GONIO / VW-82 KÜBELWAGEN | [ Car , TOYS ] |
WILLYS JEEPを紹介したチェコの GONIO の最初の製品は VW-82 KÜBELWAGEN の1/24のブリキであった。
KÜBELWAGEN とはフォルクスワーゲンの軍用バージョンでキューベル・ワーゲンという。実車は、第二次世界大戦中、ドイツ軍のいるところ、アフリカの砂漠、ロシアの雪原、占領下のパリの街中といたるところに登場している。フォルクスワーゲン・ビートルと同じレイアウト、コンポーネントを使用、リアの空冷四気筒エンジンで後輪駆動、抜群の信頼性で大活躍したのだ。
最初はオープン・カーで後部座席に機関銃(MG34かな)を備えた AFRIKA-KORPS アフリカ軍団仕様というものであった。しかし、あれよあれよとそのバリエーションを増やし、濃いグレイ色の幌がかかった救急車バージョン、砂漠用のバルーンタイヤを履いた TOROPIC 熱帯バージョン、となんたかんたと5バージョンを数えるようになってしまった。
各バージョン毎に一台ずつのつもりが、ついつい、いつもの病気(沢山あるとうれしい症)が始り、デッドストックも....なんて考えているうちに、8台なんて数になってしまった。
その上、数量限定(3000台かな)のカモフラージュ・バージョンまででてきて、1045番をゲット、番号入りプレート付きの木製の台座、番号が刻印されたサンドカラーの上に緑色と茶色の二色迷彩の車なのだ。やれやれ。
一応、各車両についてその実車の由緒由縁が記録されていた。
1001 AFRIKA-KORPS X1 (Greece during the training of north Africa unshipping by the troops Africa-Korps in summer 1941)
1002 AMBULANCE X3 (France in 1944)
1003 TOROPIC X2 (Winter 1943 in Tunis)
1004 EAST X1 (Summer 1942 on the east front)
1009 PERSONAL X1 (Greece during the training of north Africa unshipping by the troops Africa-Korps in summer 1941)
WILLYS JEEP と同じく、薄い鉄板をプレスした部品を組合わせて構成されているが、本物と同じ薄い鉄板をリブ加工したボディは実に本物っぽい雰囲気で、ダイキャストモデルやプラスティックモデルには感じることのできないリアルなものなのだ。前席の両ドアは開閉することができ、後部エンジンドア、後席の雑嚢入れまで開閉、ダイキャスト製のエンジンまでついている。後輪はサスペンション付き、もちろん前輪はハンドルと連動してステアリングされる。
手入れも悪く、鉄板の車体は、少々サビや汚れで、やれてきているが、そこがまたリアルなのである。現実にウェザリングがなされたという塩梅なのである。
レスありがとうございます。やはりお持ちでしたね。
すごいなあ。楽しみにしています。ブリキはいいですねえ。今日はこの記事と写真に助けられて気分爽快です。
eirakusan さん、こんにちは。
このエントリーはお気に召していただけるんじゃないかと思っておりました。
おっしゃる通り、シュビムワーゲンもあります。ブリキでつくってあるという意味が十分感じさせられるできであります。期待してお待ちいただければと思います。
その前に、ちょっと掃除せねばという物の保存状態なのであります。
ブリキ製のキューベルワーゲンのこと初めて知りました。
学生の頃、田宮だったと思いますが、プラモデルで楽しんでました。たしかカブトムシは広告で水にも浮ぶなんて言われてましたね。(これはうそでしょうか)
それとシュビムワーゲンというのありませんでしたか。水陸両用の。いやあ楽しいですね写真拝見しているだけでも。