ロスト・シング / The Lost thing著者:
ショーン・タン Shaun Tan訳者: 岸本佐知子
ISBN: 978-4309273303
出版: 河出書房新社
価格: 1,728-円(税込)
例の展覧会「
ショーン・タンの世界展」以来、ショーン・タンについていろいろ探索している。
「アライバル」で彼を知った時、欲しいと思っていた絵本を数冊……、今頃になって手に入れることになった。
その一冊がこれ、絵本というよりもバンド・デシネ (bande dessinée) の方が適当かな。
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瓶の王冠なんかのコレクションを趣味としている一人の少年が、海岸で出合った生物、一匹の……というべきか、一台というべきか……、そんな生物だ。
外観は、赤いポットのような胴体に軟体動物のような手足に、カニのような爪を持った生物……なのだ。
少年がその迷子の生き物の住み処を探してやるというお話しなのだ。
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2011年、ショーン・タンはこの物語をアニメ製作しアカデミー賞までとっている。
それが YouTube で視ることができた。仏語の字幕入り……いいのかなぁ。
● The Lost Thing 2010
追記 190518
アニメを視て気付くのだが、テリーギリアムのブラジルに大きく影響を受けていますね。デストピアぶりはそのまま、風景も大いに影響受けています。
Posted by 秋山東一 @ May 18, 2019 07:58 AM
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