160914

二人の父の作品 ふるさとの途へ

BOOKS

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芸大美術学部四年上の先輩、漆芸科卒の宮村泰明氏からお送りいただいた書籍だ。

会津の人、宮村泰明氏と幼なじみの友人である高橋誠氏と共同で出版された。

両氏のご父君、蒔絵師・宮沢源治と洋画家・高橋亮、二人の作品を郷里の喜多方市美術館に寄贈した記念として発刊されたものだ。

「二人の父の作品 ふるさとの途へ」という書名に、お二人の成したことへの誇らしげな様子がにじみ出ている。

本書の隅々に感じられるのは、郷土・会津への誇り……郷土愛なのだ。
表紙にもあるが、宮村氏の手になるものと思われる磐梯山の絵、そして「空高く 仰ぎみる むらさきの 磐梯山」とある。

そして、宮村泰明氏のシルクロード趣味……、その成果である数々の蒐集品も又、美術館に収蔵されるとのこと、これも終活の一貫、……大いにめでたい。


目 次
喜多方市美術館寄贈記念発刊にあたって・・・・・・・・・・・・・・・
 はじめに
  恩師からの言葉
   《宮村源治氏の作品に臨んで》  畑 敬之助
  喜多方市美術館から
            喜多方市美術館 後藤 学
  ごあいさつ
            宮村 泰明
            高橋 誠
第1章・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  父 宮村源治に思う    宮村泰明
  宮村源治の作品 会津漆絵(あいづうるしえ)
   (1)わらべ
   (2)富士 <その1>
   (3)富士 <その2>
   (4)軍鶏(しゃも)
   (5)能舞い
   (6)牡丹に芍薬
   (7)浮世絵
第2章・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  父 高橋 亮に思う    高橋 誠
  高橋 亮の作品 洋画(油絵)
   (1)桧原湖畔
   (2)白浜(野島崎)
   (3)太海の夕
第3章・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  シルクロードとの出会い    宮村泰明
  シルクロードでの蒐集品
   (1)ギリシャ彫刻
   (2)エジプトの壁画(2片)
   (3)カザフスタン掛皿
   (4)新疆ウイグル自治区民族踊り(水彩)
   (5)漢 青銅器
   (6)漢 敦煌石窟の壁画
   (7)中国螺鈿屏風
   (8)中国の漆器
      (イ)文具箱
      (ロ)小麦粉ねり鉢(寄木製)
   (9)明の壺
   (10)カンボジア
      (イ)酒をつぐ器
      (ロ)アンコールワット 第一回廊 浮彫り(レリーフ)立体拓本
   (11)インド
      (イ)灯の油指し
      (ロ)宝石入れ
   (12)インドネシア
       ポルブドール仏教遺跡のレリーフ(レプリカ)
  日本の蒐集品
   (1)絵画
      (イ)春日部たすく
      (ロ)常滑の壺
   (2)日本の人形
      (イ)会津本郷焼 置物
      (ロ)鹿児島 土人形

宮村泰明/高橋 誠 略歴


宮村泰明氏とは、40年も前からという永いお付合いだ。
氏が属する日立化成株式会社の住宅。工業製品も開発宣伝の仕事をお手伝い……という関係であったのだ。

Posted by 秋山東一 @ September 14, 2016 01:38 AM | TrackBack (0)
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