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CUT IN HALF

BOOKS

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文字通り、半分に切っちゃう……。

その姿を見せてくれるのが、本書 CUT IN HALF : The Hidden World Inside Everyday Objects だ。それも、いつも使っている、その辺にある物の半身を見せてくれるのだ。

まぁ、凝った作りのハードカバーなのだが、その表紙のコードレス電動ドリルから始って、アイロン、ヘアドライヤー、電話等の日用品、ゴルフボール、ヘルメットやらのスポーツ用具、もちろん、デジカメ、ラップトップ、双眼鏡等のお道具、その他、オイルフィルターからスパークプラグ……、60点もの諸々、半分にしてくれちゃったのだ。

著者である Mike Warren 氏はYouTuberで、彼の CUT IN HALF はなかなかの人気らしい。

その成果である半身の数々を、写真家の Jonothan Woodward 氏が撮影して本書を作ったということらしい。

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切断するお道具は最新鋭のウオータージェットだ。

高速・高密度の超高圧水を0.1mmのノズルから噴出させて切断……、熱を発生することなく対象物をそのままスパッと……、というわけだ。

こいつはLED電球だ。やぁ、中味はこんなんだ。

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こんな意表をつくような物も……、ロシアのマトリョーシカ人形も真っ二つ……。

中味は分かっていても、なかなか楽しい。

スパークプラグも面白いなぁ……と思ったのだが、碍子の部分は硬過ぎてうまくきれていなくて、ここにのせるのはあきらめた。

・ ・ ・ ・ ・

本書の情報はロス在の二男Yohから、彼は性懲りもなく……、ロスでも本屋等々、巡っているらしい。




Posted by 秋山東一 @ May 31, 2019 07:40 AM | TrackBack (0)
Comments

旋盤工の経験があるなんて、うらやましい限りです。
私め、手持ちの旋盤で1番のスプリング入りバッファーを製作しようとしているのですが、技術と根気が足りませぬ。
眠れぬ原因、ぜひ、思い出してくださいまし、楽しみです。

Posted by: 秋山東一 @ June 1, 2019 09:34 AM

モノの中身はどうなの?気になりますね!ここ数日明け方に、不意に目が覚めて夢の続きを考える事があります。
それは、会社へ入った頃は旋盤工でした。回転するワーク(加工される物体)に穴を穿つ時にドリルを使います。回転するドリルが一般的な常識ですが、この場合はドリルが固定でワークが回転します。まあ、これからが本題ですね。
鋼材に穴を穿つには切削油が必須ですが、300mmぐらいの長さのドリルでは先端部分までは油が届きませんので、先端部に油を注ぐために繰り返しドリルの出し入れが必要でした。
しかし、その頃にドリルの先端部分に2箇所油穴が開いたものが登場しました。元々ドリルってどう造るの?それすらも疑問ですが、あの捻れた形状の中にすうミリの穴をどうして創り出すのか疑問です。また、その先端へどうした経路で油を供給していたかも思い出せず...疑問が疑問を呼んでここ数日は、目覚めが悪のです。

Posted by: go-shiyo @ June 1, 2019 12:02 AM
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