080306
| Märklin metall / W196 | ［ Car , TOYS ］ |
[+]Mercedes Benz メルセデスベンツ W196 の流線型ボディのメルクリン märklin 製のブリキのゼンマイ動力の車に引き続き......なのだが、中低速のテクニカル・サーキットに起用された通常の四輪のタイヤむきだしのオープンタイプの W196 も、メルクリン märklin 製があるのである。
Märklin Museumsmodell メルクリン・ミュージアムモデルとしてあったものを、VEDES なる玩具販売チェーン店の創立90周年を記念して限定販売された。これは、1954年のスイスGPで3位の Hans HERRMANN ハンス・ヘルマンのその時のナンバーとサイン付きのメルセデス、W196 のブリキのモデルがこれなのだ。
二台の W196 を並べてみた。流線型ボディを外せばこうなるか.....という形が、このオープンボディだ。こんなに違うのに同じ呼称 W196 が使われていた。1954年デビューから1955年撤退までの短期間存在したのだが、各レース毎に改良され一つとして同じ物はないんだそうだ。
● aki's STOCKTAKING: Märklin metall /W196 Streamliner
メルセデスベンツ博物館（Mercedes-Benz Museum）での実車の写真が数多くある。ボディと鋼管フレームを分離させた実物のカットモデルが魅力的だ。
● Classic Car Photo Gallery - Mercedes-Benz W196R 1955
荻の葉さん、どうもです。
それはよかったです。こいつは、ちょっと前輪の取付け部分がネックですね。前輪は出っ張っているので、ぶつけると壊れて……というか、軸がゆるんでしまいますですね。
秋山様教えていただきありがとうございます。あのハンドブレーキをギアチェンジのようにやや右上にあのステックを入れる窪みに入れておりました。単純に前後なのですね。
本当にありがとうございました
荻の葉さん、はじめまして、こんにちは。
運転席の右側に前後に動くノブがあると思いますが、これがハンドブレーキです。引いた状態でゼンマイを巻いて押し込んで走り出します。又、駆動輪は右側だけです。
きっと、そのハンドブレーキを引いたままなのではないでしょうか。まぁ、そんなに勢い良く走るものでもありませんが。
はじめまして。突然の御質問ごめんなさい。
実はオープンタイプの W196 でメルクリン81104を形見分けでいただいたのですが
後ろのタイヤを手で動かないようにしてゼンマイをまわして床に降ろしても、ちょろちょろとしか動きません。お手数をおかけいたします。動かすコツがありますでしょうか？
宜しくお願い申し上げます。
なるほど、ネジについてもそこまでDetailを読み込む必要があるんですね。毎回おじゃまするたびに勉強になります。さらにtin plate carを見せてくださり、ありがとうございます。ステアリングとのリンクは小学生の頃、そうなっているおもちゃを見てびっくりしたのですが、このtin plate carを見て、あらためて感動しました。
ところで、今、『森博嗣の道具箱』を買ってきました。ゼンマイ動力についても章がもうけてあるので嬉しくなりました。秋山さんのサイトを表示しながら読みます。
今井さん、どうもです。
これらのメルクリンのティンプレート (ブリキというのは勿体ないという感じなのです) の車、それもネジ止めで分解組立可能な玩具は1930年代の物が起源です。その頃、meccano にもその手の玩具があったのです。
http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/000660.html
今回の W196 の二台のネジを見ていただくと、マイナスの溝の方向が揃っているのがお分かりになると思います。実物の Porsche 356 でも同じ作法なのが面白いです。
Posted by: 秋山東一 @ March 6, 2008 11:00 AM秋山さんおはようございます！いい朝です！もしやと思い、起きてすぐ秋山さんのサイトに来ました。やっぱりでした。
オープンタイプ、自分をミニチュア化し、皮製の「ヘルメット」とゴーグルをつけて乗り込みたくなってきます。ブリキは不思議と夢がふくらみます。ありがとうございます。