Classic Steam Locomotives of New Zealand | [ BOOKS , TRANSPORT ] |
藝大同期の青木シンさんから荷物が届いた。
開けてみれば、これ……、鉄道本、蒸気機関車のイラスト本なのだ。
絵葉書が一枚添えられており、そこには小さな字で、よく行く自由が丘の古書店で手に入れられたとのこと、これは君が所持している方が相応しかろう……とのこでお送りいただいたようなのだ。
ありがとうございます。
年代を追ってのクラシックな蒸気機関車の立面図、シンさん曰く「女性的な……」、Eric Heath 氏による美しいイラストレーション……、実に優雅な姿形なのだ。
蒸気機関車の本は数多あるのだが、書名の最後の一句 of New Zealand が俄然面白いのだ。
私め、ニュージーランドに鉄道があるのかも知らなかったし、そこに蒸気機関車が走っている姿なんて想像もしたことがなかったなぁ。
Wikipedia によれば、ニュージーランドの北島と南島の両方で、全長3,898kmの鉄道網を形成しているんだそうだ。鉄道の営業はもっぱら貨物輸送……だそうだ。
近代型の蒸気機関車も動輪8個の貨物輸送用……。
でも、一番驚いたのは、日本で一般的な旧国鉄由来の狭軌と同じく……、ニュージーランドの鉄道は軌間1,067mm(3フィート6インチ)なんだそうだ。……もっと親しくていいんじゃないかい……。
南アフリカも同じく……、植民地仕様というか……、それなりの理由があったのであろう。
Posted by 秋山東一 @ September 17, 2018 09:52 PM | TrackBack (0)