しい、面白い、為になる」……そんな会を目指しているのだ。 今回、やっとこさ、放っぽらかしていた Twitter, facebook を活かそうとリンクさせてみた。Twitter にはブログ更新のお知らせ……、facebook にはリンクをシェア……というところだだ。 使ってみて、facebook にはまさしく STOCKTAKING ……棚卸し、ブログにアーカイブされた話を衆目に晒して天日干し……、これがいいのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 7, 2011 12:05 PM

大津波と原発

大津波と原発著者: 内田 樹, 中沢 新一, 平川 克美ISBN: 978-4022508744出版: 朝日新聞出版定価: 777-円(税込)今朝3日の東京新聞朝刊一面に大きく、ー 脱原発掲げ「緑の党」中沢新一ら来月にも ーなる見出しがのっている。  ● 東京新聞:脱原発掲げ「緑の党」  中沢新一氏ら来月にも:政治(TOKYO Web) そうそう、5月末に出版されたお三方の鼎談本である本書「大津波と原発」に、この「緑の党」構想が話されていたんだよな……、パラパラと見て、そのまま積読状態の本書を取り出してみた。 平川 克美がパーソナリティーを務めるラジオデイズでの鼎談で、3.11から約3週間後、震災と原発事故についてそれぞれの考えを論じている。Ustream でも放送されたが、それを書籍化したものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 3, 2011 08:39 AM

DERWENT 72 Studio

←amazon 前々から、alpshima こと島崎爽助氏がお使いの色鉛筆が気になっていたのだ。  ● 朝からお絵かき!。: alpshima 英国の DERWENT Studio ダーウェントの色鉛筆のスタジオ・シリーズなのだ。すっかり、忘れていたが、氏が facebook で話題に……、といわけで、amazon にて、Tin 缶入りの DERWENT 72 Studio手に入れることになったのだ。 氏の言う「……その発色・硬度・濃度が織りなす絶妙な混色のニュアンスが違うのです。」に大いに期待しているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 2, 2011 10:06 PM

GAS MANTLE

amazon このような物を初めて手にした。 gas mantle ガス‐マントルというのだが「ガス灯の点火口にかぶせ、熱すると白光を発生する網状の筒」というものなのだが、ランタン本体を持っているわけでもないのに amazon からゲットしたのだ。 まぁ、本来の用途ではない……事の為なのだ。 このマントルなるもの、放射性物質を含んでおり線量計のテストに使われているのだ。もちろん、 pocket Geiger の為に購入したのだ。 ● キャプテンスタッグ (CAPTAIN STAG) マントル (L) 3枚組 M-7909...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 29, 2011 11:42 PM

香港〈路地的〉裏グルメ

香港〈路地的〉裏グルメ 著者: 池上 千恵イラスト: 小野寺 光子ISBN: 978-4418112302出版: 世界文化社価格: 1,260-円(税込)先日19日、脱原発デモの前に伺った「香港〈路地的〉裏グルメ/原画展」の会場で、二冊の本を直接手に入れたのであった。 もちろん、著者の池上千恵さん、イラストの小野寺光子さん……、お二方のサイン入りである。 香港に出かけたのは昔々、1987年にでかけたきりだな。食事したのは結構立派だったり、観光地だったりしたが……でも美味しいと思った。食べなかったけど、「三分治」がサンドイッチだどいうのを知ったのもその時だった。 本書はお二方のサービス精神でいっぱい、もちろん、中味は美味しそうなものでいっぱい……、まったく気取っていない世界……、又、行ってみたいと思うのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 27, 2011 12:32 AM

アジェンダ―未来への課題/第34号

アジェンダ―未来への課題/第34号ISBN: 978-4434159350出版: アジェンダ・プロジェクト価格: 500-円(税込)立高13期の畏友、原田昭夫氏のNPO法人から送られてきた。彼は、「NPO法人 輝く未来の風」の代表理事を務めておられるのだ。 この「Agenda アジェンダ―未来への課題」は単行本扱いだが、第34号とあるように、季刊の雑誌として刊行されている。 創刊の趣旨  私たち、アジェンダ・プロジェクト(Agenda Project)は、このたび、新しい総合雑誌『アジェンダ‐未来への課題‐』を創刊することになりました。  アジェンダとは、「課題」「議事日程」「実現すべき義務」という意味です。本誌は、グローバル化する現代資本主義が抱えている様々な社会問題を解決していくために、その実像を深く掘り下げ、解明し、私たちが何を展望できるかを「未来への課題」として提示していきたいと考えています。  新しい世紀は、どのようなを刻もうとしているのでしょうか。 米国や、グローバル化した巨大な資本という新たな「帝国」が支配し、戦争がくり返される時代ではなく、これに抵抗する主体がつくりだす平和への道を、私たちは求めます。  本誌の趣旨にご賛同いただき、ご協力とご援助をお願いいたします。 その体裁は同窓会誌のような素朴なものだが、その内容は、今最も必要な「未来への課題」そのものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 26, 2011 06:38 AM

CAT GETTING OUT OF A BAG

CAT GETTING OUT OF A BAG AND OTHER OBSERVATIONS 著者: Jeffrey BrownISBN: 978-0811858229出版社: Chronicle Books価格: 946-円(税込)やぁ、ネコ好きにはたまらない。ひたすらネコ、全部ネコ、家のネコの生態があますことなく描かれている。 もちろん、全部英語なんだが、世界共通のネコ語だから……読むのに何の不自由もない。meow, meow …… 著者の Jeffrey Brown は cartoonist ……漫画家とのことだが、あまり絵は上手とは思わないが、各ページ9コマにネコの一部始終が……。 まぁ、米国のネコも、家のネコもみな同じなんだなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 24, 2011 09:44 AM

Cart カート

+ 先日、設計道場で出掛けて宿泊した北海道洞爺湖のホテルの玄関で見かけたカートである。 ちょっと古い概念かも知れないが、箱形の旅行用のトランクを複数運ぶのに最適な形をしている。 それも、一本のパイプを曲げただけで構成され(ちょっと、そこまで確認できなかったが……)、把手も唯々曲げだけでデザインされている。 全てが何気なく、人を傷付けない配慮もなかなかと思う。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 21, 2011 10:18 PM

香港〈路地的〉裏グルメ/原画展

+ すでに MyPlace で紹介されているが、「香港 路地的 裏グルメ」なる美味しそうな本が出版されたそうだ。 著者は池上千恵、イラストは小野寺光子……、これでは美味しくないはずがない。 その出版記念ということで「小野寺光子 ILLUSTRATION 原画展」が代官山で開かれる。  ● 会期:2011年9月18日(日)〜22日(木) 10:30~18:00(22日は15:00終了)  ● 会場:SPACE K 代官山 18, 19日(13:30~15:00)はお二人のトークショーも開催……だが、もう定員いっぱいだそうだ。その時間はギャラリーはクローズとのこと……注意!。 さて、早いとこ本をゲットか……、それとも、会場でゲット……、お二人のサインもらっちゃおうかな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 15, 2011 07:54 AM

GON in amazon box

+ 最近、当家の GON の話題がないが、元気なのである。 相変わらずの「箱好き」なのである。その大きさには関係なく……、こんな小さめの amazon の箱に無理に入っているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 10, 2011 07:39 AM

未来のつくりかた Audiで学んだこと

未来のつくりかた Audiで学んだこと著者: 和田 智ISBN: 978-4093878425出版: 小学館価格: 1,680-円(税込)本書の題名「未来のつくりかた Audiで学んだこと」……、大いに興味を覚えて amazon から手に入れた。 まぁ、「未来……」も「Audi……」も抽象的な話のオンパレード……で、ちょっとがっかりだ。これだけの力量の人物であれば、もっと具体的、即物的な話で語れるのではないかと思うのだが。いわゆる、車のデザイナーに期待しすぎだったのかもしれない。 具体的な話は、デザイナーなる前の話ばかりで……あった。抽象的な話で物を作が作れる訳ではないのだが、皆、抽象的な話を語るのが好きなのだ。Audi を辞めて独立、新しくデザイン事務所を開いたというちょっと宣伝っぽい一冊なのだ。 手にしてから表紙のオレンジ色の丸が、シールであることに気がついた。「休日に読みたいビジネス書/世界が認めたデザイナーの本」とある。まぁ、出版社の戦略、本書がデザイナー志望の学生や車マニアだけでなく、広くビジネスマンに買ってもらいたいという希望……、後からシールを貼ってビジネス書として売りたいという企みなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 6, 2011 12:06 AM

BIC3 3枚刃 カミソリ

いつも使っている BIC の2枚刃カミソリのストックが切れかけているので、Amazon で補給しなければと思い探してみた。 もちろん、「BIC2 2枚刃 カミソリ 50本入り」はあるのだが、いつの間にか、3枚刃なる物が存在……している。 「しっかり滑らか3枚刃。角度の異なった3枚の刃が肌にフィットして無理なく深剃りを実現」なる文言が……、もしかすると、2枚から3枚になって、その良さ5割増し……となるのではないかと思ってゲットしてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 3, 2011 12:08 AM

101 Things I Learned in Film School

101 Things I Learned in Film School 著者: Neil Landau with Matthew FrederickISBN: 978-0446550277出版社: Grand Central Publishing価格: 1,081-円(税込)「101 Things I Learned in Architecture School」を紹介したのは2009年の11月だった。 何も知らなかったのだが、いつのまにか「101 Things I Learned (TM) ……シリーズ」となって複数の出版物があるのを、私の「Amazon アソシエイト・プログラム」でこのシリーズを買われた方がおられることで知ったのだ。 ……in Business School、……in Culinary School、……in Fashion School、ビジネス・スクール、料理学校、服飾学校でと……というわけだが、すでに「101 Things I Learned...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 29, 2011 12:13 PM

秋山設計道場 in 北海道

+ 写真はイコロの森「森の学校」で即日設計中の道場生の皆様 秋山設計道場第6クールの2回目は北海道にやってきた。 8月23日昼過ぎに新千歳空港に集合した道場生十数名、早速バスに分乗して南下した。 北海道のパッシブ住宅の雄、小松建設の本拠地伊達市に向かったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 28, 2011 12:22 AM

ガールフレンド

ガールフレンド著者: しまお まほISBN: 978-4860204242出版: ブルース・インターアクションズ定価: 1,680-円(税込)帯には「著者4年半ぶりの最新エッセイ。しまおまほ最高傑作。」なる文言が……、そうか、「まほちゃんの家」以来の最新の彼女の本なのだ。 沢山……54ものお話が……充実の一冊なのだ。 とても複雑で、微妙で……な世界を、なんなく描いている(想像だけど……)のはすごいと思うのだ。みな、彼女の周りに起こった些細な事なんだけれど、彼女の目を通すと……、それは、全てすてきな事のように思えるのだ。 その才は父母、祖父祖母から……ではないのだ。彼女は、豪徳寺の壁沿いに泊めてある宇宙船「ガムー1号」で地球にやってきた宇宙人なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 21, 2011 02:36 PM

SUBARU SAMBAR

link スラッシュドット・ジャパンの記事で知ったのだが、富士重工業が軽トラック・バン「サンバー」の発売50周年を記念して、この青色の特別仕様車限定千台を発売とのことだ。 このサンバーも、トヨタ自動車との資本提携により、富士重工自社の開発・生産からの撤退、今後は同じトヨタグループのダイハツ工業からのOEM供給に徐々に切り替え、サンバーの生産は来年2月で終了とのことだ。 このガンダムのような顔付きの軽だが、RR(リアエンジン・リアドライブ)で農道のポルシェと呼ばれ、その独特な仕様には多くのファンがおられるとのことだ。 このサンバーについて興味を持ったのが、ブログ「go bee@t」……DIY歴ゼロから始めた、Be-h@usのハーフビルド生活……の kass さんから、サンバーの四駆導入の話を聞いてからなのだ。  ● サンバートラック(go bee@t)  ● 初四駆(go bee@t)...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 20, 2011 09:33 AM

Apple Campus 2

link 先日8月10日に株価の時価総額が、世界一の巨大石油会社 ExxonMobil エクソンモービルを抜いて世界一となったりして、このところ話題に事欠かない Apple inc. アップルだ。 ちょっと前に、Jobs 自らクパチーノの市議会でプレゼンテーションした Apple Campus 2、アップル社の新社屋計画の詳細が Cupatino クパチーノ市のサイトで公開されている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 14, 2011 08:52 AM

Incase Neo Slim Sleeve Plus

・ 新調した MacBook Air 11" のケースを買い求めた。 あの壊してしまった13吋は、このようなインナーケースを用意しなかった。それは常用のバッグ Tumi 5112 にはしっかりとしたノートパソコン収納が用意されており、そこに裸のまま入れていたのだ。 持ち歩きの MacBook Air が、13吋から11吋へと小さくなったのだから、バッグ自体も他の可能性も試してみようかという気がしてきたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 10, 2011 12:03 AM

この国の「問題点」

この国の「問題点」 ー続・上杉隆の40字で答えなさい著者: 上杉 隆ISBN: 978-4479392118出版: 大和書房定価: 1,155-円(税込)本書は「続」なる文字が……、前著「上杉隆の40文字で答えなさい ーきわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」」の続編である。 最初の「……40字で答えなさい」が2010年9月出版、そして、この「続……40字で答えなさい」の出版からは一ヶ月ちょい……なのである。前著が「小沢一郎とは?」「官房機密費とは?」「自民党と民主党の違いとは?」というような課題であった。 しかし、3月11日の大震災と原発事故、そこに蠢く諸相は、この国の問題をますます明らかにしたのである。 2009年の政権交代以来、見えてきたこの国の構造……、それは自ずと見えてきたのではない。 上杉隆や岩上安身等々のフリーのジャーナリストが活動してきた結果であり、ツイッターやユーストリーム等々のネット上の仕掛けが成し遂げた成果なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 8, 2011 07:54 AM

aki’s STOCKTAKING / off line /計画

今秋、2011年10月15日土曜日から20日木曜日までの6日間、町田市鶴川の可喜庵にて、個人的な展覧会を開くことになりました。 ご覧いただくような物を持ち合わせている訳ではありませんが、このブログ aki's STOCKTAKING の延長上、このブログの中味を Off Line で検証していただくようなものを考えているのです。 ご興味のある方、ぜひお出でください。基本的に会期中の全日、私めはそこで遊んでいるつもりなのです。 詳細は徐々にお知らせいたします。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 7, 2011 12:01 PM

IKEAカタログ / 2012

+ IKEA イケアから新しい2012年のカタログが送られてきた。IKEA FAMILY 向けのサービスなのだ。 もちろん、紙の上ではなく、iPhone でも見られたが、今年からは iPad でも同じカタログを見ることができる。  ● MADCONNECTION: IKEAの選択... ……とは言っても、まだ、紙のカタログの需要があるんだろうなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 3, 2011 08:41 AM

2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦

東大にも、こいう方がおられた……。 もし、この映像が消されていたならば、下記リンクを……。  ● 児玉教授の命をかけた演説 (カエルせんべい) この児玉龍彦教授の発言を文字起こししてくださった方がおられる。ありがとうございます。  ● 明日に向けて(208)放射線の健康への影響について(児玉龍彦教授国会発言) - 明日に向けて ぼんやりしていて、iGa さんがエントリーされているのを忘れていた。  ● MADCONNECTION: 誠実で熱い人... 追記 110802 中国の鉄道事故の報道にはすこぶる熱心な新聞テレビだが、この日本の国会内で行われた児玉教授の発言は何も報道しない。……不思議というか、不可解である。……分かっているけど。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 1, 2011 05:10 AM

POPVILLE

←amazon やっぱり、絵本は実物を手にしないと……、先日、美術出版のコーナーでこれを見つけた。 POPVILLE とは、POP は Pop-up の意、従って「飛び出す都市」てなものなのだが、これがなかなか面白い、建築家好みの飛び出す仕掛け本のなのだ。 本書の面白いところは、頁毎の飛び出す仕掛けが時間的経過をトレースする構造になっている事なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 29, 2011 07:47 AM

原発を終わらせる

原発を終わらせる 岩波新書編集: 石橋 克彦ISBN: 978-400431315出版: 岩波書店定価: 840-円(税込)福島は……何も収束が見えないまま、時間だけが過ぎていくような気がする。 ……本も読めぬまま……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 25, 2011 12:07 AM

half cut

・ 豊川の小林さんが面白い物を紹介してくださった。  ● ティッシュボックス halfcut:たまには日記でも・・・:So-netブログ 早速、ゲットというわけで、amazon からやってきた。「half cut」なる代物だ。 通常のティシュー(ティシュじゃないらしい)を半分にカットして使おうという節約の企み……の容器なのだ。これが、なかなかの優れものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 23, 2011 09:22 AM

同窓会

「同窓会」というほど立派なものではないが、八王子市立5中、立川高校で仲良しだった7人が、16日昼過ぎ、京王線の終点高尾山口駅頭に集まった。 我々の世代……高校を卒業して50年、半世紀という節目でもあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 18, 2011 01:01 AM

いのちと放射能

いのちと放射能ちくま文庫著者: 柳澤 桂子ISBN: 978-4480423603出版: 筑摩書房価格: 588-円(税込)MADCONNECTION のエントリーで本書を知って読みたいと思っていたのだが、家内が購入していた。早速、拝借して読了した。 生命科学者である著者は「私たちは星のかけらでできています」という話から始める。宇宙の始まりから生命の創世、そして人類の誕生……、その人類を人類たらしめている情報はDNAにあることを解いていく。 そして、放射能がそのDNAを傷つけ、その結果がガンや奇形を引き起こし、DNAの傷が子孫に伝えられていく……...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 15, 2011 04:14 PM

SWITZTOOL / SYSTEM DRIVER mini6

ホームセンターの工具売場で見かける SWITZTOOL なるブランド……、何だか、SWISS MADE を僭称しているようで手に取ることはなかった。 しかし、近くのムラウチホビーで880-円(税込)……、まぁ、そのくらいならいいかな……と思ってゲットしてみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 13, 2011 01:14 AM

マイクロタップ

・ 八王子にもドン・キホーテがやってきた。長崎屋なるスーパーが入っていたビルの地下1階から6階まで全部ドン・キホーテになってしまったのだ。 それはともかく、そこで見つけた携帯用のタップ「マイクロタップ」だ。298-円 (税込) と廉価であった。 マイクロ……とあるように、小型、長さ62mm (プラグ部を含まず) 幅28mm厚さ18mmである。この大きさで4個の差込み口があるのだ。 出張の際、宿泊ホテルの部屋のコンセントの数には限りがあるのはいつものことだ。 携帯しているWi-Fiルーター用の電源、iPhone 充電用、iPad あるいは MacBook Air の電源……、少なくとも3個の電源はいるのだが、一個だったり二個だったり……、洗面所のコンセントを使ったり、冷蔵庫用を使ったりしていたのだ。 これで、そんな苦労もいらないのだ。これだけ小型であれば……持っていけるのだ。 amazon にマイクロタップを発見、価格も298-円 (税込) で同じ、これでラクチンにゲットだ。しかし、マーケットプレイスの商品だから送料が……ですね。  マイクロタップ (4個口) HS-A2015W...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 9, 2011 08:05 AM

アップルはお好きですか

AERA アエラ編集のムック本「Apple Love? アップルはお好きですか」を手に入れた。980-円(税込)……也。 AERA×Apple と……大書きされると何だかだが、まぁ、アエラの片思い本というところだ。 いかにもお洒落な本に仕上がっている。 iPod から iPhone、そして iPad と、Mac だけの時代からの大変化は多くの人たちを Apple 好きにしてしまったであろう。電車の中での iPhone 使用者の多さには、時々びっくりさせられるのだ。 折しも、6月末で iPhone が米国内で発売から4周年、今月11日は iPhone 3G の日本発売から3周年だ。今月中にも OSX Lion と新型 MacBook Air の発売との噂が……、風雲急を告げているのだ。 今年の秋口には、 iOS 5 と新型 iPhone の発売、そして、iCloud と……、Apple アップル好きの人たちがますます増えてくることであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 6, 2011 12:05 AM

蔵書印

・ 本棚の話……をエントリーしたばかりだが、こんな物が引きだしから出てきた。 昔1970年代……、父母の北京旅行のお土産である。 印面・横34mm・縦40mm・高さ50mm程の石製の蔵書印である。 上部は亀なのか……何か怪獣が……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 5, 2011 01:19 AM

原発のウソ

原発のウソ 扶桑社新書著者: 小出 裕章ISBN: 978-4594064204出版: 扶桑社価格: 777-円(税込)「たかが電気ごときで……」と言ったのは、京都大学原子炉実験所・小出裕章助教だ。 たかが電気ごときで……、福島のあの場所から、人々の生活を奪い、繋がりを断ち、そこでのごくあたりまえの景色を奪ってしまった。それも、自分たちの為の電気でもなく……。 今、この人、小出助教がいてくれた事に感謝している。 3.11 以降のの大マスコミに登場するご用学者の人たちの言説……、相変わらずの「安全、安心、大丈夫……」の発言のウソに気付かせてくれたのが氏の発言だった。どんなに沢山の人々の目を覚ますのに貢献したことか……、そして、助手が助教なる呼称に変わったことも……。 本書の帯には「危険性を訴え続けて40年、”不屈の研究者”が警告する原発の恐怖」とある。氏は、まさしく不屈だ……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 4, 2011 01:04 AM

隠される原子力・核の真実

隠される原子力・核の真実 ー原子力の専門家が原発に反対するわけ著者: 小出 裕章ISBN: 978-4915970368出版: 創史社定価: 1,470-円(税込)3.11 以降、ネットを通じて、京都大学に原子炉実験所なる施設があって、そこに小出裕章・助教なる人物がいることは多くの人たちが知ることになった。 その氏の発言、福島第一原発事故以前の発言を集めて編集されたのが本書だ。昨年の12月に出版されているのだ。私が手にしたのは6月11日発行の第9刷だ。 原発事故後の「起きてしまった過去は変えられないが、未来は変えられる」という言葉は本書のものではないが、原発再稼働させようという国、地方、財界、電力会社、マスコミの大合唱……、それに抵抗する主張がここにある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 2, 2011 10:05 AM

アライバル / The ARRIVAL

アライバル The ARRIVAL著: ショーン・タン SHAUN TANISBN: 978-4309272269出版: 河出書房新社定価: 2,625-円(税込)すでに分かっている作家であれば、絵本であってもネットで購入できるが、未知の作家とあっては、やっぱり現物を見て……ということになる。 久しぶりの書店、店頭で本書が平積みになっていた。大判の絵本……この絵を見ただけで購入を決定した。表紙はトランクを持った男と奇妙な生物……。 これはまさしく絵本だ……、文字はどこにも見当たらない。たくさんのセピアな写真、それは一冊のアルバムのように、それはある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 1, 2011 09:37 AM

清く正しい本棚の作り方

清く正しい本棚の作り方 著者: (TT)戸田プロダクションISBN: 978-4883933587出版: スタジオタッククリエイティブ定価: 1,785-円(税込)清く正しい本棚……、とは何物なのか。 本書の帯には「家具屋の本棚はロクなものではない!」なる過激なお言葉が……、まぁ、これは「市販されている既製品の本棚」の意……、これには、少なからず賛意を表明する向きも多かろうと思う。 本書は web 上で、なかなか人気のサイト、同じ名前の「清く正しい本棚の作り方」を書籍化したものなのだ。本書自体も2009年末に出版されたものだが、今ごろになって本書に気が付いたのだ。 「自炊(じすい)」の時代に今さら本棚……、それも既製品に見切りをつけて「自作」しようというんだから穏やかではない。その理屈、そのノウハウ……その全てが本書に展開されているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 26, 2011 12:05 AM

緑のキャンパス

写真展 :// 愛知県立芸術大学 緑のキャンパス 建築家 永田昌民+写真家 大橋富夫 日時:2011年6月24日(金)〜29日(水) 11:00〜19:00 場所:神楽坂・アユミギャラリー 愛知県立芸術大学  設計 吉村順三+東京藝術大学建築科/竣工 1969年 愛知県立芸術大学を設計した吉村順三は、空や緑や水に共鳴するようなキャンパスの姿を描き、建物をダイナミックに丘の上に散りばめた。校舎はそれぞれの場所と機能にあわせた構造とスタイルをもち、44年の時が大きく育てた自然は、建物と人みごとに融和させている。いまやキャンパス全体がひとつのミュージアムともいえる。日本を代表する近代建築選「docomomo japan」にも選出された愛知県立芸術大学のキャンパスを、2011年4月に建築家・永田昌民と写真家・大橋富夫の2人が歩き、フィルムに収めた。写真の中にはすでに失われてしまった建物も存在するが、自然と建物と人が積み重ねたありのままの時間を、多くの人たちに見て感じてもらいたい。 本企画展実行委員 平良敬一・鈴木喜一 ギャラリーは神楽坂で第一号の登録文化財となった建物だそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 20, 2011 12:46 AM

NO NUKES

反原発、脱原発の運動もいろいろだ。 脱原発を目指す署名名活動から、国民投票によって原発の行方を決めようというもの、発電、送電を分離して送電の国有化を目指すものまで、いろいろな運動が動き出したようだ。 ● MyPlace: 市民グループ『みんなで決めよう「原発」国民投票』のよびかけ link link link...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 18, 2011 11:07 AM

語感トレーニング

語感トレーニング ―日本語のセンスをみがく55題 岩波新書著者: 中村 明ISBN: 978-4004313052出版: 岩波書店定価: 756-円(税込)今まで、「語感」なるものに無神経だったわけではないが、このような形で提示されると……、なるほどなのである。 どんな人が……、どんなものが……、そして、言葉のにおい……の3部構成だ。それに沿ったQ&Aが55問、そこがトレーニングの由来だ。 たとえば、Q13はこんな感じ……。 「レストランのメニューに(1)「ピッツア」(2)「ピザ」とあったとき、どちらのほうが本格的だと感じますか?」……、[自負の伝わる表現]とある。 本書は、昨秋刊行された著者・中村明氏による「日本語 語感の辞典」の前座を勤めるものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 17, 2011 12:05 AM

iMac / メモリ増設 4GB

+ 私のデスクトップ機は20吋の iMac (MB324J/A) である。 アルミの筐体になったばかりの iMac (Early 2008) で、2008年6月25日に手に入れた物だからもう3年経つたことになる。 まぁ、AppleCare に入っていなかったが、何事もなく……使えてきた。 しかし、最近、何か重い……非常に動きが鈍くなって、リセットしなければならない事態が頻繁に起こるようになってきたような気がする。これは、やっぱり、メモリが少ないからに違いないと思った。手に入れた時のまま、2GB のまま使ってきていたのだ。 周りの皆に聴いてみれば、4GB とか、8GB とか……、まぁ、この iMac の最大メモリ容量は 4GB とのことだから、とにかく、メモリを増設することにしたのだ。 中をいじれないのは最近の Apple 製品の特徴だが、この iMac だけは例外的にメモリ増設については容易だ。筐体下部のメモリ格納部のネジを外して蓋を取るだけで、メモリのソケットが出てくるのだ。  ● iMac:メモリの取り外し方法と取り付け方法...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 15, 2011 11:32 PM

WIRED (ワイアード) VOL.1

6月10日に創刊が喧伝されていた WIRED の日本語判を書店で見かけて手に入れた。 定価480-円(消費税込)と、週刊誌並み……なのであった。 4月21日のエントリー「WIRED」では、「しかし、紙の雑誌に未来はあるのか……だよなぁ。」なんて言ってしまったが、手に取れる形の中に何かの安心感、そして、沢山のエネルギーのかかった紙面を見れば、やっぱり紙の雑誌の魅力も捨て難いものがあるのだ。  ● WIRED.jp...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 13, 2011 09:13 PM

6.11 新宿・原発やめろデモ!!!!!

6月11日、午後には雨も上がった。大いに街中を騒がした「新宿・原発やめろデモ」のデモ隊は新宿駅東口アルタ前広場で流れ解散……。 広場(まぁ、ちょっとした空地)はデモ隊と警官で溢れ返っていたが、空は穏やかな夕暮れであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 12, 2011 11:44 AM

iCloud のアイコン

link さてさて、iCloud である。 この秋登場……とのこと、iOS 5 も OS X Lion も、その為の準備に過ぎない……のかな。 このアイコンのデザインについて、分析、解読した方がおられる。 ● DESIGN ARCHIVE - BLOG: icloudのアイコンに隠れた美しさの法則。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 10, 2011 12:11 AM

ル・コルビュジエの愛したクルマ

ル・コルビュジエの愛したクルマ コロナブックス著者: 岡田 邦雄ISBN: 978-4582634518出版: 平凡社定価: 1,680-円(税込)コルビュジエと自動車……、アルテミスの作品集にはないが……、彼がデザインした車がある。 「マキシムカー」という名前とは知らなかったが、彼のドローイング集の中に図面等々が色々あって見ていたものだ。シトロエン2CVをリアエンジンにしてしまったような……、もちろん2CVの方が後のものだから、コルビジュエのデザインの影響のように思える。 もちろん、本書の表紙にもそれはあるし、本文にもある。でも、その話で本書が構成されているわけではない。本書はコルビジュエの思想と自動車の時代、そのコンテンポラリー……、時代精神に彩られた相関を描く……描こうとした本なのだ。 彼の愛車1920年代の VOISIN LUMINEUSE ヴォアザン・ルミノーズから話は始まる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 9, 2011 12:31 AM

コストコ入間

+ 最近、コストコは「多摩境」ではなく「入間(いるま)」になったのである。写真はコストコ入間の写真である。 3月11日の震災、東京都下多摩地区で壊れた建物は皆無というのに、唯一、コストコ多摩境店で大きな事故が起きてしまった。その後、店舗は閉鎖し、そのままなのである。 4月末には「コストコより多摩境店の会員の皆様へのお知らせ」なる葉書で、多摩境店が復活するまでのの期間、会員有効期限の延長(コストコは一年毎の有料会員制である)ということになったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 3, 2011 12:05 AM

JANSJÖ

+ 先日、久しぶりに出かけたIKEA港南での成果はこんなもんであった。 クランプ付きのLEDスポットランプだ。クランプから延びたフレキシブルチューブで自在に光源位置を調整できる。 電源部が透明なプラスチック製で、中味の回路基盤なんかが見えちゃってかわいらしい。 2,990-円とあまり安くないが、IKEA FAMILY は千円引き……というわけでゲットとあいなったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 24, 2011 02:18 AM

大谷芍薬園

+ 5月21日土曜日、あの芍薬の生産地である寒川の大谷芍薬園で。ちょっとした集まりが開かれ、大いに賑わった。 築53年の大谷家の改修工事のお披露目が開催されたのであった。 大谷家に嫁いだ池内さんは元「住む。」の編集者で旧知というわけで、出かけてみたのだ。 八王子から寒川へは、JR横浜線で橋本、そこから相模線で一直線だ。写真は大谷家からほどなくの芍薬畑、もう収穫期は過ぎたが、芍薬は咲き誇っていた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 23, 2011 08:20 AM

IKEA シャトルバス

link 久しぶりに、IKEA イケアに出かけた。 いつものイケア港北だが、車ではなく新横浜駅からのシャトルバスで出かけることにした。 まぁ、何か買物というわけではなく……、浜松から出てくるS氏との打合せというわけで、イケア2階のレストランで……ということになったのだ。 セルフサービスのレストランだから、勝手に長時間……、それに IKEA FAMILY はドリンクバー無料なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 19, 2011 09:35 AM

Märklin 1 Tracks

昔、Märklin メルクリンの1番ゲージ、TinToy の MAXI を持っている……、それも米国の EMD F7 なんていうディーゼル機関車を持っており、それが引っ張る貨車もある……と言っていた。  ● UNION PACIFIC /Caboose  ● UNION PACIFIC /1  ● Märklin MAXI /EMD-F7  ● Märklin MAXI そして、それらを走らせるレールの類いも、なんたかんたと揃っているのである。 とにかく大きいのだが、違うのは大きさだけで、動かすのは一般的なHOやNゲージと同じ鉄道模型、レールから集電して動かすのだ。 まぁ、このゲージで屋内にレイアウトを作ろうなんて考える人はまずはいない……、屋外であればね、というところだ。1/32で45mmのゲージ幅であるから、Nゲージの9mmの五倍もあるのだ。 この Märklin メルクリン製のレール部品は、規格がしっかりしていて電気的接続も信頼できるから、バラバラのレールを組合せてその場で自由にレイアウトが作り出せる。いわゆる「お座敷レイアウト」が可能なのだ。 ちょっと古い物だが……取り出して、STOCKTAKING ……「棚卸し」をやってみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 17, 2011 08:25 AM

レンズ至上主義

最近、持ち歩いて写真を撮るのは iPhone 4 であることが多い。LEICA X1 も使っているのだが、iPhone 4 の気軽さにはかなわない。 しかし、家で物を撮る時は X1 しか使わなくなった。三脚に固定して撮るのだが、ちょっとした時には手持ちで撮ってしまっている。マクロ撮影ができるわけではないし、まぁ、一番近接して30cmなんだから……、しかし、今までのカメラに比してよく撮れて(当社比)いるのだ。 レンズ至上主義平凡社新書 581著者: 赤城 耕一ISBN: 978-4582855814出版: 平凡社定価: 924-円(税込)BLOWIN' IN THE WIND の shin さんが「マイクロ一眼カメラ」のエントリーで、写真家の岩木登氏が「やっぱLENSだ..」と語っておられたとのこと……というわけで、ちょっとレンズについて勉強しようと、本書を手に取ってみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 11, 2011 10:02 PM

AluPen

立派な皮革風のケースに入った物なのだが……、AluPenという。 Aluminium でできた Pen ということでの名前なのだが、今、巷ではなかなかの評判なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 9, 2011 05:14 AM

二畳で豊かに住む

二畳で豊かに住む集英社新書著者: 西 和夫ISBN: 978-4087205855出版: 集英社定価: 756-円(税込)本書の帯には「みんな小さな家で豊かな生活をしていた」とあって、夏目漱石、高村光太郎、正岡子規、内田百閒の名前があがっている。さて、二畳で……「豊かに」……というのは、どういうことなのか、知りたくなったのだ。 以前、黒澤明監督の「まあだだよ」を観たことがあったが、そこには、戦後の焼野原に作られた内田百閒夫妻の小屋がでてくる。どう見ても、住家というよりは、何か映画のセットにしか見えなかったが……、実際にはどうだったんだろ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 6, 2011 04:58 AM

三陸海岸大津波

3月11日の地震直後、テレビで見たヘリからの津波の映像には圧倒されてしまった。それも三陸ではなく仙台平野……に驚いた。その後に登場した三陸各地の津波の壊滅的な映像に、ただたただ驚くほかなかった。 それらは映像として記録された最初の日本の津波ではないだろうか。津波襲来が昼間の時間ということもあり、又、普通の人たちの持つデジカメや携帯電話、各所に設置されたカメラによって撮影された……ものであろう。 このように津波によって壊滅的な状況となった三陸……、その過去を記録した本書を書店で手にした。 三陸海岸大津波文春文庫著者: 吉村 昭ISBN: 978-4167169404出版: 文藝春秋価格: 460-円(税込)これまでも大津波は東北地方の三陸沿岸を頻繁に襲ってきた。 1896年の明治三陸津波は最大38mにも達し、2万2000人以上の死者を出した。また869年の貞観津波の高さは、今回の3月11日に発生した津波にほぼ匹敵するものとされているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 1, 2011 04:26 PM

秋山設計道場 in 長野

26, 27日と秋山設計道場 in 長野であった。 大勢の参加者があり、本隊は朝早く名古屋駅からチャーターしたバスにて木曽を目指す。まずは、木曽三岳村の木曾三岳奥村設計所へ向かった。私は木曽(旧)楢川村の奈良井の木曽アルテック社に向かい、昼頃到着し本隊の到着を待ったのだ。 木曽アルテック社の斎藤さんのレクチュア、そして最新の仕事を拝見……、そして夕刻、松本の飛曇荘へ……、そして、忙しく伊那の宿泊先、懇親会場へとむかったのだ。とにかく、慌ただしい一日であった。 + 明けて、27日は道場本番、その会場は伊那のOMソーラーの雄、北沢建築の新事務所・モデルハウスである。設計は三澤文子氏によるものだ。 その横のユニークな形態をなす建物、作業小屋……大工の下小屋は、構造設計は東京大学准教授・稲山正弘氏によるものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 28, 2011 04:44 PM

わたしを離さないで

ずっと積読状態だった本書だが、今、遅ればせながら、読んでいるのだ。 というのは、映画 Never Let Me Go「わたしを離さないで」を見てしまったのだ。 先ほどのETV特集「カズオ・イシグロをさがして」で、その詳細が語られているから、そのあらすじを隠しても意味がなさそうだが、映画、本書とも先入観なしで内容、そのディテールに意識を没入したほうが良さそうだ。 映画は原書を忠実にたどっていく。31歳の「介護人」であるキャシー・Hが、幼少時の記憶を辿っていくところから始まる。外界から隔離された寄宿学校「ヘールシャム」の少年少女達の生活、明るく元気などこにでもありそうな子供達のやり取りの描写、でも、学校全体に漂う奇妙さが描かれていく。食事前の儀式か、手首に付けたブレスレットをセンサーに触れさせる……、それはそこを卒業した後の「コテッジ」なる場所でも同じ儀式が……、それは彼らの存在自体の表象ともいえるものだ。 映画は、リアルな英国の田園風景の中で淡々と描かれていく。最後のシーン、唯の荒れ地の鉄条網にからんだビニール紐等々のゴミ……、これは本を読んで初めて理解した。 わたしを離さないでハヤカワepi文庫著者: カズオ・イシグロ訳者: 土屋政雄ISBN: 978-4151200519出版: 早川書房価格: 840-円(税込)映画も本も……非常に面白かった。それは静謐にして……決してSF映画のような顔をしていないのだが、ブレードランナーのレプリカントの話……を重ね合わせて考えていた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 18, 2011 12:24 AM

LEGO technic / 8067

+ LEGO レゴテクニックシリーズの Mobile Crane といえば 8053 が、最大の大きさとその精密さを誇っているが、この 8067 は、その Mini ミニ版である。 Mini はミニでも、これは良く出来ているのである。小さなボディに自走式クレーンの可動部分を全て組み込んであるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 15, 2011 01:40 AM

USBカードリーダー /R35D-AW

USBカードリーダーは何個か持っているのだが、近くの家電量販店ムラウチ・ジョーシンで5百何十円とあったので、こいつを買ってしまった。 今までの物に比べたら格段に小型……小さいのだ。それは汎用……ではなく、SDカード専用だからなのだ。SDHC、SD、miniSD、microSD 等のSDカード用に三つのスロットが用意されているのだ。 お尻のフタを開けて microSD も入れっぱなしにしておけば、携帯用USBメモリとして使えるのも新機軸だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2011 12:10 AM

鉄道ひとつばなし3

鉄道ひとつばなし3講談社現代新書 2095著者: 原 武史ISBN: 978-4062880954出版: 講談社定価: 777-円(税込)テレビで見た原武史氏は結構脂ぎっていた……のは想定外だったが、日本政治思想史学者である氏は、本書の帯では終に「孤高の鉄学者」になってしまったのだ。 このシリーズの最初の一冊「鉄道ひとつばなし」をエントリーしたのが2003年、「鉄道ひとつばなし2」が2007年、本書は三冊め、ほぼ4年おきの出版……ということになる。 もちろん、本書もまた、鉄道の諸々なのではあるが、彼は「序」に「教会や広場が事実上存在しない日本では、鉄道こそが最も不特定多数の人々が居合わせる公共的な空間となってきた。……」と記し、そこから現代の鉄道ブームを概括し、「コミュニティとしての鉄道」とも言えるような主題を意識していることが、前2冊と本書の違いであることを述べている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 11, 2011 05:44 AM

花の街

この季節になると、なぜか思い出してしまう。「花の街」は、戦後まもなくの1947年に作られた江間章子作詞、23歳の團伊玖磨作曲の歌曲である。現在の震災の被害、被災者を思うと……涙している自分がいる。 今こそ、次の世界を考えていかないと考える。どなたか tweet されていたが、「この災害は大いなる不幸ではあるが、これを作り出した世界を変えられなかったとしたら、それ以上の不幸はない。」……、立ち上がらねば。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 5, 2011 07:01 PM

電波時計不調

家での標準時計として重宝していた TWEMCO の電波時計だが、突然変調……、リセットしてみたがまったく復調せず。 まぁ、十数年も使っているものだから、そろそろ寿命……か、と思っていたが、ネットで調べて納得なのだ。 ● asahi.com(朝日新聞社):電波時計、東日本で時刻合わず 原発の避難地域に送信所 日本には二つの標準電波送信所がある。佐賀の「はがね山」と福島の「おおたかどや山」だが、福島原発に伴う避難指示に従い「おおたかどや山標準電波送信所」は3月12日19時46分に送信停止とのことだ。 さてさて、復旧の見通しは……立たず。西方はともかく関東以東は電波時計はお休みなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 3, 2011 10:08 AM

UAV

+ UAV とは Unmanned Aerial Vehicle の略、ありていに言えば無人飛行機のことだ。 写真は新潟県妙高市にある株式会社エアフォートサービスなる小さな会社の機体だ。模型飛行機にしか見えないが、全長2.2m、全幅2.8m、重量15kg、2サイクル2気筒86ccエンジン搭載という、ちょっと大きな模型飛行機というものなのだ。 ところが、これが、飛行速度100km~200km/hで、飛行距離500km、GPSによって自律飛行し、目的地で写真撮影等の作業をこなして基地にに戻ってくるというものなのだ。 3月24日、福島のふくしまスカイパークなる小さな飛行場を離陸したこの UAV は140km離れた福島第一原子力発電所に飛行、低空から写真撮影し無事帰還したのだ。 その写真が米国のニュースサイト OregonLive.com で公開されている。  ● Photos of the Day - Fukushima Dai-ichi Aerials | OregonLive.com 米軍の UAV が原発上空を飛行し、その写真を日本政府に提供……なんてニュースがあったが、民間の小っちゃな会社の UAV がこんな写真を撮ってきてしまうのだ。天晴れ……。 しかし、写真の中に写っている消防車、放水車の大きさと比較して、原発の大きさに驚愕……、それも4基もあることに……、又、その破壊の凄まじさに恐れおののいているのだ。 追記 110502 同じ飛行と思える写真……  ● Fukushima Daiichi Nuclear Plant Hi-Res...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 2, 2011 05:43 PM

SONY / FM-AM radio

私の住む八王子市大和田町は「計画停電」2D地区なのである。 もう何回かの停電を体験したがいつでも不愉快なものである。 この「……停電」なるもの、電気が無いという危機感をあおり、原発への反感を封じ込めようとしているのではないかと想像している。 停電になっても、照明にはコストコ産の LED light の豊富なコレクションがある。 又、ネット接続には iPhone, iPad はあるし、バッテリー駆動の MacBook Air があり、Wi-Fi 環境には光ポータブルがあるというわけで、無問題……なのだ。 そして、 SONY ソニーの非常用ラジオの備えがあるのだ。ガジェット好きの父が残した SONY ICF B200 なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 1, 2011 01:06 AM

丸太の斜路

讃岐でご案内いただいたベーハ小屋の一つ、直列に並んだ「夫婦釜」と言われるものだが、そこでのブリコラージュされた施設について考えてみた。 ベーハ小屋は現在、農機具置場と作業場に使われているようだが、向い側の主屋との間には畑があり、そこに最短の経路で往き来できる径が作られている。 そして、二つの段差を乗り越える為の丸太による斜路が作られているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 27, 2011 05:47 PM

倉敷雛めぐり 旅するおひなさま

+ ONE DAY のイラストレーター小野寺光子さんの展覧会は今日から始まる。 それも、「倉敷雛めぐり」のイベントが開催に合わせての展覧会なのだ。 Mitsuko Onodera Exhibition 倉敷雛めぐり 旅するおひなさま 2011年2月26日(土)ー3月13日(日) open: 10:00 ~17:00 close: 毎週火曜日と3月9日(水) 夢空間はしまや 岡山県倉敷市東町1-20 tel. fax. 086-422-2564先日の「秋山設計道場 in 讃岐」で、岡山を経由して出かけていたのだが……、もう、帰ってきてしまった。 倉敷のお近くにおられる皆様、お出かけくださいませ……。そうだ、対岸の讃岐の皆様もどうですか……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 26, 2011 08:00 AM

秋山設計道場 in 讃岐

秋山設計道場第5クールの第2回は、「…… in 讃岐」と題して、岡山から瀬戸内海を渡って丸亀へ、讃岐遠征と相成った。 22日、23日の両日、讃岐の建築界の雄、菅組の菅徹夫氏のご協力の元に30名余の道場生の参加をもって行われたのであった。二日間、広く讃岐の地を駆け巡り、ベーハ小屋にうどん……、そして見学と有意義な時間を過ごしたのである。 写真は、今回の課題敷地、瀬戸内海の夕日を浴びて視察する道場生の諸君である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 24, 2011 05:06 PM

まほちゃんの家

まほちゃんの家著者: しまお まほISBN: 978-4872902846出版: WAVE出版定価: 1,470-円(税込)漫画家、しまおまほ(本名:島尾真帆)さんにお会いした。彼女は私の家の二男・秋山洋介の友人で、ちょっと建築的な相談事あるとの事でお会いしたのだ。 そこで、本書をいただいた。まぁ、まさしく「まほちゃんの家」のハードウェアについての相談であったから、その与条件の確認のための資料というわけである。 彼女は写真家・島尾伸三を父とし、同じく写真家・潮田登久子を母とする。しかし、高名な作家、島尾敏雄・みほ夫妻が祖父母であることから、その孫娘としてもよく語られている。 そんな父母、島尾の祖父母、潮田の祖父母を含めた「まほちゃんの家」が語られているのが本書なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 20, 2011 08:32 PM

THE SOUND OF STAR WARS

+ やっぱり、STAR WARS はすごい。こんな本まである……とは。書名の通り、あの映画の音……、音響についての一冊なのだ。その音響の全てを作り出した Ben. Burtt が序文を書いている。 それに唯の本ではない……、映画の音を再現するデジタル・プレーヤーまでついているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 18, 2011 11:55 AM

手動裁断機 / PK-513L

今、「自炊」なる書籍をバラしてスキャナーにかけ、iPad のようなデバイスで読めるようにする行為のお道具として脚光を浴びる裁断機、プラス PK-513L である。 ドキュメント・スキャナーに比べると地味ーな存在だが、その重量は傑出して重い……。 概ね400mm角高さ45mmの台座、ハンドルが立った状態で430mmという大きさで、12kg……自転車一台分とは驚いた。 iGa さんがいち早く導入していなければ……、ゲットする事もなかったも知れずなのだ。 「自炊」を時々やるくらいであれば、まぁ、カッターで切り刻んでも……見栄え関係なしだからいいが、道場ペーパーA3判を半分に裁断して、A4判2冊にするには……美しい断面が必要、裁断機は必須と相成ったのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 13, 2011 08:48 PM

noteslate

link 2B で紙の上にエスキスする……と熱く語ったばかりだが、そのアナログ心をくじけさせるようなデジタル・デバイスが登場か……と思われるのだ。 NoteSlate なるタブレットなのだが、そういえば、iSlate なんて名称……だったなぁ、その iPad と異なるのは、唯々、デジタルの紙……に徹したところにある。 amazon の kindle キンドルと同じく E Ink を使う、従ってモノクロだが、電力消費料が少なく180時間……三週間ももっちゃうそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 11, 2011 12:36 PM

フォントのふしぎ

フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?著者: 小林 章ISBN: 978-4568504286出版: 美術出版社定価: 2,100-円(税込)表紙カバーと見紛うばかり……表紙の高さ3/4を覆っているカラフルな帯……、そこの大書きされた「ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?」で、これは面白そうだ……、と手に取ったのだ。 その帯を外せば、上品な筆記体が現れるという趣向……なのかな。まぁ、「フォントのふしぎ」だけでは地味な本……というわけで、派手な副題で迫ってきたのだ。 そんな出版社の思惑はともかく、フォント好きにとっては実に幸せな読書なのだ。フォントが登場する270点余りの写真、一つ一つ独立した70本のコラムによってフォントの話満載なのだ。これはちょっとでもフォントに興味ある人には必携の書籍でありましょう。 著者はドイツ在住、ライノタイプ社のタイプ・ディレクターを務める小林章氏、本書122頁の「私がつくったフォント」で自己紹介だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 30, 2011 12:32 PM

TURTLEJACKET

+ LEICA ライカから新型のデジカメが……という訳ではない。 赤い@のポッチは私が DYMO で作って貼ったものだ。……まぁ、当家では LEICA 以外のカメラに赤い@を付けるのを常としているのである。 しかし、これはデジカメではないのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 24, 2011 05:44 PM

図解いろは引 標準紋帖

MyPlace の玉井さんがエントリーしていた「標準紋帖」を私も欲しくなってしまった。 新本でもあったはずだが、今はなく……古本が350-円(配送料250-円)で並んでいる。 さてさて……古本でもなるべく状態の良い本であって欲しいわけだが、同じ350-円でも「コンディション: コレクター商品 - 良い」と表示されていた大阪の「河内・橘奉堂」のものを選んでみた。 さて、やってきたのがこれ、完全に新本……函までついてマッサラなものであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 14, 2011 12:19 AM

パイド・パイパー

パイド・パイパー -自由への越境創元推理文庫著者: ネビル・シュート Nevil Shute訳者: 池 央耿ISBN: 978-4488616021出版社: 東京創元社価格: 735-円(税込)時に、本屋で表紙だけ見て文庫本を手にしてしまう事がある。創元推理文庫のこの一冊もそうだ。 パイド・パイパーという書名も、さて……という感じだが、老人と子供二人がいて、その前方にはタンクが……、これは奇妙な絵柄であるのだ。これだけでも興味津々……早速レジに向かったのだ。 このパイド・パイパーなる小説の作者は英国人作家ネビル・シュート……、映画「渚にて」の原作 On the Beach の作者として著名なのだが、映画を知っていても……何も知らなかったなぁ。 本書は1942年出版……私の生まれた年、第二次世界大戦中なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 13, 2011 12:08 AM

住宅工事現場写真帖

楽しくわかる! 住宅工事現場写真帖エクスナレッジムック著者: 古川 泰司ISBN: 978-4767810638出版社: エクスナレッジ定価: 2,520-円(税込)著者の古川泰司氏よりお贈りいただいた新しいご著作である。 このような一般の人……というか、住まい手に向けて工事の技術、手順を解説しよう、それも写真帳とあるように目に見える形で作られた本はなかなかない……あるいは、初めての本なのかもしれない。 セルフビルド、ハーフビルドという形で住まい手自身が、実際に作ることに参加していくことは、これからの住宅の大きなテーマであると考えている。そのような方向をサポートする新しいタイプの本というべきものと考える。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 10, 2011 12:18 AM

Ring for X1

・ 例の LEICA X1 用のアダプター……。アルミ合金製リングを量産してもらった。 NC旋盤によってアルミ合金のブロックから削り出したものだ。 直径54mmの円筒、先端は49mm径で0.75mmピッチのネジが切ってあり、市販の49mm径のフィルターが付けられる。後端は50mmでネジピッチは同じ……、LEICA X1 の本体に捩じ込めるのだ。もちろん、長さ33mmは本体鏡銅の伸縮をクリアしているのだ。  ● LEICA X1 with adapter 名古屋のEg氏が、このリングを見て一目ぼれ……、このリングの為に LEICA X1 を注文するはめに陥ってしまったのだ。そこで、このリングも作らねばということで、Kw 氏に再びお願い……出来上がってきたという次第なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 9, 2011 03:30 PM

「波に兎」

・ 今年の干支は兎……、いただいた年賀状も兎だらけなのだが、玉井さんの賀状の「抱き波とうさぎ」の話が面白いなぁ……と思っていた。 ● MyPlace: あけまして おめでとうございます:抱き波とうさぎ そしたら、飛曇荘の宗亭さんの兎も波の上で跳ねている兎だった。 なんだか、示し合わせたように「波に兎」の図像……、というわけで、宗亭さんにこの賀状の絵の由来を聞いてみたのだ。 すぐさま、この絵の由来について書いてくださった。早速、それを公開しよう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2011 12:08 AM

ナガサキ インサイトガイド

・ 畏友、建築家・石原信さんからの頂き物……である。 こんな可愛らしい袋に入った書籍、袋の意匠はハタ……、と言えば長崎の本なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2011 12:18 AM

帰ってきた AM-5

+ 昨年というか、先月の17日に、私のモールトン AM-5 が無事家に帰ってきた。 名古屋の EG square に持って行ったのが、一昨年の11月4日だったから一年以上の間放ったらかしになっていたのだ。整備が終わったよ……と、マエストロ江口氏から連絡があってからも半年以上……いけない、いけない。 まぁ、名古屋に車で行くという気分になかなかなれなくて……だったのだ。 全ては快調……、シートチューブに貼られた EG square のステッカーも誇らしい気分なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 5, 2011 01:33 PM

Bottoms UP Beer

まぁ、まずは YouTube の動画を見てみて……すごいでしょう。 GIZMODO で知ったんだけど、こんな物が登場したんだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 4, 2011 02:23 PM

MOULTON

12月15日、名古屋での秋山設計道場第四クール最終回の修了式を終えて、名古屋市栄の EG square に車で出かけた。 もちろん、メンテの終わった私の AM-5 を受け取るのが目的ではあるが、まだ手にしていない MOULTON 関係の物をゲットしようと考えていたのだ。 江口氏に「ある……」と聞けば「……ある、ある」ということで、この特製のバッグに入れてくれたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 25, 2010 12:51 AM

1940(昭和15)年/春

+ 結婚する前に、上野文子(ふみこ)さんを撮った秋山喜世志氏の写真は数少ないが何枚か残されている。 その中の一枚、アルバムに日付がないので定かではないが、1940(昭和15)年の春と思われる写真だ。ちょうど、私の母となる上野文子さんは20歳になるところだ。 まっすぐで丈夫そうな足は体育会系の証だ。 私の父となる秋山喜世志氏もがんばってプロモード全開の写真である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 11, 2010 03:25 AM

マジックロンZ

 amazon 飛曇荘から送られてきたレールの錆を落としてみようと思ったのだ。 それにはお道具が……、というわけでホームセンタ、近くのムラウチホビーに出かけてみたのだ。電動ディスクグラインダーがあるから、その先端部をカップワイヤーブラシ……と思ったが、ちょっと強力過ぎる……とも思ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 10, 2010 12:04 AM

建築雑誌12月号「特集 平城遷都1300年考」

+ 建築雑誌12月号は「平城遷都1300年考」なる特集だ。 奈良は今、平城京遷都1300年で沸き立っている……、かどうか知らないが、あの「せんとくん」なるゆるキャラで騒ぎになったという記憶しかないのは困ったことである。 今年いっぱいが、そのお祝いの会期ということだが、土壇場で、中谷礼仁率いる建築雑誌編集チームが総力をあげての特集がこれだ。 編集担当は清水重敦委員(奈良文化財研究所)、金 玟淑委員、市川智子委員の諸氏なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 8, 2010 09:37 AM

2011年の手帳

+ 来年の手帳の話なんて、ちょいと早すぎて……と思っていたら、もう12月なのだ。土壇場で慌てるのもなぁ……と思って、ネットを検索してみた。 もちろん、いつものマルマンの縦型ダイアリー週間見開きの 582 だ。そしたら、楽天の銀座嶋屋なる文具店にあった。 ● 【楽天市場】マルマン/2011年ダイアリー [582-1]:銀座嶋屋 値段は定価と同じ945-円だが、送料込み(メール便)とのことだ。 amazon 以外のオンラインショップは送料がばかにならないから、よっぽど必要な(あるいは、欲しい……)物でないと購入しないが……、その上、貯っていた楽天のポイントで買えてしまうので早速注文ゲットした。 というわけで、2011年版、37冊目のマルマンダイアリーなのだ。  ● aki's STOCKTAKING: 2011年の手帳  ● aki's STOCKTAKING: 2010年の手帳  ● aki's STOCKTAKING: 2009年の手帳  ● aki's STOCKTAKING: 2006年の手帳  ● aki's STOCKTAKING: 2005年の手帳  ● aki's STOCKTAKING: 2004年の手帳...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 2, 2010 12:43 AM

絵で見る 明治の東京

絵で見る 明治の東京著者: 穂積和夫(絵と文)ISBN: 978-4794217875出版: 草思社定価: 2,100-円(税込)今年2月、穂積和夫氏自身のブログ[HOZKAZ Blog]の「hozkazの建造物シリーズ」なる記事に「……わたしは現在「明治の東京(仮題)」を執筆中で、秋にはなんとか上梓したいと思っています。……」と書かれていた。 「日本人はどのように建造物をつくってきたか」全十巻以来、ひさしぶり……11年ぶりの建物の本、大いに期待なのであった。 きっと出版されたらブログに書かれると思っていたが、7月4日の「復元の意味と現状」という記事以来、何事もなく……であった。もう年末、出ているのかしらと検索してみたら、出ていたのである。早速、amazon に「お急ぎ便」で注文したのである。 「日本人はどのように建造物をつくってきたか」は絵本という体裁だったが、本書はずっと小振りの厚みのある単行本である。本書では、穂積和夫氏はイラストレーション・絵のみならず文もものしておられるのだ。名実ともに全部穂積和夫という本なのである。 237頁余りに160枚の大小のイラストレーション、建物から時代の風俗に至るまで、まさしく「絵で見る……」明治時代の東京がよみがえるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 29, 2010 12:02 AM

青木シンのFACES展 /10

+ 案内の葉書の絵の下に AOKI SHIN'S FACES 10 とあるから、もう10回目の展覧会ってことになるのだろうか。我らの同期、芸大ラグビー部の青木シンのいつもの展覧会だ。 会場は、この前と同じ横浜の山手……、おしゃれな処なのだ。 青木シンのFACES展 2010年11月23日(火)ー30日(火) 11:00 ~19:00 最終日30日は17:00 まで Art Gallery 山手 横浜市中区山手100番 サンセット山手1F tel. fax. 045-628-0267...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 22, 2010 08:02 AM

八王子駅南口

JR八王子駅南口の再開発が完了……、というか、11日、その一部の CELEO セレオ八王子なる駅ビルがオープンした。 中身はビックカメラだが、これで、北口のヨドバシカメラと駅を挟んで家電量販店二強が揃ったことになる。 12月には41階建ての高層ビル「サザンスカイタワー八王子」もオープン、来年4月には「オリンパスホール八王子」なる新市民会館もオープンし、南口再開発が完了するそうだ。 昔は、2kmにわたる甲州街道沿いの商店街で賑わった多摩の商業の中心地であった八王子も凋落、最近では立川にその勢いを奪われ、その勢いも駅周辺に限られるが、この南口の開発で一息つけるのかどうか……なのである。 シネマコンプレックスができるという話に期待していたのだが、残念ながら、取りやめのようである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 12, 2010 11:04 PM

街場のメディア論

街場のメディア論光文社新書 474著者: 内田 樹 (うちだたつる)ISBN: 978-4334035778出版: 光文社定価: 777-円(税込)街場の……も、内田樹(この人、こんなに沢山の著作があるとは思わなんだ……)も初めてなのだが、面白く読了した。 まずは本書の作り方が変わっている。氏が教職にある神戸女学院大学での大学2年生対象の講座「メディアと知」の講義一つ一つのライブ録音を編集者が文章化し、それを著者が加筆訂正して一冊の本に仕立て上げたものだそうだ。……最近の新書判の大量生産は、その作り方まで進化しているようだ。 まずは「キャリア教育」から話は始まる。それは、この講座がキャリア教育プログラムの一環であることを示しながら、メディア界にキャリアを求める学生達を軽くいなしてしまうところから始まる。 「……自分が果たすべき仕事を見いだすというのは本質的に受動的経験なんです。……」...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 11, 2010 03:41 AM

Make: Technology on Your Time Vol.10

Make: Technology on Your Time Volume 10編集: オライリー・ジャパンISBN: 978-4873114217出版: オライリー・ジャパン価格: 1,575-円(税込)この「Make: Technology on Your Time」の日本語版第一号を見たとき、これってほんとに日本に受け入れられるんだろうか……と考えたのを思い出す。日本的なお手本主義のDIYやセルフビルドの世界と異なる、ラジカルな物作りの世界が日本人にうけいれられるんだろうか……と感じたのだ。 しかし、それは私の杞憂に過ぎなかったようだ。ついに Vol.10、第10号が出版されていたのだ。 先日の芸大での「レーザーカッターの切りだす未来」にいらっしゃていた、オライリー・ジャパンの田村英男さんに、本号をいただいてしまったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 3, 2010 09:45 PM

レーザーカッターの切りだす未来

昨日1日の夕は上野、芸大の芸術情報センター課外講義「レーザーカッターの切りだす未来」に出かけた。 豊田啓介「コンピューテーショナルデザインとデジタルファブリケーションの可能性:そのひとつまみ」 菅野 創「デバイス作品とレーザーカッター」 田中浩也「スケーラブル・モジュラー・デザイン+クラウド・マニュファクチャリング」 福地健太郎「レーザークッキング」 テクノ手芸部「レーザーカッターとテクノ手芸」 各講師のレーザーカッターを使用した実際を、そこにあるレーザーカッターを駆使して行われたものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 2, 2010 08:23 PM

SIMPLE MACHINES

The LEGO Technic Idea Book: SIMPLE MACHINES著者: Isogawa YoshihitoISBN: 978-1593272777出版: No Starch Press定価: 1,532-円(税込)LEGO レゴの本……と言っても、本書は LEGO tecnhic の部品使い方リファレンスブックというべき本なのだ。 三冊出版されているのだが、まだ、この SIMPLE MACHINES しか手に入れていない。本書はレゴ・テクニックの基本「機械の基」というべきものをリファレンスとして構成したものなのだ。その徹底的な……分析、圧倒的な……網羅にびっくりするのだ。 著者は、Isogawa Yoshihito.........とは五十川芳仁氏……、テクニカルライターを本業とされている方だ。初めて知ったのだが、レゴに対する知識、識見、とんでもなくすごい方なのである。いつも和服で……という変わった方でもある。  ● LEGOstudio Homepage...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 1, 2010 01:01 AM

卵をめぐる祖父の戦争

卵をめぐる祖父の戦争ハヤカワ・ポケット・ミステリ1838著者: デイヴィッド・ベニオフ David Benioff訳者: 田口俊樹ISBN: 978-4150018382出版社: 早川書房価格: 1,680-円(税込)「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」が新しくなった……と聞きつけて、本書を手に取った。昔のことだが、このペーパーバックという判型や小口の黄色に、何かバタ臭い感じが気に入っていたものなのだ。最近はすっかり忘れていたが、新書判ブームでも、ちょっと背の高い判型が災いしてか、本屋の売場でも見なくなってしまった感じがする。 そのニューバージョンの第一弾が、本書「卵をめぐる祖父の戦争」なのだ。原題は City of Thieves 「泥棒都市」なんてもんかな。その都市とは、レニングラード(現サンクトペテルブルク)のことなのだ。邦題では「……戦争」というわけだが、その戦争とは第二次世界大戦……苛烈なる独ソ戦の中でも、厳しかったレニングラード包囲戦、900日にもわたって独軍に包囲されたレニングラード、飢餓や砲爆撃によって100万人以上の市民が死亡したと言われている。そのレニングラードの1942年の年頭の一週間、そこで起きた「卵をめぐる……」なのだ。 「ナイフの使い手だった私の祖父は十八歳になるまえにドイツ人を二人殺している」というのが本書の書き出しだが、作家であるディヴィッドが祖父から昔の戦争の話を聞くことから物語は始まるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 25, 2010 01:34 AM

水源

水源 ―The Fountainhead著者: アイン・ランド Ayn Rand訳者: 藤森 かよこISBN: 978-4828411323出版社: ビジネス社価格: 5,250-円(税込)大昔……いつごろだったのかも定かでないが、ゲーリー・クーパー Gary Cooper 主演、建築家らしき人物が主人公のモノクロ映画をテレビで見たことがある。「摩天楼」なる題名であったのだが……。 超高層ビルらしき大きな模型に、施主らしき男が装飾を施したファサードをくっつけて、「これでどうだ」という顔をすると、建築家たるゲーリー・クーパーが憤然としてその場を立ち去る……そんな場面だけを覚えていて、後はラブロマンス……という記憶しかない。  ● YouTube - The Fountainhead (trailer) その映画の原題がこれ……、The Fountainhead だったのだ。その同名の原作本が邦訳されたのが、2004年に出版された、この「水源」なのだ。 私は何も知らなかったが、著者のアイン・ランドは米国の国民的作家で、1943年出版の本書はも含めてその著書は「20世紀に書かれた小説ベスト100」に選ばれているんだそうだ。 本書はハワード・ロークという建築家のサクセスストーリー(モデルはフランク・ロイド・ライトとも……)であるのだが、「……この小説は政治思想小説である。」と訳者・藤森かよこ氏が訳者あとがきに書かれている。どうも、このアイン・ランド女史が曲者、リバタリアニズムなるラディカルな自由主義思想の提唱者なのだ。  ● 藤森かよこの日本アイン・ランド研究会 まずは、本書のボリュームに圧倒される。ペーパーバックスのくせに厚さ45mm,、中身は2段組み、訳者あとがきを含めて1037頁……そのままテーブルの上に立ってしまうという凄さなのだ。 さてさて、読み始めたばかり……なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 18, 2010 01:07 AM

建築雑誌10月号「特集 構造者の格律」

+ 建築雑誌10月号は「構造者の格律」なる特集だ。 「格律」なる聞きなれない言葉は「世間で広く認められている行為の基準」なる意だそうだ。 その表紙は仮設の足場の写真なのだ。真ん中あたりに立つ人間の大きさで、そのスケールが分かるが、その峻厳な環境に驚かされる。 これは Robert Maillart のサルギナトベール橋 Salginatobel Bridgeの工事中の写真とのことだ。美しい。 藝大建築科での山本学治先生の授業で、初めてこの橋を知った事を思い出した。  ● Salginatobel Bridge (1930) マイヤールの橋3 | 景観デザインを目指せ...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 8, 2010 05:47 AM

ScanSnap

・ 一昨日の可喜庵での「"iPad Night"『iPadってどうよ。』」は熱心な参加者によって面白い時間であった。 その iGa さんのプレゼンの中でも、ScanSnap の実演は大好評であった。結構知らない人がいたのも驚きであったが……、私も持っているのである。 iGa さんのは ScanSnap S1500M だが、私のは昨年の1月26日に amazon で購入した S510M なる旧型である。程なく新型 S1500M が出てきてちょっと悔しい思い……だったのだ。 しかし、ACROBAT 8 PRO がバンドルされ、9 へのアップグレードサービスが付いて、3万円台の価格でゲットで納得だったのである。 まぁ、iPad が発表される1年前だから、スキャンした PDF が指先で簡単に読めるようになるとは思ってもいなかった……が、溢れる紙の始末にと思って導入したものなのだ。それに、この ScanSnap は M なる記号が付いているように、最初から Mac 用を謳っているのは好印象なのであった。 いつもは、このように、iMac の横でおとなしくしているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 7, 2010 02:15 AM

ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイハヤカワ・ミステリ文庫著者: レイモンド・チャンドラー Raymond Chandler訳者: 村上 春樹ISBN: 978-4150704612出版社: 早川書房価格: 1,100-円(税込)The Long Goodbye……、 清水俊二訳「長いお別れ」はとうの昔に読んだと思うが、何か気の利いたセリフを一つ……特に記憶しているわけではない。 2007年に村上春樹の新訳が出たのは大きな話題になったから、もちろん知っていたが、店頭の平積みの単行本に手を出すようなことはなかった。つい最近、文庫本になっているのを発見、ゲットしたのだ。 探偵小説(ちょっと古いかな……)は、旅先の車中で……読む、なんてのが相応しいと思っている人間にとっては、文庫本であることは必須だ。まぁ、……それでも厚さ25mm以上600頁以上もあるのではある。 古典には高名な識者が解説を加えているのは常のことだが、本書には、訳者である村上春樹自ら、50頁にわたって解説している。 「『ロング・グッドバイ』は別格の存在である。そこには疑いの余地なく、見事に傑出したものがある。」と、村上春樹は語っているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 6, 2010 02:14 AM

秋山設計道場 in しまね /1

+ 秋山設計道場第4クール第3回は、9月28, 29日、島根県は石見に出向く。 今回の訪問先は、柿木村に本拠を構えるリンケンなのだ。miles こと田村浩一氏のご案内によって二日間を過ごすのだ。 28日正午、各地からJR山陽新幹線・広島駅改札口に集合した道場生は26人、車に分乗して一路中国自動車道を南下、六日市ICを目指した。 高津川の沿って山間の道を北上、益田を目指したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 1, 2010 05:42 AM

Mophie juice pack air / iPhone 4

Back side iPhone 4 を使いだして感じるのは、バッテリーの消費を気にしながら使っている自分がいる……ということだ。 そういえば、Power Slider に入っていた iPhone 3G はバッテリーの消費を気にすることなく使えたのが懐かしい。 このサクサク、キビキビと動作する iPhone 4 こそ、バッテリーのことなんか気にせず使いたいと思うのだ。 ということで、発売を待ちかかねていた mophie の juice pack air を手に入れたのだ。  ● Juice Pack Air for iPhone 4:フォーカルポイントコンピュータ株式会社  ● juice pack air™ - iPhone 4...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 27, 2010 12:26 AM

b-mobile SIM U300

+ 光ポータブル PWR-100F のインターネット接続は、有線LAN、無線LANの設定を終え、後残るは 3G 接続のみとなった。 この PWR-100F はSIMフリー版……、iGa さんが既に使っている日本通信株式会社の SIM を使う予定なのだ。 19日、フレッツスポット接続設定を完了後、早速、amazon に「b-mobile SIM U300(6ヶ月定額使い放題通信パッケージ)」を注文、お急ぎ便で手にいれたのであった。 20日夕には到着、来たのはこんな docomo FOMA の SIM だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 23, 2010 12:05 AM

Cats in IKEA

・ 英国の IKEA の店舗の中に、100匹のネコを放す。さて、どうなったのか……。 Herding cats なる You Tube ムービーだ。 しかし、IKEA の店舗って世界中同じ……変なところに感心してしまう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 15, 2010 12:00 AM

IKEAカタログ2011 / iPhone

+ 先日、IKEA FAMILY の会員向けに「2011年カタログ」が送られてきた。表紙も含めて380頁のなかなか立派なカタログであった。 9月1日から店頭で配布……だが、一冊350-円也と有料になってしまったようだ。 ……が、しかし、無料の iPhone アプリで登場である。紙媒体の380頁のカタログが、そのまんま iPhone の画面で見られるのである。 これは、IKEAカタログのデジタルポケット版というべきものではないか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 12, 2010 08:23 PM

床下の小人たち

床下の小人たち岩波少年文庫著者: メアリー・ノートン  Mary Norton訳者: 林 容吉ISBN: 978-4001140620出版社: 岩波書店価格: 714-円(税込)スタジオ・ジブリの「借りぐらしのアリエッティ」の原作本……、宮崎駿が40年も前から、アニメ化を考えていた……というのを聞いて、その理由を知りたくなった。神田の啓文堂で平積みになっているのを手にした。 本書の原作の書名は THE BORROWERS とのこと、辞書を引けば「借りる人」のこと、アニメ映画の題名「借りぐらしの…………」の方が原題に近いのだ。 1952年に出版、作者はイギリスの作家 Mary Norton メアリー・ノートン、児童向けのファンタジー小説なのだ。人間からものを借りることでひっそりと暮らしている小人達の冒険物語……、The Borrowers シリーズとして全5作、岩波少年文庫から「小人の冒険シリーズ」として全巻刊行されている。 私の周辺でも、いつの間にか物が無くなっていたり、見当たらなくなっていたり……、我が家の床下にも Borrowers が……、なぞと想像をたくましくしている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 8, 2010 10:11 AM

百年の家

百年の家 the House絵: ロベルト・インノチェンティ Roberto Innocenti作: J・パトリック・ルイス J. Patrick Lewis訳: 長田 弘ISBN: 978-4062830423出版: 講談社定価: 1,995-円(税込)家自身が語っていく。自分自身の歴史を……。 自分が作られた年は1656年、最初は石と木だけの家だったが、窓が出来、外を見られるようになり、庇が出来、人の話し声が聞こえるようになった。 そこに様々な家族が住み、沢山の月日が過ぎ……、いつのまにか、誰も住まなくなった。 そして、ある日、その廃屋は子供たちに見つけられる。「見ろよ! おっそろしく古い家だ」 それは1900年の事、それから100年、20世紀を生きた一軒の家の物語だ。 本著の絵は、イタリアの絵本作家、1940年生れのロベルト・インノチェンティの作、彼は国際アンデルセン賞画家賞受賞の世界的絵本画家として知られる。物語の語り手は、米国の詩人、J・パトリック・ルイス、そして、詩人の長田弘が翻訳している。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 2, 2010 11:55 AM

PRO GUARD AG for iPhone 4

link iPhone 3G の表面は、ずっとつや消しの保護フィルム、パワーサポート製の anti-glare Film set for iPhone 3G を装着していた。表面サラサラ、快適なタッチが.........得られた。 これは、それ以前の iPod touch から同じなのである。 さて、iPhone 4 は……というところだが、まずは、Starter Pack for iPhone 4 の、つや有り保護フィルムを貼って試してみた。 しかし、表面のすべりは悪く、指紋でベタベタ……どうにかしなくちゃ……なのであった。 というわけで、新しい保護フィルムを手に入れることにした。 Micro Solution マイクロソリューションの PRO GUARD AG 高精細アンチグレア・つや消しマットフィルムを選んでみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 27, 2010 12:03 AM

岩上安身トークカフェ in 小諸

昨日22日午後、長野県小諸、中棚荘「はりこし亭」でフリージャーナリスト岩上安身氏の講演会が開かれた。 現在の政治的状況下での講演「日本のサバイバルに向けて〜草は何度でも生える」は、示唆に富んだ内容であった。 参加者の大部分は Twitter の方々……、これも今風なのだ。 ● Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 23, 2010 08:14 AM

祖父たちの零戦

祖父たちの零戦 Zero Fighters of Our Grandfathers著者: 神立 尚紀ISBN: 978-4062163026出版社: 講談社価格: 1,890-円(税込)今日は8月15日、終戦記念日だ。 本書の書名「祖父たちの……」は、ちょっと前なら「父たちの……」であったろう。あるいは「兄たちの……」であったであろう。 戦争が終わって65年……、零式艦上戦闘機に搭乗し戦い、生き残った人達も、既に祖父であり、又、天寿を全うされている方々が大部分なのだ。 本書は二人の海兵60期、零戦隊を代表する飛行隊長であった進藤三郎少佐、鈴木實中佐の話しだ。零戦の登場から、太平洋戦争開戦、そして1945年の終戦(というか敗戦……)、そして戦後、彼らの最期までの話しだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 15, 2010 12:31 PM

Arbor Hat

・ いつもは、衣類等々を自分で購入……することはない……という私だが、先日の JEDI の催し「JEDI@多摩の横山」で炎天下の屋外を走破する際、日射病なんぞになって JEDI の面々にご迷惑をお掛けしてはならじ……と考え、帽子をゲットすることにしたのだ。 たまたま立ち寄った新宿の東急ハンズには思うようなものはなかったが、近くのスポーツ用品を扱う店にはいろいろあったのだ。 ……というわけで、選んだのがこれ、Arbor Hat なるもの、サイズはもちろんLであるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 11, 2010 10:24 AM

家づくりの玉手箱

家づくりの玉手箱「吉岡さんちの暮らし」 著者: 吉岡 孝樹ISBN: 978-4990079345出版: シンケン定価: 1,500-円(税込)鹿児島シンケンの迫さんから本をお送りいただいた。 シンケンの営業スタッフ、吉岡孝樹氏の本なのである。 吉岡氏は1964年大阪生れ、工学部出身、アパレル企業勤務を経て、総合不動産会社にて注文住宅の営業・企画・設計業務を10年近く経験、夫人の帰省先である鹿児島のシンケンに惚れ込んで2000年入社、2004年自らシンケンの家を建てて住むことになったのだ。 本書はその後6年間の記録、シンケンのホームページに連載していたコラムをまとめて出版したものだ。住宅の本であると同時に、その住まい方の本でもあるのだ。 シンケンスタイルはハードウェアとしてのスタイルだけではなく、暮らし方のスタイルであることを実感する内容なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 9, 2010 03:41 AM

