CORE MEMORY | [ Art/Design , BOOKS , Computer ] |
CORE MEMORY ヴィンテージコンピュータの美
写真: マーク・リチャーズ Mark Richards
文: ジョン・アルダーマン John Alderman
訳: 鴨澤 眞夫
ISBN: 978-4873113579
出版: オライリー・ジャパン
価格: 3,570-円(税込)
シリコンバレーにある Computer History Museum に収蔵されている歴史的コンピュータの写真だが、その大部分がディテールの写真だ。「美は、その細部に宿る.........」そのままの写真なのだ。
史上初のコンピュータ、ENIAC.......ではなく、独で一民間人によって1941年に作られた Z3 から、ENIAC 、UNIVAC 等々の数々の巨大なコンピュータ、そして Cray.........、我々が今享受しているパーソナルコンピュータの時代は、1976年の Apple I からとなる。........最後は、1999年に Google が運用を開始したラックに収まった手作りのサーバーの写真だ。PC を相互に接続したネットワークが大型コンピュータに取って代わったのだ。
それは、ちょっと.........美とは無縁だ。
● 【レポート】Computer History Museum - 歴史的名機を間近に見られるコンピュータ博物館 | エンタープライズ | マイコミジャーナル
じんた堂さん、どうもです。
30数台のコンピュータを収録.........という本書の中で core memory はその一つに過ぎないのですが、書名にまで使われている........偉いってわけでしょうか。じんた堂さんが、そのあたりに親しい.......ってのは初耳であります。
akiさん、こんばんは、
会社に入った頃は、すでにコアメモリの全盛は過ぎていましたが、資料としてあったコアメモリやワイヤメモリを見る機会がありました。どちらもきれいに編みこまれたメモリですが、ワイヤメモリの製造は、西陣織の技術を応用したそうです。電気部品で京都に縁があるのは、エジソン電球だけではないかもです。
Kurita さん、どうもです。
ライト兄弟の初飛行が二十世紀初頭、ENIAC が中頃、まさしくアメリカの世紀だったんだと思います。スミソニアンにも、このコンピュータ・ミュージアムも行っていませんが、一度行ってみたいですね。
2001年にオープンしたというシリコンバレーの Computer History Museum、オープンまでの経緯が同所のホームページ/Press Roomのバックグラウンドに書かれていました。
それを読んで「なるほど!!」と驚いたのですが、私が1984年に訪れたボストンのチルドレンミュージアムに展示されていたビンテージ・コンピュータが、新しいミュージアムに収蔵されていたのです。
その他にも、当時、シリコンバレーには私設の小さなミュージアムがあり、友人の誘われて訪れたことがあります。
フェローにはアラン・ケーやウォズニアックもはいっています。
Computer History Museumは、アメリカ人がまた自分たちの歴史の遺物を集結した感じですね。スミソニアンの航空宇宙博物館を訪ねた時も同じ思いを感じました。