130615

ふたりのイームズ

Architecture , Art/Design , Cinema

eames_movie_0.jpglink

渋谷の UPLINK で映画「ふたりのイームズ」を観た。

デザイナー・建築家、そして映像作家であるイームズならではの沢山の画像・映像を駆使して制作されている。

生存している肉親、元スタッフ、関係者、友人知己の証言によって二人のイームズ、Charles Eames チャールズ・イームズと Ray Eames レイ・イームズの辿った軌跡が語られる。

実にコンパクトに……、二人の真実が、ある意味赤裸々に語られていく。イームズ事務所の著作権を巡る組織的な問題、チャールズの女性問題……、最後には、その老醜まで……。

彼等の業績が栄光に充満ちたものとしてでなく、その陰の部分まで語られているような……、実に人間的なドキュメンタリーであった。

特に、レイ・イームズの役割の大きさが、女性蔑視の時代背景の中で語られているのは大いに興味深いことであった。


追記 130616

私の整理券は10番……、観客数十数人であった。ちょっと勿体ないような。河さんは8番……だったそうな。
 ● Things that I used to do.: ふたりのイームズ

五十嵐さんは、ずっと前に視ていたのだ。
 ● MADCONNECTION: ふたりのイームズ


Posted by 秋山東一 @ June 15, 2013 09:21 AM | TrackBack (0)
Comments

kawa さん、どうもです。
まぁ、デジタルというのか……、家にもあるプロジェクターでの映写に親しみを感じました。
チャールズ・イームズが亡くなった年に達してしまって……、だから、どう……なのではありますが、考えてしまいますです。

Posted by: 秋山東一 @ June 17, 2013 10:02 AM

映画も面白かったのですが、不思議な場所などに戸惑う事が有りました。結果的には腹を立てるような話ではなくて、慣れない体験が出来たのも良かったとしたいです。

Posted by: kawa @ June 17, 2013 08:57 AM
Post a comment









Remember personal info?