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チャスとリサ、台所でパンダに会う

Architecture , BOOKS

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チャスとリサ、台所でパンダに会う

著者: フラン・レボウィッツ/挿絵: マイケル・グレーブス/訳者: 宮家あゆみ

ISBN: 4794965974
出版: 晶文社
定価: 1,200-円(+税)

ニューヨークのアパートに隣あわせに住む男の子と女の子、チャスとリサ、彼らが台所の奥のドアの中にいた二頭のパンダに出会う.....。

そのパンダ達の望み、パリに行って自由な都会生活をおくりたいという望み、それをかなえるべくチャスとリサは奮闘する......。というかわいらしい話、子供向けというより、夢見る大人向けのお話か。

このお話の挿絵は建築家のマイケル・グレーブス Michael Graves だ。
本職のイラストレーターのような何でもできまっせ、という器用さは感じないが、こんな風にしか描けないけどいいですか、ってな感じが好ましい。さすが、建物、室内の絵なんて、なるほどって感じなのだ。


alessi_1.jpgそんな話をしていたら、家内が「これもそうでしょ」ってヤカンをもってきた。

そうそう、世の中ではアレッシ ALESSI のヤカンのデザインでマイケル・グレーブスは有名なんであった。
このヤカン、「バードケトル」はアレッシの看板商品なんだそうだ。
アレッシには高名な建築家、デザイナーのデザインしたものがいろいろあるが、この「バードケトル」は、形も色使いも建築家の仕事を感じるものなのだ。

イームズのいう.......「建築家」という言葉には、構造とある種の分析という意味、そして一種の伝統が含まれいる。........というのをこのヤカンにも感じるのだ。

www.alessi.com

Posted by 秋山東一 @ January 24, 2005 04:01 AM
Comments

「こんなところに、マイケル・グレイブス シリーズ」のTBを
送らせていただきます。

Posted by: fuRu @ July 23, 2005 12:51 PM