100521

TORX

TOOLS

VISO_torx_0.jpg昔、Macintosh を分解する……というか、筐体を開けるのに必要な工具は、MacOperner であった。その先端についていたのが、この TORX(トルクス)であった……、T15 とか……。

昔は素人は開けちゃだめよっ……な意味の、特殊なお道具が必要と思っていたが、今では「100円ショップ」にもあるくらいの一般的なお道具と言えるらしい。機械で組み立てるという世界では、極く一般的なのであろう。

さて、BMI VISO の3本の TORX が、妙に分解してくれと言っているような気がするのだ。必要なのは T8 なのである。

VISO_torx_1.jpg


TORX(トルクス)とは、米国の Camcar カムカー社が開発したねじ頭の規格。トルクスという名称は登録商標のため、一般には hexalobular ヘクサロビュラー( 6つの突起の意)または Hex glove ヘクスグローブと呼ばれている。

左側の TORX セットは T5, T6, T7, T8, T9, T10, T15, T20 の8本セットだ。

しかし、BMI の VISO……、これは分解してはいけない。決してやってはいけない。
中のゼンマイが弾けて、元通りに直すのに大変だったのである。もう、不可能と思えるくらい……復旧は奇跡的であったのだ。

Posted by 秋山東一 @ May 21, 2010 01:29 AM
Comments

shin さん、どうもです。
これは、たまたまあった奴ですので…、コンピュータの内部のネジを外すのには太い柄が付いた方がいい…と書いてありましたが。
AppleCare の期間が過ぎたら、私は現用 MacBook Air のHDをSSDに取換えたいと思っています。

Posted by: 秋山東一 @ May 24, 2010 02:13 PM

これ是非にも必要なんです
i-Bookのハード入れ替えに推薦されてました
R君にiPadあればiBookもお払い箱かもしれませんが

Posted by: shin @ May 24, 2010 12:21 PM

今井さん、どうもです。
「壮大」……というような実験ではありません。もしかすると、円弧の断面をしているスティール尺が平面状に巻き取られている状態は、巻き取り方向に力が働いているのではないか……、そうなっているかどうか見てみよう……と考えたのでした。
結果、そうはなってはいませんでした。堂々たるゼンマイが入っており、それが弾けて……往生したのでありました。

Posted by: 秋山東一 @ May 21, 2010 10:01 AM

秋山さんは実際に「壮大」な実験をおやりになったのですね。そこがやっぱりすごいですよ。

Posted by: 今井孝昌 @ May 21, 2010 08:37 AM