IKEAカタログ 2011

+ IKEA イケアから2011年カタログが送られてきた。表紙も含めて380頁……、ちょっとした見ごたえあり……。 店頭での配布は9月1日からだが、きたる9月15日に4周年を迎える IKEA FAMILY の会員向けに、特別に送られてきたようだ。 今まで、IKEA からカタログが送られてきたことはなかったように記憶するが……、これで、やっと IKEA FAMILY に会員登録するメリットが出てきたかな……。 「シェア my イケア」なる、イケア製品による実例集もついてきた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 6, 2010 07:20 AM

Michelin Green Guide Japan

Michelin Green Guide Japan編集: Michelin Travel Publications (Corporate Author) ISBN: 978-1906261948出版: Michelin Travel Pubns定価: 2,040-円(税込)最近のテレビで、外国人観光客が築地の築地市場でマグロの競市なんぞを見学……、そのマナー云々でルールを……なんて話を視た。日本人、それに東京にいても築地にマグロの競市を見にいくなんて、ちょっと聞いたことはないが、どうも外国人には観光スポットになっているらしい。 そんな日本観光スポットをリードしているのは、外国人向けのガイドブックに違いない。 この高名なミシュランのガイドブックの表紙には、Explore Tokyo's Tsukiji fish market なるコピーが……、Discover Japan's rich history in Kyoto, Relax in the hot springs in Beppu と並んでいるのだ。京都、別府と並んで築地なのだ。 縦型のガイドブックスタイルだが、全488頁で22mm厚……ポケットに入るわけではない。 PLANNING YOUR TRIP から...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 4, 2010 12:02 AM

Ferrari 1/100 collection

link コンビニ「サークルK」「サンクス」で、フェラーリの 1/100 ダイキャスト製ミニカーが缶コーヒー1本に1台付きで販売.....というキャンペーンが始まっていた。 昨日、コスモガールの mizoguchi さんの Twitter でのつぶやきで知ったのだ。 1/100 の建築模型スケールだけど、まぁ、先日のランボルギーニもそうだけど、今回はフェラーリ……よっぽどの豪邸じゃないとね……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 31, 2010 07:33 AM

経度への挑戦

経度への挑戦角川文庫著者: デーヴァ・ソベル Dava Sobel訳者: 藤井 留美ISBN: 978-4042982081出版社: 角川書店価格: 620-円(税込)原題は Longitude(経度)と素っ気ないが、 The True Story Lone Genius Who Solved Greatest Scientific Problem his Time なる副題……、「その時代最大の科学的問題を解決した孤独な天才の真実の物語」というのが本書だ。 時は18世紀、ヨーロッパでは「大航海時代」を経て海洋交易が振興する一方で、多くの海難事故で数多の生命、財産が失われていた。それは航海において「正確な経度を測ること」の術がないことに起因していた。 1714年、英国議会は「実用的かつ有効な」経度測定方法の考案者に対し莫大な賞金を与えるという「経度法」が施行されたのだ。一等賞から三等賞まで、その誤差の精度によって賞金は異なっていた。まだ、ニュートン、ハレーの時代、そのコンテストはその時代の大いなる挑戦であったのだ。 その解決法の大勢は天文学による……であったが、精密な時計……クロノメーターを作ること……が解決法となってくるのだ。大工上がりのの時計職人、 John Harrison ジョン・ハリソンがそれを作りだすのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 29, 2010 10:12 AM

Starter Pack for iPhone 4

link 「iPhone 4 ケースプログラム」で純正 Bumper を選択しているのだが、その前にケースを用意したのだ。 Simplism の Trinity の「Starter Pack for iPhone 4」なのである。 Starter Pack とあるように、いろいろ必要とされるであろうお道具のパックなのだが……、まぁ、いらない物もあるのはいたしかたない……。 でも、こいつ、コストパフォーマンスの高いなかなかの優れ物とみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 25, 2010 12:53 AM

iPhone 4 ケースプログラム

Apple が iPhone 4 のケース提供プログラムを開始した。 「7月16日の記者会見」で発表されたケース提供プログラムは、9月30日までに iPhone 4 を購入した全購入者 (……のうち感度に問題を感じているユーザー……だそうだ) を対象に純正の Bumper、又はサードパーティー製ケースを無償で提供するというものだ。 申込みは App Store から「iPhone 4 ケース提供プログラム」をダウンロードし起動、iTunes ID / Apple ID でログインして望みのケースを選択する。アプリケーションによって端末の IMEI 番号とシリアル番号を取得するため、自ずと iPhone 4 1台につきケース一個になる仕組みだ。 選択できるのは純正の Bumper (黒のみ) の他、Belkin や Griffin などのサードパーティー製で、出荷予定はいずれも 3~5週 となっていた。 私は、もちろん、Bumper を選択したが、ケース提供プログラムの規約によれば、「アップルは、提供可能数に基づき、iPhone 4...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 24, 2010 12:25 PM

O-KA-E-RI

O-KA-E-RI岩城里江子RAKU HOUSE 1,500-円(税込)先日、iPad のアコーディオンを試していただいた岩城里江子さんの初アルバムが発売され、amazon からやってきた。 「一台のアコーディオンと旅してできた音日記♪」...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 21, 2010 10:16 AM

住まいの解剖図鑑

住まいの解剖図鑑 ―心地よい住宅を設計する仕組み THE ANATOMICAL CHART OF HOMES著者: 増田 奏ISBN: 978-4767809182出版: エクスナレッジ定価: 1,890-円(税込)最近、神田の啓文堂の店頭に平積みされていたのを手にした。内容も著者による図版もすばらしい。 秋山設計道場の生徒諸氏にとって必携の教科書として推奨しようと考えているのだ。あの rhenin 氏も「……よい本でした」と Tweet しておられた。 その昔、芸大建築科に入った頃、吉村順三が「君たちはこんな本は見ているのかい」と言っていた本が、主婦の友社の「住宅全書」だった。本書は住宅全書が持っていたトータルな住宅設計便覧という性格、それの現代版にして図解本として作られているのだ。 住宅全書を思い出したのは、お会いしたことはないが、本書の著者・増田秦(すすむ)氏は吉村順三の事務所スタッフだった……という経歴を読んで、思い出したのだ。 もしかすると、増田氏は、昔、参考にしていた「住宅全書」を新しく作り直そうとしたのかもしれない……と思っているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 20, 2010 12:12 AM

My iPhone 4

+ 18日午前9時半、何気なく MacBook Air のメールを見たら Apple よりのメールがあった。 6月27日、Apple Store 渋谷店で iPhone 4 32GB Black を予約して以来、このメールを待っていたのだ。苦節……三週間、ついに来たのである。「ご予約されたiPhone をApple Storeでお受け取りいただけます。」とのことなのだ。 メールには「予約有効期限7月19日(月)」とある。今日明日の二日間だけしか受付けない。早速、Apple Store 渋谷に出かけることにしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 19, 2010 05:44 AM

住宅—日常の詩学

+ 建築はテキストで出来ている……、それを再確認させられた。 建築家・坂本一成氏は立川高校の一期後輩(立高14期)である。その縁で、先週、立高同窓会誌「紫芳」の企画で対談を行った。氏にお会いしたのは今回三回目、じっくりとお話を聞いたのは初めてであった。 立高の二年間は同じ環境にいたわけだが、同級生でも400人であるから、同じクラブに属しているというような事でない限り面識があるわけではない。 双方とも同じ高校を出ても、その後の経歴は大いに異なる。同じ職能である建築設計の世界にあるとしても、その立ち位置は大いに異なるものなのだ。しかし、対談は予想外に愉快なものであった。 本書「坂本一成 住宅-日常の詩学」は、対談の席でいただいたものだ。氏の建築家としての思考の軌跡が、ここにある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 16, 2010 01:52 AM

taka_raba_ko

link 本ブログ aki's STOCKTAKING のコメント欄でおなじみの「たかさん」こと高杉仁之氏がブログを始められた。題して「taka_raba_ko」……だ。  ● taka_raba_ko 昔……6年前、福岡で安成工務店のモデルハウスを作っていた時、下関の安成工務店でお会いした以来の友人である。 しかし、彼のいる山口県、大雨が心配である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 15, 2010 06:58 AM

Moulton Bicycle books

+ Moulton モールトン自転車に関する本といえば、この二冊だ。今もってそれは変わらない。 赤本、青本と呼ばれていたと思うが……、青い薄いペーパーバックスが the Moulton bicycle で、赤くて厚いハードカバーが The Spaceframe Moultons だ。 the Moulton bicycle は1981年初版、手元にあるのは1994年再販されたものだ。内容は、1957年から1981年にかけての開発から初期モールトン自転車の話。The Spaceframe Moultons は1994年刊行されたものだ。 両書とも The Sturmey-Archer Story の著者である Tony Hadland 氏の著作である。 この The Spaceframe Moultons の増補改訂版が出版されているとのことだが、……まだ見ていないが、どうなんだろ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 13, 2010 12:23 AM

小さな家。計画

+ 「小さな家。計画」が出版された。 昨年、OMソーラーのフォルクスA・チームからの招請を受け、フォルクスA-Pro なるプロジェクトのお手伝いという形で本書の出版に関わることとなった。 編集者のチーフは。旧知の旧建築知識編集長の本間氏、フォルクスハウス「仙川の家」の取材から、イトコー小林氏設計のフォルクスハウスの取材、そして、フォルクスA-Pro・プロジェクト……と楽しい仕事であった。 このプロジェクト、続行中である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 12, 2010 08:23 AM

GRIFFIN@COSTCO

・ コストコには iTune Card の安売りだけではなく、iPod の類いもあるし、最近ではソフトバンクの出店まであって、 iPhone までおいてあるのである。 従って、iPod, iPhone 系のアクセサリーもある。 このような段ボール箱が1,577-円(税込)とあったので、ためらいなくゲット……してみた。 中味は GRIFFIN の iPhone 用のアクセサリー三点セットなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 7, 2010 04:18 AM

古レールの駅 デザイン図鑑

古レールの駅 デザイン図鑑著者: 岸本 章ISBN: 978-4306045286出版: 鹿島出版会定価: 2,940-円(税込)やぁ、こんな本を待っていた。 誰しも、鉄道駅上屋の構造物がレールで出来てているのを気がつくことがある。又、あっ綺麗だな……と思うこともある。そして、カメラを向けたことも一度ならず……ある。しかし、その構造物を徹底的に収集してやろう……とは誰も思わない。 本書はまさしく、そんな希有な事を為した……昆虫採集のように為した、建築家・岸本章氏の貴重な収集帳である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 6, 2010 01:12 AM

MOULTON BICYCLES EXHIBITION

+ 渋谷・代官山ヒルサイドテラスで「アレックス・モールトン自転車展」が開かれているのを、mincoro さんのブログ「ton.ton.cycle」のエントリー「自転車鑑賞(モールトン自転車展)」で知り、早速でかけた。  ● モールトン自転車展 @HILLSIDE TERRACE  ● Moulton News モールトン博士の90歳の誕生日を記念して開催された、新旧60台余のモールトン自転車が一堂に会するという空前絶後の展覧会なのだ。 4日日曜日まで……善は急げ……。 会期:6/29(火)~7/4(日) 時間:11:00~19:00 ※4(日)は17:00閉館  会場:代官山ヒルサイドテラスF棟上の写真は、会場でゲットした絵葉書の一枚、モールトンに乗るモールトン博士の後姿だが、何か Frank Patterson 風の絵になってしまった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 2, 2010 12:04 AM

Helter Skelter

Helter Skelter ヘルター・スケルター……って、まぁ、邦訳では「しっちゃか、めっちゃか」てな感じだが、ビートルズの楽曲の名前として有名で、チャールズ・マンソンのカルト集団に影響を与えた……とかだったりするのだ。 又、岡崎京子の漫画の書名「ヘルタースケルター」としてもよく知られている。 しかし、本来、このような奇妙な建築物の名称であるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 20, 2010 03:39 AM

LEICA X1 with Hand grip

+ ハンドグリップを装着した LEICA X1 である。 最初は、バルナック型ライカ特有の両端部の半円筒形の美しさを損ねる……無用であると考えていた。ところが、「ホールド感良し、必須である……」なる使用者のブログ記事を読んで、ちょっと興味がわいてゲットしてみたのである。 それが、なかなか頼りがいのあるものなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 19, 2010 12:21 AM

LEICA X1

+ LEICA X1 は、徐々に、私にとって有効なお道具になりつつある。 今まで、KODAK 二眼の23mm超広角、そのパンフォーカスで唯々記録し、そのデータをデスクトップ上で切り刻むように写真を作っていた。 しかし、X1 を使うようになってから、36mmという画角を活かした写真を撮るように……徐々にだが変わりつつあるのだ。それは、特にX1用ファインダーをゲットし、それを覗いて撮影するようになってから顕著なような気がする。 それに LEICA X1 は普通に良く撮れる。 一眼レフ並の大きなセンサー APS-C と ELMARIT エルマリートレンズの所為なのか、実に良く撮れる。それが大き過ぎず小さ過ぎずの、Ur LEICA を思わせるコンパクトなボディの中に収まり、その操作感、その感触は実に満足を感じさせるものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 15, 2010 12:19 AM

15歳の東京大空襲

15歳の東京大空襲ちくまプリマー新書著者: 半藤 一利ISBN: 978-4480688323出版: 筑摩書房 定価: 819-円(税込)ちょこっと入った本屋で目に入った。薄いクリーム色、渋い青で印刷された銅版画風の本の姿のきれいな表紙が目に付いたのだ。 著者、半藤一利の名前を確認してレジに向かった。 本ブログでも何度か取り上げている昭和史の半藤氏の自伝ともいうべき、彼の少年時代の話だ。氏は今まで、1945年3月10日の自身の東京大空襲の体験を語ることはなかったが、初めて九死に一生を得た……その体験を語ったのだ。氏は1930年生れ、今年80歳にあらせられるのだ。 それは半藤氏が15歳の時、旧制府立7中(現都立隅田川高校)の二年生、もう学校で学ぶことも許されず、軍需工場での工員のような生活であったのだ。その日の夜、向島の自宅で、空襲警報とともに始まったB29の爆撃に逃げ惑うことになるのだ。その日、1,670トンの焼夷弾によって死者は10万人を超えることとなったのだ。 現代の講談師の面目躍如……大迫力でその日の体験が語れていくのだ。本書は青少年向けの新書であるのだが、戦争に遅れてきた多くの大人達も読むべきであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 14, 2010 12:02 AM

iPad Accordion

・ 数日前、神楽坂の某所で iPad を触り尽くす会が開かれた。 二台の iPad が用意された会に集まったのは、お馴染の JEDI の面々、それにスペシャルなゲストまでお迎えして賑々しく開かれたのであった。 ぞれも、iPad によるアコーディオン演奏が行われるという素晴らしさであったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 12, 2010 11:40 AM

PHAIDON DESIGN CLASSICS

・ 高名なデザイン図鑑 PHAIDON DESIGN CLASSICS の iPad 版である。 iPad を予約した後、手にしたらすぐにも見たいと事前に iTunes の App Store でゲットしておいたものなのだ。書籍版は重厚にして高価だが、iPad 版は無重量の上、廉価(2,300-円)でもある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 11, 2010 06:17 AM

“It’s like a beautiful old Leica camera”

7日、WWDC 基調講演で、iPhone 4 を発表したジョブズは、 "It's like a beautiful old Leica camera" と誇らしげに語っている。 ● Apple - QuickTime - WWDC 2010 Keynote Address...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 10, 2010 12:08 AM

LEGO technic / 8256

+ LEGO レゴの新型ゴーカートである。全長170mm程のものだが、なかなか感じがでている。 レゴテクニックの車の定番メカニズム、ステアリング・サスペンションだが、これはゴーカートらしくサスペンションなし……しかし、エンジンが付いているのだ。まぁ、単気筒……のバイク用のエンジンなのであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 9, 2010 12:17 AM

「地図・場所・記憶」

「地図・場所・記憶」 —地域資料としての地図をめぐって—多摩デポブックレット 3著者: 芳賀 啓ISBN: 978-4877514167発売: けやき出版発行: NPO法人共同保存図書館・多摩価格: 630-円(税込)「川の地図辞典 /多摩東部編」の出版で気を吐く「之潮」の芳賀啓氏からお送りいただいた。 恥ずかしながら、そのような仕掛けがあるとは知らなかったが、NPO法人共同保存図書館・多摩なる組織から出版された小冊子(A5判、54ページ)だ。二年前に行われた芳賀さんの講演を元に、大幅に書き直されたものだそうだ。 現在の地図(地形図)作成の現状と、古地図(複製)のありかた、多摩地域の地図資料について、具体的な例を上げて語っておられる。 現在のデジタル化する地図への危機感、地域にあった地域の記録である地図が、中央に集められ廃棄されていくという愚行……、芳賀氏の怒りは激しく収まる気配はない。 地図に興味のある方々、多摩に興味のある方々……必読の書であります。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 6, 2010 09:18 PM

光ポータブル

link 私の iPad は 3G なしの Wi-Fi のみのタイプだが、外出先で Wi-Fi を探すのは……やっぱり面倒である。本来であれば、iPhone のテザリングによってそんな心配は無用なのだが。 まぁ、そうは言っても無い物ねだり……、携帯できる Wi-Fi ルーターが欲しくなるのだ。 イー・モバイルの Pocket WiFi とか、日本通信の b-mobile WiFi、ベリーモバイルの MiFi 2372 モバイルホットスポット、そして、バッファローのポータブルWi-Fiと、いろいろ揃ってきたのだ。 私と同じ日に iPad Wi-Fi をゲットした某氏は、すでに SIM フリーの Wi-Fi ルーターをゲット……、その SIM も amazon でゲットした模様である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 5, 2010 12:31 PM

ファイアーキング・カフェ

ファイアーキング・カフェ著者: いしかわ じゅんISBN: 978-4334927103出版社: 光文社価格: 1,680-円(税込)先日はOMの会誌「Kizuki」に登場してくださった、いしかわじゅんさんの新著だ。 それも、うってかわって、漫画でも評論でもなく……小説なのだ。前から、小説を書いておられるのは知っていたが、私にとって、初めてのじゅんさんの小説なのだ。 舞台は沖縄、那覇……、そこに本土(……内地)からやってきた男女達、「私は魂(まぶやー)を東京に落としてきたに違いない。……居場所をなくした男たちが、生きる意味を探す女たちが、自分の場所を求めて那覇の町にやってくる。それぞれの思いを、東シナ海からの湿気の底に沈めて。今日の那覇と人を描いた連作長編」と帯にある。 そこ那覇での男女の営為……なにかほろ苦い……。 この書名にあるカフェの名前、ファイアーキング……、このガラス器なるものを初めて知ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 2, 2010 01:28 PM

iPad /到来

+ 今日は朝からいつ来るかいつ来るかと……ヤマト運輸の「クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム」に伝票番号三個を入れてチェックすること……何十回であった。 なかなか情報は更新されず、西東京ベース店に入ったまま……ここは国道16号で多摩川を渡ってすぐ左……よく知っている場所なのだ。ゆるされるものならば取りに行きたいとまで考えたのだ。 やっとこさ八王子大和田センターなる、いつもの配達してくれるお店に着いたのが1時前……ドライバー氏のケータイに電話……、やっとこさ2時前にピンローン……到来したのであった。 到来したのは iPad Wi-Fi 32GB と、Dock, Camera Connection kit、そして Apple 純正のケースである。事前に用意していたのは、amazon からの Anti Fingerprint なるシート、PRO GUARD AF for iPad で万全を期した。 まずは、iTune に繋いでいろいろ、シートを貼っていろいろ、ケースに入れてみていろいろ、まだまだやることがあるなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 28, 2010 05:27 PM

Kizuki/Vol.1

+ OMソーラーの会誌「月刊OM」が「Kizuki」なる名称に変わったそうだ。 「建築と私」なるF森教授の連載やら、小玉祐一郎氏の「パッシブデザインを問う」なる連載が始まって、様変わりの様子だ。表紙もF森教授の建物だし。 でも変わらない連載「あの人に 会いたい」は22回目、いしかわじゅんさんの登場だ。じゅんさんは漫画家にして評論家、それに小説家でもある。 6頁にわたってのインタビュー記事、OMソーラーの住まい手としての思い考えを語っておられる。 先日、こんなOMの住まい手がいるのに……出ていただいたら……とOMに伝えたのだ。 じゅんさんは10年前、当方、LANDship の設計で、一階住まい・二階スタジオのフォルクスハウスを建てられた。もう、OMのベテラン住まい手なのだ。奥さんと正ちゃんとミミの猫二匹、充実した生活なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 25, 2010 12:11 AM

Ninja Strap

+ 先日、alpshima の島崎氏より電話あり、Casa Brutus の最新号 2010 vol.122 MAY を見よ……君が絶対欲しくなるであろう物が出ている……ということであった。 それがこれ、Ninja Camera Strap であった。5月11日、原宿の TOKYO CULTUART by BEAMS でゲットしたのであった。コンパクトカメラ用の25mm幅、色は Black とした。 メッセンジャーバッグのようにたすき掛けし、常時は、ストラップを縮めて身体に密着させておきながら、撮影時にはバックルを引いて延ばす。その変幻自在、忍者のごとし……というわけで、Ninja Strap なのであろう。自転車乗りには必須のお道具、間違いなしなのだ。  ● - DIAGNL strap -...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 23, 2010 12:05 AM

地震と火山の島国

地震と火山の島国岩波ジュニア新書著者: 島村 英紀ISBN: 9978-4005003693出版: 岩波書店定価: 819-円(税込)先日、ヨーロッパの航空便を麻痺させてしまった火山は、エイヤフィヤットラヨークトル火山というややこしい名前だったが、その所在地アイスランド、火山噴火以外の話題では、経済破綻って話も記憶に新しい。 あまり知られることのないアイスランドだが、国土は北海道より二割ほど大きい島、そこに人口32万人(……私の住む八王子市でも人口54万人もいる)という小国なのだ。 そのアイスランドに何度も出かけた地震観測の専門家、島村英紀氏、元北大教授・国立極地研究所所長の「極北アイスランドで考えたこと」なのだ。本書は2001年岩波ジュニア新書の一冊として出版……、ちょっと前のアイスランドなのかも知れない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 22, 2010 11:27 AM

TORX

昔、Macintosh を分解する……というか、筐体を開けるのに必要な工具は、MacOperner であった。その先端についていたのが、この TORX(トルクス)であった……、T15 とか……。 昔は素人は開けちゃだめよっ……な意味の、特殊なお道具が必要と思っていたが、今では「100円ショップ」にもあるくらいの一般的なお道具と言えるらしい。機械で組み立てるという世界では、極く一般的なのであろう。 さて、BMI VISO の3本の TORX が、妙に分解してくれと言っているような気がするのだ。必要なのは T8 なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 21, 2010 01:29 AM

コミュニティを問いなおす

コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来ちくま新書著者: 広井良典ISBN: 978-4480065018出版: 筑摩書房定価: 903-円(税込)本書は、朝日新聞社の2009年度の第9回大佛次郎論壇賞であり、その独自の主張がずいぶんと注目されているものなのだ。著者である千葉大学法経学部教授。広井良典氏は1961年岡山生れの新進気鋭の社会学者である。 そんな方にひょんなことからお会いすることになったのだ。 中谷礼仁氏が編集委員長となった日本建築学会の会誌、月刊「建築雑誌」の6月号の特集は「われらの庭園」、何か造園……の特集というわけではない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 19, 2010 02:03 AM

iPad video /広島弁

link もう何度も見た iPad 紹介ビデオだ。日本のサイトでは字幕付き……になったのだが、ここの解説を「広島弁」に吹替えしたのが YouTube で評判だ。 アップル社の皆さん、ジョナサン・アイブもフィル・シラーも、スコット・フォルストールも皆、広島弁でしゃべっちゃうのだ。 この広島弁については、広島エヌテックの yoko-m・松下さんに、その地元度を確かめたところ太鼓判……でしたぞ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 16, 2010 12:11 AM

Eye-Fi X2

+ おなじみの……、私は 2GB のものを二枚使っている、Eye-Fi カードだが、高速化され容量も増やされた新型の日本発売が発表された。 ● Eye-Fi Connect X2 4GB Wi-Fi内蔵SDHC型メモリーカード ● Eye-Fi Explore X2 8GB W-iFi内蔵SDHC型メモリーカード ● Eye-Fi Pro X2 8GB Wi-Fi内蔵SDHC型メモリーカード...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 14, 2010 08:47 AM

アップル丸かじり

週刊ダイヤモンド 2010年5/15号ASIN: B003H825X2出版社: ダイヤモンド社価格: 690-円(税込)5月10日、iPad の予約が始まったが、その日の TV のニュース番組も軒並み報道、iPad 登場の衝撃がただならぬものであることを物語っている。 週刊ダイヤモンドの今週発売号 5/15 の特集は「アップル丸かじり」、26頁から83頁、58頁にも及ぶ大特集なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 13, 2010 12:01 AM

AM-5 overhauled

link 名古屋・栄のモールトン屋、EG square (イージースクエア) に持ち込んで整備をお願いした私の AM-5 のオーバーホールの作業が始まった。 昨年11月4日に車で名古屋に行った時に、強引に持ち込んだものだが、半年経って作業を始めてくださったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 11, 2010 12:00 AM

iPad 予約開始

link さてさて、We'll be back soon. となっていた Apple Store も、iPad が加わり「先行注文」となっている。Apple Store では、Wi-Fi モデルのみの販売である。 4:00 の時点ではまだ受付けてはいなかったが、5:00 の時点で受付けが始まっている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 10, 2010 04:00 AM

天野太郎の建築展 あるべきようは

先日、案内した「天野太郎の建築展」が、 「 あるべきようは」という副題を伴って、上野の藝大美術館で開催される。 会期 2010 年5月11日(火)~23日(日)   月曜休館 入場無料 会場 東京藝術大学大学美術館 陳列館2 階   開館10:00 ~ 17:00(入館16:30 まで) 主催 「天野太郎の建築展」実行委員会 共催 東京藝術大学美術学部建築科、工学院大学建築学科、工学院大学建築学科同窓会、匠美会、 天野・吉原設計事務所OB 会 後援 (社)日本建築学会、(社)日本建築家協会、(社)日本建築士会連合会、 NPO法人 有機的建築アーカイブ...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 7, 2010 12:10 AM

蒸気機関車200年史

蒸気機関車200年史著者: 齋藤晃ISBN: 978-4757141513出版: NTT出版定価: 4,410-円(税込)元祖、トレビシックの蒸気機関車が南ウェールズを走ったのが、1804年とのことだ。それから200年……、21世紀の今から蒸気機関車を考察したのが本書だ。 著者、齋藤晃(さいとうあきら)氏は、本ブログにおいて極初期にエントリーした「機械らしい」に取り上げた二冊の蒸気機関車本「蒸気機関車の興亡」「蒸気機関車の挑戦」の著者なのである。 再びの蒸気機関車本……、蒸気機関車のメカニズムに焦点をあてた本書、その発展史は462頁、厚さ30mmを越す大著なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 4, 2010 05:03 PM

eneloop stick booster

+ 最近、店頭に見かけることがなかったが、遅ればせながら、eneloop stick booster をゲットした。 家内の iPhone 3GS に繋げてみた。彼女も一泊旅行なぞ出掛ける時には、予備電源が必要なのである。 家の電池使用の仕掛けはみな eneloop 化されているので、使い回しのきく eneloop 単3二個使用の stick booster は歓迎なのである。 一緒に、短いUSBケーブル (長さ20cm) もゲットである。 eneloop スティックブースター KBC-D1AS...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 3, 2010 12:12 AM

LEGO technic / 8047

・ LEGO レゴ・テクニックの新型、小型パワーショベルである。  ● LEGO.com TECHNIC : Products - New - 8047 全幅85mm全高150mm、写真の状態での全長230mmというところ、可愛らしいダンボじゃなかった……ユンボ、というものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 1, 2010 11:27 PM

STAEDTLER graphite 771

・amazon これは知らなかったなぁ……。啓文堂書店神田駅前店の地下文具売場で初めて見たのだ。大体、1.3mm芯のシャープペンシル自体も初見であーる。 三角形の断面のデブッチョを、ちょっと握って試し書きしてみたら……、ちゃんとバネ入り、先端にクッション性ありなのだ。  ● STAEDTLER graphite 771 1.3 mm mechanical pencil 常用の PRESS MAN 0.9 もクッション性が特長、なんといっても筆圧を掛けても折れないしニュアンスのある筆跡が気に入っているわけだが……、これもいいかも知れないと思ったのだ。早速、ゲット……、価格は1,050-円(税込)と、それなりの価格なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 29, 2010 01:09 PM

Camera in DOMKE Protective Wrap

DOMKE Protective Wrap は、裏がベルクロ凸のものなら何でも……というわけで、JEDI のパッチも付けてみた。 さて、中身はベルクロとは関係ないが……、新鋭カメラが入っているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 28, 2010 11:17 PM

フランスの伝統色

フランスの伝統色 The Traditional Colors of France監修: 城 一夫ISBN: 978-4894447349出版社: ピエ・ブックス価格: 2,940-円(税込)玉井さんの事務所のテーブルの上に本書を発見……、スタッフからの誕生日のプレゼントとのことだ。誕生日にプレゼントしてくれるスタッフのいない私は書店で自らゲットしたのだ。 帯には「パリジェンヌが愛したフランスの色270」とあるが……、さて、どんな色が……あるんだろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 27, 2010 05:05 AM

未完の「多摩共和国」—新選組と民権の郷

未完の「多摩共和国」—新選組と民権の郷著者: 佐藤 文明ISBN: 978-4773630015出版: 凱風社定価: 2,625-円(税込)4月24日夕、京王プラザホテル八王子での、「新選組」の著者・佐藤文明氏の講演会「幕末・維新に見る多摩ネットワークの底力」を聴講した。 講演会は時間を大幅にオーバー……、しかし、佐藤氏が語りたい三分の一にも達せずとのことであった。 氏は「多摩」という場所が、家康の江戸入り以降、特別な場所になったこと、そこに培われてきた自治と自衛の精神がどこからきているのか……、そこから語り始めた。 新撰組の里である多摩が、いかに優れた人材を生み出し、その人材、人脈によって何を為してきたのかを熱く語った。氏はそれらを今風に「ネットワーク」と呼ぶのだ。「蘭方医ネットワーク」「大奥女官ネットワーク」「開明教育ネットワーク」が幕末・維新の中でどう機能していったのかが今回の講演で大いに語られたのであった。 中でも、最近のテレビドラマ「篤姫」で大いに話題になった幕末の大奥の世界、そこに登場した奥女中達の名前、滝山、滝尾(ませ)、岡野、藤波は全て多摩の女性であったという話しには驚いた。そのような事業を為せる人物を輩出したのが「多摩」という場所であったのだ。 その後の薩長土肥による明治政府によって圧殺されてきた多摩、そのネットワークの力を再び……というお話しだったのだ。 本書は「新撰組」に続く、氏の「多摩」についての2005年出版の著作であるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 26, 2010 05:34 AM

御宿 /1939

+ 一昨日は、千葉県茂原にいた。 OMソーラー始まって以来、旧知の御宿・小山建築工務の親分・小山栄二氏と同道して打合せに伺ったのであった。 その後の宴会……、大いに楽しんだのだ。その時、私の父・秋山喜世志のアルバムに昔の御宿の写真がある……と話した。……というわけで、早速スキャンしてみたのだ。 1939 (昭和14) 年8月16日〜20日、まだ独身、写専を出て小西六の社員だった28歳の父が外房を夏休みの旅行、大原・御宿・勝浦を旅した時の写真である。 いろんな写真を撮っているが、この四枚のサロン調の写真は「御宿 朝」のキャプションがあった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 22, 2010 08:32 AM

川の地図辞典 /多摩東部編

川の地図辞典 多摩東部編[フィールド・スタディ文庫 Collegio Field Studies 5] 著者: 菅原 健二ISBN: 978-4902695120出版: 之潮 (コレジオ) Collegio定価: 2,940-円(税込)桜満開の4月4日、国分寺で出版記念ウォークが行なわれたが、その「川の地図辞典 /多摩東部編」が遅ればせながら店頭に並んだようだ。amazon にも出ているが本格的販売には至っていないようだ。 即、手に入れるにはジュンク堂に行けばいいのだ。 ロング・ベスト・セラーとなった「川の地図辞典 /江戸・東京23区編」は3刷目、「補訂版」が発売されている。 この「……多摩東部編」も多くの方に受け入れてもらいたいものと思っている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 20, 2010 12:01 AM

ハナミズキ

+ 寒くてたまらん……が、八王子拙宅のハナミズキは満開……である。 ハナミズキ(花水木、学名:Benthamidia florida)はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。北アメリカ原産。別名、アメリカヤマボウシと言う。 英語では dogwood と呼ばれる。dogwood の語源には諸説あるが、一説には17世紀頃には樹皮の煮汁を犬の皮膚病治療に使ったためといい、他には木製の串(英古語: dag, dog)を作る材料に使われる堅い木であったことからそうなったともいう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 17, 2010 04:08 AM

1960年代の東京

1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶 写真: 池田 信解説: 松山 巌ISBN: 978-4620606323出版: 毎日新聞社定価: 2,940-円(税込)「三原橋 /1965」の写真が載っている毎日新聞社刊「1960年代の東京」を amazon から手に入れた。 この1960年代東京の写真は、都立日比谷図書館の資料課長をしていた池田信(いけだあきら)氏(1911〜87)が、休日を利用し1961年から72年まで撮影したものだ。本書は、彼が残した2万数千点の写真から厳選した約500点を収めているのだ。モノクロの写真、何か気張ることない素人の素直な目がそこにはある。 それは1964年の東京オリンピックの開催前、新幹線が開通、そして大阪万博に至る日本が変貌していく時期に当たる。川があり橋がある、車も少ない広い道路には都電が走る。そして、そこにある東京の風景は、解説の松山巌が書いているように、何か静かで、落ち着きがあり、奥行きや深さを持っているように見える。 私にとっての1960年代、62年一浪後芸大建築科に入学、本書の解説を書く松山巌の3年先輩にあたる、恥ずかしながら(松山もそう書いているので……)2年留年して68年に卒業し設計事務所勤めを始める……そんな時期の東京なのだ。 住んでいるのは都下八王子だったし、都心を散策するような時間はなかったが、信濃町から都電に乗って霞町のレーモンド事務所にアルバイトに向かう車窓……等々、いつもの日常を忘れて、客観的な眼で東京という町を見る機会はあったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 14, 2010 02:10 AM

Laslot et Udan

Laslot et Udan  Hiver 2010 - 2011 for buyers : 2010, 04/14-16 12:00 ~ 18:00 for friends : 2010, 04/17 12:00 ~ 18:00 @ hako gallery 渋谷区西原3-1-4 (小田急線/千代田線 代々木上原駅より徒歩3分) 私の姪 Naoko Murayama のブランド Laslot の 2010-2011年 秋冬展示会が代々木上原のギャラリーで開かれる。 ご興味のある方はご連絡下さい。  ● http://laslot.oc-x.jp/ Udan...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 13, 2010 12:02 AM

ボローニャ紀行

ボローニャ紀行文春文庫著者: 井上 ひさしISBN: 978-4167111281出版社: 文藝春秋価格: 530 -円(税込)井上ひさしが亡くなった。 ご本人はいろいろ複雑な……な方だったようだが、私が最後に読んだ彼の本は「ボローニャ紀行」なるエッセイだった。本書は、もう、文庫本として簡単に読める。 現在、非常に混迷しているかに報道されている日本の現状、それがどのような方向にむかうのか、本書に書かれている「ボローニャ方式」を……と思うのだ。 折しも、10, 11日と上野の藝大では「日本とイタリアの歴史的都市―その保存と変容」なる、東京藝術大学・ボローニャ大学共同シンポジウムが行われたようだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2010 09:17 AM

三原橋 /1965

毎日新聞に「昭和毎日」なるサイトがある。 「古き良き昭和の時代へタイムトラベル。あの頃の懐かしい写真やニュースを掲載します。」なる能天気なコピーが掲げてある。 まぁ、太平洋戦争を通り越して、戦後の時代、東京タワーや東京オリンピックを懐かしむ気分……なのであろう。 そこにある「昭和の地図」では、都心の地図とリンクした形で、その頃……1960年代の写真を見ることができる。何気なく「懐かしい」写真を見ていたら、この写真を発見……三原橋ではないか。 晴海通り、三原橋地下街付近。三原橋交差点と銀座4丁目交差点の間のこの地点に、かつて三原橋が架かっていた。三原橋の架かっていた三十軒堀川は中央通りと平行して流れていたが、戦後まもなく銀座の瓦礫処理のために埋立てられた=東京都中央区銀座東4丁目(後の銀座4丁目)で 1965年(昭和40年)4月25日、池田信(いけだあきら)さん撮影 毎日新聞社刊「1960年代の東京」29ページ掲載...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 11, 2010 02:48 AM

TALMETER MARKING MEASURE

+ なんだか武骨な形態をしているが、スゥエーデン製の3mのコンベックスなのだ。 こんな風に立てて置いてあるのは、そんな置き方をするようになっているからなのだ。 ブランド名は TALMETER、タルメーターっていうんだろうか。ずいぶんと昔、元事務所スタッフの河合君からデンマーク土産としていただいた物である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 7, 2010 09:32 PM

E-CORE LED電球

link 遅ればせながら、今流行りの LED 電球を手に入れた。 といっても、最初の LED 電球を手にしたのは、このブログくらい古い。 2003年の7月には「LED電球」なるエントリーがあるのだ。まだまだ黎明期……実用に供するにはちょいと……というものであったが、今では、天下の大企業が供給する製品となったのだ。 我が家の照明は、コストコで ECObulb エコバルブなる廉価な電球型蛍光灯を見つけて以来、全て交換……というわけで、白熱電球は皆無……と思っていたのだが、あったのである。E17の40Wクリプトン球使用の外灯があったのである。 その電球が切れた……というわけで、LED電球へと進化させようと考えたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 3, 2010 10:03 AM

茂木計一郎のまなざし

茂木計一郎のまなざし ーくらしを語る俑たちー 建築家・茂木計一郎が蒐集した古い中国の陶俑をご覧いただきたく、 茂木の生誕の日に展覧会を企画いたしました。 彼が俑に見た「人のくらしの豊かさ」を感じて楽しんでいただけたら幸いです。 2010年4月18日(日)〜5月1日(土) 12:00〜19:00 4月26日(月)はお休み致します 4/24(土)14:00 より、繭山龍泉堂川島氏による解説を予定しております YYZ 150-0012 東京都渋谷区広尾 2-14-27 03-3797-8222 建築家・茂木計一郎先生の展覧会が開かれる。それも先生が蒐集されていた中国の古い陶俑とのことである。 先生がそのようなコレクションを成しておられたことを聞きもらしてしまったが、楽しそうである。 先生がお亡くなりになったのは、2008年12月……、時間が経つのは早いなぁ……と思う。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 30, 2010 05:04 PM

SUCK UK - DESIGN

link SUCK UK はちょっと不思議な物のあるネットショップだ。ちょっとブラックなジョークだったり、皮肉の利いたデザインが特長なのだ。この Sun Jar なんて、ガラスの密閉容器に太陽電池とLEDライトを仕込んだだけだけれど、なかなかしゃれている。 ちょっと前の Cat tank も SUCK UK 製なのだ。 SUCK UK は1999年、デザインスクールを卒業したばかりの Sam と Jude という二人のデザイナーによってノースロンドンにあるアパートのキッチンで、始まったんだそうだ。 そのコンセプトは「特に誰かをターゲットにすることではなく、とにかく自分達の好きなものを作ること。魅力的な工業的フォルムを持ちつつ、変わっていて機能的過ぎないモノ。パロディとキッチュがごちゃ混ぜになったテイストを持ち、一瞬で心をつかむモノ」だそうだ。 まさにロンドンのストリートで生まれたデザイン・ブランド、それが SUCK UK なんだそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 23, 2010 07:42 AM

城は踊る

城は踊る著者: 岩井三四二ISBN: 978-4046214492出版社: 角川学芸出版価格: 1,890-円(税込)エンタテイメントとして歴史小説に手をだすようなことはないのだが、週間朝日の書評欄で面白そうだと思って手に取ったのであった。 時は戦国時代、物語は特に実話に基づくというような話ではない。一つの城を巡って、攻め手、守り手双方の数日間の攻防をリアルに描いたものだ。 安房里見氏に属する青山信濃守は、隣接する榎沼城主・武田左近将監が転戦先で討死したことを知る。手にはある人物からの手紙が……、その手紙を文箱に入れ、榎沼城の城攻めを決意するのである。 本書の主人公は、青山信濃守から67貫文をあてがわれている水引村の領主・神子田久四郎である。11名の配下の者たちと共には城攻めに参加する。この内、何人が生きて帰れるのか……。出丸から本丸へ、三の曲輪、二の曲輪と攻城戦は続いていく。徐々に明かされていく、この戦の目的……、主人公たちの過去……。 やぁ、よく出来ているお話……面白い読書でありましたです。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 19, 2010 09:38 AM

Jielde@与次郎ヶ浜

+ 「@与次郎ヶ浜」……とは唐突なタイトルだが、今を時めく鹿児島シンケンの最初のモデルハウスは、在来工法の「与次郎ヶ浜の家」であった。 モデルハウスの常として、そのミッションが終われば存在しない……であるから今はないが、1991年4月竣工だったから、もう20年も前ということになる。そこにも、Jielde があったのである。 モデルハウスの小道具として私が用意したものなのである。 photo by Kitada Eiji...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 16, 2010 02:13 AM

JIELDE ジェルデというランプ/分解

1989年に手に入れた仏製のデスクランプだ。 ずっと使っていながら、実は、最近になって Jeldé なる名前を知ったのだ。 ずいぶんと見かけなかったが、ふと立ち寄った Conran Shop で、やや小型でカラフルなこれ……を発見した。そこの説明書きにメーカー名らしきものがあったのだ。そのうち調べて見ようと思っていたのだが、やっと最近になってネット上で Jeldé を知ったのだ。 それも、こいつの特徴が……、このランプの存在理由そのものであるデザインを知ることとなったのだ。 そんなことも知らずに20年以上も使っていたのか……と恥じ入る処大なり……だが、その設計の秘密を明かすべく分解してみたのだ。……そして、なるほど、愛い奴……と惚れ直したのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 12, 2010 12:02 AM

やっぱり、木の家がほしい!

やっぱり、木の家がほしい ! ―建築家とたてる安くても住み心地がよい木の家の作り方&頼み方著者: 家づくりの会〈木の研究会〉・松澤 静男/古川 泰司ISBN: 978-4860590826出版社: アーク出版価格: 1,890-円(税込)本書は、著者のお一人である古川さんからいただいたものだ。「NPO法人家づくりの会〈木の研究会〉」のメンバーとしてお書きになったものである。 本書は広く一般ユーザーに向けて「木の家」を勧めるという啓蒙的な本であるが、「建築家とたてる安くても住み心地がよい木の家の作り方&頼み方」という長い副題がついているように、あくまでも「建築家とたてる……」の部分が本旨なのであろう。のっけから「後悔しない……」と脅かされては、ちょっとびびる。 本書の半分近くの頁は、第2章の「建築家とつくるこだわりの木の家」なる、メンバー13人による木の家の実例集である。メンバーの皆さんはパッシブソーラー住宅の実践でお馴染のアトリエ派、小設計事務所の方々である。その手堅い手法の住宅が並んでいる。 メンバーの方々、いろいろと異なったお考えをお持ちと思うが、本書全体の主張は、グループとしての最大公約数的な内容であるのはいたしかたない事であろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 8, 2010 12:04 AM

eBay / TIN TANK

+ あの TIN tank /No.303 を eBay で手に入れたのは1999年頃だったと思うが、それに気を良くして、これと同じブリキのタンクに入札したことがあるのだ。 せいぜい $100 位のものであろうと考えていたものが、最終的に$400以上にもなった。 たかがブリキ……と思っていても、コレクターズ・アイテムともなると、ずいぶんのお値段……びっくりしたことがあるのだ。 ちょっとショック……で、それ以来、eBay に手を出すことななかったのだ。 最近ちょこっと、eBay USA を TIN TANK で検索してみたら、再びこいつが出てきたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 5, 2010 12:01 PM

奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅

奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅 著者: 三浦 展/大月 敏雄/志岐 祐一/松本 真澄ISBN: 978-4860730451出版社: 王国社価格: 2,100-円(税込)ここ阿佐ヶ谷住宅は、2007年の3月31日に行なわれた第五回アースダイビングの終点の場所であった。善福寺川にそって半日、のらりくらりと花見をしながらついたのが、阿佐ヶ谷住宅であったのだ。 第五回アースダイビングへの案内に、いつもの企画者 iGa さんは「……これが阿佐ケ谷住宅を見る最後の機会かも知れません。散りゆく桜花を愛でながら1950年代のモダニズムに想いをはせるアースダイビングとなりそうです。」と書いていた。 そんな阿佐ヶ谷住宅の本が登場、これはこれは……というわけで、早速手に入れたのである。 本書は編集者・三浦展(みうらあつし)のもと、三人の建築専門家の手になるものだ。とても平易に一般書として書かれたものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 4, 2010 12:03 AM

ものづくり革命

ものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明け著者: ニール・ガーシェンフェルド Neil Gershenfeld訳者: 糸川 洋ISBN: 978-4797333145出版社: ソフトバンククリエイティブ価格: 1,890-円(税込)本書の書名「ものづくり革命」は間違っていないが、本書の内容を伝えるのに成功しているとはいいがたい。その副題「パーソナル・ファブリケーションの夜明け」によって、ますます分からなくなるのが関の山だ。 原書名は、唯の Fab、Fabrication の略、まさしく「ものづくり」だが、副題に「革命」の意味が配されている。 The Coming Revolution on Your Desktop--from Personal Computers to Personal Fabrication、「来るべき机上の革命、パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへ」なるものなのだ。 我々が享受しているパーソナルコンピュータの世界も、iPad の登場によって様変わりしようとしているが、かってパーソナルコンピュータが我々のデスクの上に登場したように、パーソナルファブリケータが登場しようとしているのだ。 それは、プリンターが紙の上に印刷するように物を作ってしまえるのだ。それは「3D printings」と呼ばれ、現在、我々がプリンターを買うように手に入れることができるのだ。 本書は、その世界を推し進めようとする、MITビット・アンド・アトムズセンターの所長、ニール・ガーシェンフェルド Neil Gershenfeld の著作だ。この翻訳書自体が2006年出版、現在、その革命は広く深く進化を遂げているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 3, 2010 09:08 AM

新装版 平城宮

新装版 平城宮 —古代の都市計画と建築著者: 宮本長二郎 / イラストレーション: 穂積和夫ISBN: 978-4794217509出版: 草思社定価: 1,680-円(税込)「日本人はどのように建造物をつくってきたか」全十巻のうち、平城遷都1300年に当たり「法隆寺」「奈良の大仏」「平城京」がソフトカバー新装版として新草思社から出版された。手に入りにくくなっている本が再販され、再び多くの人が手に取れるようになったのは喜ばしい。 このシリーズの最大の特長はその全巻、穂積和夫氏のすばらしいイラストレーションによっているところなのだ。日本の図解本の代表というべきものだ。 このニュースは、穂積和夫氏のブログ「HOZKAZブログ」で知った。 氏は、現在「明治の東京(仮題)」を執筆中だそうだ。秋にはなんとか……と書いておられるが、待ち遠しい。 氏は1930年生まれだから、もう80歳におなりになる。その旺盛な創作意欲に感服である。 それと同時に「江戸の町(上・下)」も新装版発刊の予定だそうだ。江戸、そして明治と「江戸・東京」の三部作が揃うのだ、楽しみである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 24, 2010 12:30 AM

LEGO technic / 8264

・ ちょっと前だが、amazon のレゴの品揃えを覗いていたら、この LEGO Technic Hauler が妙に廉価である。 米国の公式レゴストアである LEGO shop で $69.99 であったし、まぁ、日本国内価格12,600-円が、7,000-円台で買えるなら適価なんじゃないかと思って、即ゲットしてしまったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 23, 2010 03:17 PM

創るセンス 工作の思考

創るセンス 工作の思考 集英社新書著者: 森博嗣ISBN: 978-4087205312出版: 集英社価格: 735-円(税込)本書は、昨年同じ集英社新書から出版された「自由をつくる自在に生きる」と一緒に、昨年の夏に急に思い立って書かれたものだそうだ。自由を……は「自由論」、そして本書は「工作論」というのが原題だそうだ。 本の題名を売らんかな…のつもりで、いじるのが出版側の癖のようだが、訳の分からない題名よりも、同じ訳が分からんと言われても「工作論」の方がずっと相応しい。 本書は工作少年たる森博嗣が、工作について論考したものである。 「工作」を楽しみ、それを成す人はいても、工作の哲学、工作の考え方を語れる人は数少ない。いままで、唯一、本ブログのエントリー「Armchair Modeler」の平岡幸三氏が語られたことしか記憶にない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 22, 2010 12:16 AM

ニセドイツ 2

ニセドイツ 2  ≒東ドイツ製生活用品著者: 伸井 太一ISBN: 978-4784511136出版社: 社会評論社価格: 1,995 -円(税込)「ニセドイツ 1」では東ドイツの工業製品のダメカワイサを熱く語っていたところの、ダジャレ・語呂合わせ大好きな著者・伸井太一氏は、本書では東ドイツの民生品、日常生活品、そして、一般庶民の生活、その日常を淡々と語ってくれるのだ。 本書には、東ドイツ秘密警察 Stasi シュタージの恐怖なんてことは書かれていない、東ドイツの極く普通の生活が、日用品を通して書かれているのだ。  ● 『ニセドイツ ≒東ドイツ製品』の補完ブログ...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 20, 2010 02:21 AM

Donuts tape / New Color

・ このドーナツで五輪を作る…… OLYMPICS のエントリーに、iGa さんからのコメント「最初の6色はオレンジとメロンがなくてマンゴーとミントだったようだから、デッドストックのミントがあれば...」があった。 しかし、マンゴーとミントは旧いものではなく、新色であったのだ。 「おいしいキュートなカラーが新登場!!」とサイトにあるように、whip ホイップ、mint ミント、mango マンゴーの三種が新色として登場したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 18, 2010 10:26 AM

亀田・つまみ種

+ JR新潟駅の南側は、宏大な水田が広がり「亀田郷」とよばれていた。その行政区画は亀田町で2005年に新潟市に編入合併したのだ。 あの玉井さんのご実家もあるのだが、その亀田なる名前を冠する企業の代表格は、おせんべいで有名な、この「亀田製菓(音注意)」なのである。 その亀田製菓の商品がコストコにある。 「亀田・つまみ種」お得用50g×10袋入りである。17x17x20cmなるゴロンとした赤い箱なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 13, 2010 12:07 PM

Magic Mouse @amazon

+ 今ではなくてはならない Magic Mouse だが、2台目をゲットしたのである。 今まで、iMac 用にはワイヤレス Mighty Mouse を使っていたのだが、MacBook Air で使っている Magic Mouse に慣れてしまうと、 使い勝手の差はなんともじれったい……し、思うように動かなくなったトラックボールにはイライラしていたのだ。 というわけで、2台目の Magic Mouse が欲しかったのである。 Apple Store で定価6,800-円(税込)で買う……というのは何時でも出来るのだが、ここは少しでも廉価に…ポイントが付いたりして…買いたいものだと思っていたのだ。 ずっと、品不足なのか Apple 以外のどこにも売っていなかったが、ヨドバシで発見……、amazon でも発見……、定価より10%引きの6,120-円(税込)で在庫あり……なのだ。というわけで、友人のアフリエイトにちょこっと貢献してゲットしたのである。  ● Apple Magic Mouse @amazon...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 11, 2010 10:47 AM

藤田嗣治 手しごとの家

藤田嗣治 手しごとの家集英社新書 ビジュアル版著者: 林 洋子ISBN: 978-4087205190出版: 集英社価格: 1,155-円 (税込)あのレオナルド・フジタ……、藤田嗣治 (ふじたつぐはる) はオカッパ頭の画家でフランスで活躍、有名なフジタの「乳白色」、太平洋戦中の戦争画への関与、そしてフランスへの帰化と死、そんなのが、私が知っている全部というところだ。 本書は最近の藤田研究の成果というべき、画家としての部分以外のフジタが明らかにされるのだ。それは bricoleur ブリコルール、Bricolage ブリコラージュする人たるフジタなのだ。 彼は住むことにこだわる、どこにどんな風に住むのか……、彼は模型を作る、ドールハウスのように家具調度を備えた家の模型、それをいつも手元に置いているのだ。そして、その思いそのものの家を得、住む。 彼は作る。着るものも、自分の絵の額縁も、家具に彫刻し、陶器に絵付けし、木の箱を作る。 そして、たくさんの好きな物、布から人形まで収集し、写真をものし、物書きでもあったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 9, 2010 12:34 AM

3M Donuts TAPE

iGa さんのコストコのドーナッツ情報にすぐさま反応、出かけたのである。そして、遅ればせながらゲットしたのである。 ● Scotch メンディングテープ ドーナツ (KARAKARA-FACTORY) ● 3M|ドーナツ|メンディングテープ|スコッチ®粘着テープ製品| コストコで販売されているのはコストコ・スペシャル、六種12個入り、期間限定1,498-円(税込)なのだ。 どんと大人買い……六種リバーシブル全組合わせを試すべく3箱36個用意してみたのだ。まぁ、そんなに沢山あっても……困りますが。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 6, 2010 09:01 PM

My iPad

+ もう既に、日本でも何人かの人たちが iPad を手にしている……、私もその一人……ということはない。 早く手にしたいのはやまやまだが、まずはその大きさなんぞを試してみたいものだ……、公表されている写真を拡大コピーして……と思っていたら、ちゃんとデータを公表している方がおられたのだ。 いつも RSS で読んでいる maclalala2 のエントリー「原寸大の「iPad」をいじってみて・・・」をみたら、立派な原寸大の画像データがリンクされているのだ。今村勇輔氏の Imamuraの日記 の「iPadの大きさが手に取ってわかるPDF」があるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 5, 2010 02:53 PM

天野太郎の建築展

「天野太郎の建築展」が、今年5月に開催される。 天野太郎は晩年のフランク・ロイド・ライトに直接師事した数少ない日本人の一人であり、その「有機的建築」の思想の体現者であった。 天野太郎先生が亡くなられてから、もう20年も経ってしまったのか……と思う。 私が東京藝術大学の建築科に入学した1962(昭37)年に、工学院大学から藝大建築科に移ってこられた。天野先生というよりも、生徒の間では、タロウ、タロチャンと言われるのが普通であった。建築家として、生意気な生徒達に真摯に接し、又、一緒に大いに遊んでくださったのであった。 私のイニシアルTAと、先生のイニシアルが一緒であった為か、私にとってはいろいろと馬が合ったのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 2, 2010 03:31 AM

フロム・ヘル

フロム・ヘル 上 著者: アラン・ムーア Alan Moore作画: エディ・キャンベル Eddie Campbell訳者: 柳下 毅一郎ISBN: 978-4622074915出版社: みすず書房価格: 2,730-円(税込)書店に本書を探しても、昔懐かしい「ビニ本」のように密封されており、中味を立ち読みするわけにはいかない。その外被を外すと体液に……血液にまみれたような本書が現れるのだ。 大判の上下二巻、この中に一九世紀末の英国、1888年、ロンドンの貧民街ホワイトチャペル地区で起きた連続猟奇殺人事件の犯人、Jack the Ripper「切り裂きジャック」が隠されているのだ。 時はヴィクトリア朝末期、その社会全体の縮図のように、女王陛下からスラム街の娼婦まで、すべての階層の腐敗と不安が充満するロンドンの陰惨な情景が、たくさんのレイヤーを通して浮かび上がってくるのだ。 作者はアラン・ムーア、コミック界の奇才が、この構想に十年かけたという傑作ノンフィクション・ノベルだ。その重厚にしてダイナミックな構成、周到に埋め込まれた伏線……、もう、本書の虜になったのも同然なのだ。  ● アラン・ムーア『フロム・ヘル』日本語版オフィシャルサイト|みすず書房...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 1, 2010 12:04 AM

ニセドイツ 1

ニセドイツ 1  ≒東ドイツ製工業品著者: 伸井 太一ISBN: 978-4784511129出版社: 社会評論社価格: 1,995 -円(税込)今年2010年はドイツ統一(再統一)から20周年という節目の年だそうだ。その1990年夏はヨーロッパ旅行に行っていた。ベルギー滞在中にドイツ国境が開いたというニュースを聞き、そのままベルリンに走っていきたい衝動に駆られたのを思い出した。 さて、自分の回りを見渡せば、数多くのドイツの工業製品が……なのだ。車も文具も玩具も……まぁ、最近では made in china なる製品、世界の工場中国製品が電子製品では顕著ではあるのだが。 本書はドイツはドイツでも、東独……、今は無き東ドイツの工業製品を熱く語っているのである。 なんだか、ダメカワイイ……工業製品の数々が写真とともに語られていくのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 30, 2010 03:24 PM

人間を幸福にしない日本というシステム [新訳決定版]

人間を幸福にしない日本というシステム [新訳決定版] 新潮OH!文庫著者: カレル・ヴァン・ウォルフレン Karel Van Wolferen訳者: 鈴木 主税ISBN: 978-4102900086出版社: 新潮社価格: 771-円(税別)本書は1994年に出版され、33万部のベストセラーとなった単行本を新訳決定版という名で、2000年に文庫本として出版されたものだ。 訳者が変わって鈴木主税氏だが、ウォルフレンが書いた内容が変わるわけではない。追加されたのは、ウォルフレンによる「文庫判はしがき」と、単行本出版に携わった毎日新聞出版局の編集者・志摩和生氏による『暴れた日本の「素顔」』なる解説だ。 ウォルフレンは「文庫判はしがき」に書いている。 この文庫判出版までの6年間の日本の変化を見ながら、日本について彼が書いたことは、残念ながら間違っていなかったこと、しかし、日本人が自分たちが不幸なのは自分たちの問題ではなく、日本という「システム」であることに気がつきつつあることを書いている。 そして、明らかな反対勢力の台頭、自民党が提供してきた選択肢にかわりうる真の政治的選択肢がもたらされつつあること……、そして「日本にとって最も望ましいのは、官僚を支配する政治権力を一刻も猶予せずに確立することだ。つまり、日本の人びとを代表する権力を確立するのである。これはずっと以前から必要とされてきたものだが、1945年以来、いまほど必要とされているときはない。これが実現してこそ、すべての日本市民がそれぞれの役割をはたせるのである。」と書いている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 23, 2010 09:34 AM

2010年ツイッターの旅

週刊ダイヤモンド 2010年 1/23号ASIN: B0030H084S出版社: ダイヤモンド社価格: 690-円(税込)昨年の8月初めに「twitter 始めてみました……」ということなのだが、……そのまま停滞……、さて、どう活かそうかというところだ。 まぁ、世の中、このようなビジネス週刊誌に特集記事「2010年ツイッターの旅……140字、一億人の「つぶやき」革命」、「使えない」では済まされない!……と、もう強迫しているようなタイトルだ。堀江貴文と津田大介との「ツイッターは流行では終わらない」なる対談から始まって、なんたかんたと40頁にもなる特集だ。 iPhone との相性すこぶる良し……、最良の Twitter machine なのだが、JEDI の面々も始めたけれど……ちょっと足踏みというところだ。KaraKara のお二人のニューヨーク行き、その写真付きの呟きに反応しながら、Twitter って、こうなんじゃないかと感じたのだ。 Twitter に有用な情報は出せるのか、そして繋げる事は可能なのか……それが問題だ。2010年の政治の季節、有効な道具として使わなければと考えている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 22, 2010 04:32 AM

人間を幸福にしない日本というシステム

人間を幸福にしない日本というシステム The False Realities of A Politicized Society著者: カレル・ヴァン・ウォルフレン Karel Van Wolferen訳者: 篠原 勝ISBN: 978-4620310190出版社: 毎日新聞社価格: 1,835-円(税込)本書は1994年に出版され33万部のベストセラーとなった。その後、訳者を鈴木主税とした新潮OH!文庫判から新訳決定版が2000年に出版されたが絶版で、古本でしか手に入らない。 昨日17日の朝日朝刊の一面見出しは「政権・検察 全面対決」とあったが、まさしく、昨年の選挙前から起こり、今回も起きた事態を、本書は完全に見透かしていたかのようだ。 第1部の「第4章 官僚独裁主義」の110頁に「検察は日本の民主主義の敵」とあり、つぎのよう書かれている。 「...................................検察の活動が政治家に狙いを定めると、人々はたいてい大よろこびする。実際、検察庁が非難されるときがあるとすれば、それは政治家に対して断固たる態度をとらないときだ。検察官が政界に狙いを定めたからと言って新聞が彼を非難することは、まずありえない。  このようなまぶしい御光(オーラ)を、日本の検察官たちに人々が纏わせているのは、きわめて残念なことだ。それはいかにもつくり事めいたリアリティの代表例である。すなわち日本の司法にまつわるつくり事であり、実際、これは日本の政治システムのなかでもきわだってよくない例だ。あえて言わせてもらえば、日本の検察官たちは、日本の民主主義実現のうえで、最終的な、そして最も手強い障害物になりかねないと私は思っている。  ......................................
Posted in aki's STOCKTAKING on January 18, 2010 12:04 AM

46年目の光

46年目の光 ―視力を取り戻した男の奇跡の人生著者: ロバート・カーソン Robert Kurson訳者: 池村 千秋ISBN: 978-4757150607出版社: NTT出版価格: 1,995-円(税込)化学薬品の事故によって3歳で視力を失ったマイク・メイなる人物が、46年ぶりに視力を取り戻すというノンフィクションの物語だ。 盲目でありながら生来活動的な彼は、健常者と変わりない生活をおくり、実業家としての成功をおさめ、妻と二人の子供の温かな家族に恵まれ幸せな生活を送ってきた。 そんな彼が46才の時、偶然に診察を受けた眼科医に、幹細胞移植という最新の目の手術を受ければ「視力を取り戻せるかもしれない」という話を聞く。 しかし、その手術には数々のリスクが伴う。成功の可能性は50%で、将来的に拒絶反応が起こる可能性が存在する。どの程度の視力が回復するかは不明で、もし、手術が失敗すれば現状の光を認識する能力も失う。拒絶反応を抑止する治療は副作用が大きく、癌を発症する可能性がある。 そして、今の満ち足りた生活が変わってしまう心配……、しかし、彼はその手術を受けることを決意する。それは「見える」ということは何なのか、どうなのか……その好奇心が、彼を手術へと向かわせた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 16, 2010 08:47 AM

グーグル「脅威の未来地図」

[図説] なんでも無料化せよ!  グーグル「脅威の未来地図」別冊宝島 1675号ISBN: 978-4796675130出版: 宝島社価格: 880-円(税込)Google にお世話にならない日はない……というか、デスクトップ上に、Google が存在しない時間はない……のだ。あの iGa さんでさえ、カワセミをさし置いて「Google 日本語入力」に現を抜かす……、Google の魔力、いかばかりか……なのだ。 ちょっと、2010年の年頭にあたり、その強大にして日常と化してしまった Google グーグルについておさらいをしておいてもいいかな……と考えるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 12, 2010 12:21 PM

マグネシウム文明論

マグネシウム文明論 石油に代わる新エネルギー資源PHP新書著者: 矢部 孝/山路 達也ISBN: 978-4569775616出版: PHP研究所価格: 756-円 (税込)書店の平置き新刊書の中に本書を見つけた。 マグネシウム……とあっても何が何だか……、その上、文明論ときちゃあますます何が何だか分からない。 副題には「石油に代わる新エネルギー資源」とあって、帯には「CO2 25%削減の秘策はこれだ!……「太陽光」「水素」の限界を超える革新的技術「タイム」誌など世界も注目」とある……、やぁ、もう読んでみなくちゃ分からない。 マグネシウムと言えば、リコーの GR digital がマグネシウム合金製のボディだったなぁ……と思い出すくらいだが、とにかく手に取ってレジに向かったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 10, 2010 04:34 AM

建築模型アクセサリー 1/100

+ 1/100の建築模型は、住宅や小さな建築物の敷地を含めた全体模型の標準スケールだ。 模型を引き立たせ、そのスケールを実感させるのに必要なのが点景 (添景) 物だが、まぁ、車はアルファから、ランボルギーニと揃ったが人間がいない……というわけで、これである。 紙製で、プラモデルの部品ようにくっついているのが、それである。レーザー (きっと……) で切り抜いたものである。男女の人、子供……犬、鳥、家具、自転車等々があるのだ。 これをデザインしたのは、建築家・寺田尚樹氏だそうだ。  ● 1/100建築模型用添景セット NO.1住宅編 - ネットショップ製品詳細 - かみの工作所 建築模型の主役は建物自体だから、点景物はリアルであるよりも、やや抽象化している方が望ましいから、このペラペラの人はなかなか面白いと思うのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2010 10:31 AM

レゴブロック穴 / パンチ

link LEGO と MUJI がコラボで……作ったというのが「紙とあそぶレゴブロック」である。 店舗限定販売ということで、ここ八王子くんだりの MUJI の店舗にはなくて、新宿の店で探したのだが、レゴと紙のセットはあっても肝心のパンチがない……のであった。 レゴと紙はどうにでもなるけど……パンチがなくちゃね。 こいつは、吉祥寺の店にあったのを、家内に買ってきてもらったものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2010 12:01 AM

J・G・バラードの千年王国ユーザーズガイド

J・G・バラードの千年王国ユーザーズガイド 著者: J・G・バラード James Graham Ballard訳者: 木原 善彦ISBN: 978-4826990462出版社: 白揚社価格: 2,520-円(税込)今年の4月19日、「太陽の帝国」の作家 J・G・バラードが、78歳で死去した。2006年に前立腺がんの診断を受け闘病生活を続けていたんだそうだ。 2007年には、カート・ヴォネガットも逝っちゃっているし、いわゆるSF作家にジャンル分けされている作家だが、私の好きな作家がいなくなってしまったのは実に寂しい。 本書はバラードが1963年から1995年の間に書いた書評とエッセイを90編以上も集めたものだ。さしずめ、バラードの二十世紀事象批評集というべきものなのだ。 そして、本書は2003年に出版された同名のものの新装版、バラードの逝去を弔っての出版なのであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 30, 2009 12:15 AM

人間の土地

人間の土地著者: サン=テグジュペリ Antoine de St-Exupery訳者: 堀口 大學ISBN: 978-4102122020出版: 新潮社定価: 580-円(税込)もちろん読んだ記憶はある……きっと、高校生の頃だ。その文庫本は、どこかにあると思うが……、見つけられる訳ではない、まぁ、amazon で注文して手にしたのだ。 急に手にしたくなったのは、一つの文章を探してみようと思ったのだ。 A designer knows that he has achieved perfection not when there is nothing left to add, but when there is nothing left to take away. 「設計者というものは、付け足すものが何もなくなった時ではなく、取り去るものが何もなくなった時、初めてそれが完成したことを知る。」 Antoine de St-Exupery...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 28, 2009 12:04 AM

太平洋戦争、七つの謎

太平洋戦争、七つの謎 —官僚と軍隊と日本人角川oneテーマ21・新書著者: 保阪 正康ISBN: 978-4047102224出版: 角川書店価格: 740-円 (税込)最近の新書の「雨後の筍」振りは何か……というところだが、まぁ、週刊誌並ではないか。書名自体も電車の中吊り……刺激強いことではある。 本書の書名は「太平洋戦争、七つの謎」……、帯には「山本五十六の死は自殺だったのか?」ときては週刊誌そのものなのだが、中味は至極全うな保阪正康氏の一連の太平洋戦争の考察なのだ。 最近になって表に出てきた資料など、それらに基づいて太平洋戦争を七つの問題として解説しているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 26, 2009 08:43 AM

Lamborghini 1/100

+ 早速、Lamborghini 1/100 collection を求めて、近くの「サークルK」「サンクス」に出かけてみた。 販売されているケースの奥まで探すわけにいかないから、手前で探すことになるが、まったく苦労することもなく3軒で6種18台が揃った。 今回のシリーズはジェリー・ビーンズみたいに色鮮やか、赤4台、黒3台、青1台、オレンジ3台・白4台・緑2台・黄1台 (みなちょっとパールっぽい)と色数豊富なのだ。 まぁ、ランボルギーニを18台所有となると……アラブの石油成金、大富豪という……気分なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 23, 2009 05:22 PM

Lamborghini 1/100 collection

  link ちょっと夢中になった Alfa Romeo 1/100 collection は、春先の4月の話だったが、この年末は Lamborghini 1/100 collection なのだ。 コンビニ「サークルK」「サンクス」で、ランボルギーニのダイキャスト製ミニカーが缶コーヒー1本に1台付きで販売.....というキャンペーンが始まったのだ。 コスモホームの mizoguchi さんの Twitter でのつぶやきで知ったのだ。 もちろん1/100スケール、建築模型スケール……、しかし、スーパーカーのランボルギーニじゃ、よっぽどの豪邸じゃないとね……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 22, 2009 10:54 PM

猫 中公文庫著者: 井伏 鱒二/谷崎 潤一郎 他編集: クラフト・エヴィング商會ISBN: 978-4122052284出版: 中央公論新社価格: 580-円(税込)錚々たる文筆家の「猫」についてのエッセイを集めたアンソロジーだ。 有馬頼義、猪熊弦一郎 、井伏鱒二、大佛次郎、尾高京子、坂西志保、瀧井孝作、谷崎潤一郎、壺井榮、寺田寅彦、柳田國男の十一人の猫好きの方々である。 1955(昭和29)年、中央公論社から刊行された「猫」を底本とし、クラフト・エヴィング商會の創作を加え、彼らのデザインによって再編集した「猫」を文庫化したものだ。 半世紀以上前の猫の話は、戦前、戦事中だったり戦後すぐだったりして、今の飼い猫事情とは大いに異なる。だが、作者達の猫に対する愛情あふれる話は、何時の時代にも変わらない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 13, 2009 09:38 PM

コストコ買物券

・ アメリカン・エキスプレス・カードを常用しているのだが、まぁ、ずいぶんと前から、交通費 (新幹線特急券乗車券、ETC高速料金、ガソリン代等々) をカード払いにしているので、結構ポイントがたまっているのだ。 飛行機には乗る機会がないので、航空会社のマイレージに変換する意味はない、さて、どうしたものなのかなのだ。 たまったポイントを何かに交換しようと思って、「交換アイテムリスト」を調べてみた。 まぁ、欲しいような物はないんだけれど……、「ウェブ限定アイテム」なるカテゴリーに「Costcoショッピングクーポン」を発見した。 ポイント 10,000 点で、5,000-円のコストコ買物券に交換……、早速、交換してみたのだ。 以前利用したことのあるヨドバシカメラの「ポイント即時交換システム」はポイント 3,000 点で、1,000-円だから、コストコの方が1.5倍も有利でなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 9, 2009 08:31 PM

天使の歩廊

天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語著者: 中村 弦ISBN: 978-4103120810出版社: 新潮社価格: 1,575 -円(税込)銀座の西洋洗濯屋の中庭、たくさんの白シャツがはためく……それは天使の羽音なのか。 一つ一つの話に引き込まれ、一気に読了した。面白かった。 2008年、第20回「日本ファンタジーノベル大賞」大賞受賞作なのだ。 明治から大正の時代、一人の建築家が作り出す魔術的な力を持った建築をめぐる六つの話で構成される。 死者と生者が共に暮らす為の老子爵夫人の邸宅、児童画に明かされた鹿鳴館の秘密、永遠に住めるという引き篭もりの探偵小説作家の迷宮、夭折した建築学科同級生の為の邸宅……、それらの建築設計が、明治大正の時代背景のなかで蠢き出すのだ。 一つ一つの話は独立しているのだが、過去に未来へと移ろいながら、それらの奇怪な建築、一人の建築家の姿を明らかにしていく。 この建築家は何者なのか、天上から遣わされた天使なのか……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 6, 2009 09:42 PM

BeV Standard /カテゴリー[学問]

・ この aki's STOCKTAKING では [ BOOK ] なるカテゴリーで、自分の手にした本の紹介をよくしている。 Amazon アソシエイト・プログラムに参加しているので、関心のある方がポチッとしてくれると、Amazon の図書券をゲットするというメリットがある。それもそうだが、ブログを見ている方々がどんな本に関心を持っているのか分かるのが面白いのだ。 最近、「建築デザイン101のアイデア」なる建築本を紹介し、次いで、その原書である「101 Things I Learned in Architecture School」を紹介したところ、17人もの方々がそれらを手にされたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 5, 2009 09:48 PM

FLAT HOUSE LIFE

FLAT HOUSE LIFE 米軍ハウス、文化住宅、古民家……古くて新しい「平屋暮らし」のすすめ著者: アラタ・クールハンドISBN: 978-4123902380出版社: マーブルトロン/中央公論新社価格: 1,995 -円(税込)この秋、古くからの友人、栗田伸一氏が福生の米軍ハウスから佐渡へ移住した。その栗田さんのブログ CHRONOFILE の移住後初のエントリーがこの本の紹介であった。 栗田さん家族は37年間あまり、3軒の米軍ハウスに住んでこられた。去られたばかりのハウスの思いでとともに本書を紹介されている。 本書は、その米軍ハウスや、古貸家、文化住宅など、東京都下に残る賃貸平屋住宅を FLAT HOUSE と呼び、その空間、そこでの生活を「住むアンティーク」として紹介している。 全部で17例が多くの写真によって語られている。それらの、様々、隅々の写真や、シンクからタイル、照明器具等々の細部に至るまでの写真、解説満載である。 事例の一つ一つを「……邸」と紹介しているのは、ちょっと恥ずかしい。まぁ、「邸」とは対局の空間、生活が FLAT HOUSE LIFE だと思うのだが。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 3, 2009 08:47 AM

LEGO Fallingwater

+ LEGO Architecture の注目作、フランク・ロイド・ライトのカウフマン邸、Fallingwater 落水荘である。 セットのレゴ部品数は811個、10吋 (254mm) × 5吋 (127mm) のプレートの上に構築される。高さは120mm弱である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 1, 2009 12:01 AM

LEGO Fallingwater /到来

+ 遅ればせながら、急にこのレゴ LEGO Architecture が気になってきた。 というわけで、amazon.com を検索していたら、$99.99 で買えるのを発見し日本には発送してくれないのを無理して、米国内の知人の元に送って転送してもらうという手配をしたのだ。しかし、何でそうなのか分からないのだが、発送はクリスマス以降との事……それでは面白くない……というわけで、キャンセルしてしまった。 ……が、即、手に入るサイトでゲット、手元にやってきたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 30, 2009 03:26 AM

日本鉄道旅行地図帳 [歴史編成] 満州・樺太

日本鉄道旅行地図帳 [歴史編成] 満州・樺太 (新潮「旅」ムック)監修: 今尾 恵介・原 武史ISBN: 978-4107900333出版: 新潮社価格: 680-円(税込)昨日、書店の店頭で手にすることができた。 この「満州・樺太」と「朝鮮・台湾」の出版によって、日本鉄道旅行地図帳は全12号と別巻2号が完結した。今までの12号で累計150万部突破とあるが、それはめでたい。 今回の別巻2号は「正縮尺、ありそうでなかった戦前外地の鉄道地図」とあるが、監修者に原武史氏も名を連ねている。 やぁ、待望のタイムマシンが登場なのである。早速、父のアルバムににあった八路軍時代の写真の駅「浩良河 (こうりょうが) 」を確認、そして、ハルピン、ジャムス、ツルオカ……と想像を逞しゅうしているのである。  ● aki's STOCKTAKING: 日本鉄道旅行地図帳 5号 東京...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 29, 2009 01:11 AM

Make: Technology on Your Time Vol.08

Make: Technology on Your Time Volume 08編集: オライリー・ジャパンISBN: 978-4873114217出版: オライリー・ジャパン価格: 1,575-円(税込)先日出かけた Make: Tokyo Meeting 04 のオライリー・ジャパンの出店で、ちょっと忘れていた Make: の最新刊 Vol. 08 を手にした。 もちろん、バックナンバーである Vol. 06, 07 の二冊も一緒なのだが、ちょっとお得なサービスもありの買い物なのだ。 Vol. 01 を手にした時は、何号まで続くんだろ……と思ったが、順調に判を重ねている様子、慶賀慶賀なのである。相変わらずの各種、いろいろ、てんこ盛りの一冊なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 26, 2009 10:09 AM

