ミニ・ストーリー | [ BOOKS , CYCLE , Car ] |
ミニ・ストーリー ―小型車の革命
著者: ローレンス・ポメロイ Laurence Pomeroy
序文: アレックス・イシゴニス Alec Issigonis
訳者: 小林 彰太郎
ISBN: 978-4544040012
出版社: 二玄社
価格: 1,260-円(税込)
本書は、その成立ち、開発の詳細を記述したものだ。
その開発の大いなる動機は、1956年9月スエズ動乱が中東で勃発し、石油価格が高騰し、実用的な小型車の必要があったのであった。
Mini のサスペンションスプリングには、一般的な金属製バネではなく、円錐状に成型されたゴムを使っている。これがアレックス・モールトンの設計による物であることは良く知られている。アレックス・モールトンの自転車が、その開発の動機が、同じくスエズ動乱であるというのも面白いところだ。
VW Beetle 乗りの私は、この Mini が欲しいと思うことはなかったが、友人に乗せてもらった時、そのゴーカートみたいな乗り心地にちょっと驚いた。そういえば、自転車のアレックスモールトンを手に入れてから、Mini も手に入れた友人もいたなぁ。残念ながら、Mini のトランクにモールトンを収納……はできなかったのだ。
Posted by 秋山東一 @ September 28, 2009 07:57 AMiGa さん、どうもです。
逃避コメント……ですか。何か逃避エントリーもお願いしますです。
小林彰太郎氏は昔の車好きにとっては神様みたいな人なんじゃないかなぁ。
そういえばこの本の翻訳者でカーグラフィックの相談役・小林 彰太郎氏が久しぶりにTV・カーグラフィック(BS朝日の賞味期限落ちをローカルのMX-TVで時々見てる。)に出ていたのを見掛けましたが、何かパイオニア的なことをした人は、ちょっと佇まいが違う感じがしましたですね。
Posted by: iGa @ September 29, 2009 11:44 AM