手拭いづくし | [ Art/Design , BOOKS ] |
石原秀一さんのバナナブックスの第二弾は、最初の「Schröder House シュレーダーハウス」とはうってかわって、「手拭い」の本だ。
注染 手拭いづくし
著者: 大澤美樹子 写真: 岡本寛治
手拭い: 戸田屋商店
ISBN: 4902930021
出版: バナナブックス
定価: 1,600-円(税込)
「江戸の粋」なんていうのも月並みだが、江戸小紋、歌舞伎役者の屋号柄、江戸の創作柄から、現代の絵柄まで、そのデザインから製法までを詳説されている、A5版130頁の小粒だが、中味は十分「手拭い大全」というべき一冊なのだ。
目次
● 手拭い屋のあれこれ
● 手拭いの呼び名
● 小紋
● 四季
● 歌舞伎・浮世絵
● 文化・遊び
● 手拭いの歴史
● 手拭いのデザイン
● 注染の特色
● 注染手拭いの染色手順
● 型紙
手拭い300本、その一本一本に丁寧な解説文がつけられている。その上、全ての解説は英訳され、バイリンガルなのだ。
手拭いの規格、幅36cm長さ90cm、注染(ちゅうせん)という裏表のない両面を染めてしまうという手法、日常的な物でありながら、知らないことがたくさんあるのだ。
Posted by 秋山東一 @ December 17, 2005 08:52 AMこーこ さん、はじめまして、こんにちは。
この本は友人の石原さんが企画出版されたものです。
ブログ「ぐわぁんばれ!フィフティーズ」拝見しました。こちらは晴天続きですが、大雪で大変そうですね。面白そうな写真がたくさんありそうで、じっくり拝見いたします。
Posted by: 秋山東一 @ December 26, 2005 01:02 AM初めまして。こちらを拝見して、早速「手拭いづくし」注文しやっと手元に届きました。ほんとに開けてびっくり!意匠の多様さに圧倒されました。手拭いのデザインが大好きで、どこかでかけると、手拭いを少しづつ集めたりしています。京都にも最近は手拭いの専門ショップも見かけるようになりました。
Posted by: こーこ @ December 26, 2005 12:40 AM小学一年生まで住んでいた足立区には当時は染物屋も多くあり、晴れた日には櫓に干された浴衣地や手拭いが風に翻っている風景が見られました。
Posted by: iGa @ December 17, 2005 09:25 AM