やまなし

やまなし 画本 宮澤賢治作: 宮澤賢治画: 小林敏也ISBN: 978-4894190092出版: パロル舎定価: 1,470-円(税込)「どんぐりと山猫」を見て以来、この「画本 宮澤賢治」全15冊に興味が向いてきた。この宮澤賢治自体、彼の作り出した物語自体への興味よりも、小林敏也がどんな絵本……画本を作り出したのかが興味が湧いてきたのだ。 というわけで、八王子図書館を検索、蔵書としてあった「画本 宮澤賢治」シリーズを借り出してみた。全部というわけにはいかなかったが、その半分を見ることができたのだが、その中でピカイチはこの「やまなし」であった。 小さな谷川の底に棲む蟹達の話、その底から見た川の風景が美しい。 水面に浮かぶ諸々の影が柱状に描かれた風景は秀逸だ。川底からの見た目を、そのように表現することを構想した時、この画本のデザインは決定されたのだと思う。 宮澤賢治のこの話は教科書にも載っており、のっけから登場する「クラムボン」という名前とともに有名なんだという事を知った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 18, 2009 04:42 AM

CELL SIZE AND SCALE

link MAKE: Japan の記事「細胞へズームイン」で知ったのだが、ユタ大学が作った教材「Cell Size and Scale」が面白い。 コーヒー豆から炭素原子まで大きさの違いを視覚的に理解させてくれるのものだ。 皆様、時節柄、インフルエンザ・ウイルスの大きさなんぞにご興味があるに違いない。 最新の POWERS of TEN という趣なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 17, 2009 03:34 AM

KOVAP / PORSCHE Traktor

+ あの PORSCHE ポルシェ・ブランドに農業用トラクター Porsche Traktor があったなんて知っているのは相当マニアックな方々であろう。 このティントイのモデルは1961年式の PORSCHE-DIESEL Master 419 なのである。 流線型のボンネット、そして鮮やかな赤いボディが特徴だが、チェコのブリキ玩具メーカー KOVAP のトラクターシリーズの頂点が、この全長150mm全幅90mmのポルシェトラクターなのである。 先日、AXIS の Le Garage でゲットしたものである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 15, 2009 04:36 PM

世界の山ちゃん

+ 名古屋 now なう。……という表現はきらいだが、今、名古屋である。 名古屋と言えば「世界の山ちゃん」である。「世界の山ちゃん」の箸袋には懇切丁寧に名物・手羽先唐揚げの食し方が図解されているのであーる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 12, 2009 06:42 PM

どんぐりと山猫

どんぐりと山猫 画本 宮澤賢治作: 宮澤賢治画: 小林敏也ISBN: 978-4894190023出版: パロル舎定価: 1,470-円(税込)特に、宮澤賢治に興味が出てきた……というわけではないが、先日の神保町で行われた之潮(コレジオ)の芳賀啓さんの講演会で、冒頭の「地図の絵本を作りたい……」というお話の際の画像が、この小林敏也の描く「画本 宮澤賢治」の一冊「どんぐりと山猫」であったからなのだ。 書店の絵本売場の宮澤賢治は各種各様、人気のある代表的な話には沢山の画家、絵本作家が取り組んでいるのだ。その中から、異彩を放つこの「どんぐりと山猫」を探し出した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 10, 2009 12:04 AM

101 Things I Learned in Architecture School

101 Things I Learned in Architecture School 著者: Matthew FrederickISBN: 978-0262062664出版社: The MIT Press価格: 1,103-円(税込)「建築デザイン101のアイデア」の原書である「101 Things I Learned in Architecture School」を amazon からゲットした。 ひさしぶりの、所有していてうれしく感じる本なのだ。それに、もちろん英文だから、英語の勉強にもなる……というすばらしさなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 7, 2009 02:37 PM

建築デザイン101のアイデア

建築デザイン101のアイデア 101 Things I Learned in Architecture School著者: マシュー・フレデリック Matthew Frederick訳者: 藤原 恵洋ISBN: 978-4845909339出版社: フィルムアート社価格: 1,995-円(税込)本書は MIT PRESS から2007年出版された「101 Things I Learned in Architecture School」の邦訳版だ。 原書の書名を素直に邦訳すれば「建築学校で学んだ101の事柄」ということになるが、それでは読者層が限られたものになってしまう……と考えた出版側の都合で、何が何だか分からない軽薄なものになってしまったものであろう。デザイン……アイデア……ヒント……と、あまり使いたくない……お言葉で、本書の内容を歪めてしまっているように思える。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 4, 2009 07:06 AM

花と箱の装飾展

CHOUETTE & Tenciel花と箱の装飾展 アンティークな花と布箱 手作り小物の創作展 花箱キラキラ光る真珠/古物小物宝物/綺麗優雅ひらひら花弁/静寂思い出森の中/スミレ野バラ風の声/古洋館香る薔薇/写真機インク色鉛筆/レンガ革靴陶器の花瓶/布花花篭香水ビン/指輪リボン小さなアトリエ/トランク帽子レースの日傘/好きな言葉が創るカタチ/暮らしの手仕事覚え書き カフェ「ローザ薔薇館」 2009年11月1日(日)〜11月30日(月) 5日(木)19日(木)休み 9:00〜18:00 ラストオーダー17:00 最終日15:00まで 作家在店日 11月 1, 6, 13, 14, 20, 25, 30日  ● 森のアトリエTenciel★糸・布・紙・木★暮らしつれづれ手仕事日記★今日から11月30日まで、「装飾」なる言葉を冠した興味深い展覧会が開かれる。 この展覧会の主は、八ケ岳山麓・原村で Be-h@us を計画中の majoka さんなのだ。彼女は在仏時に、厚紙で箱を作り布などで覆うという箱作りの伝統工芸、Cartonnage カルトナージュを学び、たくさんの作品を作られているのだ。 会場は名古屋、名古屋市天白区のカフェ「ローザ薔薇館」にて開かれる。 東京からはちと遠いけど、お近くの方はぜひいらしてください。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 1, 2009 07:55 AM

LEGO technic / 8294+8293

+ 先日手に入れた LEGO レゴ・テクニックの Power Functions Motor Set 8293 モーターセットで、8294 のパワーショベルを電動に改造してみた。 8294 の組立解説書に既にモーターを組み込むやり方が載っており、改造は簡単に出来上がった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 28, 2009 06:04 AM

建築物を読みとく鍵

建築物を読みとく鍵 著者: キャロル・デイヴィッドスン・クラゴー  Carol Davidson Cragoe訳者: 鈴木 宏子ISBN: 978-4882827092出版社: ガイアブックス価格: 1,890-円(税込)本書は「How to Read Buildings: A Crash Course in Architecture」、まぁ、直訳すれば「建物の読み方:建築特訓コース」なる書籍の邦訳本である。基本的には西欧建築の入門書というべきものなのだが、16.6 ×13.4cmというかわいらしい版形のくせに、255頁で厚さ2cmという充実の内容なのだ。 本書は読むというよりは見る入門書である。全て図解、それも全て銅版画(現代建築はそうもいかないが)、それに近いレベルの図版で構成されているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 26, 2009 12:42 AM

セックスレス亡国論

セックスレス亡国論朝日新書 184著者: 鹿島 茂 / 斎藤 珠里ISBN: 978-4022732842出版: 朝日新聞出版価格: 735-円(税込)英国のコンドーム会社 DUREX デュレックス社が行っている、 Sexual Wellbeing Global Survey セクシャル ウェルビーイング サーベイなる性生活についての各国比較調査があるのだそうな。 26ヶ国、2万6000人を対象にした最新調査2008年版によれば、「週一回以上性生活がある」と答えた人の比率は、第1位・ギリシャ 87%、最下位26位・日本 34% なんだそうだ。この最下位という日本のデータは、例年……なんだそうだが、「性生活満足度」においても「満足している」の世界平均が 44% だったのに対し、日本はわずかに 15% だったそうだ。 まぁ、裸の(あるいは裸に近い)女性の写真に満ち満ち、スケベ全開ではないかと感じられる世の中なのに、この体たらくなのだ。 「セックスレス」の一般的な定義では「特殊な事情が認められないのにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが一ヶ月以上もなく、その後も長期にわたることが予想される場合」を指すんだそうだ。 まぁ、結婚しない……できない若人一杯の世の中だが、こんな世の中、誰がした……というわけで、そのような状況を古今東西、人類創世にまでさかのぼって、スケベには大いに自信あるマダム・ジュリーの問いかけに鹿島教授大いに語るという、問答形式の一冊なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 23, 2009 12:17 AM

生活の設計

生活の設計 著者: 佐川 光晴 ISBN: 978-4104441013出版社: 新潮社価格: ---- -円(税込)「牛を屠る」を読んだばかりだが、佐川光晴の最初の作品、2000年の第32回新潮新人賞の受賞作である「生活の設計」を読んでみた。 氏は北大卒で屠殺場勤務という……世間の常識では珍しい職業選択をした訳だが、それを見る世間の目、同級生、妻の両親、ご近所の床屋さん、長男の保育園の先生の目、それをどう考え、どう捉え、どう困惑し、どう処理していかねばならないかを、ユーモラスに書いたものであった。 彼にとって、屠殺場と部落問題という深刻な問題も全てすっ飛ばしてしまって爽快……、「職業と差別」という問題をあっさりと乗り越えてしまっているのだ。 2001年出版の単行本は絶版、八王子図書館から借り出して読むことができた。本書は、すでに文庫本で「虹を追いかける男」に入っているとのことだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 19, 2009 08:11 AM

Dyson Air Multiplier

+ あの DYSON ダイソンが、又やってくれたようだ。 今度は羽根のない扇風機。ダイソン・エアマルチプライアーというんだそうだが、これは面白そうである。 扇風機としては結構高価なようだが……、ちょっと欲しい。 ● ファン(扇風機) | Dyson.co.jp...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 17, 2009 07:41 PM

LEGO technic / 8293

・ LEGO レゴ・テクニックの Power Functions Motor Set 8293 をゲットした。 米国の lego.com の公式ショップでは $29.99 だから、今の円高ならば2,500-円ってところだが、日本ではどこでも4,500-円以上もして……、ちょっと躊躇していたのだ。それなら、米国のショップでと考えても、日本には送ってくれない……買えないのだ。 たまたま寄った町田のヨドバシカメラで4,770-円、ポイントもあるし、送料もかからないし、まっいいか……とゲットしてしまったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 16, 2009 08:06 AM

夏への扉 [新訳版]

夏への扉 [新訳版}著者: ロバート・A・ハインライン Robert A. Heinlein訳者: 小尾 芙佐ISBN: 978-4152090591出版: 早川書房定価: 1,260-円(税込)福島正実訳のハヤカワ文庫版「夏への扉」をエントリーしたのが2007年の11月だから、もう2年前だ。 原書が1957年刊行、邦訳が1963年で、あの文庫版が出たのが1979年で私が手にしたのが2007年版で60刷というのだから、まぁ、ずいぶんと長生きしてきたものだ。 ここ数年、古典と言われるものが新訳で登場……をよく見るようになったが、このハインラインの名作 The Door into Summer (1957) 「夏への扉」も新訳版で登場なのだ。 新訳版はちょっと大振りな新書判という体裁で、活字も大きくて読みやすい……、SF読者による人気投票でオールタイム・ベスト1に選ばれている「夏への扉」、再読するいい機会ではないかな。ジンジャエールが大好きという変なネコ、ピートにも再会できるのだ。 ダンが発明した家事ロボット Hired Girl は、旧版の福島訳では、ちょっとレトロな「文化女中器」なる訳語があてられていたが、新訳版では「おそうじガール」と改められている。ちょっと今様になったかな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 12, 2009 02:07 AM

牛を屠る

牛を屠る  シリーズ 向う岸からの世界史著者: 佐川 光晴 ISBN: 978-4759267242出版社: 解放出版社価格: 1,575 -円(税込)「屠殺」は"とさつ"と読めても「屠る」を"ほふる"とは読めなかったなぁ。 本書の帯にある、「ここはおめえみたいな奴の来る所じゃねぇっ!」こそ本書が生み出された理由ではないかと思う。 著者・佐川光晴氏は北大の法学部を卒業後、就職した出版社を一年で退職し、大宮の屠殺場(とさつば)に再就職し、十年半にわたってナイフを握って屠殺の最前線で「牛を屠る」を成してきたのである。 外側から「屠畜」なる「屠殺」の世界を書いているものはあっても、その内側、それを職能とした者が書いた「屠殺」の本は初めてではないのか……。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 9, 2009 09:21 AM

FORBIDDEN LEGO

FORBIDDEN LEGO Build the Models Your Parents Warned You Against!著者: Ulrik Pilegaard / Mike Dooley ISBN: 978-1593271374出版社: No Starch Pr価格: 2,125-円(税込)あの名画「禁じられた遊び」の英語の題名は FORBIDDEN GAMES だが、FORBIDDEN LEGO とは「禁じられたレゴ」なのだ。 さて、何故禁じられるのか……、この本にのっている五つのレゴプロジェクトの内、一つを除いて他は「飛び道具」……、決して、レゴの公式のセットに出てくるものではないのだ。 通常のレゴセットにはありえない、ちょっとマニアックなメカニズムの作り方の解説書なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 7, 2009 09:36 PM

Donkey Cart

+ これは LEGO レゴである。 それも、我々世代であれば誰でも作って遊んだことがある「糸巻き戦車」のレゴ版なのである。 英語圏では、こいつをどう呼ぶのか知らなかったが、Donkey Cart と呼んでいる……。 こんな素朴なメカニズムを作るレゴのセットがあった。 Palo Alto にある KLUTZ という、子供向けの玩具……というよりも教材を出している出版社のもので、CRAZY ACTION CONTRAPTIONS というセットなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 3, 2009 01:11 AM

それでも、日本人は「戦争」を選んだ

それでも、日本人は「戦争」を選んだ著者: 加藤 陽子 ISBN: 978-4255004853出版社: 朝日出版社価格: 1,785 -円(税込)「戦争」を読む……時、まずは、それを論じる視座がいかなるものであるのか、そこから読む事を始める……のような気がする。特に、日中戦争から太平洋戦争への「昭和の戦争」は、その視座によって180度異なる論旨が存在するからだ。 本書は池谷裕二による「進化しすぎた脳」と同じ趣向で、東京の有名私立学校の中高校生に対して行った特別講義五回分の記録なのだ。 これが、易しく講義してあると思いきや、高レベルでついていくのが辛い……というものなのだ。「学」の視点がいかなるものなのか……それを遺憾なく発揮した戦争論なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 30, 2009 08:25 AM

ミニ・ストーリー

ミニ・ストーリー ―小型車の革命著者: ローレンス・ポメロイ  Laurence Pomeroy 序文: アレックス・イシゴニス Alec Issigonis訳者: 小林 彰太郎ISBN: 978-4544040012出版社: 二玄社価格: 1,260-円(税込)今、Mini ミニといえば、BMW の小型車で、なんちゃって Mini というカッコだけのものだが、本来の英国 BMC の Mini ミニが登場したのは、1959年だから50年前、もう半世紀も経ってしまったのだ。 本書は、その成立ち、開発の詳細を記述したものだ。 その開発の大いなる動機は、1956年9月スエズ動乱が中東で勃発し、石油価格が高騰し、実用的な小型車の必要があったのであった。 Mini のサスペンションスプリングには、一般的な金属製バネではなく、円錐状に成型されたゴムを使っている。これがアレックス・モールトンの設計による物であることは良く知られている。アレックス・モールトンの自転車が、その開発の動機が、同じくスエズ動乱であるというのも面白いところだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 28, 2009 07:57 AM

BIC Easy2

+ 私は特に髭が濃いというわけではないが、まぁ、ヒゲはいつでものびてくるのである。そこで、毎日毎日……剃るのである。 そして、そのお道具が BIC であるのは長年の習慣である。 この BIC のカミソリは使い捨てであるが、大変長持ち……一回で捨てるということはないが、やはり、ストックしてあっても無くなってくる。というわけで、amazon からゲットしたのである。まぁ、50本もあれば半年は大丈夫なのであーる。 追記 110903 同じ2枚刃でも、BIC2 なる名称に変わったようである。 ● BIC2 2枚刃 カミソリ 50本入り  ...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 27, 2009 12:03 AM

官僚亡国

官僚亡国 軍部と霞が関エリート、失敗の本質著者: 保阪 正康ISBN: 978-4022506221出版社: 朝日新聞出版価格: 1,680 -円(税込)政権交代以降「脱官僚……」なる言葉を聞かない日はない。この言葉こそ、今回の政権交代のマストの問題と考えているのだが、たまたま、新聞紙面の「官僚亡国」なる文字が飛び込んできたのだ。 「石油がないから対米戦争は避けられない」という論理は、「財源がないから増税は避けられない」という論理という財務官僚の論理とあまりに似ているので慄然としてしまう……、日本型組織の致命的欠陥に斬りこむ……という新聞広告に反応して、書店にてゲットしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 22, 2009 07:00 AM

寺島町奇譚

寺島町奇譚(全)ちくま文庫著者: 滝田 ゆう ISBN: 978-4480022080出版: 筑摩書房価格: 1,208-円(税込)JEDI の面々が旧玉ノ井界隈に乗り込んだのは、昨年2008年の暮れも暮れ……12月26日の事であった。好天なのに寒い寒い一日、曳舟から、鳩の街、旧玉ノ井の旧悪所徘徊をなしたのであった。もちろん、途中、時々引っかかったりしながら「ぬけられます」なのであった。 その前に、この漫画をゲットして……と思っていたのだが、amazon の一二週間後……に注文もせず……であったが、ふらりと寄った書店にあるのを、はいはいと手にしてレジにむかい、おくればせながら……ゲットしたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 12, 2009 04:08 AM

LEICA X1

もうすぐ、Apple の It's Only Rock and Roll が始まるが、それに先立つ日本時間9日午後10時、ニューヨークで、新しい Leica が発表された。 フルサイズCCDの M9 と、この X1 だ。   ● ライカカメラAG - フォトグラフィー - x1   ● ライカ、「X1」「M9」の発表会を開催 - デジカメWatch   ● Leica X1 Hands on Preview: 1. Introduction: Digital Photography Review   ● ヨドバシ.com - LEICA(ライカ)...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 10, 2009 01:37 AM

マン・オン・ワイヤー

マン・オン・ワイヤー To Reach the Clouds著者: フィリップ・プティ Philippe Petit訳者: 畔柳 和代ISBN: 978-4826990448出版社: 白揚社価格: 2,310-円(税込)1974年の8月7日の朝、ニューヨーク・マンハッタンの今は無き WTC の二つのタワーの間、地上400mを Philippe Petit フィリップ・プティが綱渡りをした。その一部始終を彼自身が書いたのが本書なのだ。 本書の書名の「マン・オン・ワイヤー」は、今年のアカデミー賞のドキュメンタリー賞をとった映画 MAN ON WIRE からなのだが、映画の公開にあわせて刊行されたのが本書なのだ。原書の刊行は2002年、従って、2001年の 911 以降に書かれたものだ。絵本「綱渡りの男」は本書が下敷きなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 8, 2009 05:52 AM

Laslot Spring Summer '10

Laslot  Spring Summer '10 Exhibition   Return to Innocence 9月11, 12日 12:00 ~ 19:00 13日 11:00 ~ 18:00 @hako [Gallery] 渋谷区西原3-1-4 (小田急線/千代田線 代々木上原駅より徒歩3分) 私の姪 Naoko Murayama のブランド Laslot の 2010年春夏展示会が代々木上原のギャラリーで開かれる。 今回は Yofi と Genesis art Lounge という二人の女性アーチストとの合同展示会なのだ。 ご興味のある方はご連絡下さい。  ● http://laslot.oc-x.jp/...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 6, 2009 09:27 PM

YikeBike

link このシルエットを見ただけでは、子供用の三輪車風だが、Bike 二輪車である。 大きなホィール(20")が前で、真ん中の一番高い位置にサドル、その周りにある半円形がハンドルとブレーキということだ。サドルに腰掛けて、両腕を下げたままハンドルを握るという……不思議な乗車姿勢の乗り物なのだ。  ● YikeBike - The world's first super light electric folding bike. | Urban Freedom YikeBike は、世界初の軽量電動折畳みバイクとのことだ。最高時速は20km/h で、内蔵バッテリーは80%の充電で20分走行可能。走行距離で最大で8kmくらいとのことだ。 Segway 的な乗り物だが、ちょっと面白そうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 5, 2009 01:24 AM

PhotoFunia

+ みながすなる……PhotoFunia なるものを……試してみました。 この写真は私の祖父です。 祖父は40代後半かと思われます。まったく記憶はありませんが、ずいぶんと鼻曲がりの人ですね。 私もだんだんと頭髪のデザインが彼に似て来たのではないかと……心配いたしておりますです。 ● MADCONNECTION: PhotoFunia ● ONE DAY : PhotoFuniaで遊んでみた。 ● これは愉快、Photo Funia.: alpshima...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 29, 2009 12:56 AM

カムイ伝講義

カムイ伝講義著者: 田中 優子 ISBN: 978-4098401130出版社: 小学館価格: 1,575 -円(税込)私は、白戸三平の「カムイ伝」に夢中になった....ということがない。学生運動で揺れた世の中でもてはやされた「カムイ伝」の時代、ちょっと世代的に上だからかも知れない。私にとっては他に夢中になることがあったのだ。 本書は法政大学社会学部での田中優子教授による学部講義「比較文化論」と、三年生徒の「江戸ゼミ」での「カムイ伝」をテキストとしての講義と研究成果を本にしたものである。「カムイ伝」の舞台、江戸初期という時代と、そこに描かれた諸相を分析し解読されているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 28, 2009 08:08 AM

冷え冷えシート

link "ノートPCの熱をグングン吸収‼ " という効能を有する「冷え冷えシート」なるものだ。  ● ノートパソコン冷却シート「冷え冷えシート SX-A402」 プラスチックフィルム容器に入った液状冷却ゲルが、表面に接しているノートPCの熱を吸収するというしかけなのだ。これは A4サイズ対応、幅300mm奥行き230mm厚さ4mmという大きさだが、シートというよりも水枕のようにブニョブニョした物なのだ。 もちろん、当方の MacBook Air を冷却する目的でゲットした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 25, 2009 12:04 AM

日本人の知らない日本語

日本人の知らない日本語 ―なるほどー×爆笑!の日本語“再発見”コミックエッセイ著者: 蛇蔵 & 海野 凪子ISBN: 978-4840126731出版: メディアファクトリー定価: 924-円(税込)本書の副題にある「コミックエッセイ」なる言葉は目新しいが、まぁ、ストーリーのない漫画の新種なのだ。 本書は日本語学校教師の凪子(なぎこ)さんがぶちあたる、マジメな外国人生徒達の発する疑問難問奇問……それをどうさばいていくかを紹介していく。我々日本人にとっては当たり前と考えている事、アプリオリに知っているような事も、外国人に問われることによって、なーるほどということになるのだ。我々日本人も知らない日本語の一面を学ぶ……、そういう漫画なのだ。 やぁ、面白くて為になる一冊なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 24, 2009 12:04 AM

BARIGO / L3025

高名な、独 BARIGO バリゴの温湿気圧計 L3025 である。 プラスチック製の透明ドームの中に収まった真鍮製の仕掛け、いかにもアナログしている機械は、なんとも興味深い。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 20, 2009 06:37 AM

「地震予知」はウソだらけ

「地震予知」はウソだらけ講談社文庫著者: 島村 英紀 ISBN: 978-4062761703出版: 講談社価格: 750-円(税込)地震学者・島村英紀氏は「私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。」の最終章「控訴断念」に次のように書いている。 ...................................... それだけではない。日本政府の言い分通り、地震予知ができる、と信じ込まされている日本人たちが、もし地震予知ができずに大地震の不意打ちを食らったら、災害がより拡大する恐れが高い。そうまでして、真実を隠そうとする政府の意図は、私には計りかねる。 私は思っていたよりもずっと大きなものの尻尾を踏んでしまったのではないか、その黒い手と、この裁判で闘っても無駄だよ、というのが私の友人の忠告であった。...................................... 「尻尾」とは、氏がはっきりと不可能であると指摘している「地震予知」の問題に他ならない。 ……となれば、氏が2004年2月に出版した『公認「地震予知」を疑う』を読んでみようと考えたが、同書は改訂版として2008年11月に講談社文庫の一冊として『「地震予知」はウソだらけ』として出版されているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 18, 2009 12:19 AM

私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。

私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。講談社文庫著者: 島村 英紀 ISBN: 978-4062758673出版: 講談社価格: 560-円(税込)本書の「私」こと島村英紀氏は国際的に著名な地震学者、元北海道大学教授、そして前国立極地研究所所長である。 そのような人物が、2006年2月1日に札幌地検に「詐欺」容疑で逮捕され、171日間拘置所に拘束されることになったのだ。 本書はその不可解な事件を記述したものではない。半年にわたる拘束期間、その限られた空間の中に氏が何を見、何を体験したのかを、科学者の冷徹な目で記述したものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 15, 2009 06:29 AM

EVOLTA / ルマン24時間

8月6日、Panasonic の新型アルカリ乾電池 EVOLTA (エボルタ) が「ルマン24時間」に挑戦し、見事成功させた。 単三乾電池EVOLTA×2本で駆動される小さなロボットが「ルマン24時間耐久レース」のサーキット部分である「ブガッティ・サーキット (全長4,185m) 」を、24時間で23.726kmを走行した。「遠隔操作された車両型ロボットの最長走行距離」としてギネス世界記録にも認定されたそうだ。 24時間、時速988m/hでコースを6周弱するという、耐久走行をやり遂げたロボットは、高橋智隆氏の製作による全長約30cm幅約20cm高さ約20cmという可愛らしい物なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 11, 2009 08:17 AM

くりま 2009年 09月号

くりま 2009年 09月号文藝春秋 増刊(永久保存版)語り下ろし 半藤一利が見た昭和出版: 文藝春秋価格: 980-円(税込)半藤一利の「昭和史 1926-1945」を読んだばかりだが、新聞広告に本誌の特集「半藤一利が見た昭和」が目について買い求めた。 氏は1930(昭和5)年の東京向島に生まれた。戦時下を少国民として過ごし、1945(昭和20)年の東京大空襲を生き延びて戦後を迎えた。1953(昭和28)年に文藝春秋に入社し、多くの識者と会い取材してきた。その成果が「昭和の語り部」と呼ばれる数々の書物としてあるのだ。 本誌は「昭和史 1926-1945」のビジュアル版という趣きで、大変面白いものなのだ。「永久保存版」も納得なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 7, 2009 08:53 AM

秘密の本棚

秘密の本棚 ―漫画と、漫画の周辺著者: いしかわ じゅんISBN: 978-4778031121出版社: 小学館クリエイティブ価格: 2,520 -円(税込)じゅんさんの「いしかわじゅんホームページ」に、「………「秘密の本棚」が発売されて、もう3ヶ月だ。あっという間だなあ。………」という記述を発見……。そうだ、本屋で見たら買おう……と思っていた本書「秘密の本棚」を手に入れるのを忘れていた。 というわけで、「……アマゾンでいますぐポチッといこう……」に導かれてポチッ……、amazon から本書がやってきた。 まずは、書名が盛上がっているカバーに驚かされるが、予想通り、2段組み391頁なる大部な一冊なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 5, 2009 09:25 AM

売国者たちの末路

売国者たちの末路 私たちは国家の暴力と闘う著者: 副島 隆彦/植草 一秀 ISBN: 978-4396613341出版社: 祥伝社価格: 1,680-円(税込)今日から8月、待ちに待った衆議院選挙は、8月18日に公示、8月30日に投開票となる。 あの屈辱的な、小泉劇場による自民大勝ちの衆議院選挙が2005年9月11日、その後の2007年7月28日の参議院選挙で少々揺れ戻したという状態だったが、衆議院の自公の2/3という議席数による悪政の数々、目を覆うばかりであった。 私は、今回の衆議院選挙によって「政権交代」がなされることを望んでいる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 1, 2009 01:54 AM

オットー OTTO

オットー OTTO―戦火をくぐったテディベア作者: トミー ウンゲラー Tomi Ungerer訳者: 鏡 哲生ISBN: 978-4566008007出版: 評論社定価: 1,365-円(税込)芸術新潮のトミ・ウンゲラー特集をみていたら、……そういえば、最近のトミ・ウンゲラーの絵本って手にしたことないが、どんなんかなぁ……と思った。amazon に、この「オットー」なる絵本を注文した。原書は1999年出版だから十年も前のものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 31, 2009 04:02 AM

散水用ホース

+ ネコの額ほどの庭先にある散水用のホースリールだ。 数年前、これはコストコで3,000-円弱でゲットと思うが、どこのホームセンターでもそんな値段で販売されているものだ。 常時接続……野ざらし(当然だが)だし、あまり愛着を感じる機械でもないから、使う時だけ、便利だわい……と感じるのであった。 しかし、この一年ほどで、ノズルから水漏れやら……だ。だましだまし使っていたが、もう寿命か……と思って、近所のホームセンターに出かけてみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 29, 2009 04:34 AM

芸術新潮 2009年 08月号

芸術新潮 2009年 08月号特集/トミ・ウンゲラーのおかしな世界 Tomi Ungerer出版: 新潮社価格: 1,400-円(税込)那須の野澤さんから「8月号(25日発売)の芸術新潮はトミ・ウンゲラーの特集だそうですね。まずは立読み……ですね。」なるメールが iPhone に届いた。 昨日、書店で立読みしてみれば……、77頁にわたる特集……買い求めた。建築系の特集でも芸術新潮を手にしたことはないのに、ウンゲラーとあれば、まずはゲットなのだ。 私、結構なファンで、絵本類、ポスター集……、最近ではエロティックな……持っているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 26, 2009 03:31 PM

SAAB 92001

+ キイホルダーに興味があったのではない。大体、キイホルダーは KEY-BAK で足りているし……。 この車 SAAB 92001 に興味があったのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 23, 2009 01:58 PM

PowerJolt Dual Universal

link GRIFFIN の車のシガーライターの電源 DC12Vから、DC5Vを取り出す PowerJolt Dual Universal だ。 今まで、iPod, iPhone 専用のものはあったが、汎用で USB 端子が二個付いているのは初めて、そこが Dual Universal の由来なのだ。長さ70mm直径(太い所で)30mmという小さな物だが、なかなか魅力的なのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 21, 2009 06:20 PM

エンパイア・ステート・ビル解体

エンパイア・ステート・ビル解体 UNBUILDING作者: デビッド・マコーレイ David Macaulay 訳者: 中江 昌彦ISBN: 978-4309200736出版: 河出書房新社定価: 2,100-円(税込)デビッド・マコーレイの大判の絵本だ……、もちろん子供向けというよりも大人向けの絵本である。残念ながらすでに絶版のようだが、1984年8月初版だから……無理ないか。 まぁ、本来、絵本であるし画がメインだから原書で十分かもしれない。それに、ペーパーバックスで廉価に手に入るから興味ある方はこちらをどうぞである。  ● Amazon.co.jp: Unbuilding (Sandpiper): David MacAulay: 洋書 本書はマコーレイの数多の図解本とはちょっと違っていて、初期の頃の、一つのストーリー仕立ての中で歴史、技術を語っていくという、なかなか渋い一冊なのだ。 ニューヨーク、マンハッタンのエンパイア・ステート・ビル、それを解体してしまうという物語なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 20, 2009 06:28 PM

DC-AC INVERTER

・ いつも乗っているCのワゴンの後部に DC-AC INVERTER を装備している。 貼ってあるダイモで明らかなように9年も前に着けたもの(車自体も12年も前から)だが、その直下にあるバッテリーから直付けになっている。 横145mm縦110mm奥行き45mmというシルバーグレイのアルマイトの箱、大きさの割に 100V2Ah という控えめな出力だが、あの頃はこんなものであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 17, 2009 11:12 AM

鉄道から見える日本

鉄道から見える日本探求この世界 2009年6-7月 (NHK知る楽/月)著者: 原 武史ISBN: 978-4141895206出版: 日本放送出版協会定価: 690-円(税込)今尾 恵介氏の著書「線路を楽しむ鉄道学」のエントリーのコメント欄に iGa さんから NHK の放送の話を書き込まれた。 それが教育テレビの「知る楽」、月曜日の「探求 この世界」の6-7月、原 武史氏による「鉄道から見える日本」なのだ。しかし、結局、見ずじまい……、テレビをちゃんと視る…、録画して視る…なんて習慣がないから…いたしかたない。 そんなこんな、K8の啓文堂書店で、このNHKのテキストを発見しゲットしたのだ。目次を見れば、本日13日は第7回の放映日、午後10:25~10:50……見てみようじゃないか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 14, 2009 12:02 AM

MOLESKINE cahiers

link 何の説明もいらない MOLESKINE モレスキンだが、通常のゴムバンドで括られたハードな表紙の物は、ちょっと立派すぎて疲れそうだ。 ……で、というわけではないが、この MOLESKINE cahiers なるノートを使っている。 Cahier (カイエ) とは、仏語で紙を綴じたカードボード製のノートのことだそうだが、薄型で軽くて……、それに、3冊セットでお買得感がある物なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 13, 2009 12:04 AM

日食グラス

・ 日食グラス.........なんて名前だから「日本食堂」のグラス……なんて感じで、おかしいと思う。ちゃんと「日食メガネ」と呼べばよろしい.……と思う。 このメガネ、ヨドバシカメラの店頭で発見……、1,480-円(税込)だ。ちょっと高価と思ったが……早速買い求めた。 今まで、私が観測するのに使ったのは、ローソクの火で煤を付けたガラス板とか、露光してしまったフィルムとかだったのが、全てダメ、この「高品位遮光プレート」を使用しろということなのだ。 というわけで、今月7月22日は日本全国で日食が見られる。それも46年ぶりに陸地で皆既日食が見られるんだそうだ。まぁ、それは屋久島とか悪石島……ちょっと遠いのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 10, 2009 12:23 AM

昭和史 1926-1945

昭和史 1926-1945平凡社ライブラリー は 26-1著者: 半藤 一利ISBN: 978-4582766714出版: 平凡社価格: 945-円(税込)半藤一利を初めて読んだのは1998年「ノモンハンの夏」だった。それ以来、氏といえばノモンハン……なのである。書店の新刊コーナーに本書を見つけ、その帯に……講演録「ノモンハン事件から学ぶもの」を増補……を見、早々にレジに向かったのであった。 本書は2003年出版され毎日出版文化賞特別賞を受賞した単行本の、平凡社ライブラリーの一冊として新刊なったものだ。「読みやすい通史の決定版」だそうだが、実に面白く読めた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 9, 2009 12:15 AM

カラシニコフ銃 AK47の歴史

カラシニコフ銃 AK47の歴史 世界で最も愛された民衆の武器著者: マイケル・ホッジズ  Michael Hodges訳者: 戸田 裕之ISBN: 978-4309225104出版社: 河出書房新社価格: 2,100-円(税込)なんだか AK47 本のブームなのか、「AK-47 世界を変えた銃」に続いて、本書の登場だ。 AK47: The Story of the People's Gun の邦訳だが、ただの歴史書のような素っ気ない書名よりも、その副題である「世界で最も愛された民衆の武器」こそ意味があるのだ。 本書は、いかにして一介の銃器である AK47 が、世界中の民衆に「愛される」武器になっていったのかを分析した最初の本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 3, 2009 01:41 AM

LaCie Core4

+ 最近の LaCie の小物といえば iamaKey みたいにお洒落........な物が色々であるが、この LaCie Core4 もその一つである。 マッチ箱のような携帯用 USB ハブなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 1, 2009 03:49 AM

LA FONERA 2.0

link 皆で公衆 Wi-Fi 環境を作り出す FON から新型 LA FONERA の登場、LA FONERA 2.0 だ。 新たにUSBポートを搭載し、手軽にネットワークストレージとしての利用や、メディア共有機能により YouTube, Flickr などの動画、写真共有サイトへ自動的にデータをアップロードすることを可能にした。又、開発環境の公開されたプラグイン機能により、多彩な新機能の拡張が行え、ネットの可能性を大いに進展させることになったんだそうだ。● FON LA FONERA 2.0 (ラ・フォネラ2.0) FON機能搭載 無線LANルータ ...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 30, 2009 04:07 AM

青木シンのFACES展

+ 我らの同期、芸大ラグビー部の青木シンのいつもの展覧会だ。 今回、心機一転なのかどうか聞いてはいないが、KAOS から FACES へと変貌、しかし、展覧会場は横浜の山手とちゃんとおしゃれしているのだ。 青木シンのFACES展 2009年7月7日(火)ー16日(木) a.m. 11:00 ~ p.m. 7:00 最終日16日は p.m. 5:00 まで Art Gallery 山手 横浜市中区山手100番 サンセット山手1F tel. fax. 045-628-0267...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 27, 2009 02:23 AM

TUNEMAX 4USB CHARGER

・ iPod を始めとして、iPhone........ 、となると予備バッテリーやら USB で充電する機器が身の回りに増えてきた。 コンピュータに繋いで充電も鬱陶しいので、USB ポートを備えた AC アダプターを用意することになるが、最近、この四つの USB ポートを備えた充電器が登場した。 左側の物が今までの一つのポートを備えたものだが、右側の物がそれなのである。 横61mm縦51mm奥行32mmの大きさ、DC 5.0V 2Aの出力を備える。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 24, 2009 06:58 AM

フォルクスワーゲンの広告キャンペーン

+ 「クルマの広告」のエントリーで、今でもどこかにあるはずだが..........と書いたが、ひょんな所からでてきた。 西尾忠久氏の名著「フォルクスワーゲンの広告キャンペーン」1963年美術出版社刊、780円也である。もう半世紀も前の本になろうとしているのだ。きれいなカバーも付いていたのだが、経年変化で.......ボロボロ、外して写真を撮った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 21, 2009 10:13 AM

考えなしの行動?

考えなしの行動? 著者: ジェーン・フルトン・スーリ+IDEO訳者: 森 博嗣ISBN: 978-4778311797出版社: 太田出版価格: 1,554-円(税込)今年1月末にエントリーした「Thoughtless Acts?」の翻訳本が出版された。翻訳はあの森博嗣氏、原書は凝った装丁の文庫本サイズだったが、新書判サイズで登場だ。 本書は「人間観察」がテーマだ。人間の無意識な行動、それにしては意味あるなりわいの標本採集というものなのだが、人間行動の BARRACK finder というようなものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 19, 2009 04:32 AM

Cable Box Mini

・ 唯の黒い箱に見えるが、唯の箱ではない。 両側面の穴からでているケーブルでおわかりになるであろう。 横237mm縦131mm深さ117mmのプラスチックの箱、Cable Box なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 16, 2009 08:39 AM

線路を楽しむ鉄道学

線路を楽しむ鉄道学講談社現代新書著者: 今尾 恵介ISBN: 978-4062879958出版: 講談社定価: 777-円(税込)本書の筆者、今尾恵介氏は「日本鉄道旅行地図帳」の監修者である事で明白なのだが、「鉄道」と「地図」の双方の見識にたぐいまれなる方なのである。本書の「まえがき」で、「........「鉄道好きの地図マニア」が書いたものゆえ、.........」とあるが、何をおっしゃるウサギさん........、それは謙遜し過ぎというものなのである。 電車の最前部、運転手の後ろで自分自身が運転しているかのように前方の風景を楽しむ........その喜びを知っている人たちの為の本が本書であるのだ。鉄道とは線路也..........、本書の書名が「線路を楽しむ.......」とあるように、氏でなければ著述しえない視点からの鉄道本なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 12, 2009 08:02 AM

LYRA-C3 / Laser Pointer

設計道場なんぞでレーザーポインターを常用しているのだが、最近、使っているポインターが非力で何だか赤いドットも霞んできたのだ。 1995年 (ダイモが貼ってあったから確かだ) から使いだしたのだから、かれこれ14年.........長い事使っているのだ。 というわけで、レーザーポインターを新調しようと考えた、それも緑色レーザーの奴が欲しいと思ったのだ。 それは、設計道場での講評時、スクリーンに投影された課題図面を、私も生徒も各々がレーザーで指し示しながら、その上で講評を進めるというスタイルだからなのだ。それには。色違いがいいんじゃないかと思ったからなのだ。 しかし、緑色のレーザーポインターってとても高価.........、amazon なんぞで見ても、コクヨ製で2万円以上するのだ。 おいおい、たかだか、レーザーポインターで2万円はないよな.......と思ったのだ。 まぁ、Google で探してみると、スポンサーリンンクに www.LaserGlow.com を発見し、アクセスしてみたのだ。 ● Laserglow: Blue & Green Laser Pointer, Alignment & Lab Lasers やぁ、$49 からあるのである。これならばリーズナブルである。 Popular in the medical community...........全体がクローム仕上げの Lyra C Series の下位バージョンを選択した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 10, 2009 03:33 AM

OSX /辞書

・ Mac 者ならお馴染みのはずだが、デスクトップ常駐の辞書である。とても役に立っているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 8, 2009 12:05 AM

citrohan.net

link ドメインを持っていても使わなければ宝の持ち腐れ.......というわけで、ずいぶん前から持っている citrohan.net を使おうと考えた。 しかし、ドメインを取った「お名前.com」に置きっぱなしだ。そこで、「ムームードメイン」にレジストラ移管することにした。 まぁ、ムームーは「DNS設定」ができない.......とかの限界があるようだが、今更、自前のサーバー云々を設定しるような事もなさそうだし、他のドメインと一緒の所に置いておいた方が管理するには便利と思ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 7, 2009 09:57 AM

………新習慣

TVコマーシャルに、”メガネのシャンプー、メガネのシャンプー、シンシュウカン ♪”という歌が流れてくる。 なんだか調子がいいので口ずさんでいたが、それが「メガネのシャンプー、新習慣」だと分かったのだ。 ..........俄然。興味がわいてきて、近くのドラッグストアで650-円也でゲットしてみた。  ● SOFT99 - メガネのシャンプー これが、なかなかの優れもの.........なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 5, 2009 12:31 AM

購入者満足度で、No.1。

link 6月3日の朝日新聞朝刊にアップルが全面広告、「購入者満足度で、No.1。」とアピールしている。 紙面には、iMac, MacBook Air, iPhone, iPod shuffle が並び、デスクトップコンピュータ部門、ノートブックコンピュータ部門、携帯電話部門、デジタルポータブルオーディオ部門の四部門で Apple アップル社の製品が No.1 を獲得したとのことだ。  ● 08年度消費者調査による購入製品の購入直後満足度ランキング発表 むべなるかな........。iMac, MacBook Air, iPhone は私にとってなくてはならない........日常である。 折しも、WWDC (Worldwide Developers Conference 2009) が、後数日.......6月8日(月)からとせまっている。 もうすでに、会場のサンフランシスコ・モスコーンセンターの会場には、One year later. Light-years ahead. ........「1年後。何光年も先に。」なるバーナーが設置されているそうだ。 昨年の WWDC 2008 では、今手にしている iPhone 3G が発表された。今回、何かでてくるのか、何が変るのか楽しみである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 4, 2009 03:43 AM

AK-47 世界を変えた銃

AK-47 世界を変えた銃著者: ラリー・カハナー  Larry Kahaner訳者: 小林 宏明ISBN: 978-4054035683出版社: 学習研究社価格: 2,310-円(税込)2003年、あの Playboy プレイボーイ誌が創刊50周年記念号で "Top 50 Products That Changed The World."「世界を変えた50の製品」なる特集を組んだそうだ。 その一位は Macintosh.............. というのは、Mac者としてはうれしい限りだが、まぁ、そのコピーである Windows への影響も含めてであろう。二位はピル、三位は Sony のベータマックス.........、 そして、四位は、なんと AK-47 があげられたのだ。 これは驚きだ。一つの銃器が一般的な商業製品と同列に扱われ、ランキングされているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2009 12:04 AM

Less and More

link 府中市美術館で「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考」なる企画展が開かれている。 alpshima の島崎氏にお知らせいただき、早速、島根柿木村の miles 氏と行ってみたのだ。左にあるのは入場券の半券だが、Less is More ではないところに注目だ。 「.........ディーター・ラムスの時代」とある Dieter Rams ディーター・ラムス氏は、1955年以来、ブラウン社(BRAUN (ブラウン))において40年以上にわたり沢山の製品をデザインしてきた高名なプロダクトデザイナーだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 29, 2009 03:04 AM

my AM-5

+ この私の Alex Moulton AM-5 の画は、2001年の11月に描いたものだが、今もこの姿のままである。 ここに描かれている UNION のライトをレストアして機能するようになったので、新しくエントリーしてみようと考えた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 23, 2009 12:03 AM

UNION light

・ 私のモールトン AM-5 のライトである。 前照灯の大きさは直径95mm、後部赤色灯は直径75mmというスペシアルな大きさが格好いいのである。特に前照灯は反射鏡そのままの形というところが、なんとも.......いいのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 22, 2009 07:18 AM

GS YUASA /NP3-6 ・続き

・ 例の GS YUASA の NP3-6 なる小型の鉛蓄電池を使うのには、こんな部品を製作しなければならなかったが、完成したのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 21, 2009 12:18 AM

Here's to the crazy ones.

link Dylan Roscover氏によるスティーブ・ジョブズの肖像画、彼へのオマージュ.....そのものなのだ。 たくさんのアルファベットの文字でできているのだが、そのフォントは全て Apple が使ってきた Font が使われ、そのテキストは Apple そのものと言える文章なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 18, 2009 02:35 AM

iamaKey

+ 我が常用の KEY-BAK に新顔がやってきた。" I am a Key. " なんぞと名乗る怪しい奴なのだ。 おフランスは LaCie の USB メモリの新製品 iamaKey なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 15, 2009 10:36 AM

1945年のドイツ ー瓦礫の中の希望

1945年のドイツ ー瓦礫の中の希望著者: テオ・ゾンマー  Theo Sommer 訳者: 山木 一之ISBN: 978-4120040115出版: 中央公論新社価格: 2,940-円(税込)5月9日は旧ソ連、現ロシアの「対独戦勝記念日」だった。モスクワの赤の広場では恒例の軍事パレードが行われた。英米の「ヨーロッパ戦勝記念日」は5月8日で微妙にに異なる。まぁ、今年は64周年ということなのだ。 本書は第二次世界大戦の終結と戦後の始まりである1945年を、1930年生まれのドイツ人ジャーナリストであるテオ・ゾンマーが概括したものだ。学術書というわけでなく平易なものだ。戦争指導者から市井の一般人の言葉まで、1945年という生きるに難しい時を再現しているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 11, 2009 11:11 AM

ImageWell

ブロガーの皆様、エントリーの写真、図版などの前処理.....をどのようなさっておられるのであろうか。 当方、ブログ用画像処理には、いままでずっと GraphicConverter を愛用していたが、この ImageWell なる新しいソフトを導入してみたのだ。 というのは、iGa さんのブログ MADCONNECTION で多用される影のついた画像を真似してみたくなったのだ。当方も影のついた画像を使っているが、Mac のデスクトップ画面をグラブでキャプチャして切り取る.......という面倒な手間をかけているのである。 Photoshop でやっているんだと思って、iGa さんにどんな風にしているのか聞いたところ、意外にもアプリケーションで設定しておけば.........とのこと、そのアプリケーションは Snapz Pro X なるアプリケーションなんだそうだ。 高機能の画面キャプチャのアプリケーションのようだが、当方の「影を..........」というのには高機能過ぎるという感じである。 というわけで、探していたら見つかったのが、この Mac OSX 専用の ImageWell である。 昔はフリーウェアだったようだが、今はシェアウェアである。ウェブサイトから一週間の期限付きのトライアルバージョンをダウンロード、使う気になったら、$19.95(カナダドルだから.......85-円/$とお安い)を支払って、シリアルナンバーをゲットすればいいのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 8, 2009 12:03 AM

家ってどうやって建てたらいいの?

家ってどうやって建てたらいいの?著者: 鈴木 岳紀 ISBN: 978-4434126505出版社: エル書房価格: 1,365 -円(税込)今年一月から月一で名古屋で開かれている「秋山設計道場」も第四回が終了、第五回は東京で開催される。 その道場も六月の第六回で終了するが、参加者は全国18社から毎回30人余が参加する。実際の敷地に即日設計という実戦的な講座は、参加者の設計力をめきめき向上させているのを感じている。 その「秋山設計道場」を企画立案し主催している名古屋のコスモホームの鈴木岳紀さんが住宅の本を出版された。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 7, 2009 05:54 AM

Reading Glasses /2

・ 布製のケースに入っているのは、コストコの Reading Glass (老眼鏡) である。 まぁ、これも三個一組での販売......コストコ流である。 先日の那須行きで、携帯していた常用のコストコのステンレス縁の老眼鏡を無くしてしまった。 三個セットだったから後二個はあるのだが、携帯するにはちょっと不向きな感じがして、新しいのを求めてコストコを見てみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 1, 2009 12:29 PM

ガムテープで文字を書こう

ガムテープで文字を書こう ―話題の新書体「修悦体」をマスターして著者: 佐藤 修悦(さとう しゅうえつ)ISBN: 978-4418092055出版社: 世界文化社価格: 1,500 -円(税込)この「修悦体」と呼ばれるフォント、ガムテープで作り出されたフォントが、このように世の中に認知されて、このような本が登場するとは思ってもいなかった。 このフォントを発見し「新宿駅の案内 FONT」として aki's STOCKTAKING にエントリーしたのが041223とあるから、もう4年半にもなるのだ。  ● aki's STOCKTAKING: 新宿駅の案内 FONT 最初は名無しのフォントだったものが、その作者、佐藤修悦氏の名をとって「修悦体」と名付けられ、このような本になるなんて誰が想像できたであろうか。 やぁ、立派なデザイン書になって登場なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 29, 2009 12:24 AM

図説 日本の住まい

図説 日本の住まい ―知っておきたい住宅設計の基本著者: 中山 章ISBN: 978-4863580176出版社: 建築資料研究社価格: 1,575 -円(税込)広告によれば、本書は「CONFORT」100号別冊付録だったものを充実させて単行本化したものだそうだ。「ハンディーサイズ(A5版)」で「図版411点」、それに「いまさら聞けない」と思っている建築設計の実務にたずさわる方々にもおすすめ..........、そうとなれば、早速...........と手にしたものなのだ。 たしかにハンディな版型にもかかわらず、充実した内容、最後の索引だけでもリファレンスブックとしてなかなかの優れものである。それに、図版の量もたいしたものだが、その手書き図版の品位、質もなかなかのものとみた。 「秋山設計道場」の門下生諸君、これは必携のものですぞ。上の表紙をポチッとして、amazon からゲットすれば道場主もうれしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 27, 2009 08:29 AM

読んでいない本について堂々と語る方法

読んでいない本について堂々と語る方法著者: ピエール・バイヤール Pierre Bayard訳者: 大浦 康介ISBN: 978-4480837165出版: 筑摩書房価格: 1,995-円(税込)堂々と..........なんてあると、控えめに........ってのもあるのかなんて思っちゃうが、英訳書の書名、How to Talk About Books You Haven't Read のように、堂々と直訳して「読んでいない本について......語る方法」でいいんじゃないかなぁ。 これから、本を読まないで.......エントリーにするには、本書を読んで、方法を学んでからでなくては......ならないのだ。 著者 Pierre Bayard ピエール・バイヤール氏は精神分析家にしてパリ大学教授とのことだが、挑戦的な本書を........まずは、読まずにはいられないのだ。 ...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 20, 2009 12:59 AM

Cat @出雲

+ 昨日、対馬、長崎、益田、出雲の旅から帰京した。 旅の最後に、リンケンの Miles さんと、出雲に完成した建築家・永田昌民氏の最新作を見せていただいた。施工を担当された藤原木材産業の藤原(ふじはら)さんにご案内いただいたのだ。  ● 永田昌民さんの一番あたらしい仕事 | 特集 | 住まいネット新聞「びお」 そして、そこに住む幸せな猫である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 17, 2009 08:16 AM

「日本の住宅」という実験

「日本の住宅」という実験—風土をデザインした藤井厚二百の知恵双書 (017)著者: 小泉  和子ISBN: 978-4540050022出版: 農文協定価: 2,800-円(税込)先週11日の土曜日夕、東京町田の「可喜庵」で開かれた「デザインサーベイとしての昭和建築家」の第一回目の講演会が開かれた。 文化財保存計画協会の代表・矢野和之氏による「藤井厚二・聴竹居」と題する講演なのだ。 今回の展示講演会シリーズで扱われる四人の建築家達、藤井厚二、山越邦彦、蔵田周忠、広瀬鎌二に触れながら、本書の日本の環境共生実験住宅の先駆けである「聴竹居」が語られ、その設計者であり住まい手であった建築家・藤井厚二が語られたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 13, 2009 01:12 AM

Laslot /Autumn winter 09-10

Laslot  Autumn winter 09-10 Exhibition   La Dolce vita 4月23, 24日 12:00 ~ 19:00 buyers 25日 14:00 ~ 19:00 press & friends @hako [Gallery] 渋谷区西原3-1-4 (小田急線/千代田線 代々木上原駅より徒歩3分) 私の姪 Naoko Murayama のブランド Laslot の 2009~10年秋冬展示会が代々木上原のギャラリーで開かれる。 ご興味のある方はご連絡下さい。  ● http://laslot.oc-x.jp/...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2009 10:06 AM

那須 /春の遠足

8, 9日の二日間、おなじみの JEDI の面々と那須に出かけていた。湯治場一泊の春の遠足という趣きだったのだ。 桜満開の下界とは異なり、やっと春が.....という那須なのだ。 すっきりと晴れ上がった春空にカイトが映えるのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 10, 2009 09:26 AM

水深五尋

水深五尋 FATHOM FIVE著者: ロバート・ウェストール Robert Westall訳者: 金原 瑞人/野沢 佳織 画: 宮崎 駿ISBN: 978-4000010771出版社: 岩波書店価格: 1,995-円(税込)「.......五尋」って「いつひろ」って読むんだろうなぁ。 「尋(ひろ)」って水深や縄の長さの単位、5尺あるいは6尺(1,820mm)とのことだが、Fathom ファゾムも同じくで、6フィート(1,830mm)だ。両方とも両手を拡げた長さという身体尺であるところが面白い。 この書名はシェイクスピアの The Tempest テンペストの台詞 Full fathom five.................によるものだ。英語の人にとってはお馴染みのものなのであろう。 本書は、あの「ブラッカムの爆撃機」のロバート・ウェストールの1979年の作品だ。 本書の表紙、貨物船を攻撃するUボートの画は宮崎駿だ。今回、「ブラッカムの爆撃機」の時の氏の取組みとは打って変わって、挿絵を描くというのめりこみかたなのだ。本当に、ロバート・ウェストールの作品がお好きらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 1, 2009 05:18 AM

JEDI・春だから荒ぶる川の桜と水門...

+ 昨日は一年ぶりのアースダイビングだった。 先回の「川の地図辞典・出版記念ウォーク」とうってかわって、お馴染みの iGa さんの企画、「春だから荒ぶる川の桜と水門...」と題したダイビングなのだ。 JR埼京線の赤羽の一つ手前、十条駅に集合し赤羽台地を上がり下り、最終は荒川治水の土木遺産たる岩渕水門を目指すという企画だ。 いつもの通り、iGa さんが作ってくださった資料は用意周到......A4 10枚に及ぶ。サイトからダウンロードし、プリントしたものを二つ折にして裏側を貼り合わせて観音製本した。これは、アースダイビング必携.......決まりなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 29, 2009 03:35 PM

綱渡りの男

綱渡りの男 MAN ON WIRE作者: モーディカイ・ガースティン Mordicai Gerstein訳者: 川本 三郎ISBN: 978-4338202046出版: 小峰書店定価: 1.680-円(税込)あの今はなきニューヨークのワールドトレードセンターに、こんな話があったなんて知らなかったなぁ。 1974年の8月、二つのタワーの間、地上400mをフランス人の大道芸人 Philippe Petit フィリップ・プティが綱渡りをしたのだ。その一部始終を描いたのがこの絵本なのだ。 意表をつく緻密な準備、そして、表紙の絵を見るだけで分かるように、実にスリリングな視点........ゾクゾクするような面白さなのだ。 この絵本は島根県の「行ったり来たりの里」柿の木村、リンケンの社長のブログ「マイルスくんが行く(マイルス社長のパラドックスな日々)」で紹介されたのを読んで知ったのだ。 この話は長編ドキュメンタリー映画となって、今年2009年のアカデミー賞のドキュメンタリー賞を受賞.......となったのだ。本書の出版は2005年(原書は2003年)だが、今は第2刷となってやっと日の目を見た.......ということかな。 その映画 MAN ON WIRE「マン・オン・ワイヤー」が6月から公開とのこと、楽しみである。  ● 【映画】MAN ON WIRE 公式サイト...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 28, 2009 12:24 AM

人類の足跡10万年全史

人類の足跡10万年全史 Out of Eden: the peopling of the world著者: スティーヴン・オッペンハイマー Stephen Oppenheimer訳者: 仲村 明子ISBN: 978-4794216250出版: 草思社価格: 2,520-円(税込)我々、現世人類の祖先は二十万年前にアフリカに生まれた......というニュースを見聞きしたのはいつごろだったんだろうか.......、The Search for Adam & Eve という特集が、News Week ニューズウィーク誌に組まれたのが1988年とのことだから、その頃、もう20年以上前のことになる。 最近、流行りの脳科学本なんぞを手に取ると、えーっ、そんなことまで分かっちゃってたの.......と感嘆することしきりだが、本書は何十万年前の人類の足跡が手に取るように書かれているのだ。 Once upon a time.............8万数千年前に、アフリカから紅海を渡ってユーラシア大陸に渡った小集団が現世人類の全ての祖先であった..............やぁ、ひさしぶりの知的興奮........であるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 23, 2009 05:21 AM

自由学園明日館

自由学園明日館1921 Frank Lloyd Wright フランク・ロイド・ライト写真: 宮本 和義著者: 谷川 正己ISBN: 978-4902930221出版:バナナブックス定価: 1,680-円 (税込)バナナブックスの九冊目の建築本は、このライトの自由学園明日館である。編集発行人の石原秀一氏は建築本は出せば出すほど、貧乏に.......と言っておられたが、もう、後一冊で二桁台とは目出たい。 ライトの建築がこんないい形で日本に残されていることを、我々設計者は感謝せねばならないだろう。その空間自体が保存されているということ以上に、それが使われながら........本来あるべき姿で存在していることはすばらしい事だ。ライトの空間が、そこに人がいることによって輝きを増し、それを見、それを感じることができるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 20, 2009 06:50 AM

DYMO / M-1585

一時は、DYMO ダイモは世の中から無くなってしまうんじゃないかと心配した。 しかし、最近ではカジュアルな文具として玩具感覚で復活しているようだ。まずは目出たい。 ところで、最近めっきり見かけることが無くなったが、DYMO って本当はこんな物であったのだ。アメリカ風のクラシックな流線型スタイルのお道具であった。 M-1585、自らのボディに [880320] とダイモしてあるように、21年前にゲットのお道具なのだが、今もって現役なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 17, 2009 04:22 AM

窓を開けなくなった日本人

窓を開けなくなった日本人—住まい方の変化六〇年百の知恵双書 (018)著者: 渡辺 光雄ISBN: 978-4540050039出版: 農文協定価: 2,800-円(税込)本書の著者、岐阜大学名誉教授・渡辺光雄氏は私と同年の1942生まれだ。 従って、研究者の意識と設計者のそれとの違いはあるが、本書の主題「住まい方の変化60年」については共有する認識というべきものがある。 氏はエドワード・S・モースが詳述した明治期の日本家屋の特質を下敷きに、第二次世界大戦後の日本の家の変り様を「サザエさん」の家を基に分析していく。 新建材、アルミサッシ、電化製品、空調機の登場によって変ってきた住宅、そして、物、物に溢れかえった日本人の家を「窓を開けなくなった日本人」という言葉で象徴させているのだ。 物心ついた自分にとっての家は、未だモースの描く日本人の家、そのものであったように思える。和室の連なり、日当りのいい縁側.........もう、そんな中での生活は遠くのものになってしまったが、そんな世界を知らない最近の設計者諸公にこそ読んでもらいたい本であるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 12, 2009 09:54 AM

ちりとり

+ ちりとり(塵取)である。 誰がどう見ても「ちりとり」であるが、ちょっと、そんじょそこらの「ちりとり」とは違うのである。 総ステンレススティール造り、それも板厚1mmという破格なスペックなのだ。 すくい口幅300mmでテーパーが付いて後部幅270mm奥行300mmの平面形で、把手高さ450mmという「ちりとり」なのである。 その工作も、しっかりとした折曲げ加工が施され、いかにも「いい仕事してますなぁ」という物なのだ。 先日6日、「もくよう連」の若い衆にくっついて、埼玉県は鷲宮町のステンレス厨房を製作している工場に出かけたのである。その工場製の「ちりとり」なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 11, 2009 12:00 PM

浅間山

+ 昨日は長野へでかけた。長野新幹線あさま515号から、軽井沢を過ぎての浅間山を撮ってみた。頂上付近の雲状のものは噴煙なのかなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 10, 2009 10:02 AM

機械仕掛けの神

機械仕掛けの神―ヘリコプター全史著者: ジェイムズ・R. チャイルズ James R. Chiles訳者: 伏見 威蕃ISBN: 978-4152090003出版: 早川書房価格: 2,415-円(税込)本書の書名「機械仕掛けの神」は、原書名である THE GOD MACHINE の邦訳であるが、ラテン語の Deus ex machina (デウス・エクス・マキーナ) に由来する。本来は演劇の用語で、古代ギリシャ演劇の劇中で絶対的な神が登場.......という時に使われたクレーンのような機械仕掛け.......と一緒くたにして「機械仕掛けの神 apo mekhanes theos 」と呼ばれていたとのことだ。 現代のヘリコプターの活躍は、それを思い起こさせる.......というわけで、書名になったというわけだ。本書はヘリコプターの話の集大成、その起源から、原理、その歴史..........ヘリコプターの全てがあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 8, 2009 07:59 PM

テクテクノロジー革命

テクテクノロジー革命 ~ 非電化とスロービジネスが未来をひらく ゆっくりノートブック2著者: 藤村 靖+辻 信一ISBN: 978-4272320325出版社: 大月書店価格: 1,260 -円(税込)本書も、あの「愉しい非電化」を教えてくださった仙川の村松さんに教えていただいたのだ。 「愉しい非電化」では掃除機について反省したのだが、その後なにもしていないのだ。つい最近、電気炊飯器について反省.........炊飯について「非電化」へ移行と考え始めているのだ。 本書は環境運動家の辻信一氏が、発明家にして非電化運動家の藤村靖氏との対談を本にしたものだ。辻氏の「ゆっくりノートブック」シリーズの二巻目ということになる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 6, 2009 12:15 AM

時差ボケ東京 @amazon

時差ボケ東京著者: 村田 賢比古 Masahiko Murata編集: 安田 喬 Kyo Yasuda英訳: Timothy McKenzie T・マッケンジーISBN: 978-4990415600出版: M&Y Grafix定価: 3,780-円(税込)敬愛する写真家、masa こと村田賢比古氏の写真集「時差ボケ東京」が amazon でも手に入るようになった。..........これは目出たい。 より多くの方々が、少しでもこの写真集に近づいてくれることを願っている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 4, 2009 10:01 PM

Märklin metall / Stromlinien-Limousine

+ Märklin が経営破綻とか.......そんなニュースを聞いたばかりだが、Märklin の名前がなくなるわけではあるまい。 これも Märklin の metall シリーズの Stromlinien 流線型リムジンだ。 この前の Limousine や、シリーズの他の車と同じラダーフレームに異なるボデイを架装したものだが、リムジンと比べていかにも流線型なのだ。 戦前の独、自動車メーカー Adler 社の車がモデルのようだが、そのモデリングは VW Beetle にもつながるものだ。スタイリングもさるもの、薄緑色 mint green の色使いも軽快そのものなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 3, 2009 12:07 AM

et(エ)

et(エ)―128件の記号事件ファイル著者: 松田 行正 ISBN: 978-4434126215出版社: 牛若丸価格: 2,940-円(税込)書名「et(エ)」で本書の内容を理解するのは難しいが、本書は128個の「記号」の出処所以を記録した、あの「川の地図辞典」に書名にならえば「記号の図解辞典」というべきものなのだ。 書名の et だけでも「エッ......」なのだが、これはラテン語の and とのこと、e t が早書きの末「+」に至る........とのことなのだ。128個の身近な記号達がそろって登場する.......なかなかのリファレンスなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 27, 2009 04:31 AM

DIASTAR 200

高さ300mm幅230mm奥行き170mmの黒いプラスチックの箱だが、前面に200mm×200mmのスクリーンが付いている。 前面のスクリーン・パネルを引き出してスライドビューアーとなるのである。 最近、銀塩カメラでポジフィルムを撮る.....又、スライドプロジェクターでプレゼン.....なんて無くなってしまったが、過去の記録のスライドが沢山あるとなると、こんなお道具もまだまだ必要なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 25, 2009 10:09 AM

トトロの住む家

トトロの住む家著者: 宮崎 駿写真: 和田 久士 ISBN: 978-4022563859出版: 朝日新聞社価格: 2,150-円(税込)……絶版先日14日未明、杉並区阿佐谷の一軒の空き家が全焼した。杉並区が買い上げて公園として整備を進めていた「トトロの家」だったのだ。........その焼失を惜しむ声が上がっている。  ● 東京・杉並区の「トトロの家」全焼 国際ニュース : AFPBB News その家は、本書「トトロの住む家」の中で宮崎駿が紹介している五軒の住宅、その代表だったのだ。本書の扉には...........アニメ『となりのトトロ』に登場する、塚森の主、トトロ。そのトトロが喜んで住みそうな「懐かしい家」を訪ねてみた。.........とある。 豊かな緑に包まれた小さな家.......住まい手と一緒に上手に年取ってきた家がそこにあった。 決して立派な材料と立派な技術で......という家ではない。皆に愛され大事にされてきた家が、そこにあったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 19, 2009 12:02 AM

Pippo the Fool

Pippo the Fool著者: Tracey E. Fernイラスト: Pau EstradaISBN: 978-1570916557出版社: Charlesbridge Pub Inc価格: 1,344-円(税込)本書の題名を日本語にすれば「おばかのピッポ」てな感じなのであろう。 この Pippo って、フィレンツェの大聖堂 Santa Maria del Fiore のドームの設計者、Filippo Brunelleschi フィリッポ・ブルネレスキのことなのだ。 あの落書き事件で一躍有名になってしまったが、イタリア観光の雄、フィレンツェの大聖堂のドーム(伊語ではクーポラ)の建設の話なのだ。それも子供向けの絵本が出版されたのだ。 「Brunelleschi's Dome」の著者、Ross King ロス・キングも大絶賛、図解本の大御所 David MacAulay デビット・マコーレイも大々絶賛の絵本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 17, 2009 12:02 AM

八王子市図書館

・ 今まで図書館に縁がなかったわけではないが、あまり積極的に利用しようとは思ってはいなかった。渋谷区上原に住んでいた頃、小田急線の代々木八幡駅、地下鉄の代々木公園に行く途中に渋谷区富ヶ谷図書館があったのだが、登録をしただけで........そのままだった。 八王子駅近くのクリエイトホールなる市の施設の中に「生涯学習センター図書館」があり、2月11日の休日、ふと前を通りかかった時、登録して「利用者カード」を作ってみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 16, 2009 12:02 AM

チェ・ゲバラの記憶

チェ・ゲバラの記憶著者: フィデル・カストロ Fidel Castro監訳者: 柳原 孝敦ISBN: 978-4862560117出版: トランスワールドジャパン価格: 1,890-円(税込)本書は、カストロがチェ・ゲバラについて語ったり書いたりしたものを集めて英訳し、米国の出版社が一冊の本にまとめた「Che: A Memoir by Fidel Castro」の邦訳だが、それだけのものではない。その英語版に即して、スペイン語の原文を集めてキューバで出版された「Che en memoria de Fidel Castro」を基に、ラテン語圏専門の外語大の准教授・柳原孝敦氏が監訳し「カストロの口調の独特の味」を活かしたものになっているんだそうだ。 本書に収録されている多くが、追悼式典の挨拶、テレビ演説、インタビュー記事であるから、それはとても大事なことに思われる。 チェ・ゲバラについての書籍は多々あり、今回の映画 CHE の登場によって書店の片隅にコーナーなんぞができて脚光を浴びている。その中でも、ゲバラ本人の著作以外では、チェ・ゲバラの革命の盟友であるカストロが、彼について語る本書は特別のものにして..........特別なものであるように思える。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 13, 2009 05:32 AM

ABITAX 3614 /Anchor Strap

Power Slider を装着した iPhone 3G はその大きさといい、重さといい、実に好ましい感じである。 その頼もしい様子では、ネックストラップで保護することもあるまい......という感じがしてきた。Air Jacket 装着の iPhone の軽くて頼りなげな感じは.....守らにゃ......という気分にさせられたものだが、もう、ネックストラップは卒業、ポケットから引きずり出すハンドストラップで十分という気になってきた。 そこで、この ABITAX アビタックスの Strap を選んでみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 11, 2009 08:46 AM

Eye-Fi Manager

・ 昨年末から、Eye-Fi Share メモリーカードが、日本法人によって国内でも正式に販売された。 Eye-Fi サイトのオンラインショップだけでなく、もう、amazon や楽天でも販売しているようだ。 Eye-Fi のソフトウェア、コンピュータのデスクトップ上に常駐して、写真画像のアップロードを管理する Eye-Fi Manager がいつのまにか、日本語を選択できるようになっているのに気がついた。 日本法人ができてからは、日本で販売された正規品じゃないとダメよ..........なんて言っていたが、米国直送の私の Eye-Fi Explore メモリーカードも、ちゃんと動いているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 10, 2009 12:03 AM

粗にして野だが卑ではない

粗にして野だが卑ではない―石田禮助の生涯文春文庫著者: 城山 三郎 ISBN: 978-4167139186出版: 文藝春秋価格: 470-円(税込)毎日のTVに登場する政官財の面々.......その小者ぶりにはあきれるばかりだが、恥を知れ......と言ったところで、知っていたら、そこにはおるまい。 昔は、ちゃんと偉い人がいた。そんな大昔じゃなくても........それも聖人君子じゃなくても、偉いといえる人物がいたと思う。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 4, 2009 04:42 AM

Ukraine’s Floating Castle

先日のちょっとした集まりで、玉井さんが、Google Earth にこの不可思議な物を MacBook に登場させた。 ちょっと前だが、私は oobject の「crazy floating buildings」でこの物を知っていたのだが、Google Earth でその位置まではっきりしているのに驚いた。 一見、宮崎駿の描く「ハウルの動く城」を思わせるが、ウクライナにある廃墟.........元化学肥料貯蔵庫.........な物のようだ。  ● Panoramio - Photos by Kyryl > kin-dza-dza...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 3, 2009 01:34 AM

終りなき戦い

終りなき戦いハヤカワ文庫 SF著者: ジョー・ホールドマン Joe Haldman訳者: 風見 潤 ISBN: 978-4150106348出版: 早川書房価格: 798-円(税込)1974年に原書は出版、私が邦訳を最初に読んだのが1979年だった。 ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞の未来戦記の傑作は、今は文庫本で健在だ。 著者・ジョー・ホールドマンは1943年生まれの私と同世代だ。大学卒業の1967年に徴兵されベトナム戦争に従軍した。その戦争体験をSFとして再現したのが本書「終りなき戦い The Forever War」だ。 書棚から引きずり出してみたが、Macintosh 登場のコマーシャルフィルム「1984」の監督リドリー・スコットを検索していて、こんな記事をみたからなのだ  ● リドリー・スコット監督が傑作SF「終りなき戦い」を映画化! CG や SFX の進化は、どんな映像を見せてくれるかどうか、楽しみである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 31, 2009 10:21 AM

アラン・ケイ

アラン・ケイ著者: アラン・C. ケイ Alan Curtis Kay 監修: 浜野 保樹翻訳: 鶴岡 雄二ISBN: 978-4756101075出版: アスキー価格: 2,447-円(税込)1月21日、Alan Kay アラン・ケイに京都大学名誉博士号が授与されたそうだ。 パーソナルコンピュータの概念の創始者も68歳になる。2003年から06年にかけて京都大学大学院情報学研究科で客員教授も務めた。会見では「建築家が建築物が自分の死後に完成することを知りながら最大限努力するように、私もそのような気持ちで教育に携わっていきたい。」と語ったそうだ。 1992年出版の本書はアラン・ケイについての唯一の単行本だが、残念なことにすでに絶版のようだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 28, 2009 12:23 AM

Thoughtless Acts?

