200516

卓上ボール盤

TOOLS

IMG_0972.JPG私の卓上ボール盤 REXON / RDM-30AM である。

2002年にネット通販で、8千円台で購入したという、あまり自慢できる代物ではない。

まぁ、道具を選ぶ時、最善の物をといういつもの意欲がないまま手に入れた’ものだから、少々愛が足りないのはいたしかたない。

手に入れてすぐ動かしてみて分かったのは、ドリルチャックがあかん……、芯もなにもブレブレ……、すぐに、名門……ユキワ精工/ドリルチャック 13mmMG/6JT を手配したのだ。

従って、全体に不釣り合いな立派なチャックが着いている。

このチャック、今は5, 6千円で購入できるが、この時は8千円台であったと思う。

今回、ARR 車両の連結器の固定方法を
Magnetic fixing Coupler
、磁石式に改変するのあたって、7mm厚のアルミ板に6mm径の孔を2個空けるという作業に適当な能力を持っているのだ。

IMG_0994.jpg


何かやろうとすると、それに使うお道具の整備から始めるのが常である。

今回、かって、ユキワ精工のチャックに換えた際に、サボってしまっていたチャックキィのホルダーを製作し取付けた。

手持ちの1mm厚の15mmX15mmアングルを重ねて、チャックィの太軸14mmを挟む形のコの字形を作った。純正品のチャックキィっホルダーが止まっていた箇所に、同じM6のネジで本体に取付けた。

チャックキィを上部に引掛けるつもりだったが……小さ過ぎて無理、例の100円ショップのネオジム磁石二段重ねを取付けた。

従って、チャックキィは磁石で保持されている。……めでたし。

IMG_0970.JPG


今回、ARR の連結器改造の作業を改善するため、UNIMAT 1 のXYテーブル部分を、このボール盤に流用することにした。

手元にあった150mm角のアルミ平板にXYテーブル部分を固定、四隅に10mm径の穴を開けM10のボルトでボール盤の平台の上に固定した。

フライス盤でとはいかないが、それなりの環境にはなった。

これで、一回転で1mm移動という UNIMAT のXYテーブルの機能を使えることになった。まぁ、プラスチック部分は恒久的とは言い難く……だが、まずはなのだ。
IMG_0975.jpg今回必要な10mm径のドリルがなかった訳ではないが、コストコでゲットし、工具箱で眠っていたこのドリルを使った。

薄板専用だが、4mm~12mm, 10mm~20mm, 20mm~30mm、1mm単位で所定の穴が開けられる。



Posted by 秋山東一 @ May 16, 2020 11:23 AM | TrackBack (0)
Comments

Koichi,S さん、どうもです。
プロクソンのXYテーブル……も検討したのですが、まずは廃物利用……ということで、UNIMAT 1 のXYテーブル部分を流用してみました。
T34レジェンドオブウォーは、英語字幕版を早々購入してしまいましたが、エディターズカット版はちょっと興味あるのですが……。

Posted by: 秋山東一 @ May 24, 2020 11:02 PM

久々のチャックの方が高価なボール盤、テーブル部分が進化していますね。私も安いボール盤にプロクソンのXYテーブルを付けてフライス盤として使用しています。手動送りは根気が必要ですが。今はCNCフライスが有るのですが非力なので重金属加工はやっぱりボール盤の方でとなります。
追伸、T34レジェンドオブウォーのDVDがアマゾンで売っていました。購入検討中です。

Posted by: Koichi,S @ May 24, 2020 05:39 PM
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