海馬—脳は疲れない | [ BOOKS ] |
海馬—脳は疲れない 新潮文庫
著者: 池谷裕二 / 糸井重里
ISBN: 4101183147
出版: 新潮社
定価: 620-円(税込)
早速、読んだのであった。「進化しすぎた脳」の講義録としての硬さもなく、これが面白いのだ。
糸井重里との対談を通して、脳科学最前線の情報がおしげなく展開されていく。
言葉のプロとしての糸井の発想が、どんどん脳の問題として深化していくのが気持いいのだ。
糸井 日本人的なことでいえば、師が無数にいるという感覚は、八百万の神の発想に近いですね。
池谷 人間の歴史と宗教の歴史って、たぶんおなじくらい古いわけですよね。
そもそも、脳の中には、宗教をつくる回路が用意されているんです。
糸井 え? ホントですか?
.........
池谷 側頭部の上の部分の、しかも左半球にあるんです。
........
どうですか、面白いでしょ。
この本はうちの事務所の指定図書なんです。
「意識」が大事であるとつくづく思います。
「進化しすぎた脳」よりも、面白いんじゃないでしょうか。
やっぱり、糸井というすぐれた聞き手というのか、対談者がいるせいだと思いますが。
しかし、トラックバックおかしいですね。タイトルだけが文字化けしているなんて。
Posted by: 秋山東一 @ August 22, 2005 10:38 AM「進化しすぎた脳」も面白かったので買い物のついでに文庫本買いました。
Posted by: iGa @ August 21, 2005 06:44 PMあー、おもしろかった!ぼくの生涯のベストテンに入るだろうな。
さっそく読んでMyPlaceにエントリーしました。脳細胞の神経のつながりってことが、ちょうどblogのようだと、勇んでトラックバックしたらうまくたながらない。そこで、やむなくコメントで代用しますので、MyPlace(下記のアドレス)も読んでみてください。
http://myplace.mond.jp/myplace/archives/000180.html#more