コンピュータって | [ BOOKS ] |
しかし、その言動に異彩を放つ山形浩生氏が訳者というからには……何かある……と睨んで本書を手にとった。
といわけで、序文よりも「訳者あとがき」を先に読むことになったのだ。
氏は書いている、本書の原題は「 COMPUTING : A CONCISE HISTORY 」なのだ。Computing……、コンピューテイングの歴史……、なのだ。「計算するという行為」の歴史……なのだ。
01 デジタル時代
コンピューティングの構成要素
タビュレータからコンピュータへ 1890~1945年
電子コンピューティングの到来
02 最初のコンピュータ 1935~1945年
電子工学の誕生
砲撃制御
デジタル・パラダイム
ENIAC
03 プログラム内蔵方式
メインフレーム時代 1950~1970年
トランジスタ
コンピューティングと通信の収斂
04 チップとシリコンバレー
集積回路の発明
ルート128とシリコンバレー
IBM System/360
05 マイクロプロセッサ
パーソナル・コンピュータ
ゼロックス パロアルト研究所
06 インターネットとワールドワイドウェブ
国立科学財団の役割
ワールドワイドウェブ
スマートフォン
ソーシャル・ネットワーキングとグーグル
フェイスブックとツイッター
07 コンピューティングとコンピュータの未来
訳者あとがき
用語解説/注/推奨文献/参考文献/索引