Distortion Compensation | [ Camera ] |
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私常用の Kodak V705 の後面である。誰かさんがおっしゃるようになんだか一昔前のラジカセという趣である。
液晶モニターが表示しているメニュー画面は、「歪み補正」の設定を ON/OFF する画面である。右側のスティックで切り替える。
この Kodak は多言語 (20カ国語もあるのだ) に対応ということで、いつも日本語なのだが、「歪み補正」とは英語じゃどういうの.......というわけで、ちょっとしゃれてみた。Distortion Compensation とあるが、「歪み補正」というよりも「歪み補填」って感じみたいだなぁ。
この「歪み補正」なる機能を、いつも ON で撮影しているが、これがなかなか面白いのである。
Kodak 二眼デジカメの最大の威力は超広角 (35mm換算) 23mm単焦点レンズの存在だ。
それが捉えた画像を、どんなアルゴリズムなのか知らないが、カメラ内部で歪みを「補正」してしまうのだ。超広角レンズでは「樽型」あるいは「ボビン型」の歪みが付きものだが、この機能、結構、強引に真直ぐしてしまうのである。
先日の「松本にて..........」のバラックの写真を見ても、皆、透視図のようになるのが面白い、正対写真のように真直ぐの写真は、まさしく「一消点透視図」という感じになる。前面の自動車はまさしく透視図である。
ちょっと斜に構えれば「ニ消点透視図」にもなるのである。
しかし、道路正面の建物は右手に開いてしまい、透視図の欠陥そのものという感じでもあるのだ。
まぁ、トリミングしてしまえばいいのだが。
こんな看板を記録するのにも重宝する。真ん中に捉えた画像はきれいに真直ぐである。ところが、こんな場合には遠景を思いっきり歪めているのでる。
dics さん、どうもです。
松本は雪ですか、春まだ来.........ですね。こちらも、今日は冷たい雨であります。
この Kodak 二眼デジカメ、なかなか面白いカメラなのです。
たかさん、面白い...... ですよー。
こんな面白いカメラを、どうして止めてしまったのか、残念でありますです。
玉井さん、どうもです。
その機能性、携帯性、とても満足しているのですが、意匠は一昔前の「レトロ」というところですね。
前面は二眼の特異性で気になりませんが、裏面は、クレードルの上に置いて充電しながら内部メモリの画像を表示させるというピクチャー・フレームの役割があるので、なんだか額縁のような意匠なのでありましょう。
今朝の松本は雪です。(屋根に2〜3センチ積もりました)
先日の写真を拝見して、特に左手の赤いBMWがこんな風に写るのは「これはどういう補正なんだろう…さぞ高級なデジカメなんだろうな…」等と考えておりました。
なるほどそういう機能でしたか。 納得しました。
なるほど、スゴイ(ちょっと面白い...)機能ですね...。
Posted by: たかさん @ March 31, 2008 08:17 AMなるほど。
リコーのデジカメで、斜からとった写真を正対したように、台形を長方形に直してしまうという機能をそなえたやつがありますが、同様の計算なのでしょうね。
貼り合わせる時には、遠いところにある端のボビン型を補正してしまうのでしょうか、面白いなあ。
しかし、このデザインは家電というか、ちょっと前のカセットデッキのようですね。