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フランスの伝統色

Art/Design , BOOKS

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フランスの伝統色 The Traditional Colors of France

監修: 城 一夫


ISBN: 978-4894447349
出版社: ピエ・ブックス

価格: 2,940-円(税込)

玉井さんの事務所のテーブルの上に本書を発見……、スタッフからの誕生日のプレゼントとのことだ。誕生日にプレゼントしてくれるスタッフのいない私は書店で自らゲットしたのだ。

帯には「パリジェンヌが愛したフランスの色270」とあるが……、さて、どんな色が……あるんだろう。


目次
 はじめに
 Introduction
ルージュ・ローズ Rouge Rose
 ・・・・
オランジュ・ブラン Orange Brun
 ・・・・
ジョーヌ Jaune
 ・・・・
ヴェール Vert
 ・・・・
ブルー Bleu
 ・・・・
ヴィオレ Violet
 ・・・・
ブラン・グリ・ノワール Blanc Gris Noir
 ・・・・
 フランスの伝統色 解説編
 フランスの配色 春 夏 秋 冬
 色彩一覧
 色彩解説
 色名索引 英仏
 参考文献
 写真図版一覧
 注釈一覧

基本的に左頁に写真、右頁に四色の解説が……という構成だ。

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やっぱり、一つ一つの色に名前……、それが文化というものなんだろうなぁ……と思う。

昔、子供が小学生の頃、授業参観の後の教師との話のなかで、美術担当の教師が「色の名前が統一されていないので、教えるのに困る……」というような発言をしていた……、「いろんな名前がある、それが豊かことなのだ……」と教えればいいんじゃないか……と反論したことを思い出した。なんて、頭の固い、役人みたいな教師だったんだろ。

さて、さて、「日本の伝統色」も揃えてみなくちゃ……。

Posted by 秋山東一 @ April 27, 2010 05:05 AM
Comments

今井さん、たかさん、どうもです。
イヌイット属の言語には、「雪」についてたくさんの呼び方があると聞いたことがあります。「色」も同じで、同じ赤でもたくさんの赤があるのが豊かな文化と思います。

Posted by: 秋山東一 @ April 29, 2010 01:26 PM

「イロイロ」
あっていいと...。
そのほうが、イロイロと
「オモシロイ」
ですよね...。

Posted by: たかさん @ April 27, 2010 09:33 AM

反論、実に痛快です。だいたい、何色なんて決まってませんよね。だからこそ、いろいろな名前があって面白い。

Posted by: 今井孝昌 @ April 27, 2010 09:28 AM