LAMY Safari | [ Stationery ] |
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あの蛇腹便箋を手に入れてから、縦書きの手紙なんぞたしなめるように……時に、練習しているのである。
ここは、やはり万年筆……でなくちゃ、なのであるが、手元にあったのはこの二本の LAMY Safari のみ。
まずは、これにて修業なのである。
オリーブドラブ色の物はボールペンとセットになったものをいただいた物だし、スケルトンは何かの金券で否応無しに手に入れた物だし……なのだ。
こうなったら、自分の気に入った物を手に入れよう……と思ったが、まずは、この二本を使いこなしてみよう。
コンバーターを LAMY Safari のスケルトンに挿入、インクを吸入してみた。
コンバーターの尾部の赤が透けて……、こいつって、この為にあるんじゃないかと思う。
昔、中学生になったお祝いは万年筆が定番だった。それを初めて着る学生服の胸ポケットにさすのが……なかなか、誇らしかったのだ。
高校生になった時は時計が定番だった。ロレックスなんてものではない、セイコー社の安物(3,000-円程度と記憶する)、まぁ、電車通学とかになって必需品になったということなのだ。しかし、これは3年ともたなかった。