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吉祥寺キャットウォーク 2

BOOKS

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吉祥寺キャットウォーク 2
ビームコミックス

著者: いしかわじゅん

ISBN: 978-4047286979
出版社: エンターブレイン

価格: 798-円(税込)

帯に漫画家・西原理恵子の言葉「いしかわさんは吉祥寺の役に立っていないのに態度はデカイ」とあるように、最近物騒な事件がおきた吉祥寺……、そこを舞台にしたいしかわじゅんの漫画だ。

第一巻に引き続いて、本書、第二巻が登場だ。

これが、ますます充実……、登場人物の面々がご活躍なのだ。女子高生の小夏、ヤクザのカオルを軸として、「キャットウォーク」なるお店、そこに集う面々のお話なのだ。


目次
 第九話 吉祥寺の休日
 第十話 久しぶりの出会い
第十一話 進路について考える
第十二話 ひと時の名人
第十三話 あの日のタイムカプセル
第十四話 夜がくる
第十五話 2人の世界
第十六話 アサシンの日

月刊コミックビームに連載されている漫画を単行本化したものだが、本書・第2巻は第九話から第十六話のお話、一つ一つ独立した話しだ。

いしかわじゅんさんのストーリーテラーぶりはますます冴えているのだ。又、その漫画表現もすこぶる高級……、第十四話「夜がくる」の表現なんて、もう漫画の領域を超えているんじゃないかと思わせる。

いつもの小夏と同級生たち、ヤクザのカオル、親分、ゲイの作家と教授、キャバクラのモカ、二つ目の泰平……。今回はすぐ亡くなってしまうけど師匠、ママ……、図書館の司書、抗争相手の面々……、やぁ、面白いことになってきた。

キャットウォークを舞台に、それらがおりなす吉祥寺だが、セクスもバイオレンスもすこぶる充実、……「ま…ヤクザだからな」なのだ。

・ ・ ・ ・ ・

いしかわじゅんさんにお会いしたのは1998年、吉祥寺にご自宅を建てる事でお会いし、それ以来ののお付合いだ。今お住まいのOMソーラー・フォルクスハウスの家なのだ。じゅんさんの吉祥寺生活はそれ以前からだから……、漫画家生活と同じく長いのだ。……従って、態度はデカイのだ。

Posted by 秋山東一 @ March 5, 2013 09:26 AM
Comments

VolksA担当者Sさん、どうもです。
やぁ、漫画ってこんなに面白いのか……、再確認です。

Posted by: 秋山東一 @ March 6, 2013 07:41 AM

おお、2巻ですね。買わねば!

Posted by: VolksA担当者S @ March 5, 2013 02:35 PM