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ベヒモス

BOOKS

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ベヒモス クラーケンと潜水艦
ハヤカワ・ポケット・ミステリ 5004


著者: スコット・ウエスターフェルド Scott Westerfeld
訳者: 小林美幸

ISBN: 978-4153350045
出版社: 早川書房
価格: 1,680-円(税込)

日曜日、父の日……本屋に行ったら本書を発見した。6月15日発行のほかほかの本、もちろん即ゲット……自らの父の日プレゼントなのである。

もちろん、あの LEVIATHAN リヴァイアサンの続編だ。

怪物名を表題にしたローカス賞受賞の冒険スチームパンク三部作、LEVIATHAN リヴァイアサンの続き、2010年出版の Behemoth ベヒモスが予定通り邦訳が手に入ることとなったのだ。
そして、今年の暮れには、最終巻の Goliath ゴリアテと続くのだ。

日本語で全部読めるのは年内、……楽しみである。

まずは、Behemoth ベヒモスだ。第一次世界大戦勃発、英国海軍巨大飛行獣リヴァイアサンは、オスマン帝国の首都コンスタンティノーブルに向かって飛行中である。男装の士官候補生デリン、オーストリア大公の息子、公子アレックの運命やいかに……。

Posted by 秋山東一 @ June 18, 2012 09:22 AM
Comments

玉井さん、どうもです。
やぁ、リヴァイアサンが図書館から……とおっしゃっておられたのに、ベヒモスも……早いですね。当方、出かけるときにはいつもベヒモスがカバンの中に状態なのに未だ読了には至っておりませんです。
これは、スピリバーグでなくても映画化したいもんだと思います。やぁ、巨大水素呼吸獣の鯨風の表皮が蠢くのをぜひとも見たいものです。

Posted by: 秋山東一 @ August 23, 2012 07:21 PM

きのう、ベヒモスを読了しました。図書館で借りたので、なかなか時間がかかってしまいました。
描きようによってはグロテスクになりかねないものを、登場人物の設定と魅力のおかげなんでしょうね、リヴァイアサンももちろん読み、2巻を通じてとても面白く読みました。
想像力の意外さに驚き、複雑に入り組んだ立場の登場人物の数々に感情を移入させつつ胸躍らせました。
スピルバーグあたりが気に入ってくれて映画にしてくれないものでしょうか。CGにとっては、やりがいのありそうな題材ですが・・・

Posted by: 玉井一匡 @ August 22, 2012 08:39 AM