080616

What My Dad Gave Me

MECCANO , YouTube

昨日は「父の日」ということであったが、どのようにお過ごしであったろうか。
「What My Dad Gave Me(父さんが僕にくれたもの)」はアーティストの Chris Burden の作品名だ。

ERECTOR080616_1.jpg
製作中のスタッフ   The New York Times

彼は ERECTOR エレクターで超高層ビルのモデルを作ったのだ。
 ● Public Art Fund: Chris Burden

ERECTOR080616_2.jpg


高さは65フィート、約20mだ。マンハッタンの摩天楼に触発されて構想したものだ。

全て ERECTOR エレクター・セットのトラス状の部品(この部品は MECCANO にはない、ERECTOR 独自のものだ)で組み立てられている。実際はステンレス・スティールで作られたレプリカの部品だそうだ。

このモデルが制作されたロサンゼルスからニューヨークに運ばれ、ロックフェラー・センターの広場に展示されている。展示期間は7月19日までだそうだからニューヨークに行かれた方はどうぞ。

 ● An Erector Set for Rockefeller Center - NYTimes.com

この ERECTOR エレクターは、米国では金属組立玩具の名前として極一般的なものだ。これは欧州の MECCANO と同義というべきだが、メカノ互換の金属組立玩具として長年米国で親しまれてきたものなのだ。現在はフランスメカノ社の商標となって、MECCANO メカノと同じ製品が、米国ではこのブランドで販売されているのだ。

 ● Erector ®

ロックフェラー・センターの広場に設置されて、保護用のケージが外されている   The New York Times

Posted by 秋山東一 @ June 16, 2008 08:21 AM
Comments

牛 さん、どうもです。
ええ、注文してしまいました。もう米国を出荷したみたいですが、船便(340-円ですから当然ですね)ですから時間が掛かるようです。
牛さんって、牛嶋さん......とおっしゃるんですね、改めて、はじめまして、こんにちは。
いろいろお作りになっておられるんですね。このタンク....T62かな...のジャングルジムいいですね。見たかったなぁ。私も T34 なんて作りたくなりましたです。

Posted by: 秋山東一 @ June 20, 2008 10:07 AM

ナント!注文されたのですね。
とても万人には受け入れられない作品を作る人ですが、
近年は愉しい感じの作品が多いようですね。
私はとても好きな作家です。
http://www.art-yuran.jp/2002/03/__10.html
私はこんなもの作ってます。
ではでは

Posted by: @ June 18, 2008 09:47 PM

牛さん、どうもです。
やぁ、面白そうですね。When Robots Rule: The Two-Minute Airplane Factory を、リンクしてくださった amazon に早速注文しました。

Posted by: 秋山東一 @ June 18, 2008 08:35 AM

ええ...牛です、ぎゅうでもよいですが......。
Chris Burdenは、他にもいろいろやってますが
よく駄菓子屋で売っていたゴム巻き式のプロペラ飛行機を
2分間で一機作って飛ばすという自動機械なんか、お好きでは。
残念ながらWeb上では映像はみあたりませんが。
http://www.amazon.co.jp/Chris-Burden-Two-Minute-Airplane-Factory/dp/1854372866
ここで飛行機の画像はみれます。
いろんな人がいますね。
では

Posted by: @ June 17, 2008 11:43 PM

牛 さん、はじめまして、こんにちは。牛....さんとお呼びして、モォ....いいのですか。
Chris Burden なる方は面白い事をなさる方ですね。ロードローラーが空を飛ぶのはすばらしいですね。なんだか、遊園地の空飛ぶダンボを思い起こしました。

Posted by: 秋山東一 @ June 17, 2008 08:45 PM

こんにちは。
愉しく読ませてもらっています。
Chris Burdenは好きな作家なので書き込んでます。
ウィーンでやった動画がありましたので貼っておきますね。
http://jp.youtube.com/watch?v=jHoharyiPlM&feature=related

Posted by: @ June 17, 2008 10:56 AM

いくつもの層が立体的に組み合わさってといますから、実際に見てみると、その層ごとに輝いていて、 私達が動く度にその層も立体的に変化し、想像を遥かに超えた美しい感動的なものであろうと思います。見たいですよね。
そして 技術者であるお父様からのプレゼントはERECTORのみならず これを構築するだけの能力や精神力も・・・・ですよね。お父さん 幸せだろうな〜。

Posted by: 光代 @ June 17, 2008 08:29 AM

shin さん、どうもです。
Dad として見ると........いいでしょ。

Posted by: 秋山東一 @ June 17, 2008 03:42 AM

光代 さん、どうもです。
きっと、この大きさで、小さなステンレスの部品の塊ですから、美しい.......、見てみたいと思います。
昔、少年だったオジサン、あるいはオジー....さんにとって、組立玩具の ERECTOR エレクターであるということが「What My Dad Gave Me」となるのだと思います。

Posted by: 秋山東一 @ June 17, 2008 03:34 AM

いいですね
こういうの

Posted by: shin @ June 16, 2008 11:46 PM

英語なので クリスさんが何をおっしゃってるかよくわかりませんが、これは本物を見たらとても美しいような気がします。

でもね、比べちゃ行けないけれど、みかんぐみのハンガートンネルの方が 何となく楽しく思えるな〜。

ともあれ、本物を見ずに何か言ってもダメですね。ごめんなさい。良い物見たな〜〜〜と思っています。

Posted by: 光代 @ June 16, 2008 05:45 PM