'06 Industrial Design Excellence Awards | [ Art/Design , Event ] |
IDSA (The Industrial Designers of America アメリカ工業デザイナー協会っていうのかな) と BusinessWeek によって、「 2006 Industrial Design Excellence Award (IDEA) 」が発表されている。
● 2006 Industrial Design Excellence Awards (IDEA)
● IDEA 2006 Award Winners
Business & Industrial Products
Computer Equipment
Consumer Products
Design Explorations
Design Strategy
Ecodesign
Environments
Furniture
Medical & Scientific Equipment
Packaging & Graphics
Research
Student Designs
Transportation
上記の13の分野から、108の製品が、金賞、銀賞、銅賞の三賞を受賞している。
分野分けを見ても分かるように、一般人に親しい製品が沢山あるというわけではないが、KODAK の二眼デジカメ V570 なんてのが Consumer Products の金賞をとっているのがうれしい。
受賞した108の製品を見て驚いたのは、Panasonic 製品の多さである。Business & Industrial Products では監視カメラ、プロ用メモリーカメラ・レコーダーの二つ、Consumer Products で洗濯乾燥機、冷蔵庫、燃料電池エネルギープラント、各種バッテリーの使える懐中電灯の四つ、というわけで大小取り混ぜて六つも選ばれているのだ。
今までの Panasonic といえば、Matsushita を Maneshita と言い換えて揶揄されるくらいで、余り尊敬されているとはいえない。2002年に社内分社や関係会社に分散していたデザイナーを集約化して設立されたパナソニックデザイン社が機能してきたのだろうか。
BusinessWeek にもパナソニックデザイン社の社長、植松豊行氏のインタビュー記事が掲載されている。
サムスンやレノボのアジア勢が活躍しているのだが、かつて、先鋭的なプロダクトデザインの雄であったソニーの凋落が激しい。108の中でハイビジョン・デジタル・ビデオカメラが一つ......というのは寂しい限りだ。
Posted by 秋山東一 @ July 2, 2006 06:18 PM | TrackBack (0)自分で考えてる暇があったら、よそで売れてるものを安く売ればもうかりまっせ、という話のどこが経営の神様なんだか良く判らない。少なくとも威張れる話じゃないと思う。
ろくな真空管も作れなかった時に国辱とも思える条件でフィリップスかどこかに泣きついた判断が名とお金を捨てて実をとったとでも言うのだろうか。
あれだけ日本で尊敬される人が何をしたんだか、良く判らない自分に問題があるのかも知れない。
ここは素直に教えを乞いたいのですが、どこが偉かったのか教えて下さい。
受賞した、いくつかは日本の国内向けのようです。たぶん実物を見てないんじゃないかと思う。
私自身写真で感心していたのに実物のカメラをみてがっかりしたことが最近ありました。