鉄道から見える日本 | [ BOOKS , TRANSPORT ] |
それが教育テレビの「知る楽」、月曜日の「探求 この世界」の6-7月、原 武史氏による「鉄道から見える日本」なのだ。しかし、結局、見ずじまい……、テレビをちゃんと視る…、録画して視る…なんて習慣がないから…いたしかたない。
そんなこんな、K8の啓文堂書店で、このNHKのテキストを発見しゲットしたのだ。目次を見れば、本日13日は第7回の放映日、午後10:25~10:50……見てみようじゃないか。
はじめに
第1回 鉄道紀行文学の巨人たち 6月1日/6月8日
第2回 沿線が生んだ思想 6月8日/6月15日
第3回 鉄道に乗る天皇 6月15日/6月22日
第4回 西の阪急、東の東急 6月22日/6月29日
第5回 私鉄沿線に現れた住宅 6月29日/7月6日
第6回 都電が消えた日 7月6日/7月13日
第7回 新宿駅一九六八・一九七四 7月13日/7月20日
第8回 乗客たちの反乱 7月20日/7月27日
参考文献
1968年、ヴェトナム反戦運動の最中、新宿駅東口と西口、その二つの場所で起こった性格の違う事件が語られる。反日共系学生による「米タン阻止」運動によって新宿駅騒乱事件、そして、西口広場を聴衆が埋め尽くしたフォークゲリラの運動、その二つが新宿の時代であったのだ。その時代、原宿にたむろしていた私にとってはとても親しい時代、事件であるのだ。
iGa さんがおっしゃる通りの仏頂面の原武史氏だったが、1974年、氏の少年時代の新宿駅に停車していた423列車の思い出から、やっと、鉄道が作り出した空間と時間、その経験をなつかしく語ってくれているのであった。
Posted by 秋山東一 @ July 14, 2009 12:02 AM