060304

寝ずの番

BOOKS

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寝ずの番
角川文庫

著者: 中島らも

ISBN: 4041863074
出版: 角川書店
定価: 420-円(+税)

やぁ、面白かった。あっ、というまに読了した。

上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴が、今まさに臨終のとき…。「師匠、何か心残りは?」と、弟子が聞くと橋鶴の口がもごもごと動いた。「そ、そそが見たい・・・」。果たして、そそ、とはなんのことか…。

ということで、どんなお話かお分かりであろう。
全て、上方落語の面々のお通夜での話の三部作、寝ずの番、寝ずの番II、寝ずの番III、一昨年 (2004年)亡くなった中島らもの怪作だ。

知らなかったが、俳優の津川雅彦がマキノ雅彦監督となって、その映画第一作、その原作がこれなのだ。
映画「寝ずの番」は来月、4月8日に全国ロードショー公開だ。やぁ、面白そうだ。

映画のオフィシャルサイトサイトはブログ (ココログ) だ。ブログの使い方として、なるほどと思った。
寝ずの番
寝ずの番 : HERALD ONLINE


追記 060307

そういえば、伊丹十三の監督初作品は「お葬式」だったなと思いだした。お通夜、お葬式、なんといっても人間ドラマとして面白いんでしょうね。

Posted by 秋山東一 @ March 4, 2006 12:46 AM
Comments

買いましたデスよ。
そう、私この手の話は決して嫌いではありません。
http://madconnection.uohp.com/mt/archives/000112.html

Posted by: iGa @ March 3, 2006 10:12 PM