藤野電力 | [ Bricoleur , SELFBUILD/DIY ] |
ネット上で藤野電力が話題になっているのに気が付いた……、東京電力なる名称と同じく、地名+電力で主張している藤野電力があったのだ。
その地名が、遠くの知らない地名だったら気にも留めなかったかも……だが、藤野となれば私の住む八王子市のお隣……、俄然興味がわいてきたのだ。
● do it ourselves, Electricity | 藤野電力
「ミニ太陽光発電システム」組立てワークショップ……、自分自身で電気を作るシステムを学べる……。
善は急げ……。
早速、直近のワークショップ、10月20日土曜日分に申し込んだ。それも大きい方、100Wに申し込んだのだ。材料一式、講師料込みで54,800-円ということなのだ。
高尾から甲府行きの電車に乗って藤野へ、たった二駅で相模湖畔の藤野町……、相模湖方向に歩いて程なく不思議な場所、藤野サンヒルズにやったきた。
ワークショップは5人というか5組……、我々二人以外は、ご夫婦と子供、後の三人は皆女性一人でした。4組が100W、20Wはお一人であった。
10時から始って14時までの4時間、オフグリッド入門というような実技、学科を学ぶ。
先生は藤野電力を作った鈴木俊太郎氏、手を動かしながら、電気のことが分かっていくという、なかなか優れたワークショップだ。
基本的には、機器を繋ぐケーブルの製作、電工ペンチを使っての作業だ。ソーラーパネルを繋ぐ太くて長い2本のケーブルから始る。ケーブルの皮を剥いて圧着端子を着ける……四ヶ所の作業を玉井さんと分担して進める。
写真はソーラーパネルに接続するケーブルの端子の工作を完了してご満悦の玉井さんである。
後はインバーター、バッテリー、ソーラーパネルを繋げばシステム完成……、稼働……、最初の写真となる。
真中にあるのがコントローラー、電工ペンチ、デジタルテスター等々のお道具……、左手のインバーターはこれからバッテリーに繋ぐ。
コントローラーの一番右、Load には12Vで点灯するLED電球が繋がれ、これはソーラーパネル直接の電気を確認できる仕掛けだ。
ソーラーパネルで出来た電気をどう使うかというと……、バッテリーの電気をインバーターを介して100Vとして使う、ソーラーパネルはバッテリーを充電する役割だ。
ソーラーパネルから直接電気を……ではないのだ。
今まで車にインバーターを付けて100Vは使っていたので、車のバッテリーをエンジンが充電していたのを、ソーラーパネルが……というのが私の理解だ。
小さな太陽光発電システムをゲット……、うれしいぞ。
電車で行ったので運べなかったソーラーパネルとバッテリーを引取りに出かけたのだ。
まぁ、パネル12kg、バッテリー20kgではちょいと車じゃないと無理というわけだ。
八王子から藤野までって大垂水峠を越えてすぐ……と思っていたのだが、これがなかなか、細いくねくねした坂道を延々……1時間もかかってしまった。
まぁ。帰りは中央高速相模湖ICから一飛びだったんだけど。
まっ、とにかく、シャープの NQ-159AG 159W のパネル、そして、ATLAS E-NEX DC24MF なるバッテリーが到来、ワークショップでの全てが、家でできることになったのだ。
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