Thoughtless Acts?Observations On Intuitive Design著者: Jane Fulton Suri + IDEOISBN: 978-0811847759出版社: Chronicle Books価格: 2,498-円(税込)Thoughtless Acts.............「無意識の行動」って感じかな。 誰でも「無意識にやってしまっている行動」を観察した記録........、例えば、舗道のラインに沿って歩いている......とか、スーパーの帰りのベビーカーに引っ掛けたレジ袋とか.......、両手を使うのにポケットにぶら下げた傘とか、日常的によく見かける風景の数々なのだ。 英文だが巻末に簡単な解説があるだけの写真だけで構成されている写真集だ。文庫本大の小さなハードカバーだが、その可愛らしい本の格好に......ちょいと持っていたくなったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 26, 2009 03:12 AM

Macintosh 登場/25周年

今年2009年1月は、Macintosh マッキントッシュの25才の誕生日だ。25年前の1984年1月24日、Mac は発売されたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 25, 2009 08:11 PM

上高地 /2009年1月14日

[+] 飛曇荘の宗亭さんからお便りをいただいた。 写真は、1月14日、河童橋上流からのものだ。「........例年に比べて雪が少ないように感じられました。」とのことだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 18, 2009 10:04 PM

LEGO technic / 8294

+ LEGO レゴ・テクニックの 8294、パワーショベルである。英語では Excavator というらしい。 なんといっても、先端のシャベル、それを支えるアームが可動するのが、どのようなギミックなのか興味津々........というわけで、安値の amazon(といっても結構高価.......) からゲットした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 12, 2009 03:48 AM

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか超大国の悪夢と夢著者: 町山 智浩ISBN: 978-4778311520出版: 太田出版価格: 1,197-円(税込)[ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記] の映画評論家・町村智浩の先月出版の新著だ。昨年10月の「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」に引き続くアメリカ話だ。 来週16日には明治大学名誉教授の越智道雄との共著「オバマ・ショック」という同じくアメリカ本が集英社新書から出版されるという快進撃ぶりだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 10, 2009 08:57 AM

MAX / Vaimo11

[+] 昔、綴じた裏側がフラットに仕上がる「フラットクリンチ機構」なる仕掛けがでてきた時には、大いに感動したものだ。その後、まぁ、ホッチキスなんて.........新しい物がでてくるなんて期待することはなかったが、でてきたのである。 ホッチキスの雄、MAX のマックス株式会社がやってくれたのである。 右側の太っちょがそれだ。ゴルゴ13 ばりに Vaimo11 という名前なのだが、新規格の綴針 No. 11 によって、2枚から40枚までの書類を軽く美しく綴じられる........という新世代ホッチキスなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 9, 2009 02:37 AM

自由と規律

自由と規律―イギリスの学校生活岩波新書著者: 池田 潔ISBN: 978-4004121411出版: 岩波書店価格: 735-円 (税込)本書を読んだのが半世紀前..........どこかにあるはずだが、探し出しても、もう読めるような状態ではなかろう。 書店で例の「岩波新書創刊70周年記念」キャンペーンで増刷された本書を手にした。初版第一刷が1949年、その59年後の2008年は第97刷というものなのだ。 帯には小田島雄志の推奨文だ。「図書」臨時増刊号の「わたしのすすめる岩波新書」の中で、四人の方が本書を取り上げておられるが、氏はその一人なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2009 12:00 AM

かくしタロー

・ この地名らしきものがゴチャゴチャと並んでいるものは........、タイヤのトレッドパターンがプリントされた.........というようなものなのだ。 セキュリティローラースタンプ〈かくしタロー〉という商品名、宛名や送り状に記載されている個人情報類を判読しにくくするローラータイプのスタンプなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 6, 2009 12:12 AM

JEDI @玉ノ井

[Choi Waru] 昨日26日午後、おなじみの JEDI のメンバー五名が京島の LOVE GARDEN に集結、曳舟から、鳩の街、旧玉ノ井へと旧悪所徘徊をなした。 その日、好天なれども寒気厳しく........というわけで、喫茶店にて暫時休憩中である。全員が各々の JED-IPhone を誇示するところを、tam さんが JED-iPhone-07 にて撮影した。 永井荷風描くところの戦前はすでになく、又、往時の残骸を垣間みること少々にして、日暮れとなってしまった。東武電車にて、新しいタワー建設現場を横目に隅田川を渡り、浅草に帰着した。その後、いつもの通りの直会、浅草寺界隈にて煮込み、ホッピー等々、大黒屋の天丼まで食して楽しんだのであった。 本年最後の忘年会となったのであった。  ● MADCONNECTION: 吾妻橋夕景  ● JED-iPhoner's@東向島 - Kai-Wai 散策  ● MADCONNECTION: 放課後...みたいで......
Posted in aki's STOCKTAKING on December 27, 2008 04:36 PM

濹東綺譚

濹東綺譚岩波文庫著者: 永井 荷風 ISBN: 978-4003104156出版: 岩波書店価格: 483-円(税込)おいおい、こんなのも読んでいなかったのかい.....と言われそうだが、そうなのである。 もちろん、本書が永井荷風の代表作で内容も.......なことは知っているのだが、ちゃんと読んではいなかったのである。 「『坊ちゃん』はなぜ市電の技術者になったのか」の一章「どうして玉ノ井駅が二つもあったのか」を読んで、俄然、あの玉ノ井界隈に興味がわいてきてしまったのだ。 もちろん、本書読了、やぁ、いいですね。木村荘八の挿絵もいいし...........1930年代にタイムスリップしそうなのであーる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 25, 2008 02:07 AM

VLC media player

先の amazon.com からきた DVD、Region Code 1 の WALL·E は、Mac で、このアプリケーションによって視聴した。 オープンソースの元で、フランスの学生達によって開発されたフリーソフトウェアだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 20, 2008 03:20 AM

クルマの広告

クルマの広告―大人のための絵本ロング新書著者: 西尾忠久ISBN: 978-4845408139出版: ロングセラーズ価格: 950-円 (税込)masa さんの「Kai-Wai 散策」のエントリー「ブログが上手くなる本」で本書を知ったわけなのだが。「クルマの広告」と「ブログが上手くなる」のが.......どうして.......なんだか分からぬまま手にしたのだ。 本書の著者西尾忠久氏といえば美術出版社からでていた「フォルクスワーゲンの広告キャンペーン」の著者として著明な方であるが、あの masa さんと町内会でご一緒とは考えもおよばなかった。 まぁ、それはともかく、すぐに.........なるほど、なのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 19, 2008 06:37 AM

WALL·E from amazon

封切りしたばかりの映画 WALL·E だが、米国では既に DVD や Blu-ray Disk が販売され、iTune Store でもダウンロードできる状態なのだ。 iTune Store でゲットと考えたが、日本のアカウントでは購入不可、ドル建ての iTunes カードを手に入れて........というような手もあるらしいが、面倒なことである。まぁ、ちょっと時間はかかるけど amazon.com でゲットの儀とあいなったのである。 お値段は $14.99、松竹梅とある送料は竹を選択 $12.98 で、計 $27.97 の買物、注文してから一週間で到着した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 18, 2008 10:07 AM

「図書」岩波新書創刊70周年記念

「図書」の購読者というわけではないが、書店の店頭に平積みされていたのをいただいてきた。表紙は宮崎駿の伊カブローニ社の Ca48 旅客機(1918年)が離陸(と思う)する絵だ。 岩波新書創刊70周年記念の臨時増刊号だ。岩波新書が誕生したのは1938年、今まで刊行された新書は2600点を超えているんだそうだ。本号では「私のすすめる岩波新書」として各界で活躍中の識者218名に推奨された岩波新書が並んでいる。推奨されている新書は230点、ちょうど一割というところか。 岩波新書を読み始めたのは中学生の頃だが、もう半世紀50年を超える......かと思う。その頃、大いに興味を持ったのが池田潔「自由と規律」であった。英国のパブリックスクール生活の中での思索というべきものだが、今でもその影響下にある自分を感じるのだ。 記念キャンペーン中の平台から、今回、最も多くの推奨をうけた丸山真男「日本の思想」(きっと、読まぬまま、どこかにあるはずだが.......)、そして、宮崎駿推奨の中尾佐助「栽培植物と農耕の起源」の二冊を買い求めた。 追記 081219 コメント欄に書き込んで下さった玉井さんは、その続きをご自身の MyPlace にエントリーされている。  ● MyPlace: 「図書」臨時増刊号「わたしのすすめる岩波新書」...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 17, 2008 09:39 AM

宇宙旅行はエレベーターで

宇宙旅行はエレベーターで著者: ブラッドリー C エドワーズ Bladley C. Edwards   フィリップ レーガン Philip Ragan訳者: 関根 光宏ISBN: 978-4270003350出版: ランダムハウス講談社価格: 1,890 -円(税込)もう、現実はこんなところまで来ているんだ.........と驚いた。本書の腰巻には「2029年、宇宙エレベーターが実現する。」と大きくのっている。 「宇宙エレベーター」はSFではなく現実の世界のものであることが、研究の第一人者によって詳細に語られていく。  ● 軌道エレベータ - Wikipedia  ● JSEA 日本 宇宙エレベーター協会 そして、序文は先日亡くなった「幼年期の終わり」の Arthur C. Clarke アーサー・C・クラークだ。彼は「楽園の泉 」なる宇宙エレベーターをメインテーマとした小説を1979年に書いているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 16, 2008 05:53 AM

東大合格生のノートはかならず美しい

東大合格生のノートはかならず美しい著者: 太田 あやISBN: 978-4163706207出版: 文藝春秋価格: 1,000-円(税込)先日、東事務所時代.......もう30年以上も前の話だが.......の友人、Yu 氏を招いて話を聞く機会を持った。相変わらず、鋭い論理を駆使した話を聞くのは面白い時間であった。 のっけから「人より頭がいいということはどういうことか。」という設問に、東大入試の話から「問題と答」、そこから〈答えがある〉〈関係〉から全体性の認識、遡行するということ。資本論、剰余価値論.............というような論理展開...............まぁ、ぐんぐんと彼の論理が展開されていくのであった。 きっと、本書はその最初の設問の答になっているのではないか.......その検証のために手にしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 10, 2008 06:07 AM

Chrysler Airflow 1934

[+] 父のアルバムに「Nr. 78 Stream-Line 流線形自動車 クライスラー・エアフロー」という写真があった。1934 (昭和9) 年9月に三越裏口で撮影したという記述がある。 父は写専を卒業して小西六に入社した年だ。その頃、小西六本社は日本橋三越の近くの自社ビルだったのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 8, 2008 03:10 AM

WALL·E

[+] 早速、観てしまいました。 すばらしく面白く........感動しました。映画が終わってのクレジット場面で席を立つ人は誰もいません、皆、無言のまま劇場を後にしました。この映画って "YES WE CAN" の映画なんです。 いかにもレトロな機械然(E.T. みたいという話もありますが)とした WALL·E(WASTE ALLOCATION LOAD LIFTER EARTH-CLASS)と iPod みたいな EVE ですが、その眼の表情と身振りだけで、感情移入させてしまうのはすごい。 内緒でお教えしますが、WALL·E のOSは Mac です。起動した時のジャーンで分かります。  ● WALL・E/ウォーリー  ● WALL・E/ウォーリー - Wikipedia 追記 081218 amazon.com で注文したDVDがやってきた。  ● WALL·E from amazon...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 6, 2008 08:59 AM

Eye-Fi Share 2GB

Eye-Fi Share 2GB ワイヤレスSDメモリ 日本版 Eye-Fi が正式に我国にに登場した。まだ、予約が可能というだけだが、年内には手に入るようだ。 Amazon、楽天で予約可能、販売するのは日本法人 Eye-Fi Japan が直接するようだ。価格は送料無料で9,980-円(税込)とのことだが、米国での価格が$99.99だからそんなものなのであろう。 ● aki's STOCKTAKING: Eye-Fi in Camera  ● aki's STOCKTAKING: Eye-Fi Explore...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 5, 2008 05:29 AM

明治百話

masa さんの「Kai-Wai 散策」で、このお芝居が公演されるのを知っていたのだが、やっと、玉井さんが MyPlace にエントリーしたので、もんしぇん応援団として立ち上がったのである。 公演は明日3日(水)から.......7日(日)の五日間、小屋は神楽坂の theatre iwato だ。  ● Psalm of The Sea 明治百話 ............ご覧、あそこにいるのは、百二十年前のあなたとあたし。 2008年・12月3日(水) → 7日(日) 3日(水)/4日(木)/5日(金)──19時開演/6日(土)/7日(日)──15時開演 開場は30分前 100席 自由席 入場料3800円(学生2000円)というわけで、このお芝居の元となった「明治百話」岩波文庫版をゲット、明治を生きた市井の人びとの語った話を聞き書きしたものだ。これが、どんなお芝居になるのか、楽しみである。 明治百話 (上) 岩波文庫著者: 篠田 鉱造ISBN: 978-4003346921出版: 岩波書店価格: 693-円(税込) 明治百話 (下) 岩波文庫著者: 篠田 鉱造ISBN: 978-4003346938出版: 岩波書店価格: 735-円(税込) 増補 幕末百話岩波文庫著者:...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 2, 2008 04:11 AM

「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか

「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか新潮文庫著者: 小池 滋ISBN: 978-4101361512出版: 新潮社価格: 420-円(税込)本書の著者、小池滋って知ってたなぁ.......と思ったのだ。昔、読んだ「英国鉄道物語」をお書きになった英文学者・小池滋先生であらせられたのであった。 日本文学の名作、それも誰でも知っている名作八編に、年季の入った「鉄chang」が殴り込む。 作家が記した「鉄気」を見逃す事なく、その時代場所の鉄道知識を元に、その名作の秘密に迫っていくのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 30, 2008 03:55 AM

NON のベッド

NON は何が気に入ったのか 、棚の上の amazon の箱の中で寝ている。彼女は箱に入るのが好きだが、こんな浅い箱をベッドにしているのだ。きっと、棚の端で見通しがいいという場所が気に入っているのだろう。 この amazon のロゴって、左のサイドメニューにもあるけれど、a から z までという完璧な品揃えの意味を矢印で示しているのだが、こんな風に単独で使われるとスマイルの意味なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 26, 2008 09:28 AM

広島の工務店が作る スタンダードな木の家

広島の工務店が作る スタンダードな木の家ISBN: 978-4862500786出版: ザメディアジョン価格: 600-円(税込)一昨年2006年4月から2007年にかけての一年間、月一というペースで広島の工務店エヌテックにでかけていた。設計ご意見番というような立場でエヌテックの皆さんにお付き合いいただいたのであった。 その”広島の工務店”エヌテックが作品集というべき本を出した。それが本書だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 19, 2008 12:21 AM

CORE MEMORY

CORE MEMORY ヴィンテージコンピュータの美写真: マーク・リチャーズ Mark Richards文: ジョン・アルダーマン John Alderman訳: 鴨澤 眞夫 ISBN: 978-4873113579出版: オライリー・ジャパン価格: 3,570-円(税込)コンピュータ、そのハードウェアの写真........美しい写真の数々だ。 シリコンバレーにある Computer History Museum に収蔵されている歴史的コンピュータの写真だが、その大部分がディテールの写真だ。「美は、その細部に宿る.........」そのままの写真なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 18, 2008 12:26 AM

Laslot Spring Summer 09

[+] Laslot Spring Summer 09 Exhibition 20, 21日 12:00 ~ 19:00 buyers 22日 15:00 ~ 20:00 press & friends @noah international Living in a tent...............とは何なのか... 私の姪 Naoko Murayama のブランド Laslot の 2009年春夏展示会が青山で開かれる。 ご興味のある方はご連絡下さい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 16, 2008 12:02 AM

Eye-Fi Japan

link Eye-Fi Japan のホームページが11月12日正式にオープンした。まだ中味はないが、順次公開されるそうだ。 まずは、三種類ある Eye-Fi Card の内、真ん中のグレードの Eye-Fi Share を年内に発売予定だそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 13, 2008 03:04 AM

ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト

ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト―最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅著者: ニール・シュービン Neil Shubin訳者: 垂水 雄二ISBN: 978-4152089557出版: 早川書房価格: 2,100-円(税込)表紙の魚なのかワニなのか分からない動物は Tiktaalik ティクターリクという。 カナダ北部のエルズミア島に分布するデボン紀後期(約3億7500万年前)の地層から発見された化石で2006年に命名された。そいつの鰭は人間の手と同じ構造をしており腕立て伏せができたということだ。魚が海から上がって、四肢動物となり人類へと進化........そのミッシングリンクというわけなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 10, 2008 01:25 AM

Make: Technology on Your Time Vol.05

Make: Technology on Your Time Volume 05編集: オライリー・ジャパンISBN: 978-4873113791出版: オライリー・ジャパン価格: 1,575-円(税込)遅ればせながら、 Make: の第5弾、Vol. 05 を手にした。9月24日初版とあるから、一ヶ月も遅れてしまった。 毎度の本書の賑やかさに、まだ、慣れているとは言い難いが、相変わらずの各種、いろいろ、てんこ盛りの一冊だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 7, 2008 03:02 AM

GEMPLER'S

[+] 先日、二つの BMI のコンベックスをゲットした米国の通販会社 GEMPLER'S のカタログである。品物と一緒に送られてきたのだ。 最近はネットで情報を得るというのが主流で......と思っていたのだが、まだまだ、米国の通販カタログは健在のようだ。600頁を超える全頁カラーのカタログはなかなかなものである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 5, 2008 08:42 AM

スティーブ・ジョブズの流儀

スティーブ・ジョブズの流儀著者: リーアンダー ケイニー Leander Kahney訳者: 三木 俊哉ISBN: 978-4270004210出版: ランダムハウス講談社価格: 1,890-円(税込)ちょっと変わった Mac 本「THE CULT OF MAC」の著者、リーアンダー・ケイニーの新著「Inside Steve's Brain」の邦訳版だ。原書の出版が今年2008年の4月だから、WWDC 2008 でスティーブ・ジョブズが iPhone 3G を発表する以前であるが、ホットなホットな内容であることは間違いない。 原書の表紙はジョブズの頭部の大写しの写真.........まさしく、題名通りの本なのだ。ついに、Steve Jobs スティーブ・ジョブズの「脳」の中味までが研究対象になってしまったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 4, 2008 08:32 AM

船森保育園 /2008

・ 京王八王子駅を出て船森保育園の前を通った時、園児がいない園庭.........が見えたのだ。.....というわけで、写真を撮ってみようと思った。 いつも、園児だらけで、建物の写真が撮れないからだ。 ここは私が幼少のみぎり通った場所だが.......60年以上も変わらない場所なのだ。 周囲を高層のビルに囲まれて、すっかり日陰になってしまったが、往時のままの風景なのである。 あいにく、iPhone しかなくて.......なんて、言い訳をしないでいたいものだが.....撮影してみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 31, 2008 03:24 AM

BMI VISO

各種物差し......の雄、独国 BMI の VISO なるコンベックスである。 住まいネット新聞「びお」に「武山 倫の調べるカタログ」を連載中の建築家・武山倫氏が「........コンベックスコレクターズアイテムの最高峰......」と宣っておられる物である。 まぁ、私は同じ BMI でも、X-4 が最高と思っているのだが......。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 29, 2008 01:49 AM

Schuco / Sport-Examico

[+] シュコ Schuco の Sport-Examico である。 Sport とあるように、なんだか、Porsche 356 のカブリオレという横顔なのである。 メカニズムはかって紹介した EXAMICO 4001 と同じく、ゼンマイ動力で、前進4段後進1段のギヤチェンジのメカニズムがついているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 28, 2008 08:27 AM

No on Prop 8

No on Prop 8October 24, 2008Apple is publicly opposing Proposition 8 and making a donation of $100,000 to the No on 8 campaign. Apple was among the first California companies to offer equal rights and benefits to our employees’ same-sex...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 26, 2008 08:38 AM

Skype Coupon

・ タダで電話がかけられる......Skype スカイプを忘れていたわけではないが、相手がいなきゃあ......タダにはならぬ.....というわけで、ちょいとご無沙汰であったが、Skype に復帰したのである。 最大の要因は fring .........なるアプリで、我が愛する iPhone から Wi-Fi 環境下で Skype できるからなのである。 もちろん、すべて ネット接続しての話であるが、SkypeOut を使えば、有料だが固定電話や携帯電話に非常に廉価に発信できるのである。.......ただし、プリペイドだし、4.9円相当の接続手数料が発生(昨年1月から.......)するから、ちょっと考えるけど.........。 MADCONNECTION の iGa さんから、ファミリーマートで「Skypeクレジット(クーポン)」を発売.........とのお知らせあり、早速、500-円也を購入してみたのだが、なーんだ、唯の番号(19桁の数字)が印刷されたプリペイド番号通知票がわたされた........だけなのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 22, 2008 08:52 AM

LEGO technic / 8271

[+] LEGO レゴテクニックの 8271 は Wheel Loader ホイールローダーである。雪国なんぞではこれからお馴染みの除雪作業用の車ではないかしら。 約物にあたるのはバケットだけで、他は通常のテクニックの部品だけだが、これがなかなかよくできているのである、...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 21, 2008 12:37 AM

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らないBunshun Paperbacks著者: 町山 智浩ISBN: 978-4163707501出版: 文芸春秋価格: 1,050-円(税込)本書は MADCONNECTION でも紹介されていたが、「ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記」の映画評論家・町村智浩の新著だ。 週刊誌、雑誌に掲載された現代アメリカについての評論をまとめたものだ。社会学者が書くような学術的な気取った物ではなく、野卑で俗な世界から現代アメリカの諸相を分析していくのだ。 それは、日本のマスコミが伝えているアメリカとは異なるアメリカに他ならない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 18, 2008 04:51 AM

楢山節考

楢山節考新潮文庫著者: 深沢七郎ISBN: 978-4101136011出版: 新潮社価格: 380-円(税込)緒形 拳が亡くなって、彼を回顧するテレビなんぞを見ていた。どのチャンネルも映画・楢山節考が彼の代表作のような扱いであった。 先日、八王子東急スクエアにオープンした「ヴィレッジヴァンガード」に出かけた時、この文庫本を見つけた。あの店は目の前にぶら下がるような形で置いてあるのだ。こんな物も読んでいなかったな........この無教養者め、というわけで買い求めた。 こんな短編であることも知らなかったなぁ...............。ほどなく読了したのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 16, 2008 02:48 AM

建築家は住宅で何を考えているのか

建築家は住宅で何を考えているのかPHP新書 545東京大学建築デザイン研究室 (編)著者: 難波 和彦/千葉 学/山代 悟ISBN: 978-4569701974出版: PHP研究所価格: 1,470-円 (税込)本書の表題は何か人を食った感じだが、建築家が作った住宅はどんな考えに基づいているのか.......、東京大学建築デザイン研究室の難波和彦教授、そして千葉准教授、山代助教という三人の建築家が、その諸相を記述したのが本書だ。 お三方の内、難波和彦氏はよく存じ上げているが、他のお二方は初見.....、難波教授のスタッフであるからして頭脳明晰な方々なのであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 8, 2008 02:02 AM

赤煉瓦(北海道庁旧本庁舎)

先日、パノラマジャーニーの横谷さんの奥様、on my way home の non さんからいただいた、ペーパーモデルだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 5, 2008 01:12 AM

坂本一成 建築展

link 東京工業大学百年記念館で第11回特別展示・講演会「坂本一成 建築展『日常の詩学』」が開催される。 会期:2008年10月2日(木)~21日(火)    10:00 〜 17:00 会期中無休/入場無料      *但し、シンポジウム、ギャラリートーク開催日は20:30まで延長 会場:東京工業大学百年記念館1階 展示室...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 29, 2008 06:38 AM

Villa Muller

Villa Muller1930 ミューラー邸Adolf Loos アドルフ・ロース写真: 宮本 和義著者: 後藤 武ISBN: 978-4902930207出版: バナナブックス定価: 1,470-円 (税込)バナナブックスの World Architecture シリーズの八冊目、このアドルフ・ロースの住宅 Villa Muller ミュラー邸が刊行された。 ポピュラーとは言い難いアドルフ・ロース、それも、かってはその存在さえ知られていなかった住宅の紹介は、私にとって、これは予想外の事であった。 もう、10年以上前のことだが、1996年の2月、プラハとウイーンの二都市に滞在するという小旅行にでかけたことがある。 もちろん、ウイーンのミヒャエル広場でロースハウスを前にしたのだが、プラハで、このミューラー邸を遠目で見ていたのだ。しかし、それがロースのものであることは知らずに通り過ぎたことがあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 28, 2008 08:14 AM

Eye-Fi in Camera

・ この画面は、メニューバーに常駐している Eye-Fi Manager である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 27, 2008 12:07 AM

追憶のハルマゲドン

追憶のハルマゲドン Armageddon in Retrospect著者: カート・ヴォネガット  Kurt Vonnegut訳者: 浅倉 久志ISBN: 978-4152089472出版: 早川書房定価: 2,100-円(税込)もう、カート・ヴォネガットは「国のない男」でお終い.........と思っていたら、まだ、新刊を読むことができるのだ。それも、昔から慣れ親しんだ、浅倉久志・訳で、表紙は和田誠で、早川書房の本で読めるのである。 本書はヴォネガット没後一周年を記念して、今年2008年4月刊行された作品集 Armageddon in Retrospect の邦訳版である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 25, 2008 02:55 AM

golla IRON

・ フィンランドの golla の MOBILEBAG シリーズの一つ IRON G249 なる小さな布製のバッグを手に入れた。グレイのキルティングの130mm×70mmという大きさで、ベルクロで固定された上蓋が大きく開くのが特長だ。 前面に付いていた変なワッペンは外したのだが、まぁ、小さな金物の付いていた穴は気にしないことにしよう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 24, 2008 05:04 AM

日本鉄道旅行地図帳 5号 東京

日本鉄道旅行地図帳 5号 東京―全線・全駅・全廃線 (5) (新潮「旅」ムック)監修: 今尾 恵介ISBN: 978-4107900234出版: 新潮社価格: 680-円(税込)本シリーズ「日本鉄道旅行地図帳」は5月に1号の北海道がお目見えした。「日本初!正縮尺の鉄道地図」「全線、全駅、全廃線」という魅力的なお題目、その上、「監修・今尾 恵介」ときてしまっては買わないわけにはいかない。 この今尾恵介氏は「多摩の鉄道沿線 古今御案内」で初めて知った方なのだが、その鉄道、地図への見識、類いなしというお方なのだ。 しかし、本シリーズ、北方より刊行.......北海道、東北、関東1、関東2.........、どれも買わなくちゃ.....と思っているのだが、やっぱり、よく知っているところの内容を見てから......というわけで、ずっと様子見であった私め、この「5号 東京」を初めて手にしたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 22, 2008 12:03 AM

iPhone 3G /camera /shutter

・ iPhone のカメラの撮影状態だが、画面上のシャッターボタンを押して撮影する........という表現は間違いなのだ。どうしてもカメラにはシャッターが付き物で「押す」「切る」てなことになる。 iPhone は違う。シャッターボタンから指を離す.........なのだ。まず、ホールド状態でシャッターボタンに指をのせて「離す」........というか「ずらす」、パチリとなる。 もう常識....なのかもだが、MyPlace の玉井さんに教えていただいたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 21, 2008 01:04 PM

島原鉄道南線の記録

[+] 札幌でご活躍の「パノラマジャーニー」の横谷恵二氏から CD-ROM を送っていただいた。ちょっと「鉄分」の足りない私も十分楽しく見たのであった。 2008年4月1日をもって廃線となった九州・島原鉄道南線の風景をパノラマ写真と音で記録した物なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 16, 2008 01:09 PM

iPhone 3G /Air jacket

手にしてしてから二ヶ月、そのソフトウェアもバージョンアップして2.1となり、ますます元気な iPhone 3G である。しかし、その出立ちは黒いシリコンジャケットを着せたまま、ちょっと目先を変えてみたくなったのだ。 というわけで、パワーサポートの「Airジャケットセット for iPhone 3G」である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 14, 2008 08:17 AM

mabo nivométre /n131

メートル法発祥の仏、mabo 製のコンベックスだ。 moma で手に入れた独製のコンベックス BMI X4 と機能についての仕様は同じだ。 3m のコンベックスだが、インナースケール・水準器付き、ロック機能も付いており円周をプロットできるコンパス機能付きだ。 ずいぶんと昔に手に入れて、しまい込んだまま最近になってでてきた。 メーター表示のみで吋表示がない.......ここのところ仏製の志なのだ。メーターと吋が付いていると便利そうだが、スケールの片側しか使えないのは結構苛つくこともあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 9, 2008 12:12 AM

Apple Sticker

「 Apple のロゴを見るだけで創造性が上昇――デューク大学調査」というニュースがあったが、これは、まさしく Apple のロゴである。 これなる物を適宜なる場所に貼り、日々眺むれば、その効用著しく、創造性すこぶる向上するは間違いなし。 ただいま、先着10名様(二次募集)に配布中である。 [+] 今もって、Apple社の製品、Mac や iPod には Apple のステッカーが付いてくるが、白い Apple のステッカーだ。 ここにあるのは六色の Apple、レインボーカラーのステッカーだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 8, 2008 05:00 AM

No Country for Old Men

血と暴力の国扶桑社ミステリー マ 27-1著者: コーマック・マッカーシー Cormac McCarthy訳者: 黒原 敏行ISBN: 978-4594054618出版: 扶桑社価格: 900-円(税込)この題名はないよなぁ.......と思う。原題の No Country for Old Men と何にも関係ない、実に即物的な題名なのだ。もちろん、本書は「血と暴力の国」の話ではあるのだが....。 こいつは、コーエン兄弟のアカデミー賞受賞映画「ノーカントリー」の原作なのだ。もうDVDがビデオレンタルもされているからお馴染みかも知れないが、これが滅法面白い。 あまりにもシュガーなる殺人者が際立っている(際立って...怖い)ので、忘れてしまうが、これは田舎の一人の老保安官の話、No Country for ............. のお話なのだが、映画は忠実に本書の世界を作り出しているのだ。まさしく、本書は映画を見てから読む本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 5, 2008 01:25 AM

フィジカルコンピューティングワークショップ

昨日29日は、東京芸術大学公開講座の「フィジカルコンピューティングワークショップ」の第一日、総合工房棟芸術情報センター(AMC)で、午前10時から午後6時までの久しぶりの聴講........結構しんどいものであった。さて、明日は.........。 しかし、講師・小林茂氏のエネルギッシュな淀みない講義を聴き、実際の GAINER ゲイナーなるハードを使ってセンサー等で入出力機器を構成して Processing なるソフトウェアによって制御するのは面白い時間であったのだ。 明日も午前10時から........................楽しみである................。  ● aki's STOCKTAKING: +GAINER  ● GAINER.cc | Main / ホーム...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 30, 2008 12:04 AM

〈使い勝手〉のデザイン学

〈使い勝手〉のデザイン学朝日選書 844著者: ヘンリー・ペトロスキー Henry Petroski訳者: 忠平 美幸ISBN: 978-4022599445出版: 朝日新聞出版価格: 1,470-円(税込)なんだか。.........学って、いかにも安直な、手抜きの編集者が付けそうな書名ではあるが、本書の原題は Small Things Considered: Why There Is No Perfect Design だ。ま、いいか。 とにかく、我らの日常、周辺の物品の諸相、それらのデザイン論というべきものなのだ。 このヘンリー・ペトロスキー先生のご著作......その翻訳本を、私め、別に選んで.......というわけではないのに、なんだかみんな読むこともなく持っている........というのも、なんでかなぁ...........。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 26, 2008 02:19 AM

eneloop KBC-L2S /for iPhone

[+] iPhone 3G は楽しい。ついつい Safari でブラウジングしちゃうし、GPS も Google マップも......というわけで電池の消耗.....甚だしいのである。先日の新潟、夕方の肝心の電話が通じなくては........と、100Vのコンセントあればいつも充電していたのである。 そんな非常時に備えてのポータブル予備電源のバッテリーなのである。 あの携帯電話時代、旅行時には予備バッテリーが必携のものであったが、ケータイ時代にはそんな事を忘れてしまった。ところが、iPhone になったらバッテリーの心配なのである。 iGa さんは dexim BluePack for iPhone を早々と準備されていたが、私はこの SANYO の KBC-L2S を選んだのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 16, 2008 12:11 AM

料理人

料理人ハヤカワ文庫 NV 11著者: ハリー・クレッシング Harry Kressing訳者: 一ノ瀬 直二ISBN: 978-4150400118出版: 早川書房価格: 780-円(税込)原書「THE COOK」が1965年出版で、邦訳「料理人」が1972年出版と.....大昔だが、未だに文庫本で手に入るというのは、なんといっても本書が人気あるのであろう。 1970年代に単行本で読んだが.......持っているはずだが見当たらない.......というわけで、amazon のマーケットプレイスで一円也で手に入れた。本書、その面白さ抜群........かって、多くの友人知人に薦めたものだが、文庫本で再読..........その面白さに一気に読了........やぁ、お薦めなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 15, 2008 12:43 PM

上高地 /1938年

・ 父の E-5 と記されたスクラップブックは1938(昭和13)年の3月から12月の紙焼き写真が貼られている。それらは70年前の写真ということになる。 父27才、写専を出て小西六に就職、平々の社員の頃だ。 そこにあるのはフィルム・印画紙のテストと思しき写真で、Pf-Pu D-76d.T-7-M なんていう記述でチンプンカンプンではある。しかし、簡単に撮影場所の記述もあるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 10, 2008 11:54 PM

「焼き場に立つ少年」

トランクの中の日本米従軍カメラマンの非公式記録著者: ジョー オダネル Joe O’DonnellISBN: 978-4095630137出版: 小学館価格: 2,625-円(税込)63年前の今日、長崎に原爆が投下された。 一昨日の8月7日、NHK総合テレビで「解かれた封印~米軍カメラマンが見たNAGASAKI〜」なるドキュメンタリー番組を見た。 私は迂闊にも何も知らなかったのだが、そこで初めて見た一枚の写真に大いに心動かされてしまった。亡くなった弟を背負い火葬場の前にたつ少年の「焼き場に立つ少年」と題された写真である。戦後まもなくの1945年9月、廃墟の長崎で撮られたものだ。 その写真を撮ったのは占領軍の一員として佐世保に上陸した米軍属のカメラマン、Joe O’Donnell ジョー・オダネルだ。軍務の傍ら、自分自身のカメラで撮影した写真、そのネガを自宅屋根裏部屋のトランクの中に閉じこめ43年間封印していた。その中の一枚なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 9, 2008 06:35 AM

八王子空襲の記録

米軍新資料 八王子空襲の記録 準備・計画から発令・実行・評価まで訳編・解説: 奥住 喜重ISBN: 978-4897081793出版: 揺籃社価格: 2,100-円(税込)63年前の1945年の今日、8月2日未明、八王子市は米軍B29の空襲を受け市街の中心部は灰塵に帰した。今の市街地の有様に空襲の証跡を見ることはできないが、唯一、残るのは大和田橋に残る焼夷弾の弾痕くらいのものか。  ● 八王子こどもレファレンスシート「八王子空襲」/八王子中央図書館制作 その日、8月1日から2日にかけて、川崎、長岡、水戸、富山、八王子の五つの中小都市が空襲をうけた。米軍はこの作戦に851機のB29を出撃させ、6,514トンもの爆弾と機雷を投下したそうだ。 そして、4日後の6日には広島への原爆投下、9日には長崎へと続き、8月15日の敗戦.....終戦の日となる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 2, 2008 02:48 AM

iPhone 3G / Crownfish

[+] ちょっと、なつかしく..............ありませんか。Clownfish クマノミです。  ● iPhoneStuff.org...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 1, 2008 08:01 AM

多摩の鉄道沿線 古今御案内

多摩の鉄道沿線 古今御案内著者: 今尾 恵介 ISBN: 978-4877513658出版: けやき出版価格: 1,785-円(税込)まずは、カバーと本書見返し部分を使っての「京王電車沿線名所図絵」が目をひく。本書の〈........古今御案内〉なる題字も.......図絵に合わせてあるのである。 「大正の広重」と言われた吉田初三郎によって1930(昭和5)年に作られたものだ。始発駅の「四谷新宿」から終着の多摩御陵まで、富士山を中心に......なんと言っても京王閣遊園地とがメインに描かれている。その他、多摩聖蹟記念館や高尾山などの当時の観光名所が大きくデフォルメされた鳥瞰図として描かれ、これが見ているだけであきないのだ。 本書は京王線だけの話ではない、東京の区部の西側、東京都下と言われた多摩地区の鉄道の本なのだ。その多摩には栃木県と群馬県の人口を合わせた400万人が生活している場所なのだ。1935年には40万人だったそうだから、70余年前から十倍.....その発展を担ってきた多摩の鉄道を今昔を解き明かそうというのが本書だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 29, 2008 07:57 AM

もう牛を食べても安心か

先日.......といっても大分前のことだが、komachi memo2 の真鍋弘編集長とちょこっと電話で話した時、たまたま「生物と無生物のあいだ」の話になった。 その時、氏は同じ著者の本書「もう牛を食べても安心か」の方が.....ずっといいよ...とおっしゃるのであった。 もう牛を食べても安心か文春新書 416著者: 福岡 伸一ISBN: 978-4166604166出版: 文藝春秋価格: 756-円 (税込)早速、読んでみたのだが、これ又、面白い読書であったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 25, 2008 07:30 AM

JED-iPhone

先日、MADCONNECTION の iGa さんから、我々 JEDI の使う各々の iPhone を識別する記号を付けたいという提案があった。 JEDI とは Japan Earth Diving Institute の略だが、JED-iPhone という名前にし JED-iPhone-01 というように命名してしまおうという提案なのだ。 番号は入手した順.......というわけで、私のが JED-iPhone-01 で、iGa さんのが JED-iPhone-02、Kara-Kara さんが JED-iPhone-03、masa さんが -04、後は tam さん、wakky さんが -05, -06 となるのか、それとも........なのである。 まぁ、JEDI の騎士たるもの、iPhone 上で PhoneSaber なるアプリケーションによって、Force の鍛錬を忘れぬように..........May...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 23, 2008 12:00 AM

iPhone in golla

[+] iPhone 3G は、本体保護用のシリコンジャケット、そして画面の保護、操作性向上のアンチグレアフィルムによって安心して使えるようになった。 しかし、それをどう持ち運ぶのか......それが次の課題なのだ いつもジャケットのポケットに入れて......なのだが、何かよいケースはないものかと思っていたのだが、ふと目についてゲットしてみた。 携帯の雄である NOKIA の地元、フィンランドのブランド「golla」ゴーラなのだ。generation mobile とある。 さすが、なかなかお洒落.....それにバリエーション豊富にして.......廉価なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 22, 2008 12:25 AM

iPhone 3G /camera

まだまだ、iPhone 3G である。 iPhone 3G の裏面である。ご承知のように黒と白の二種類あるが、黒である。たくさん必要なアンテナのためプラスチックになったそうだが、その仕上げは漆器のような深みを感じさせるものなのだ。 そして、象嵌されたようなアップルのロゴ以外に、唯一、裏面にあるのはカメラのレンズだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 18, 2008 02:56 AM

The Little Red Caboose

The Little Red Caboose著者: Marian Potter挿絵: Tibor Gregely ISBN: 978-0307021526出版社: Golden Books価格: 525-円(税込)より「小さな赤いカブース」の本だが、先日のエントリーの UNION PACIFIC のカブースは The Little Yellow Caboose ってところなんだろうな。 子供向けの小さな絵本だが、貨物列車の最後に連結されているカブースの役割を学べる絵本なのだ。初版1953年だから、その風景は米国の古き良き時代だ。貨物列車を引っぱるのは蒸気機関車、そして..................最後には必ずカブースなのだ。 The little red caboose always came last. First came the big black engine, puffing and chuffing. Then came...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 16, 2008 02:17 AM

+GAINER

+GAINER ―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER著者: GainerBook Labo, くるくる研究室ISBN: 978-4861672019出版: 九天社価格: 3,780-円(税込)今年の東京芸大の「公開講座」で「フィジカルコンピューティングワークショップ」なる講座が、8月末の3日間、29, 30, 31日に開かれる。 それを知ったのは Make:Japan で5月中頃だった。申し込みはサイトからダウンロードした用紙に所定事項を記入し、返信用の封筒と一緒に送れ....とのことであった。定員は25名、希望者が定員を超えた場合は抽選ということであったが、まぁ、どうなるか分からないが申込んでみようと申込み期限の5月23日前に送った。 その後、すっかり忘れていたが、先ほど....7月5日に「受講決定通知」なる書類が送られてきた。抽選したのかどうか分からないが、とにかく私は受講できることになったが、8月になったら、まずは受講料20,000-円を支払わねば.....ということなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 7, 2008 06:51 AM

伊豆へ

・ 3, 4日と中学校の時の同期6人で伊豆にでかけていた。目指すは西伊豆・堂ヶ島温泉だ。 同期のまとめ役で、旅行代理店を経営する秋間氏の企画で今年35周年を迎えた西伊豆の雄「堂ヶ島NEW銀水」の記念花火大会と宴会、もちろん温泉堪能の一泊旅行なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 5, 2008 05:33 AM

パンツの面目ふんどしの沽券

パンツの面目ふんどしの沽券ちくま文庫著者: 米原万里ISBN: 978-4480424228出版: 筑摩書房価格: 672-円(税込)先日のエントリー「ロシア 闇と魂の国家」で、やはりソ連・ロシア通の故・米原万里が著者お二人の共通の友人であることを知った。惜しい方をなくしたものだ。 書店で「もっとも米原さんらしい本!」…と没後に評される..........なるコピーの付いた帯を見つけ手にとった。単行本として刊行されていたものが、文庫本として出されたのだ。 抱腹絶倒&禁断のエッセイ.........なるコピーが付け加えられていたが、まさしく、面白くて為になるお話、満載であったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 2, 2008 01:01 PM

ModoPocket

link AssistOn iGa さんの MADCONNECTION の6月23日のエントリー「カメラ・スタビライザー」に大いに反応、即刻、物欲モードは全開とあいなり、その Modopocket No.797 が欲しくなってしまったのだ。 AssistOn 原宿店に問い合わせても在庫なし、それならばとネットで検索.......楽天マップカメラなる通販カメラ屋のネットショップで注文し、翌24日朝には手元に...という早業であったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 28, 2008 03:57 PM

Villa Tugendhat

Villa Tugendhat1930 トゥーゲントハット邸Mies van der Rohe ミース・ファン・デル・ローエ写真: 宮本 和義著者: 栗田 仁ISBN: 978-4902930160出版: バナナブックス定価: 1,470-円 (税込)バナナブックスの World Architecture シリーズに待望の Villa Tugendhat が登場した。これで世界遺産になっている近代住宅三つがバナナブックスで出版されたことになる。 このブログを始めたばかり2003年の6月に、テレビで放映されたのが、初めて見る「トゥーゲントハット邸」であった。又、このブログで初めてエントリーした建築絡みの記事でもあったのだ。 2006年9月に、その頃充実著しい Google Earth で Schröder House と Villa Tugendhat に飛んで、上空から訪問したものだ。そのコメント欄にバナナブックスを主宰する石原秀一氏が、写真は撮っているが出版するかどうかは.......とおっしゃっていて、やきもきしたのだが.......どうも、どうもなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 27, 2008 05:51 AM

Cattedrale di Santa Maria del Fiore

イタリア・フィレンツェにでかけ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 Santa Maria del Fiore に上らない者はいないであろう。 どうも、そこに上った記念に自分の名前を描く人間はたくさんいるんだそうだ。 しかし、それを六人分も......描く人間は........稀であろう。その上、学校名まで......描く人間は........稀であろう。  ● 落書き:岐阜市立女子短大がHPにお詫び - 毎日jp  ● 岐阜市立女子短期大学  あぁ、恥ずかしい。 この大聖堂を建設したブルネレスキの伝記はとても面白い本なのだ。残念ながら、もう絶版みたいだけれど....。  ● aki's STOCKTAKING: Brunelleschi's Dome 追記 080626 六尺さんのコメントによれば、そこは落書きだらけだそうだ........というわけで、ちょっと記述を変えた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 26, 2008 05:54 AM

Eye-Fi /2

昨年の11月にエントリーした「Eye-Fi」だが、日本のどこかが代理店になって販売されるだろうと待っていたのにいっこうにその気配がない。 まぁ、無線系の物って、技術基準適合証明の認証等々の面倒なことがあって、あまりやりたがらないのではないかなぁ。というわけで、業を煮やして米国のオンライン通販から手にいれようと考えたのだ。 半年ちょっとしかたっていないのに、2GBのSDカードが1000-円以下で買えるとなると、Eye-Fi がメモリーとして2GB....といのは、ちっともびっくりではないが、なんたって Wi-Fi 機能を持つというのは素晴らしいことではないか。 Eye-Fiのサイトを久しぶりに開いて見れば.....なんと、Eye-Fi は三種類に増えていたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 23, 2008 03:01 AM

ロシア 闇と魂の国家

ロシア 闇と魂の国家文春新書 623著者: 亀山 郁夫, 佐藤 優ISBN: 978-4166606238出版: 文藝春秋価格: 788-円 (税込)最近の新書って表紙よりも大きいんじゃないかと思うような帯が付いて、週刊誌の吊り広告か.....と見紛うような刺激的なコピーが踊っている。「独裁者なきロシアなど、あろうか?」.....やぁ、読んでみようじゃないか。まぁ、本書の書名自体恐ろしいのだ。 iGa さんが、これ面白い......とのたまわっておられたのを聞き、手に取ってみたものの、本書の知的レベルの高さに恐れおののき.......ちょっとエントリーするのもはばかれたのだ。 最近話題の「カラマーゾフの兄弟」新訳の亀山郁夫、これまた話題に事欠かない起訴休職中の外務官僚・佐藤優、ソ連、ロシア通の二人のガチンコ対談とあれば面白くないわけがない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 19, 2008 06:42 AM

京橋に.......

・ 京橋界隈も表面をはぎとって見れば、戦後の焼跡の風景が見えてくる。 どこでもそうだが、新設されたコインパークの向こう側に、その姿を見せてくれているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 17, 2008 03:09 AM

What My Dad Gave Me

昨日は「父の日」ということであったが、どのようにお過ごしであったろうか。 「What My Dad Gave Me(父さんが僕にくれたもの)」はアーティストの Chris Burden の作品名だ。 製作中のスタッフ   The New York Times 彼は ERECTOR エレクターで超高層ビルのモデルを作ったのだ。  ● Public Art Fund: Chris Burden...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 16, 2008 08:21 AM

Anna Stop 2

link イタリアは ALESSI アレッシィの「ANNA STOP 2」である。 ワインのボトルキャップとしてはとみに有名なる彼女ではある。箱には四種類の衣装をまとった ANNA がのっているが中身は一個である。 この ANNA は映画「メトロポリス」に出てくるロボットのマリアみたいに無表情だが、なかなか従順でいい子なのである。飲み過ぎの監視のため彼女を雇ってみたが、目が節穴なのであまり役立たず.........ボトルを一本明けてしまうのが常なのである。 近頃、周辺ブロガー諸公愛好の「café杏奴」のアンヌと、このアンナと同名ですので、ちょっと親しく感じますですね。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 6, 2008 08:44 AM

Garden Island Hokkaido

Garden Island Hokkaido FLIGHT OVER THE NORTH写真: 清水 武男ISBN: 978-4-904296-00-4出版: イコロの森出版局価格: 3,500-円 (税込)4月23日にオープンしたイコロの森は徐々に夏の風情だ。園内に据えられたライブカメラの映像には爽やかな風景が広がっている。さすが梅雨のない北海道はいい季節なんだ。 そのオープンに合わせてイコロの森出版局を立ち上げ、写真家・清水武男氏による写真集「Garden Island Hokkaido」を出版された。 その写真集がイコロの森番、建築家・鈴木敏司氏から送られてきた。 全編カラーで、北海道の空撮写真142枚が展開する、山、湿原、湖・川、大地、海、こんなにも豊かな自然が残っているのか.........。その自然の中での人間の営みの風景は、ほんの些細な傷跡にしか見えない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 5, 2008 12:14 AM

アイクラー・ホームズ

アイクラー・ホームズ―理想の住まいを探してEichler Homes Design for Living編: ジェリー・ディットー Jerry Ditto, ラニング・スターン Learning Stern写真: マーヴィン・ワックス Mavin Wax訳者: 旦 敬介ISBN: 978-4938778392出版: フレックス・ファーム価格: 2,499-円(税込)「アイクラー・ホーム」もジョーゼフ・アイクラーという人物を知らなくても、大らかに水平に延びた屋根、等間隔に並んだ背の高い梁と細い柱、そして、大きなガラス面に囲まれた空間、そんな北米西海岸の住宅の写真を目にしたことがあるに違いない。 それらは1950年代に建売り住宅として作られ、ただ短に EICHLER アイクラーと呼ばれ、一つの現象とまで言われたものなのだ。本書は今もって住い手によって愛され住まわれている、それらの住宅の本なのだ。 新しく撮られた多くの写真によってアイクラー・ホームの魅力が余すことなく語られ、その創始者ジョーゼフ・アイクラーの人となりが、子息のネッド・アイクラーによって語られている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 3, 2008 11:34 AM

幼年期の終わり

幼年期の終わり光文社古典新訳文庫著者: アーサー・C・クラーク Arthur C. Clarke訳者: 池田 真紀子ISBN: 978-4334751449出版: 光文社価格: 780-円(税込)今年3月にアーサー・C・クラークが90才で亡くなったというニュースを聞いたばかりだが、書店で「初版から36年後に書き直された新版、初の邦訳!」と帯にあるのが目に付いて、本書、光文社古典新訳文庫版手にとった。まぁ、「SFを超えた『哲学小説』!」とあるのは余計な話.......だが。 本書はSF古典中の古典だが、永らくハヤカワ文庫の福島正実の訳本が定番であった。ずいぶんと昔に読んだという記憶があるが細部にいたってはとんと記憶がない。きっと読みかけのまま......そのまま忘れてしまったようだ。 オリジナルが出版されたのが1953年だが、36年後の1989年に改訂された版の初の訳本ということになるんだそうだ。本書の「まえがき」でクラークは1950年代の米ソ宇宙開発競争、超常現象とその後の知見について書いているが、改訂されたの冒頭の第1部の第1章は、文庫本の本書でたったの5頁....なぁーんだ、というところなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2008 09:14 AM

時差ボケ東京

[+] masa さんこと、フォトグラファー・村田賢比古(まさひこ)氏の写真集「時差ボケ東京」が出版されたことをエントリーしたが、待望の写真集を私も手にしたのである。 公開された表紙の写真、そして、ご本人の「.........今回の撮影では、「時」「時間」「空間」「移動」といった概念が、強く意識のなかにありました。むしろ、それらについての思考から生まれた撮影手法だった…とも言えます..........」という話で分ったつもりではなかったが、とにかく不思議な..........写真集なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 26, 2008 05:14 PM

生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ講談社現代新書 1891著者: 福岡 伸一ISBN: 978-4061498914出版: 講談社価格: 777-円 (税込)栗田さんのブログ「 CHRONOFILE 」のエントリーを見て本書の存在を知った。しかし、特に読みたいと思ったわけでもなく、なにかのついでに手にしたくらいなのだ。 しかし、冒頭のニューヨークの観光案内と見紛うような文章から、ぐんぐんと引き込まれるように本書に夢中になってしまった。 その記述はいつの間にかロックフェラー大学の野口英世の胸像から、彼の現代での評価からある病気の病原体を特定する方法から、ウイルスの発見まで淀みなく続き、そして再びロックフェラー大学の研究室へと戻り、オズワルド・エイブリーが遺伝子の本体はDNAであることを発見したことへとすすむ。 そこから、ワトソンとクリックのDNAの二重ラセン構造の発見へとつながってくる。途中、研究者生活とは、研究とはどんなものなのかにふれながら.......読まさせてくれるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 19, 2008 12:17 AM

お茶の水で........

・ 昨日昼、お茶の水の「ギャラリーf分の1」で、14日から始った「東孝光+東利恵 住宅展」にでかけた。神楽坂の MyPlaca の玉井さんもお誘いしてでかけたのだ。 ● 東孝光+東利恵 住宅展 5/14~24...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 17, 2008 02:11 AM

鉄腕ゲッツ行状記

鉄腕ゲッツ行状記―ある盗賊騎士の回想録著者: ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン Goetz von Berlichingen訳者: 藤川 芳朗ISBN: 978-4560026298出版: 白水社価格: 2,625-円(税込)鉄腕............といえばアトムだが、この鉄腕ゲッツなる人物、実在の人物で西洋では知らぬものない有名人だそうだ。かのゲーテは戯曲「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」を書き、ナチスドイツのSS軍にもその名を冠した部隊があったくらいだ。 このゲッツ・フォン・ベルヒリンゲンなるドイツの騎士は1480 (or 1481) 年生れで、マルティン・ルターや、デューラーと同時代人だそうだ。しかし、彼がそんな立派な何かを為したという訳ではないが、ちゃんと回想録を残し、その頃にしては大変な長寿。80歳を越えるという人生をまっとうしたのであった。青年時代の戦闘で砲撃によって右手首を吹き飛ばされてしまったが、その後、そこに鋼鉄製の義手を取付け大いに活躍したのである。 彼の生きた時代は中世から近世への激動の移行期で、騎士階級にとっても生きるのに苦労の時代であった。彼らの専門である戦いの武器も、剣や槍から銃砲に取って代わりつつある時代であったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 15, 2008 10:10 AM

カラシニコフ自伝

カラシニコフ自伝 世界一有名な銃を創った男朝日新書 106著者: エレナ・ジョリー 聞き書き翻訳: 山本 知子ISBN: 978-4022732064出版: 朝日新聞出版価格: 777-円(税込)当ブログのアーカイブで検索エンジン経由でアクセス数の多いエントリーに「カラシニコフ AK47」がある。これは朝日新聞に「カラシニコフ/銃・国家・ひとびと」という連載コラムの事をエントリーしたものだ。後にこの連載コラムは「カラシニコフ」として二巻の書籍として刊行されている。古くは東側の銃器のアイコンであった「カラシニコフ AK」が、民族解放戦争のアイコンとなり、今では全ての銃器のアイコンとなってしまったかのようだ。 もちろん、この AK47 とは Avtomat Kalashnikov-47 (アフタマート・カラーシュニカヴァ) の略称で、47年型カラシニコフ自動小銃の意味だ。このソ連製の突撃銃 (アサルトライフル) はその発明者ミハイル・カラシニコフの名前を冠しているのだ。 本書はそのカラシニコフの自伝、ロシア出身パリ在住の女性ジャーナリストによる聞書きにより「MA VIE EN RAFALES」として2003年出版されたものの翻訳書なのだ。 何のキャリアーも持たないシベリア出身の戦車兵、ミハイル・カラシニコフがいかにして AK47 を作り出し、その後、世界的銃器設計者となったのか、第2次世界大戦での自動火器の必要性、そして戦後の「突撃銃」というジャンルの形成、そして、カラシニコフ AK47 の登場、その全てを本人が語っているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 12, 2008 07:45 AM

the Garage

坂本一成氏の「minase annex 水無瀬の別棟」の見学の後、同じく坂本氏の仕事を見るべく甲州街道を高尾方面に歩いていた時、いかにもガレージな、ガレージを発見、the Garage と呼んでみよう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 10, 2008 09:02 AM

イコロの森 /LIVE CAMERA

live 5月2日夕、イコロの森番・鈴木敏司氏から携帯に電話あり、今、イコロの森とのこと。早速、ライブカメラの下に来てもらった。 もしもし.....................................。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 3, 2008 03:54 AM

BEAMS が.........

link 絶大な人気を誇るファッションブランド、BEAMS がアップル正規取扱店として、iPod の全ラインナップ (iPod touch・iPod classic・iPod nano・iPod shuffle) の販売を始めたそうだ。家電量販店以外のアップル正規取扱店は日本では BEAMS が初めてだそうだ。 それに、iPod touch を接客業務用モバイル端末として店舗で活用するんだそうだが、その為の店舗内の Wi-Fi 環境を一般の顧客にも開放するそうだ。それは目出度い。 しかし、それよりも左側のバーナーに目がいってしまう人もいるかな...........。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 2, 2008 12:15 AM

イコロの森 /公式サイト

link 4月23日にオープンした「イコロの森」だが、ウェブ上の公式サイトがオープンしていた。  ● イコロの森...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 1, 2008 07:33 AM

山岳科学総合研究所ニュースレター/第10号

・ 飛曇荘の住人、宗亭さんから信州大学山岳科学総合研究所の機関誌「山岳科学総合研究所ニュースレター」の最新刊、2008年4月/第10号が送られてきた。本号の特集は「上高地談話会(第1回)」で、研究者以外の上高地町会長や松本市安曇支所長が寄稿されている。 本号の表紙の絵は、宗亭さんの山の絵なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 29, 2008 03:26 AM

ボローニャ紀行

ボローニャ紀行著者: 井上 ひさしISBN: 978-4163690902出版社: 文藝春秋価格: 1,250 -円(税込)イタリアはボローニャである。ボローニャの街を知らなくてもスパゲッティ・ミートソースをボローニャ風スパゲッティ Spaghetti alla Bolognese (ボローニャにはこれが無いんだそうだが) と言うのは皆知っているのである。 大昔、行ったことがあるというか、立寄ったことがあるが、それよりも住宅のクライアントがボローニャ大学に留学していたりして、なんとなく親しく感じていたのだ。井上ひさしの「........紀行」であるからして、もちろん、ただの観光案内ではないのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 28, 2008 06:02 AM

イコロの森 /Opening Party

イコロの森から招待状が届いた。 今日4月23日、イコロの森のオープンだ。そのオープンと合わせてイコロの森出版局を立ち上げ、写真家・清水武男氏による写真集「GARDEN ISLAND HOKKAIDO〜イコロモシリ宝の島」を出版したんだそうだ。やるなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 23, 2008 01:19 AM

イカの哲学

イカの哲学集英社新書著者: 中沢 新一・波多野 一郎ISBN: 978-4087204308出版: 集英社価格: 714-円 (税込)イカの哲学............とは、それは何........アースダイバーの中沢新一が又何を言い出したの......そんな興味から本書を手に取った。それは存外に面白く刺激的だったのである。 本書はサンドイッチのように、その中心に、1965年に波多野一郎なる人物が著わした「烏賊の哲学—a key for the peace—」なる小さな本 (本書166頁中34頁) を据えて、中沢新一による導入と論考がパンのように挟んでいるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 21, 2008 05:36 AM

Grumman J2F5 Duck

[+] 飛行艇及び水上飛行機模型制作家というべき坂本宏昭氏の新作である。 ラジコン技術5月号に掲載された記事のコピーが送られてきた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 13, 2008 11:27 AM

Laslot 08-09 Winter

私の姪 Naoko Murayama のブランド Laslot の 2008, 9年の冬物が、青山三丁目交叉点の Bell Commons 青山ベルコモンズの9階ホールで開かれる合同展 AMBIANCE で展示される。 4月15日(火)~17日(木) 10:00~19:00  ● aki's STOCKTAKING: Laslot...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2008 08:10 AM

Make: Technology on Your Time Vol.04

Make: Technology on Your Time Volume 04編集: オライリー・ジャパンISBN: 978-4873113609出版: オライリー・ジャパン価格: 1,575-円(税込)半年ぶりの Make: の第4弾、Vol. 04 の登場である。正直なところ....とてもうれしい。こんな本 (ある意味、過激な......) が出版されていること自体がすばらしい。気が早いが、Vol. 05 は9月発売予定.......こうなれば、ずっとあることになるのかしら。 本号も各種、色々、てんこ盛りの一冊だ。どうしてこうも詰め込まれているのか......どこから読んでも........いいのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 10, 2008 06:42 AM

Mirror writing

[+] 私の車のフロントガラス上部にある Mirror writing 鏡文字である。 昔、外国の救急車の前部に救急車を意味する AMBULANCE が鏡文字として表示されているのを見ての真似である。救急車のような緊急車両が道路上で前を走る車のバックミラー (リアビュー・ミラー) に写った表示で注意を喚起しようとしているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 8, 2008 08:35 AM

Yamamura House

Yamamura House1924 旧山邑邸 現ヨドコウ迎賓館Frank Lloyd Wright フランク・ロイド・ライト写真: 宮本 和義著者: 谷川 正己ISBN: 978-4902930177出版: バナナブックス価格: 1,400-円(税込)最近、タイヤキの本「たいやきめぐり」が大いにあたって......というバナナブックスの新刊である。このように時々ヒットを出して、地道な建築本を出し続けて欲しいものである。 ところで、本書は、コルビュジェのサヴォア邸に引き続いて、やはり、20世紀の巨匠、フランク・ロイド・ライトの旧山邑邸である。サヴォア邸に出かけるのはちと遠いが、旧山邑邸、現ヨドコウ迎賓館は日本国内、関西・芦屋にある。それに国の重要文化財として維持管理され一般公開されているのである。 1910年代、ライトが旧帝国ホテルの建設のため来日していた時、依頼を受け設計した住宅であるが、旧帝国ホテルと同じくその竣工を見ることはなかった。彼の日本の弟子達、遠藤新、南信の実施設計によって1924年に竣工した。そして、ライトが日本に残した二軒の住宅 (もう一つは旧林愛作邸、東京世田谷、非公開) の一つとなったのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 7, 2008 07:48 AM

EROTOSCOPE

EROTOSCOPE著者: Tomi UngererISBN: 978-3822811962出版社: Taschen価格: 5,911-円(税込)よりTomi Ungerer トミ・ウンゲラー (アンゲラー) は絵本作家として有名........翻訳されて沢山あるから......なのかな。家のパイパーも「キスなんてだいきらい」の主人公のネコの名前だったのだ、 でも、for Adult となると、こんな過激な............いつものブラックなユーモアも、こんなことになると................ちょっとお見せできません。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 6, 2008 08:41 AM

工作少年の日々

工作少年の日々集英社文庫著者: 森 博嗣ISBN: 978-4087462548出版: 集英社価格: 500-円(税込)先日、「森博嗣の道具箱」をエントリーしたが、皆さんが話題にしている本書「工作少年の日々」を遅ればせながら読んだのである。 「作れ!」と大書きされたオビには「工作系ミステリィ作家の...........」とある。最近、この「.....系」というところに、ちょっと関心なのだ、...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 4, 2008 05:49 AM

Distortion Compensation

・ 私常用の Kodak V705 の後面である。誰かさんがおっしゃるようになんだか一昔前のラジカセという趣である。 液晶モニターが表示しているメニュー画面は、「歪み補正」の設定を ON/OFF する画面である。右側のスティックで切り替える。 この Kodak は多言語 (20カ国語もあるのだ) に対応ということで、いつも日本語なのだが、「歪み補正」とは英語じゃどういうの.......というわけで、ちょっとしゃれてみた。Distortion Compensation とあるが、「歪み補正」というよりも「歪み補填」って感じみたいだなぁ。 この「歪み補正」なる機能を、いつも ON で撮影しているが、これがなかなか面白いのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 31, 2008 06:29 AM

飛曇荘 / お披露目当日

[+] 春めいた青空の下、3月22日土曜日11時過ぎ、宗亭さんが美登利屋工務店の用意した桧の丸柱に貼った「完成見学会」の貼紙に「ほぼ.........」と書き加え、見学会が始った。 佐賀井君と一緒に運んできた喜多村知先生の「ぶどう棚」のスケッチを、宗亭さんのお持ちの絵と共に壁に掛けられ、「喜多村知展覧会」も同時開催なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 24, 2008 05:57 AM

川の地図辞典・出版記念ウォーク

16日の日曜日午後、かねてより予告されていた「川の地図辞典・出版記念ウォーク」に参加した。 集合場所であるJR駒込駅には、今回を企画主宰する「之潮 (コレジオ) 」の芳賀啓氏、案内人の著者・菅原健二氏が既にお待ちになっていた。 いつものアースダイバーズ ( 最近、Jedi ジェダイなる呼称を正式に採用 ) の面々、そして、初めてお会いする方々、配られた充実の資料を手にして総勢20名が山手線に沿って谷を下り、谷田川に架かっていた鉄橋の下を潜ってアースダイビングが始ったのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 18, 2008 04:47 AM

HAMA camera holder

車載カメラは IXY digital 10 とカメラホルダーによって一応の完成をみたのだが、あの RICHTER の Stabilo なるカメラホルダーになるまで、ちょっと試行錯誤があったのだ。 まず、手に入れたのがこの HAMA の製品だったのだ。小型で簡単なのだが、傾斜しているフロントウインドにカメラを固定するとなると、三脚固定ネジ穴はカメラの下面にしかないから、ぶら下げる形でしかカメラを固定できないのだ。静止画像であれば簡単に処理できるが、動画の処理はよく分らないのでやっぱり正常に固定したいと思い、Stabilo とあいなったのである。 これが小型で携帯できるから、今度、電車の運転席の後ろにカメラを固定して、京王八王子・新宿間の車窓のインターバル映像を撮ってみようと考えているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 14, 2008 08:42 AM

Hopper's Places

Hopper's Places著者: Gail LevinISBN: 978-0520216761出版社: Univ of California Press価格: 2,543-円(税込)いのうえさんのブログ「漂泊のブロガー2」で「HOPPER'S PLACES」が紹介されていた。いのうえさんはホッパー好き.....と分っていたのだが、ふむふむ、面白い本があるんだなぁ.......と思ったのだ。 そのうち、那須方面で「KARAKARA-FACTORY」が本書をゲットしたとのエントリーがでてきた。何だかいのうえさんの HOPPER'S PLACES とは違う表紙だが、私も Amazon でクリックの儀と相成ったのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 11, 2008 12:35 AM

太陽の帝国

丸谷才一の「ゴシップ的日本語論」の一編に「文学は言葉で作る」という講演録がある。 その中で。大岡昇平の「野火」について述べながら、氏は戦争小説について三編の小説を選ぶならとして、その三編をあげる。もちろん、一編は「野火」、二つ目はチェコの作家・ハシェクの「兵士シュヴェイクの冒険」を上げ、そして、J.G バラードの「太陽の帝国」を上げているのだ。 太陽の帝国 Empire of the Sun 著者: J.G バラード J.G.Ballard訳者: 高橋 和久ISBN: 出版: 国書刊行会定価: 1,900-円(税抜)スピルバーグによって映画化もされたものだが、私にとって大好きな小説が丸谷才一に二十世紀の戦争小説の三つの一つとして選ばれているのは、とてもうれしいことなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 7, 2008 12:09 AM

Märklin metall / W196

[+] Mercedes Benz メルセデスベンツ W196 の流線型ボディのメルクリン märklin 製のブリキのゼンマイ動力の車に引き続き......なのだが、中低速のテクニカル・サーキットに起用された通常の四輪のタイヤむきだしのオープンタイプの W196 も、メルクリン märklin 製があるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 6, 2008 04:49 AM

Märklin metall / W196 Streamliner

こんな流線型のレーシングカーをアンディ・ウォーホールがポスターにしている。 このレーシングカーはメルセデスベンツ W196 という。1954年のグランプリレースに登場した。 同じメルセデスの W125のポスターで「アンディ・ウォーホールの手にかかると、全ての物が神性を帯びてくるような気がする.........」と書いたが、この車の登場も、まさしく神話であるのだ。 この W196 も、メルクリン märklin 製のブリキのゼンマイ動力の自動車がある。 それも全長310mmの大きさ、300SL や W-25 と同じく Märklin Museumsmodell メルクリン・ミュージアムモデルとして銀色の箱に収まっているのだ...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 5, 2008 07:35 AM

森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools

森博嗣の道具箱―The Spirits of Tools中公文庫著者: 森 博嗣ISBN: 978-4122049741出版: 中央公論新社定価: 1,000-円(税込)ちょっと前に、MADCONNECTION で文庫本化した「工作少年の日々」が話題になっていたが、CHRONOFILE では、ずいぶんと前、単行本で記事になっていたのだ。読んでみようと思っているのだが.........まだなのである。 ところで、私は森博嗣の小説は読んだことはないが、そのタイトルに反応してしまって最初に読んだのが「アンチ・ハウス ANTI HOUSE」であった。その ANTI..........はともかく、彼の広範な遊びの世界に驚いた。 そして、本書の新聞広告が目につき、解説の任にあたったのが、鉄道模型製作家の平岡幸三氏というのを知って、読んでみたくなったのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 2, 2008 10:23 PM

ゴシップ的日本語論

それなりの数の本を読んでいるが、ここの[ BOOKS ]のエントリーになるとは限らない。 読みはじめる前にエントリーの準備をしてしまうのは常だが、本を読了するとは限らないし、その本にがっかりしたりといろいろなのだ。本書は最近読んだものだ。 ゴシップ的日本語論文春文庫著者: 丸谷 才一ISBN: 978-4167138196出版: 文芸春秋定価: 619-円(税込)今井さんの「リンガマークボード+」のエントリー「ショッキングな昭和天皇の「ア、ソウ」について」に反応してしまった。 本書「ゴシップ的日本語論」で、丸谷才一は鳥居民の「昭和二十年」、ハーバート・P・ビックスの「昭和天皇」の二冊の大部な本に共通する「天皇言語不能」説について語っているんだそうだ。 昭和天皇の言語能力が.........、読んでみたくなったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 27, 2008 12:22 AM

IXY digital 10

新しいデジカメ IXY digital 10 である。もちろん、Red Dot を付けているのである。 私の消費行動はいつも強い動機付けを必要としているのであるが、今回はちょっと違った。 一つはアメックスのカードのポイントがヨドバシカメラの商品券に交換されるというサービスが始り、その商品券をゲットしたからなのだ。もう一つは先日の車載カメラ......の計画に関係があるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 25, 2008 12:04 AM

イコロの森 /2008

冬眠から目覚めたように、「イコロの森」のブログが動き出した。今年はオープンの年となる。 「イコロの森のオープンは4月23日を予定しています。」 ● イコロの森 ● panoramas: イコロの森の炭焼き小屋 ● Real Artists Ship ● イコロの森 /2 ● 苫小牧[イコロの森]計画追記 080403 keiji さんの「パノラマジャーニー」が3月30日の現地をパノラマしてくれている。こりゃ楽しそうだ。「森の食卓トマティーヨ」で一杯飲みたいし、「森の学校ギャラリースペース」での写真展もたのしみだ。 ● panoramas: イコロの森は春近し...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 19, 2008 12:10 AM

Quick shoe

・ 車載カメラのエントリー「RICHTER camera holder /Stabilo」で、雲台とクイックシューが必要だったことを書いたが、このクイックシューは小型でコンパクト・デジカメなんぞに使うの好適じゃないかと思っているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 17, 2008 12:51 PM

画家・若松光一郎

[+] 先日、十数年前の昔だが、富士山腹に別荘を設計した。その施主のYさんご夫妻と、久しぶりにお会いし食事をご一緒する機会を得た。 その時、奥様から水彩画が表紙の小型の2008年カレンダーをいただいた。 「2008 若松光一郎 CALENDER」とあり、1月かた12月の12枚と、もう1枚の13枚の水彩とパステルの風景と静物のデッサンがある。 この若松光一郎なる画家は奥様の父上とのことであったのだ。お会いした頃から、いわき出身で、父上は画家、母上はピアニストとお聞きしていたが、今回初めて父上の作品を拝見したのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 15, 2008 01:01 AM

パソコン

 広辞苑第6版は現代語、百科項目充実だそうだが、まだ入手していない。まぁ、とにかく、当方現用の1998年刊の広辞苑第5版でも、ちゃーんと「パソ・コン」はあるのである。もちろん、.........パーソナル・コンピューターの略........なる記述があり、もちろん、[ー・つうしん]もあるのである。  先日の書籍[パソコン創世「第3の神話」]の書名の「パソコン.........」には何か違和感がなのである。パーソナルコンピュータの創世記の話なのに、その肝心な語句を「パソコン」なる略称をつかうこたぁ....ないんじゃないのって思うのだ。Personal Computer の略称って PC だが、まぁ「ピーシー」と呼ぶのが適当で「パソコン」じゃ、どこにも通用しないじゃないかな。コンピュータを「パーソナル」なものにしようとする先人達の意志を忘れ、最初から「パソコン」なるものがあったような誤解を与えるもんじゃないかと思うのだ。とにかく、語感もいやだし.......なのである。  当方、最近「パソコン」なる語句を使用していないが、過去に使っているやもしれずと思い、本 aki's STOCKTAKING の検索ウインドに「パソコン」を入力し検索、「パソコン」退治を施したのである。人様の発言、引用した「パソコン」はそのまま、代わりの言葉が見当たらないパソコン通信は括弧付きの「パソコン通信」としたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 14, 2008 10:44 AM

RICHTER camera holder /Stabilo

・ 車載カメラとは.......と考えてみた。 最近、タクシーなんぞについている走行記録用カメラ (といっても見たことはないが) というわけでなく、工事中の圏央道の八王子ジャンクションを走行中に撮ったようなことが、より安全に撮る仕掛けを考えてみたのだ。それに Earthdriving なる企てもあり、それには必須の装備ではないか。 いろいろ大事と思っていたら、すでに車の中にカメラを設置するお道具があるのであった。 独の HERBERT RICHTER なるメーカーから各種出ているのだ。別にカメラを.......というわけでなく、携帯や iPhone なんぞ、車内に後付けのガジェットが増えているというわけだ。その中でも、フロントガラスに吸盤で固定する方式のものが簡単でよいと考えたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 13, 2008 07:20 AM

La Fonera @Amazon

 FON のルーター La Fonera が Amazon でも購入可能となっている。  FON ジャパンが出品して AMAZON.CO.JP 配送センターより発送されるとのこと、価格は1,980-円(税込)だ。FON のオンラインショップでも価格は同じだが、支払方法は代金引換だけで手数料300円、それに送料600円が加算されるから総計2,880-ということになる。  Amazon であれば、カードで決済できるし1,500-円以上送料無料ということで、1,980-円で手に入れられるのだ。それに Amazon ギフト券も使えちゃうし、いいとこだらけである。  まだ品物の情報だけが出ているだけで注文できないが、La Fontenna も販売のようだ。La Fonera+ もそのうちここで販売されるんじゃないだろうか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 11, 2008 12:52 AM

凩の時

凩 の 時こがらしのとき著者: 大江 志乃夫ISBN: 4480080198出版: 筑摩書房定価: 700-円(税込)より 昔、1985年に初版が出版された時読んだのだ。 とても面白くて、その頃、「建築知識」に連載していた「秋山東一のストックテーキング」の第6回として「地図って読むものなんだ」に「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」と一緒に取り上げたのであった。もう既に絶版で古書しかないのは残念だ。  著者・大江志乃夫 (茨城大学名誉教授) は近現代史家としてたくさんの著作、著述のある方だが、この「凩の時」は史伝体と物語体を駆使した唯一の歴史長編小説なのだ。  時は、日露戦争後の1908(明治41)年、これからの「冬の時代」を告げる凩が吹きすさぶ時代、大逆事件が迫り、東京赤坂の陸軍歩兵第一連隊から兵卒37名が脱営した事件が起きる。軍国化の足を速めた大日本帝国と、苦難の時を迎える社会主義運動の姿を、今日によみがえらせる優れた歴史小説なのだ。1985年、第12回大仏次郎賞受賞している。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 9, 2008 02:13 AM

パソコン創世「第3の神話」/2

前のエントリー「パソコン創世「第3の神話」―カウンターカルチャーが育んだ夢」で、私は、Whole Earth Catalog とスティーブ・ジョブズを大きく取り上げてしまったが、本書はそれを取り上げた本ではない。スティーブ・ジョブズは前書きで、この時代をちょこっと思いだす人物として登場しているにすぎない。 本書はパーソナルコンピュータの創世の歴史として、ダグラス・エンゲルバートから始り、ホームブルー・コンピュータ・クラブまでの歴史というべきものであるが、その間の多くの登場人物がいる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 7, 2008 09:32 AM

パソコン創世「第3の神話」

パソコン創世「第3の神話」―カウンターカルチャーが育んだ夢 著者: ジョン・マルコフ John Markoff訳者: 服部 桂ISBN: 978-4757101951出版: NTT出版定価: 2,940-円(税込)原題は "WHAT THE DORMOUSE SAID" って言うんだ。「不思議の国のアリス」の「ヤマネの言ったこと」ってことなのだが、1966年の Jefferson Airplane の「White Rabbit」の一節で、それは「Feed your head!」なんだそうだ。その時代の象徴的な言葉としてあるのだ。 そして、副題は "How the Counterculture Shaped the Personal Computer Industory" なのだ。パーソナルコンピュータが登場するにあたってカウンターカルチャー.........がとは、その秘密を解き明かすのが本書なのだ。 実は、この副題に反応して、原書をずいぶんと前にゲットしていたのであるが、難しくて......であったが、本書には沢山の訳注があり、効率よく読了した。実に面白い読書であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 6, 2008 12:28 PM

漫画ノート

漫画ノート著者: いしかわじゅんISBN: 978-4862380708出版: バジリコ定価: 2,100-円(税込)手に取った途端、その真っ白い装幀に驚かされる。今注目の鈴木成一なる装幀家の手になるものだそうだが、カッコいいのだ。そして、その厚さ (30mm) にも........上下二段組の443頁にも大いに驚かされるのだ。 そして黒いオビには、大瀧詠一の「漫画を 読まなくても 漫画がわかる。」の一文、大いに期待してしまうのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 1, 2008 12:04 AM

Cableyoyo POP

[+] アップグレードが済んで機能倍増の iPod touch である。 ミュージックプレィヤーとしてよりも、画面を見たり touch することがますます多くなったのだ。そうなるとイヤフォンのケーブルがじゃまになる。ケーブルを本体に巻いていたのだが、それでは、すぐに画面を見られないというわけである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 29, 2008 07:56 AM

上高地 /2008年 冬

河童橋上からの定番の写真 森林官の宗亭さんから上高地の写真が送られてきた。 昨年の11月17日に、やはり宗亭さんからの上高地閉山のお便りと写真を紹介したが、今は上高地には誰もいない。宗亭さんのような仕事上で入山する人がいるだけだ。 「.........その後何度か上高地入りしましたが、雪降りではないものの稜線の雲がとれないままでどなたかのおっしゃる『完全な上高地』ではありませんが……。ま、これもひとつの上高地でしょう。」とおっしゃっておられる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 27, 2008 12:04 AM

fritz-cam

link 上の写真でこちらを見てすましているのがドイツ在住の Fritz フリッツ君だ。 首に見慣れない物がぶら下がっているが。小型のデジカメなのである。15秒ごとに自動的にシャッターが切られるようになっていているそうだ。鳥瞰、虫観ということから言えば、猫観とも言うべきものを見られるのだ。 フリッツ君が徘徊してきたご自身の縄張りで撮影した写真が、飼い主のサイトで見ることができるのである。  ● fritz-cam これは簡単に出来そうだなぁ。外ネコを飼っている方いかがですか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 26, 2008 01:14 PM

富士見スポット / 080124

昨日の夕方、自宅近くを車で移動中に、くっきりすっきり夕景の中に富士山頂あたりが夕日を浴びているのを発見、そんな時にはここで.......と予てから思っていた絶景ポイントに車を向けた。 国道16号のバイパスに掛かる歩道橋がその場所なのだが、驚いた事に、すでに二人のアマチュアカメラマンが三脚に望遠レンズという重装備で撮影中であった。私は、いつもの Kodak V705 で、23mmの超広角と、39mm〜117mmの3倍ズームの望遠側と、その中間あたりの三枚を撮ったのでありました。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 25, 2008 08:24 AM

OUR DAILY BREAD

[+] 現在、渋谷のシアター・イメージフォーラムで上映中の OUR DAILY BREAD「いのちの食べかた」が、2月2日から東中野の「ポレポレ東中野」で上映される。いつてみたいと思っている。 偶然だが、関西の wakkyken さんも話題にされていた。  ● Blog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」 - いのちの食べかた 又、その上映期間中の2月2日から15日の間、「「食べる」映画特集」として一日2本、食に関する映画十二本が順次上映される。これも必見だが.....沢山あって....さて。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 22, 2008 12:40 AM

