051023

(仮称)アースダイビング大会

Event , JEDI

tokyo_tower_0.jpgclick!

22日昼、六本木は高名なるザ・ハンバーガー・イン The Hamburger Inn に怪しげな面々が三々五々集合した。

本日は「(仮称)アースダイビング大会」決行の日なのである。

中沢新一の「アースダイバー」の内容を実地検分すべく、急遽、探検隊が組織され、その最大の骨子というべき「タナトスの塔・東京タワー」に向かうのである。夏の「NEDU/YANAKA zone 探検」のメンバー masa Tuk Tam AKi に加えて、matsu iGa furu の三人が加わり、隊員は総勢七名である。

天気晴朗にはほど遠く、小雨のちらつく中、12時30分、ハンバーガーで腹ごしらえした隊員達は飯倉方面に行軍を開始したのである。

この六本木界隈、最初にこのハンバーガー・インに来たのは1960年代、東事務所時代の親友・井上清紀氏に連れられてきたのが最初だ。そのハンバーガー・インも、今月25日に閉店とか、その前にここに来られたのは幸いというべきか。
まず、鳥居坂ガーデン跡地の駐車場から AXIS を経て飯倉の交差点、そこですぐに寄り道するのだ。右折してすぐの地下道の入り口に下り、地下の首都高を渡ってそのままのレベルで右折すると、不思議、洋館が並ぶ一画となる。スペイン村、正式には「和朗フラット」と言われ賃貸されているらしい。ここも、昔、井上に連れられてきた場所だが、かろうじてその雰囲気を保つ。

再びレストラン・キャンティ脇を上って外苑東通り、そして再び鼠坂なる坂道をダイブ、これぞアースダイビングの真骨頂か。祠と赤鳥居のある「狸穴公園」なる小公園まで下り、再びロシア大使館横の狸穴坂を浮上する。ロシア大使館前を過ぎてノアビルの手前右に入り直進、アメリカンクラブの裏に日本経緯度原点を発見する。

途中で折れて、桜田通りから、Hyperbolic Paraboloid の交差点に入る。たしかに、北緯40度線探検隊の坂本正治氏の記述通り特異な場所である。四本(榎坂、永井坂、土器坂、そしてもう一つ)の坂道が集まる鞍型の地形である。ノアビルの特異な外観もその奇妙さを際だたせている。

レーモンドの木造の聖オルバン教会の前から、東京タワーに到着した。

生憎の天候なれど、最大の山場はここである。展望券なる入場券は大人820円なり、エレベーターで大展望台150mへ、そこから特別展望台250mには大人600円なり、しかし、近年の高層ビルラッシュはその高さもあまり有り難みを感じない。
この333mのタワーができたのが昭和33(1958)年とのことだが、私が高校生の頃、冬のある日、立川高校の三階建て校舎の屋上から30km東方の東京タワーが肉眼で見えることを確認したことがある。

タワーを後にして、芝公園の森に入る。縄文もかくやと想像をたくましくし、徐々に暗くなってくるなか、芝丸山古墳に上り、その面影を辿りながら下山、日比谷通りに出て北上、増上寺山門前を右折、大門を通過して、そろそろ最終の目的の場所をを決定すべく密議を交わす。

小龍包を食すべく「新亜飯店」という意見が有力であったが、やはり.....となり、「秋田屋」へということになったのである。その一画、その繁盛ぶりにびっくりである。我ら、路上のビール箱での立ち食い立ち飲み、大いに楽しんだのである。しかし musashi のお三方は烏龍茶......やや、申し訳ないのである。

この日一日、この複雑な地形の面白さ、縄文の陸と海、我々七人はアースダイビングを大いに楽しんだのである。


追記 051024

(仮称)アースダイビング大会の参加者のブログ・エントリーがでそろったので整理しておこう。

af_blog: (仮称)アースダイビング大会
Kai-Wai 散策: (仮称)アースダイビング大会 (I)
  Kai-Wai 散策: (仮称)アースダイビング大会 (II)
MyPlace: 「アースダイバー」とアースダイビング大会
MADCONNECTION: アースダイビング


Posted by 秋山東一 @ October 23, 2005 10:06 PM
Comments

土曜日が晴れていたら、と考えたときに
夕いつ心残りなのは
東京タワーから富士山を眺めてみたかったなあ、という一点につきますね。
でも、小雨降る夕暮れの東京タワーがあれほど優しい表情を見せてくれていたことに、僕は心温まる思いで感動していました。

Posted by: fuRu @ October 24, 2005 10:08 AM

りりこさん、こんにちは。

あの日は、六本木ヒルズの展望台におられたとのこと、af_blog のコメントで知りました。今回のアースダイバー大会ではりりこさんのお生まれになった場所辺りまで潜っていたのですね。
「アースダイバー」を読んで以来、東京を見る眼が変わりました。いつも縄文時代の風景の上にレイヤーを重ねてみているような気がします。

又、アースダイバー的な視点からの散策を計画したいと思っています。参加されませんか。

Posted by: 秋山東一 @ October 24, 2005 08:32 AM

わたしはアメリカンクラブの崖下、
ダンナは根津神社のわきの出です。
地中深くもぐってみたくなりました。
わたしの生まれたあたりは
東京湾から渋谷川流域の、おそらく汐入だった場所になるのでしょう。
NOAビルあたりのにょろんとした起伏は、
歩いていても気持ちの悪いものでした。
近くの中の橋あたりは新撰組なども歩き回っていたようです。
アースダイバーは弟が貸してくれるようなので買ってないのですが
今のわたしの住まいの当たりも縄文遺跡などあり、
なにやらアースダイバー的視点では面白い場所なのだとか。
今後もアースダイビング、お続けになってくださいね。
楽しみにしていますから。

Posted by: りりこ @ October 24, 2005 08:12 AM

秋山さん
秋山さんは太陽です(^^; 東京タワーからの、雨に霞んだ眺望もまたオツでした。

Posted by: masa @ October 23, 2005 11:39 PM

masa さん、どうもでした。

面白かったですね。僕はとても....。最後の生ビールがあれば、どこでも、なんだろうがでかけてしまう.....でありましょう。
ところで、大会が今日だったら、どうだったかなってちょっと考えました。今日なら東京タワーも十分堪能できたのかなぁ、ってちょっと思うのでありました。

又。

Posted by: 秋山東一 @ October 23, 2005 11:24 PM

隊長殿コンバンワ。表示された途端に東京タワーが寝ている写真。もう、それだけで、大~笑いさせていただきました。秋田屋という湿地で、女装の龍と化した隊長の乱舞の余韻が醒めやらず、真摯に、かつ笑い涙をこらえながら、一字一句をありがたく拝読させていただきました。いずれ、この教えは、タオイズムとの交配され、アースダイバーの教典となり、数多くの教徒に受け継がれることと思います。
と、大いに楽しませていただきましたが、本来、勉強とはかくあるべき!という見本のようなフィールドワークになりました。秋山さんに引率していただけなかったら、あれだけの濃いポイントを探索することはできません。ほんとうにありがとうございました。次回がありましたら、また、是非ともお供させていただきたく思います。最高でした!

Posted by: masa @ October 23, 2005 11:01 PM