ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ | [ BOOKS , Cinema ] |
明日7日、月曜日から、世の中、仕事は始動……、正月休み中の課題を昨日終了した。それは、本書を読了することだったのだ。
どうも「読書力」の低下というよりも、Facebook, Twitter を開いている横の Mac を閉じれば、たちまちに読書力の復活……となることを発見したのだ。
というわけで、年末から読み始めた本書を読了したのだ。通常の文庫の倍……500頁を越え、沢山の登場人物の名前……押し分け掻き分けの読書だが、お腹一杯の読書であったのだ。
昨年、玉井さんの事務所の階下のギンレイホールで上映するのを見ようとしていた映画「裏切りのサーカス」を見損なって以来、本書を読了することは私にとって大いなる課題であったのだ。
ジョン・ル・カレのスパイ小説は、昔、「寒い国から帰ってきたスパイ」なんて読んだ記憶があるが、すっかり忘れている。いやぁ、実に大変で……面白い読書であったのだ。
なかなか良くできた映画……、本での精密さ、巧妙なプロットを期待しても無理だ。何気に匂わせて終わる終末も、何か映像にしてくれると……、白けるものなのである。何日もかかった読書に比して、二時間……、らくちんなものである。
しかし、本を読んでからの視聴すべし……、最初に映画見ても何が何だか……分かる物でもないし、楽しめるものでもない。ぜひ、本書を読んでから……。
玉井さんも本書「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」についてエントリーされた。
● 「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」=「裏切りのサーカス」 | MyPlace2