隠し剣秋風抄

隠し剣秋風抄文春文庫著者: 藤沢 周平ISBN: 978-4167192396出版: 文藝春秋定価: 620-円(税込)昨年暮に、いつもは見そうもない日本映画、山田洋次の時代劇「武士の一分」を T.V.で見た。 なかなか面白かった。そこで、急に原作を読みたくなった。 本書は藤沢周平、人気の「隠し剣」シリーズの第二弾なんだそうだが、本書中の「盲目剣谺返し」が、その原作なのだ。映画はその内容を忠実になぞったものだが、ディテールの部分でちょっと面白くしているなって感じた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 20, 2008 12:47 PM

ポップ科学大画報 1

ポップ科学大画報 1―20世紀・科学神話の時代― 著者: 原 克ISBN: 978-4846526825出版: ワールドフォトプレス定価: 1,800-円(税込)本書の著者、早稲田大学教授・原克氏は表象文化論なる学問がご専門とか、その学問....なんとなく分かったような気分ではある。 プロローグで「現代は神話の時代である」と宣言し、現代科学を神話として語ってきたポピュラーサイエンスに代表される大衆科学誌の役割を語る。本書はそのスクラップブックとして、冷戦時代の核のイメージ、科学技術と女性、ナチスドイツのアウトバーンの図像が収集され分析される。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 15, 2008 12:04 AM

川の地図辞典

川の地図辞典 江戸・東京/23区編[フィールド・スタディ文庫 Collegio Field Studies 1] 著者: 菅原 健二ISBN: 978-4-902695-04-5出版: 之 潮 (コレジオ) Collegio定価: 3,990-円(税込)2008年年頭、周辺ブログ界から新しい胎動が聞こえてきた。 正月二日の「Kai-Wai 散策」の記事「白山下の古物屋」のコメント欄に、関西ブログ界の雄、 社会学者 wakkyken 氏の恒例のコメント書込みが開始されたのであった。正月のお屠蘇気分も手伝っての「書き初め」はエンジン全開、本書「川の地図辞典」の紹介から始ったのであった。 受けて立つ Kai-Wai の巨匠 masa 氏もすでに承知、大いに盛り上がってきたのであった。そして、突然「川好き」なる人物の登場........本書の出版人・芳賀啓氏登場........やぁ、こりゃ大変だ。 そして、本書を入手した masa さんによって「Kai-Wai 散策」に1月3日付けで「川の地図辞典」の記事がエントリーされたのであった。丁寧に本書の概要を書かれている。  ● Kai-Wai 散策: 川の地図辞典 その後、本書を巡って大いなる盛り上がり、コメント数も100を超え、再び「川好きotoko」「川好きonna」なる出版人登場.....。やぁ、ベストセラー間違いなしの人気なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 13, 2008 12:06 AM

ヘンリー henry

ヘンリー henry著者: エリシャ・クーパー  Elisha Cooper訳者: 早川 弓枝ISBN: 978-4105402013出版: 新潮社定価: 1,800-円(税別)このヘンリー henry ってのは作者のイヌの名前だ。 ぼくは、丘の斜面に広がる農場で育った。 リンゴ畑や池があって、ひろびろとした草原が森へと続いていた。 たくさんのうしとネコ、みつばちや山羊、そして一匹のイヌがいて、 納屋とぼくたち家族の暮す家があった。 ぼくが10歳のある春の朝、そのイヌが仔イヌを生んだ。 どの子よりもぼくのお気に入りがいて、それがヘンリーだったんだ。 豊かな自然の中で、作者とヘンリーはいくつもの季節を共に過ごしていく........。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 10, 2008 06:34 AM

道具にヒミツあり

道具にヒミツあり岩波ジュニア新書 581著者: 小関 智弘ISBN: 978-4005005819出版: 岩波書店定価: 819-円(税込) 著者・小関智弘氏は元旋盤工にして作家であるという方だが、たくさんの著作の中で、我国の工業力を支える底辺の職人達、言い方を変えれば、工業力の先端の突出した部分を引っ張る職人達、その存在、その技術・技量とはどういうものなのかを紹介されてきた。 本書はその最新の一冊、「岩波ジュニア新書」の一冊なのだ。我々の身近にある道具の「ヒミツ」を探り、その道具の技術の世界を解き明かす。それも、そこの元となっている技術、職人の技量に光を当てようということなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2008 12:08 AM

MICHELIN Voyager Pratique Japon

link 今年4月に発刊された「MICHELIN Voyager Pratique Japon(ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン)」だ。 この「MICHELIN Voyager Pratique」シリーズは2005年に誕生し、既に40タイトルが刊行されているそうだが、初めての Japon なのだ。 仏語版しか出ていないので余り話題になっていなかったが、東京の高尾山が☆☆☆ (必ず見るべき) に選ばれているのだ。 これは目出度い。東京で小学校の低学年生だったら必ず遠足に行くのがこの高尾山だ。 「MICHELIN GUIDE東京 2008」でお馴染みになった「ミシュラン効果」だが、ここ高尾山も大いに賑わっているらしい。  ● FujiSankei Business i. 総合/ミシュラン効果は絶大…“旅行版”で“三つ星”高尾山が証明...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 29, 2007 02:36 PM

大和田.......温泉

[+] 八王子市を流れる浅川の北側、大和田町6丁目に「三共ラヂエーター」なる企業の工場があったが、いつのまにか無くなってしまった。その跡地は隣りの八王子市立第十小学校よりも大きく、その広大さに驚いたが、すでにマンションのお知らせ看板も出ている。 しかし、もっと驚いたのが、石油掘削を思わせる鉄塔が建っていたことだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 20, 2007 12:06 PM

iPod touch /TV CM

link 最近、ひんぱんに iPod touch の日本版テレビコマーシャルを見るようになった。 Mac好きの皆さんはご存知のことだが、このコマーシャルを作ったのは英国の18才の学生 Nick Haley 君なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 18, 2007 11:26 AM

DYMO / 1880

[+} キティちゃん風の色使いといい、何だかストラップまで付いている様子から.....なんとも、玩具みたいだが、ダイモの新型 DYMO 1880 なのである。薄型でコンパクト、ストラップを付けたくなるのもむべなるかな....なのである。 その特色は、打ち出されたテープを見れば一目瞭然、大文字、小文字、筆記体まで....あるのだ。さて。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 17, 2007 02:54 AM

環境建築ガイドブック

先日の NPO の集まりで、建築家・松家克さんにいただいたものだ。 環境建築ガイドブック編集: 建築家協会 環境行動委員会ISBN: 978-4860350581出版: 建築ジャーナル定価: 2,310-円{税込)ミシュランのガイドブックではないが、縦長の判型はいかにもガイドブック風である。帯紙には「全国の環境建築228作品を一挙掲載。建築の未来が見える一冊。」とある。 日本建築家協会の環境行動委員会によって八年間にわたって編集されたものだそうだ。 その委員会によって選択された、全国の一般建築109、住宅建築119が、その所在する地域毎に分類し掲載されている。 特に☆☆☆とか☆とかの区別はないが、ミシュランのガイドブックでも、ああでもないこうでもない.....と、その選定には批判がつきものだが、その規模の大小、その玉石混交ぶりに.......なかなか難しい問題だったのであろうと想像できる。それに、その環境に対する技術、意匠は千差万別だ。それは「環境建築」という概念の幅広さの故であろう。 18篇の「環境コラム」なる小玉裕一郎氏はじめ識者の一文が、随所にあるが、本書の主題「環境建築」が各々の視点から語られ、存外に面白い。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 14, 2007 12:25 AM

La Fontenna ラ・フォンテナ

[+] FON の Wi-Fi 環境を強化するアンテナ La Fontenna が登場したことを4月にエントリーしたが、先日、九十九電機で、La Fonera+ と一緒にゲット、これは定価のままの1,980-(税込)円であった。 La Fonera も La Fonera+ も、同じ小指を立てたような小さなアンテナが附属している。後部の同軸ケーブルのソケットに捩じ込んで使用するが、室内で使用するのに何の問題もない。 しかし、FON の Wi-Fi 機能は自分のものであると同時に、FON Community に属する皆のものでもあるのだ。したがって、多くの人に使えるような環境、より広い守備範囲を必要としているのだ。それならばというわけで、この La Fontenna の登場なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 12, 2007 08:20 AM

FONルーター無料キャンペーン

  link これから FON を始めようとしている人にビッグニュースだ。 FONルーターの二つ、通常1,980-円(税込)の「La Fonera(ラ・フォネラ)」が無料、3,800-円(税込)の「La Fonera+(ラ・フォネラ・プラス)」が500-円(税込)で手に入るのだ。ただし、2007年12月8, 9日、土日の48時間限定だ。  ● 1周年を記念して「FONルーター無料キャンペーン」を実施します。 | FON Blog あなたの iPod touch の為にも、この機会に....。まぁ、この機会に、iPod touch も.....。  ● Apple iPod touch 8GB MA623J/A...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 5, 2007 09:34 AM

伊丹十三の映画

伊丹十三の映画編集: 「考える人」編集部ISBN: 978-4104749027出版: 新潮社定価: 2,100-円(税込)先日の中村好文氏の講演会から、急に伊丹十三がマイブームなのだ。「伊丹十三の本」の次は、この「.......の映画」というわけだ。 講演会の時、司会者から記念館について感想を問われて「伊丹十三が自ら設計したような........」と答えたが、本書を読んで、まさしく、伊丹十三も又、建物からお土産のお饅頭に至るまで手を出してしまうのではないかと想像したのだ。 本書は伊丹十三監督作品のキャストへのインタビュー、ベテランから、ここでスターとなった俳優達、そしてスタッフ、キャメラから記録、美術、衣装等々、伊丹映画を支えたプロフェショナルへのインタビューで構成されているのだ。そのインタビューに答えた人達は異口同音に、伊丹十三がその全てに熟知し、その全てを自身で作り出しかねないほどエネルギーをかけたということだ。映画監督と言う仕事を自己の天命とする伊丹十三がそこにいるような気がする。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 30, 2007 07:57 AM

仕舞える住まいの収納学

仕舞える住まいの収納学—ゴタゴタ病根本治療の処方箋百の知恵双書 (014)著者: 山口 昌伴ISBN: 978-4540040825出版: 農文協定価: 2,800-円(税込)本書の帯紙には「モノ溢れ、片づけても片づけても片づかない今どきの住まい。日本の住まいはなぜかたづかないのか。」とある。たしかに、私の家にしてしかりなのだが、どうも日本中の住居の問題であるらしい。 住宅の収納についての本はあまたある。収納の工夫やアイディアだったり.....、しかし、本書のように「.......収納学」と銘打ち、真っ向から「........治療の処方箋」とまで言い切っている本は空前絶後なのである。 本書は我らの住居のゴタゴタの病根に迫り、そこから脱却する処方......福音をもたらすバイブルたりえるか、それが問題なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 26, 2007 12:06 AM

MICHELIN GUIDE東京 2008

MICHELIN GUIDE東京 2008ISBN: 978-4930774316出版: 日本ミシュランタイヤ定価: 2,310-円{税込)ついに登場した「ミシュランガイド東京版」だが、なぜか大変な人気、amazon は売切れ、マーケットプレイス商品で 4,500-円なんて値段でびっくりだ。 B級グルメの当方にとって、まったくの門外......というべきだが、興味がないわけではない。どなたかにお連れいただく時の準備......の為......なのである。 ご存じのように、☆☆☆8店、☆☆25店、☆117店で計150店が登場だ。和食店とフランス料理店を合わせて110店で7割以上を占め、「うなぎ」は唯の一店.....はちと寂しいと、私は思うのだ.....。  ● ガイドブック | 日本ミシュランタイヤ...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 24, 2007 02:17 AM

LEGO technic / 8270

・ LEGO レゴである。TECHNIC である。 時折、店頭で LEGO TECHNIC の新製品を見て無性に欲しくなってしまうことがある。TECHNIC は大型でメカメカのセットがいかにも魅力的だが、渋谷のレゴ専門店で、8270 という、2007年版の最新の小さなセットを手に入れてみたのだ。 aki's STOCKTAKING には一つもエントリーしていないが、MECCANO ほどではないが、LEGO もたくさんあるのである。MINDSTORMS が出た頃、どんな風に遊べるか分からないまま闇雲に部品のセットを手に入れたりしたのであるが、眠らさせているのである。 ところで、8270 である。二種類のクレーンができるだけだが、これが玄人好みのセットなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 19, 2007 12:28 AM

上高地 /2007年 閉山

photo by Soutei 11月14日、上高地の森林官、宗亭さんから大きな写真が送られてきた。 「今日の上高地・河童橋からの吊り尾根です。11日から12日にかけて上高地も雪景色になりました。............
Posted in aki's STOCKTAKING on November 17, 2007 12:44 AM

伊丹十三の本

一昨日の武蔵野美術大学公開講座2007・建築講座 「伊丹十三記念館」の仕事 で、設計者・中村好文氏がご自身を「伊丹十三フリーク」と言っておられた。1970年武蔵美の建築学生時代に最初に読んだ伊丹のエッセイ「女たちよ!」「ヨーロッパ退屈日記」等々に大いに影響を受けたことを語っておられたのだ。 伊丹十三の本編集: 「考える人」編集部ISBN: 978-4104749010出版: 新潮社定価: 2,310-円(税込)そういえば、当方も伊丹十三のエッセイを耽読、多くの理屈を学んでいた。もうすでに、自分で考えてしまったと思うくらいの.....ものなのだ。スパゲッティ、目玉焼きの食べ方から始って、帽子が発明されてからは頭髪が無くなることは気にしなくていいんだ.....というような高度の知識まで伊丹から学んでいたのだ。モノンクルでは「ディスクール」だって勉強しちゃったのだ。 そう言えば、2005年出版の「伊丹十三の本」家内の本が手近にあった。 腰巻きに「ぼくの叔父さん」はこんな人だったー。とある。そう、伊丹を知らない人.....がたくさん..... の時代なのかも。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 16, 2007 01:35 AM

「伊丹十三記念館」の仕事

昨日は、武蔵野美術大学公開講座2007 の第三弾、建築講座「『伊丹十三記念館』の仕事」が開かれた。 今年5月15日に松山に開館した「伊丹十三記念館」を巡って、設計者である建築家・中村好文氏を招いて、「芸術新潮」編集長・松家仁之氏と建築家・松家克氏の鼎談という趣向だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 15, 2007 08:33 AM

夏への扉

夏への扉ハヤカワ文庫著者: ロバート・A・ハインライン Robert A. Heinlein訳者: 福島 正実ISBN: 978-4150103453出版: 早川書房定価: 672-円(税込)いつ読んだのかも忘れているが、文庫判になったのが1979年で、その後60刷というんだから、SF古典中の古典であろう。ロバート・A・ハインライン著の原書 The Door Into Summer が出版されたのが50年前、1957年スプートニクの年だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 11, 2007 06:12 AM

Laslot

私はファッション及びファッション業界に何の知識も持ち合わせないが 私の姪 Naoko Murayama は Laslot なるブランドのデザイナーである その Laslot の来年2008年春夏物の展示会が青山の noah international で開かれる 11月20日〜22日 buyer・23日 press & friends 予約制とのこと、23日(勤労感謝の日)、行ってみようという方は私にご連絡ください...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 10, 2007 06:56 AM

温故知新の家づくり

温故知新の家づくり住みつづける家 Concept Book著: 可喜庵の会ISBN: 978-4-540-07228-4発行: 鈴木工務店/発売: 農文協定価: 1,000-円(税込)温故知新とは「古(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る、以て師と為(な)るべし」だが、この本を作った町田の鈴木工務店を率いる鈴木亨氏とは、古き.....お付き合いだ。初めてお会いしたのは、ОMソーラーの鹿児島での行事であったから15年以上にもなるのだ。 小田急線を町田方向へ下り、玉川学園手前の鶴川駅、その手前右側、世田谷通りに沿った一画に事務所、作業場、モデルハウス、そして一軒の茅葺き屋根の家を見ることが出来る。そこが鈴木工務店の本拠地だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 8, 2007 12:03 AM

Silicon wafer

・ 後に見える iPod touch の話しではない。 その手前の宝石のように銀色に輝く不思議な物の話しなのだ。iPod touch は大きさの定規として登場させたに過ぎないのだ...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 3, 2007 12:10 AM

戦後腹ぺこ時代のシャッター音

戦後腹ぺこ時代のシャッター音岩波写真文庫再発見著者: 赤瀬川原平ISBN: 978-4000236713出版:岩波書店定価: 1,680-円(税込)iGa さんの MADCONNECTION の記事で本書を知ったのだが、書店で見てからと思いながら......やっと手にした。 敗戦から5年経った、1950年に岩波写真文庫が刊行が始り、58年まで286冊が刊行された。 本書の著者、赤瀬川原平氏はその中から24冊を選択し、その時代を辿って行くのだ。1937年生れの彼にとって、大分での中学、高校そして上京した時代であったとのことだ。まだ、戦争で疲弊した時代であった。 私にとっては都下八王子市での小学2年生から高校1年生の時代であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 1, 2007 06:13 AM

作家的時評集 2000-2007

作家的時評集 2000-2007朝日文庫著者: 高村 薫ISBN: 978-4022644145出版: 朝日新聞社定価: 735-円(税込)2000年から2007年、この21世紀の始りの八年間とは何だったのか......。 作家・高村薫が新聞雑誌に寄稿した時評を年代順に並べてある。2000年4月の森首相誕生から、2007年9月安倍首相辞任に至る、その「政治の時間」を思い起こしトレースさせてくれるものなのだ。 週刊誌の読書欄の温水ゆかり(ぬくみずゆかり)の本書の紹介にこうあった。 「........こうして書くと、一年しか持たなかった薄いパンで、食えない具たっぷりの小泉政権をサンドイッチしたというのがこの八年の様相だ。」 小泉がぶち壊してくれると期待したものは温存され、大事にしなけらばならないものがいつのまにかぶち壊されてしまったのではないか......、温水の文の冒頭には「記憶喪失ぎみの日本人へ」とある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 25, 2007 06:39 AM

Make: Technology on Your Time Vol.03

Make: Technology on Your Time Volume 03編集: オライリー・ジャパンISBN: 978-4873113388出版: オライリー・ジャパン定価: 1,575-円(税込)Make: Vol.01、Vol.02 に引き続き Vol.03 が刊行された。半年ぶりということになる。 Vol.03 特集1は「FRINGE — テクノロジーとサイエンスの辺境」だ。Fringe とは「縁飾り」とか「周辺」の意味だそうだが、まぁ、「反主流」という意味のようだ。 この特集の解題「辺境を知る意味」が、Make: の編集長マーク・フラウエンフェンダーによって書かれている。その中で WHOLE EARTH CATALOG のスチュアート・ブランド Stewart Brand の「端(edge)をよく見ないと、真ん中がどっちに向かっているのかはわからない」という言葉が引用されている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 19, 2007 04:09 AM

Debu GON

GON は Debu デブである。 棚から体が垂れている。このままでいいのだろうか。他人事ながら気になる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 17, 2007 08:08 AM

Google SketchUp パーフェクト

Google SketchUp パーフェクト 実践編エクスナレッジムック著者: 阿部 秀之ASIN: 978-4767806419出版: エクスナレッジ定価: 2,940-円(税込)世の中で Google SketchUp がどう評価されているのか知らないが、本書の表紙におどろおどろしく......無料でいいんですか!?.....衝撃的!...とあるのが一般的な印象なのであろう。だからといって、皆がこれで 3D を面白がっているというわけではなさそうだ。 やはり、そこには越えなくてはならない、やってみなくては分からない取っ掛かりがあるのだろう。 kawa さんの「Things that I used to do.」に本書の入門編が紹介されていたが、その中で「..............その本質が有る様な気がする。」という記述を読んでから、本屋で中味を見てみたいと思っていたのだが、探しが足りないのか....そのままになっていた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 16, 2007 05:48 AM

iPod touch /anti-glare Film set

iPod touch は、まぁ、表も裏も指紋だらけで....べとべと....布で拭っても拭っても....である。ガラス面とステンレスの鏡面仕上げ、それを握って、表面をタッチするんだからどうしようもない。 ........というわけで、表面をカバーするフィルムを手に入れてみた。 anti-glare Film set アンチグレアフィルムセット PTC-02 という至極当り前の名称の製品だが、パワーサポート社製、あの Airpad Pro のメーカーなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 15, 2007 08:54 AM

クレーン....男

自宅近くのマンションの工事現場にクレーンが入った。なんだか人が取りついているのに気がついた。 ズームしてみると..........。 そういえば、Reiner Zimnik ライナー・チムニクの「クレーン男」って本(挿絵入りの)があったなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 10, 2007 07:48 AM

日本語は天才である

日本語は天才である著者: 柳瀬 尚紀ASIN: 978-4103039518出版: 新潮社定価: 1,470-円(税込)本書は、真鍋さんの「komachi memo2」に、大分前に紹介されて気になっていたのだが、やっとこさ、amazzon から手に入れて読んだのだ。 著者の柳瀬尚紀氏は、映画化で話題になったロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」の新訳を為した方だ。本ブログでは、風説を信じて「評判が悪い」なんぞと......読んでもいないのに言ってしまったのであった。 直ちに読了、やぁ、面白かったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 4, 2007 06:04 AM

戦艦大和—生還者たちの証言から

戦艦大和—生還者たちの証言から岩波新書 新赤版1088著者: 栗原俊雄ISBN: 4004310881出版: 岩波書店定価: 777-円(税込) 岩波新書の新刊である。今さら何故って感じを持たれるかも知れないが、本書の出版の意図は「あとがき」の筆者の言に明らかである。 現役の新聞記者である著者は、子母沢寛が『新撰組始末記』を書くについての取材で「ぎりぎり、間に合いましたよ」と語ったのを引き、60余年前に沈んだ戦艦大和の生還者二十数人に取材できたことを語っている。 1945年4月7日、沖縄への特攻の途次、2時間余りの熾烈な戦闘の末、世界最大・最強といわれた戦艦大和は沈没した。3000人の乗組員の内、生還者は300人に満たない。戦後、多くの資料が公開され、最近では「大和ミュージアム」まで開設された戦艦大和だが、その生還者、遺族から取材によって本書は書かれた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 27, 2007 10:25 AM

たいやきめぐり

東京 たいやきめぐり著者: 東京くいしんぼ倶楽部ISBN: 978-4-902930-13-9出版: バナナブックス定価: 1,000-円(税込)いつも興味深い世界を紹介してくれるバナナブックス、そのジャパネスクシリーズに本書が加わった。それも初めての「食べ物」がテーマというスペシャルな企画の一冊なのだ。 たいやき......さて、いつ食べたったんだっけ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 24, 2007 12:04 AM

セルフビルド—家をつくる自由

セルフビルド—家をつくる自由著者: 矢津田 義則, 渡邊 義孝編集: 蔵前 仁一ISBN: 4947702605出版: 旅行人定価: 2,310-円(税込)本書に那須の野澤さん達の殻々工房が登場ということで手に入れてみた。 なんてったって、書名の「.........—家をつくる自由」ってところが、かっこいいと思ったのだ。 昔(2003年だから十分昔だが)に、その頃の Hotwired Japan 編集長の江坂 健(えさか たける)さんのインタビューを受けた時、こんな風に Be-h@us を説明していたことを思いだした。 ──自分でも建てうる、ということは、ある種の「自由」を獲得する、ということでしょうか?  そうです。自分自身で「自分の家を建てる、建てうる」ということは、「建てるという自由」を獲得したことになります。この自由は、自然と与えられるものではありません。学習し、理解し、まさしく「獲得」することなのです。  ● aki's STOCKTAKING: 個人の‘自立’をうながす住宅システム「Be-h@us」 30軒ものセルフビルドで作り出した家の紹介、その作り手、その場所、その事情、その雑多な数々に圧倒されるのだが、書名のカッコ良さに比して、各々の家が「.........邸」と呼ばれているのを見ると、小屋やら、かわいらしい家が邸宅.......なんだか違和感があるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 21, 2007 10:40 AM

ブリコラージュ bricolage

このブリコラージュ bricolage という聞きなれない言葉は、仏語で、身のまわりにあるありあわせの道具・材料で手作りするという意味で、「器用仕事」と和訳される。 その語源であるブリコレ bricoler という動詞は、古くから球技、狩猟、馬術に用いられ、ボールが跳ね返る、犬が迷う、馬が障害物を避ける等の非本来的な偶発的な運動を指している。「ブリコラージュ」は同じ「作る」ということでも、いわゆる「セルフビルド」や「DIY」という言葉とは違った意味合いを持っているものだそうだ。 この言葉は、人類学者レヴィ=ストロースが著作「野生の思考」で未開社会特有の思考法を考える言葉として用い、現代の我々の思考様式にもそれが存在することを記述したため、我々にも親しいものとなったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 20, 2007 08:34 AM

Make: Technology on Your Time Vol.02

Make: Technology on Your Time Volume 02編集: オライリー・ジャパンISBN: 4873113180出版: オライリー・ジャパン定価: 1,575-円(税込)Make: Vol.01 をエントリーしたばかりだが、注文していた Amazon から Vol.02 がやってきた。 Vol.02 は「Features」で「バックヤード・バイオロジー」なる特集だ。カタツムリを冷凍保存して再び蘇生させる方法や、自分のDNAを抽出・精製・鑑定する方法など、「生命の神秘」をハックする方法を紹介している。「Maker」では Segway の発明者、ディーン・ケーメン Dean Kamen のインタービュー記事だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 18, 2007 08:40 AM

Make: Technology on Your Time Vol.01

Make: Technology on Your Time Volume 01編集: オライリー・ジャパンISBN: 4873112982出版: オライリー・ジャパン定価: 1,575-円(税込)これは迂闊であった。 米国の「Make:」なるブログを知ってエントリーしたら、tecgnosis さんなる方に本書があることを教えていただいたのだ。 オライリー・ジャパンなる出版社はコンピュータ専門家ご用達って感じで、「REVOLUTION in The Valley」を購入したくらいで、どんな本がでているのかも知らなかったのだ。 この「Make: Technology on Your Time」は米国では季刊誌として刊行され、すでに11巻も出ている。本書は日本語版は英語版を再構成し、書籍として2006年8月に創刊されていたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 17, 2007 03:26 PM

DYMO /Label cuticon

AppleII もテキストは大文字しかなかった。 最近のネット社会と切っても切れない URL、E-mail address はアルファベット小文字が普通である。ダイモにも小文字は求められていたのである。 このダイモ Label cuticon ラベルキューティコンの登場は、「Kai-Wai 散策」の masa さんのエントリー「DYMO label cuticon」から始り、周辺ブログ界を震撼させたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 16, 2007 01:46 PM

世界一やさしい問題解決の授業

世界一やさしい問題解決の授業—自分で考え、行動する力が身につく著者: 渡辺 健介 ISBN: 4478000492出版: ダイヤモンド社定価: 1,260-円(税込)「早くも20万部突破!」とか、子供より大人が夢中のようだが。 筆者がコンサルティング会社で学んだ問題解決の方法を、中高生にも分かるように解説し、学校では教えてくれない Problem Solving 問題解決の方法の教科書というのが本書なのだ。 残念ながら、私は子供時代に問題解決についての方法を、こんな形で教えてもらったことはない。しかし、いつも解決しなければならない問題はあったし、自分自身の力だけではないが、少なくとも解決してきた。 それは無意識に、いろいろな場で、問題解決の方法を学んできたのではないかと思うのだ。本書は、その方法を系統的に学ぶ為の教科書の役割を担うものであろう。 Problem Solving の方法は大人と子供とで異なることはないのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 12, 2007 12:52 AM

Modulor Rule

アルミ製の缶だ。 直径45mm高さ40mmの大きさ、この中にル・コルビュジェの MODULOR が入っている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 11, 2007 12:01 AM

山岳科学総合研究所

[+] 山岳科学総合研究所... 正式には「信州大学山岳科学総合研究所」というらしい。こんな研究組織が信州大学内にあるなんて知らなかったなぁ。 森林官の宗亭さんからいただいた「山岳科学総合研究所ニュースレター」なる冊子を見て初めて知ったのであった。山岳科学総合研究所の情報企画チームが発行している、このニュースレターは隔月刊発行、A4、表紙を含めて8頁のものだ。 いただいた[2007年6月第4号]は「上高地特集」、宗亭さんは「歩く」と題するコラムを寄稿している。ご自身の担当する三つ「国有林」の話で、最後の【時を歩く】で、現場(やま)に生きる森林官の仕事とは何かを語っておられる。 【古道】島々谷国有林 【亀裂】梓川筋国有林 【孵化】上高地国有林 【時を歩く】 創刊号から最新第5号までのニュースレターが、ウェブサイトより PDF をダウンロードする形で読むことができる。 ● 山岳科学総合研究所ニュースレター...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 5, 2007 09:04 AM

Le E-SOLEX

車で環八を北上、国道20号甲州街道の交叉点で左折して八王子に帰還とあいなった。 信号待ちで停車している左側に AZ TECH なるバイク屋が目に入った.......というよりも、その店頭にあった原付自転車、それも、あの Solex をモダーンにしたようなものに気がついたのだ。 ........E-Solex というソレックス、それも電動なのだ。帰宅後、ネットで分かったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 1, 2007 09:37 AM

「もう日本で原発は造れない」

最新の週刊朝日9月7日号 柏崎刈羽原発被災からの教訓 データ改竄、メーカーのおごり… 現役原発設計技師が警告 「もう日本で原発は造れない」 柏崎刈羽原発を直撃した新潟中越沖地震から1ヶ月半が経過した。被害の全容がいまだ明らかになっていない中で、すでに運転再開に向けての議論が行われている。原発の設計現場にかかわってきた2人の技術者が、知られざる原発の真実を語った——。 「.........原発は、電力会社が造るのではなく、メーカーである日立、東芝、三菱重工の3社が造っているということがよく知られていないという現実がある。その原発メーカーの現役技術者として、今回の新潟中越沖地震をどのように感じられましたか。」というサイエンス・ライターの田中三彦氏の問い掛けからこの対談は始る。 それに答える現役設計技術者は匿名だが、現在の原発の問題を設計という観点から洗い直し、ほんの三頁だが、その矛盾・問題点が指摘され糾弾されていく。現在、その運転再開を前提とした動きが容認されていこうという事態が大いに気になるところである。 田中三彦氏は aki's STOCKTAKING では天文少年として有名だが、サイエンス・ライターとして、たくさんの科学書の翻訳執筆に現在ご活躍中だ。その昔、1990年に執筆された最初の著作で大いに耳目を騒がせたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 28, 2007 05:01 AM

うめ版

うめ版—新明解国語辞典×梅佳代著者: 梅 佳代ISBN: 4385363196出版: 三省堂定価: 1,470-円(税込)新明解国語辞典はその言葉の意味について、厳密にして過激であることはとみに有名である。 本書は梅佳代氏の分けの分からない写真と、新明解の項目と説明を対峙させ、えもいわれぬ違和感を生ぜしめようという企みなのである。 本書の腰巻き、目をむいて腕組みする女の子の写真、新明解は「ライバル」...rival 〔狭義では、恋がたきを指す〕でニンマリというわけである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 25, 2007 08:22 PM

国のない男

国のない男 a man without a country著者: カート・ヴォネガット  Kurt Vonnegut訳者: 金原 瑞人ISBN: 4140812516出版: NHK出版定価: 1,680-円(税込)今年2007年4月11日、84歳で亡くなったカート・ヴォネガットの最後の著作 A Man Without a Country(2005年に本国で刊行)が邦訳刊行された。 ご存知のようにカート・ヴォネガットは現代アメリカ文学を代表する作家(今もってSF作家なんぞと書いてあるのもあるが)、彼の最新、最後のエッセイ集がこれだ。本人の描いたカリグラフィー(...というのかな)やイラスト(額に入れて飾ってもいいよ、って本人が言っている)、地元の雑誌「In these times」に寄稿してきたコラムに加えて、講演記録等々、いかにもヴォネガットな......一冊なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 24, 2007 08:47 AM

The Sturmey-Archer Story

The Sturmey-Archer Story Tony Hadland ISBN: 0950743127 「Sturmey Archer 5-star」のエントリーで内装5段変速機なる物を紹介したばかりだが、内装3段変速機ならば、世の中、極々一般的に存在しているものなのだ。しかし、その原理やその歴史については常識......とは程遠いものがある。 自転車用内装変速機のメカニズムは「遊星歯車機構」という。その原理については、蒸気機関の発明者であるジェームス・ワットが1781年に言及しているという古いものらしい。 1902年、ヘンリー・スターミー Henry Sturmey と、ジャームス・アーチャー James Archer の2人が「 Sturmey-Archer」を設立、内装三段変速機を作り出したのが自転車用内装変速機の歴史なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 23, 2007 07:30 AM

関越道 /越後川口SA

[+] Kodak V705 による180°パノラマ 20,21日と新潟にでかけていた。20日昼前、往路の関越道・越後川口サービスエリアで休憩した。 ここは、2004年の11月に玉井さんと新潟県中越地震被害を見るべく出かけた際に立寄った所だ。それから3年弱、再び地震被害に見舞われた新潟だが、サービスエリアの展望台からの信濃川の風景は夏休みそのものであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 22, 2007 07:55 AM

赤軍記者グロースマン

赤軍記者グロースマン─独ソ戦取材ノート1941-45編者: アントニー・ビーヴァー & リューバ・ヴィノグラードヴァ  Antony Beevor & Luba Vinogradova訳者: 川上 洸ISBN: 4560026246出版: 白水社定価: 3,570-円(税込)ロシアの作家ヴァシーリイ・グロースマンの『人生と運命』は二十世紀ロシア最高の長編小説の一つだそうだが、未だ日本語で読むことはできない。邦訳本がないということは、大部分の日本人にとっては、その小説も作家も存在しないのも同じ、残念なことである。 その作家が、赤軍機関誌の従軍記者として1941~1945の独ソ戦を記録した新聞記事、取材ノート、メモを、独ソ戦のドキュメンタリーとして編集再構成したのが本書だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 17, 2007 03:18 AM

利己的な遺伝子

利己的な遺伝子(増補新装版)編者: リチャード・ドーキンス  Richard Dawkins訳者: 日高 敏隆/岸 由二/羽田 節子/垂水 雄二ISBN: 4314010037出版: 紀伊国屋書店定価: 2,940-円(税込)先日、遅ればせながら Amazon からやってきた。 あまりにも有名な本書だが、竹内久美子の「そんなバカな!—遺伝子と神について」なんぞを読んで、読んだつもりになっていたが、MADCONNECTION の「ドーキンスとMac」なるエントリーを読んで、こりゃ読まにゃぁ...とあいなったのであった。 やってきたのは「利己的な遺伝子(増補新装版)」で初判刊行30周年記念ということだ。 初判である1976年版、そして二章が追加された1989年版、そしてこの30周年記念版、序文・まえがきから訳者あとがきに至る3代分が入れ子状態、その上、3本の書評まで付け加えられ、やぁ、まさしく30周年記念に相応しい豪華版なのである。 30年も前になるのか...それも大いなる驚きなのだが。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 14, 2007 11:35 AM

Sturmey Archer 5-star

Sturmey Archer スターミー・アーチャーのハブギヤ、内装5段変速機である。 私のモールトンは1992年に手に入れたAM5であるが、それに付いていたのが、このスターメー・アーチャー(ミーじゃなくてメーが一般的らしい)の内装5段変速機である。乗り始めてほどなく、壊れちゃったんじゃないかと騒いでダイナベクターで見てもらったりしたのだが、セッティングの問題(初期はワイヤが延びたりして...)だということで事無きを得たが、この複雑そうな機械は壊れたらどうしようもないと考え、スペアを用意していたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 13, 2007 09:49 AM

New Apple Keyboard

ちょこっと新しい iMac をヨドバシで見てみた。全てがシームレスって感じでカッコよかったが、てかてかツヤツヤのでかい20インチ(の奴だと思う)でも画面は写り込みが激しくてちょっとなぁ、って感じではある。きっと、この光沢のある方がゴージャスに見えて人気なのであろうが、まぁ、つや消し画面の選択肢が用意されてもよいのではないかと思った。 話題のキィボードだが、有線と無線の二種類、これ又、なかなかのカッコよさだ。きっとラップトップの平面的なキィトップになれた人達(大部分の)にはなんの問題もないのではないか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 12, 2007 02:29 PM

bad cat

bad cat 244 not-so-pretty kitties and cats gone bad著者: Jim EdgarISBN: 0-7611-3619-3出版: WORKMAN PUBLISHING定価: 1,107-円(税込)猫ってかわいいだけじゃない。なかなかの悪でもある......というわけで、悪猫244匹が登場である。まぁ、猫には猫の事情ってものがあるもんだ。 最近、PLAZA に名前の変わったソニプラこと SonyPlaza で人気のでそうな本だが、もちろん、娘の持ち物である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 9, 2007 01:21 AM

宮本常一—「忘れられた日本人」を訪ねて

宮本常一—「忘れられた日本人」を訪ねて別冊太陽 日本のこころ 148編集: 別冊太陽編集部ISBN: 4582921485出版: 平凡社定価: 2,310-円(税込)先日、府中市郷土の森博物館で開催された「宮本常一の足跡」と題する特別展は宮本常一生誕100年記念事業であったが、本書の刊行も同じく生誕100年記念だそうだ。 ● aki's STOCKTAKING: 日本人の住まい 本書は別冊太陽というムック版の誌面を活かして、宮本常一本人が記録した写真を含めた、たくさんの大きな写真によって、民俗学者・宮本常一の生涯と業績が紹介されている。表題に「忘れられた日本人」を訪ねて......とあるように、宮本常一の旅、生涯16万キロ、4000日にもの旅を追体験させてくれるものなのだ。 本書は宮本常一が残した膨大な著作、資料、そんな世界へのグラフィカルなインデックスの役割を担うのではないか、と思えた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 7, 2007 06:23 AM

近代建築 /岩波写真文庫233

岩波写真文庫「日本の民家 1952」で、昔持っていた一冊、現代建築....だったか、近代建築.....は「近代建築」であった。 オンライン古書店古本寅の子文庫には、岩波写真文庫の全冊の表紙写真とリストがあるが、この「近代建築」が在庫しているのを知り、早速手に入れたのであった。 表紙写真はル・コルビュジェのユニテ・ダビタシオンだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 3, 2007 07:31 AM

イコロの森の贈物

イコロの森の森番・鈴木敏司氏より大きな段ボール箱が届いた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 1, 2007 03:40 AM

柳宗理 /レードル

レードル ladle と気取っているが、いわゆる「お玉」である。 しかし、ただのお玉ではない柳宗理のデザインしたものなのである。その存在は承知していたが、それを手に入れなくてはならないとは思いもしなかったのである。 というのは、家内が30年も使っていたお玉が壊れた.......と言ってきたのだ。今まで、どんなお玉を使っていたのか興味を持ったことはなかったが、HAZET とか STAHLWILLE というわけじゃないし......、こうなれば最上のお玉とはなにかを考えなければならないのだ。 そこで、柳宗理ということになったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 31, 2007 05:01 AM

AirMac Express

2台目のAirMac Express を手に入れた。 今回のはプリンターを無線LAN環境で動かしてみようと思ったからだ。 前からあるのは、 iBook G4 携帯時(ホテルやら宿泊先を無線LAN環境に)に重宝しているので、それをあてるわけにはいかない。 即、設定......と思ったが、本体に附属している小冊子「AirMac Express 設定ガイド」がすこぶる分かりにくい。原理原則は書いてあるが、実際の手順となるとアプリケーションソフトである「設定アシスタント」頼みで何も書いていない。 Google で「AirMac Express 設定」を検索してみると、たくさん出てくるが、みな難しそうな話ばかりで閉口するが、素直に「AirMac 設定アシスタント」に任せてみようと思った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 27, 2007 06:38 AM

panorama-journey

東京都の稲城から北海道・札幌に活躍の場を移した横谷さんのサイト「パノラマジャーニー」だ。 「パノラマジャーニー」は360度フルスクリーン・パノラマ映像で人、イベント、街、自然の旅を楽しむサイトです。............とあるが、パノラマといっても、Kodak の二眼デジカメ V705 で撮れる180度のパノラマ写真とはケタ違いなのだ。360度.......とあるが、それは平面的なものではなく、自分が球体の真中にいて四方八方、真上に真下にとを見わたしているような........これは実際に見ていただくのが.......「百聞は一見に如かず」である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 24, 2007 07:19 AM

日本の民家 1952

Villa Savoye を五冊目の建築本として出版したばかりのバナナブックスだが、「建築ポケットブックス」というような小型の判型が特長だ。 バナナブックスを主宰する石原秀一氏がその成立ちについて語っている。「.................A5の版型を選んだ第一のわけは、岩波写真文庫の現代バージョンをつくりたかったことです。子供のころ、家にさまざまな岩波写真文庫があり、これが世界やさまざまなジャンルへの窓になっていたことが記憶のなかにあります。」と、MyPlace のコメント欄に書いているのだ。 そうか岩波写真文庫か。 私も大いに影響を受けた世代である。その頃、写真図鑑というような出版物は他にはなかったから、学校の図書館にあったのを片端から見ていた。もう既に手元にはないが、現代建築.....だったか近代建築だったか、それは自ら買い求めたという記憶がある。 というわけで、岩波写真文庫が古書市場でどんなもんか Google してみたのだ。 その結果、うちは岩波写真文庫専門ですよ.......というサイトがあったのだ。 ● 岩波写真文庫のあるお店 古本買取 通販専門 オンライン古書店古本寅の子文庫...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 21, 2007 10:26 AM

考現学入門

考現学入門ちくま文庫著者: 今 和次郎編集/解説: 藤森 照信ISBN: 4480021159出版:筑摩書房定価: 1,050-円(+税)本書は今和次郎の代表的著作「日本の民家」で解説を書いた藤森照信の編集・解説によるものである。 本書の出版が1987年で「日本の民家」が1989年であるから、本書の解説「正しい考現学」の方が時期的に古いものである。 藤森は「正しい考現学」で今和次郎の経歴を概括し、「日本の民家」から始る民家の採集家としての今が、徐々に民俗学から考現学へと変化していく道程を描いている。関東大震災の焼け跡から観察・考察の対象がモノからナマモノである風俗へと移っていった。その和次郎の考現学は、生活学会、原題風俗研究会というような組織に引き継がれ、もちろん、藤森達の路上観察学もその系譜にあることが語られている。 その後、藤森は「日本の民家」での解説を通して、今和次郎をより深く分析、考察しているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 18, 2007 12:01 AM

Intel Mac miniでWindows XPを動かすための本

Intel Mac miniでWindows XPを動かすための本著者: 高橋 敏也ISBN: 4844322680出版: インプレスジャパン定価: 1,764-円(税込)Mac mini はもう製造中止で、Mac のラインナップからなくなってしまうらしい。Windows からスイッチする人のために、本体だけでモニターやキィボード、マウスに至るまで別売といういさぎよさで、もっとも廉価な Mac であるのだが、まぁ、いたしかたない。 本書は昨年2006年2月末、 Intel プロセッサ採用の Mac が発売された後、6月末に「緊急発売!」されたらしいが、今頃本屋の店頭にあるのに気がついたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 14, 2007 01:46 PM

Apple Product Timeline Map

[+] 7月9日の WIRED VISION に「『Apple全製品の系統図』からわかること」なる記事があった。 Apple I, II から Macintosh, iMac、そして iPod から iPhone に至る30年にわたるプロダクトの変遷が「家系図」よろしく系統図として作られているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 11, 2007 07:58 AM

フューチャリスト宣言

フューチャリスト宣言ちくま新書 656著者: 梅田 望夫/茂木 健一郎ISBN: 4480063617出版: 筑摩書房定価: 735-円(税込)「ウェブ進化論」の梅田望夫と、今をときめく脳科学者・茂木健一郎の対談を新書としてまとめたものだ。 フューチャリスト........といっても、あの Futurismo 未来派ではない。しかし、あの Marinetti の「未来派宣言」と同じような熱い思いを感じさせられる。腰巻きには「ウェブ世界を疾走せよ! 今を生きる若者たちへ。自分を信じて突っ走れ。ネットは君たちの味方だ。」と、元気のよい言葉が躍る。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 10, 2007 11:55 AM

Villa Savoye

Villa Savoye1931 サヴォア邸Le Corbusier ル・コルビュジェ写真: 宮本和義著者: 山名義之ISBN: 978-4-902930-12-2出版: バナナブックス定価: 1,600-円(税込)バナナブックスの World Architecture シリーズに、待望の Villa Savoye が登場した。 La Tourette の次、それもル・コルビュジェの住宅の代表作の登場は大いに歓迎である。 あまりに著名な建物、表紙の写真からして見慣れた北ファサードではなく、二階大広間からの屋上庭園を望む写真とちょっとひねった編集なのだ。 本文は微に入り細にわたるというべき写真、今まで見ることのない、気付きもしなかったディテールの写真満載、そして小柄な本書にしては大きな図面(1/200 一頁のワンフロア)、それも平立断の一式なのだ。その上、多くのコルビュジェのスケッチを掲載、見開きの自筆エスキースの写真は圧巻である。 仏公認建築家である山名氏の解説も、20世紀中葉、コルビュジェのその時代を語り充実である。 1931年に生まれた20世紀住宅の頂点、ル・コルビュジェのマニフェストというべきサヴォア邸、本書は最新にして最上の入門書として登場したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 7, 2007 12:00 PM

「自分らしく。」に

[+] OMソーラー協会が作ったフォルクスハウスの新しいパンフレット「自分らしく。」のエントリーにコメントをいただいていた。最初はスパムコメントかと思って削除するところだったが、ちゃんと読んでよかった。 私、である米国にこれらの小冊子の1 冊を得ることは可能住んでいるか。私は実際にVOLKSHAUS のためのデザインを好み、多くを学ぶことを望む。英語のあらゆる情報があるか。私はこれ... 私はマイ・コンピュータでトランスレーターを使用していることを理解できれば考えを有しない。そんなにありがとう!Posted by: kelly @ July 1, 2007 05:00 AM コンピュータの機械翻訳だ。きっと、kelly さんにとっては自分の英語が日本語に翻訳された結果は暗号のように見えたであろう。こちらにも同じく暗号だが。 早速、kelly さん宛ににコメント欄にコメントを書いて [Post] したが、[500 エラー] というわけで、kelly をクリックして分かるメールアドレスに、「資料送る、住所お知らせいただきたし」なる英文をEメールしたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 4, 2007 12:24 AM

The Rough Guide to the Iphone

The Rough Guide to the IphoneRough Guide Reference Series著者: Peter Buckley, Duncan ClarkISBN: 1843539241出版: Avalon Travel Pub定価: 1,329-円(税込)6月29日は、iPhone 記念日だけど、日本ではただ指を加えて見ていなくてはならない.......のだ。 しかし、こんな物があったぞ。 これは、あの「iPhone 衝撃のビジネスモデル」なる iPhone の名前を......借りた狐本ではなくて、そのままなんだけど。しかし、...........................これも予約受付中..................なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 1, 2007 08:50 AM

旧車のレストア・ベンツC再生術

旧車のレストア・ベンツC再生術著者: 山崎 英志ISBN: 4876872937出版: グランプリ出版定価: 2,100-円(税込) 「ベンツC」ことメルセデスのCクラスも、もうレストアの対象となる旧車なのか.....ちょつと感慨深いものがある。1993年に最初のCのセダン (W202) が登場だから、もう14年になるから.....そんなことになるのかなぁ。まぁ、半世紀前の PORSCHE356 や、VW beetle ではなくて、ブラックボックス化した最近の車を、セルフビルドでレストアするという事自体が驚きであるのだ。 ところで、私はそのメルセデスCのワゴン(S202)に1997年の3月から乗っているから、もう10年になる。走行距離も12万キロを超えているのだ。最近、いつもメンテしてくれている八王子の小沢モータースでプラグやコード類という点火系を更新して絶好調なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 23, 2007 11:45 AM

滝山コミューン一九七四

滝山コミューン一九七四著者: 原 武史ISBN: 4062139391出版: 講談社定価: 1,785-円(税込)6月10日(日)の朝日朝刊「読書欄」を見て「滝山コミューン一九七四」なる本の著者、原武史なる名前に気がついた。 本ブログにエントリーしたばかりの「鉄道ひとつばなし 2」の著者の原武史氏ではないか。氏は明治学院大学の教授で日本政治思想史を専門とされている方だ。鉄道話しがサイドとすれば、本書はまさしくメイン、本業としてのお仕事なのであろう。 「滝山」とは東京都東久留米市の滝山なのだ。その「滝山」にも大いに反応、その滝山団地の戸建て住宅街には建築家・永田昌民氏一家が永らく居住していた家があり、私にとっても、極々親しい場所であるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 19, 2007 05:09 AM

BRUNING

ちょいとやれているが、1970年頃使っていた鉛筆芯ホルダー用の芯削りだ。黒の縮み塗装がなかなか渋い雰囲気なのである。 すっかり忘れられているかも知れないが、図面は製図板の上で、T定規と三角定規を使ってトレーシングペーパーの上に鉛筆で描かれていた。 最初は鉛筆だったが、鉛筆芯ホルダーを使い、それがシャープペンシルへと進化していった。 鉛筆芯ホルダー時代の芯削りを一新したのがこの米国製の BRUNING だった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 18, 2007 01:19 AM

日本人の住まい

東京都府中市の「府中市郷土の森博物館」で「宮本常一の足跡」と題する特別展が、7月1日(日)まで開催されている。宮本常一生誕100年記念事業であり、博物館の開館20周年記念だそうだ。 多くの資料によって、民俗学者・宮本常一の生涯と業績が紹介されている。氏は学術的な民族調査の人というだけでなく、山村や離島の振興、民族芸能の復興と多岐にわたる活動、運動を行ってきたことを知ることになる。 宮本常一が武蔵野美術大学教授であったことは知っていたが、1961年から亡くなるまでの晩年の20年間を府中市民であったことを初めて知った。 ● MADCONNEDTION: 「宮本常一の足跡〜旅する民俗学者の遺産〜」 日本人の住まい—生きる場のかたちとその変遷百の知恵双書 (013)著者: 宮本常一ISBN: 4540040818出版: OM出版/農文協定価: 2,800-円(税込)何度かご自身のブログ komachi memo2 に本書について書かれていたが、真鍋さんの企画・編集した宮本常一の「家」の本だ。 それも建築学や建築史学から民家を論じたというような内容ではなく、あくまでも人の視点から、家、生活、暮らしを見て、民家を書きつづったのが本書だ。 民家の原点、土間住まいと床住まいがどう結びついたか、納戸、寝室の起源、便所と風呂に至るまで過去から現在に至る変遷が語られる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 15, 2007 09:25 AM

HOW TO KEEP YOUR VOLKSWAGEN ALIVE

[+] リングは錆びちゃって、ちょつとやれちゃっているが、これは VW のビートルの聖書ともいうべき、整備マニュアルなのだ。WHOLE EARTH CATALOG と同じ精神に立脚した同世代の出版物、1969年初版、これは1984年版だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 14, 2007 07:30 AM

上高地

[+] 6月8日午前、上高地にいた。私にとって初めての上高地だ。 前日、宗亭さんの家(飛曇荘)の件で、松本入り、美登利屋工務店の森さん・佐藤さんと宗亭さん宅(現飛曇荘)で打合せしたのだが、結局、帰れずじまいで泊めていただいてしまった。 というわけで、翌日朝から、宗亭さんに上高地にお連れいただいたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 10, 2007 12:00 PM

iPhone 衝撃のビジネスモデル

iPhone 衝撃のビジネスモデル光文社新書 302著者: 岡嶋裕史ISBN: 4334034020出版: 光文社定価: 735-円(税込)MADCONNECTION の五十嵐さんの本書についてのエントリーを読んで、まぁ、読むこともないだろうと思っていたが、6月29日iPhone発売との報道......ついに我慢できず買い求めてしまった。 まぁ、この前もApple本で失敗したことだし、こんな iPhone の実物も見ない時点で出版なんて、便乗商法に違いないと思っていたのだが、これが存外に面白かったのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 6, 2007 09:06 AM

愉しい非電化

愉しい非電化—エコライフ&スローライフのための著者: 藤村 靖之ISBN: 978-4862480354出版: 洋泉社定価: 1,680-円(税込)最近、翻訳家の村松潔さんのお住まい仙川のフォルクスハウスを訪ねた。 その時、村松さんが変なお道具でコーヒー豆を焙煎しようとしていた。どうもその時は焙煎に失敗したようであったが「この本知ってますか」と見せていただいたのが、この「非電化」の本なのであった。 本書の腰巻きには「えっ? 電気も化学物質も使わない電化製品がある!?」とある。村松さんが使っていたお道具は本書の著者。藤村靖之氏が発明した「珈琲焙煎器」だったのだ。 ひでんか.....で変換すると「妃殿下」が出てきてしまうほど、聞き慣れない言葉「非電化」だが、身の回りの小事から、地球環境の彼方までに至る大事な問題なのである。我ながらソーラー住宅を推し進めてきたのに、本書の「非電化」という視点を深く考えてこなかったのは迂闊であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 4, 2007 02:21 AM

Eros

[+] IKEA FAMILY の会誌「IKEA FAMILY LIVE 2007年夏号」が送られてきた。 それを開いてびっくり、54頁に PIPER POE がいるではないか。白黒ツートンの猫、それに鼻も黒いのだ。スウェーデンにいる Eros という名前の猫、「ペットとの快適生活」という記事に登場なのだ。 この白黒ツートン猫って、いしかわじゅん さん家の正ちゃんとミミもそうだし、一つの猫のブランドと言っていいくらい世界中で一般的なようだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 2, 2007 03:02 AM

山本家住宅・神栖市

鹿嶋市と神栖市(ちょっと前まで神栖町だが)にまたがって鹿島灘に面して鹿島臨海工業地帯がある。「工場萌え」の方々のメッカという趣きだが、そこと隣り合わせにこんな住宅が残っている。 国指定重要文化財・山本家住宅だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2007 04:48 AM

af_blog /100,000アクセス記念品

[+] 27日夕、鹿嶋方面・佐原散策から帰宅したら、ほどなく佐川急便が配達してくれた af_blog 100,000アクセス記念品である。 fuRu さん、立派な記念品をお送りくださりありがとうございました。 それに、ずいぶんと注文の多い記念品を用意してくださった、ガーデニングショップ LOVEGARDEN の cen さん、Yukiりん さん、どうもありがとうございました。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 29, 2007 05:14 AM

Real Artists Ship

[+] Real Artists Ship は、Macintosh 誕生にまつわる内幕を描いた「REVOLUTION in The Valley」の一章の題名になっているスティーブ・ジョブズの言葉だ。直訳すれば「真の芸術家は出荷する」てなことだが、真の芸術家は夢想するだけでなく、それが社会化される最後まで全てに責任を負う.......ということなのだ。 今回、建築家にしてイコロの森の森番・鈴木敏司氏の案内で散策し、その施設を見学し、その計画の細部を聞くとき、真っ先にこの言葉を思い起こした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 23, 2007 02:07 AM

鉄道ひとつばなし2

鉄道ひとつばなし2講談社現代新書著者: 原 武史ISBN: 978-4-06-149885-3出版: 講談社定価: 777-円(税込)もう三年半も前になるが、面白く読んだ「鉄道ひとつばなし」の続編だ。 政治学者である著者・原武史氏の筆さばきはますます快調、なめらかな語り口はまさしく「快速」である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 12, 2007 06:04 AM

ル・コルビュジエの建築—その形態分析

ル・コルビュジエの建築—その形態分析LE CORBUSIER AN ANALYSIS OF FORM著者: ジョフリー・H.ベイカー  Geoffrey H. Baker訳者: 小野 節子ISBN: 4822245640出版: 鹿島出版会定価: 6,825-円(税込)バナナブックスの La Tourette をエントリーしてから、妙にコルビュジェづいているのだが、書店でこれを見付け手に入れた。 不勉強で申し訳ないが、こんな方法でコルビュジェの作品の形態を分析し、解析した論を初めて見たのだ。 見たというのは、そこに十分にこなれた図解によって明快にその設計手法を解明しているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 8, 2007 12:02 AM

狂気の遺産

狂気の遺産写真: リチャード ・ミズラック  Richard Misrach文: スーザン・ソンタグ  Susan Sontag /訳者: 木下 哲夫ISBN: 4796605630出版: 宝島社 / JICC出版局定価: 3,980-円(税込)この写真集の邦題「狂気の..........」は最初からフィルターがかかってしまっているような印象だ。 ここにある写真の全ては、まさしく原題「 Violent Legacies 暴力の遺産」ということだろう。そこにあるのは静謐ともいうべき砂漠の風景なのだが、そこに残された人間の営みの傷痕は、まさしく暴力的なものなのだ。 それも、狂気の.......ではなく、正気の......であることの方が大きく心を動かす。 ここにある写真は写真家リチャード ・ミズラックが、米国西部の砂漠で撮ったものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 6, 2007 04:13 AM

おり紙新聞

link 「こどもの日」というわけで、昨日4日と本日5日の朝日新聞朝刊には「おり紙新聞」なる広告が載っている。7つの企業が各1頁の広告、そのカラー印刷された紙面を「読んで、切って、折ってみてね」というわけだ。 まぁ、広告だから、無理なキャラクターを折ったり.......てなもんだが。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 5, 2007 08:30 AM

Sketches of Frank Gehry

「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」なる映画、もちろん、建築家・フランク・ゲーリーが出演なのだ。 監督はシドニー・ポラックという豪華版だ。 渋谷 BUNKAMURA のル・シネマで、初夏ロードショー予定とある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 3, 2007 08:10 AM

THE MECCANO SYSTEM

THE MECCANO SYSTEMAND THE SPECIAL PURPOSE MECCANO SETS The Hornby Companion Series. Vol 6. Bert Love and Jim Gamble ISBN: 0904568369 New Cavendish Books /LONDONMECCANO メカノの世界の全貌を知りたければこの本は欠かせない。 A4横型のハードカバー、333頁の本文に100頁にわたる概要と出典、年代毎の部品表、索引という大部なものなのだが、そこにメカノの歴史的変遷の詳細な記録がある。 残念ながら絶版状態のようだが、復刊を待ち望みたい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 2, 2007 03:22 AM

FON user's blog

link FON に参加しよう.......といっても、まずは、その入口の「FONコミュニティ登録」からして難関だったが、やっと改良されてきたようだ。 設定自体もブログに「セットアップガイド・ビデオ編」も登場し、やっと誰でも参加.....という世界になってきたようだ。どこでも誰でもWiFi環境を.....という世界を作るには、どこでも誰でも参加できる仕掛けでなくてはならないだろう。 この「FON user's blog」は、「たれぱんだ氏」なる一FONユーザーが立ち上げられたサイトだそうだ。こんなユーザーによるユーザーの為のサイトが望まれていたのだ。先日のキャンペーンで新しく登録されたメンバーの大きな力になるであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 25, 2007 05:21 AM

La petite maison

[+] ちょっとコルビュジェづいているのだが、あの「小さな家」に出かけてみた。もちろん Google Earth 上でのことだ。 amazon のブックレビューに、どなたかが書いておられる「...........水曜日にネスレ本社のある駅で降り、少し離れた観光案内所に出向くことです。」そう、そして西に向かって歩けば........湖畔にこれが見えてくるのだ。 そのうち、ちょっと出かけたい.........。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 23, 2007 12:00 AM

Le Corbusier ......

Corbu の La Tourette のバナナブックスを紹介しながら、そろそろ、Google Earth の衛星写真のレベルも上がっていて........見ることができるんじゃないかなぁ、なんて考えていたのだが、ちゃんと見えたのである。ちゃんとロの字形の平面がくっきりと見えるのである。 おう、それなら前に出かけてガッカリした Ledoux ルドゥーの王立製塩所はどうかいと行ってみれば、これも高精度の写真でくっきりなのである。 ● Royal Saltworks of Arc-et-Senans さてさて、Le Corbusier であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 19, 2007 03:48 AM

約束の地・スノウ外伝

約束の地・スノウ外伝ハヤカワコミック文庫著者: いしかわじゅんISBN: 4150308853出版: 早川書房定価: 903-円(税込)いしかわじゅんさんの新しい本だ。 「約束の地」と「スノウ外伝」の二本立ての文庫本だ。両方とも1980年代の作品でその復刊が待望されていたものとのこと、腰巻きに「伝説はいま甦る!」とあるくらいなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 17, 2007 02:52 AM

m-ch

[+] micro compact home だそうだ。略して m-ch だそうだ。 一辺2660mmの立方体で、天井高は1980mm、ドア幅600mmなる寸法だそうだ。 一人あるいは二人居住用で二つのベッドが備えられ、厨房からトイレ、シャワーの設備も完備している。25,000ユーロから34,000ユーロで市販され、ヨーロッパ大陸であれば製造しているオーストリアから配送されるそうだ。 ● micro compact home | welcome...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 15, 2007 01:13 AM

Kurt Vonnegut, Jr.

● VONNEGUT•COM -- The Official Website of Kurt Vonnegut...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 13, 2007 10:52 AM

La Tourette

Monastery of Sainte-Marie de La Tourette ラ・トゥーレット修道院Le Corbusier ル・コルビュジェ写真: 宮本和義著者: 栗田 仁ISBN: 978-4-902930-10-8出版: バナナブックス定価: 1,200-円(税込)いつも興味深い世界を紹介してくれるバナナブックス、その World Architecture シリーズも四巻目ということになった。それも、コルビュジェのラ・トゥーレットという大物である。 本シリーズは一作一冊、うすくて小さな本書も、宮本和義氏の撮り下ろし内外カラー写真、それに図面と詳細な解説と充実である。 建築家・栗田仁氏の解説は、修道院のリヨン近郊の立地から、巨匠ル・コルビュジェの円熟期の主張とその集大成的な設計手法を、そして二人の人物、ラ・トゥーレットとロンシャンの二つの宗教建築をプロデュースしたクテュリエ神父、そして、スタッフであったクセナキスを語り、このラ・トゥーレットをより深く理解することを助けてくれる。そして、シトー派修道院、ル・トロネにまで言及し、その解説に興味は尽きない。 私が行ったのは1970年、その小ぶりさに驚いたのを、本書を開いて再び思いだしたのであった。 ● Natural Ellipse ● Horta House ● Schröder House このバナナブックスの発行人にして編集長の石原秀一氏のブログ   ● Banana Voice バナナブックスの編集スタッフのブログ   ● Monkey Banana Voice 追記 070424...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2007 12:10 PM

iPod 一億台

click! iPod が一億台販売されたとのこと、それも五年半でなされたとのことだ。 ソニーの「ウオークマン」シリーズが十三年半とのことだから、その急伸ぶりが際だっている。米国でテレビが一億台に達するのには三十年かかったそうだから、五年というのがとんでもないのが分かる。 又、iTunes の販売の伸びは「幾何級数的.......」というくらいのものらしい。 私もその一億個の iPod の 6/100,000,000 ほど貢献していることを、この記念すべき時に記録しておこう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 10, 2007 07:50 AM

桜 /2007

31日の善福寺川の桜は満開だったが、1日、いつもの浅川の土手の桜も満開になっていた。 この桜に注目したのは2005年からだが、今年も立派に咲いた。撮るカメラが変わっていくので写真も変わる。もちろん、今年の写真は Kodak V705 の23mm広角である。  ● 桜 /2006  ● 桜 /2005...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 2, 2007 12:17 AM

コンテナ物語

コンテナ物語ーー世界を変えたのは「箱」の発明だった著者: マルク・レビンソン  Marc Levinson訳者: 村井 章子ISBN: 4822245640出版: 日経BP社定価: 2,940-円(税込)コンテナって.......いつも見かけるトレーラーなんぞで運ばれている金属製の箱だが、港に行けばいくらでも見られる。 今や、実際に触れることはないとしても、誰にでも見慣れた存在のコンテナだが、その歴史なのだ。 原書の書名は THE BOX っていうんだから、ただの「箱」といことになるのだが、それじゃあまりにも素っ気ないというわけで.......物語なんてことになったんであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 28, 2007 03:17 AM

住宅建築4/永田昌民のデザイン思想

月刊「住宅建築」No.384 2007年4月号特集/永田昌民のデザイン思想出版: 建築資料研究社定価: 2,450-円(税込)「住宅建築」の最新号、4月号は建築家・永田昌民氏の特集だ。 処女作というべき1969年の「熱海の家」から、最新作の2006年「市川の家」まで、選ばれた12の住宅作品が掲載されている。それは持続する志というべき真摯なる姿勢に貫かれた作品群なのだ。 氏が.......思想なぞと声高に語ることはない、それは彼の住宅において語りかけられるものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 26, 2007 01:01 AM

FON_FairGround

[+] 23日午後、玉井さんの FON_FairGround を試すべく飯田橋に向かった。 上の写真は軽子坂のスターバックスの前のベンチもどきの上に置いた WiFi でネットにつながった私の iBook G4、そして MacBook をかかえた玉井さんである。その向こうに見える赤い建物が銀鈴会館である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 24, 2007 04:37 AM

鹿嶋の Be-h@us の屋根より

上棟したばかりで屋根工事中の鹿嶋のBe-h@usの屋根に上った。三寸勾配はあまり怖い思いもせずに上れる。 ここの敷地は鹿嶋サッカー・スタジアムと同じ台地上にあり。前は切り通しの道路というわけで、遮るものなく鹿島灘を見渡すことができる。地上でも海が見えるが、屋根に上ればますます......なのである。 というわけで、二眼Kodak・V705 の出番である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 22, 2007 05:02 AM

スティーブ・ジョブズ 神の交渉術

スティーブ・ジョブズ 神の交渉術—独裁者、裏切り者、傍若無人…と言われ、なぜ全米最強CEOになれたのか著者: 竹内 一正ISBN: 4766783891出版: 経済界定価: 1,600-円(税込)またまた、ジョブズの本か、翻訳本かぁ....と何にも考えずにクリックしてしまったが、やぁ、くだらなーい本であったのである。やぁ、反省なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 16, 2007 12:35 AM

岩波四字熟語辞典

岩波四字熟語辞典編集: 岩波書店辞典編集部ASIN: 4000802046出版: 岩波書店定価: 3,150-円(税込)「四字熟語」に特別興味があって、というわけではないが、「岩波ことわざ辞典」と同じく読み物のような雰囲気がある......という話しで、ちょっと手に入れてみた。 「知りたいことが分かる、知らなかったことが分かる、あふれ出る知識の泉」と腰巻きにあり、開巻有得.........(これは辞典のことで腰巻きのことではない)とのことなのである。 見出し項目3000で、解説内の1000項目を合わせて計4000項目の四字熟語の辞典なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 12, 2007 12:04 AM

水無瀬の町家

「水無瀬の町家」は建築家・坂本一成氏の仕事だ。 東事務所のスタッフだった時代、1971年に雑誌で見たのだった。その頃の「打ち放しコンクリート」は「やりっ放しコンクリート」という風だったが、その荒々しさに親近感を覚え、スペースフレーム風のスティールの階段(アースキンのヨットの事務所にあった物のレプリカ)の巧みさにも感心したものであった。 その住宅の場所は八王子市内のどこか......特に「水無瀬」という地名はないが、西八王子近く陣馬街道が南浅川を渡る「水無瀬橋」の近くであろうと想像していたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 8, 2007 06:07 AM

RESLIG / IKEA

IKEAにはインテリア用品として、各種素材・大きさの額縁・フレームが揃っている。 これはその中でも一番軽い感じのポスター向きのフレーム RESLIG である。6mmという細い見付、見込は20mmというスティール製フレームで、10mmまでの厚さまでカバーできるとのことだ。仕上げはアルミ風の光沢のあるシルバー塗装である。透明プラスチックの表面保護板とパーチクルボードの裏板の組合せである。 一番大きい 700mmx1000mm で2,500-円(税込)というIKEA価格である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 6, 2007 01:29 AM

ヤバい経済学

ヤバい経済学─悪ガキ教授が世の裏側を探検する著者: スティーヴン・レヴィット & スティーヴン・ダブナー  Steven D. Levitt & Stephen J. Dubner訳者: 望月 衛ISBN: 4492313656出版: 東洋経済新報社定価: 1,890-円(税込)いやぁ、ひさしぶりに面白い読書であった。 私は「ヤバい」という言葉にはあまり馴染みはないが、原題は「FREAKONOMICS」、フリーク.....まぁ、「オタク経済学」てなところなのであろう。 世の中の事象、その全てを経済学的な視点をもって分析していく、若き経済学者スティーヴン・レヴィットの目は鋭く、その隠された断面を明らかにしていく。そして、ジャーナリスト・スティーヴン・ダブナーの語り口は実に巧みだ。 今、話題の八百長相撲の話しから.......90年代の米国の犯罪数が減少したのは何故か......そして、完璧な子育てとは.........面白いぞ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 2, 2007 08:12 AM

IKEA FAMILY

「イケアストアがお好きな方なら、IKEA FAMILYもきっと気に入っていただけるはずです。それは、ホームファニッシングやスウェーデンのライフスタイルに関するセミナーや会報誌、メンバー限定のお得な情報など、さまざまな特典をご利用いただけるからです。」 ウェブサイトから申し込めるので入会してみたら、こんなきれいなカードが送られてきた。  まだ、特典らしきものの恩恵にはあずかっていないが、IKEA での買い物の際に提示を求められカードリーダーに通されたから、まぁ、顧客情報収集として使われているのであろう。 ● IKEA FAMILY...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 25, 2007 10:55 AM

香水 Perfume

香水—ある人殺しの物語 文春文庫著者: パトリック ジュースキント Patrick Süskind訳者: 池内 紀ISBN: 4167661381出版: 文藝春秋定価: 770-円(税込)ずいぶんと前だが、翻訳家の村松潔さんから「これ面白いよ」と、この本(まだ単行本であったが)をいただいたのであった。たくさんの訳本を出しておられる村松さんであるから、もちろん目利き、面白い本に決まっているのである。 最近、映画化されて来月初めには公開されるようだ。見なくちゃ。 ● 映画「パフューム −ある人殺しの物語-」...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 23, 2007 07:19 AM

入門Wiki

入門Wiki—みんなで投稿/編集できるWebの作りかた 著者: 竹添 直樹ASIN: 483992080X出版: 毎日コミュニケーションズ定価: 2,520-円(税込)Be-h@us の新しい担い手である[NPO法人BE-WORKS]が動き出し、blog の形でウェブサイト「BE-WORKS 」も走り出した。 BE-WORKS に集う方々の中でも、セルフビルダー、ハーフビルダー、自力建設、全部はやらなくてもほんの一部でもやってみようという人達の為の情報サイトを構築しようと思った。 ここは、やっぱり新しい仕掛けのサイトをと思い、それならば「みんなで投稿し、編集できるサイトができる」という WiKi を使ってみようと考えたのだ。 今、まずはレンタル.......無料で使える livedoor Wiki を使ってみたのだ。その為の参考書に本書を手に入れてみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 19, 2007 12:17 AM

岩波ことわざ辞典

岩波ことわざ辞典著者: 時田昌瑞(ときたまさみず)ASIN: 400080099X出版: 岩波書店定価: 2,940-円(税込)序文に「世に辞典と呼ばれるものは多く、なかでもことわざ辞典の類は群を抜いて多い。.............」とある。 「ことわざ辞典」ってそんなにあるのかなぁ.....と思ったが、大部分は実用的な目的を果たせば良いとするものではないかと思う。この「ことわざ辞典」はちょいと違うのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 14, 2007 07:09 AM

さくらんぼのしっぽ

さくらんぼのしっぽ マリ・エマニュエルのお菓子ノート著者: 村松 マリ・エマニュエルISBN: 4760110607出版: 柏書房定価: 1,631-円(税込)玉井さんの「MyPlace」にこの本の紹介がエントリーされていた。そうだ、ブログに紹介するのを忘れている本があると気がついたのだ。まだブログなんて影も形もない頃、10年も前にこの本をいただいたのだ。玉井さんと違って食いしん坊ではない私は、この「お菓子の本」をすっかり忘れていたのだ。 このマリ・エマニュエルの「お菓子の本」は、フランスでの彼女の暮らしの中で作られ、語り継がれてきたお菓子を語った本なのだ。著者・村松マリ・エマニュエルさんはOMのフォルクスハウスの住まい手であり、私のクライアントであるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 11, 2007 11:29 AM

All-time favorites

5いづく Apple のスティーブ・ジョブズだが、そのプレゼンテーションの巧みさに皆魅せられているようだ。ジョブズの今までのプレゼンテーションのビデオから、彼が好んで使うお気に入りの「言葉」を選んで構成した映像が YouTube にある。 all about Steve - All-time favorites...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 10, 2007 05:01 AM

土地の文明

土地の文明  地形とデータで日本の都市の謎を解く著者: 竹村 公太郎ASIN: 45696431832出版: PHP研究所定価: 1,575-円(税込)副題に「地形とデータで日本の都市の謎を解く」とあるが、まさしく、地形とデータから読み取れる世界があるのだ。 東京から始まって15章にわたって都市名が並んでいるが、一つ一つ独立した話としてある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 9, 2007 12:10 AM

Bフレッツ+ひかり電話

八王子自宅のADSLインターネット接続とアナログ電話環境を一新すべく、NTT東日本の「Bフレッツ+ひかり電話」を申し込んだ。 一週間前の1月28日昼に1時間ほどの工事で一気にバージョンアップした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 5, 2007 12:26 AM

不都合な真実

不都合な真実AN INCONVENIENT TRUTH著者: アル・ゴア Al Gore訳者: 枝廣 淳子ISBN: 427000181X出版: ランダムハウス講談社定価: 2,940-円(税込)映画「不都合な真実」を見て、そのまま書店で本書を購入した。 本書は映画そのものをビジュアルに紙の上に展開させてみたものなのだ。 「気候変動 +2℃」に書いたが、アル・ゴア氏が来日し、本書「不都合な真実」出版され、そして映画「不都合な真実」が封切られた。 地球温暖化については誰もが知っている事だが、アル・ゴアが大きな身体で精力的にプレゼンテーションしていくさまに引きつけられた。今まで考えられなかった気候変動、現在進行中の広範な深刻な状況と、その将来に恐怖心をいだく。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 30, 2007 06:23 AM

世界の日本人ジョーク集

世界の日本人ジョーク集中公新書ラクレ著者: 早坂 隆ISBN: 4121502027出版: 中央公論新社価格: 798-円(税込)本書「世界の日本人ジョーク集」が100万部に達しそうな勢いなんだそうだ。新聞広告にもあったが、腰巻きには、こんなジョークが紹介されている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 28, 2007 02:37 AM

気候変動 +2℃

気候変動 +2℃監修: 山本良一 Think the Earth Project 編ISBN: 4478871086出版: ダイヤモンド社定価: 1,260-円(税込)アル・ゴア氏来日、書籍版「不都合な真実」出版、そして映画「不都合な真実」封切りだ。映画館にいかねば。 そう言えば、「積ん読」状態だった本書を紹介せねばと思ったのである。少なくとも自分のできるアクションの一つとして........。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 25, 2007 06:27 AM

T-34 in Action

T-34 in Action著者: Artem Drabkin & Oleg SheremetISBN: 184415243X出版: Pen & Sword定価: 4,884-円(税込)2005年にロシアで出版された「Я дрался на Т-34」(私はT-34で戦った)アルチョーム・ドラプキン(編集)の英訳本が英国の出版社から出版された。 出版社の本書の紹介にはこうある。 ソ連のT-34中戦車は、第二次世界大戦中の最も高名にして優れた戦闘車両であった。独軍のタイガー、米軍のシャーマンとともに、戦車設計の方針を転換したランドマークというべきものであった。その技術的歴史や、東部戦線で戦われた壮大な戦車戦の華々しさは書かれていても、T-34戦車で戦場に赴き、その有名な兵器で、生き、戦い、そして死んでいった人間達が語られることは少ない。この先験的な本は、戦車乗組員への広範囲にわたるインタビューよる、彼らの経験の記録であり、図らずも二十世紀中葉の戦車戦の内実を語っているものになったのである。 原書はロシア研究家の皆さんによって邦訳され「ソ連軍戦車兵の回想」としてウェブサイト上で公開されていたのだ。それも昨年の6月には更新され新しい章が読めるという、ありがたいことであった。それが英語で読めることになったのは喜ばしい。 ● aki's STOCKTAKING: Я дрался на Т-34 本書の著者 Artem Drabkin のウエブサイト ● Я Помню -- I Remember...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 19, 2007 08:22 AM

ROLEX EXPLORER I

ROLEX EXPLORER I ロレックス エクスプローラIのすべてがわかるロレックス完全解剖/1編集: 時計BeginISBN: 4418065059出版: 世界文化社定価: 1,260-円(税込)自由が丘の書店で、ふと目について買ってしまった。ロレックスのエクスプローラーの本、それも EXPLORER I の本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 13, 2007 12:37 AM

わがやのお雑煮

玉井さん提唱の「わがやのお雑煮大会」参加エントリー 本年2007年元旦の私の家のお雑煮です。 別に去年と変わったわけではなく、いつもの通りのお雑煮です。 器は木曽の斉藤さん製の大ぶりのうるしのお椀で、正月のお雑煮のためだけにあります。 鰹と昆布のお出汁、鳥肉、椎茸、蒲鉾、小松菜、人参、三つ葉、そして、もちろんお餅(餅は切餅を焼いて)という内容です。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 2, 2007 12:43 AM

Kodak 二眼デジカメは人気№1

link デジカメのニュースサイト「デジカメ Watch」で行った「2006年デジタルカメラ人気投票」の結果が発表された。 12月18日から25日にかけて、読者からの投票によって行われたようが、さて、どんな結果がでたのであろうか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 27, 2006 05:44 AM

上諏訪駅の線路際に......

