RIMOWA / SALSA / 2 | [ Bricoleur , SELFBUILD/DIY , TOOLS ] |
例の借物の RIMOWA SALSA だが、保険金が満額……、購入した金額を支払っていただいて終わったわけではない。
RIMOWA 社から「修理不能」と言われた本体と、未使用の RIMOWA SALSA のロック部品が残されたのだ。
これは我が手にて修理しなければならない……と思ったのだ。
さて……。
長さ80mm、20mm巾のアルミ板に4mm径の穴三個、それを裏側に当てて、手持ちの超低頭4mmネジで止める。
作業途中の段階だが、ポリカーボネイト製の本体とアルミ板を適当な接着剤で接着、ネジ頭を塗装して終了だ。
これで、使えるようになるから……、めでたし、めでたし。
それが、たったの二回の洋行で破壊……、まぁ、保険金で違う物を新調したらいいんじゃないかと提案している。
こいつは、これで使えるようになった訳だから、彼女はスーツケース二台を所有することになる……。私も、これで次回も借りやすくなるというものだ……。
災い転じて福……なのだ。
ポリカーボネイト製の本体とアルミ板を接着は、上のセメダイン EP001N を使用した。
説明書に「いままで接着しにくかったポリカーボネイト……」なる記述があったからだ。
今までのエポキシ系のように硬くならず、柔らかいまま……、このあたり「強靭にして柔軟」な特性の所以か……。
そして、ネジ頭を黒のセミグロスの塗装を施して完了した。
本体ポリカーボネイトの裂け目と曲げによる変色は直しようがないが、機能的には元どおり使えるようになったのだ。
こいつを修理しようという意欲は、RIMOWA SALSA のロック部品が未使用の新品だったから……だな。
たまたま、壊れたリモワを引き取る時にロック部分が無かったので、ロック部分が付いていたのに無くなっている……と言ったら、ショップのストックの部品を付けてくれたのでありました。
……この事故で、壊れている可能性もあったのだから。