SAR / Class 15F | [ TRANSPORT ] |
先日、NHKで地球ドラマチック「蒸気機関車の“お引っ越し”!?」なるドキュメンタリーを見た。なかなか面白かった。
SAR とは South Africa Railway の略だ。
その南アフリカ鉄道の蒸気機関車 15F が、活躍した南アフリカの地を離れ、英国はグラスゴーの地へと帰る(この機関車は1945年英国グラスゴーの MBL 製なのだ)……。
その道程、その苦労を記録したものなのだ。
ダーバンの港では、永らく放置され痛んだ線路で岸壁へ、貨物船に載せるのにもクレーンで一悶着……、そんな苦労を"This is South Africa"というらしい。
その後、船の都合でハンブルグ経由……、無事、英国イミンガム港 Immingham に上陸、今度は陸路、トラックに載せられて……グラスゴーに無事到着したのだ。
南アフリカでは日本の国鉄と同じ軌間でありながら、大きく強力、高性能な蒸気機関車を稼働させていたのだ。その話し、齋藤晃著「蒸気機関車の挑戦」に詳しいのだ。
Posted by 秋山東一 @ September 6, 2013 02:12 AM