050414

KOVAP / ZETOR Tractor

Car , TOYS

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我国では遠に無くなってしまったが、ヨーロッパのブリキ玩具の製造工場は健在なのだ。あの GONIO で分かるように、チェコのような東欧で作られている。この Kovap v.d. Náchod はチェコのブリキ玩具会社である。このトラクターは昔からあるものだが、なかなか優れているのだ。

ブリキはいかにも玩具っぽいという雰囲気だ。その印刷自体も牧歌的というのか、のどかなという感じなのである。トラクターについて詳しくないが、ZETOR ゼトアというチェコの農業用トラクター、1/25 とあるがそんなもんなんであろう。全長150mmだがなかなかのボリュームである。
運転席の床からハンドブレーキ、もう一つはシフトレバーなのである。

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牧歌的な雰囲気に似合わず、なかなかのメカニズムを備えているのである。
あの Schuco /EXAMICO 4001 と同じ前進3段(Schucoは4段)後進1段・ニュートラルというミッションを備えているのである。それもフロアシフトなのである。同じく走行中にシフトアップ・ダウンというわけにはいかない。3種類の速度を選べるという機能である。ニュートラルでアイドリングするのは同じだ。
レバー基部のプレートの重なったメカニカルなディテールがうれしい。

ゼンマイを巻くのは大型の後輪のシャフトの穴だ。これもなかなかしゃれているのだ。

トラクターの特長は回転半径の小さいことだが、後輪の機構にディファレンシャルギャはなく、片側がフリー回転のため、目一杯のステアリングを切るとスムーズに転回しない。ちょいと残念である。


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ずいぶんと昔、青山のツインタワーの「グランパ」にあったのを見たが、あまりに高価で手が出なかった。1996年にチェコのプラハとオーストリアのウイーンという旅行をした時、プラハの玩具屋で買い求めた。とても廉価だったのを覚えている。

最近の製品群をウェブサイトで見ることができる。
トラクターってそんなにデザインの差はないから可能なんだが、このZETOR 以外にも、ちょこっと意匠を変えて FENDT、JOHN DEERE、LANZ BULLDOG(D2016)、LANZ D2816、ZETOR 25A 等々、5種類のトラクターが並んでいる。それにちょっと改良されて、この ZETOR で気になるホィールやハンドルがプラスチック製部品を金属製に変えたようだ。
やっぱり、ここは全金属製にこだわりたいところなのである。

もちろんトラクターである。何か引っ張らなければ様にならない。いろいろと作業できる農業用のお道具が用意されているのだ。
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Kovap v.d. Náchod - Tin toys

Posted by 秋山東一 @ April 14, 2005 12:15 AM
Comments

いのうえさん、どうも。
農業用トラクターなんて日本では馴染みにくいアイテムですが、欧米では極く親しいもののなのでしょう。玩具・模型といろいろあります。そして、トラクターといえばそのお道具、これも又豊富、いろいろたくさんあります。
昔、米国でトラクターの玩具・模型専門店なんてものも見かけました。

Posted by: 秋山東一 @ April 14, 2005 11:26 PM

秋山さん こんにちは。 牽引する道具のバラエティが色々で楽しいですね。 本当に可愛らしいです・・・ いいなあ。

Posted by: いのうえ @ April 14, 2005 10:42 PM