190906

GALAPAGOS

BOOKS

IMG_0255.jpgGALAPAGOS ガラパゴスという言葉は、ガラパゴス携帯、ガラパゴス化……という用語(日本由来の……)として親しいものだが、本来は東太平洋上の赤道下にある Galápagos Islands ガラパゴス諸島である。

先日の小佐木島、島の船、NAVEL 所有の船の名が BOOBY ブービーなる名前が付いているのに気が付いて鈴木敏司氏に聞いた。

まぁ、BOOBY ブービーなる呼称、「まぬけ」な……とか、愛嬌のある名前だ。

 私:誰が付けたの……。
敏司:僕。
敏司:BOOBY ブービーって鳥の名前だってこと、皆知らないから……。
   絵も付けたの。
   ブービーって鳥がいるのを、ガラパゴスに旅行して知ったんだ。
 私:へーっ。
敏司:ゴルフには、バーディとか、 アルバトロス、イーグルなんて、
   鳥の名前の用語があるでしょ。
   ブービーもそうなんよ。


ガラパゴス諸島には Blue-footed booby「ブルーフッテド・ブービー」こと、 アオアシカツオドリが生息しているのである。
その姿は足が青いという不思議なもの、生態はといえば、これ又、不思議な求愛活動で知られている。

 ● The Blue Footed Boobies Mating Dance | Wild Love - YouTube

ガラパゴスといえば、私の愛読書、カート・ヴォネガットの「ガラパゴスの箱船」……、見てみれば和田誠の表紙にいるではないか……、青い足して……。

この図柄、青い足は唯のデザインと思ったけど……、本当に青い(……空色)んだぁ。

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追記 190906

このカート・ヴォネガットの「ガラパゴスの箱船」、鈴木敏司氏は読んでいないと思うので、早速お送りすることにする。

今は、文庫本である。

先日見た「島の台所」なる彼の住み処の二階、海に面した書斎で読むのが相応しかろうと思って、小佐木島に送ることに……、それもトラッキングできるレターパック便で送ることにする。

何だか、こんな住所「三原市鷺浦須波……」、島であることも何もないんだ。

LetterPack-100909_0.jpgというわけで、一日3便の定期船で郵便屋さんが配達してくれたようだ。

9月7日に三原に着いた時は、9月8日配達予定となっていたのだが、理由は分からないが「保管」に変わり、9日に配達された。


追記 191012

この「ガラパゴスの箱船」の表紙絵の作者、和田誠は10月7日、83歳で亡くなった。


Posted by 秋山東一 @ September 6, 2019 08:16 AM | TrackBack (0)
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