ものづくり革命 | [ BOOKS ] |
原書名は、唯の Fab、Fabrication の略、まさしく「ものづくり」だが、副題に「革命」の意味が配されている。 The Coming Revolution on Your Desktop--from Personal Computers to Personal Fabrication、「来るべき机上の革命、パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへ」なるものなのだ。
我々が享受しているパーソナルコンピュータの世界も、iPad の登場によって様変わりしようとしているが、かってパーソナルコンピュータが我々のデスクの上に登場したように、パーソナルファブリケータが登場しようとしているのだ。
それは、プリンターが紙の上に印刷するように物を作ってしまえるのだ。それは「3D printings」と呼ばれ、現在、我々がプリンターを買うように手に入れることができるのだ。
本書は、その世界を推し進めようとする、MITビット・アンド・アトムズセンターの所長、ニール・ガーシェンフェルド Neil Gershenfeld の著作だ。この翻訳書自体が2006年出版、現在、その革命は広く深く進化を遂げているのだ。
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