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鉄道ひとつばなし2

BOOKS , TRANSPORT

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鉄道ひとつばなし2
講談社現代新書

著者: 原 武史

ISBN: 978-4-06-149885-3
出版: 講談社
定価: 777-円(税込)

もう三年半も前になるが、面白く読んだ「鉄道ひとつばなし」の続編だ。
政治学者である著者・原武史氏の筆さばきはますます快調、なめらかな語り口はまさしく「快速」である。

なにか、「鉄ちゃんだ、文句あるか」とおっしゃっておられるような勢いがある続編なのだ。


目次
序 章 続・思索の源泉としての鉄道
第一章 天皇と東京
第二章 電車通勤・郊外線
第三章 日本の鉄道全線シンポジウム
第四章 駅の記憶
第五章 鉄道乗車記
第六章 鉄道趣味と文学・メディア
第七章 鉄道の明日を思う

あのJR福知山線事故から駅ソバに至るまで、鉄道にまつわる森羅万象、隅から隅まで面白いのだ。

第四章「駅の記憶」の「山手線駅そば探訪」の最後に........つつじヶ丘「高幡そば」の、油が滴るほどのかき揚げ天ぷらごとき強烈な個性......とある、やぁ、京王線「つつじヶ丘」途中下車せねばと思うのだ。

Posted by 秋山東一 @ May 12, 2007 06:04 AM
Comments

早速、京王線「つつじヶ丘」駅にて途中下車した。
目的の「高幡そば」は北口の改札を出て右手、駅舎内間借り状態の小さな店であった。もちろん、かき揚げ天ぷらそば350円を食す。なるほど、店内で揚げたかき揚げをのせてくれるのだ。油が滴るほど......は納得なのである。
てんぷらの種類もアシタバ、ナス、チクワ.....と豊富なのもうれしい。

Posted by: 秋山東一 @ May 12, 2007 08:24 PM