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BARIGO / L3025

Cinema , Stationery

BARIGO_3025_0.jpg高名な、独 BARIGO バリゴの温湿気圧計 L3025 である。

プラスチック製の透明ドームの中に収まった真鍮製の仕掛け、いかにもアナログしている機械は、なんとも興味深い。

BARIGO_3025_2.jpg+

直径100mm高さ160mmのドームの中に、上から気圧計、温度計、湿度計と円筒が三段重箱状に重なっている。目盛の付いた円筒は固定、黒い針によって数値を読み取る。

まぁ、魅力的な機械部分は、頂部の Aneroid アネロイド型気圧計だけだが、その真鍮の輝きはレトロな気分にさせてくれるのだ。

・ ・ ・ ・ ・

「真鍮」と言えば……、レトロな機械に満ち満ちた映画を思い出した。

たしか……、Lost Children だったが……、というわけで、tam さんに iPhone して判明。

Jean-Pierre Jeunet の「ロスト・チルドレン」La Cité des enfants perdus であったのだ。 ついでに「デリカテッセン」Delicatessen まで思い出させてくれたのだ。

Posted by 秋山東一 @ August 20, 2009 06:37 AM
Comments

玉井さん、その節はどうもでした。
そうなんです。急に思い出してしまった……、「ロスト・チルドレン」については、玉井夕海さんが「面白いよ」と言っていたと……玉井さんからお聞きしたと思いました。

Posted by: 秋山東一 @ August 22, 2009 11:10 AM

なるほど
「ロストチルドレン」の探索は、これがはじまりだったんですか。
機械仕掛けがいいのは、因果関係が目に見えるからですね。
だから、デジタルにすることでかえって因果関係がわかりやすくなるようなものは、同じような意味で魅力的に感じるように思います。

この監督の「アメリ」も面白かったし、「エイリアン」もやっていたんですね。これがみんな同じ監督だったことをぼくは意識していませんでしたが、それに気づくとまたべつの見え方ができそうです。

Posted by: 玉井一匡 @ August 21, 2009 11:18 PM