090523

my AM-5

CYCLE

AM-5_0.jpg+
この私の Alex Moulton AM-5 の画は、2001年の11月に描いたものだが、今もこの姿のままである。

ここに描かれている UNION のライトをレストアして機能するようになったので、新しくエントリーしてみようと考えた。

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1992年に手に入れた AM-5 だが、17年も経つが、今もって健在なのである。このブログ上のエントリーでは自分の描いた画は公表しているが、本ブログでの写真の公表は初めてなのである。

この AM-5 が欲しかったのは、Sturmey Archer の内装5段変速機が着いていることだ......と書いたが、それは本当のことなのである。又、その走りはとても快適なのである。

英国独特の自転車メカニズムは、この内装変速機をもって外なし........、英国産のモールトンにこそ相応しい物と考えているのだ。

AM-5 は、7段変速機付きの AM-7 へと進化するが、その後、内装変速機付きのモールトンは、パシュレイ社製の量産型にしか存在しない。

この AM-5 はレイノルズ (REYNOLDS) 531 のチューブを使った精妙な手仕事のスペースフレームだが、それに組み合わされた部品類のレベルはその仕事とは程遠いものであった。

その為、それらの部品類を自分好みの物に替えている。オリジナルの AM-5 と「my AM-5」とは大いに異なるのである。

やはり、ブルックスの革サドルは必須であるし、ゴム製のペダルも替えたのである。
ハンドル廻りはハンドル長を450mmに短くしてステムも交換、ブレーキレバーも小さい物に交換している。サイドプルのブレーキ本体も替えたいところだが、適当な物がなく、オリジナルの物がフレームの塗色ガンメタ色と同色ということもあり、そのままにしてある。

そして、前照灯、後部赤色灯は UNION 製の強力な物を装備させている。

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Posted by 秋山東一 @ May 23, 2009 12:03 AM
Comments

玉井さん、どうもです。
そうしましょ、そうしましょ、そうしましょう。
昨日、村松さんの AM-5(お持ちになっているのをすっかり忘れていた.......)を見ましたが、同じ手のライトですが、ライトの小さいのが着いていました。今もってバッテリーは保っているらしい。

Posted by: 秋山東一 @ May 27, 2009 10:00 PM

コメント、おそくなりました。
やはり、このランプはそのものがかっこいいけれど、モールトンにつけるとなおさらです。もともとはマウンテンバイクのために作られたものだとすれば、ほかの要素が小さいモールトンにつけられると、この大きさやバッテリーを布のバッグに入れてあるところなどがいっそう引き立つのですね。
こいつを死蔵している人物に交渉してみようと思います。
「きみのモールトンについてもエントリーしたら?」という声も聞こえてきました。
書きます。

Posted by: 玉井一匡 @ May 27, 2009 05:59 AM

mincoro さん、はじめまして、こんにちは。
コメントありがとうございます。又、my AM-5 をお誉めいただき.....ありがとう......というよりも、恐縮いたしております。

この UNION なるライトは 6V の鉛バッテリーを使用するという時代を感じさせる物ですが、強力で安心感があります。
このバッテリーとスイッチやコネクターを収める布袋は、縦使い平使いができるようになっています。通常はトップチューブにぶら下げ、ヘッドで固定する形ですが、平使いにして AM のスペースフレームの棚状の部分にうまく収まりました。
前照灯は、そちらの TSR と同じくフォークのブレーキボルトに付ける事が想定されている付属金物でしたが、ステムのハンドル固定ボルトを長くして、そこに固定しています。
今回、このライトをレストアしてみたのですが、このライトを LED 化してみようという事も考えています。

ton.ton.cycle 面白く拝見しました。マッドガード、マッドフラップ、英国の自転車の特長みたいなところ.......面白いですね。しかし、泥除けをちゃんと付けられない......付けたくない人達も困ったものですね。

今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by: 秋山東一 @ May 24, 2009 04:34 PM

はじめまして
突然のコメントで失礼を致します。

AM-5、スターメイの内装5段は勿論、ガンメタのフレームが素敵です。
前後に付けられた明るいランプはとても心強いですね。

私はTSR(AMの偽物)を楽しんでいますが、
自転車の雰囲気を損ねない程度のダイナモ用ランプハウスを利用して
内部にLED豆球を仕込みましたが、明るさは正に蛍の光。
街灯が少ない夜道の走行はちょっと不安です。
後ろにも同じくLEDのランプを付けてありますがこちらも同じ程度です。
このようなランプかハブダイナモのランプに変更したいと思っています。

また、トラスフレームを上手く使ったバッテリーの装着方法ですね。
前ランプの装着もステムのところから上手く付けてある様子です。
TSRはアヘッドステムなので残念ながらこのような取り付け方が出来ません。

本当にかっこいいモールトンです。

Posted by: mincoro @ May 24, 2009 01:37 PM

光代さん、どうもです。
ぜひぜひ、モールトンをゲットして下さいませ。
「これは自転車ではない、モールトンという乗物である」という文言がありますが、小径のホィールですから前に何も見えないし、重心も低いものですから、自転車に乗っているという感じがしません。何だか自分自身そのものが走っているような感じがします。私はやったことはありません(これからもやりませんが)が、スケボーの感覚がそんなんかなぁ....と思っているのです。

Posted by: 秋山東一 @ May 24, 2009 09:08 AM

私は昔っから モールトンが欲しくてなりませんでした。
単純に、乗っている人がかっこ良く見えるからです!

それをこんな風に可愛く改造してあると 名前を付けたくなる愛おしさですね。
ハンドルが450mmと言うのが いいな〜。
私にぴったりくらいのサイズになっていますね。

Posted by: 光代 @ May 24, 2009 08:42 AM

じゅんさん、どうもです。

確かに内装三段変速機は変速幅が大きすぎて辛いですね。ブロンプトンを多段の内装変速機に替えているブログ記事を見たことがあります。替えてみたらいかがでしょう。ブロンプトンは折畳みを重視した設計ですが、持ち歩くような使い方をしないのなら他の選択枝がありそうです。

それよりも、じゅんさんのモールトンを一台.....がいいんじゃないでしょうか。

Posted by: 秋山東一 @ May 23, 2009 09:09 AM

masa さん、どうもです。
そんなに期待されちゃって.........ご期待に沿えたでしょうか。私の自転車についての興味はメカニズムのところにあって、実際に乗る......というところよりも強いのです。従って、きれいなまま.......あるのです。今回、ライトをちゃんとレストアして、皆さんにお見せできるようになったのです。
自転車って着る物的な物でもあって、それぞれの寸法に合ったものなのです。

Posted by: 秋山東一 @ May 23, 2009 09:00 AM

 ぼくは那覇でブロンプトンに乗ってるんですが、これが
三段ギアなんで、坂道の多い那覇ではけっこう難儀なん
です。
 せめて五段ほしいですねえ。
 しかし、モールトンはカッコいい。

Posted by: いしかわじゅん @ May 23, 2009 03:29 AM

いまかいまか…と、登場を待ちに待っていました! 自転車については何も知りませんが、そういうのを抜きにして、ただただ良いですね〜。最近、神保町で1台、本郷で1台、モールトンを目にしました (気になると目につくものですね(^^;) が、それらは問題になりません。内装変速機というのが、実にすっきりとした姿にしていますし、大きいライトがまた良くて…。いや、ほんとに無理とはわかっていても、コヤツ欲しくなります。とにかく、写真で見せてくださいまして、ありがとうございました! 良いな〜(^^;

Posted by: masa @ May 23, 2009 12:48 AM