SAAB 92001 | [ Car , TOYS ] |
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キイホルダーに興味があったのではない。大体、キイホルダーは KEY-BAK で足りているし……。
この車 SAAB 92001 に興味があったのである。
この車はスエーデン、Saab サーブの 92001 Ursaab なるものだ。Ur といえば Ur LEICA が有名だが、こいつは Ur Saab なのだ。
「suicide door」で取り上げた車、Saab 92 のプロトタイプなのだ。
1947年第二次世界大戦後、流線型のボディデザインは 356 やらと共通するものだが、航空機メーカーである Saab からの車となると、過激に空力的なフォルムである。
今はすっかり普通の車の Saab だが、出自はこんなに過激だったのだ。
全長64mm、きちんとした縮尺があるわけではなさそうだが、腹部のスイッチによって、ヘッドライト、リアライトの LED が点灯するギミックを備えている。
Playsam の玩具だが、この Ursaab は、他にもいろいろな玩具となっている。この車はスエーデンの誇り……という物なんだろうか。
● AssistOn / VOLVO/SAAB KeyChainCar
この写真は SAAB museum で撮られたそうだが、その過激なフォルムを余すことなく示しているように思える。スーサイドドア、その前には腕木式の方向指示器が装備されているのが分かる。しかし、中味は2サイクルエンジン二気筒のフロントドライブと先端的なものであったのだ。
Posted by 秋山東一 @ July 23, 2009 01:58 PM栗田さん、どうもです。
そうですか、そんなに走っていたのですね。最近でも見かけたことがありますが、ちょっと不思議……いいですね。
カート・ヴォネガットの「国のない男」で、彼自身が「サーブ・ケープゴッド」なるサーブ販売会社の社長をやっていた事を書いています。話は彼がノーベル賞をもらえていない事への、スエーデンへの当て付けなのですが、結構、サーブという変な車に対して愛情を混めて語っているように思います。この車には、そんなインテリ好みのコンセプチュアルな面があるような気がします。
1983年、92Bや93を始めて行ったボストンでよく見ました。
何か他の星からやってきた乗り物のようで、その走るデザインの存在は他車とは異なっていました。
そう、今から思い起こすと、356よりも未来的な感じがしていました。
そのとき、ソフトハウスの知り合いが教えてくれたのですが、SAABのユーザーは、研究者や教授が多いとのことでした。