東淀川駅 | [ BARRACK finder , TRANSPORT ] |
新大阪駅から京都方向へ700m、東海道線一つ目の駅、東淀川駅だ。
新幹線の新大阪駅周辺の開発から取り残されたような、下町っぽい住宅街の駅、この駅舎が小粒ながらなかなかの傑作なのだ。
木造モルタルの平屋建て、瀟洒な住宅を思わせる軒低く端正な佇まいは、なにかほっとさせる公共建築なのだ。BARRACK finder の一つとして取り上げるのは、現役の駅舎に失礼かもしれないが、こんな駅舎を作った人々に敬意の念をこめて、いつまでもそのままでいて欲しいという思いを込めて取り上げたい。
東淀川駅西口、左側の段違いの屋根は地下道への階段の屋根だ。
プラットホームから西口駅舎の裏側を見る。横に延びた姿が美しい。
東淀川駅東口、西口と平面形は異なるが、対の駅舎として双子のように統一された意匠が好ましい。双方ともオレンジ色の釉薬をかけた洋瓦葺きだ。
●駅舎物語-東淀川駅
●「なにそれ」 全国の木造・モルタル駅舎