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ニッポンのサイズ/身体ではかる尺貫法

BOOKS

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ニッポンのサイズ/身体ではかる尺貫法
著者 石川英輔

出版社 淡交社

ISBN: 4473019993
定価: 1,575-円(税込)

鯨尺の法則」を読んでいたら、この「ニッポンのサイズ」を思い出した。
ずいぶん前にエントリーしてあったのだが、なんだかついでみたいな扱いで申し訳ないことをしていた。
この本もなかなかの視点で「日本的」なものを語った本なのである。寸、尺、坪、合、貫、刻の日本の単位はどのようなところから生まれたのか。

尺貫法は、日本人が体の大きさを基準として、それぞれの目的に使いやすい長さや重さを基準にして決めた、「ニッポンのサイズ」の単位なんだそうだ。

目次

第一章  一メートルとは?
第二章  二〇〇〇年前に決まった曲尺
第三章  鯨尺の歴史
第四章  一升という量
第五章  米一石という量
第六章  銭と泉と匁
第七章  重さをはかる
第八章  手拭いの幅
第九章  畳という単位
第一〇章 一坪という面積
第一一章 一里という距離
第一二章 風呂敷の規格
第一三章 一町歩と一ヘクタール
第一四章 様々な一斤
第一五章 一刻という時間
第一六章 一カ月とは?
第一七章 一年とは?
第一八章 伝統と生きる

Posted by 秋山東一 @ March 10, 2006 12:10 AM
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