震災のとき あったらいいもの 手帖 | [ BOOKS ] |
そんな日に相応しい小さな本が、バナナブックスの石原秀一氏の編集によって「一般財団法人住まいの学校」から出版された。「体験したから伝えられる知恵103」なる副題を持った本書だ。
阪神淡路大震災を体験した主婦達が、暮らしのなかで気付いた知恵、物と考えに、東日本大震災後の最新情報を加えたもの、ツイッターで発信した内容を再編集し、そこに同学校の「チーム住まいと暮らし」が独自に取材した情報やチェックリストを加えているものなのだ。
文庫本よりちょっと背の高い手帖大のハンディサイズ、緊急時の連絡先などを書き込める頁も用意されている充実ぶりだ。
又、本書の各頁、全頁の下にメモ欄がある……これはチェックリストに使える……、これは自分専用の手帖になるのだ。
今、喧しく報道されている首都直下型地震・東南海地震に備えたい。