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5LED REAR LIGHT /改

100yen , Bricoleur , CYCLE , Light

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例の100円ショップの自転車用品売場で手に入れた 5LED REAR LIGHT を改造するというミッションが完了した。

久しぶりに、壁に掛けていた我がモールトン AM-5 を下ろして取付けてみた。そして、ちょっと走ってもみたのだ。

後部の小さなキャリアの後端のブラケットに装着……、105-円 (消費税込) とは見えない、風格さえ感じる物となっているのだ。

たった一個しかない物や高価な物を改造したりするのは、なかなか勇気のいるものなのだ。MAXI に Kadee を換装するなんて事を始める時を思い出しても……なかなかなものでしたぞ。その仕様が決まってルーチンワーク化すれば、何の苦労も感じない。

まぁ、このような廉価な物の場合、失敗は避けたいが、大胆に事を進める事が可能だ。


5LED_rear_12.jpg後部の真中に取付け用のボルトを露出させる……、これをどうするのかが問題だったのだ。

オリジナルな状態では、3mmのネジで後蓋を固定しているのだが、その穴をリーマーで5mm径に拡大加工し、M5 のボルトを埋め込んだのだ。

5LED_rear_14.jpgこの辺りの工作、電動工具でやるとパワーあり過ぎて大事に至る事多々……慎重に手加工だ。頭部にテーパーを付けて、M5の皿ビス30mmを貫通させエポキシ系接着剤で固定した。

皿ビスを使用したのは、上部の LED が5個のった基盤との干渉を避けるため、低くする為である。

電池ボックスの蓋にも5mm径の穴を開け、ナットで固定し自転車本体に固定するのだ。

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追記 130210

結局、この 5LED REAR LIGHT は100円ショップ(ダイソー)から9個購入し全て改造した。一つは我が AM-5 に装着したが、残り8個の内6個は友人諸兄のモールトン、あるいはそれ以外の自転車の尾灯として提供された。

残るは2個は、仕様の異なる試作品として手元に残した。
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このように作ったり改造したりする時、自分自身にとって一つだけしか必要のないものでも、沢山に作る事を前提にしてその設計を考える事が好みだ。

M5のボルトを本体真ん中に露出させるのは同じなのだが、本体に固定する取付け方法について二種類を作ってみたのだ。
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一つは単純にナットで止める。ワッシャーと袋ナットを用意してみたが、内部にナイロンを仕込んだ緩み止めナットも考えられる。

もう一つは、ボルトで止める形、本体からのボルトに15mmの長ナットで蓋部分を止め、自転車本体にはボルトで止める形だ。しかし、接続部分が二ヶ所になるのが欠点だ。

結局、この形式の物を手元に残すことにしたのだ。


Posted by 秋山東一 @ February 2, 2013 06:25 AM
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