愛媛・高知・宮崎…… | [ Architecture , BeV Standard , Place ] |
先週は、愛媛・高知・宮崎・鹿児島と3泊4日の旅……、まだまだ日本は広く、遠かった。
今日25日は八幡浜市立日土小学校の年三回しかない貴重な見学日なのだ。
松山空港着は08:55だが、もくよう連の関西組は既に到着している予定だ。
今回、私にとっては、このもくよう連の四国ツアーと設計道場@鹿児島志布志が連続……、旅の始まりなのだ。
ここ大洲市は日土小学校の設計者・松村正恒の育った場所だ。臥龍山荘……、この自由自在な日本建築を彼はどのように見ていたのか……、ちょっと想像した。
その後、八幡浜市内へ……。昼食の後は、待望の日土小学校だ。
3月1日の神戸芸工大での花田佳明教授の予習と称する特別講義を受けてから、一ヶ月弱……、やっと、その本物にふれることができた。
今回の見学、花田教授の特別案内付き……、のっけから「この学校の教室の形式は?」なるテストをふられてこられた。
「クラスター型……」と答えられて一安心……。
校庭から眺められる横長のファサード、屋根のセメント瓦の淡い空色ががやさしい。
写真はこの校舎の一番有名な場所、川にせり出した図書室前のテラスだ。ミカン山に山桜、川辺には菜の花……すっかり春の景色なのだ。
高知で宴会、美味しいものを沢山食べて、飲んで……、疲れていたので、記憶もなくバタンキュウなのだ。
翌26日、朝から竹林寺、堀部さんの納骨堂を見て須崎へ。
ここは、もくよう連メンバーの矢野工務店の本拠地なのだ。
しらす製造工場の並びだったりする海岸沿いの事務所……。大勢のスタッフ、スケッチアップに特化した設計手法等々、ユニークな設計施工を実践しておられる。
実作を三軒見学、ご案内いただいた。
翌日27日からの秋山設計道場@鹿児島に備えて、このツアーに参加されていたもくよう連メンバーの宮崎の谷口工務店の谷口ご夫妻の車で宮崎に戻るということで乗せていただくことにしたのだ。
宿毛(すくも)から佐伯(さいき)へ、宿毛フェリーで移動、16時出港、佐伯には19時10分着、3時間10分の船旅……。
すっかり暗くなった高速道路を、ただひたすらに宮崎を目指す。
高鍋で高速を下り一般道、餃子の名店で一休み……、奥様に運転代わって宮崎市内に入ったのだ。
駅前からバスで、本日の道場の集合先・鹿児島空港に向う予定であったが、空港から最初の見学先が都城なので、JR都城駅で道場参加の松元建設・柚木氏にピックアップをお願いし、そちらに向うことにした。
こんな時、駅の立食いそばを食するのが常なのだが……、今回、駅中の「三角茶屋豊吉うどん JR宮崎店 (さんかくちゃやとよきちうどん) 」で、ゴボ天うどんを食する。
まぁ、ゆるゆるのうどんなのだが美味しかった。
一時間に一本の電車で都城に向う。
続きは、秋山設計道場2018@鹿児島。