チャスとリサ、台所でパンダに会う | [ Architecture , BOOKS ] |
そのパンダ達の望み、パリに行って自由な都会生活をおくりたいという望み、それをかなえるべくチャスとリサは奮闘する......。というかわいらしい話、子供向けというより、夢見る大人向けのお話か。
このお話の挿絵は建築家のマイケル・グレーブス Michael Graves だ。
本職のイラストレーターのような何でもできまっせ、という器用さは感じないが、こんな風にしか描けないけどいいですか、ってな感じが好ましい。さすが、建物、室内の絵なんて、なるほどって感じなのだ。
そうそう、世の中ではアレッシ ALESSI のヤカンのデザインでマイケル・グレーブスは有名なんであった。
このヤカン、「バードケトル」はアレッシの看板商品なんだそうだ。
アレッシには高名な建築家、デザイナーのデザインしたものがいろいろあるが、この「バードケトル」は、形も色使いも建築家の仕事を感じるものなのだ。
イームズのいう.......「建築家」という言葉には、構造とある種の分析という意味、そして一種の伝統が含まれいる。........というのをこのヤカンにも感じるのだ。
Posted by 秋山東一 @ January 24, 2005 04:01 AM「こんなところに、マイケル・グレイブス シリーズ」のTBを
送らせていただきます。