JR中央線、茅野方向から下って来ると、上諏訪駅の手前右側にいつも気になるバラック群がある。 + いつも通り過ぎる車窓からしか見たことがないから、一度近くで見てみたいと思っていたのだ。 線路際から望むと低く朽ち果てた屋根が連なっているのが見える。 しかし、主役は向かって右側の塊のようだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 26, 2006 12:08 AM

Kodak V705 /dock

先月末、米国で仕事を始められた Barbara さんこと、Yさんがビザの更新とかで東京の米国領事館に来られた際、私の上原の事務所に寄られた。その時、米国土産としてこれをいただいたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 22, 2006 12:23 AM

猫の帰還

猫の帰還Blitzcat著者: ロバート・ウェストール Robert Westall訳者: 坂崎麻子ISBN: 419860911X出版: 徳間書店定価: 1,680-円(税込)「猫のエミリー」はちと違うけど、猫が遠くから自分の家に戻ってきたり、遠くに行ってしまった飼い主の元にやってくるということはよくあることらしい。猫にはハトの帰巣本能よりも強い超常的な追跡能力があるのではないかと言われているそうだ。 本書の主人公ロード・ゴート Lord Gort は真っ黒な雌猫、1940年春。英空軍パイロット、ジェフリーが出征した後、妻のフローリーに連れられて移った疎開先からジェフリーを追って旅に出る。 「ブラッカムの爆撃機」のロバート・ウェストールの1989年の傑作だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 20, 2006 05:32 PM

Kodak V705 /panorama

[+] 昨日14日は、現在計画進行中の Be-h@us の茨城県鹿嶋の敷地にでかけた。 鹿島アントラーズの本拠地、カシマサッカースタジアムからほどなくの太平洋を見渡せる台地上にある。300坪の広い敷地だ。 もちろん、前日来たばかりの Kodak V705 を携行していったのはいうまでもない。 あいにくの空模様であったが、V705 の特長の最たる仕掛け「ウルトラワイドパノラマ機能」を試さないわけにはいくまい。というわけで、やってみたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 15, 2006 07:58 AM

Kodak V705 /到着

Open! 12月13日午前10時20分、「カメラのミツバ」より Kodak V705 がクロネコヤマト便にて到着した。 本日(13日)が発売日であるが、11日にメールにて、12日に入荷し即発送し13日には到着という話であったが、予定通り到着した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 14, 2006 06:30 AM

スーパー鉄道模型 わが生涯道楽

スーパー鉄道模型 わが生涯道楽講談社α新書著者: 原信太郎ISBN: 978-4062724036出版: 講談社価格: 838-円(税込)本書は著者・原信太郎(のぶたろう)氏の「道楽」についての本である。それは、まさしく桃源郷というべき話なのである。 氏は1919年生まれの86歳、その生涯にわたる鉄道模型趣味を隅から隅までずずーいっと公開されたのが本書だ。その鉄道模型は「シャングリ・ラ鉄道」(Shangri-La、香格里拉)という。その鉄道は芦屋の氏のご自宅に私設ミュージアムとしてある。それは19m×10mの大きさ、60坪、120畳の大きさのレイアウトなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 8, 2006 02:01 AM

さよなら、サイレント・ネイビー

さよなら、サイレント・ネイビー—地下鉄に乗った同級生著者: 伊東 乾ISBN: 4087813681出版: 集英社定価: 1,680-円(税込)途中のコンビニで買い求めたビニール傘と缶コーヒーを持った著者は東横線の中目黒駅から地下鉄日比谷線に乗り込んだ。1995年3月20日のオウム真理教による地下鉄サリン事件、その実行犯・豊田亨被告のその時の行動を再現すべく乗り込んだのだ 豊田亨は1968年生まれ、オウム真理教「科学技術省」次官、東大理学部物理学科卒、同大学院修士課程修了、専攻は素粒子論、同大学院博士課程進学直後に「出家」した。 現在、音楽家で東大助教授の著者・伊東乾は、その豊田亨と東大理学部物理学科で同級生だったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 4, 2006 09:57 PM

第四回アースダイビング・吉松レポート

11月23日勤労感謝の日に行われた、第四回アースダイビング「Take The "A" Tram」の参加者の一人、吉松眞津美氏から参加者全員に、その日のレポートがメールで送られてきた。 氏は、私達のあいだでは Mattsan で通る、我らの最長老なのだ。このアースダイビングの最初、東京タワー方面のダイビングからの共同正犯というべき方なのだ。私にとっては、1970年のヨーロッパ旅行にでかけた時の二人の同行者の一人(もう一人は建築家で芸大教授の黒川哲郎氏)で、それ以来の親友であるのだ。 今は亡き建築家・宮脇檀の事務所のスタッフとして長年勤められ、今は独立して設計の仕事にあたられている。 何か謀ある時、いつも彼の存在なくしてはないのだ。東アジア世紀末研究会然り、この35年間に行われた数々の企てに参加されているのだ。ところで、氏は長崎・諏訪神社の神官の子として生まれ、長じては長崎市内の高校の電気工作班で活躍され、その後、上京、建築設計を修めたのである。 氏にはブログの公開を強く勧め、その名称「散歩と貯金」も決定しているのであるが、まだない。今回のレポートは「カテゴリー・散歩」の一エントリーである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 29, 2006 11:45 AM

勤労感謝の日のアースダイビング

[+] 11月23日(木)は勤労感謝の日、休日だ。 そして、待望の第四回アースダイビング「Take The "A" Tram」の日だ。午前11時過ぎ、都電荒川線の始発駅・早稲田駅にアースダイバーの面々が三々五々集まった。 11:34発の三ノ輪橋行きに一同乗車、アースダイビングの旅に出発したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 25, 2006 04:02 PM

吉原御免状

吉原御免状新潮文庫著者: 隆 慶一郎ISBN: 978-4101174112出版: 新潮社定価: 700-円(税込)MyPlace の玉井さんの紹介で、この隆慶一郎・著「吉原御免状」が、今、周辺ブログ界で大流行なのだ。 出版されたのが1986年、文庫本になったのが1989(平成元)年で、今年で44刷という、なかなかの人気本のようである。時代小説、剣豪小説、伝奇小説.....まぁ、レッテルはいろいろだが、むちゃくちゃ面白いのであーる。 吉原という特殊な場所、それが一つのアジールなのだと捉えた時、その構造が見え、そこに新しく想像した世界が生まれたのだ。きっと網野史観に代表される、中世を新しく見直す思想が、この時代小説の下敷きになっているに違いない。 吉原の「お歯黒どぶ」と言う濠に囲まれた四角い区割り、それは要塞なんだ。そこに隠された武装集団の存在........その「吉原御免状」の正体、それをめぐる「柳生一族」との死闘、やぁ、ぞくぞくするなぁ。 吉原ですから、そこでの通例の営みも、ぞくぞくさせてくれますです。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 21, 2006 09:10 AM

湖上の家、土中の家—世界の住まい環境を測る

湖上の家、土中の家—世界の住まい環境を測る百の知恵双書 (012)著者: 益子義弘+東京芸術大学益子研究室ISBN: 4540040790出版: OM出版/農文協定価: 2,800-円(税込)テレビ番組「世界不思議発見」なんてので、「秘境.......」として面白おかしく登場することはあっても、その家々、環境が、学術的な目によって明らかにされていくなんて、今まで考えられなかった気がする。世界は着実に狭く、その細部は明らかになっているのだ。 芸大建築科の先輩・益子教授と研究室が、ずっと続けてこられた世界の住居の環境調査「ほんとうにそうなのか、どれくらいそうなのか」という研究成果が一冊の本になった。真鍋編集長の仕事である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 16, 2006 10:32 AM

Take The "A" Tram

「アースダイビング@江戸東京地下水脈」から九ヶ月余り、再びアースダイビング大会がやってきた。第四回「アースダイビングはトラムに乗って」が、11月23日(勤労感謝の日)に行われる。 先回の企画に続いて、今回の企画も、iGa chang こと五十嵐進氏の斬新なる計画、そして、masa chang の何気なサポートなのだ。 武蔵野台地と荒川水系下流域の二つの異質な地形を、都電荒川線 "A"Tram によって切り裂き、最後は「もんじゃ焼き」にしてしまうのだ。 ● MADCONNECTION: Take The "A" Tram ● MADCONNECTION: アースダイビングはトラムに乗って...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 15, 2006 12:02 AM

一 九 七 二

一九七二「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」文春文庫著者: 坪内 祐三ISBN: 4167679795出版: 文藝春秋定価: 710-円(税込)その雑誌を手にしたことはないが、この大部な評論は雑誌「諸君!」に2000年2月号から2002年12月号まで連載されたものだそうだ。 著者は第一回「なぜ、この年なのか」から始める。 「............つまり、高度成長期の大きな文化変動は1964年に始まり、1968年をピークに、1972年に完了すると。さらに言えば、1972年こそは、ひとつの時代の「はじまりのおわり」であり、「おわりのはじまり」でもあるのだと。」 著者・坪内祐三は1958年生まれ、この一つの時代、それを少年の目で見てきた世代だ。 著者より16年も年上の私にとって、22才から30才の時代、20代の時代の全て、建築を学ぶ学生から設計事務所での実務、そして、やみくもに独立して自分の事務所を構えるという時代であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 13, 2006 09:07 AM

(RED)

(RED) って、あの iPod nano (PRODUCT) ...............RED だ。 このRED 赤は、Ferrari の赤ではない。 communism の赤なのだ。(RED) は新しい Commies の運動というべきものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 7, 2006 08:33 AM

Natural Ellipse

Natural Ellipse 2002 Tokyo, JapanArchitect: Masaki Endoh+Masahito Ikeda著者: 遠藤政樹 /写真: 坂口裕康 ISBN: 4902930056出版: バナナブックス定価: 1,000-円(税込)バナナブックスのワールドアーキテクチュアーシリーズの第三弾は、先の世界遺産シリーズとうって変わって新進建築家の作品だ。 2002年に建てられた「Natural Ellipse」と名づけられた小さな住宅だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 6, 2006 07:48 AM

脳のなかの幽霊、ふたたび.....

脳のなかの幽霊、ふたたびー見えてきた心のしくみ著者: V.S.ラマチャンドラン V.S.Ramachandran訳者: 山下篤子ISBN: 4047915017出版: 角川書店定価: 1,575-円(税込)最近、脳についての本はあまたあるが、やぁ、これは平易だし、薄いし、それに、なによりも面白い。 原題は THE EMERGING MIND だから、まぁ「明らかになった心の仕組み」ってな題だが、先のベストセラー、 PHANTOMS IN THE BRAIN の邦訳「脳のなかの幽霊」の成功にあやかって、......、ふたたび.......ときたもんだ。腰巻きにも「ラマチャンドランの本は面白い。」と賑やかなことであるが、どう考えても「ふたたび、売れればいいな....」の意味であろう。 そんな思惑には関係なく、本書「明らかになった心の仕組み」はすばらしい本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 25, 2006 10:24 AM

ワンダーJAPAN

ワンダーJAPAN(2) 2006  日本の《異空間》探検マガジンISBN: 4861990432出版: 三才ブックス定価: 1,200-円(税込)この「ワンダーJAPAN」なるムック本、その第一巻を見た時、ちゃんと第二巻が出てくるとは思わなかったが、ちゃんと「ワンダーJAPAN(2)」が登場した。 「ワンダーJAPAN(1)」は、「日本の《異空間》探検マガジン」と自称するとおり、なにがなんだか、バラック、ジャンク、マニアック、不可思議であれば何でもてんこ盛りという内容であったのだ。しかし、九州の志免炭坑跡の竪坑櫓、豊後森機関庫跡の扇形庫という、二つのなかなかの遺構の存在をここで学んだのであった。 そして、その第二巻には「さよなら軍艦アパート」、そして「特集・大阪ワンダー」なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 23, 2006 12:13 AM

Melitta / コーヒーメーカー

Melitta JCM-561
Posted in aki's STOCKTAKING on October 18, 2006 01:21 AM

猪谷六合雄スタイル

猪谷六合雄スタイル / 生きる力、つくる力著者: 猪谷六合雄編集: INAXギャラリー企画委員会ISBN: 4872758161出版: INAX出版定価: 1,575-円(税込)書名の「..........スタイル」はなんとも軽くて好きになれないが、猪谷六合雄の生涯にわたる物作り、小屋作り、空間作りが本書にある。 猪谷六合雄の著書である「雪に生きる」を紹介したばかりだが、その中で、小屋作りについて記述した部分「私の山小屋について」が転載され、彼の小屋の設計についての考えを読むことができる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 17, 2006 05:01 AM

箱の中の NON

GON も NON も、箱に入るのが好きだが、どちらかというと GON の方が好きなようだ。 珍しく、NON が開いていた amazon の箱に入っていた。なんだか、うろんな目つきをいたしております。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 15, 2006 02:42 PM

ブラッカムの爆撃機

ブラッカムの爆撃機著者: ロバート・ウェストール Robert Westall訳者; 金原 瑞人 編: 宮崎 駿ISBN: 978-4000246323出版社: 岩波書店価格: 1,680-円(税込)「ブラッカムの爆撃機」は、私の一番好きな本といってもいい。 この本が最初に福武書店から出版された1990年に見つけて、いつも身近にあった本なのだ。 ロアルド・ダールの「単独飛行」と同じく、第二次世界大戦の飛行機本の傑作なのだ。 著者ロバート・ウェストールは、英国の、いわゆる児童文学を代表する人物だが、本書が、宮崎駿によって同じ金原瑞人・訳のままリニューアルして岩波書店から登場なのだ。すばらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 14, 2006 06:03 AM

データの罠

データの罠 世論はこうしてつくられる集英社新書著者: 田村 秀 ISBN: 4087203603出版: 集英社定価: 714-円(税込)週刊誌の見出しみたいな書名だが、中味は至極真っ当な「正しい」情報の読みとり方・データリテラシーを提案するという新書なのだ。 最近でも、安倍政権発足と同時に、本紙の電話調査によれば......支持率63%....とかなんとか数字が躍っている。電話にでてきたのが誰なのかも分からず、ただただ数字が一人歩きしているかのようだ。テレビでお馴染みのテレゴングやインターネットによる調査、最初から偏った対象者によるデータも一人歩きし、何かの方向を作り出しているかのように見える。 本書では、実例をあげながら、その「データの罠」を検証していく。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 12, 2006 06:32 AM

IKEA 港北

10月9日体育の日、IKEA の日本で二番目の店舗「IKEA 港北」にいってきた。先月9月15日に「IKEA 船橋」に続いてオープンしたばかりなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 11, 2006 01:15 AM

リングライト /HVL-RLS

おなじみの赤丸のついた私の GR digital であるが、その前面にソニー SONY のロゴのついた機械が、何ものなのか。それが問題なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 9, 2006 02:34 AM

AllLookSame 2.0

ご活躍のイラストレーター小野寺光子さんが見つけて、ブログ「ONE DAY」にエントリーされた、「<ALL LOOK SAME?>に挑戦。」が面白かった。 顔写真を見て、中国人(Chinese)・日本人(Japanese)・韓国人(Korean)を識別するというちょっとしたクイズなのだが、これがなかなか難しい。 18枚の写真があるのだけれど、私は18人の内9人的中で9点、小野寺さんも同じ9点とのことだ。平均点は6点ということだから、まぁ、1/3の的中率、選択肢が3択なんだから、あてずっぽうでやっても同じ結果というわけだ。私はそれよりプラス3点........というわけは、三国の人についての私の見方に、幾分かの正当性があるということなのだろうか。 皆さんもどうですか...........。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 7, 2006 06:28 AM

ヒロシマをさがそう 原爆を見た建物

ヒロシマをさがそう 原爆を見た建物〈文明の庫〉双書著者: 山下和也 / 井出三千男 / 叶真幹 出版社: 西田書店 ISBN:488866434X 定価: 1,470-円(税込)広島駅に新幹線から降り立っても、そこにどんな惨状が拡がっていたのかを想像することはできない。1945年の8月6日の朝から、もう60年以上経過した街並みから、その時の傷跡を探すこともできない。 そこで被爆したのは人間だけではない。又、原爆ドームだけでもない。たくさんの建物が被爆し破壊された。そこはたくさんの人間の住むところだったから、たくさんの家があり、お店、学校があり、工場や事務所があったのだ。 この本はそんな建物達の記録だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 6, 2006 08:01 AM

LEICA M8

LEICA M8 が発表されたそうだ。 ライカ Mシリーズは1954年 M3 が、レンジファインダー式35mmカメラとして登場、それは50年以上にわたって、M7 まで数えた。 そして、ついにデジタルカメラとして The digital M、M8 が登場したのだ。 まさしく、Mシリーズのデジタル、レンジファインダーを備えたデジカメとしての M8 なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 4, 2006 02:07 AM

昭和住宅物語

昭和住宅物語初期モダニズムからポストモダンまで23の住まいと建築家著者: 藤森照信ISBN: 4786900818出版: 新建築社定価: 4,077-円(税込)F森教授こと、藤森照信・東大教授が「新建築 住宅特集」に1986年5月創刊号から二年間にわたって連載した24編の文章をまとめたものだ。 いわゆる建築雑誌での連載、それは建築設計を仕事とする面々を対象とする評論というべきものなのである。戦前から戦後、住宅を設計するということ自体が一般的なことではなかった時代から、今、デザイナーズ.......があふれかえっている時代に至る時間の中で、そのエポックを作り出してきた巨匠達、又、住宅を形成した事象を捉えて、現存するその作品とご本人へのインタビューで解き明かそうという試みなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 3, 2006 12:25 AM

SAMSUNG NV10

すでに旧聞に属するが、7月4日に韓国 Samsung Techwin は薄型コンパクトデジタルカメラ「NV」シリーズ三機種を発表した。 これが、いずれもカッコいいのだ。日本製のコンパクトデジカメのスタイル、何をどうデザインしたのかよく分からないカッコに食傷気味のどなたが見ても、ふむ、ちょっと違うと感じるに違いない。まぁ、見てもいないし触ってもいないので、なんともではあるが....。 しかし、韓国の........となると、妙に感情的になる方々もおられて困ったことである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 2, 2006 01:03 AM

「9.11」の謎

「9.11」の謎—世界はだまされた!?著者: 成澤 宗男 ISBN: 4906605176出版: 金曜日定価: 1,050-円(税込)きっと、皆、騙されているのだ..........と思っている。 五年前の事件以来、ビデオやらウェブサイトでと見てきた「9.11」の非公式な見方、疑念を明らかにした書籍だ。全ての章のお終いに「注」としてURLがついているという体裁だ。2002年から2005年にかけ十数回に分けて「週刊金曜日」に連載されたものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 30, 2006 07:11 AM

広島の三角....

[+] 広島アストラムラインの「不動院前駅」から、太田川を水門橋を渡って可部街道を南へ、エヌテックの中川さんと事務所に戻る途中、バスの待機場の隅に不思議な建物を見つけた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 29, 2006 09:38 AM

VectorWorks12ではじめるCAD

VectorWorks12ではじめるCAD著者: 五十嵐 進ISBN: 4881665286出版: ソーテック社定価: 3,990-円(税込)五十嵐さんの新しい VectorWorks の本が発刊された。 全編カラーの438頁、「はじめに」から「あとがき」に至るまで、これ全て、五十嵐さんの本なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 22, 2006 09:51 AM

藍い宇宙 / 琵琶湖水系をめぐる

 click! わきた さんのBlog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」のアクセスカウンターのキリ番「50,000」のイベントで、私め恥ずかしながら「50,001」をゲット、昨日、その記念品「琵琶湖畔発にふさわしいもの」をお贈りいただいたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 20, 2006 12:05 AM

狛犬かがみ

石原秀一さんのバナナブックスのシリーズの一つ、Japanesque ジャパネスク・シリーズ、「手拭いづくし」の次は、この「狛犬」の本だ。 狛犬かがみ A Complete Guide to Komainu文・写真: たくき よしみつISBN: 4902930048出版: バナナブックス定価: 1,700-円(税込)狛犬って神社の拝殿の前に、向かい合わせに置いてある石彫の犬のことだ。 本書は、「狛犬に対しての世間一般の思い違いは数多いが、その最大のものは、「どれも同じようなもの」という先入観だろう。狛犬の世界を知るための第一歩は、その先入観を捨て去ることだ。.........」で始まるのだ。 そこで見せられる狛犬の顔、まずは30の狛犬の顔、どれ一つとっても同じものはなく、そのユニークさ、その豊かな表情に圧倒されるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 16, 2006 02:53 PM

木曽五木

秋篠宮家の長男の名前が「悠仁(ひさひと)」と決まったそうだ。また、身の回りの品につける「お印」は「高野槇(こうやまき)」とのことだ。 ところで、この「こうやまき」は木曽五木の一つなのだ。「檜(ひのき)」「椹(さわら)」「高野槙(こうやまき)」「翌檜/檜葉(あすなろ/ひば)」「杜松(ねずこ)」を木曽五木という。いづれも常緑針葉樹であり、江戸時代には伐採が制限されたためにこの名前が残った。五木の内、高野槙以外は【ヒノキ科】だが、高野槙 Sciadopitys verticillata は【コウヤマキ科】である。他の四種と葉の形がまったく異なる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 14, 2006 08:37 AM

日本人はどのように建造物をつくってきたか

桂離宮 日本建築の美しさの秘密日本人はどのように建造物をつくってきたか 10著者: 斉藤英俊 / イラストレーション: 穂積和夫ISBN: 978-4794205155出版: 草思社定価: 2,310-円(税込)「日本人はどのように建造物をつくってきたか」は全十巻、法隆寺から始まって、古墳、大仏、江戸・京の町、この桂離宮まで、日本人がつくりだしてきた大小様々の建造物の成り立ちを描いた絵本なのだ。 このシリーズの最大の特長はその全巻、穂積和夫氏のすばらしいイラストレーションによっているところなのだ。日本独自の図解本として「夢の江戸歌舞伎」をエントリーした際、本シリーズに言及していたが、日本の図解本の代表といっても過言ではないのだ。 全巻全て興味深く面白いが、私が一冊選ぶとしたら、この「桂離宮」ということになるだろう。内容は桂離宮にとどまらず、日本の木造建築全般の解説になっているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 12, 2006 06:40 AM

GERBER multi plier

GERBER ガーバーのマルチプライヤーである。 携帯用の十徳ナイフにプライヤーを組み込んだのは Letherrman レザーマンが最初だと思う。そのメカニズムは先端のプライヤー部分とリンクした取っ手部分が180度反転するという結構複雑な機構であった。 その後でてきたナイフメーカー・ガーバーのプライヤー組み込み十徳ナイフは、プライヤー部分が鞘状の取っ手部分から出てくるという、あんまりさえない機構ではあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 11, 2006 04:18 AM

GUINNESS draught

近くのスーパーに並んでいた缶ビールのギネスを買ってきたのだが、なんだか缶の中で、カラカラと音がするのだ。さてさて。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 10, 2006 12:07 PM

日本残酷物語

日本残酷物語 | 1 貧しき人々のむれ監修: 宮本常一・山本周五郎 他ISBN: 4582760953出版: 平凡社定価: 1,427-円(税込)真鍋さんの komachi memo2 で『日本残酷物語』としてエントリーされていなければ読んでみようなんて思わなかった。 この平凡社ライブラリー「日本残酷物語」全五巻は発刊されたのが1995年、すでに10年以上前の出版だ。 最初の「日本残酷物語」は1959年に全七巻(五巻と別巻二)という昔なのだ。その後、第二版として1972年に別巻を除き全五巻で、編集部によって大幅に再構成・リライトされて刊行、そして、1995年の平凡社ライブラリー版となったのだ。 いやぁ、ずいぶんと息の長い出版物なのである。いつの頃からか、この本の存在は知っていたのだが、まったく手に取ろうという気がしなかった。それは、その書名「日本残酷物語」にあったと思うのだが、この本になにかうさんくさいものを感じてしまっていたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 8, 2006 12:55 PM

榛名山

銭湯の富士山みたいだが榛名富士という。もちろん、前の水面はカルデラ湖の榛名湖で、榛名富士は中央火口丘というものらしい。ここ、榛名山頂に伊香保温泉街を通って上ってきたのだ。この水面の標高は1084m、榛名富士は1390mだ。 観光に来たわけではない、Be-h@us の敷地を見に来たのだが、そのついでにここまで上がってきたのだ。この榛名山は温泉だけでなく、古来山岳信仰の場所として、榛名神社、水沢観音がある。 さて、その水沢観音の参道というべき街道筋には、参拝客相手の十数軒のうどん屋が並んでいるのだ。水沢うどんは、稲庭うどん、讃岐うどんと並ぶ日本三大うどんの一つなんだそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 7, 2006 07:55 AM

Schneider Vol.15

Schneider Vol.15 「シュナイダー15」HUMAN AND AIRCRAFT STORY OF AVIATION ADVENTUREISBN: 4777004562出版: ネコパブリッシング定価: 3,000-円(税込) グラフィカルな大判の飛行機雑誌 Schneider シュナイダー だ。 この本に登場する飛行機は皆プロペラがついている。まだ、飛行することが冒険だった時代、そんな時代の飛行機の本なのだ。 Vol.15 の表紙は第二次世界大戦時の英国空軍戦闘機スピットファイアだ。最も美しい戦闘機スピットファイア........やぁ、僕もそう思うよ。 ところで、本誌の一コラムに協力させていただいたのだ。この STOCKTAKING のエントリー「羽田飛行場 /1939」の若き日の父が撮った写真がお役に立ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 6, 2006 12:36 AM

赤トンボ

click! 昨日は土浦の Be-h@us の現場にいた。強い日差しの下、土台のホゾパイプに赤トンボだ。もう、すっかり秋なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 4, 2006 05:46 AM

ヤコブセンの家

ヤ コ ブ セ ン の 家 ー 桜 日 記CULTULIFE シリーズ著者: 岡村恭子ISBN: 4939102750出版: プチグラパブリッシング定価: 1,470-円(税込)この表題「ヤコブセンの家」のヤコブセンとはアルネ・ヤコブセン Arne Jacobsen (1902~1971)、デンマークの建築家にして家具・照明デザイナーだ。デンマークデザイン・北欧デザインの代表ともいうべき人物だが、皆が座っているアリンコ(アント)チェアのデザイナーとして最も有名であろう。 本書はそのヤコブセンが設計した家に偶然住むことになった日本人家具デザイナー一家のお話なのだ。「ヤコブセンの家」に住むのは岡村孝氏、そして本書の著者、夫人である岡村恭子氏、そしてお嬢さんという三人家族なのだ。 表題に「.......桜日記」とあるように、北欧デンマークの遅い春、桜の開花の話から始まる。この「ヤコブセンの家」の庭には大きな桜の樹があるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 2, 2006 09:29 AM

Brunelleschi's Dome

建築知識200609の「BOOKREVIEW[1] 技術を支配した者」をちょっと抜粋した。 イタリア、フィレンツエにでかけ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 Santa Maria del Fiore を見ない者はいないであろう。まぁ、出かけるまでもなく、そのクーポラはイタリアルネッサンスの象徴であり、観光ポスターやコマーシャルにも登場する。その八角形のクーポラは内径43m、組積造のドームとして世界最大なのだ。そのクーポラをつくったのが、金細工師にして時計職人のフィリッポ・ブルネレスキだ。 1418年夏、建設中の大聖堂のクーポラの建設のコンペティションの布告が出された。その時、ブルネレスキは41才。彼は、それまで必須と考えられていた木製の迫枠なしで建設するという提案をもってコンペを勝ち取り、そして、生涯をかけてそのクーポラの完成を目指した。 click!  ウィキペディア Wikipedia より...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 28, 2006 12:25 AM

Modern Military Aircraft

Modern Military Aircraft The Aviation Factfile Jim Winchester ISBN: 1592232256 Thunder Bay Press 1,870-円(税込) 先日の横田基地見学では最新軍用機オンパレードがお目当てだったのだが、その場で、その機種名を判別することもできず、残念であった。 まぁ、なにか最新航空機識別図鑑なんぞないかなぁ、と思っていたのだが、COSTCO にあったこれを手に入れたのである。コストコ価格は 1,543-円(税込)と格安であった。 横長の判型、見開き頁に、123機種の各国現用軍用機のカラー図鑑なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 26, 2006 05:02 PM

Battery Exchange.....

click! ソニー製のバッテリーを搭載していたラップトップが発火炎上するというニュースを他人事のように聞いていたが、ついに私の足もとにも........なのである。 米CPSC(消費者製品安全委員会)とアップルはiBookおよびPowerBookに搭載されたソニー製リチウムイオンバッテリー180万個を発火の恐れからリコールするとのこと。............
Posted in aki's STOCKTAKING on August 25, 2006 09:47 AM

職人ことばの「技と粋」

職人ことばの「技と粋」著者: 小関智弘ISBN: 4487801230出版: 東京書籍定価: 1,680-円(税込)旋盤工にして作家という特異なキャリアーの作家、小関智弘氏の最新のエッセーだ。 氏のデビュー作は「粋な旋盤工」だが、今回、たくさんの職人言葉の中に、その「技」と「粋」を探りだそうというのが本書のテーマだ。 職人というとなんとなく工芸的な.....さすが氏の世界、職工の世界、機械工の言葉が多いのも面白いのだ。本書であつかわれている職人の仕事、職種は、旋盤工に代表されるような機械工から、鍛冶屋、大工、左官、植木職、鳶、菓子、経師、漆、和洋服、そして、スリまでと幅広いのである。 物を作る世界には、その技、その技術を人々に伝えようという言葉の数々があり、その語り口は謙虚でありながら、誇らしげな.......「粋」というべきものを感じさせるのだ。それがどの世界にもあるのが面白い。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 24, 2006 07:57 AM

Cars [Original Soundtrack]

Cars [Original Soundtrack]DisneyASIN: B000EUMPBS定価: 1,909-円(税込)まぁ、アメリカンにして、カントリーにしてウエスタンな音楽の数々、まぁ、よく分からないが、まさしく、アメリカの映画、車だらけ、車しかいない映画「Cars」のサウンドトラックなのだ。 これも車に積んで.......なのだ。まぁ、映画見てない人は早くいかなくちゃ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 18, 2006 09:24 AM

VW Features

click! このフォルクスワーゲンのウェブサイト www.vwfeatures.com がなかなか楽しまさせてくれるのだ。 もちろん、車なのだが、Rabbit, GTI, Jetta の三車が三様に楽しませてくれるのだ。 Rabbit のブリーダーとしてラビットを繁殖させちゃったり、きれいなお姉さんが助手席に乗った GTI でテスト走行なんかしちゃったり........もいいんだが、なんたって Jetta の衝突実験が圧巻なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 17, 2006 08:03 AM

Kodak V705

shin さんに、この Kodak の新型 V705 を教えていただいた。 世の中(まぁ、ちょっと周辺...)を騒がした2眼デジカメ Kodak V570 の後継機、立派にバージョンアップして登場なのだ。 最大の特徴である2眼、35 mm換算で、超広角23mm単焦点と3倍ズーム(39mm~117mm)レンズはそのままだが、CCD は700万画素台へと進化、本体のデザインやサイズは V570 とほぼ同じだが、ボディーカラーはブラックに加えてシルバーとピンクも用意されているそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 14, 2006 01:47 PM

浜松にて......

click! 浜松市は太平洋戦争で、27回にもわたる激しい空襲、艦砲射撃をうけ、市街地の大部分が焦土と化した。その後、復興された街並みのそこここに、今でも戦後急造されたバラックを発見することができる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 11, 2006 09:06 AM

浜松 /060806

click! 何か道路端にたむろする人たちである。 向かって左端の二人は広島エヌテックのお二人、右はどう見ても日本人ではない南米系の方々なのだ。そして、真ん中のお方、どう見ても国籍不明、しいていえばフーマンチューか。 この Dr. Fu Manchu こそ、浜松の賢人、建築家・古山恵一郞氏なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 8, 2006 08:38 AM

浜松市二俣町のVH /竣工パーティ

一昨日8月5日、浜松市二俣町にでかけた。 新幹線でJR浜松駅、ちょこっと離れた遠州鉄道の新浜松駅から西鹿島駅、そこから天竜浜名湖鉄道で一駅、天竜川を渡り、トンネルをくぐって二俣本町駅へと大旅行、フォルクスハウス VH のYさん家にやってきたのだ。 やっと出来上がったYさん家の竣工パーティがにぎにぎしく行われたのだった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 7, 2006 09:47 AM

広島電鉄 651号

click! 広島のエヌテック住建の佐々木君が一ヶ月前に来られた時、お土産にいただいた。 チンチン電車型のブリキ缶に入ったクッキー......じゃなくて、クッキーが入ったチンチン電車型のブリキ缶をいただいたのだ。 でも、このクッキー缶のチンチン電車はただものではないのだ。広島電鉄の1942年製の650型の651号車、まだ現役で活躍しているそうだが、1945(昭和20)年8月6日、原子爆弾投下のその日、広島市内で被爆したチンチン電車なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 6, 2006 08:15 AM

ぼくがカンガルーに出会ったころ

ぼくがカンガルーに出会ったころ著者: 浅倉久志ISBN: 4336047766出版: 国書刊行会定価: 2,520-円(税込)浅倉久志といえば、私の好きなカート・ヴォネガットの訳者としてお馴染みなのだが、そのヴォネガットの本といえば和田誠の表紙の絵でもお馴染みなのだ。 本書は体裁は同じくだが、その浅倉久志氏ご本人の書かれた本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 2, 2006 02:57 AM

ヒト 家をつくるサル

ヒト 家をつくるサル学術選書 011著者: 榎本 知郎ISBN: 4876988110出版: 京都大学学術出版会定価: 1,575-円(税込)ヒトは「家」を作り、そこに住む。それは人間だけではない、鳥は樹上に巣をかけるし、ウサギやモグラの地面に穴を掘る。 しかし、種として人間に近いサルたちは「家」を作ることはない。なぜ、人間だけが「家」を作るのか、その問題を、霊長類学・人類学の研究者である筆者が、最新の知見に基づいて語ったのが本書なのである。それも、一つの謎解きを読むように面白く語られるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 26, 2006 05:47 AM

夢の江戸歌舞伎

絵本 夢の江戸歌舞伎服部 幸雄 (文), 一ノ関 圭 (絵)ISBN: 4001106485出版: 岩波書店定価: 2,730-円(税込)一ノ関圭はは芸大の油絵科に在学中、漫画家としてデビューをしたという珍しい人だ。そして、その漫画自体も独特の境地というべきものなのだ。 本書を見ると、漫画という狭い世界に留まっている人ではないことが分かる。 この江戸歌舞伎の図解本というべき本は、我が国オリジナルの図解本の最上のものではないだろうか。これに匹敵する図解本は穂積和夫のシリーズ「日本人はどのように建造物をつくってきたか」しかないと思う。 綿密な考証のもと、一ノ関圭の優れた絵画能力はこんな見事な本を作り出したのだ。江戸歌舞伎、その歌舞伎からその舞台、劇場である芝居小屋自体を縦横無尽に図解を果たしたのが本書なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 25, 2006 12:00 AM

Tintin's rocket

Tintin タンタンのロケットである。 まぁ、今日日、ミサイルといえばノドン、テポドンときな臭い話題でいっぱいだが、ロケットといえば、このタンタンのロケットだ。 ナチスドイツの V2 からの発想だが、1950年代の想像上の月旅行用のロケットはとても美しい。 このロケットは「タンタンの冒険旅行」シリーズの、「めざすは月 (Objectif Lune)」「月世界探検 (On a marché sur la Lune)」に登場するのだ。 このタンタンのロケットのモデル、1992年パリで手に入れたものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 19, 2006 01:37 AM

small planet

7月5日の朝日の朝刊の citibank の一頁広告「この夏が、山場です。」の写真に目がいった。 それは田植え前の白川郷の高所から撮った写真らしきものなのだが、どう見ても模型写真、あるいはジオラマ、鉄道模型のレイアウトにしか見えないのだ。 ちょっと前に、実写でありながら、模型写真にしか見えない写真を撮る若い写真家のことが報道されていたのを思い出した。Google してみると、たちまち、本城直季氏と判明、彼の初の写真集がでていた。 small planet naoki honjyo本城 直季ISBN: 4898151728出版: リトルモア定価: 2,625-円(税込)...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 18, 2006 12:07 AM

八王子南町の..........跡

6月26日にエントリーした「八王子南町に......」の廃屋は、ちょっと前まで現役の「理容 山田」であったことが、7月10日付けの Gomame さんのコメントで明らかになった。そして、この「理容 山田」が6月末が解体されてしまったとのことを知ったのであった。 そして、昨日、7月16日に行ってみたのだ。 そこにはは跡形もなく、なんだか小さなカーポーチの屋根が作られ、新たに駐車場になってしまったのだ。裏側のモルタル塗りの建物の壁面に残る跡、元の建物の輪郭をなぞっているかに見える雨樋で、かすかに元の建物の記憶が残る。 ● aki's STOCKTAKING: 八王子南町に.........
Posted in aki's STOCKTAKING on July 17, 2006 12:04 AM

台所の一万年

台所の一万年 食べる営みの歴史と未来百の知恵双書 (011)著者: 山口昌伴ISBN: 4540040790出版: OM出版/農文協定価: 2,800-円(税込)真鍋編集長のブログ komachi memo2 のエントリーで、探鳥のあいまあいまに、その本作りに苦吟されているご様子であったが、新しい本「台所の一万年」が出た。 著者は山口昌伴氏、この著者でなければこの本はありえないという具合の本なのだ。 のっけから、その制作の大変さが分かるような図説、絵年表が目に入ってくる、まぁ、......の一万年である。 「食べる営みの歴史と未来」とあるように、人類登場と食の誕生、その一万年の歴史と現在、我々の今の食の世界の問題を批判し、未来につなげようというのが本書なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 15, 2006 08:21 AM

クロスセクション—輪切り図鑑

輪切り図鑑クロスセクション有名な18の建物や乗物の内部を見るSTEPHAN BIESTY'S INCREDIBLE CROSS-SECTIONSスティーヴン・ビースティー 画 リチャード・プラット 文/北森俊行 訳ISBN: 4001105314出版社: 岩波書店定価: 2,730-円(税込)図解......大図解.....それはいつも心躍らせるものがある。私はその図解本に目がないのである。 興味ある事象、物が図解され、それによって何か学び、なるほどと思えることも楽しみではあるが、私にとっては、それよりも、それをどう図解するのか、されるのかの方法、手法に大きな興味があるのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 6, 2006 09:12 PM

個人の‘自立’をうながす住宅システム「Be-h@us」

Wired News (www.wired.com) の日本語版、WIRED NEWS (www.hotwired.co.jp) は、2006年3月末で休刊したが、新しく WIRED VISION として2007年5月に再刊された。 WIRED NEWS に掲載されていた、2003年3月19日、Hotwired Japan 編集長の江坂 健(えさか たける)さんのインタビュー記事「個人の‘自立’をうながす住宅システム「Be-h@us」」も。2008年3月、"日常をハックする人々" と題するインタビュー記事の一つとして再び掲載されるようになった。  ● 秋山東一(建築家)インタビュー|WIRED VISION 将来的にそれも読めなくなってしまうかもしれないと思い、無くならないうちに対処しておこうと考えた。その記事のテキスト版をバックアップしておいたので、それをエントリーしている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 5, 2006 12:37 PM

'06 Industrial Design Excellence Awards

IDSA (The Industrial Designers of America アメリカ工業デザイナー協会っていうのかな) と BusinessWeek によって、「 2006 Industrial Design Excellence Award (IDEA) 」が発表されている。 ● 2006 Industrial Design Excellence Awards (IDEA) ● IDEA 2006 Award Winners...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 2, 2006 06:18 PM

八王子南町に......

click! あの天神町のバラックの一本北側の道路に面して、こんな打ち棄てられた小さな店舗があった。 間口2間奥行き2間半というちっぽけなものだが、きっと、それなりの賑わいがあったのであろう。 後方に見える高層住宅は、今の八王子を象徴するような「UR都市機構」の28階建ての「ビュータワー八王子」である。戦後建った小さな木造ばかりの風景から突出した建物の存在は、このような景色を目立たせるように思う。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 26, 2006 09:24 AM

東京アーカイブス

東京アーカイブスよみがえる「近代東京」の軌跡著者: 芦原由紀夫ISBN: 4381016580出版: 山海堂定価: 2,000-円(+税)先日の「真壁さんの受賞を祝う会」で、秋山さんですか.......とたずねる方がおられた。 芦原由紀夫さんであった。すっかり忘れていたが、コピーライターとして AppleII の広報活動の場でお会いしたことがあるのだ。1983年出版の「TWO STEVES & APPLE」にも関わっておられたのだ。 その芦原さんから本書をお送りいただいた。コンピュータ系のお話とはうってかわって、東京の都市形成史の全貌、広範囲な世界をコンパクトに収め、貴重な写真も豊富な労作である。 腰巻きに「近代東京100年の記憶がここにある。」とあるように、現代の東京は関東大震災、太平洋戦争によって二度の壊滅的な打撃を受けて再生した。その骨格こそ近代東京が形成したものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 19, 2006 09:02 AM

江戸の iPod

click!この睦みあう男女の横には iPod が、と私は思ったのだ。 USB 接続中の iPod であるから、右側には江戸時代の Mac があるのである。もちろん、その頃このような行為は許されても iPod, Mac は御禁制品であったのである。 alpshima の葛飾北斎の娘・葛飾応為の「吉原格子先の図」に触発されて、早速、昨年亡くなった杉浦日向子の「百日紅・上下」をアマゾンより手に入れ読み出そうとしたら、これである。なかなか、良きかな、でございましょう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 18, 2006 10:36 AM

補給戦ー何が勝敗を決定するのか

補給戦ー何が勝敗を決定するのか中公文庫著者: マーチン・ファン・クレフェルト Martin van Creveld訳者: 佐藤佐三郎 ISBN: 4122046904出版: 中央公論新社定価: 1,500-円(税込)すっかり忘れているが、三島由紀夫が何かに「兵站学 logistics 」に興味があると書いているのを読んだことがある。その時、何か参考書.....と思っても、そんな軍事学の本がそんじょそこらにあるわけではなく、すっかり忘れていた。 そんな興味に答えてくれる本、それも出たばかりの文庫本(1980年に単行本として刊行)があった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 16, 2006 06:20 AM

家の?

家の?くうねるところにすむところ 14著者: 青木 淳ISBN: 475730370X出版: インデックス・コミュニケーションズ定価: 1,600-円(+税)叢書「くうねるところにすむところ」の最近の一冊、 建築家・青木淳氏の「家の?」だ。「U(ユー)」という名の家に住んでいる白アルマジロ人間と黒アルマジロ人間が...............、ファンタジックな絵本なのだ。 この本が、今、ちょっと困った事になっているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 11, 2006 08:07 PM

3D viewer 図解

...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 9, 2006 04:31 AM

MovableTypeでつくる!最強のブログサイト

Movable Typeでつくる! 最強のブログサイト著者: 小川晃夫 & 南大沢ブロードバンド研究会ISBN: 4881664735出版: ソーテック社定価: 2,604円(税込)ひさしぶりのブログ技術解説本だ。 昨年から、三つの新しいブログが、Movable Type 3.2 を設置して始まった。 三つとも私のブログではないが、深く関係しているブログなのだ。Movable Type を推奨した手前もあるし、そのカスタマイズ等にも少し慣れておこうと本書を手にとった。 表題の「最強のブログサイト」からして強そうだし、Movable Type 3.2 に限定しているところも気にいったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 8, 2006 12:48 AM

3D viewer

...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 3, 2006 08:20 AM

もんしぇん

click! この映画「もんしぇん」は、その映画の主題歌「脈動変光星」の方が最初に mF247 で公開されたが、ついに映画の一般公開が決まったのだ。 2006年7月15〜25日 先行プレミア上映会が、天草・第一映劇にて 2006年8月19日より 上野・東京国立博物館敷地内映画館「一角座」にて 先日31日の午後、その一般公開を前にして、渋谷シネ・アミューズの3階のシネカノン試写室での試写を見ることができた。tam, iGa, masa と私の四人である。 小さな試写会であったが、山本草介監督の挨拶から始まった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 2, 2006 03:15 PM

PREMIUM

PREMIUM東芝EMI ASIN: B0007TFCCK定価: 2,470-円(税込)先日の PREMIUM II の前のCDだ。同じく車のCMで使用されたナンバーを集めたオムニバスだ。これも車載したのである。 この手のものって半分好みがあれば十分ではないか、なんて考えている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2006 05:23 PM

郵便受け

click! 郵便受けである。外部の郵便受け口に入った郵便物とか新聞を室内で受ける仕掛けだが、下駄箱とかクローゼットとかうまく組み合わせたりしてあればいいのだが、そうもいかない場合もある。郵便受けから郵便物を受け取る箱が必要である。 というわけで、拙宅の郵便受け箱である。amazon とあるが、アマゾンで売っているわけではない。「100円ショップ・ダイソー」で見つけた組立式段ボール箱、底面が260mm×260mm、高さが380mm、斜めにカットされた低い方で190mmなるものを付けてみた。上部蓋部分は有り合わせのアマゾンの箱を使って、総費用100-円也である。 これを恒久的なものと考えていいかどうか.......、「100円ショップ」もなかなか役に立つのだが、いつもこの箱があるのかどうか......そこが問題である。 我ながら、機能的にも具合よく、なかなかいいあんばいである。箱と蓋のずれ具合も気に入った。 というところで、カテゴリー BARRACK finder に追加することにした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 31, 2006 02:52 AM

くうねるところにすむところ

一昨日27日、若い世代へ向けて「家とは何か」を伝える叢書「くうねるところにすむところ」で「第二回 武蔵野美術大学建築学科 芦原義信賞」を受賞された真壁智治氏を祝って、飯田橋の日仏会館でパーティーが開かれた。建築界の錚々たるメンバーが参集されていた。 その叢書も「オキナワの家」、そして「向こう三軒両隣り」を紹介したが、既に十五冊を数える。 今回のパーティーで、叢書全巻六十冊を刊行する予定と話されていた。 ぼくの居場所くうねるところにすむところ 15著者: 竹山 実ISBN: 4757303718出版: インデックス・コミュニケーションズ定価: 1,600-円(+税)...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 29, 2006 07:59 AM

人類が知っていることすべての短い歴史

人類が知っていることすべての短い歴史著者: ビル・ブライソン Bill Bryson訳者: 楡井浩一 ISBN: 4140811013出版: NHK出版定価: 3,150-円(税込)やぁ、ちょいと大部な本なのだ。最後の原注だけでも39ページ、本文はたっぷりの639ページ、ハードカバーで厚みは42mmもある。 まぁ、厚いから尊いというわけではないが、書名の「人類は知っていることすべての.......」となれば「.....短い歴史」といったって、このくらいは必要なのであろう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 27, 2006 09:52 AM

モーツアルトへようこそ

モーツアルトへようこそCD付き絵本イエジ・ボトルバ 画出版社: 小学館ISBN: 4094801413定価: 1,470-円(税込)今年2006年はモーツアルト生誕250周年とか、モーツアルト関連のCDや書籍の出版で忙しいことである。 先日、書店の店頭で本書が平積みになっているのを発見、即、買い求めた。 「子供のためのモーツアルト入門書」というふれこみ、モーツアルトの名曲10曲が入ったCDの附録がついているのだ。本書は先日行われた東京国際フォーラム主催の「熱狂の日」音楽祭2006-モーツアルトと仲間たち-の公式本とのことだ。それはともかく、なかなか楽しい絵本なのだ。 イラストはチェコのイエジ・ボトルバという方、これが楽しい。当時のロックンローラーたるモーツアルト、その音楽を、その感じ方を、絵と音で伝えようとしているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 22, 2006 03:36 PM

エコロジーを考える2人旅

スロー主義でいこう! エコロジーを考える2人旅。著者: 前田誠一・前田真知子ISBN: 4767801745出版: エクスナレッジ定価: 1,680-円(+税)本書の著者、前田誠一さんは住宅設計の世界では知らないものはいない、イゼナ床暖房システムのソーラーハウスを進める IZENA の前田さんなのだ。 何年か前に初めてお会いした時、たしか、名刺に自転車の写真があったのだが。その事をすっかり忘れて最近お会いしたのだ。まぁ、いつものことだが、私の出放題で失礼の連続であったが、本書をお送りいただいた。 2002年出版、ずいぶんと前からあるのに、チェックしそこねていたのは迂闊であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 20, 2006 04:12 AM

島崎蓊助自伝

島崎蓊助自伝父・藤村への抵抗と回帰著者: 島崎蓊助編者: 加藤哲朗・島崎爽助ISBN: 4582831168出版: 平凡社定価: 2,940-円(税込)最近、お近付きになった alpshima さんから、一冊の本をいただいた。 本書「島崎蓊助(しまざきおうすけ)自伝」である。alpshima さんの父上の自伝なのである。 戦前、1920,30年代の日本、ベルリンでプロレタリア美術運動に身を投じられた島崎蓊助、その半生の記録なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 18, 2006 08:41 AM

戦争における「人殺し」の心理学

戦争における「人殺し」の心理学ちくま学芸文庫著者: デーヴ・グロスマン Dave Grossman訳者: 安原和見 ISBN: 4480088598出版: 筑摩書房定価: 1,575-円(税込)最初の「謝辞」にこんな言葉が引用されている。 私は以前から戦争に興味があった。名将軍の指揮する作戦行動という意味ではない.......そうではなく、戦争の実態、殺人の実際に興味があったのだ。アウステルリッツやボロディノで軍隊がどんな配置をとっていたかということより、ひとりの兵士がほかの兵士をどんなふうに、そしてどんな感情に動かされて殺すのか、そちらのほうにはるかに興味をそそられた。 レオ・トルストイ 本書はまさしくその問題に答える、その問題を探求した研究書というべきものである。 著者デーブ・グロスマンは米国陸軍に23年間在職、一兵士から陸軍中佐に、レンジャー部隊・落下傘部隊資格取得、ウエスト・ポイント陸軍士官学校心理学・軍事社会学教授、アーカンソー州立大学軍事学教授を歴任した。心理学者にして歴史学者として著述したのが ON KILLING、本書はその翻訳本である。本書はピューリツアー賞候補にノミネートされた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 15, 2006 12:15 AM

PREMIUM II

この aki's STOCKTAKING には音楽系の話しがないのである。 だからといって何も聞いていないというわけではないのである。特に、車で遠くにでかけるとなると、music がないというわけにはいかない。 最近は、車にも iPod という方向のようだが、あいかわらず CD を積んでいるのである。 PREMIUM II東芝EMIASIN: B000E6G6JY定価: 2,600-円(税込) この CD、自動車のCMで使用されたナンバーを集めたオムニバスだ。車を売るために多大なるエネルギーをかけて作られたコマーシャルフィルム、それに選ばれた曲の数々、運転するに相応しい music であるのはまちがいない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 12, 2006 08:00 AM

映画 日本国憲法

今日5月3日は憲法記念日だ。 いつのまにか、政府のいう「沖縄の痛みを......」「在日米軍の再編」なるものが、日本が米国の世界戦略の一員として組み込まれていく方向であることが明らかになってきた。なぜ、どうして、それも三兆円もの費用を自前で.......。そして、共謀罪なる国内、国民への軛、「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約」批准の為なるものといいながら.......。 もう一度、我々の憲法を.....、「日本は普通の国(アメリカのように)になれる.......」というチョムスキーの言葉、日本はずっと、変な憲法を持った、変な国であって欲しいと思うのだ。 ● MyPlace: 映画 日本国憲法 映画 日本国憲法 [DVD}監督: ジャン ユンカーマン John JunkarmanISBN: 4901510320出版: トランスビュー定価: 2,793-円(税込)...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 3, 2006 08:50 PM

3D Nighthawks

「住む。」編集部・国際部長の iKe さんから封書が届いた。 表書きに「謹呈」なるゴム印が押され、きっと何かくださったのであろう。先日の「コストコ & 馬 TOUR」にご一緒したばかりであるから、きっとお礼のお手紙、それに何か、いただけちゃうということなんであろうと開封した。 中にはこんな書き付けが.「......ご注文の品をお送りします。ご査収の上、LOMO ください。」、そして、こんな物が入っていたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 3, 2006 12:21 AM

ウェブ進化論

ウェブ進化論ー本当の大変化はこれから始まるちくま新書著者: 梅田望夫ISBN: 4480062858出版: 筑摩書房定価: 740-円(+税)何事も Google で検索し、Google Earth で地球を眺める日々だ。まぁ、このブログに記述していること自体、現在のネット社会のサービスを享受している自分がいる。そんな世界を概観してみようと本書を手に取った。 本書の腰巻きには将棋の羽生善治の言葉「これは物語ではなく現在進行形の現実である。グーグルとネット社会の未来について、希望と不安が見えてくる。」とある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 1, 2006 06:12 AM

COSTCO bag

コストコにはこんなもんも売っていた。 広い駐車場が用意され、車で行くというのが前提になっている所だから、買った品物は駐車場でカートから車内に移すだけというのが普通だ。しかし、手で運ばなければならない人の為のバッグを売っているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 29, 2006 11:09 AM

N A T U R A

 click! コニカミノルタが写真事業から撤退、ニコンもフィルムカメラから撤退というニュースに騒いだのもつかの間、国産中盤カメラの雄、マミヤもカメラ事業から撤退だそうだ。 そんなこんな、デジカメにうつつを抜かしている世の中だが、フィルムカメラもひっそりと進化していたのだ。「NPシステム」なる仕掛けがそれらしい。 高感度カメラ × 高感度フィルムの組合せで、超高感度な表現力を実現したものなんだそうだ。そのカメラが、FUJIFILM 富士フィルムの35mmコンパクトカメラの NATURA ナチュラシリーズなんだそうだ。 その最新型が NATURA CLASSICA(ナチュラ クラシカ)、NATURA NS(ナチュラ エヌエス)なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 25, 2006 10:36 AM

....... Boot CampでMacのシェアは伸びる?

CNET Japanの4月20日の記事「Mac OS XもWindowsも動く!Boot CampでMacのシェアは伸びる?」によれば、現在 Windows などの別の OS を使っているユーザーが「将来 Mac を買いたいと思うようになったかどうか」をリサーチしてみたところ、至極妥当な結果が得られたようだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 21, 2006 10:04 AM

デザイン解体新書

デザイン解体新書著者 工藤強勝 出版社 ワークスコーポレーションISBN: 4948759910定価: 2,500-円(税込)真鍋さんの komachi memo2 で本書を知った。 先日、ちょこっと立ち寄った BOOK1st で平積みになっていたのを手に取った。 特にエディトリアルデザインをしなければ.....というわけではないが、何でも物を作るというこのの技法、技術、そのものに興味がある。 あまたの本のデザインを手がけてこられたグラフィックデザイナー工藤強勝氏の作った、エディトリアルデザインの「解体新書 ターヘル・アナトミア」なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 21, 2006 08:14 AM

MegaBRITE

click! メガブライト MegaBRITE っていうんだ。 白色 LED 3灯の懐中電灯だが、このレトロな意匠がたまらない。 金色の流線型ボディに訳の分からない装飾、まるでロケッティア ROCKETEER のヘルメットみたいなんだが。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 18, 2006 08:27 AM

Ctrl+Alt+Delete

先日の CNET Japan の「あえて言おう。アップルのBoot Campはギミックだ。」の記事の最後はこんな終わり方であった。 .........Appleはそうなることを願っている。露骨に口にすることはないだろうが、同社はMacでWindowsを使ってもらうことには一切関心がない(AppleがMacでWindowsをサポートしないのは偶然ではない)。彼らは、興味のある人にMac OSを一目見てもらい、その魅力で彼らをとりこにしたいと考えているのだ。 第一次世界大戦から米兵が帰還したとき、一度パリを見てしまったら故郷の農村には戻れないのではないか、という疑問があった。WindowsユーザーがMacを一目見たら、何人が Ctrl-Alt-Delete の世界に戻りたいと考えるだろうか。........ この「 Ctrl-Alt-Delete 」とは何物、調べてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 16, 2006 01:57 PM

......... Boot Camp is a gimmick

CNET Japanの4月11日の、Charles Cooper氏の署名記事「 あえて言おう。アップルのBoot Campはギミックだ。」が面白い。 ほんの短い記事だが、Apple社の Boot Camp は、圧倒的な多数派の Windowsユーザーの世界に何をもたらすのかを分析した話だ。彼は、この Boot Camp は Windows界への巧妙な仕掛け、gimmick ギミックと看破するのだ。 まぁ、ギミックというよりも trap トラップ、あるいは「トロイの木馬」なんじゃないかなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 13, 2006 08:25 AM

Shredder /SCA406D

click! 特に秘密の書類があるわけではないが、不用意に廃棄した書類で人様にご迷惑をかける心配がある。iGa さんもシュレッダーなる新兵器をコストコより導入したとのこと、当方も、まずはどんな物があるのかヨドバシなんぞを覗いてみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 12, 2006 08:51 AM

10+1 No.42 特集/グラウンディング

特集/グラウンディング      地図を描く身体Grounding: Map-Making BodyISBN: 4872751345出版: INAX出版定価: 1,575-円(税込)中沢新一の「アースダイバー」から始まった、我々のアースダイビングもすでに三回行われ、大いに盛り上がっているのだ。多くのブログを通じて知り合った方々の参加によって、この東京の原初の地形、地勢を分析し、現在の開発を批評するまでに大きく成長しているように思える。 その経過の中で、その中心人物である masa さんによって、新しいお道具が導入された。 カシミール3Dマップ、そして携帯GPSである。 「アースダイバー」以前から、東京の地勢を分析、解読してきたランドスケープアーキテクトの石川初氏が中心となって編集された本書は、「グラウンディング」と言う新しい言葉から、GPS、 カシミール3D等のお道具を紹介しながら、地面から都市への新たな分析、批評の方法を提案している。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 7, 2006 09:18 AM

Boot Camp

やぁ、こうなっちゃたんだ。 News Release アップル、Boot Campを発表 IntelベースのMacでWindows XPの利用を可能にするパブリックベータソフトウェア 2006年4月5日、アップルは本日、IntelベースのMacでWindows XPの利用を可能にする「Boot Camp(ブートキャンプ)」のパブリックベータソフトウェアを発表しました。Microsoft Windows XPのインストールディスクを持っているユーザは、本日よりダウンロード提供されるBoot Campを使って、IntelベースのMac® にWindows XPをインストールできるようになります。インスールが完了すると、ユーザはコンピュータを再起動してMac OS® XまたはWindows XPのいずれかを立ち上げることができるようになります。Boot Campは、8月に開催されるアップルのWorldwide Developers Conference(ワールドワイドデベロッパカンファレンス)でプレビューされるMac OS Xの次期メジャーリリース、「Leopard(レパード)」の一機能となる予定です。 .more.............News Release...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 6, 2006 09:14 AM

AppleII

2006年4月1日で Apple Computer は創立30年を迎えた。 何事かあるかと期待していたのだけれど何事もなく......…であった。 iPod、Macintosh で、今をときめく Apple の始まりは、世界最初のパーソナルコンピュータというべき AppleII の成功から始まる。 REVOLUTION in The Valley で アンディ ハーツフェルド Andy Hertzfeld は、その前書きをこんな風に始めている。 □ はじめに 僕の人生で一番の買い物は、1978年1月に、当時の僕のほとんど全財産を叩いて 1,295ドル+税で買った、16KバイトのRAMを搭載したAppleIIマイクロコンピュータ(シリアル番号1703番)だった。僕はすぐに満足したが、深く探求するにつれて、ますます心をときめかせるようになっていった。AppleIIは、7本の拡張スロットや高解像度のカラーグラフィックスなど、 信じられないような特徴を備えていた。しかし、そこには単なる機能を超えた、言いようのない品格というものがあった。やっと自分のコンピュータを買うことができたというだけでなく、手にいれたものには魔力があることが分かった。それは想像を超えたものだったのだ。 ........................ 1979年4月、僕もアンディ ハーツフェルド と同じ AppleII を手に入れた。シリアル番号は19612番であった。 それには抗しがたいほどの魅力があった。だからって、彼のように Apple社にいくわけにはいかなかったけどね。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 3, 2006 12:07 AM

HITO・AREKORE 展

送られてきた案内のハガキの絵には、帽子をかぶったうろんな口ひげの男、両側には恍惚、あるいは困惑した二人の女、よくよく見れば、手前には黒猫.....帽子の上には金色の鳥...らしき、うーむ、よく分からない、これは展覧会で本人に聞いてみなければ......。 芸大同期の青木シンの展覧会だ。 彼は「青木シン の PLAY & PRAY」と題した個展を続けている。 HITO・AREKORE 展 2006年 3月20日(月)〜3月25日(土) AM12:00 - PM 6:30 gallery U 東京都品川区上大崎4-6-19 03-3491-8151(内274) 目黒駅(JR山手線/東急目黒線/東京メトロ南北線/都営地下鉄三田線)より徒歩3分...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 23, 2006 05:13 AM

Rachel Corrie

3年前の2003年3月20日、米英軍の軍事攻撃によってイラク戦争が始まった。 戦争の理由として喧伝されてきたイラク・フセイン政権の大量破壊兵器所有疑惑は、まったくのでっち上げということになったが、あいかわらずの軍事占領状態、内戦状態、家々は破壊され、人々は殺され続けている。 戦争が始まる数日前の3月16日の日曜日、パレスチナで一人の女性 Rachel Corrie が殺された。 ● レイチェル・コリー殺害に関する ISM の声明 ● 「1個のオレンジのために」 ラファで失われたもの A painting by Rachel's friend Joe Carr who was present when she was killed in Rafah in April, 2002. このレイチェル・コリーの過去の日記をもとに作った一人芝居「My Name Is Rachel Corrie(私のなまえはレイチェル・コリー)」がロンドンで上演された。その後、ニューヨークで上演されるはずだったが 延期(実質上、中止)になった ということだ。 トラックバックしてくださった「P-navi info」さんのエントリーで知った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 20, 2006 12:32 AM

Kodak V570

ちょっと、こいつが気になる。Kodak の V570 なるコンパクトデジカメなのだ。 デジタルであることって何なのか、そんな世界を面白機能で見せてくれているような気がするのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 16, 2006 03:22 AM

LAST CITADEL

クルクス大戦車戦/ 上 下 / LAST CITADEL新潮文庫デイヴィッド・L. ロビンズ David L. Robbins /著村上 和久/訳ISBN: 4102219269 / 4102219277出版社: 新潮社価格: 780-円(税込)邦文の題名「クルクス大戦車戦」では、なんとも恥ずかしい。いかにも軍事オタク向けの本と思われてしまう。 やっぱり、ここが原題 LAST CITADEL といきたいものである。まぁ、本文のタイガー戦車は、やっぱり、ティーガー戦車となると、これ又、.....向きとなるのであるが。OS X Tiger をティーガーと呼ぶ人はいないよなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 15, 2006 06:40 AM

名言集 / REVOLUTION in The Valley

REVOLUTION in The Valley は、各章の巻頭言から各エピソードの題に至るまで、ものを作るための名言集の趣がある。それだけを取り出してみた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 14, 2006 05:51 AM

REVOLUTION in The Valley

昨年9月(関係ないけど僕の誕生日に)本書は出版されていた。 久しぶりに書店にでかけ、店頭に平積みになっているのを手に取った。その中味、たくさんの Macintosh 誕生時の資料、それもカラーで、邦訳されたそれは小さな活字でいっぱいなのだ。amazon ではそれを見るわけにはいかず買い損ねていた。そのままレジにまっすぐ向かったのは言うまでもない。 REVOLUTION in The Valleyレボリューション・イン・ザ・バレー / 開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏アンディ ハーツフェルド/ Andy Hertzfeld /著柴田文彦 /訳ISBN: 44873112451出版社: オライリー・ジャパン / オーム社価格: 3,570-円(税込)本書の表紙カバーは出来たての Macintosh を中心に6人の男女(といっても女性は一人)がこちらを見つめているモノクロの写真だ。 Mac を抱え込んでいるのが Bill Atkinson、そして、その後ろの真ん中に立っているのが本書の著者、Andy Hertzfeld だ。彼らのバックは赤、出版以前の仮の書名が Revolutionaries(革命家達) in .........で納得だ。赤いバックの前にいる革命家......そうだチェ・ゲバラを模した構想だったのだ。 本書の後書きに Andy 本人がこの表紙について「.....ただし1つだけ変えてもらうことができたのは、"Revolutionaries"を、"Revolution"にすることだった。それによってわずかでも謙虚に見えると思ったのだ。」と書いている。 Apple II から Macintosh への進化する1980年代のそれを作り出した若者達の話しだ。今、我々が使うコンピュータ、Windows...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 12, 2006 09:04 PM

ニッポンのサイズ/身体ではかる尺貫法

ニッポンのサイズ/身体ではかる尺貫法著者 石川英輔 出版社 淡交社ISBN: 4473019993定価: 1,575-円(税込)「鯨尺の法則」を読んでいたら、この「ニッポンのサイズ」を思い出した。 ずいぶん前にエントリーしてあったのだが、なんだかついでみたいな扱いで申し訳ないことをしていた。 この本もなかなかの視点で「日本的」なものを語った本なのである。寸、尺、坪、合、貫、刻の日本の単位はどのようなところから生まれたのか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 10, 2006 12:10 AM

TBS……秘境アマゾン巨大文明

キャノンスペシアル「古代発掘ミステリー・秘境アマゾン巨大文明」、なんだかおどろおどろしい名詞の連続だが、先日3月6日(月)の夜9時からTBSの放送を見たのだ。 四大文明はすべて大河の流域で生まれた。 あまりに過酷な大自然につつまれたアマゾンに巨大な文明の痕跡が発見されたというのだ。 そのスケールは想像を絶する大きさであった。人工衛星が発見した新たな真実とは? 発掘の処女地に世界ではじめて挑む日本人研究者たちの夢、あまりに壮大でユニークな自然共生型の文明、宇宙と一体になろうとした古代人たちの想いとは!? 仮説と検証…科学的実証性を大切にし、新たな扉を開けるわくわく感に満ちた観る者の夢と想像力をかきたてる知的エンターテインメント企画。 キーポイントは5つの謎 2万個の連なる丘 総延長5000kmの直線網 ミステリーサークル 2000個の四角い湖 巨大な地上絵 これらがなぜ未開の地といわれるアマゾンの氾濫原に存在しているのか? リポーターとして東京藝術大学助教授の日比野克彦氏を起用。芸術家として、大自然の神秘に触れ、何を感じ何を表現するのか!?............ まぁ、日比野克彦がキャノンのEOSで撮影するところばかり目立つ番組であった。しっかりスポンサーへのご機嫌取りが目立つのであった。 ボリビアのアマゾンの源流、その氾濫源にある多くの不思議な人工物........、それらの面白さは番組の出来とは関係ない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 9, 2006 07:36 AM

銀河鉄道の夜

click! 先日の「アースダイニング@傳八」で わきた さんにお土産をいただいた。 細長い包装された箱は妙に重く、なんだろうなと思って開いたら、南部鉄の文鎮であった。わきた さん、ありがとうございました。 そして、それは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の列車をモチーフにしたものであるとのこと、盛岡から関西にお帰りになる途中に東京に下車、我々にお会い下さったわけで、この文鎮がまさしく、東北のお土産として光っていたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 8, 2006 09:37 AM

鯨尺の法則

鯨尺といえば、今は亡き母のお道具の鯨尺である。 竹製の長さ75cmほど、鯨尺とメーターの併用だ。しかし、母が和服を着たのを見たこともないし、洋裁をしているのは見ても和裁をしているのは見たことはない。この鯨尺なるもの、私にとって座禅における錫杖のようなものという記憶しかない。母は、勉学に励めと、これで私を叩くのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 6, 2006 06:06 AM

寝ずの番

寝ずの番角川文庫著者: 中島らもISBN: 4041863074出版: 角川書店定価: 420-円(+税)やぁ、面白かった。あっ、というまに読了した。 上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴が、今まさに臨終のとき…。「師匠、何か心残りは?」と、弟子が聞くと橋鶴の口がもごもごと動いた。「そ、そそが見たい・・・」。果たして、そそ、とはなんのことか…。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 4, 2006 12:46 AM

アースダイニング@傳八

昨日3月2日午後は、次回のアースダイビングの企画の打合せということで、wakkyken さんの上京に合わせてアースダイニングなる催しが行われた。 東京アースダイバーの幹事の面々、masa, iGa, tam, AKi、そして wakkyken さんと友人の natsu さんの6人が江戸東京博物館に集まったのであった。 あいにくの天候であったが、ちょこっとダイビングが行われたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 3, 2006 07:34 AM

DYMO / Omega

click! お馴染みのダイモテープだが、刻印されている文字がお馴染みではない。 貨幣単位の記号はポンドとユーロ、それにウムラウトの付いた A O U だし、アットマーク @ があるのだ。これは、2004年6月にエントリーして紹介したダイモの新鋭機、LABEL BUDDY ラベルバディの姉妹機、OMEGA オメガに搭載されている文字盤にあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 26, 2006 09:09 AM

忘れられた日本人

忘れられた日本人岩波文庫著者: 宮本常一ISBN: 400331641X出版: 岩波書店価格: 700-円(+税)こんな本も読んでいなかったのか、と言われそうだ。 今和次郎の「日本の民家」を読んで、ここにエントリーした時、komachi こと真鍋さんがコメントしてくださった「.....今和次郎からAKIさんも参加した60年代後半から70年代にかけてのデザヴェ、宮本常一の視点などフィールドワークの系譜を本にしよう.......」を読んだ時から、宮本常一を読まなくちゃと思っていたのだ。 最近の わきた さんの[ Blog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」]のエントリー「建築学・70年代の批判的サーヴェイ」でも、東京町家こと迎川さんは「......書物で知った『宮本常一』さんのお話を聴きたくて武蔵野美術大学に転校.......」とコメントしているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 20, 2006 12:24 AM

真壁智治氏「芦原義信賞」受賞

若い世代へ向けて「家とは何か」を伝える叢書「くうねるところにすむところ」の最初の一冊「オキナワの家」を紹介した。その後、叢書として順調に出版され、いつのまにか12冊に、その十二冊目の「向こう三軒両隣り」を紹介したばかりだ。 この叢書を企画立案し、それを実施された真壁智治氏が、その功績にたいして、「第二回 武蔵野美術大学建築学科 芦原義信賞」を受賞された。すばらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 10, 2006 08:34 AM

THE CULT OF MAC

THE CULT OF MACリーアンダー・ケイニー /著林 信行/監訳 玉井 浩・富澤 昇・杉本敦子・渡辺圭介/訳ISBN: 4434071122出版社: エスアイビー・アクセス価格: 3,990-円(税込)先日、GEODESICの栗田さんとGoogle Earthの話をした。 以前から Windows版はあったのに、大きく盛り上がった話は聞かなかったが、Mac版がでると大いに盛り上がる。これって、こんなことを面白がってしまうという気風がMacユーザーにあるんだ...........てな話だ。 そんなMacユーザーがここ周辺にたくさんおられる、というか、Macユーザーしかいないのだ。 Macユーザー、Mac狂を考察、レポートしたのが本書だ、昨年11月邦訳が出版された。表紙を見ただけで敬遠したくなる雰囲気だったが、中味充実のMac本であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 9, 2006 12:00 PM

Horta House

Horta House オルタ・ハウスVictor Horta 建築家 ヴィクトル・オルタ写真: 宮本和義著者: 栗田 仁ISBN: 4902930013出版: バナナブックス定価: 960-円(税込)バナナブックスのワールドアーキテクチュアーシリーズ、「Schröder House シュレーダー・ハウス」の次は、この「Horta House オルタ・ハウス」だ。 オルタ・ハウスもシュレーダー・ハウスと同じくユネスコ世界遺産なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 4, 2006 05:25 AM

ニッポン・プロダクト

デザイナーの証言、50年!ニッポン・プロダクト監修: 日本インダストリアルデザイナー協会ISBN: 4568503000出版: 美術出版社定価: 3,150-円(税込)昨年2005年の2月、美術出版社の『デザインの現場』増刊号として刊行された「ニッポン・プロダクト」は、単行本として新しく出版された。 昨年は、本書の選ばれた88点のプロダクトデザインの一つとして「フォルクスハウス/Be-h@us」が選ばれ、賑やかなことであった。それを祝って春には「ニッポン・プロダクトの一つとして」と名付けたパーティが盛大に開かれ、秋には「JIDAデザインミュージアム セレクション Vol.7」にも選ばれるという一年であった。 今年はまだ始まったばかりだが、さて、どんな展開を見せるのか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 3, 2006 01:34 PM

電話帳

新しい電話帳がやってきた。 ハローページなる50音順企業名(渋谷区版)、それにタウンページ、ビジネス(東京23区版)とデイリー(渋谷・新宿版)の三冊だ。まぁ、ネットで調べるから使うこともないが、時に必要なこともある。 しかし、当方にかかってくる電話、大部分は不必要な案内だ。これもスパム SPAM というのかな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 2, 2006 07:32 AM

コニカミノルタ、写真事業から完全撤退

ちょっと旧聞だが、1月19日、新聞紙上には「コニカミノルタ、カメラ・フィルムから完全撤退」なる見出しが躍っていた。その数日前にはニコンは銀塩カメラから撤退の報道があったばかりだ。 コニカミノルタは、日本における写真の歴史そのものと言えるような歴史を持ったブランドだ。 1873(明治6)年、小西屋六兵衛店として創業、小西六写真工業となり、そして、コニカ、今のコニカミノルタとなる。そのコニカミノルタがカメラもフィルムも作らなくなるのだ。それは100年以上も続いた写真の世界から姿を消すのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 25, 2006 10:33 PM

向こう三軒両隣り

向こう三軒両隣りくうねるところにすむところ 12著者: 田中敏溥 ISBN: 4757303467出版: インデックス・コミュニケーションズ定価: 1,600-円(+税) M.T.VISIONS の真壁智治さんが企画した、若い世代へ向けて「家とは何か」を伝える叢書「くうねるところにすむところ」は、最初の一冊「オキナワの家」を紹介したが、叢書として順調に出版され、いつのまにか12冊にもなっている。 その12冊目は、この「向こう三軒両隣り」だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 22, 2006 10:46 AM

時価総額

「株」やらなんたらに、私はなーんも興味はないが、世の中、騒ぎである。 ライブドアの証券取引法違反容疑、東京証券取引所の全面取引停止と新聞紙面を賑わせている。 一方、1月17日の MAC REVIEW によれば、CNET 記事(英文)にこんな記事があったということだ。 先週 Apple の株価が5日連続で上昇し、Apple の時価総額は721億3,000万ドルとなり、Dell の時価総額719億7,000万ドルを抜いたということだ。 これに関してジョブスが社内メールでこうコメントしているんだそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 19, 2006 02:11 PM

iPod nano 4GB / 060118........

