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| Volkswagen: A Week at the Factory | ［ BOOKS , Car ］ |
私は同じ物がたくさんあるということが好きなのである。
一個一個はそれほど好きではなくても、それが複数あると好きになってしまったりするのである。最近、買い求めてしまったパンチも、それが40個が並んでいることに物欲がぐんぐん、というわけなのである。
そんな性癖を十分満足させられる写真集がこれなのである。
1953年、VW フォルクスワーゲン、あのビートルの生産工場で、その生産工程を一人の写真家が一週間にわたって撮った、全てモノクロの71枚の写真による写真集である。
原材料の鉄板の集積から、それがプレスされ VW のボディの各パーツになり重ねられ、エンジンのブロックが加工され組立て前に集合、たくさんの同じ物の集合、集合、その集合写真がたくさん。最後に完成した VW が整列し、又、そこで集合写真だ。
「VW の工場での一週間」という題は、VW の工場で「フォルクスワーゲンができるまで」という趣旨の写真集なんだ。清潔な工場と生産ライン、そこで大量生産される VW の写真なのだが、そこに見えるのは「集合写真」なのだ。そんな集合の美しさに魅せられた写真家の写真集なのだ。
たくさんの部品を作って組合わせ、その組合わせた物がたくさんある。私は同じ物がたくさんあるということが好きなのである。
Volkswagen: A Week at the Factory写真: Peter Keetman 解説: Armin Kley / Dirk Nishen / Rolf Sachsse
ISBN: 081180268X
出版: Chronicle Books
定価: 1,260-円（税込）
解説は「フォルクスワーゲンができるまで」という趣旨に沿った「VW の開発と生産」「第二次世界大戦後の VW 工場」、そして、この写真集の成立ち「写真家 Peter Keetman 、VW、50年代」である。
Posted by @ January 4, 2005 12:17 AMComments
いい加減に書いてしまいましたので、
向こうでメッセージお送りさせていただきました。
aneppe さん、今年もよろしく。
ミクシィにそんなのがあるんですか。覗いてみます。
今年もおじゃまします。
わたし、ミクシィで、「ならんでいるものがすき」
というコミュニティに入っていますよ・・・
しょっちゅう写真とってはのせています。
なんなのでしょうね、この快さは。