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Donkey Cart

BOOKS , LEGO

LEGO_klutz1_0.jpg+
これは LEGO レゴである。

それも、我々世代であれば誰でも作って遊んだことがある「糸巻き戦車」のレゴ版なのである。
英語圏では、こいつをどう呼ぶのか知らなかったが、Donkey Cart と呼んでいる……。

こんな素朴なメカニズムを作るレゴのセットがあった。
Palo Alto にある KLUTZ という、子供向けの玩具……というよりも教材を出している出版社のもので、CRAZY ACTION CONTRAPTIONS というセットなのだ。

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CRAZY ACTION CONTRAPTIONS、それは、こんな風に、スパイラル製本された組立て解説用冊子とレゴがセットになっているのである。

出版物の付録にレゴと思いきや、それが充実…… 100個以上(正確には112個)のレゴ部品で、16種類の動く仕掛けの組立説明書付きなのだ。

LEGO_klutz1_5.jpgBY DOUG STILLINGER とあるから、STILLINGER 氏が考案したものであろう。

この「糸巻き戦車」から四輪車、ブレンダー、コマ回転機、ゲーム盤等々、16種類の仕掛けは丁寧な図解で楽しめる。
又、動力は大小二種類のゴム輪……、それもセットされているのである。

さすが出版物、amazon で発見だが、レゴセットに比せば1,850-円也と廉価に販売されているのだ。

もちろん、LEGO レゴのこと、今まで持っているレゴ部品と一緒に、創意工夫……して何かをものす、そんなヒントに満ち満ちた基本的なレゴセットなのである。

Lego Crazy Action Contraptions (Klutz)

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Posted by 秋山東一 @ October 3, 2009 01:11 AM
Comments

玉井さん、どうもです。
昔は、どこの家でも糸巻き戦車の材料はあったものですね。糸巻き、輪ゴム、割り箸、マッチ棒、ローソクの残り……、でも肝心の糸巻きがない……でしょうね。
このレゴセットの組立て説明書に出ている16種類の仕掛けで一番うれしかったのが、この糸巻き戦車だったのです。それも一番簡単な物なのです。部品点数でいえば14個で、このセットには100個以上(正確には112個)の部品が入っていますから、もっと複雑な物ができますです。
はい、とてもお得なのです。

Posted by: 秋山東一 @ October 4, 2009 05:21 PM

糸巻き戦車のを商品化するとは、おもいがけないことですね。
家庭でミシンの活躍の場がなくなったし糸巻きもプラスティックが増えたし、糸巻き戦車ってものがなくなったんですね。糸巻き戦車で1800円は高いじゃないかと思いましたが、それで16種類のものがつくれるんなら、安いですね。
トントン相撲なんていうのも、だれもがつくっていたけれど、まったく見なくなりましたが、あれも電動で商品化されたりしたことがあるんでしょうね。いずれにしろ、素朴なしかけだなあ。

Posted by: 玉井一匡 @ October 4, 2009 03:32 PM