なんの変哲もない iPod nano 4GB だ。でも私のものではない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 18, 2006 04:32 AM

Caliper /IDN-100

ノギスである。 「ノギス」ってオランダ語で、これを発明したポルトガルの数学者 Pedro Nunes (1492~1577) のラテン語名 Nonius が訛ってノギスとなったもの(広辞苑)だそうだ。勉強になるなぁ。 デジタルノギスやらなんやら、各種もっておるが、新型のダイアル式ノギスを手に入れた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 11, 2006 10:06 AM

ブレードランナーの未来世紀

〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇ブレードランナーの未来世紀著者: 町山智浩ISBN: 4896919742出版: 洋泉社定価: 1,680-円(税込)「はてなダイアリー」のベイエリア在住町山智浩アメリカ日記はいつもチェックしている。本書は映画評論家・町山智浩の最新刊だ。 80年代のアメリカ映画、それもハリウッド映画ではないインデペンデントの制作の作品群なのだ。 それらから見えてくる世界は何なのか、数多くの資料と監督自身へのインタビューで解明していくのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2006 10:36 AM

やり・かた【遣形】

何気に広辞苑なんぞを開いたら、「やりーやりぬく」2702頁が目に入った。 「やり・かた【遣形】基礎工事に当り、構築物の柱・壁などの中心位置を示し、高さの基準となる仮設物。」とあった。 そこには小さな図版があった。 水貫、水糸、遣形杭(水杭とも言う)とあるのだが、遣形杭の端部の姿に注目した。そこには遣形のお作法通りの「いすか切り」の姿が描かれているのだ。 やぁ、ちょっと広辞苑の図版を尊敬してしまった。 このように杭の端部を処理するのは、移動や改変を防止するシンボルとしての意味とのことだ。確かにこれを叩いたら、すぐ分かる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2006 05:19 AM

「東京」の凸凹地図

masa さんの「Kai-Wai 散策」で、ほぼ重大ニュースが発表された。 本書の紹介である。これは即刻ゲットしたいと本屋に向かったのである。JR八王子駅近くの「くまざわ書店」の地図売り場でゲット、探したぜ。 地べたで再発見! 「東京」の凸凹地図東京地図研究社/著ISBN: 4774126055出版: 技術評論社定価: 1,764-円(税込)やぁ、masa さんのご紹介通り、すばらしい内容なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 6, 2006 09:05 AM

GR digital with GV-1

GR digital の魅力はオプションのワイドコンバージョンレンズ(GW-1)だが、もう一つは外部ファインダー(GV-1)が用意されていることだろう。 外部ファインダーは本体上部のホットシューに装着する。28mmと21mm(35mm判カメラ換算)の二つのブライトフレームが用意されている。視野が広く、ブライトフレームはとても明るい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 5, 2006 11:16 AM

井の頭通りの先に....

click! 環七からほぼ真東に向かって、拡幅工事によって様変わりした井の頭通りが走る。 先日のアースダイビングでも探索したが、大山の交差点からまっすぐ、小田急線に向かって、アースダイバー的にダイブしそのまま浮上し上原の街並みから再びダイブし山手通り富ヶ谷の交差点に至る。 大山の交差点から見ると右手に東京ジャーミィの尖塔が見え、まっすぐ井の頭通りの先には、何か、吹き出物のように巨大な高層ビルの姿が現れてきた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 29, 2005 07:09 AM

2006年の手帳

来年2006年も、マルマンの[ビジネス メモリー 2006]品番582 だ。この手帳で32冊目の手帳になる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 27, 2005 12:10 AM

GR digital from SANTA

Merry Christmas 今朝、枕元の靴下の中を見たら、リコーのデジカメ GR digital が入っていた。 サンタさんはよい子だった私に、欲しかったこれをプレゼントしてくださった。そういえば、テーブルに置いてあったワインがだいぶ減っていた。当家には暖炉はないから、きっと換気扇から入られたのであろう..... ということはないか。 あれ以来、GR digital をあーでもない、こーでもないといじっているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 25, 2005 10:37 AM

桑原弘明展 -SCOPE-

会場の SCOPE の作者・桑原弘明氏 朝日新聞18日、日曜日朝刊の読書欄に南伸坊が不思議な本を紹介していた。 「スコープ少年の不思議な旅」という絵本が紹介されていたのだ。ウェブ上で検索してみたら、今開かれている展覧会が引っかかった。早速行ってみたのだ。 桑原弘明展 -SCOPE- 『スコープ少年の不思議な旅』 文: 巖谷國士 作品: 桑原弘明 (パロル舎) 出版記念 2005年12月12日〜24日 銀座・スパンアートギャラリー スコープという器械、そこには不思議な覗きカラクリというべき器械があった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 22, 2005 07:13 AM

手拭いづくし

石原秀一さんのバナナブックスの第二弾は、最初の「Schröder House シュレーダーハウス」とはうってかわって、「手拭い」の本だ。 注染 手拭いづくし著者: 大澤美樹子 写真: 岡本寛治手拭い: 戸田屋商店ISBN: 4902930021出版: バナナブックス定価: 1,600-円(税込)まずは、「手拭い」とは......と話が始まる以上に。開いたとたん、その豊富な意匠、その面白さに圧倒される。300本もの手拭いが一堂に会してという趣向なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 17, 2005 08:52 AM

LEICA D-LUX 2

LEICA DIGILUX 2 をエントリーしたのは2年前の03年の12月21日だった。 2年後、またまた、LEICA ライカの新型デジカメだ。 結構、もう有名なのかも知れないが、いしかわじゅん さんの「いしかわじゅんホームページ」にさりげなく書かれていたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 15, 2005 04:21 AM

雨の追憶-図説三億円事件

1968年12月10日(火曜日)、私は東事務所のスタッフとして原宿セントラルアパートの一室に、いつもの通り製図板に向かっていた。冷たい雨が降っている日だった。 昼過ぎに電話がかかってきた。明治通りを挟んだ向かいのグリーンファンタジアに事務所のあるウルテックの万博チームの一員の大行征からだった。「ただ今、反国家的犯罪が行われました」と、うれしそうに話した。 雨の追憶-図説三億円事件 真相究明ガイドブック著者: むらき けいISBN: 4286004619出版: 文芸社定価: 1,785-円(税込)その年は東大紛争の年であった。その時、東大は全共闘によって封鎖されていた。もう、大学を卒業して実務についていた我々にとっても、そんな状況に深く影響を受けていた。 建築界は1970年大阪万博を目指して忙しく立ち回っていたが、我々にとって万博にコミットするかどうかは大きな問題であり、反体制的なスタイルは必須のものであったのだ。そんな時代に、あの事件は起きたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 10, 2005 12:51 AM

脱出記

脱出記ーシベリアからインドまで歩いた男たちスラヴォミール・ラウイッツ Slavomir Rawicz/著  海津 正彦/訳ISBN: 4789726304出版社:ソニー・マガジンズ価格: 2,310-円(税込)いやぁ、面白かった。一気に読了した。 「事実は小説より奇なり」なんて陳腐な言葉じゃ語れない、空前絶後、驚天動地の冒険譚なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 7, 2005 10:11 AM

本妙寺坂から、アースダイビングへ

「アースダイビング@下北沢」が終了して間もないが、MADCONNECTION の iGa さんによって、新しい企画「アースダイビング@江戸東京地下水脈」が予告されている。 今回、企画段階からブログ上で公開し、多くの方々の目に触れることによって新しい情報を得ることを目的としている。実際の行動は来年になるが、今から楽しみである。 12月16,17,18日と、アースダイビングには欠かせない地図のバザールも行われるようで、これ又、大いに盛り上がりそうである。 ところで、中沢新一の「アースダイバー」から、突然、「アースダイビング」なんてことが始まったわけではない。それなりの経緯があって発展、展開してきたものなのだ。アーカイブに日を当てることも必要かと思い、今回、メモっておこうと考えた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 6, 2005 04:51 AM

MITSUWA model / T34-85

click! ずいぶん前から、ミツワモデルという玩具ラジコンモデルを出しているメーカーから、T34/85の1/16 RCモデルが販売されているということは知っていた。 それもトランペッターのプラモデルの T34/85 を使ったものであるとのことであった。 1/16のプラモデルのT34/76はここでも紹介しているが、ラジコンの T34 は大いに興味はあるのだが、なかなか目にすることができなかった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 3, 2005 12:18 AM

アースダイビング@下北沢

click! 1880(明治13)年頃/2万分1地形図 に今回の概略探索ルートをプロット 「ブログの力」の出版を記念して、「カフェ杏奴」でミーティングが開かれたのは昨年2004年の勤労感謝の日、11月23日であった。それを、すっかり忘れていたが、その一周年と一日記念の24日、お馴染みのメンバーによる「アースダイビング@下北沢」が挙行された。 この試みは、最初のミーティングで初めてお会いした「Kai-Wai 散策」の masa さんにご案内していただいて、私と玉井さんが根津・谷中界隈を訪れたことから始まった。 その後、中沢新一の「アースダイバー」に触発され、六本木から東京タワーへの「(仮称)アースダイビング大会」を行い、ついにその第二弾、「アースダイビング@下北沢」とあいなったのだ。 今回の探索は上原から下北沢、その地形を吟味すると同時に、今大いに騒がれている下北沢駅前計画と計画道路を検証することにある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 26, 2005 06:45 AM

吉村順三建築展/記念シンポジウム

19日(土)午後、吉村順三建築展の記念シンポジウム第一回「吉村順三の現代的意味」が、芸大美術学部大浦食堂で開かれた。 講師は「都市住宅」の植田実さんと、今をときめく建築史家にして建築家のF森教授こと藤森照信・東京大学生産技術研究所教授、それに松山巌、彼は芸大建築科出身の小説家であり評論家である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 20, 2005 12:24 AM

$100 Laptop /2

click! チュニジアのチュニスで開かれた国連のインターネットサミットで、「$100 Laptop」が披露されたとのことである。 ● aki's STOCKTAKING: $100 Laptop 本体の色はライムグリーンとイエローのコンビネーションである。玩具というか学童用品みたいな可愛らしさだ。 この企みの中心人物、「One Laptop Per Child」を主催する Negroponte は、「この部分の判断が最も難しかった。明るいイメージを出したくてこのカラーを採用した」と語っているそうだ。 横にあるクランクを1分間回すと、白黒モードで最大40分の表示が可能になるんだそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 18, 2005 09:39 AM

iCon /スティーブ・ジョブズー偶像復活

スティーブ・ジョブズー偶像復活ジェフリー・S・ヤング/ウィリアム・L・サイモン/著 井口 耕二/訳Jeffrey S. Young / William L. Simon ISBN: 4492501479出版社: 東洋経済新聞社価格: 2,310-円(税込)最近のApple社の快進撃はすさまじい。 すでに iPod という名前は「携帯デジタル音楽プレーヤー」と同義となっているかのようである。この年末をひかえてのAppleの布陣は盤石なもののように思える。それがどのような結果を生み出すのか興味はつきない。 それを率いるのがスティーブ・ジョブズ、1955年生まれの50才だ。 そのカリスマ性と毀誉褒貶の30年、AppleII によるパーソナルコンピュータの創造、Macintosh の成功と挫折、そして、iMac で復活、iPod, ITune の成功、その全てが語られているのが本書だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 16, 2005 09:32 AM

小さな森の家

小さな森の家軽井沢山荘物語著者: 吉村順三 写真: さとうつねおISBN: 4874604838出版: 建築資料研究社定価: 2,447-円(税込)この軽井沢の山荘を吉村順三の代表作といっていいのかは分からない。 でも、この小さな山荘が、誰でも皆、好きなのだ。 それは小さくて可愛らしい。誰でも知っている高名な建築家の夫人が「風呂敷に包んで持って帰りたい」といったという有名な話があるくらいなのだ。 何度か訪れている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 14, 2005 12:32 AM

六角堂

click! 芸大の吉村順三建築展の大きな看板、その裏は昔からこんもりとした小さな森で、その中に六角堂がある。 そこには芸大の前身、東京美術学校の創始者、岡倉天心の座像が納められいる。 この六角堂、芸大美術学部の構内にあるためか、その存在自体あまり知られていないようだ。まぁ、芸大の公式ウェブサイトの上野キャンパス案内にものっていないのだから、いたしかたない。 展覧会のオープニングレセプションの際、久しぶりに覗いてみたらライトアップまでされていた。美術館ができてから、それなりに学校施設がオープンになって、外来者に見てもらおうということなのかな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 12, 2005 12:13 AM

建築は詩ー建築家・吉村順三のことば100

建築は詩建築家・吉村順三のことば100永橋爲成/監修 吉村順三建築展実行委員会/編ISBN: 4395007627出版: 彰国社定価: 1,680-円(税込)今回の吉村順三建築展の開催にあわせて、展覧会の実行委員会の編纂、先輩であり吉村事務所のスタッフでもあらせられた永橋さんの監修によって本書は出版された。吉村の短いが明確な言葉、そして、たくさんの自筆スケッチがのっている。 昨日、展覧会場の藝大美術館のミュージアムショップにおいてあったのを購入した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 11, 2005 12:04 AM

杉本博司展をまだ見ていないけど

杉本博司展をまだ見ていないけど、「苔のむすまで time exposed」を読んだ。 苔のむすまで time exposed著者: 杉本博司 ISBN: 4104781010出版: 新潮社定価: 2,730-円(税別)最初、小難しいもんなんだろうと身構えていたのがうそのようだ。とても、面白いのだ。 彼の展覧会「杉本博司: 時間の終わり」を見ていないけど、その作品群、理解できるような気がする。なぜなら、彼はそれを作りだした、すくなくとも本書にその論理立てと手法をはっきりと記述し、その通りの作品を作っているのだ。 きっと、杉本の写真って、「一瞬」を切り取る、カルチエ・ブレッソンの決定的瞬間に代表されるような近代写真を否定し、写真と時間との関係を再構築したんではなかろうか。 この初評論集もまさしく「時間」の問題だ。書名に time exposed とあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 8, 2005 04:17 PM

椅子づくり百年物語

椅子づくり百年物語   床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで著者: 宮本茂紀ISBN: 4540040782出版: OM出版/農文協定価: 2,800-円(税込)komachi memo2 の真鍋さんの新しい本だ。「百の知恵双書」の10冊目の本なのだ。 これはすごい本だ。宮本茂紀という徒弟から椅子づくりに携わり、今、量産家具から椅子の試作開発までやられる、デザイナーでなく椅子作りの職人が椅子について書いた本なのだ。 そこでは、この100年間の椅子が語られる。それも表面の話ではない、その中味、構造、材料、技術が詳細な図解とともに語られる。床屋の椅子から、マッカーサーの執務椅子、マリオ・ベリーニから堀口捨己、写真館の椅子から車の座席まで語られるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 6, 2005 12:03 AM

『ザ・コーポレーション』ブロガー試写会

MADCONNECTION のエントリー「the CORPORATION」で、『ザ・コーポレーション』という映画を知った。その上、このような映画を、ブログを使って宣伝すべく、ブロガー試写会なるものが行われているということなのだ。 ロードショー公開する前に、応募したブロガーに映画試写会を行い、ブロガーは各自のブログにその記事をエントリーし、配給会社のブログにトラックバックするというものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 2, 2005 10:33 AM

芸大 /赤レンガ1号館

click! 上野の国立博物館前の通りをまっすぐ行くと、その道路を挟んで芸大がある。右手が音楽学部、左手が美術学部である。音楽学部を入ってすぐ左手に、ずずぼけたモルタル塗りの建物があった。 私が学生だった頃(1960年代)、それが特に話題になるようなこともなかった。 今、その表面を覆っていたモルタルが剥がされ、「赤レンガ1号館」として改修されて新しい用途に使われることになるそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 28, 2005 12:04 AM

1949年 喜多村先生のクロッキー

click! 先日、喜多村知先生の奥様からお電話をいただいた。「トイッチャン(昔はそういわれていた)を描いた絵が出てきたから、展覧会の会場でお渡しします」とおっしゃったのだ。 今回の展覧会、「喜多村知−水彩・パステル展−」は神保町のすずらん通りの「いのは画廊」だ。 早速、お伺いしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 25, 2005 12:24 AM

(仮称)アースダイビング大会

click! 22日昼、六本木は高名なるザ・ハンバーガー・イン The Hamburger Inn に怪しげな面々が三々五々集合した。 本日は「(仮称)アースダイビング大会」決行の日なのである。 中沢新一の「アースダイバー」の内容を実地検分すべく、急遽、探検隊が組織され、その最大の骨子というべき「タナトスの塔・東京タワー」に向かうのである。夏の「NEDU/YANAKA zone 探検」のメンバー masa Tuk Tam AKi に加えて、matsu iGa furu の三人が加わり、隊員は総勢七名である。 ・ ・ ・ ・ ・ 天気晴朗にはほど遠く、小雨のちらつく中、12時30分、ハンバーガーで腹ごしらえした隊員達は飯倉方面に行軍を開始したのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 23, 2005 10:06 PM

ぼくはあの戦争を忘れない

ぼくはあの戦争を忘れない October 45文/絵: ジャン=ルイ ベッソン Jean‐Louis Besson訳者: 加藤恭子・平野加代子/解説: 澤地久枝ISBN: 978-4062109109出版: 講談社定価: 2.625-円(税込)原題は「October 45」、今から60年前の1945年の10月のことだ。 1939年に始まった戦争、その6年間の出来事を一人のフランスの少年が見ていた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 22, 2005 12:10 AM

ガラパゴスの箱船

ずいぶん昔の愛読書だが、今は文庫本だ。 ガラパゴスの箱船 GALÁPAGOSハヤカワ文庫SFカート・ヴォネガット Kurt Vonnegut /著 浅倉 久志/訳ISBN: 4150111189出版社: 早川書房価格: 861-円(税込)なんたって、100万年後の人類の進化が題材のフィクション、それが、1986年に起きた南米エクアドル崩壊の直前、諸々の事情の中でガラパゴス諸島遊覧の客船バイア・デ・ダーウィン号で、ガラパゴス諸島に漂着した男女が、ダーウィンの進化論そのままに進化を果たすのだ。その状況、小道具、舞台仕立て、その語り手にいたるまで、カート・ヴォネガットに抜かりはないのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 18, 2005 07:44 PM

FRISK デジ・プレ キャンペーン

私は FRISK の愛好家なのである。 Apple の iPod shuffle が FRISK に似ているなんていうエントリーを書いたが、どうも、FRISK が iPod shuffle みたいなデジタルオーディオプレイヤーを作って、1,000人にあげちゃおうというキャンペーンをやっているようだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 14, 2005 09:10 AM

北緯40度線探検隊

click! 坂本正治氏は天才である。 人によっては天災というかも知れないが、昔から僕は天才と思っているのだ。いつもいつもそのフィールドを変えながらのパフォーマンス、それを支える大いなる学識、それは天才そのものなのである。 1970年の大阪万博の三井館の展示の映像アーティスト、まだ30そこそこアーティストの一人として間近におられたのだ。その彼のやることなすことには大きく影響(彼の乗るスバル・サンバーに影響を受けた、僕のダイハツ・ハイゼットなのだ)をうけたのだ。 彼には二冊の著作がある。一冊はニューヨーク滞在の体験を綴った「ニューヨーク武芸帳」、そして、この「北緯40度線探検隊」なのだ。 1977(昭和52)年、角川書店から出版、坂本正治氏は1938年12月生れだから、38才の時の本なんだ。いまではどこにもそれはない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 12, 2005 01:51 AM

チョコレート工場の秘密

最近、一番流行っている映画って、ティム・バートン監督、ジョニー・デップの「チャーリーとチョコレート工場の秘密 CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY」らしい。 ロアルド・ダール Roald Dahl の原作の翻訳本「チョコレート工場の秘密」は昔読んだことあるなぁ、なんて考えていたらでてきた。1983(昭和58)年11刷・評論社発行の田村隆一訳のものだ。ところがこれって、もう絶版らしい。 代わって同じ評論社から柳瀬尚紀訳の新訳が登場なのだ。これがすこぶる評判が悪いのだ。それなら原書なのだ。 Charlie and the Chocolate Factory Puffin NovelsRoald Dahl/著 ISBN: 0141301155出版社: Penguin Group価格: 832-円(税込)この本、とてもやさしいのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 11, 2005 03:53 AM

ATOK 2005 for Mac OS X

近頃、話題の ATOK 2005 である。 長年お世話になった EGBridge から乗り換えるのである。というのも、まぁ、バージョンアップもせずにきているので....ではあるが、最近、なんだか EGBridge が老化してきた......というのか、そろそろ認知障害といえるような症状をきたしてきたのである。 入力中、同じような文章を繰り返していても、おいおい、どうしていつまでたっても三番目なんだよぅ......てなことが度々あり、ふーむ、なのである。 というわけで、ATOK 2005 for MacOS X 電子辞典セットを買い求めたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 7, 2005 11:52 PM

いしかわ世界紀行

いしかわ世界紀行著者: いしかわじゅん ISBN: 4620317373出版: 毎日新聞社定価: 1,500-円(税別)いしかわじゅんさんの新しい本だ。 「いしかわじゅん・世界紀行」というわけじゃないようだ。「いしかわじゅん世界・紀行」という趣向の本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 6, 2005 04:03 AM

星の王子さまの眠る海

実は幸福書房で池澤の「星の王子さま」を買った時、一緒に並んでいたこいつも買ってしまった。 星の王子さまの眠る海 Saint-Ex La fin du mystéreエルヴェ・ヴォドワ/フィリップ・カステラーノ/アレクシス・ローザフェルド/著香川 由利子/訳ISBN: 4789726118出版社: ソニー・マガジンズ価格: 2,100-円(税込)もちろん中味を見て買っているんだけれど、この書名と表紙の絵とは原書の内容とは関係がない。「サンテグジュペリ=星の王子さま」ではないんだが、今回の「星の王子さま」新訳ブームにあやかって本書を売ってしまおうという.......な魂胆なのだ。 原書の題名は Saint-Ex, La fin du mystére である。「星の王子さま」の著者であるサンテグジュペリの最期、その事実が解明されていく過程のドキュメンタリーなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 3, 2005 02:39 AM

星の王子さま

ひさしぶりに、代々木上原駅前の幸福書房をのぞいた。 「星の王子さま」がいろいろというか、各種、まとめておいてあるのが目についた。サンテグジュペリ没後61年の今年、日本での著作権が切れ、各種新訳が並んでいるのだ。 他の本屋でそれを見ても買う気がおきないのに、ここ、幸福書房では買おうという気になるのが不思議だ。 星の王子さま LE PETIT PRINCEサンテグジュペリ/著 池沢 夏樹/訳ISBN: 408773434X出版社: 集英社価格: 1,260-円(税込)岩波の内藤濯/訳の「星の王子さま」を読んだのって、いつのことだったっけ、さて、持っているのかどうかも定かでない。 一冊、購入という気になった。さてどれに。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 1, 2005 10:30 AM

$100 Laptop

click! The Architecture Machine の Nicholas Negroponte が MIT の Media Lab で、こんなプロジェクトを立ち上げていたんだ。 100ドルのノートPCを開発し、開発途上国の学校が、子ども1人につき1台のノートPCをそろえられるようになることを目指しているのだ。そのための NPO「One Laptop per Child (OLPC)」までつくられたそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 30, 2005 08:39 AM

アースダイバー

中沢新一の本だから、どうせ本屋に平積みと思っていたら、最近、なかなか見つけられなかったが手に入った。5刷だそうだ。遅ればせながら読んだのだ。 アースダイバー著者: 中沢新一ISBN: 4062128519出版: 講談社定価: 1,890-円(税込)「アースダイバー」とは、カイツブリが水中の泥をすくって大地を創造したとするアメリカ先住民神話だ。我々の先祖である縄文人が作り出した、その泥でできた地形への畏れは現代に生きる我々にも大きく影をおとしているのだ。 「東京の公園と原地形」を読みながら、気になっていたのが本書だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 29, 2005 10:16 AM

東京生活 no.8「代々木上原」

東京生活 no.8「代々木上原」ISBN: 4777904083出版: エイ出版定価: 880-円(税込)now and then さんのエントリーでこんな本が出ているのを知った。 代々木上原にはもう25年近くも住んでいる。お隣の代々木八幡に住んでいた時間も一緒にしたら、もう人生の半分以上をこの辺りをうろうろしていることになる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 28, 2005 10:23 AM

文庫判 京都都市図

文庫判 京都都市図編纂: 昭文社ISBN: 439847028X出版: 昭文社定価: 700-円(税込)先日、京都駅頭で買い求めた。いろいろあった地図から、これを選んだのは「文庫判」という大きさであったが、これが役に立つのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 27, 2005 01:21 AM

方丈庵

京都、下鴨神社に向かって史跡糺(ただす)の森に入ると、すぐに鴨長明ゆかりの河合神社が見えてくる。その境内に、鴨長明の方丈庵のレプリカが建てられている。 鴨長明と言えば、「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」で知られる方丈記の作者である。鴨長明は、1204年、50歳の時、京都の洛北大原山に隠遁し、この方丈庵で「方丈記」を書いたとのことだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 24, 2005 10:24 AM

ショッピングカート

click! コストコに行って、まずびっくりするのがカートの大きさだ。 まぁ、アメリカンスタンダードってところなのかな。とにかく売っている物が大きいからショッピングカートも大きいってわけだ。これでも運べない物のため、もっと大きい台車みたいなものもあるのだ。 コストコ多摩境店では二階・屋上階の駐車場から、このカートをおして動く歩道型のエスカレーターで一階の売場まで下りていく。上の写真は二階駐車場からの入口付近だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 22, 2005 12:03 AM

新 Mac mini

小泉自民党の大勝利に呆然自失、13日、ヨドバシカメラで iPod nano ではなかった、Mac mini を衝動買いしてしまった。 7月末に売り出された、新 Mac mini は3機種、プロセッサは G4 1.25GHz, 1.42GHz と変わりはないが、最初からメモリーは 512MB、上位2機種は AirMac, Bluetooth を標準装備なのだ。 最上位機種の SuperDrive が必要でなければ、中間の機種で69,800-(税込)というお値段でとても買いやすくなったのだ。 Mac mini はモニター、キィボード、マウスは別売り、お持ちのものをお使いくださいというスタンスが特長だ。 しかし、旧 Mac mini のメモリーは 256MB で、どうしても増設せねばならないし、AirMac なしでは、今日日、デスクトップだって具合が悪い、というわけで、Apple Store で購入というのが今までの常識であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 20, 2005 08:04 PM

大和

click! 14日昼過ぎ、広島に到着。 昼食もそこそこに、広島の皆さんに呉にお連れいただく。目指すは「大和」だ。 「戦艦大和復元プロジェクト」でご紹介した「大和ミュージアム Yamato museum 」(呉市海事歴史科学館)にむかったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 16, 2005 08:45 AM

Mighty mouse

五十嵐さんに目ざとく見つけられてしまったが、Mighty Mouse マイティーマウスを手に入れたのである。 これ、なかなかの人気のようである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 4, 2005 08:27 AM

JIDAデザインミュージアム セレクション Vol.7 /表彰式

click! 昨日2日午後、「JIDAデザインミュージアム セレクション Vol.7」の表彰式が、展覧会の会場であるAXISの4階「アクシスギャラリー」で執り行われた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 3, 2005 12:56 PM

模型蒸機の部屋

「040309 模型蒸機」でご紹介した H.Watanabe さんの製作されていた 1/12・89mm(3吋半)ゲージのライブスティーム・模型蒸気機関車がついに完成した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 26, 2005 04:05 AM

東京の公園と原地形

東京の公園と原地形著者: 田中正大 ISBN: 4877512721出版: けやき出版定価: 1890-円(税込)...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 23, 2005 12:02 AM

海馬—脳は疲れない

海馬—脳は疲れない  新潮文庫著者: 池谷裕二 / 糸井重里 ISBN: 4101183147出版: 新潮社定価: 620-円(税込)読まなきゃ、と思っていた「進化しすぎた脳」の池谷裕二の前作、この「海馬」が文庫本になっていた。 早速、読んだのであった。「進化しすぎた脳」の講義録としての硬さもなく、これが面白いのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 20, 2005 02:15 PM

Font Design

evolution—International message (1) より   /click! Windows の次期バージョン Windows Vista の日本語フォント「メイリオ Meiryo」をデザインされた河野英一さんをご紹介したが、ご本人から直接コメントをいただいた。 フォント・デザインの多岐にわたるお話、新しいエントリーにまとめてみた。 まずは、氏のたずさわったブリティッシュ・テレコム British Telecom の電話帳のフォントについて。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 17, 2005 10:05 AM

Jelly Beans

コストコではいかにもアメリカンという食品がある。このジェリービーンズもそんな物の一つである。 全部で45種類が、この透明な容器の中に詰っている。中身だけで1.814kgもあって、35個で40g とあるから全部で1,600個も入っているのだ。価格は2,150-円(税抜き)なのだ。 45種類の味、なんだか分からないものもあるなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 14, 2005 12:01 AM

震災時帰宅支援マップ 首都圏版

こんな地図が出ることは知っていたが、コンビニにあるとは思わなかった。 震災時帰宅支援マップ 首都圏版編纂: 昭文社ISBN: 4398680535出版: 昭文社定価: 630-円(税込)最近、地震の話題にことかかないが、こんな地図が出版された。「帰宅支援マップ」、都心から歩いて自宅まで帰る、それをサポートする地図なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 9, 2005 03:15 AM

夕凪の街 桜の国

夕凪の街 桜の国著者: こうの史代 ISBN: 4575297445出版: 双葉社定価: 840-円(税込)漫画ってすごい。こんな力があるんだ、と感じた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 8, 2005 09:08 AM

Stay hungry. Stay foolish.

[+] スティーブ・ジョブズ(もちろん、Apple の)が、6月12日日曜日、スタンフォード大学の卒業式で来賓としてスピーチした。そのスピーチが大いに話題になっているようだ。mojix さんの「ZOPEジャンキー日記」のエントリーで知ったのだ。 彼の今まで人生を概括しながら、若い人達への一つのはなむけの言葉にする、いつもながら上手な話の組立てに感心する。しかし、今回の話、自分にとって同時代(彼よりはずっと年上の私ではあるが)の話として、感銘したのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 3, 2005 08:03 AM

THE SPACE SHUTTLE OPERATOR'S MANUAL

スペースシャトル・ディスカバリーが飛行中だが、これはスペースシャトルの「操縦マニュアル」なのだ。 Space Shuttle Operator's Manual, Revised Edition (Paperback)KERRY MARK JOELS / GREGORY P. KENNEDYDesigned by DAVID LARKINISBN: 0345341813BALLANTINE BOOKS NEW YORKもちろん、本物ってわけはないが、子供向けに全貌が良く捉えられたマニュアル仕立ての179ページの図解絵本なのだ。Lyndon B. Johnson Space Centre から、Rockwell や North American やらのメーカーまで、この本の制作に協力しているようだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 2, 2005 08:24 AM

NEDU/YANAKA zone

click! 昨日28日午後、根津・谷中界隈に4人の男が潜入した。 タルコフスキーの映画「ストーカー」のように、案内人「Kai-Wai 散策」の masa を先頭に、Tam、Tuk、AKi の三人である。目的は禁断の地 NEDU/YANAKA zone の探検である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 29, 2005 10:09 AM

浮き玉

click! 家内が涼しげに設えた。ガラスの器に水を満たし、浮き草、そして「浮き玉」をあしらう。 浮き玉は陶器製、文字通り China だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 26, 2005 02:12 AM

ル・コルビュジェのインド

ル・コルビュジェのインド写真: 北田英治 編集: 彰国社 ISBN: 4395241026出版: 彰国社定価: 2,500-円(税込)北田英治さんは旧知の写真家、いろいろお世話になっている。「東アジア世紀末研究会」の一員として旅行もご一緒させていただいた。 私は北田さんは「アジア」にとても近い写真家ではあるが、コルビュジェには一番遠い写真家だと思っていたのだが、こんな本を出された。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 25, 2005 06:48 AM

ハンドレベル

知る人ぞ知る、玉屋のハンドレベルである。 ハンドレベル hand level とは、手持水準器とも言い、簡易な測量器である。小住宅の敷地程度ならば、このハンドレベルで高低差を測量、計画の初期ならば十分なデータなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 23, 2005 06:21 AM

あの戦争は何だったのか

あの戦争は何だったのか—大人のための歴史教科書  新潮新書 (125)著者: 保阪正康 ISBN: 4106101254出版: 新潮社定価: 756-円(税込)今もってアジア近隣諸国との摩擦となっている問題、靖国問題、教科書問題等は、あの戦争、日本国のいう太平洋戦争が何だったのか、60年前の敗戦に終った戦争を真摯に考えてこなかったことから始っているのだ。 「あの戦争は何だったのか」を「歴史教科書」として概括しようというのが本書なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 21, 2005 04:10 AM

RUBIS

スイスの Tweezers ピンセット・メーカー RUBIS である。 60年以上前に時計工業用のピンセット・メーカーとして創業されたそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 19, 2005 02:07 AM

戦艦大和ノ最期 /吉田 満

先日、大和ミュージアムについてエントリーしたが、今年は「大和ブーム」と言わんばかりの、相次ぐ映画や出版、その60周年というその節目というべきなんだろうか。 そんな喧騒をよそに、吉田満の「戦艦大和ノ最期」は、その大いなる惨禍に身をさらした者が記録した唯一の文学作品として、今もって大いなる光芒をはなつ。 戦艦大和ノ最期  講談社文芸文庫著者: 吉田 満 ISBN: 4061962876出版: 講談社定価: 987-円(税込)1945年3月29日、呉軍港を出港、その後、戦艦大和は「天一号」作戦のため沖縄方面に向かう。その途次、4月7日午後、米軍機の攻撃によって沈没した。その大和乗組員3,332人の一人として、学徒出身21才の海軍少尉吉田満は艦橋にて、その作戦行動、その戦闘行動、沈没に至る経過をつぶさに見る。 生還を果たした戦後、吉田満は一日にして本書を書き上げたという。格調高い片仮名混じりの文語体、それはその文体以外ではなしえなかったものなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 17, 2005 08:38 AM

熟年の田舎暮らし

今年の初め1月25日「Creative Commies /2」なるエントリーで「Creative Commies のステッカーを先着7人の方に差し上げます。コメントください。」っていったら、すぐに一杯になった。皆、知合いばかりだったのに、一人だけ初めての人がいた。 Heavier-than-air と名乗る Maeda さんであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 14, 2005 12:34 AM

Fujiyama 1号

ОМのフォルクスハウスハウス全盛の頃、フォルクスハウスの部品部材を作ってみようと考えていた。その一つがこれである。 この直径200mm高さ120mm、富士山形の信楽焼、ОМソーラーの立下りダクト下の整流装置として製作し、「Fujiyama 1号」と名付けたものだ。空調の吹出し口「アネモ」と同じ役割だ。最初は一個一個のロクロ製という高級品であった。その後、型で製作するということになったが、いつのまにか忘れられてしまった。 ある程度の重量をもつので、ダクト下に置くだけで機能し、その位置によって立下りダクトの気流を制御することができるというわけだ。 富士山形の特長である先端部が水平にカットされた形態は、捕鯨砲で使う「平頭銛(へいとうもり)」と同じ原理で空力的なものである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 13, 2005 10:20 AM

戦艦大和復元プロジェクト

今年2005年は太平洋戦争が日本の敗戦として終了してから60周年という年だ。 戦艦大和復元プロジェクト   角川oneテーマ21 (C-92)著者: 戸高一成 ISBN: 4047041971出版: 角川書店定価: 760-円(税込)その60年前の1945年4月、連合艦隊の旗艦・戦艦大和(46cm主砲3門を備えた砲塔を3基備えた世界最大の戦艦、乗組員3,300人余)は沖縄への特攻作戦「天一号作戦」出撃、その途次、米軍機の激しい攻撃によって沈没した。 徳之島ノ北西二百浬ノ洋上、「大和」轟沈シテ巨体四裂ス 水深四百三十米 今ナオ埋没スル三千ノ骸 彼ラ終焉ノ胸中ハタシテ如何 「戦艦大和ノ最期」吉田 満 今年4月、大和を生み出した呉海軍工廠の所在地、広島県呉市に、「大和ミュージアム Yamato museum 」(呉市海事歴史科学館)がオープンした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 12, 2005 10:48 AM

環境デザインへの招待

環境デザインへの招待  神戸芸術工科大学公開講座著者: 杉本正美/小玉祐一郎/相良二朗/斉木崇人/川北健雄/園部憲明/花田佳明/山之内誠/木村博昭/小山明 ISBN: 4906544126出版: 建築・都市ワークショップ定価: 1,470-円(税込)「植田実の編集現場—建築を伝えるということ」の著者である花田佳明さんからこの本をいただいた。 2003年に開かれた神戸芸術工科大学の公開講座「環境デザインの新世紀」の内容を書籍化したものだ。住宅から建築、都市、地域にまで及ぶ生活環境を対象とする「環境デザイン」という括りで、諸先生方の講演内容が収められている。一般人を対象としたもので平易な内容である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 9, 2005 08:06 AM

国家の罠

国家の罠外務省のラスプーチンと呼ばれて著者: 佐藤 優 ISBN: 4104752010出版: 新潮社定価: 1,680-円(税込)いつもなら、この手の本、まだ歴史ともいえない進行中の日本国の政治の内幕のドキュメンタリーを読みたいとは思わないし読むこともない。しかし、「国家の罠」なる表題が気になった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 7, 2005 10:22 AM

ETC

まぁ、道路公団の腐敗、不愉快の極みである。橋梁談合なんて昔からやっていたのに、この体たらく、自分たちだけの社会主義国家、それも腐敗し崩壊直前の社会主義国家、と怒っていても、なんともである。 しかし、その道路を金を払って使わざるをえない私達なのである。 その昔は金持車は ETC(イーテックというらしい)という雰囲気であったが、最近は違うののである。仕事車、それも何でもかんでも、ダンプもライトバンも ETC なのである。私も、その仕事車なのである。年間12,000km程度走っているのである。その走行の大部分は高速道路なのである。 ついに、私も ETC しちゃおうかという気分になったのである。どうも車に付ける器械(車載器というらしい)も手頃な価格になっているようだし、それに必要なETCカードも、カード会社のウェブサイトから申し込めるというのを知ったからなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 6, 2005 08:06 AM

SWISS MILITARY WATCH

一昨日のパーティ「ニッポン・プロダクトの一つとして」に、1994年、フォルクスハウス誕生に関わった、小池一三、菅波貞男、秋山東一の三人が一堂に会したのだが、その三人に Be-promoより記念品が贈られた。 その記念品が、この SWISS MILITARY WATCH である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 4, 2005 12:56 PM

昆虫-大きくなれない擬態者たち

あの養老孟司先生も箱根に昆虫館なるものを建設されたようだが、世の中、意外と昆虫少年出身という方が多いのだ。こんな本の出版って、元昆虫少年の胸を熱くするんではないだろうか。 昆虫ー大きくなれない擬態者たち  百の知恵双書 (009)著者: 大谷 剛 ISBN:4540031597出版: OM出版/農文協定価: 2,800-円(税込)真鍋編集長の新しい本が出た。それも昆虫の本なんだ。一瞥しただけで、本作りの大変さが分かるような、図版満載のとんでもなく立派な本なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 29, 2005 01:43 AM

Schröder House

Schröder House シュレーダーハウスG.T.Rietveld 建築家リートフェルト写真: 宮本和義著者: 栗田 仁ISBN: 4902930005出版: バナナブックス定価: 960-円(税込)こんな本を作ったよ、と石原秀一さんから送られてきた。 なんだかグッドタイミングでリートフェルトのシュレーダー邸の本だ。A5版の小ぶりで67ページの軽い本だ。しかし、全ページ、カラーでこのシュレーダー邸だけの本なのだ。 もちろん、ユネスコ世界遺産のシュレーダー邸だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 26, 2005 01:16 PM

Helvetica

Helvetica: Homage to a Typeface / Lars Muller ISBN: 3907044878Price: ¥2,882-昔、自動車に貼る国籍を表示するステッカーの(CH)というのを見て、チェコのかなぁ、なんて思っていたのだ。それがスイスのだと分かったのは、ちょっと前のことなのだ。ちなみに、チェコは(CZ)である。 スイス連邦の正式国名は Confoederatio Helvetica というラテン語なんだそうだ。(CH)はその省略した表示だったのだ。この Helvetica とはガリア戦記にあるケルト人の Helvetii 族の名前に由来するとのことだ。 でも、そんなことが分かる前からヘルベチカ Helvetica は親しいものであったのだ。ヘルベチカ Helvetica はフォントとして、皆知っていたのだ。その Helvetica の由来そのものが本になったというような、Helvetica Font のすてきな本がある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 24, 2005 12:09 AM

タイニーハウス

ちょっと前の AERA に、最近ではちっとも異常さを感じなくなった段ボールハウスを調べた建築学生の記事があったが、そのスケッチや断面図はなかなかすてきなものであった。 TINY HOUSE タイニーハウス—小さな家が思想を持った ワールド・ムック—Living spheres vol.8著者: レスター・ウォーカー訳者: 玉井一匡・山本草介ISBN: 4846523780出版社: ワールドフォトプレス価格: 1,600-円(税込) 我が国の住宅が「兎小屋」と言われて久しいが、そんな小さな住宅をTiny Houses として外国の方に教えていただくのも恥ずかしいが、「狭小住宅」なぞと貧しい呼称でそれらを呼んでいるのでは豊かな物にはなりそうもない。 本書の副題「小さな家が思想を持った。」は余計だが、小さな家を思想を持って見直すことはできるだろう。 ここにあるタイニーハウス、小さな住宅・小屋はすばらしい。又、それらを紹介してくれる本の作り方も特筆ものである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 21, 2005 05:28 AM

小さな家

五十嵐さんが MADCONECTION で TV 放映を紹介された「ル・コルビュジエ『小さな家』」、そういえばあの本持っていたよなぁ、と探してみた。 小さな家 UNE PETITE MAISONル・コルビュジェ/著 森田 一敏/訳ISBN: 4785101105出版社: 集文社価格: 1,575-円(税込)その家と同じように、小さな80頁のとても可愛らしい本だ。建築家ならば誰でも自分の設計した家でこんな本ができたら、なんて思うんじゃないかしら。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 18, 2005 12:32 PM

植田 実・花田佳明 / トーク

「植田実の編集現場—建築を伝えるということ」の出版を記念して、大阪に引き続いて、植田さんと著者の花田佳明さんのお二人によるレクチャアが東京池袋で開かれた。 この本にふれたエントリー-植田実の「都市住宅」-に花田さんのコメントをいただき、すぐに参加を手配したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 12, 2005 01:13 AM

父の鋏

道具好きの父が使っていた小さな鋏が二つでてきた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 11, 2005 08:35 AM

TWO STEVES & APPLE

Two Steves ってのは、アップル・コンピュータを作り出した二人のスティーブのことである。 Steve Wozniak スティーブ・ウォズニアクと Steve Jobs スティーブ・ジョブズの二人である。 ジョブズはアップルコンピュータ社のCEO(最高経営責任者)として、つい数日前のWWDCでは"It's true!"と大活躍だったが、ウォズニアクも会場にいたらしい。彼はジョブズと違った意味で大天才にしてカリスマ、今もって人気があるのだ。2人とも凄い人達なのである。 本書 TWO STEVES & APPLE「2人のスティーブとアップル」は1983年12月出版に出版された。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 10, 2005 07:48 AM

intel inside

このところ、Apple が Mac のプロセッサを、IBM の PowerPC から Intel 製に移行するというような噂、ニュースがとびかっていたが、昨日6日からサンフランシスコで始った WWDC 2005 のジョブズの基調講演でそれが明らかになった。 ● Apple to Use Intel Microprocessors Beginning in 2006 ● APPLE LINKAGE | WWDC 2005 すでに Intel 製プロセッサを搭載した Mac によって OSX Tiger がデモされたとのことである。さすがである。 これで、Power Mac シリーズは終って、新しい世界へということになるようだ。 さんざん、こけにしてきた intel...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 7, 2005 07:52 AM

TAMIYA T34/76 1/48

click! 新しいタミヤの1/48ミリタリーミニチュア・シリーズには、ちょいと興味をもっていたのだ。 そのNO.15、T34/76が登場となればすておけない。それも「第112クラースナエ・ソルモヴォ工場」製のT34/76となれば.......、早速、手に入れて作ってみたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 5, 2005 12:05 AM

蒲原に

静岡県の蒲原は東海道五十三次の宿駅、広重の「蒲原・夜之雪」で有名なところだ。もちろん、桜エビでも有名なところなのだ。 そこにこんな小さな家がころがっていた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 3, 2005 06:42 AM

Clockwork Apple

Clockwork Apple は AppleII のユーザーグループとして1989年に生まれた。 この名前、もちろん、スタンリー・キューブリックの映画「時計仕掛けのオレンジ」A CLOCKWORK ORANGE をもじったものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 2, 2005 07:10 AM

進化しすぎた脳

真鍋さんのブログ komachi memo2 で紹介されていた本書を手に取ってみた。 進化しすぎた脳中高生と語る[大脳生理学]の最前線著者: 池谷 裕二 ISBN: 4255002738出版: 朝日出版社定価: 1,575-円(税込)脳科学の最前線、昨年2004年春、ニューヨークで高校生に行われた全四回、10日間にわたる脳科学の講義の記録だ。著者自身が「高校生の頃にこんな一連の講義を受けていたら、きっと人生が変わっていたのではないかと思うくらいの内容と密度だったと....」と語っておられるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2005 10:01 AM

スイス軍用懐中電灯

エントリー「軍用・懐中電灯」で紹介していた、独特な形状をしているスイスの軍用懐中電灯が改造されて、愛・地球博のスイス館で「音声ガイド装置」として使われているらしい。 Hyaru さんから、そのエントリーにコメント、トラックバックをいただいて、知ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 31, 2005 12:01 AM

虎ノ門 /ダクト

虎ノ門界隈って立派なビルが......と思っていたら、そんなことなくそこここにバラックが、という所なんだと気がついた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 30, 2005 09:15 AM

仮設トイレ

工事現場に仮設トイレはつきもの、というよりも必須のものだが、大手ハウスメーカーの工事現場に、こんなものが目についた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 26, 2005 07:37 AM

業界の濃い人

いしかわじゅんさんは、うちのクライアントなのだ。吉祥寺にフォルクスハウスでお住まいだ。車はアルファだけれど。 業界の濃い人著者: いしかわじゅん ISBN: 4041795052出版: 角川書店定価: 552-円(税別)いしかわじゅんさんの単行本「秘密の手帖」が文庫本になった。本の題名も変わって「業界の濃い人」となった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 24, 2005 08:36 AM

JIELDE / DESK LAMP

このエントリーは、最近になって初めて知ったメーカー名等々、そして、その外観だけではない……デザインの理由を知ることによって、内容を書き直した。(100309)  ● aki's STOCKTAKING: JIELDE ジェルデというランプ/分解 + ずいぶん昔から常用しているが、 [891203]というダイモが貼ってあった。 たしか、浜松グランドホテル内のサザビーのバーゲンで手に入れたのであった。 フランス製だが、その頃、すごくこれが欲しくて、手に入れた時すごくうれしかったのを思い出す。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 21, 2005 06:21 AM

CHICAGO FONT

CHICAGO FONT は Mac のシステムフォントとして Susan Kare によって生み出された。 こんなところで見つかるなんて、びっくりするなぁ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 18, 2005 10:40 PM

やりなおし教養講座

やりなおし教養講座著者: 村上陽一郎ISBN: 4757140851出版: NTT出版定価: 1,600-円(+税)この題名だけで読みたくなくなった人もいるであろうが、私は「教養」も「講座」も、それほどきらいではないのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 17, 2005 05:09 PM

浜松 /050512

一昨日昨日11,12日と浜松にいた。 浜松駅近く北西側の水商売街にこんなバラックがころがっていた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 13, 2005 07:47 AM

HOW BUILDINGS LEARN

HOW BUILDINGS LEARNWhat Happens After They're Built著: Stewart BrandISBN: 0140139966出版: Penguin USA定価: 2.805-円(税込)[ HOW BUILDINGS LEARN / What happens after they're built ](建物はいかにして学ぶか/建てられたあと何が起きるか)の著者は、ホールアースカタログを作ったスチュワート・ブランド Stewart Brand である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 10, 2005 06:33 AM

植田実の「都市住宅」

昔、「都市住宅」という建築雑誌があった。 そして、植田実が編集長だった。僕は今でもその雑誌から学んだことを大事にしている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 4, 2005 11:33 AM

半島を出よ /2

半島を出よ (下) 著者: 村上 龍ISBN: 4344007603出版: 幻冬舎価格: 1,995-円(税込) いやぁ、一気に下巻読了した。いやぁー、面白かったぞ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 1, 2005 02:30 PM

半島を出よ

村上龍の最新の近未来小説、私にとっては「希望の国へのエクソダス」以来の村上龍だ。 半島を出よ (上) 著者: 村上 龍 ISBN: 434400759X出版: 幻冬舎定価: 1,890-円(税込) 玉井さんからお借りした上巻を読了した。やぁ、面白かった。下巻が楽しみになってきたぞ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 30, 2005 10:05 AM

Radiometer

ラジオメーター Radiometer は Solar Energy Machine なのだ。さて.........。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 29, 2005 07:29 AM

Be-h@us展 /初日

今日は朝10時から、Be-h@us展の搬入である。 市民ギャラリーは他に三つの展覧会があり、展示物を搬入する入口は大賑わいであった。当方はBe-h@usの実物の躯体展示のため、ユニック付きのトラックで部材金物が搬入された。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 20, 2005 08:27 AM

Be-h@us展の会場

14日午後、Be-h@us展の会場の世田谷美術館の区民ギャラリーを下見にでかけた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 16, 2005 09:09 AM

KOVAP / ZETOR Tractor

click! 我国では遠に無くなってしまったが、ヨーロッパのブリキ玩具の製造工場は健在なのだ。あの GONIO で分かるように、チェコのような東欧で作られている。この Kovap v.d. Náchod はチェコのブリキ玩具会社である。このトラクターは昔からあるものだが、なかなか優れているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 14, 2005 12:15 AM

満州走馬燈 / 満州メモリー・マップ

中国の対日デモが盛んに報道されている。 先日のエントリー「父の遺言書 /1943」でふれた「満州」、この満州の歴史、日本国が中国にもたらした惨禍、同じ日本人を見捨てた国家の責任を忘れてはならない。 click! 「満州走馬燈」は1982年(昭和57年)にワールドフォトプレスから出版された。 著者の小宮 清さんは芸大の先輩だ。 彼の幼少の頃、5才から11才、1940年から1946年の満州での自身の体験を書かれたものだ。彼が父母と一緒に満州開拓団として入植、そして満州国崩壊、その後のご苦労と帰国までの経験、それを美しいスケッチ(だけというわけではなく、工業デザイナーらしい細部にわたって科学的なところが、さすがなのである)とともに書かれたものなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 13, 2005 10:13 AM

新宿・軽子坂

この「定年時代」なるタブロイド版の広告紙が朝日新聞の朝刊といっしょに月二回きているなんて初めて知った。このネーミングと内容とはなかなかリンクしているのが面白いのだが、今回、この新聞の三面に「坂のある街」という記事が目についたのだ。 玉井さんの事務所のある銀鈴会館の横の坂道、「軽子坂」というらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 6, 2005 08:15 AM

機関銃の社会史

機関銃の社会史 THE SOCIAL HISTORY OF THE MACHINE GUN著者: ジョン・エリス John Ellis訳者: 越智道雄ISBN: 4582532071出版: 平凡社定価: 3,200-円(税込)このブログでよく検索されているエントリーに「カラシニコフ AK47」がある。唯の銃器をそのように語らねばならない現代的な意味があるような気がする。 そんな戦争の近代化の歴史というのか、軍事技術の産業革命の歴史が、この「機関銃の社会史」にある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 31, 2005 08:41 AM

渥美半島に..... /2

click! 28日のエントリー「渥美半島に.....」は、29日、小林さんから再度のメールをいただいた。 あの写真の建物は石山修武のものとのことであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 30, 2005 08:09 AM

水戸にて

21日、水戸芸術館で開催中のARCHIGRAM展にでかけたのである。ついでに水戸中心部も散策したのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 30, 2005 05:57 AM

Schuco / AKUSTICO 2002

シュコ Schuco のギヤシフトできる EXAMICO 4001 と同じ車体だが、これも変ったメカニズムが仕掛けられている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 27, 2005 08:38 AM

ARCHIGRAM

21日は水戸芸術館の「アーキグラムの実験建築 1961-1974」展にいた。 会場は、玩具箱をひっくり返したような ARCHIGRAM のグラフィカルなイメージで一杯であった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 25, 2005 05:40 AM

ブログを続ける力

ブログを続ける力編著: GEODESIC ISBN: 486167042出版: 九天社定価: 1,680-円(税込)栗田伸一さんの GEODESIC の新しいブログの本「ブログを続ける力」が出版された。昨年の「ブログの力」に続くブログ・シリーズ第2弾だ。この aki's STOCKTAKING も登場、のっけから「自分の情報を鍛える」と紹介され、ちょっと照れている。 こんな機会に、最近、このブログで考えていること、やっていることをレポートしておこう。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 24, 2005 10:11 AM

となり町戦争

となり町戦争著者: 三崎亜紀 ISBN: 4087747409出版: 集英社定価: 1,475-円(税込)新聞の広告を見ていたら無性に読みたくなった。昼、本屋で買って、一気に読了した。 面白かった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 22, 2005 09:00 AM

Schuco / EXAMICO 4001

click! シュコ Schuco の EXAMICO 4001 である。1930年代の Tin toy のレプリカである。 全長140mmほどの大きさだが、シュコらしいメカニズムがうれしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 21, 2005 12:04 AM

機械らしい

「男らしいというのが褒め言葉だとすれば、機械らしいという褒め言葉があって良いように思います。」と河さんがおっしゃっておられたが、河さん的には「機械らすい」とおっしゃるのかな。 とにかく「機械らしい」機械といえば、蒸気機関車はその最たるものであろう。 蒸気機関車の興亡著者: 齋藤晃ISBN: 4871884163出版: NTT出版定価: 3,568-円(税込)この「蒸気機関車の興亡」って、すごい本なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 18, 2005 07:05 AM

RED BOOK

AppleII を手に入れたのは1979年、本体に附属していたのが、この AppleII Reference Manual である。 ソニー・ウォークマンの五十嵐さんのコメントで急に「カセットデッキ」のことを思い出したのだ。この頃の AppleII にはカセットデッキは必需品だったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 17, 2005 10:17 AM

沖縄の....

漫画家のいしかわじゅんさんからメールをいただいた。 「こんなバラックはどうでしょう」と、沖縄のバラックの写真を添付していただいたのだ。 いしかわじゅんさんはかねてから沖縄好きだが、最近「沖縄支店」という仕事場を作り、月に一回はいっておられるようだ。そのあたり「いしかわじゅんHP」に詳しい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 15, 2005 09:28 AM

ダクトのある.....

ダクトがある。それもなかなか挑発的である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 11, 2005 06:04 AM

CHARLES & RAY EAMES 展

東京駅八重洲口の大丸で開かれている「CHARLES & RAY EAMES 展」に出かけた。 玉井さんの Myplace で知ったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 9, 2005 09:57 AM

GONIO / VW-82 KÜBELWAGEN

WILLYS JEEPを紹介したチェコの GONIO の最初の製品は VW-82 KÜBELWAGEN の1/24のブリキであった。 KÜBELWAGEN とはフォルクスワーゲンの軍用バージョンでキューベル・ワーゲンという。実車は、第二次世界大戦中、ドイツ軍のいるところ、アフリカの砂漠、ロシアの雪原、占領下のパリの街中といたるところに登場している。フォルクスワーゲン・ビートルと同じレイアウト、コンポーネントを使用、リアの空冷四気筒エンジンで後輪駆動、抜群の信頼性で大活躍したのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 8, 2005 08:05 AM

Children Learn What They Live

『あなた自身の社会』 スウェーデンの中学教科書著者: アーネ・リンドクウィスト+ヤン・ウェステル   Arne Lindquist, Jan Wester訳者: 川上邦夫ISBN: 4794802919出版: 新評論定価: 2,310-円(税込)2月21日、皇太子・浩宮が自身の誕生日に際しての記者会見で、「最近非常に感銘を受けた」として一篇の詩を読み上げた。本書に収録されているドロシー・ロー・ノルト Dorothy Law Nolte の詩『子ども』だそうだ。 本書は1991年に出版されたスウェーデンの教科書の邦訳で、1997年に出版された。 皇太子の発言の報道以後、書店では売切れ、出版元は急遽増刷を決定、現在のところ店頭に並ぶのは3月中頃の予定だそうだ。こんな地味な出版社に突然降って湧いた注文、めでたい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 27, 2005 06:19 AM

MIMIdas technician

長さ10cmほどのメッキされた金属製の筒である。これがミミカキなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 25, 2005 03:02 AM

ClockLink.com

五十嵐さんのブログ MADCONNECTION を開いて、腕時計の時刻を合わせるというのが朝の日課だった。 サイドメニューの ClockLink.com の ROLEX EXPLORER ll 風の時計がお目当てというわけだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 24, 2005 03:26 AM

類語辞典

角川類語新辞典著者: 大野 晋+浜西正人ISBN: 978-4040117003出版: 角川書店定価: 5,355-円(税込) 2003年の初め、下北沢の本屋に講談社の「類語大辞典」が平積みになっていた。ぱらぱら見ているうちに、急に欲しくなってきた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 18, 2005 07:42 AM

希望格差社会

希望格差社会「負け組」の絶望感が日本を引き裂く著者: 山田昌弘ISBN: 4480863605出版: 筑摩書房定価: 1,900-円(+税)なんとも、やりきれない書名だが、表紙のちょっと不思議な絵に興味をもって、手にとってしまった。 20世紀初頭風の絵、田園風景の中のサーカスというよりも遊園地、ジェットコースターのように四輪車がスロープをを滑り降り、グルッと逆さまに中空に放り出されて、再びグルッと着地するという装置の絵だ。 そんな不安定な恐怖というべき世界が、穏やかな田園風景の中にある。 本書の著者は、これからの社会をそのようなものとして見せてくれるのだろうか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 16, 2005 04:17 AM

単独飛行 Going solo

単独飛行 GOING SOLO著者: ロアルド・ダール Roald Dahl訳者: 永井 淳ISBN: 4794965974出版: 早川書房定価: 756-円(税込)この表紙は単行本のもの、現在は文庫本のみロアルド・ダールの数々の著作の中で、この「単独飛行」が一番好きだ。 原名は Going solo、初めて飛行機を一人で操縦 solo することと、独り立ちした自分を重ね合わせた題名は本書に相応しい。これって、ロアルド・ダールの青年時代の自伝なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 14, 2005 09:57 AM

2005 / SUPER BOWL

メールマガジン「Japan Mail Media」の2月12日号の最新号は、冷泉彰彦氏の連載『from 911/USAレポート』 の第185回「フットボールと愛国」であった。 米国毎年恒例のプロフットボールNFLの決勝戦「スーパーボール」が2005年2月6日の日曜日行われた。 この「スーパーボール」って、その一週間前を「スーパーボール・ウィーク」というくらいのお祭り騒ぎらしい。フットボールの試合以上にTV中継されるイベントとして大きな影響力があるんだそうだ。昨年は「ジャネット・ジャクソン事件」なんぞで物議をかもした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 13, 2005 07:42 AM

Mamod

英国 MAMOD の蒸気エンジンの玩具である。 もちろん、実際に動く模型である。 蒸気エンジンの玩具は、いわゆる蒸気機関車や、トラクションエンジンやロードローラー等の蒸気自動車が一般的であるが、ここにある2台は Stationary といわれる設置型のエンジンで、純粋に動力として、何かの可動物を作るためのものだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 10, 2005 07:00 AM

いろんな催し物

「Be-h@usの本」でお世話になったグラフィックデザイナーの高橋貴子さんから、「出版のユニバーサルデザインフォーラム」のご案内をいただいた。 それとおまけに「岡倉天心展」も教えていただいた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 4, 2005 09:14 AM

PUBLIC TRANSPORT

PUBLIC TRANSPORT「公共交通機関」ということになるのかな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 31, 2005 08:23 AM

Movable Typeスタイル&コンテンツデザインガイド

Movable Typeスタイル&コンテンツデザインガイドコンテンツ管理システム(CMS)ツールとしてのMovable Type活用術&実践サイトデザイン術著者: エ・ビスコム・テック・ラボISBN: 4839915954出版: 毎日コミュニケーションズ定価: 2,940-円(税込)このブログ自体 Movable Type であるが、Movable Type には大いにお世話になっているのである。昔、Movable Type の入門書を待望していた時期もあるが、もうこんな内容の本が登場しているのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 27, 2005 03:03 AM

チャスとリサ、台所でパンダに会う

チャスとリサ、台所でパンダに会う著者: フラン・レボウィッツ/挿絵: マイケル・グレーブス/訳者: 宮家あゆみISBN: 4794965974出版: 晶文社定価: 1,200-円(+税)ニューヨークのアパートに隣あわせに住む男の子と女の子、チャスとリサ、彼らが台所の奥のドアの中にいた二頭のパンダに出会う.....。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 24, 2005 04:01 AM

VectorWorks11ではじめるCAD

VectorWorks11ではじめるCAD著者: 五十嵐 進ISBN: 4881664360出版: 株式会社ソーテック社 定価: 3,800-円(+税)五十嵐さんの新しい VectorWorks の本が、昨日発売されたそうだ。VectorWorks も10 から10.5、そして11 と進化していくようだが、さて、どのように。 Mac で CAD の人って最初に 3.5"ディスクをモニター上に描くことから始める、というようにしてしまったのは五十嵐さんなのだが、さて今度のバージョンは何から描くんだろ。 amazon.co.jp で五十嵐さんの著作を検索すると、MiniCad から VectorWorks への進化にそって、1995年の本 Macintosh Desktop Architecture Design 2D-CAD から12冊が並ぶ。やぁやぁ、お世話になりました。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 19, 2005 12:28 AM

Uncover the HUMAN BODY

子供向けのものだが、こんなモノ知ってた? Is it a book or is it a model? 「これって本、それとも模型?」というわけだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 18, 2005 11:57 AM

飛行船ツエッペリン伯号飛来の地

飛行船ツエッペリンの到来した霞ヶ浦海軍航空隊の飛行場は、戦後無くなってしまったが、その到来を記念する記念碑があるという。 茨城県稲敷郡阿見町、でかけてみたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 14, 2005 08:03 AM

Amazonギフト券が贈られました!

Amazon からアソシエイト・プログラムからAmazonギフト券が贈られてきた。 From: gc-orders@amazon.co.jpDate: 2005年 1月 6日 07:43:35 JSTSubject: Amazon (associates@amazon.co.jp)様からあなたにAmazonギフト券が贈られました!To: XXXX@landship.co.jp...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 12, 2005 09:19 AM

ヒトのからだー生物史的考察

ヒトのからだー生物史的考察著者: 三木成夫ISBN: 4900470090出版: うぶすな書院定価: 2,200-円(+税)KOMACHI MEMO の「正月に読む本」で本書の存在を知った。すぐに AMAZON に注文し手に入れた。 ブログによって、他者と「読書」について共有しうるのは、これも又、ブログの力かと思う。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 11, 2005 06:23 AM

工事用 LED ライト

路上で採集した工事用 LED ライトである。不思議なカッコしている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 8, 2005 08:03 AM

木屋の爪切

「刃物の木屋」の爪切である。木屋(きや)は日本橋の刃物屋の老舗である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2005 08:04 AM

Volkswagen: A Week at the Factory

私は同じ物がたくさんあるということが好きなのである。 一個一個はそれほど好きではなくても、それが複数あると好きになってしまったりするのである。最近、買い求めてしまったパンチも、それが40個が並んでいることに物欲がぐんぐん、というわけなのである。 そんな性癖を十分満足させられる写真集がこれなのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 4, 2005 12:17 AM

環日本海諸国図

...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 2, 2005 01:01 AM

クリスマス・イブ

+ サンタクロースがいるいないなんて、子供たちから聞いたり答えたり、プレゼントを隠したりこっそりおいたり、なんてことは、私は随分と昔に卒業しました。 でも、今もってご苦労なさっている皆さんを想像すると、ほほえましく思ったりもしています。 JMM の『オランダ・ハーグより』をレポートされている春具氏の第105回「クリスマス・イブ物語」を読んで、こんなすばらしい話があったのかと思いました。JMM はメールマガジンですので読めない方もおられると思い、ちょっと長いですが引用させていただきます。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 25, 2004 05:05 AM

網野善彦を継ぐ。

網野善彦を継ぐ。著者: 中沢新一・赤坂憲雄ISBN: 406212453X出版: 講談社価格: 1,200-円 (+税)「僕の叔父さん 網野善彦」を読んだ勢いで、中沢新一と赤坂憲雄の対談「網野善彦を継ぐ。」を読む。網野善彦を系統的に読んだことも考えたこともなかったが、網野善彦がなんたるかが少し分かってきたかな。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 17, 2004 08:50 AM

MON NONCLE「モノンクル」

MyPlace のエントリー「僕の叔父さん 網野善彦」、のっけから雑誌 MON NONCLE 「ボクのおじさん」がでてきた。 私も毎号買っていた。玉井さんが6号で廃刊と云っておられるが、よく覚えていない。手元に6号までしかないから、きっと6号でお終いだったんであろう。 MON NONCLE 「モノンクル」は朝日出版社より1981年7月創刊、480-円だった。 伊丹十三責任編集.......「ちょっとこっちへ おいでよ 君の心について 話そうよ」 おじさんは静かにいったー...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 15, 2004 12:19 AM

直観でわかる数学

直観でわかる数学著者: 畑村洋太郎ISBN: 4000056794出版: 岩波書店定価: 1,900-円(+税)私はこの手の本が大好きなのである。 それに、「数学」には積年のコンプレックスがあるのである。早速、手にしたのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 8, 2004 10:14 AM

僕の叔父さん 網野善彦

僕の叔父さん 網野善彦集英社新書著者: 中沢新一ISBN: 4087202690出版: 集英社定価: 693-円(税込) 新潟で、玉井さんが聞いてきた。「秋山さん、中沢新一って知ってます?」「.......あの宗教学者の?」「えぇ、中沢新一って網野善彦の甥で、最近[僕の叔父さん網野善彦]って本がでたのです。なかなかいいですよ。」「へぇ。面白そうですね。.......」...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 4, 2004 09:04 AM

田麦山の信号

地震の被災地、川口町田麦山近くの路上にこんなものを見つけた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 3, 2004 07:34 AM

木星と金星と月の写真

昨年9月11日のエントリー[月と火星の写真]の惑星接近研究家・田中三彦氏からメールをいただいた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 1, 2004 01:00 AM

オキナワの家

オキナワの家くうねるところにすむところ 03著者: 伊礼 智ISBN: 4757302762出版: インデックス・コミュニケーションズ定価: 1,600-円(+税) M.T.VISIONS の真壁智治さんが鋭意、企画されていた、若い世代(子供向けというのはどうかな)へ向けての「家とは何か」を伝える叢書「くうねるところにすむところ」の第一回配本の三冊が発売された。 益子義弘・芸大教授の「家ってなんだろう」みかん組の「家のきおく」と、建築家・伊礼 智さんの「オキナワの家」だ。 それぞれ、建築家が自身の絵と文によって、家とはなにかを伝えようとしている絵本なのだ。 伊礼さんにいただいた「オキナワの家」には沖縄の人である彼でしか書けない沖縄の世界がある。 ● 株式会社インデックス・コミュニケーションズ...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 30, 2004 07:56 AM

2004年新潟県中越地震/田麦山

川口町は震度7という新潟県中越地震で揺れがいちばん大きかった町だ。 川口町の地震情報の中にある「かわぐち地震災害対策広報」の11月21日付け20号の「家屋被害調査結果」によれば、最も大きな被害がでたのは田麦山地区で、住宅166戸のうち90%の159戸が全壊、半壊以上となると162戸となり実に98%ということになる。 その田麦山地区にでかけてきた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 29, 2004 10:44 AM

日本の民家

日本の民家岩波文庫著者: 今 和次郎ISBN: 4003317513出版: 岩波書店定価: 550-円(+税)真鍋弘さんのKOMACHI MEMO のエントリーで紹介された、今和次郎の「日本の民家」を読んだ。 これは読まなくてはと思い、すぐ amazon.co.jp を開いた。現在は絶版と思われ、マーケットプレイスに出品されているものを手に入れた。(実は、すでに持っていたのである。読まずに埋もれていたのである。最近、よくそんなことがある。困ったことである。)...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 28, 2004 11:59 AM

自立建築のあるまちづくり

自立建築のあるまちづくり著者: 林英雄・山田利行ISBN: 4794212801出版: 北斗出版定価: 1,890-円(税込) 新潟の震災は、復興という方向はまだまだであるようである。 こんな本があることを思いだし、神戸の震災での体験が本当に活かされているのか、もう一度、繰り替えさないためにも、紹介しておこうと思った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 20, 2004 07:16 AM

東京・首都圏未来地図

東京・首都圏未来地図Seibido mook成美堂出版編集部ISBN: 4415100376出版: 成美堂出版定価: 1,050-円(税込) やぁ、驚いた。こんなにたくさんの開発計画が進行中なんて、なーにも知らなかったな。 いつのまにか、そんなバブリーな21世紀に突入していたのか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 17, 2004 06:42 AM

ロバート・キャパ最期の日

1954年5月25日午後3時頃、キャパが最後に撮ったカラー写真。 この後右手前方の土手に上がり地雷を踏む。 今年2004年は、ロバート・キャパがインドシナで亡くなってから50年なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 14, 2004 01:21 AM

2004 米国大統領選挙

(CNN.com のサイトより) 米国の大統領選挙が終った。 大方の予想通りというか、あの「華氏911」の熱気も虚しく、ブッシュ再選という結果になってしまった。それがこれからの世界にどんな影響を及ぼすのか、どんな結果になっていくのか、恐ろしい気がする。 アメリカの大部分の人達はイラク戦争の問題や自国の経済政策よりも、中絶や同性愛の結婚など宗教的価値観の問題として大統領を選択したそうだ。 米国在住の二人の日本人、映画評論家・町山智浩(米国カリフォルニア州在住)と作家・冷泉彰彦(米国ニュージャージー州在住)のホットなレポートを読んだ。 ● 2004-11-03 大統領選挙はこの日記の予測どおり…… ● 『from911/USAレポート』第170回【臨時号】「混乱の果てに、静かな朝を迎えて」...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 4, 2004 04:02 AM

BOOK OF CAMOUFLAGE

まぁ、テレビは迷彩服だらけ、もちろんイラクで、その上、新潟での自衛隊も迷彩服(他に作業服はないんですかね)である。 「迷彩」「カモフラージュ」というと軍事オタクの関心事と思われてしまうが、そんな特殊な事柄ではなく、日常的な風景の中に存在する事象なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 31, 2004 06:41 AM

ブログの力

GEODESICの栗田伸一さん、宮本さんが精力的に進めていた新しい書籍、「ブログの力」が九天社から出版された。(書店の店頭には来週中に) 「Blogの可能性に気づいたユーザーたち」という副題通り、つい最近、ブログを通じて起こった事々を取り上げ、新しいブログの可能性、新しい地平を示そうという内容なのだ。 ブログの力Blogの可能性に気づいたユーザーたち編著: GEODESICISBN:4861670217出版: 九天社定価:1,600-円(+税)ブログ blog の世界の進化については、いつも Dog's Year といってしまうが、その速度はとてつもなく早い。このブログ aki's STOCKTAKING が始めてからまだ1年と5ヶ月、初期の頃、待ち望んでいた「ウェブブログ入門」というような本から、今では、こんなブログを可能性を論じ、大きく発展した世界を指し示してくれる本まで出てくるまでに進化してきたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 27, 2004 12:32 PM

忘憂清楽集

忘憂清楽集(ぼうゆうせいらくしゅう)著者: 呉清源ISBN:4062125811出版:講談社定価:3,990-円(税込み) 塚原範之さんからこんな立派な本を送っていただいた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 22, 2004 12:16 PM

スパムトラックバック

きました。10個きました。 スパムコメントも困りますが、これもやっかいなものですね。 全然関係ないエントリーにトラックバックというわけではなくて、「トラックバック」について書いたエントリーにトラックバックというのは良心的なのかな。 1個ならそのままにするのに、10個は多すぎますね。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 21, 2004 07:59 AM

Martin SP-5B MARINE

昔、東孝光建築研究所で製図板を並べて数年間を過ごした同僚、坂本宏昭氏から「ラジコン技術」誌の最新号2004年11月号が送られてきた。 彼は早稲田大学理工学部建築学科、安東勝男研究室出身だが、最近では建築界ならぬラジコン模型界で大活躍なのだ。 最近の彼の活動、ラジコン模型飛行機の製作、それも水上機のスケール機という難易度の高いジャンルに挑戦しているのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 18, 2004 07:38 AM

アウステルリッツ

アウステルリッツ[原書名:AUSTERLITZ]W・G・ゼーバルト [著] 鈴木仁子 [訳]ISBN:4560047677出版社:白水社定価:2,200-円+税 本屋の書架にこの「アウステルリッツ」の背文字を見つけた。 アウステルリッツといえばナポレオンが勝利をおさめた戦い、そんな内容の本...と見てみることになった。 表紙はなんだか奇妙なかっこの少年の写真、W・G・ゼーバルトという著者も初めてだし、《全米批評家協会賞》受賞作品だそうだが、よく分からん。 中を開いて、突然、これは何って思った。そこには奇妙な写真がたくさんある。挿絵なんだろうか。要塞、建築の写真、図面、風景、静物、室内、人物、写真とその断片、それらは全て奇妙で不思議な気分にさせるのだ。 というわけで、手に取ってレジに向かったのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 15, 2004 09:16 AM

ダライ・ラマ自伝

ダライ・ラマ自伝 The Dalai Lama of Tibet文春文庫著者: ダライ・ラマ訳者: 山際 素男ISBN: 4167651092出版社: 文芸春秋定価: 660-円(税込)突然、ダライ・ラマに興味がわいてきた。 チベット問題、仏教に、というわけではない。彼がダライ・ラマ13世の生まれ変わりとされ、14世として教育を受けることとは、どういうことであったのか、あのような傑出した人物、宗教家であり政治家がどうやって登場したのか知りたかったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 30, 2004 08:25 AM

坊(ぼん)さんが屁(へ)をこいた

子供の遊びの「だるまさんがころんだ」は、関西では「ぼんさんがへをこいた」だそうだ、他にも「いんどじんのくろんぼ」とか「いんであんのふんどし」とか人種差別じゃないのというようなものやら、いろいろあるようだが、この遊びの話しではない。 ずいぶん昔だが、これをハイパーテキストにした(何かのコンペティションだったか)というのを面白く読んだのを思いだしたからなのだ。概ねこんな感じであった。 ●坊さんが屁をこいた。 ●出家して仏門に帰した人が腸の内容物の発酵によって発生したガスをはばかりもなく人前でした。 ●家を出て 仏の所説の法門に帰したサル目(霊長類)ヒト科の動物が消化管の一部の内容物の細菌などの微生物が有機化合物を分解してアルコール・有機酸・炭酸ガスなどを生ずる過程によって発生した気体をはばかりもなく人前でした。。 ●同じ家に住む人々の集合体.....................................
Posted in aki's STOCKTAKING on September 26, 2004 12:20 PM

PRESS MAN 0.9

「Be-h@usの本」で一章割かれて紹介された PRESS MAN 0.9 プレスマンである。 あまりに日常的で、いつも手元にあるものだが、久しぶりに事務所に補充したのでエントリーしてみた。10本入りボックスを二つ、20本をいつものワセダジムキオフィスサプライから配達してもらった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 23, 2004 05:31 AM

私の自転車 /2 赤いランドナー

これは第二期少年期の自転車、大学に入ってからの自転車、赤いランドナーの話だ。 1963年、芸大の2年生の時、再び自転車熱がぶり返した。 一年下に道家駿太郎氏が入ってきて、彼に出会ったのが原因だ。すっかり自転車を忘れていたのに、彼が作りつつあるキャンピング用車の話に魅せられ、再びルネルスのランドナーを夢見てしまった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 17, 2004 07:53 AM

METROPOLIS

彼の国ではお菓子のオマケの玩具が9/11を彷彿とさせるとかで回収騒ぎ、たしかにイタズラとしか思えないものであるが、ビルのデザインなんか、この METROPOLIS を参考にしたんじゃないかしら。 これは9/11とは何にも関係のない玩具、PUZZLE の METROPOLIS だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 15, 2004 08:27 AM

BIC カミソリ

ごく普通の使い捨てののカミソリなのだが、この BIC の柄の長い2枚刃のカミソリは優れている。 切れ味が良く、そしてこの長持ち具合はどうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 14, 2004 12:05 PM

今日は 9/11 だが

今日はあの 9/11 から三周年。あれから起こった出来事のことごとく現在進行中だ。 イラクでの米兵の死者 1,000人を超す。そして、イラク人は20,000人......。ブッシュ支持率、ケリーを上回っている.....。ムーアの[華氏911]は大統領選の前にTV放映を目指すんだそうだ......。 底抜け合衆国アメリカが最もバカだった4年間著者: 町山智浩出版社: 洋泉社定価: 1,500-円+税ISBN: 4-89691-843-6...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 11, 2004 12:27 PM

