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アジェンダ―未来への課題/第34号

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アジェンダ―未来への課題/第34号


ISBN: 978-4434159350
出版: アジェンダ・プロジェクト

価格: 500-円(税込)

立高13期の畏友、原田昭夫氏のNPO法人から送られてきた。彼は、「NPO法人 輝く未来の風」の代表理事を務めておられるのだ。

この「Agenda アジェンダ―未来への課題」は単行本扱いだが、第34号とあるように、季刊の雑誌として刊行されている。

創刊の趣旨

 私たち、アジェンダ・プロジェクト(Agenda Project)は、このたび、新しい総合雑誌『アジェンダ‐未来への課題‐』を創刊することになりました。

 アジェンダとは、「課題」「議事日程」「実現すべき義務」という意味です。本誌は、グローバル化する現代資本主義が抱えている様々な社会問題を解決していくために、その実像を深く掘り下げ、解明し、私たちが何を展望できるかを「未来への課題」として提示していきたいと考えています。

 新しい世紀は、どのような<時>を刻もうとしているのでしょうか。 米国や、グローバル化した巨大な資本という新たな「帝国」が支配し、戦争がくり返される時代ではなく、これに抵抗する主体がつくりだす平和への道を、私たちは求めます。

 本誌の趣旨にご賛同いただき、ご協力とご援助をお願いいたします。

その体裁は同窓会誌のような素朴なものだが、その内容は、今最も必要な「未来への課題」そのものなのだ。


 目次 アジェンダ ー未来への課題ー 第34号(2011年秋号)
 グラビア 日本の自然エネルギー利用の今
 コラム  〈ヒロシマで〉
 連続インタビュー 沖縄からの風 第3回
  沖縄の民意には日本を変える力がある 平安名 常徳さん(関西地区読谷郷友会)

特集 これからのエネルギーⅡ

 持続可能な未来の自然エネルギー                   山下 紀明
 ミニ水力発電による地域おこしをめざして〜くるくるエコプロジェクト〜 傘木 宏夫
 原発の電気はほしくない! だから私たちは市民電力会社を作りたい   小坂 正則
 なぜ日本は風力発電後進国なのか?                  原田 昭夫
 地熱発電の現状とその可能性                     宮崎 武志

 インタビュー 菅野正寿さん  「福島・二本松市で里山再生復興プロジェクト」
       佐々木慶子さん 「福島市で『さよなら原発パレード」
 レポート   日本大学工学部 「ロハスの家」研究プロジェクト
       7.31福島県民集会&原水爆禁止世界大会in福島
 イントロダクション 海洋エネルギー発電 スマートグリッド
 書評 『脱原発社会を創る30人の提言』


 連載
 時代の曲がり角で
 変わるラテンアメリカー「より良き世界」のかたちを求めて(18)
 …………その他

 読者の広場 既刊案内 編集後記 趣旨と会則

原田氏の「なぜ日本は風力発電後進国なのか?」は、彼の9年間にわたってやってきた風力発電の普及啓発活動の思い、3.11 からの追い風を喜ぶのではなく、冷静に今後を見据えているのであった。

 ● NPO法人 輝く未来の風


Posted by 秋山東一 @ September 26, 2011 06:38 AM
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