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住宅—日常の詩学

Architecture , BOOKS

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建築はテキストで出来ている……、それを再確認させられた。

建築家・坂本一成氏は立川高校の一期後輩(立高14期)である。その縁で、先週、立高同窓会誌「紫芳」の企画で対談を行った。氏にお会いしたのは今回三回目、じっくりとお話を聞いたのは初めてであった。

立高の二年間は同じ環境にいたわけだが、同級生でも400人であるから、同じクラブに属しているというような事でない限り面識があるわけではない。

双方とも同じ高校を出ても、その後の経歴は大いに異なる。同じ職能である建築設計の世界にあるとしても、その立ち位置は大いに異なるものなのだ。しかし、対談は予想外に愉快なものであった。

本書「坂本一成 住宅-日常の詩学」は、対談の席でいただいたものだ。氏の建築家としての思考の軌跡が、ここにある。

Posted by 秋山東一 @ July 16, 2010 01:52 AM
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