金山町−中心地区−街並みづくり100年計画 | [ Architecture , BOOKS ] |
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「まちづくり解剖図鑑」で、山形県金山町の「まちづくり」の詳細を語った藝大建築出身の建築家、林寛治氏、片山和俊氏が、再び金山町の建築本を出された。
今度の本は、解剖図鑑とは打って変って、この50何年にわたって作り続けてきた建築群……、幼稚園から始まり、小学校、町役場、中学校、病院、葬祭場……、町の住民の生活を支え、その生活を豊かにする施設の数々、それらの作品集というべき建築本だ。
半世紀以上にわたる、金山町のまちづくりを彩る建築群、その世界に息をのむ。
お二人は藝大建築吉村スクールの正統派というべき建築家、そこには「簡素にして品格あり」を感じるのだ。