FabLife | [ BOOKS , Be-h@us ] |
彼のレクチャアの始まりに、インクジェットプリンターの有無を参加者に尋ねて、大部分が所有しているのを見てから、「……近々、3Dプリンターを、皆さんが所有することになるでしょう」と言ったのが印象深かった。名刺交換の際、Be-h@us をご存知だったのがちょっとうれしかった。
パーソナルファブリケーションは唯の技術の問題ではない。パーソナルコンピュータがそうであるように……。
パーソナルファブリケーションは一つの革命であり、運動なのだ。
本書はパーソナルファブリケーションという世界の解説書であると同時に、田中浩也氏がパーソナルファブリケーションとの出会い、そして、その実践を描いたものなのだ。……Life の由来なのだ。
1章 ファブライフの始まり............
(1) パーソナル・ファブリケーション前夜
(2) インドのファブラボへ
(3) 世界のファブラボで
(4) ネットワークされた実験工房
(5) ファブラボの現場
対談1 巾嶋良幸 × 田中 浩也 「日本で世界で、ファブラボでは日々何かがつくられている」
2章 (ほぼ)なんでもつくる方法............
(1) アイデアをかたちにする授業
(2) ゼロからの製作14週間
(3) 弾丸コースへダイブイン
(4) 粉まみれの授業を終えて
対談2 遠藤 謙 × 田中 浩也 「ファブラボとDラボ―ラボ同士が有機的に結合する未来」
3章 ファブラボをつくる............
(1) 日本のファブラボ
(2) 人はなぜ「もの」にコンピューターを埋め込むのか
(3) 未来の「もの」のつくり方
(4) オープンソース文化とデザイン
対談3 すすたわり × 田中 浩也 「それぞれのラボづくりとオープンソース」
おわりに
付録(参考URL/参考文献/索引)
謝辞にかえて