くりま 2009年 09月号 | [ Mag ] |
くりま 2009年 09月号
文藝春秋 増刊(永久保存版)
語り下ろし 半藤一利が見た昭和
出版: 文藝春秋
価格: 980-円(税込)
氏は1930(昭和5)年の東京向島に生まれた。戦時下を少国民として過ごし、1945(昭和20)年の東京大空襲を生き延びて戦後を迎えた。1953(昭和28)年に文藝春秋に入社し、多くの識者と会い取材してきた。その成果が「昭和の語り部」と呼ばれる数々の書物としてあるのだ。
本誌は「昭和史 1926-1945」のビジュアル版という趣きで、大変面白いものなのだ。「永久保存版」も納得なのである。
そらさん、どうもです。
この「くりま」の「ひろしま」の頁だけが、静謐な時間が流れているような気がします。私も石内都の写真集を手に入れようと思います。
今頃になってのコメントですみません。
夫は半藤一利さんの本をたくさん読んでいますが私は未読です。
でも昨日本屋さんで「くりま」を開いたところ、石内都さんの「ひろしま」の頁があったので買ってしまいました。
写真集「ひろしま」は去年手に入れました。
その中の「手袋」という写真…夏なのに手袋…と、心にひっかかりつつ覚えていた写真です。
今回開いた「くりま」の半藤さんの文章に
「丁寧な手仕事で拵えた可愛らしい軍手は、建物疎開に駆りだされた女学生の持ち物だったのでしょうか。」とありました。
改めて胸がつまりました。
kadoorie-ave さん、どうもです。
言い方として変かもしれませんが、「芸事」に達者でも、それを専門にしなかったという人はいるもんですね。この半藤一利なる人物は日本舞踊の名取……、それも国立劇場で舞ったことがあるってんですから、それもすごいですね。
私も先日、書店で見かけ、その絵のうまさ、おもしろさに舌を巻いて買ってしまいました。もちろん内容もとても興味深かったのです。この時代の人には、専門にしているわけではないのに、尋常でなく絵のうまい人が結構いますね。なぜなんでしょう...
Posted by: kadoorie-ave @ August 9, 2009 10:50 PM