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考えの整頓

BOOKS

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考えの整頓

著者: 佐藤雅彦

ISBN: 978-47660017166
出版社: 暮しの手帖社

価格: 1,680-円(税込)

最近、「暮しの手帳」を見ることもなかったし、「ピタゴラスイッチ」が佐藤雅彦なる人物の手になるものとも知らなかった。

……が、書名「考えの整頓」の「整頓」に大いに興味がわいてきたのだ。整頓の頓の字には「とん」と仮名まで振ってある……。私は「整頓」をひどく不得手のものとしているが、大いに興味あるものではあるのだ。

本書の帯には、

 渾沌とした
 日々の中できらめく、
 気付きと思索。
 現代の考える人
 佐藤雅彦による
 面白くて鋭い考察集。

とあるのだ。


目次
まえがき
「たくらみ」の共有
敵か味方か
おまわりさん10人に聞きました
~と、オルゴールは思い込み
物語を表現する力中田のスルーパスと芦雪
もう一人の佐藤雅彦
想像料理法
広辞苑第三版 2157頁
この深さの付き合い
もうひとつの世界
ハプニング大歓迎
ものは勝手に無くならない
はじめての彫刻
見えない紐
ふるいの実験
言語のはじまり
無意識の引き算
小さな海
意味の切り替えスイッチ
船酔いしない方法
シラク・ド・ウチョテです
耳は口ほどにものを言い
板付きですか?
一敗は三人になりました
「差」という情報
その時
あとがき

やぁ、一つ一つ面白い……、これって「考え」の stocktaking ストックティキング……なんだな。
・・・・・
私の身近にあった広辞苑は第5版(机上版)だったけど、所定の頁は2401頁……、でもなにもなかったなぁ。残念……。

Posted by 秋山東一 @ April 12, 2012 01:27 AM
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