5万番目の幸せ

このブログ ak's STOCKTAKING も 50,000 アクセスをむかえました。 リロードしてもカウンターが上がらない、IPアドレスの2重カウントをチェックするカウンターにしてるので、切り番云々はないんだろうなと思っていたら、なんと大行征さんがゲットしてしまいました。 さて、なにかご褒美をとのお話です。さて.....。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 2, 2004 05:14 PM

浅間山噴火

昨日、1日午後8時2分ごろ、浅間山が噴火したそうだ。昨年の非常に小規模なもの以来で、規模は山の中腹まで噴石が飛んだ1983年以来21年ぶりだそうだ。 この時のために用意してあったという木島さんのライブカメラだ。 まぁ、いまのところ天気は悪いし....。 ●活火山 浅間山の 今 たくさんの浅間山ライブカメラをリンクしている。 ●早川由紀夫の浅間山ページ ●浅間山...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 2, 2004 09:29 AM

GONIO / WILLYS JEEP

最近見かけないが GONIO である。夢中になって集めて15年もたつんじゃないかしら。 GONIO はチェコの玩具メーカーだが、ブリキの軍用車の1/24スケールのキューベルワーゲン、シュビムワーゲンのモデルから始った。 これは連合軍のウィリス・ジープだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 29, 2004 10:02 PM

モーターサイクル・ダイアリーズ

チェ・ゲバラと聞けば、胸が熱くなるおじさんもいるが、今時の若い衆にとっては、Tシャツの絵柄ぐらいしか思い浮かばないのではないだろうか。 そのゲバラの青年時代の話しが映画となって公開される。THE MOTORCYCLE DIARIES、邦題もそのまま「モーターサイクル・ダイアリーズ」だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 25, 2004 11:29 PM

ベルリン陥落 1945

ベルリン陥落 1945[原書名:BERLIN THE DOWNFALL 1945 (Antony. Beevor)]アントニー・ビーヴァー [著] 川上 洸 [訳]ISBN:4560026009白水社 (2004-08-10出版)定価:3,990-円(税込) 読了した。細かい活字の647ページに及ぶ歴史ドキュメンタリーは、なかなかしんどい読書ではあった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 15, 2004 12:15 AM

高山建築学校伝説

高山建築学校伝説 趙海光/編 高山建築学校編集室/編出版社 : 鹿島出版会ISBN:4-306-04440-8価格 : 2,520-円(税込) 高山建築学校があった。今、誰もそれを知らない。誰もそれが見えない。それは伝説だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 11, 2004 09:24 AM

DiMAGE A1

いろいろ検討の結果、デジカメ最新鋭機(当社比)を導入した。 コストパフォーマンスの高い、十分満足できる選択であったと考えている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 10, 2004 08:10 AM

デジカメ検討 2004

世の中、デジタルハイエンド機は800万画素である。デジタル一眼レフもだいぶ手ごろなお値段にはなってきた。 新しいデジカメを考えているのだ。今度のはそれなりのスペックのものをと考えている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 8, 2004 03:35 PM

Be-h@usの本/評判記

先週末、[Be-h@usの本]を発送し、多くの方々のお手元に届いたようだ。 ご覧になった方々から、 電話、メール、ブログと、いろいろなご感想、ご意見をいただいている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 4, 2004 12:23 PM

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)

7月30日、31日と長野県小諸にでかけていた。 今回初めて、八王子から車で出かけ帰るのに、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)を使った。地図上には[あきる野IC]がでているが実際には工事中である。次の[日の出IC]からだ。 八王子から一般道で[日の出IC]、青梅、入間と経由して、関越道とは[鶴ケ島JCT]でつながる。都心からだと関越道[練馬IC]からだが、同じくらいの時間(早いかな)で鶴ケ島で、小諸にもいつもと同じ2時間で到着した。帰りも同じく、所沢・練馬間の渋滞にもあわず快調に帰還した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 2, 2004 07:34 AM

東アジア世紀末研究会

[+] 第一回目の「東アジア世紀末研究会」の旅行は上海旅行であった。1986年の11月末の6日間、まだ植民地時代の租界風景の残る上海であった。 帰国前日の夜、上海大楼の前での記念撮影である。 ちょうどその頃、日本では伊豆大島が噴火して全島民避難なんてことになっていて、日本沈没、このまま上海に居なければならないのではないか、なんて心配した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 29, 2004 07:19 AM

動物園

今、動物園が面白いらしい。 日本で一番北にあるという北海道は旭川市の旭山動物園だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 24, 2004 07:46 AM

ダ・ヴィンチ・コード

THE DA VINCI CODE by Dan Brownダ・ヴィンチ・コード(上・下)ダン・ブラウン 著 / 越前敏弥 訳出版社: 角川書店定価: 1,800円+税(上下共)ISBN: 4-04-791475-4遅ればせながら、さきほど読了、やぁ、面白かった。でも、すごく忙しい話なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 19, 2004 04:32 AM

WHY BUILDING FALL DOWN

7月4日はアメリカ独立記念日であった。 その日、ニューヨークのグランドゼロこと9.11のWTCの跡地に新しい超高層ビル FREEDOM TOWER の起工式が行われた。今度のビルの高さは1776フィートとのこと、独立した年1776年をもじったとのことだ。 この高さは世界一なんだそうだ。9.11の後、跡地のコンペが行われ、いろいろな計画があったのだが、いつのまにかワールド・トレードセンター(1350フィート)よりも高いビル、名前も....だし、起工式の日も....と挑発的なことである。 飛行機が超高層ビルにぶつかる(ぶつける)というのは、9.11のWTCが初めてではない。同じニューヨーク、エンパイア・ステート・ビル(1250フィート)に飛行機がぶつかったことがあるのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 14, 2004 12:29 AM

建築はほほえむ

建築はほほえむ---目地 継ぎ目 小さき場----松山 巌 著出版社 西田書店定価:1,300円+税 ISBN: 4-88866-385-8 これから建築を学ぼうとする人達は幸せである。 松山巌のこの本があるからである。 建築をこんなに親しくやさしく美しい日本語で語ってくれる本を知らない。 建築を作ること、考えること、感じることを、こんなに親しくさせてくれる本を知らない。 建築にこんなに希望を持たさせてくれる本を知らない。 「なんたって、建物をつくる時間より、使う時間の方が長いのだから。」...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 23, 2004 08:20 AM

東淀川駅

新大阪駅から京都方向へ700m、東海道線一つ目の駅、東淀川駅だ。 新幹線の新大阪駅周辺の開発から取り残されたような、下町っぽい住宅街の駅、この駅舎が小粒ながらなかなかの傑作なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 22, 2004 10:41 PM

DYMO / Label buddy

ダイモが復権か。ダイモ Label buddy ラベルバディだ。 東急ハンズの文具売場を覗いたら、ダイモがならんでいた。今まであるのかないのか、消え入るばかりのダイモだったが堂々とならんでいるのだ。それも新型のダイモ、LABEL BUDDY と OMEGA だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 16, 2004 09:34 PM

BlogTimes

この aki's STOCKTAKING に BlogTimes が設置された。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 13, 2004 12:09 AM

スクウォッター 建築×本×アート

「川合健二の......」をエントリーした後すぐに、GEODESIC の栗田さんからメールがあり、この本を紹介された。もう、忘れかけられたかのようなコルゲートパイプの写真が表紙の本なんて....というわけだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 11, 2004 05:46 AM

チョムスキー

チョムスキーを読んでみようと考えて、Amazon.co.jp で検索してみたら、43冊もでてきた。 9.11 以降、我国ではチョムスキー本ブームらしい。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 7, 2004 04:12 AM

OM地球の卵

浜名湖畔に建設中だったOMソーラー協会の新社屋「地球の卵」がオープンした。 設計はOM研究所、建築家・永田昌民氏だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 2, 2004 11:09 PM

イトコーS邸/竣工間際

5月29日、愛知県豊川市のOM加盟工務店イトコーのフォルクスハウスS邸の工事は活況を呈していた。6月3,4 日のOMソーラー協会経営者会議の見学場所に指定され、それに間に合わせるべく大忙しなのだ。 OMソーラー協会開発のソーラールーフ、外置きハンドリングボックスを使った初めての家なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 31, 2004 09:41 AM

時計学校

時計学校、「東京ウオッチテクニカム」という学校があるのを知った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 26, 2004 04:48 AM

Be-028/606 建方

本日24日、山梨県長坂の【Be-028/606】鈴木h@usの建て方が行われた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 24, 2004 06:04 PM

fukuoka_ap

18日午後、羽田行きの飛行機待ちの時間、福岡空港2階待合いロビーにいた。 ちょいと確認の為、持参していた iBook を開いてみた。 おっ、AirMac が反応するではないか。日頃、この AirMac が自動的に接続環境を探してくるのには感心しているのである。 [ fukuoka_ap ] に接続していいかどうか聞いてくる。おっ、いいじゃないか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 19, 2004 07:15 AM

ORGA(オウガ)森づくりの家

安成工務店の福岡のモデルハウスが「ORGA(オウガ)森づくりの家」として5月2日にオープンした。 5月17日、18日と福岡に来ている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 18, 2004 10:57 AM

コストコ COSTCO

click! dyson の掃除機をネット上で検索していたら、コストコ COSTCO で廉価にて買い求めたってな話しが見つかった。 どうも、コストコ/ホールセールってところはすごいらしい。 コストコを検索してみたら、福岡、尼崎ってな遠く、幕張でやや近いか、と思ったら「コストコ多摩境」なる場所は町田市だが、八王子の南大沢の近くにあった。 早速、探索にいってきたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 16, 2004 10:06 PM

東先生の iPod

iPod 20GB である。 でも、ただの iPod ではない。東孝光先生専用の iPod なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 15, 2004 08:09 AM

浜松 ZAZA CITY/裏

久方ぶりの浜松、浜松中心街は ZAZA CITY ザザシティ浜松なるショッピングセンターに様変わりしていた。 その周辺も整備され、徐々に古い町並は消えていく。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 13, 2004 09:41 AM

dyson ダイソン

ダイソン社サイクロン式掃除機である。   どちらかというと、その先鋭的なデザインの方にひきつきられてしまうが、本来は「デュアルサイクロン」という、遠心力を使ってゴミやホコリを分離する技術の成果なのである。カッコはいいけどその性能はどんなものかしらと、いつも気になっていたのだ。 しかし、その価格と、最近のちょいと過激なドロップみたいな色使いに、やや尻込みしていたのであった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 12, 2004 01:52 PM

dyson ダイソン/2

なんだか、タイミングよく JDN に dyson の親分であるジェームズ・ダイソンがでてきた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 12, 2004 12:35 PM

メカモ

メカノ MECCANO の話しをすると、時折、「メカモ」ってあったよね。という人がいる。 もちろん、メカノとメカモは違うものだが、メカノをもじってメカモとしたに違いない。 メカモってのは30年も前の学研の金属製組立玩具だ。 機械工学的な設計により、巧妙なリンク機構を多用し動物の動きを再現する「組み立て式動物型ロボット」というようなものなのだ。 1972(昭和47)年から5年間販売、その間開発されたメカモシリーズは10種以上、多い時は月間3万個を出荷したそうだ。クラブ(蟹)、インチウァーム(尺取り虫)、センチビート(ムカデ)、ヘビ、ステップドーザー、スパイダー、モノレール、ジャンパー等々、多士済々なのだ。 そのメカモが復活した。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 29, 2004 10:29 AM

ブッシュは.........

米国ではワシントン・ポスト紙の記者ボブ・ウッドワードの新著「PLAN OF ATTACK(攻撃計画)」が、イラク戦争開戦の内幕を暴いて話題のようである。 週間朝日4/30日号の「船橋洋一の世界ブリーフィング」に、このブッシュの戦争の「理由」の話があった。 ........それでも、最大の責任は深く考えもせずにイラク攻撃に突っ走ったブッシュにある。 なぜ、ブッシュはネオコンの策動に乗ってしまったのか。「宗教」(キリスト教右翼)、「選挙」(再選)、「ファミリー」(父の仇)などの要因が考えられる。 しかし、おそらく心の中の深いところで、「自分を証明したい」との欲求があったのではなかったか。コインの裏側から見れば「自分に対する自信のなさ」があったのではないか。その心の底だまりには、9・11テロを予防できなかったことへの後ろめたさとその責任を問われることへの恐怖感があったのではなかったか。........ こんな「理由」の戦争で、破壊され殺されるイラクの人たち、そんな戦争に駆り出されたアメリカの兵士たち、それに、そんなブッシュに荷担した日本の......も、たまったもんじゃない。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 24, 2004 08:32 AM

ふにょふにょ

防雨・防湿型の照明器具である。住宅の浴室とか、外部の軒先なんかに使われる。 変な形をしているが、最大の特長は「ふにょふにょ」なのである。 いつも、こういうものってガラス製とか、硬質なプラスチック素材と考えているのが、意表ををつかれた。 素材は軟質のプラスチック、シリコン(シリコンといえば似たようなものが.... )とか、浴室とかに使って人がぶつかってもケガしないというような利点もある。軟質の特質を生かした、もっと自由な形になると面白い、と思った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 23, 2004 10:48 AM

Mercedes-Benz W125

アンディ・ウォーホールのポスターで有名なこのレーシングカーはメルセデスベンツW125という。1937年グランプリレースで活躍した。 アンディ・ウォーホールの手にかかると、全ての物が神性を帯びてくるような気がするが、まさしくW125は、神話となったレーシングカーという機械なのだ。 1937年はその「神話」の生まれた年だ。 このメルセデスベンツW125は、レーシングカーとして最高の技術的成果を示したのだ。 W125は、5660ccの直列8気筒エンジンにスーパーチャージャーを備えて600馬力を発生し、直線コースでは318km/hをマークした。 この年、名ドライバー、Rudolf Caracciola ルドルフ・カラチオラと共にチャンピオンとなったのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 16, 2004 01:25 PM

宇都宮美術館へ

4月13日午後、曇空、「リートフェルト展」に、というよりも「リートフェルトの平行定規」に再会するために、五十嵐さんと一緒に宇都宮美術館にでかけました。 東北道を北上、宇都宮インターから程なくの新緑の森の中の美術館でした。岡田信一の設計とか、立派な美術館でした。 「リートフェルト展」は、先日の府中美術館に比べると格段の差でありました。規模も大きく、スペースを十分使って、ゆったりと見ることができました。新しい展示物も加わり、再見する価値のある展覧会です。 この日本での「リートフェルト展」の全てを企画され展覧会を実行された宇都宮美術館の学芸員・橋本優子さんにお会いしました。 そして、「リートフェルトの平行定規」に再会しました。 府中の時よりも、ゆったりしたスペースで展示され、いくぶん誇らしげにしているように見えました。 その詳細は又。...
Posted in aki's STOCKTAKING on April 14, 2004 12:51 PM

二宮陸雄先生

3月14日付け朝日新聞朝刊読書覧に二宮陸雄先生が登場されているというのを、玉井さんの友人の塚原さんから聞いた。出かけていて見落としていた新聞を早速見てみた。 そこには「著者に会いたい」というコラムに[ 『古事記の真実』 二宮陸雄さん サンスクリット語で解読 ]という記事があった。その二宮先生のご著作はこれだ。 古事記の真実—神代編の梵語解著者 二宮陸雄ISBN: 978-4750002477出版社 愛育社定価: 7,800-円(税別) 二宮陸雄先生は私の主治医なのである。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 29, 2004 03:27 AM

スパムコメント

スパムコメントには困ったものである。 ブログの開かれた世界をクローズせねばならないのはつらいことだがいたしかたない。 MADCONNECTION の3月19日のエントリー「スパム・コメント対策」にコメントしたが、ここ aki's STOCKTAKING でも、スパムコメントの発進元IPを「禁止IP登録」、スパムの対象になったエントリーの「コメント欄クローズ」を始めてから10日以上経過した。mine 君が設置してくれた何かの呪文が効を奏しているのか、俄然減ってきた。 3月17日 22缶 3月18日 2缶 3月19日 7缶 3月20日 3缶 3月21日 6缶 3月22日 2缶 3月23日 2缶 3月24日 2缶 3月25日 0缶 3月26日 0缶 3月27日 0缶  3月28日 1缶 スパムコメントの数の単位は缶で表しているが、17日には22缶あったのが、最近では、0缶になって、昨日28日は、一缶ぽろりと迷い込んできただけだ。 どうにか退治できているようだ。 http://citrohan.sub.jp/be-eater/archives/000157.html...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 28, 2004 09:03 PM

船森保育園

私と妹は八王子市の船森保育園に2年間お世話になりました。 木造の平屋の園舎は今も昔そのままでした。私が行った60年近く前から何も変らずにそこにありました。 京王線はたしか「東八王子」といって、この写真の船森保育園の裏側が駅でした。その頃の京王線は2両編成のチンチン電車で新宿までいっていました。 写真のとおり、周辺の建物は高層のマンションやビルになり、昔は神社の池だった左手も建物になってしまいました。そこにはアヒルがいて、船森保育園の丸いバッジにはアヒルがついていましたっけ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 21, 2004 12:48 AM

万世橋駅

さいたま市に移転する交通博物館、その今の交通博物館の場所は、かって万世橋駅であった。 中央線の神田とお茶の水の中間、交通博物館の横を走る時、車窓から見える花壇状に見える部分がプラットホーム跡である。その下には、かっての万世橋駅が眠っている。 交通博物館のイベントとして2001年の10月には一般公開された。その外観は万世橋高架橋という煉瓦アーチ橋で、万世橋上からその美しい姿を確認することができる。 万世橋駅は1912年(明45)4月に中央線の始発駅として開業した。 開業当時、万世橋駅は日本で最初の駅前広場ができた駅なのだ。その駅前広場に日露戦争の軍神・広瀬武夫中佐と杉野兵曹長の巨大な銅像(戦後、戦犯銅像として撤去、その後行方不明)が設置された。駅舎は東京駅も手掛ける辰野金吾の設計で、駅舎内には1等2等待合室・食堂・バー・会議室等が設置され堂々とした風格を備えていた。 万世橋駅は、北の上野、東の両国、南の新橋と並んで西の大ターミナルステーションとして計画された駅であった。 その頃、須田町交差点は市電の交通の要であり、万世橋駅は人々が賑やかに乗降した。また1927年(昭2)には浅草から上野にかけて東京で最初の地下鉄が開業した。その後延長して、現在の万世橋下を掘削して貫通したときは、川の下を電車が通ると大いに話題になった。 しかし、1914年(大3)帝都の中央駅として東京駅が開業し、1919年(大8)中央線の万世橋—東京駅間が開通すると万世橋駅は単なる途中駅となってしまった。 1923年(大12)の関東大震災により、さしもの万世橋駅も火災によって全館が焼失した。その後、再建されるものの往時とは比較にならない小駅となってしまった。 1936年(昭11)東京駅の北側高架下の鉄道博物館(戦後、交通博物館と改名)が、この地に新館として建設された。現在のバウハウス風の建物がそれである。その後、鉄道博物館施設の一部として営業されていた万世橋駅は、戦時中の1943年(昭18)に廃止された。 1952(昭27)銅像なき後の駅前広場に交通博物館別館が増築された。いつのまにか、そこが万世橋駅であったことも忘れられ、秋葉原のはずれ、交通博物館の場所ということになった。 ●その交通博物館が移転した後、この跡地はどうしたらいいのであろうか。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 16, 2004 10:50 PM

福岡モデルハウス/2

相変わらず福岡に出かけています。 福岡モデルハウスの工事は着々と進行しています。 現場で待ちに待っていた木製サッシが取り付けられました。木製サッシは Be-h@us でおなじみの Be-windows アイランドプロファイル製、Be-windows と同じ引き込み戸です。塗装色は同じくベンガラ色です。 040412 福岡モデルハウス/3...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 14, 2004 10:38 AM

画 家

グレイの硬質な装丁の本をお贈りいただいた。 先輩にして画家の濱坂銕也さんの本だ。 表紙には小さく画家とある。「画」はゴシック「家」は明朝体という「画家」だ。画家であると同時に、それは画(え)と家(いえ)を意味するようだ。 それは写真集だった。 画家・濱坂銕也氏の吉祥寺の家、その庭の緑、そしてアトリエ、彼の作品、几帳面に整理された壁の文具、キャンバス、庭の緑の中の彼の作品、そんな写真集なのだ。画家 / 濱坂銕也遺作集なのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 12, 2004 05:02 PM

模型蒸機

このディープな模型製作の世界をよく知るわけではないが、 H.Watanabe さんという方のウェブサイトだ。 ライブ奮戦記 ここでは、私とライブスチームとの出会い、自作を決意するまでのいきさつ、そして揃えた工具と全ての工作内容の詳しい紹介など、持てる情報の全てを公開します。まだ1台めも完成していませんが、ライブスチーム自作の概要はおわかりいただけると思います。 これはご自身の蒸気機関車模型製作の過程全てを、月毎という時系列で公開されているサイトだ。 これは、まさしく、ブログ、blog である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 9, 2004 07:55 AM

喜多村 知 展

喜多村 知 (1907~1997) 先生の展覧会が開かれる。 2004年3月3日(水)〜13日(土) 11:00-18:30 日祭休日 フォルム画廊 104-0061 中央区銀座5-7-10 ニューメルサ7階...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 2, 2004 12:02 AM

リートフェルト展

京王多摩川の石原信さんのBe-h@usの現場を見た後、mine 君と調布から府中に向かい、府中美術館で開催中の GERRIT THOMAS RIETVELD リートフェルト展にでかけた。 京王線府中駅(東府中駅からは15分とある)から歩いて20分ほど、都立府中の森公園の端に美術館はあった。美術館はあまり期待していなかったのだが、程よい大きさで軒も低く、郊外の小美術館として好ましい印象を持った。 リートフェルト展[職人であり続けたオランダ人デザイナー、リートフェルトのイスと家(うち)] リートフェルト展はその美術館の企画展として開催されていた。この展示も期待以上のものであった。「デ・ステイル」の先鋭的な建築家としてのリートフェルトというよりも、家具職人としてのリートフェルト、-----職人性、温かみ、ウイット、使いやすさ、単純さ-----ある意味で「等身大」のリートフェルトを感じさせてくれる展示であった。 「赤と青の椅子」「ジグザグ・チェア」そして「シュロイダー邸(シュレーダー邸ではないらしい)」に至る大筋もともかく、彼のデザインした蔵書印やロゴにすごく親しみを感じた。 今、自分の進めるフォルクスハウス、Be-h@usの設計に、私自身啓発されるところがあった。 ● 府中美術館(府中市浅間町1-3) 2004年1月17日〜3月21日 午前10時〜午後5時  休館日:毎週月曜日(ただし、3月15日は開館) 2004年3月13日(土)14:00〜 奥 佳弥氏(大阪芸大専任講師)による講演「リートフェルトと日本をつなぐもの」 追記 050627 このリートフェルト展は、この展覧会をきっかけとして起こった事がブログ上での展開され、とても面白いものとなった。 「リートフェルト展」終了して、そこで起こった事をまとめてみた。 ● リートフェルト展/終了 バナナブックスのリートフェルトのシュレーダー邸の本、手軽に見られる一冊だ。 ● Schröder House...
Posted in aki's STOCKTAKING on March 1, 2004 12:27 AM

SONY DSC-U60

今、「水深1.5mまでの水中撮影に対応」なんていうデジカメはこれだけではないだろうか。 先日、友人が持っているのを見た。特に欲しいなんて思わなかったのだが、ちょっとした事で手に入ってしまった。 リースの事務所のコピーマシンを変えたがっていた事務機屋の輩が、今変えると最新型小型デジカメのプレゼントキャンペーンなるチラシを持ってやってきたのだ。その時、これをプレゼントなら変えてもいいやと云ってしまったのだ。 と言う訳で、突然、キャノンの iR2201R とか云うコピーマシンの最新型が、このソニーの Cyber-shot U と一緒に事務所にやってきてしまったのである。 この「DSC-U60」は、水深1.5mまでの水中でも撮影ができる防水対応なんだそうだ。ちょっと傾いた液晶モニターを覗いて上部のシャッターを押せばいいのだ。200万画素CCDと最短10cmからの接写が可能なオートフォーカスなのだ。水中でもしっかり握れるカッコと言う訳でこんな形になったそうだ。 今までも、200万画素級のオリンパスのCAMEDIAを単焦点、3倍ズームと使っているが、ソニーのカメラっぽくない形には相当の抵抗を感じていたのだが、頂き物とあれば使ってみようという気分になる。 まだちゃんと使ったわけではないが、なかなか使えそうなのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 26, 2004 08:44 AM

AMBITIOUS JAPAN!

最近の新幹線こだまの車両は、昔ののぞみの車両300系だ。座席周りもゆったりしていて快適である。 その横っ腹にステッカーが貼ってある。 AMBITIOUS JAPAN! 「のぞみは、かなう」とあるのだ。これって「のぞみには、かなわない」の間違いではないかと思ったのだが、なにか流行歌のキャンペーンとのタイアップで.........であった。 TOKIO の「AMBITIOUS JAPAN!」とのこと、広告上手のJR東海の昨年10月の「品川駅開業」とダイヤ改正に合わせた広告キャンペーンとのこと、なーんだ。 「♪突き進めば希望(のぞみ)はかなう 立ち止まらない 振り返らない やるべきことをやるだけさ−。」 You must do what you must do. か。 追記 051031 東海道新幹線の車体の「AMBITIOUS JAPAN!」が消えたそうだ。 2003年秋、品川新駅開業と「のぞみ」の大増発のPRのために登場した。この2年間で、東海道新幹線は乗客数が1割も増え、「アンビシャス」も定着して一定の役目を果たしたんだそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 20, 2004 12:20 AM

いしかわ式

いしかわじゅんさんの新しい本がでた。 いしかわ式著者: いしかわじゅんISBN: 4756143733出版社: アスキー定価: 1,700-円(税別)表紙の絵は横型なのだが、判型は縦型である 週刊アスキー連載中「だってサルなんだもん」の3年分から、よりすぐりの55編を収録だそうだ。 一見、60年代アメリカのイラストレーター風のモダンな装丁の本だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 18, 2004 08:42 AM

カラシニコフ AK47

(朝日新聞 040904 より) 朝日新聞の朝刊に「カラシニコフ/銃・国家・ひとびと」が、編集委員・松本仁一の署名記事として連載されている。 「11歳の少女兵」という13回にわたる記事で、アフリカ・シエラレオネの内戦での少年や少女が兵士として戦闘に参加し残酷な殺戮に加わっている。彼らが使わされている武器が表題の「カラシニコフ」その呼称 AK47 と呼ばれる旧ソ連開発の自動小銃なのだ。 カラシニコフは冷戦時代にソ連から100カ国以上に輸出され、また共産圏諸国でライセンス生産されたため、世界中に1億丁近いAKがあると推測されている。シエラレオネのみならず、パレスチナ、アフガニスタンもイラクにも.....紛争あるところのどこにもあるのだ。 「11歳の少女兵」は13回にわたってその悲惨な運命が語られている。そのあたりで終わるのかと思っていたのだが、そのカラシニコフを分析する記事が続行している。...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 9, 2004 01:29 AM

東孝光先生の最終講義

千葉工業大学の教授、建築家・東孝光(あずまたかみつ)先生が2004年3月をもって退任されることになった。 最終講義は下記の日程である。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 日時: 平成16年2月28日(土)  午後3時〜5時(2:30開場) 場所: 千葉工業大学津田沼校舎  4号館3階 431教室 (JR津田沼駅より徒歩1分) ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 講義題目  空間講義---私の辿った道--- -----------------------------------------------------------------------------------------------------...
Posted in aki's STOCKTAKING on February 6, 2004 11:33 AM

戦艦ゲーム

紙と鉛筆だけで二人で遊べる「戦艦ゲーム」(もしかすると「海戦ゲーム」と呼んでいたかも知れない)なんて覚えていますか。 僕の高校生時代に遊んでいたこのゲーム「戦艦ゲーム」は、その後の僕をコンピュータに夢中にさせる一因でもありました。このゲームをプログラミングしようなんて考えているうちに、コンピュータの進化はそんな素朴な考えを凌駕してしまったような気がします。 もう一度遊んでみようと考えました。 ●概要 2人用ゲーム、必要な物、紙と鉛筆。 紙の上に、対戦者各々5×5のグリッドを描き、縦に12345、横にABCDEと描き加える。一つ一つの舛を1A,3Cのように呼ぶ。 対戦者各々は、戦艦、巡洋艦、潜水艦各1隻ずつをその5×5の25個の升に配置する。それらの各艦は、その5×5のグリッドの海域を自由に航行し砲撃することができる。双方、自分の艦の配置を秘して、順番に自分の番に砲撃あるいは艦の移動を行う。又、対戦者は敵の砲撃に際して所定の答えを答える。その応答を通じて徐々に敵艦の位置を推理し、敵全艦を沈没させたほうが勝利をおさめる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 31, 2004 06:09 AM

言語を生みだす本能

言語を生みだす本能著者: スティーブン・ピンカー訳者: 椋田直子NHKブックス定価: 上・下共 1,280-円(税別)ISBN: 4140017406MIT教授・言語学者スティーブン・ピンカーの本といえば最近でた山形浩生氏ご推奨の「心の仕組み/人間関係にどう関わるか」だが、この1995年でた「言語を生み出す本能」を手に取ってみた。 上下二冊、人間が言語を獲得するということはどのようになされるのか、についての一般人向けの本なのだ。 言語は文化的な所産というべきものではなく、人間に特有な生得的な能力の所産である、というチョムスキーによる「文法の構造」から始まった言語生得説という考え方に基づいている。うーむ、なかなかであった。大変分かりやすく、言語が思考によって枠づけられるのではなく、生誕のその時から言語という能力を持っていることを、たくさんの列挙された事例を退けながら語っていく。 本書の下敷きにあるノーム・チョムスキーについて最近の政治的な発言については知っていても、彼本来の言語学者としての、その革命的な業績について無知であった自分に気がついた。 ずっと前に何かの本で、アレキサンドリア大王の時代、色彩についての語彙が乏しく、現在の我々が見る風景より色数少なかった........というような話を、私は大変面白く思っていたのだが、言語によって規制される思考というような考えがまったくの誤解であることが分かった。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 29, 2004 03:33 PM

新選組

2003年、年末、JR中央線豊田駅の歩道にこんな旗がぶら下がっているのに気が付いた。 Be-eater に「ここ日野市って土方才蔵の生家なんかがあって、NHKの大河ドラマ「新選組」で浮かれているようである。」と書いた。しかし、その感想は浅はかであった。 ここ「多摩」と「新選組」とはもっと深く考察すべき対象であったのだ。 新選組の誕生と終焉とは、ここ東京都下・三多摩という地方の成立ち、そしてその気風と深い関係があるのだった。明治政府によってねじ曲げられた歴史は今もって新選組に、あるいは多摩に正当な地位を与えていない。 そんな新しい「新選組」を書いた書籍を見つけた。昨年末出たばかりの本なのだ。文章とイラストによる「フォー・ビギナーズ・シリーズ」の一冊だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on January 7, 2004 09:02 AM

本屋あるいは書店

先日、いつもの友人達と話していて、話題が「本屋」ということになった。 本屋といっても Amazon や bk1 やらのネット上の本屋ではない、昔ながらの本屋のことだ。 どんな本屋がいいのか、自分がどんな本屋に行くのが好きかという話になった時、一人が「1階でね」と言い出した。これは2階じゃない1階でという意味ではなく、平屋でね、ワンフロアでねの意味だ。 そう、そうなんだな。本屋はある目的、この本を買うぞってな話でいくよりブラブラと見て買ってしまう、目的以外の本だったり余計な本を買ったりするのだ。そんな時、1階何々、2階何々...では困るのだ。やっぱりワンフロアでいったりきたりができなくちゃ。そういう意味で渋谷の大盛堂ってダメだよなという結論になった。 最近、京王八王子の駅ビル[K-8] 京王八王子ショッピングセンターの9階の啓文堂書店(これも京王グループの一員の本屋チェーンなのだ)に行く。もちろん、ワンフロアで20万冊在庫とある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 30, 2003 02:39 PM

東急池上線池上駅前

東急池上線・池上駅はアイランドプロファイル社の最寄り駅なのだ。 その駅前広場に取り残されたかのようなバラックを発見した。円いケーキの一片のような三角形の平面、これも密集していた周辺が取り払われて出現した造形なのだ。 意図することなく、その必要性そのままに構成された造形が美しいのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 23, 2003 05:44 PM

LEICA DIGILUX 2

こんなライカのデジタルカメラが発表されていた。 M型ライカを思わせる外観、"analog"という言葉で、ノスタルジックなカメラの操作性を持つことが強調されている。ズーム/ピント/絞りはレンズ鏡胴部のリングで、シャッタースピードはボディ上面のダイヤルで操作する。いかにも銀塩カメラ M型ライカの再来なのだ。 外観や操作系、スペックなどから、パナソニックが10月あたりに公開した、LUMIX の LEICA 版であることが分かる。500万画素、28mm~90mm という広角側にシフトしたズームというスペックは、いかにも今風である。 スペックの中で、最大の変化は光学系のファインダーを持っていないということのような気がする。正面右上のファインダーの定番位置はセンサーが覗いているだけなのだ。 とうとう、LEICA というブランド名を冠するカメラも、光学系ファインダーを諦めたのだ、これは光学式レンジファインダーを持つカメラの終焉、同時に一眼レフという形のカメラの終焉を意味することではないのだろうか。光学式から電子式への変貌と云えるのではないか。 カメラの歴史はファインダーの歴史でもある。人が被写体をどう切り取るのか、ライカM3は究極のレンジファインダーであった。それも一眼レフの勃興によって徐々に取って代わられたという歴史がある。 ボディの向かって左側にさりがなく鎮座する赤い LEICA のバッジには魅惑される。それだけで全てを許してしまいそうである。光学式ファインダーなんかなくてもいいかと思わせる雰囲気がただよっている。 この赤いバッジが.............やっぱり、欲しいなぁ。 http://www.leica-camera.com/...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 21, 2003 02:58 PM

鉄道ひとつばなし

6日は博多にいた。 昼過ぎ、帰京すべく福岡空港にやってきた時、帰るのにも他の選択肢があるではないか、新幹線でも帰れるではないか、と気がついた。ふむ、今日はいろいろ変わったことをやってみるのもいいかもしれない。さきほど、映画を60才以上割引なんぞを試したばかりだし。 いまきたばかりの地下鉄で「博多」に戻った。 飛行機で1時間40分のところ、博多から小倉、徳山、広島、岡山、新神戸、新大阪...........東京まで5時間、ビールを飲んで、本を読んで、昼寝して、いいじゃないか。 14時25分発ののぞみの切符を買う、そして駅構内の本屋に行く。そして講談社現代新書のこれ、「鉄道ひとつばなし」を買う。鉄道に乗りながら鉄道の本を読む、いいじゃないか。もちろん、ビールの用意も怠ることはない。 鉄道ひとつばなし講談社現代新書著者: 原 武史ISBN: 4061496808出版: 講談社定価: 777-円(税込)...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 7, 2003 09:19 AM

大きな暮らしができる小さな家

建築家・永田昌民氏の本がでた。 大きな暮らしができる小さな家オーエス出版1,800-円+税 「小さな家」という題で、氏の精緻な小住宅の仕事を語っている。 都心からやや離れた東久留米市にある新旧の自邸を語り、長年のN設計室の仕事としての小住宅の作品の数々を語り、「居心地のよい住まいをつくるディティール」で彼の住宅を特長づける深く考察されたディテールが語られている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on December 2, 2003 02:42 PM

黄色い本

岩波の小冊子「読書のすすめ」中の随筆、香山リカの「読書だって"人生経験"」でふれられている読書好きの少女の話、高野文子の「黄色い本 ジャック・チボーという名の友人」が急に読みたくなって買い求めた。 黄色い本—ジャック・チボーという名の友人著者: 高野 文子 ISBN: 4063344886出版: 講談社定価: 840-円(税込)いつもは、特に漫画を読んでみようと思うことはなかったが、とても面白かった。 雪国の地方都市、高校卒業間近の読書好きの少女、田家実地子が、図書館から借り出した「チボー家の人々」全五巻を読んでいく過程が、日々の生活、学校と家、農業に生きる父母と小さな弟と預けられている姪との生活とともに描かれる。彼女が、本の中に登場する人物に同化し、語り、感じ、考えていく姿が描かれている。その本を読み終え、地元の就職先へと就職していくのであろうことが、その本の記憶とともに暗示される。 最後の方で、父親が彼女にいう「実ッコ その本買うか?」....「注文せば良いんだ 5冊買いますすけ 取り寄せてください 言うて」....「好きな本を 一生持ってるのも いいもんだと」....「俺(おら)は 思うがな」....... 。 その後、彼女は回想する、幼い頃、父に読み方を聞いた時のことを。「うーむ これは....印刷まちがいだな」「カーチャン 書くもん無いか 鉛筆でねえで消えねがん」彼はその間違いを本の上に書き込む「実ッコ 本はな ためになるぞう」「本はないっぺえ読め」 この父親のそれまでの人生を感じさせるその姿に、ちょっと感動した。 --------- きっと、いまさら、私の認識不足だったんであろうが、漫画ってすごいことになってるんだ、と思った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 22, 2003 06:03 PM

読書のすすめ

読書のすすめ[読者が選んだ]書店の片隅に置いてあった。もちろん、いただいてきたものだ。 岩波書店創業九〇年事業の一環として、読者からの投票によって選ばれた岩波文庫100冊のリストだそうだ。「こころ」から「ガリア戦記」の、おなじみの100冊が並んでいる。 いつも不思議なのだが、こういうリストには中勘助「銀の匙」というのがあり、漱石絶賛の名作とある、かってのこんなリストの一冊として読んだ記憶があるのだが、何の話だったかさっぱり記憶がない。 最初に10人の方々の、このリストについて、岩波文庫について、あるいは読書についての随筆がある。 なんだか、当たり前すぎる題名の「読書だって"人生経験"」という香山リカの話が、読書というものをやさしく説明してくれている。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 21, 2003 12:59 PM

鉄槌!

いしかわじゅんさんの「鉄槌!」を一気に読んだ。面白かった。 鉄槌!著者: いしかわじゅんISBN: 4041795044出版社: 角川書店定価: 660-円(税込)話はある一つの事件から始まる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 16, 2003 03:47 AM

私の自転車 /1 アルプス・パイオニア

今の私の自転車はモールトンAM-5だが、自転車は私にとって一つの歴史というべきものなのだ。 中学校に入ってから自転車に乗れるようになったなんて、私達の世代では少ないのに違いない。 子供時代に子供用自転車なんていう贅沢な品物を見かけたことはない。皆、子供のくせに「三角乗り」とかいう大人用の大きな自転車のフレームの三角に足を入れ、それでもバランスよく乗っていたのを見ていた。そんな私は、小学校では身体は大きかったが「三角乗り」はおろか、自転車にまたがることさえ、やらなかったのである。 そんな私に転機が訪れた。中学生になってボーイスカウトに入ったのだ。 あのような組織は、誰でもできることができないということは妙に目立つし、そのような事を教育するのに対して、学校や家と違った、なかなか優れた組織なのだ。 すぐ自転車に乗れない私は訓練させられることになり、別に青竹でしごくというようなことはないが、まぁ、今までの乗れなかったことがウソのようにすいすい乗れるようになったのだ。 ところが、乗れるようになったということを通り越して、「自転車大好き少年」に変身してしまったのだ。 これに関してだけボーイスカウトは私にとって人生における一大転機をもたらしたのだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 8, 2003 07:27 PM

香港の路面電車

昨日(2003年11月4日)の朝日新聞の朝刊に「香港の路面電車、工夫重ね健在/廃止論議乗り越え、来年100歳」という記事があった。 香港路面電車/2階建て路面電車を経営する香港電車公司は、1904年7月に開業した。元はアヘン貿易で富を築いた英系ジャーディン・マセソン商会傘下の企業だった。香港島北側っを東西に結ぶ約30キロ、観光用のオープントップ車2両を含む163両の電車を擁する。大部分の車両は50年代から使っているが、「傷んだ部品は換えており、性能は新品同様」(同公司)という。 香港にでかけたのは、東アジア世紀末研究会の旅行で、1987年6月27日〜7月1日だったから。もう16年も前だ。 2階建ての背の高い車両が、香港島の広からずの街路をゆっくりと走るのはとてもすてきだった。 もちろん、旅行中、香港島の足として重宝したものである。 その旅行の報告書用に、香港電車のペーパーモデル「香港電車模型」を Mac 上の MacPaint で作った。...
Posted in aki's STOCKTAKING on November 5, 2003 12:01 AM

myplace

玉井一匡氏の blog、「myplace」が本格的に動き出した。 ホームページ PAGE HOME が一年間も更新されないままになっていたが、ついに blog という新しい形で再デビューだ。 「エルミタージュ幻想」のっけから、舌鋒鋭く、ロシアそして我らの後進性をつく。 movable type の設置に奮闘する玉井氏(031014)...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 24, 2003 01:46 PM

BRÜKENBAU (ブリュッケンバウ)

本屋に行っても、建築関係の書棚を覗くなんてことは、めったにない。 たまたま、霞ヶ関の本屋を覗いて、行くともなく建築関係にこの本を発見してしまった。 ブリュッケンバウ、BRÜKENBAU、独語で「橋の建設」という本だ。 判型から、すぐガイドブックと分かるが、まさしくミュンヘンのドイツ博物館 DEUTSCHES MUSEUM の「橋」についてのガイドブックの翻訳版なのだ。 Bruckenbau (ブリュッケンバウ) : 博物館で学ぶ橋の文化と技術編著者: ディルク・ビューラー訳: 海洋架橋調査会ISBN: 4306093697出版: 鹿島出版会定価: 1,800円+税すばらしい。 ここには「橋」の歴史、技術の全てが語られている。それも、専門書としてではなく一般の人達対象のガイドブックとして書かれているのだ。 簡単な力学についての疑問点から、アーチ橋・桁橋・吊構造・可動橋・ユートピアと語られ、最後にミュージアムの展示物の歴史と、展示の歴史が語られる。 すばらしい。 一般の人向けと言っても、正確な記述にはどうしても専門用語が欠かせず、翻訳された方々のご苦労がしのばれる。 --------- ミュンヘンの DEUTSCHES MUSEUM に行ったのはずいぶん昔だ。この本で、あの時の興奮を思い出した。その時の橋の展示についての記憶はないが、同じ土木部門のトンネルの展示に実物大のトンネル断面があったのにびっくりしたのを思い出す。 この本によって「橋」の展示も新しい技術革新による変化を反映させるべく、大々的に更新されているのを知る。この本を見ながら、そのダイナミックな展示、展示物を感じることができる。 あの時の駆け足で展示を見たのを、もう一度じっくり見たいと思った。又、新しく展示された世界を見てみたいと思っている。 ------------- DEUTSCHES MUSEUM のサイト http://www.deutsches-museum.de/...
Posted in aki's STOCKTAKING on October 10, 2003 08:25 AM

ねじとねじ回し

やぁ、こんな本が出てるんだ、と思った。 「ねじ」と「ねじ回し」の話、どれだけの人達がこの話に興味を持つのか分からないが、僕は面白かった。 著者ヴィトルト・リプチンスキは建築を学んだ人なんだそうだ。彼はニューヨークタイムズ紙の編集者から「最高の道具について」の記事の依頼をうける。それは「この1000年間で最高の発明」としての「ねじ回しとねじ」を調べてみようと考える。 そこから「ねじ回しとねじ」の起源を尋ねる旅が始まる。火縄銃の発火装置、中世の甲冑へと下り、そしてねじ切り旋盤、旋盤とねじの生産、ねじの原理から「ねじの父」としてのアルキメデスにたどりつく。 まぁ、軽く読める技術史というところです。 旋盤って機械は元来は産業用ではなく紳士の趣味の為だったんだそうだ。女性にとっての「刺繍」のようなものだったってのには驚いた。 しかし、この本の装丁、いかにも幼稚なのにも驚いた。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 24, 2003 07:15 PM

建築系blog/2

建築系blog といっても、建築家・設計者というような建築関係者の blog とは限らない。 建築・住宅、諸々のデザインや考え方が話題になっているような blog と考えている。 建築+blog で Google で検索したり、リンク先をたどったりして、いくつかの建築系blog を探しだした。 古民家再生日記 ............古民家再生、家作りを仕事とする信州の工務店の奮闘記 http://www2.galileo.co.jp/mt/samejima/ dot_chinkenchiku ............珍建築、日々雑感、散歩とほのぼのと語られる、iBlog による blog http://homepage.mac.com/suganumatakashi/dot_chinkenchiku/ A-scripts ............建築設計者としての建築設計に対する思考 http://www.cmo.jp/users/a-scripts/ blog@wam3 ............建築設計者としての日々、Mac の話題多し、Friday Five って面白そう http://wam3.main.jp/blog/ ニテンイチリュウ ............建築、音楽、Mid-Century のデザイン http://www.nitenichiryu.org/ k's blog ............建築家・駒田政史氏の blog http://www.komada.com/blogger/ AR EcoNote...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 21, 2003 02:44 PM

浜松にて

ひさしぶり、というより何年かぶりというべきだろう。9月19日、浜松にでかけた。 もちろん仕事だが、移動する車中から、そこここにバラックを発見する。「バラック採集」にきたわけではないので、残念だが次回再訪というところだ。 これは、車の中からの唯一のバラック写真である。 増築に増築を重ねた工場らしきバラックが、田んぼの緑の中に、朽ち果てつつある。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 20, 2003 10:18 AM

自転車の物理

+ 輸送のエネルギー消費 一定距離を移動するときに消費するエネルギー量を総体の質量の関数として比較してみると、自転車上の人間が動物や機械の中で第一の効率を示す。自転車乗りのエネルギー消費率(約0.15カロリー/グラム/キロメートル)は、助けなしで歩く人間(約0.75カロリー/グラム/キロメートル)の5分の1である。自転車乗りを示す黒点(右下)を除いて、グラフはデューク大学のタッカー(Vance A Tucker)によって編集されたデータに基づいている。 …………………………………… 自転車に乗っている人を見て、英国の高名な辛口評論家がこう言ったとか。 「人は、自転車が自分を運んでくれていると思っているが、人が自転車を運んでいるに過ぎない。」 どうも、この理屈は間違っているらしい。 自転車で移動する人間は、どの動物どの機械よりも、物理的効率がいいらしい ちょいと古い雑誌の記事にそれはあった。SCIENTIFIC AMERICAN 日本版1973年5月号の記事、S.S.ウイルソン氏の「自転車の発達とテクノロジー」なのだ。 「自転車は、構造的・機械的に非常に効率のよいものであり、人間を運ぶために大量生産された最初の機械である。その発達の途上で採用されたボールベアリング、空気タイヤ、管構造などの技術は自動車や航空機に受け継がれており、近代技術への貢献は計り知れない」んだそうだ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 15, 2003 01:57 AM

建築系blog

徐々に建築系blog が定着しそうだ。 もう松代さんの blog vandye は老舗、mine 君の blog Happy-Go-Lucky は私的design情報と、その性格はいろいろだが、Google で検索しても建築関係であろう方々が散見される。 建築系blog と括っても、あまり意味がないが、これから、建築系blog は続々と出てくる。 できたての五十嵐進氏の blog は徐々に馴らし運転を終え、フル稼働しつつある。 五十嵐さんは MAD party の創立メンバーであり、その10年にわたる時間の中での情報量は大変な量と想像される。これからの彼の blog アーカイブの充実が期待される。 MADCONNECTION ちょこっと五十嵐 blog にコメントしている、MAD party の創立メンバーのもう一人、浜松在の建築家・古山恵一郎氏が blog を始めるともなれば、大いに盛り上がってくるであろう。彼の定期的出版物「でほっ」(年に一回いただいているが、これは古山恵一郎年鑑というべきものなのか)の内容、建築という世界にとどまることなく、ある意味で blog 的と言えるのではないかと考えている。 建築家・古山恵一郎氏のサイト ASK Inc....
Posted in aki's STOCKTAKING on September 14, 2003 04:09 PM

多摩モノレールに乗る

昨日、7日の日曜日は建築家・永田昌民氏の東久留米の自宅でパーティのお誘いであった。大勢の建築家仲間が集るパーティだが、今回は30年近く過ごした東久留米の家から、新しい家に引越しということで、特別のパーティなのだ。 いつもは車で上原から出かけていたが、今日は八王子から電車で行くことにする。 僕らが八王子から来るというのを慮って、西武線の小平から1個目の「萩山」に車で出迎えてくれるとのことである。この西武線の萩山駅はJR中央線の国分寺から西武多摩湖線に乗換えて3個目の駅、JR中央線八王子から国分寺へと出るのは造作もない。 しかし、今回は特別な計画があった。多摩モノレールに乗るのだ。 多摩モノレールは、いつも京王線での行き帰りに高幡不動駅の近くで跨いで駅があるのを、いつも見ていたし、中央高速では多摩川を渡った日野辺りで高速道路を跨いでゆっくりと走っているモノレールを見て、いつか機会を作って乗ってみようと考えていたのだ。 昼前、京王八王子へ、タイミング良く新宿行き特急電車に乗れる。高幡不動駅は一つ目の停車駅だ。そこから改札口を出て、モノレールの高幡不動駅に向かう。東西方向に走る京王線に対して、多摩モノレールは直行する南北方向、エスカレーターで改札口、ホームはその上だ。さすが5,6階建てのビルの屋上という感じか、景色が拡がる。 モノレールの高幡不動駅から、万願寺--甲州街道--柴崎体育館--立川南--立川北--高松--立飛--泉体育館--砂川七番--玉川上水という今回の小旅行だ。玉川上水駅は西武拝島線に連絡しており、3個目の駅が向かえの車がおいでいただく萩山駅だ。 モノレールの運転席の後の座席に座り、前方の風景を楽しんだ。素晴らしい景色を堪能しながら、中央高速を跨ぎ、多摩川を渡り、JR立川駅、立川市街を縦断、現在再開発中の昔の立川基地跡地を横目で見ながら乗換え駅、玉川上水駅に向かって北に進む。 所要時間20分、運賃320円の小旅行だった。 多摩モノレールのウェブサイトはこちら。 http://www.tama-monorail.co.jp/...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 8, 2003 08:49 PM

学習する家

この論考「学習する家」は1999年11月発行の「OMソーラーの家・Ⅲ」 に掲載されたものです。ここから、フォルクスハウスから Be-h@us へと、進化させたのです。 学習する家 フォルクス住宅のシステムとデザイン 「あのフォルクスワーゲンのような単純で明確なコンセプトをもった住宅をつくりたい」の言葉から始まり、94年春から夏にかけフォルクスハウスの開発作業に着手し、システム構築そのフォルクスハウス普及へと走ってきた。 1994年9月の最初のVHー001の協会モデルのフォルクスハウス竣工から早5年が経過、VHナンバーといわれる設計番号も2000番を越え、実際に建設された戸数も全国中に1800棟を越えている。 工場でつくられた部材部品を現場で組み立てる家、工業化された木の家、機密断熱性能の高い躯体にOMソーラーを備えた家は、フォルクスハウス「木造打ち放しの家」と名付けられ、多くの住まい手、建設を進める工務店の共感に支えられて、OMソーラーの家の一つの建て方として完全に定着した。 今年4月にはOMソーラー協会によって「ルールブック」が刊行された。それは新聞紙上に大きく喧伝され注目を集めた。その内容はフォルクスハウスの全てを語り尽くそうという意図のもとに、この5年間の経験、学習をふまえて現時点でのフォルクスハウスの情報の全て、あるいはその意図を越えて現在の家作りの全てといえるものになっている。 そんなフォルクスハウスの今を考えてみたいと思った。 1998年[アーキテクチャー・オブ・イヤー]展示モデル...
Posted in aki's STOCKTAKING on September 4, 2003 02:10 PM

HAPPY GO LUCKY

Be-f@ctory の mine こと溝口峰隆君が自身の blog をオープンしました。 仕事以外の、自身の興味ある対象を見る目も、とみにスキルアップしているようです。 http://game.chips.jp/hgl/...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 18, 2003 02:52 PM

architect

「僕は自分のことを建築家だと思っているよ..........。」 1972年チャールズ・イームズは『ロサンジェルス・タイムズ』紙のインタビューでこう答えている。......そうだ。 今、世の中は建築・建築家ブームと。昔なら考えられない、コルビジェからミース、ライト…と巨匠達の名前があがり、撮りおろしの新しい建築写真満載の、専門書ではないポピュラーな一般書として発売されている。もちろんイームズも大人気だが。 でも、彼らは「建築家」ではないアーキテクト architect なんだ。 明治時代、西洋からはいってきた技術、そして用語を日本語化するにさいして、いろいろな混乱と誤解の中で決まってきたのだ。いわゆる architecture も造家、建築。architect は造家師と最初は呼ばれ、その後、建築技師・建築師・建築士・建築家となんともはっきりしない。これは日本に建築に携わる職能としてのアーキテクトを作り出さなかったことに起因している。 無政府主義と訳されるanarchism は「否定」を意味する接頭語 an と「支配」を意味する arch であるから、いわゆる architecture という語句は、arch + tecture は「技術を支配する・・」という意味だし、architect は「技術を支配する者」という大層なものなのである。 そんな偉そうな、と思うけれど、きっとこの本を読んだら、そうだそうだと思う。 イームズが云っていた「・・・伝統が」も分かると思う。 近代建築の巨匠達にうつつを抜かすのも結構でありますが、ルネサンスの超巨匠ブルネレスキに思いをはせるのも一興かと思います。 天才建築家ブルネレスキ—フィレンツェ・花のドームはいかにして建設されたか ロス キング (著) 田辺希久子(訳) ISBN: 4487797047 出版: 東京書籍 定価: 2,940-円(税込) Brunelleschi's Dome: How a...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 12, 2003 08:28 AM

Charles and Ray Eames

Casa BRUTUS のチャールズ&レイ・イームズの特別号を見ている。 チャールズ・イームズの1977年のインタビュー記事が076ページに載っている。 その中でのイームズの「建築家」の話がすてきだ。 ------------ Owen Gingerich : たいていの人はきみをデザイナーと呼ぶわけだが、きみ自身は自分は建築家だと考えているだろう?椅子はそれとどういう関係があるんだい? Charles Eames : 前に話したことがあると思うんだが、僕らはすべてを建築と考えているんだ。椅子も建築だし、映画も建築だ。新聞の第1面に構造があるのと同じように、映画にも構造がある。椅子はまさに「ミニチュア建築」なんだ。建築家にとっては建築物をコントロールするのは難しい。工事業者やもろもろの圧力がのしかかってくるし、何をするにも金がかかる。だが、椅子の場合はほぼ等身大で扱える。だから偉大な建築家たちは椅子に関心を持つのさ。フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ、ル。コルビジェ、アルヴァ・アアルト、エーロ・サーリネン---数え切れないほどの建築家が椅子を手がけている。その理由は、実際に自分自身の手で作れるからさ。 Owen Gingerich : 「デザイナー」という言葉がいやなの? Charles Eames : 「デザイナー」という語に違和感があるというよりは、「建築家」という言葉とそこに含まれる意味のほうが好きなんだ。「建築家」という言葉には、構造とある種の分析という意味、そして一種の伝統が含まれている。・・・・・・ ---------------- 「建築家」という言葉には・・・一種の伝統が、ここのところ、すごく深いと思った。 ● aki's STOCKTAKING: CHARLES & RAY EAMES 展...
Posted in aki's STOCKTAKING on August 5, 2003 01:00 AM

ウェブログ入門

待望の「ウェブログ入門書」が出版されました。それも二つも。 今まで手探りで MovableType を使ってきましたが。これで、やっと教科書がでてきたという感じです。 友人に blog を勧めるのに、これを読んだらと云えるし、なかなか結構であります。 著: 田口和裕 / 堀越英美 / ばるぼら / sawadaspecial 添付:CD-ROM 1点 B5変形・320ページ 販売価格:2,380円+税 株式会社翔泳社 ISBN:4798104043 著: 平田大治 B5変型・240ページ 販売価格:本体1,800円+税 株式会社インプレス ISBN: 4-8443-1812-8 発売日: 2003.08.04予定 「Movable Typeで今すぐできる」という副題がついているように MovableType に特化した入門書のようです。サポートサイトまで用意されています。 http://weblog.uva.ne.jp/...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 23, 2003 01:00 AM

VectorWorks10で始めるCAD /発刊

扱いやすいCADの定番ソフト・VectorWorks10の基本操作から2D、3D図面の作成、レンダリングまでを熟達した著者がわかりやすく解説。Win/Mac対応。 五十嵐さんの新著「VectorWorks10で始めるCAD」が発刊されました。 B5変型・448ページ 定価:3,800円(税抜き)株式会社ソーテック社 ISBN4-88166-349-6 http://www.spaceshop.co.jp/...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 22, 2003 02:40 PM

[シェルター]

9月11日のワールドトレードセンターへのテロ以降、アフガニスタンへの空爆の映像を日々見せられる。 そこには日干しレンガによる低層な建物の風景、そこに投下させられるおどろおどろしいまでの性能を持った爆弾、そんな土で出来た建物は再び土に戻るが、大量の鉄と不発弾は時限装置となって人を傷つける機会を窺う。 建築設計者として、あの2本の超高層ビルと日干しレンガの小屋の落差に気がつかざるを得ない。あの立派な超高層ビルを破壊したという罪を罰するための爆撃が意味あるとは思えない。 二つの暴力的な映像はいやが上にも、建物が持つ「政治的象徴性」とでもいうような力を感ぜざるをえない。超高層ビル、ワールドトレードセンターの「政治的象徴性」それは資本制の象徴そのものである。こなた、日干しレンガの小屋には「政治的象徴性」そのものが欠如している、といえないだろうか。 2本の65m角の平面を持った420mの高さの巨大建築の目的は、「政治的象徴性」あるいは政治そのものと云えまいか。よいものあるいは正しいものはあまねく世界中に広めねばならない、今風に云えばグローバルイズムというのであろうか。そんな考え方、そんな思想、その象徴たるワールドトレードセンターが破壊されたのではないか。 [シェルター]ロイド・カーン著、玉井一匡/翻訳監修ISBN: 4766333292ワールドフォトプレス発行・グリーンアロー出版発売価格: 3,800-円(税込) もうお手元にあるやも知れないが、友人の建築家・玉井一匡氏が日本語版監修した SHELTER 「シェルター」がワールドフォトプレスより出版された。原書は30年あまり前の本だが、今、とってもタイムリーに登場したとしか思えない。 「シェルター」には、世界中のそれぞれの環境に適応したさまざまな家が登場している。それぞれの家の作り方があり、生活があり、その文化がある。 建築に携わる者として、あのワールドトレードセンターに象徴される世界だけが我々の世界なのではないことを、この「シェルター」は語っている。 /011112...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 15, 2003 10:40 AM

2. スティーム トラクション エンジン

機械解読2 LANDship/1997 「TAU」1973年3号所収MAMOD スティームトラクションエンジンは道路上(鉄道でなく)を走る蒸気機関車の模型である。実物と同じように、蒸気で動く。 主要部は円筒形ボイラーと後部の炉室の部分からなりたち、円筒形ボイラーの前部には煙突があり、ステアリングできる前輪と後部の大きな動輪をもつ四輪車である。 駆動機構はボイラー上部と炉室上部にセットされている。いわゆる<首振りエンジン>といわれるもので、クランク軸と直線上に並ぶシリンダー自体の振れによる弁作用によって給排気を行う。クランク軸の心棒の端にはずみ車があり、スプリング製ベルトによって後輪を駆動する。 ボイラーよりの蒸気導管は1本であるが、排気導管は前進用、後進用の2本である。シリンダー支持部より煙突につながり煙突に排気されるようになっている。 ボイラー上部には安全弁がつき、後部にはホイッスルがついている。 炉室には、後部より角型のアルコールランプをいれるようになっている。 トランクションエンジンとは、道路を走る(レールの上ではなく)蒸気機関車である。日本では、レールと蒸気機関車が、明治になっていっしょに導入されたため、道路をはしる蒸気機関車というのが理解いにくいだけなのだ。 レールすなわち軌条の歴史のほうが、原動機としての蒸気機関よりずっと古い。 現代の蒸気機関車と同じような形態をしていることは、いわゆる電車と自動車が似たような形、箱状であることと同じことである。 これはあくまで模型であって本物ではないが、とにかくプリミティブな蒸気機関であり、実物と同じように動く。 18世紀、ワットの発明した蒸気原動機の主要な点は、ピストンの直線運動を回転運動にかえることであった。そのために、蒸気を供給し、排出するメカニズムが必要となったわけである。そのメカニズムがない蒸気機関はありえない。MAMOD スティームトランクションエンジンは、もっとも簡単な、吸排気機構をもっている。それは<首振りエンジン>と昔からいわれる、簡単、単純な機構である。これは1785年、ワットの共同者であったムルドックの着想した機構である。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 12, 2003 10:00 AM

Amazon.co.jp

突然、左上に Amazon.co.jp のロゴなんぞがしゃしゃり出てきたが、アマゾンからお宅の blog に広告をのせてくれといわれたわけではない。 アマゾンの[アソシエイト・プログラム]に参加してみたのだ。 あなたのサイトでAmazon.co.jpをご紹介ください!紹介料をお支払いします Amazonアソシエイト・プログラムはWebサイトオーナー様による参加型プログラムです。参加料は一切かかりません。使い方はあなた次第。この機会にぜひ、アソシエイト・プログラムにご参加ください。早速、サインアップして試してみませんか? とにかく面白そうなので始めてみた。 豊富なロゴ、バナー、ボタン、イメージが用意されていて、なかなか楽しい。まずは、適当な大きさのロゴを設置してみた。もちろん、Amazon.co.jp にリンクされ、ワンクリックで Amazon.co.jp にとぶ。 これがビジネスになるとは思えないが、自分の小さな blog が大きなネットワークの一環であることを認識させられる。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 10, 2003 06:16 PM

The Little House /ちいさいおうち

ROOTS の札幌の小さな家を見ていたら、昔の絵本を思い出した。 The Little HouseVirginia Lee Burton  むかしむかし、静かないなかにちいさいおうちがたっていました。それは、ちいさいけれどとてもがんじょうにつくられた、強いおうちでした」 こうして始まるバージニア・リー・バートンの『The Little House』(邦題『ちいさいおうち』)は、1943年、カルデコット賞に輝いた不朽の名作だ。...
Posted in aki's STOCKTAKING on July 7, 2003 04:17 PM

Alex Moulton AM-5

LANDSHIP/STOCKTAKING/011111 ずっとほっておいたアレックス・モールトンをちょっと見直した。 モールトンってAlex Moulton の自転車、スペースフレーム、小径の17吋ホィール、前後サスペンション、僕のはスターミーアーチャーの5段内装変速機付きの AM-5 、いかにも英国という仕様なのだ。(1992年に手に入れたのだから、来年で10年にもなる。ずいぶん前に書いたAlex Moulton Bicycle の理屈がこのサイトの TOYBOX にある) 近年、英国パシュレイ社によるライセンス生産モデル APB が登場してから、普及品というか実用品はそちらにまかせて、アレックス・モールトンはとっても高級になっちゃって、素材メカニズムとも凝りに凝るという感じで、よっぽどのモールトン好きじゃないと手が出せない。 僕のガンメタ色のクロモリ・フレーム、これって、とっても普段着っぽい実用品、でもハンドメードのモールトンの魅力はそのままというやつなのだ。 最近、ブリジストン自転車とモールトン博士の共同開発の[ブリジストン/モールトン]が登場した。パシュレイ社の APB と同じ価格帯、モールトンにとっては普及品の価格([無印]で自転車という価格ではないが)で手に入るようになった。 それもアルミフレーム、新機軸の前後サスペンション、その上、オリジナル17吋ホィール、モールトンの初期のシリーズ1を再構成したという趣なのだ。いいなぁ。 そのカタログの仕様を読んでいたら、ハンドルバー巾が450mm とあったのに注目した。 僕のモールトンもハンドルを取替えた時、560mmあったのを切り詰めて510mmなのだが、450mmとはずいぶんなと考えた。 カタログには山口京一氏の解説があった。「・・・ブリジストン/モールトンのハンドル幅は450mmであり通常の500~550mmに比べ狭い。これは小径ホィールの操安性にマッチした幅であり、モールトン博士の理論と実践の産物だ。・・・」 うーむ、これは試さねばと思った。 まずは前から気にはなっていた高い位置のステムを水平で前にでているステムに交換、ハンドルを両端から30mmづつ切断し450mmに整えた。 組終えたモールトンに乗る。ハンドルの高さもステムの交換によって低い位置に定まり、肩幅よりずっと狭いハンドルの手を置く。それは全てバランスの中にあった。舵の切れ味と安定性、それは格段に向上したと思える。これがモールトン博士のバランスと感じたのだ。 後は自慢の大径のライトの取付けに一苦労、それも楽しく終了したのだ。 僕のモールトンは、新しいステム・ハンドルによって新しいモールトンに生まれ変わった。モールトンについて、誰かが「これは自転車ではない、モールトンという乗物だ」と云ったそうだ。 イラストはかの有名なダニエル・ルブール( Daniel Rebour )風に描いてみようとしたのだが、拙速主義では難しい。 Dynavector BRIDGESTONE CYCLE Daniel Rebour モールトン自転車は多くの友人達が愛好している。 玉井さんのウェブサイト...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 22, 2003 04:11 PM

PIPER POE

私の家には3匹の猫がいる。 どこかに blog で人気を博すには「猫の写真を・・」なんてあったが、そんな意図で猫を持ちだすのではない。 この写真は、その3匹の中の最長老のパイパーという。1984年の11月生まれだから、現在18才、今年の誕生日で19才という長老である。人間でいえば100才というところか。 名前の由来はトミー・アンゲラーの「キスなんてだいきらい」という話の主人公のパイパー・ポーという猫の名前からだ。 オス猫で、色は黒と白。おなかの部分が白くて背中が黒、鼻が黒いのがちょいと自慢だ。 白黒の猫って、どうして富士山型の真中分けみたいに黒白、塗り分けみたいになっているんだろうか、アメリカの大陸横断鉄道のディーゼル機関車の先頭の塗分けのデザインを見るごとにこの疑問を思い出す。 昔は7kg を越えるかという体重を誇ったが、現在は 4kg 台というところだ。でも骨格が大きいのでずいぶんと大きな猫なのだ。 さすがよる年波には勝てず、全てはゆっくりとしたペースでしか動けないし、もちろん、飛び上がったり、飛び降りたりもできなくなってしまった。 でも、外で自分の縄張りに侵入した猫と喧嘩したりと、まだまだ、頑張っているのだ。 「建築知識」1986年2月号の「秋山東一のストックテーキング」の No.8 の「うちの猫はソーラーキャットなんだ」に登場している。 追記 PIPER POE パイパーは2004年10月10日に亡くなりました。19才、後少しで20才という年でした。 ● PIPER POE /2004永眠 ● PIPER POE /初七日...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 16, 2003 12:37 PM

自動車修理工場

自動車修理工場の裏側の駐車場の向こう側にプラスチック波板の壁がある。どういう目的か分からない。上部に立上ったダクト、その右側の波板を捲って作った通気口らしきもの、もう少し、調査の上ご報告することにする。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 10, 2003 03:44 PM

井の頭通りの家

先日、3月7日車で大山町の交差点に通りかかって、この建物がなくなっていたのに気付いた。 Be-h@us Blog/030509 4年前に LANDship のサイトにのせた「井の頭通りの家」は、未だ健在である。 井の頭通りの「大山町」の交差点にこの家はある。 道路拡幅工事で姿を表したこの家は、その工事が完成した後もそのままの姿をさらしている。壁面は今はやりの落書きで彩られているが、それもまたお似合いである 「井の頭通りの家」 この建物は井の頭通り沿い大山の交差点にある。道路拡幅の工事が進むなか一つポツンと取り残されたように建っている。周りの建て込んだ家々がなくなって、今まで人目にさらされることなかった面が見ることができるようになった。 この家に気がついた時、びっくりするくらい感動した。こんなにかっこいいファサードを目の当たりにすることができるなんて。誰か建築家が設計したわけでもない、なにか恣意的な意図をもって建てたわけでもない。住む人が時間のなかで、いろいろ作ってきた結果として、そこにある。 時間のなかで建物はどう存在していくのか、この建物は一つの解答を示していると考えている。 スチュワート・ブランドは HOW BUILDINGS LEARN の中で「建物は変化する。建物は刻々と成長し、みずから学んでいくものである。」と述べている。(990419 aki)...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 4, 2003 12:34 PM

航研通りの家

Be-h@us Blog/030505 山手通りを青葉台方向から松濤をかすめてまっすぐ向かうと、大きな三差路にぶつかる。 ここで山手通りは右方向に、井の頭通りの交差点へと向かう。左に向かう道は東大駒場のグラウンドに沿ってまっすぐとのびている。 近代文学博物館、日本民芸館のある駒場公園は左にちょこっと入った所、東大先端科学技術研究センターはこの道沿いにある。そのまま真っすぐ行くと、三角橋という信号から急に細くなって小田急線東北沢の踏切りに向かう。 その三角橋までは両側に歩道も構えて立派な山の手の道という雰囲気なのだ。 今の東大先端科学技術研究センターは、昔、東京帝國大学航空研究所(あの航研機の)だった。その頃から、この通りを「航研通り」と呼ぶようになったのであろう。 その「航研通り」沿いにこのバラックはある。 小さな木造、奥行きの小さな3階建て、吉野という畳屋さんの店舗なのであろう、大きな看板がでている。表面の仕上げはバラックの定番、トタンの波板のペンキ仕上、ほぼ左右対称のファサードは、凛としてまわりの新しい建物に負けていない。 その堂々とした左右対称も、正面左手の2,3階がキャンティ(片持ち)となっていて、その対称形をくずしているのが、なかなか曲者なのである。いつ頃からあるのか定かではないが、戦後すぐからあるのであろう。 この「航研通り」にアパレル業界の人たちが、かっこいい建物を建て始めた頃、「コスモス通り」とか名付けて流行らせようとしたが、いつのまにか立ち消えていった。 そのアパレルの建物でさえ、使われなくなったり取り壊されたりと、時代は変わっていく。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 4, 2003 11:48 AM

MacPaint

MacPaint は、その Macintosh が登場した時、その本体に附属してきた二つのソフトの一つである。MacWrite というワープロソフトと MacPaint の二つ、MacPaint はお絵書きソフトであった。 デスクトップ上で、白黒のビットマップの絵をマウスで描くというインターフェイス自体、 MacPaint は現在のアプリケーションの基本を作りだしたと云えるのだ。白黒72ドット/インチという、今考えると大変貧弱とも思える仕様であるが、そこにコンピュータの大いなる可能性を秘めていたのである。 この MacPaint の作者ビル・アトキンソンは、その後、あのハイパーカードを作りだした。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 2, 2003 07:33 PM

喜多村 知

この絵は喜多村知(キタムラ サトル・1907−1997)の「ぶどう棚」というデッサンです。 喜多村知は誰でも知っているような有名な画家ではありませんが、一部で大変評価の高い画家です。 実は僕は彼の弟子だったのです。 50年ちかくも前、小学校3、4年の頃、毎日曜日、たった一人でお弁当を持たされ喜多村先生のアトリエに行かされクレパスで1枚の絵を描かされておりました。いやでいやで堪らなかったのを今でも思い出します。先生御一家の二間の家の大きな部屋がアトリエでした。その沢山の描きかけのキャンバスに囲まれた小さな空間のなかで絵を描かされお弁当を食べて帰るという一日でした。 2000年3月18日、画業75年とある「喜多村知展」に銀座に出かけ、先生にお会いするつもりでいたのが、奥様から先生は3年前になくなったとのこと、不覚にも急に涙が留めどもなく流れ出しとても恥ずかしい思いをしました。もう会えなくなった先生のことよりも、先生に一度も感謝することができなかったことが悔しかったのです。自分自身が今、あの幼少の自分にとって辛かった時間、喜多村先生は決して子供扱いすることなく私に接してくださった。今回、それをお会いして感謝したかったのです。それがもう叶えられなくなったことが悔しかったのです。 その展覧会に展示されていた先生の絵を一枚頒けていただきました。それがこの絵です。 「ぶどう棚」というスケッチブック2枚をつなげて描いたデッサン。ペンの線、パステルの面、水彩の色が鮮やかに彼が表現しようとする世界が目の前にあるような気がします。これは大作のエスキースとして勝沼で描かれたものだとのことでした。先生がこれから表現しようとする世界の「設計図」がそこにあるのです。...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2003 12:19 PM

Bicycle

LANDship/TOYBOX/1998...
Posted in aki's STOCKTAKING on June 1, 2003 04:07 AM

Who is AKi

この blog ブログ、aki's STOCKTAKING の aki は建築家・秋山東一(あきやまとういち)です。 祖父、父と2代続いた写真屋の血筋……、写真屋ではなく建築屋になりました。 設計事務所 LANDship を主宰し、OMソーラーのフォルクスハウスを作り、その進化形にして新しい価値観を作りだす Be-h@us を進めることに専心しています。又、その開発と普及を担う Be-f@ctory を率い、その後、その成果を引き継いだ NPO法人BE-WORKS の理事長をしています。 2009年には秋山設計道場、2016年には秋山建築学校を始め、地域工務店の設計者育成の為の設計教育を推進しています。 この blog では、私の大好きな多岐にわたる理屈、住宅・建築から、メカノ、モールトンから356まで、そのエンスー度の高いメカニズム思考を語っていきたいと考えています。 1999年4月、手に入れたばかりのデジタルカメラ CAMEDIA でのセルフポートレートです。鏡に向かって鏡面の映像を撮影、Photoshop で左右反転させました。 2003年3月19日 Hotwired Japan 編集長の江坂さんよりインタビューを受ける。 ● Hotwired Japan 「個人の’自立’をうながす住宅システム「Be-h@us」 + 2010年7月、最新の常用デジタルカメラ LEICA X1 にてセルフポートレートを試してみました。 1994年からのデジタルカメラの進化に目を見張りますが、本人の経年変化、劣化にも目を見張ります。 + 2010年12月、お世話になった故沼田竜二氏の工務店、滝新の大忘年会に招待された際の写真です。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 31, 2003 10:04 AM

What is STOCKTAKING

stocktaking【名】[U] 1. 棚卸し,在庫品調べ; 2.(一般に)成績[現状]調査 ; 3. 内省 -------------------------------------------------------- 誰でもあることであろうが、あっ、これって前に考えたことがある、なんてことがある。 きっと頭の中に「店晒し」になっている「考え」に、ちょこっと触れたのであろう。 そうだ、ちゃんと「棚卸し」しなくちゃ、と考えた。 名付けて「STOCKTAKING」定期的になんて大仰に構えるとなかなかできないから「日々是棚卸し」でやってみよう。 -------------------------------------------------------- なんていう理屈で STOCKTAKING は2001年の6月の始めから2年間にわたってLANDshipのサイトの冒頭を飾ってきた。その STOCKTAKING を、この MOVABLETYPE の blog という形で再構築しようと考えた。 1998年の4月に公開された LANDship のウェブサイトもすでに5年も経過し、たくさんのスタッフによる成果はたくさんの枝葉を作り豊かなウェブサイトを作ってきたが、スラムの様相を呈しているように思えてきた。又、更新されるのは巻頭の STOCKTAKING だけという状況も末期的である。 この際、blog という形で再構築し、古いサイトの隅に埋まっていた情報を、まさしく「棚卸し」し活かしていくような形にしていきたいと考えた。 STOCKTAKING と名付けたのは LANDship のウェブサイトが初めてではない。1985年から86年にかけて建築知識誌に14回連載させていただいた話のタイトルも「秋山東一のストックテーキング」というタイトルであった。又、元をただせば、英国の建築史家レイナー・バンハム Reyner Banham の60年代の評論の題名に STOCKTAKING があり、そのもじりである。 ウェブサイト上で STOCKTAKING を始めた時、blog 的なものが頭にあったわけではない、あくまでも定期的に連載というような形で何かを記述できたら、と思ったにすぎない。 しかし今、blog というネット上の仕掛けがもっとも相応しいものであり、発展性のある仕掛けであると確信している。...
Posted in aki's STOCKTAKING on May 31, 2003 09:55 AM